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escape journey
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
1巻で良きところに落ち着いた太一と直人ですが、毎日笑って楽しく過ごすことがゴールではないことを突きつけられた2巻でした。
一緒にいると幸せで、これから先もそれが続くことを願う気持ちはふたりとも同じだけれど。
どうしても越えなければならない壁があることもそれぞれに理解しているので、色々なことが絡まってすれ違ってしまうふたりを見ているのが本当に苦しかったです。
軽々しく自分たちの関係を明かすことができない葛藤と、ふたり一緒に居られるなら周りなんかどうでもいいという本音と。
その狭間で揺れて動けなくなって、だから話し合いたいのに時間も合わなくて…
そんな彼らの交わらない日々にヒリヒリして、仁科の謎な言動にもハラハラでした。
2巻は甘々なターンが少ないのでずっと抉られっぱなしで本当にしんどかった…
「男同士で付き合っている」という部分に悩んでいるところ、近ごろの作品の比ではないほどに心に突き刺さる痛みがありました。
前に読んだ時よりもずっと痛く感じました。時代もあるかもしれないですね…。
めちゃくちゃダメージを受けてますが、しっかりと最後までふたりの気持ちを受け止めたいと思います。
ひざさすってはなれるトコ!
2人にしかわからない感よ。
手って素晴しい
なんか体温伝わるよな
仁科!名前はき
天才
こうず、視点の移動がすげー
デッサンで好きにならない.
展開をみたことがない
「ええですやん」笑
線が優しくなる
指先がよろこぶ
泣きそうになる
読み返しです。1巻で別れた末、互いに諦めきれず復縁した2人。しかしそう簡単に2人の関係は上手くいかない。そこがもどかしくリアルで好きです!前半の描き下ろし姫始め最高でした。新しく登場する仁科は過去に付き合っていた恋人に浮気された事が原因で全てが真っ黒に見え、今までの絵が描けなくなってしまった。しかし、直人に出会って彼の繊細さや優しさに惹かれていく。触れたらどんな反応するだろう?そんなことを考えていると、仁科の目には光が戻っていく。歪な片想いは報われなかったけど、とても心に刺さりました。ずっと直人の事好きでいて欲しい...。
とにかく続きを見せてくれ…!!というのがこの作品を読ませていただいた後の感想です。
本作品は大学3年生まで成長した直人と太一2人の話です。時が経つに連れ、喧嘩も少なくなり、穏やかに過ごせていた太一と直人。そんなある日、太一に"ミスターS大"に立候補しないか、という誘いが友達から掛かります。はじめは乗り気でなかった太一でしたが、直人との温泉旅行に釣られ立候補することになりました。
順調に進んでいたとき、美術部の仁科京に大学内で太一と直人がキスしているところを見られてしまいます。仁科はばったり出会った直人に対して、どうせ男同士、だとか、長くは続かない、なとどネガティブな言葉をたくさんぶつけてきます。仁科の言葉が刺さった直人は、自分と太一が一番幸せでいられる道について考えだしました。
男同士が誰もに認められるというわけでは無いと思いつつも、太一は心のどこかで誰かに太一と直人を認めてほしいかのようでした。現代の日本、太一も直人も本当にこの世界に生きているようでした。
描き下ろしの漫画は一番初めにありますが、イチャラブ年越しカウントダウンセックスで、やっぱり可愛かったです。心が救われました。
読み終えた後、なぜ3巻も一緒に買っておかなかったのか…!!と自分を責めてしまいました。購入するのなら「エスケープジャーニー」シリーズは一緒に購入するのをおすすめします。続きが見たい〜!!!(3巻を購入していない腐女子の嘆き)
おげれつたなか先生の漫画…なんと言ってもコスパがいい!!
一ページ…いや、一コマずつ読み込めるので幸せな時間が続く…。
今回は第三者の介入で、いい感じになった二人の間に波乱の予感…。
付き合っていくうえで大事な「カミングアウト」問題に焦点を充てた巻です。
一巻も凄かったけれど二巻が本番なのでは…?と思うくらい、壮絶でした。
攻め太一の境遇が明らかになり、お互いの温度差やすれ違い…。
また、今回のキーパーソンでる もすごく良かった。
最初はただの嫌な奴かと思いきや…!?
は~~おげれつたなか先生、脇役をただの脇役にしないところがまた凄いのなんの…。
本当に作画も構成もセリフも見せ方も全部凄い。
凄いとしか言えず、とても良い意味で”語彙力を奪っていく本”。
男の子同士だから、という切ない思いを丁寧に描かれていて、BLでしか味わえないから本当にBLを好きでいて良かったなぁと痛感。
気になるところで二巻が終わるので次巻も絶対に買いです。
あと、買うなら紙媒体がオススメです。
1巻であまりハマれなかったのですが、信じて2巻読んで良かったです。
当て馬の登場、お互いの家族の問題や将来など…二人の向き合わなければならない問題が立ち塞がって、ただラブラブというわけにはいかなくなってきました。
夜明けの腐女子としては、美味しい展開になってきて1巻よりも断然入り込めましたね。
しかも当て馬の仁科がタイプでですね♡
おげれつさんのキャラクターで1番好きな見た目。
直接二人には絡んでこないのかなぁ〜と思いきや、ラストでキターーー。
3巻が俄然楽しみになってまいりました!
見せ場がいい〜〜っぱいあるんですけど何なら全部見せ場なくらい絵やコマやセリフがすばらしいんですけど大中小順繰りにきて特大もありましてね。
初ちゅうとか大好きでね。
トドメの3巻のタイトル回収のどどどおおぉぉぉぉ〜〜〜んんん!!!
見開きはあかん✨
涙腺かたい私がじわっときました。
降参です。
ツボというツボを押さえられましてね。
ハリツケ状態ね。
総合格闘技で優勝ね
完璧ですよね。
でエロがしっかりぬっちょりエロいずるいですw さすがヤリさま✨(未読だからはよ読まなあかん)
直人のメガネがエロいお顔がエロい声の字がエロいシリアスとの対比がずるい✨
同級生同士のすれ違い、、、的なストーリーはベタっちゃあベタなんですけど、しっかりストーリー構成されていて見ていて面白いです。
そしてなにより絵が素敵……。
エロシーンはめちゃめちゃエロくて最高です。さすがおげれつたなか様。
エスケープジャーニーはただ単に男の子同士がイチャイチャするