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yupiteru ni onegai
タイトルの一言に尽きる。しかし今更ながら出会えてよかった。
表題作と他2作品が収録されているけどどの話もちゃんと1冊分読みたいくらいに響いた。
まず絵が綺麗でストーリーも繊細なもので読んでて切なさで心臓がキュってなった。
それなのにえっちの描写も可愛くてえろくて最高でした。
表情とか手つきとかもう色々美味しいポイント多くてとても満足しました。
収録順で1、2番目のお話は受けの子達が幼く見え、ショタだと思ったけど高校生なのよね。きっと。
表題作はもう3P最高。ありがとう3P
最後のお話はもうただただ最高の一言。切ねぇしエロいしハッピーです。
木星を意味する〝ユピテル〟を冠した素敵なタイトルに
星を見上げる三人、というロマン溢れる表紙からは
想像もつかぬどエロさにびっくりしました。
こんなに可愛らしい作風で、こんなにエロいってすごすぎる…!!
そして、同時収録短編が切なすぎる…!!
色んな意味で驚きの連続の短編集でした。
『ユピテルにお願い』
大学生の幸輝が風邪で寝込んでいるとお見舞いにやってきたのは年下の幼馴染、
つり目でちょっと照れ屋な伊織とほんわか笑顔で穏やかな和人でした。
その夜、幸輝がふと目を覚ますと暗闇の中で伊織と和人がキスしていて…
目の前の光景に衝撃を受けながらも幸輝の体は反応してしまいます。
翌日、動揺した幸輝がうっかり二人のキスを目撃したことを漏らすと
二人は以前から幸輝に幼馴染のお兄ちゃん以上の感情を抱いていたことを
静かに話し出します。
そして、二人の手に導かれるままに欲望に身を委ね、一線を越えてしまう三人。
ずっと弟のように思っていたはずの二人と、しかも三人で!
もう三人で絡み合うシーンがすっっごくエッチでした///
男子高校生にして既に魔性すぎ…
一見すると、高校生には見えない幼げな容姿の伊織と和人が
積極的&尽くしまくりで、なんだかいけない光景を見ているような
気分になり、ドキドキしてしまいました。
突然の展開に戸惑いながらも、二人のそれまで見たことのない
淫らな姿に煽られて、理性もふきとび夢中で腰を振る幸輝。
伊織と和人は幸輝にとって幼い頃の美しい思い出とともに
無垢の象徴みたいなもので、そんな二人が幸輝に抱かれることで
純白の布が塗り潰されていくような背徳感がありました。
そして、背徳的であればあるほどに、いっそう艶めかしく感じられました。
だけど、同時に伊織と和人が幸輝に抱く想いは紛れもなく純愛で、
はじめは流されるだけで自分の気持ちに整理がつかなかった幸輝も
二人の一途な想いにほだされ、受け容れていきます。
一方、自分たちが想いを伝えたことで幸輝の未来を奪ってしまったのではと
葛藤し、幸輝に会いたい自分を抑える和人の思いやりが切なかったです。
たぶん幸輝はそこまで深く考えてないと思うけど(笑)
三人だとどうしてもアンバランスで、一人を奪い合う構図が多いけれど、
この三人の場合は三人で均等に愛を分け合うように、譲り合いながら
愛し合うのが印象的でした。
歪な関係には違いないけれど、そういう意味ではいつか壊れてしまうという
不安定さもなく、安心して未来図を思い浮かべることのできる3Pものでした。
『ヤンキー幼なじみのホントのところ』
子どもの頃、いじめられっ子の亨を
大好きなヒーローに扮していつも守ってくれた慶吾。
そして、ヒーローへの憧れを抱いたまま成長し、高校生となった亨。
片や大きくなったらヒーローになって、お前を守ってやる
と約束してくれた慶吾はヤンキーになっていて…
互いに幼い日の約束を守ろうとして、少し遠回りをしてしまったみたい。
慶吾が見た目ほどグレてなくて、相変わらず亨には弱いところが可愛かったです。
『星の花』
夏祭りの日、孤独な男が花火の音に誘われて出かけると、
祭りの喧噪に紛れて、男をじっと見つめる青年がいました。
後をつけてくる男の子に、ほんの気まぐれで声をかけ、
なりゆきから男の家に招待することに。
言葉を交わすうちに自然と身体を求め合う二人でしたが、
男の子にはある秘密があり…
男の子の不思議な雰囲気から〝何か〟あるんだろうとは思っていたけれど…
予想もつかなかった展開と結末でした。
男の子の〝やっとこっちに来れたんだ…〟という台詞から
思い浮かんだのはパラレルワールドでしたが、
先行レビューの輪廻という言葉にもなるほど、と思いました。
でも、こっちの世界でのおじさんも病気を患っているように見えて、
また別れがやってきちゃうのかな…とか色々気になってしまい、切なかった。
やっと会えたんだから、今度こそ長生きしてください(´;ω;`)ウッ…
◆ユピテルにおねがい
この三角関係は好き嫌い分かれそうですが、私はとてもハマりました。年下の2人に翻弄される攻めのユキも可愛いですし、同い年の相方も好きで、ユキのことも好きだという伊織と和人のコンビは、あどけなさといやらしさが両立していてたまりませんでした。双子じゃないんだ?と驚くくらい、この2人には2人でひとつという感覚を強く感じて。きっと、幼い頃から手と手を取り合って過ごしてきた年数のなせる技ですね。
そんな2人に迫られ戸惑いながらも、受け入れてしまうユキ。一見流されたようにも見えますが、年上の子が兄弟みたいだった同性の年下の子とエッチなこともしたいと思えるのは、やはり根底にそういう好意が芽生えないと難しいだろうと思います。逆ならハードルが下がるけれど。ユキの、自分を直向きに慕う2人を愛おしいと思う感情はちゃんと伝わってきました。そして、なんといっても濡れ場の描写が秀逸です。伊織が責められるのも、和人が責められるのも、萌える。強いて言うなら、私は伊織をより責めたくなってしまいましたが。幼馴染同士のエッチな三角関係を存分に楽しめた作品です。
◆星の花
短編ですが、それなりに濃い濡れ場もありながら、良い読後感の残る作品でした。初対面なのに犬のように可愛らしく懐いてくる少年の正体。飼い主への想いを募らせていた少年が、とても愛おしかったです。
受けの伊織くんと和人くんが可愛すぎました。エッチ中は恥ずかしがり屋さんだけど敏感なのか大好きな幸輝くんに触られてずっとあんあんしてる伊織くんと、普段はのんびりしてて世話焼きな印象の和人くんだけれどエッチになると3人の中で一番積極的なギャップも良かったです。あと、幸輝くんの表情が受けみが強くて!笑 いつか、他作品の同時収録でもいいので和人・伊織×幸輝が見てみたいなぁと思いました。絶対萌える...!!!
ただ、「二人の願い事はこれからずっと 幸運の星であるこの俺が叶えてやろう」とかちょっとクサい台詞が独特だなあと思いました。3人で付き合いはじめたてのエピソードではじゃあ2人のときはどうするの?ってなり、最終的に3人じゃないと嫌だ!と結論づけ攻めが紙に3人で可愛がってる猫のよっちゃんの絵を描いて3つに切り星座に見立てお守りにしたり...同時収録作品も含めて少女漫画的なロマンティックな展開が好きな作家さんなのかなーと感じました。
読み終えた後BL作品を読んだのか?と不思議な気分でした。
えっちもたくさんしてましたし男同士の恋愛なんですが、どこか別格のような作品でした。
最初の3人の話は、3人の絆がすごくて、最初から最後まで3人の世界を覗き見しているような感覚でした。攻めが1人、受けが2人なのがどんな風なのかみてみたくて、伊織は受けで、和人はどっちもできそうで、ゆきちゃんは攻めって感じなのかなと思いそういうパターンもあるんだなと思いました。顔的には和人の方が受けっぽいのにリードするタイプで意外でした。
顔と性格がちぐはぐでいろいろ予想外でした!みんな可愛いことには間違いなしでした。
ヤンキー幼なじみのホントのところは、読みやすかったです。攻めの慶ちゃんはヤンキーですが可愛らしい顔で、可愛い顔のヤンキーもいいなと思いました!
2人ともずっとお互いのことを思い合っていて素敵な話でした。
星の花は、終り方が予想外すぎて泣けてきました。最初は病気か何かであまり外に出ない金持ちのおじさまが、お祭りで売りをやっている若者と出会い、えっちして終わりみたいな話かと思っていたら、ここはネタバレしませんがそういうことだったのかみたいな。
めっちゃいい話やんか!!!!みたいな最後にぶわぁっと良さが出るなんとも言葉にしがたい気持ちになりじわじわきました。
とにかく不思議でした!!
ファンタジックな絵柄と設定に意外なストーリーでびっくり。
BLだからね、そりゃああるわけだけれど必要だったかな?というくらいエロエロでした。
いや、伊織と和人のあふれる幸輝への気持ちが二人で慰め合う→幸輝を巻き込んで3Pへ、うん流れは自然だ。見た目が子供みたいで、子供の頃からの付き合いなのにエロエロで衝撃でした。
伊織が一人より今の方がいいとか、幸輝も二人の宇宙一かっこよくなければというのもわかりますが、二人のキスを見ただけでそこまでやれるのが不思議でした。
『星の花』
亡くなった飼い犬が人間に生まれ変わって?それとも飼い主が亡くなったの?
飼い主は病弱そうで。犬のお墓があって、でも家に犬はいる。
部屋に招待まではわかるけど、なぜそこからエロエロへ?
時間軸がわからないお話でした。
BLにこんなことを言ってはいけませんがエロエロ展開に説得力が感じられず。なのにやることはエロエロで。
キレイなお話だったのになぜそこまでエロエロにしなきゃいけなかったのか。
今まで電子書籍の1話完結のお話で読んだことはあったのですが、単行本で読むのはこれが初めてです。
表紙を見てショタかな?と思ったのですが…ショタはショタでしたが、攻め様が大学1年生というのにはびっくりしました(中学生くらいにしか見えなかったので…汗)。
その位、表題作の3人はみんな可愛いです。
3人は家が隣同士で幼馴染なのですが、和人と伊織は同級生、幸輝は年の離れた近所のお兄さんという関係です。
最初、伊織と和人が兄弟なのかと思ったのですが違いました…(汗)。
3人の中では伊織が一番お気に入りでした。置かれた状況がかなりシビアなせいか、外見とは裏腹にとても内気で言いたい事が言えずにかなり無理していそうな子です。
そういう我慢をしている時の表情がとても可愛くて愛しくて、もうギュッと抱きしめたくなっちゃう子でした。
同時収録作品は子供の頃にヒーローになると約束したヤンキーといじめられっ子のお話と、ファンタジーでちょっと不思議な感じのするお話です。
ヤンキーのお話も良かったですが、何と言ってもちょっと耽美な雰囲気のファンタジーのお話『星の花』が印象深かったです。
これは現実なのか、それとも死後の世界のお話なのか、どちらにも取れるようなお話で、個人的には死後の世界のお話ならいいな~と思った作品でした。
☆ここからは私の妄想ネタになります。
読後に色々妄想してしまったのですが、もしこの2人が輪廻のような体験を繰り返しているとしたら、ラストは幸せなシーンだなと。
決して体は強くなさそうな男、冒頭の4匹の犬と4つの犬のお墓とそれを見ている男とボーダーコリーに似た犬。
犬のお墓を見ていることは既に起こった出来事のように思われるのに、ではなぜ今4匹の犬がいる?
男が言う「最後」とは、男自身の最後なのか、それともボーダーコリーに似た犬の最後なのか?
少年が言う「こっち」とは?人間になれたという事なのか?それとも生の世界?死の世界?
ここの世界の人達は実はみんな死んだ人たちで、4匹の犬も男も最後の犬(少年になってるけど)もこれからはここでみんなずっと一緒に暮らすんだよっていうお話だと幸せだな~と延々と想像してしまいました。
切ないけど心も暖かくなる素敵なお話でした。
荒井よしみ先生の漫画の大ファンです。
ショタ受けが性癖な方なら買って損はありません。
まず、表題にもなっているユピテルにおねがいは、ショタ2人に大学生の攻め1人という最高のシチュエーション。荒井先生はショタを描く神です。画力がすさまじい。なのにストーリーもシッカリ萌えます。
エロシーンの描写も最高です。デッサンがお上手な方のエロシーンは安心して物語に入り込めます。
そして、私が一番感動したのは、最後に掲載されている「星の花」という短編です。
ぜひ、ネタバレ無しで読んでもらいたいです。途中まではおじさん×ショタという普通の売春ものかな?と思いきや、濃厚エロシーンのあと、まさかの号泣しました。
何度も何度も繰り返し読んでいます。そのくらい素晴らしい漫画でした。伏線の回収も素晴らしい。
何度も言いますが、ショタ受けが性癖な方は荒井よしみ先生の漫画を買って損しません。
素晴らしい作品を世に送り出してくださったことに心から感謝致します。
可愛らしい絵で、これぞBLファンタジーっていう作品でした。三人とも小学生でも通りそうな可愛らしい顔で、大学生のゆきちゃんも相手が年下だから攻めをやらせてもらえるけど、同年代なら完全に受けにされちゃうなと言う容姿です。受けの二人が最初は双子なのかと思ったら、ゆきちゃんを挟んでのお隣同士なんですよね。そう言う意味では、近親ではないので、ほっとしました。
他の方も書かれていましたが、受けの二人がゆきちゃんを好きなのとか、お互いを好きなのは細かく書かれていたのですが、ゆきちゃんは、可愛がっていた弟みたいな子達がキスしているのを見て、手を出しちゃって、守らなくちゃと思ったんですかねぇ?
なんにせよ、三人がずっと一緒に仲良くしてほしいと思わずにはいられないほど、可愛かったです。
三人の関係がばれてめんどくさくなったりしません
三人が幸せ噛み締めるだけです
だから安心して読めます
でも3Pにつられて買ったらあんまり3Pぽくはなかったです
あと残念なところは普通の厚さなのに三本作品が入ってるため 続きくれっ て感じになります笑
幸せな三人に萌えますあったかくなります
続きでてほしい
最後の話は悲しいけどほんわかって感じで表紙とはテイストがちがいます
迷ったら買うべき一冊です
繊細で緻密な絵柄の作家さんです。
温かみのある少女漫画な絵柄なのに、性描写は濃厚です。
エロス大好物なので、私は大変有難いです。
全てのコマが丁寧で美しいです。
表情やしぐさなどのディテールまで、本当に丁寧に描かれています。
かなり大胆な性描写をされていると思うのですが、不思議と下品にならないんですね。
作風もあるのでしょうが、描かれる身体の曲線などが美しいからでしょうか。
本当に絵が好きで、相当本格的に描いて来られた方なのかなと思います。
作画が本当にクオリティが高い為か、読み終わった後は短い映画でも見た後のような感じでした。
本当に三人がこの世界のどこかにいるような。
主人公の幸輝は、優しくて流されやすい男の子です。
幼馴染の年下の二人に流されるように身体を繋げてしまいます。
漫画の主人公にしてはパンチがないかもしれないですが、それがリアルでした。
若い彼の優しさ、葛藤、困惑。
(何も確たることは言えないけど、)それぞれの道に進んでもまたかえってくると言うシーンは、
今の彼なりの三人の関係に対する答えで、前向きで嬉しかったです。
受の子二人が可愛くて、私は特に伊織が可愛かったです!
他に二作品収録されていますが、特筆すべきは「星の花」でしょうか。
良い作品です。素敵な作品です。
ですが私はこの作品を読む時は心を強く持っておかないと、泣いてしまいます。
動物好きな方や、人生の経験をある程度積んできた年代の方には、少し切なすぎるかもしれません。
総じてクオリティが高い作品を描いて頂ける作家さんですので、
これからもご活躍に期待しています。
表題作は幼なじみもの3P。
大学生の幸輝には2人の幼なじみがいる。ある日、風邪を引いた幸輝のアパートに2人が看病に来てくれたが、泊まることになった2人がキスしているところを目撃してしまい…。
攻め1人に受け2人という、珍しい組み合わせの3Pでした。
攻めは大学一年生、受け2人は年齢表記はないのですが、高校生攻めとランドセル背負った低学年ぽい受け2人というエピソードがあったので、多分中学生になりたてくらいかな。小中学生設定を「中学生」と書けないとは世知辛い世の中です…。
まあそういうわけで、ショタ風味の楽しめるお話です。ショタ2人は、1人はおっとりふわふわ系、もう1人は関西弁の八重歯くん。どちらも可愛くていい感じです。半ズボン履いてたりして萌えました。
受け2人に比べて攻めはややインパクトに欠ける印象でした。もうちょっとしっかりしてくれないと、不幸な未来しか見えない…。まあ受けくんたちを末長く愛してくれそうな良い子ではありましたけど。
エロは、ショタ風なためか背徳感が強く、個人的にはグッときました。
同時収録の短編が2編。
ひとつは特撮ヒーローに憧れている高校生受けと、その幼なじみの不良くん攻めの話。こちらは面白い設定ではありましたが、受けと攻めが久しぶりに会った感じで、なのにお互いすごく執着があるような設定なのが少々疑問でした。
もうひとつは大きな屋敷にたくさんの犬と住むお金持ちが、花火の夜に謎めいた少年と出会う話。ファンタジックなメリバ話で、不思議な雰囲気の作品でした。
個人的には表題作が萌×2、あとの収録作が萌というところです。
電子配信されていた作品をまとめて収録した荒井先生2冊目のコミックスです。同時収録されている「星の花」は電子配信されていた「犬ではできないこといい?~ぼくの初めて~」という作品のタイトルが変更されたものだと思います。
・『ユピテルにおねがい』
正直、購入したことを後悔しました。荒井先生は表紙も中も絵がとても綺麗で、幼く見える絵柄でエロが先行しながらも、『あふれてしまう』では、最初唐突に思えたカップルの感情が、ストーリーが進んでいくとともに分かりやすくなってきて、エロも含めて楽しめたのですが、こちらの作品は読み進めても全然入り込めませんでした。
弟分二人のキスを目撃してしまうシーンなどの雰囲気が素敵なのに、そのあとのAV紛いな3Pで、折角の良さが消えてしまったようだし、和人と伊織の出会いや、二人が幸輝を好きになったきっかけも描かれているのですが、それが幸輝が二人を受け入れることになる理由には弱くて、流されているとしか感じられず…。
3人それぞれの複雑な感情も描かれているので、エロだけではないストーリーにしようと言う努力は見えるのですよ。それでも私の心に響かなかったのは、幸輝のキャラのせいかもしれないです。大学1年生と言うことですが、見た目も中身も幼すぎます!和人と伊織の年齢は明記されていないので、想像でしか有りませんが、中学生ぐらいなのでしょう。でも幸輝=中学生、和人&伊織=小学生ぐらいに感じてしまうので、「俺が守る」「二人の願いは俺が叶える!」と、大学生活にも馴染めていないような幸輝が豪語しても「もっと大人になりなよ」と言う気分になってしまいました。
・『ヤンキー幼なじみのホントのところ』
幼なじみを守るために「ヒーローになる」と言っていた慶吾と、いじめられっこの亨。時が経ち、慶吾はヤンキーになっていて…。
亨のために強くなりたいとか、ヒーローごっこをバカにされた慶吾が、ヒーローは大人がなるんだから、大人になるまで忘れちゃいけないとか言うシーンは好きでした!いいよねヒーロー。
だけどやっぱりHへの展開が唐突だなぁ。1話目で人気が出ないと2話目は描けないとかあるのかな?勿体ないと思います。
・『星の花』
孤独なお金持ちの紳士が花火の夜に出会った謎めいた少年の正体は…。これは評価が別れる作品だと思います。私はとても好きです。花火の夜、孤独な紳士、謎めいた少年、紳士と暮らす犬たち。それらがとても美しく描かれていて、切なくて懐かしい夢を見た時のような不思議な感情に泣きたくなりました。
SEXシーンが思いのほか濃厚なので、犬好きな人にもその辺が評価の分かれ目になるのではないかと思いますが、これはエロシーンではなく【愛の行為】なのだと思います。うん、この作品、私はとても好きだな。
表題作と2つ目だけなら「しゅみじゃない」を付けたでしょう。『星の花』には萌×2を付けたい。総合して「萌」にします。
絵も綺麗で個性もあり『星の花』のような作品も描ける荒井先生。頑張ってほしいなぁと思います。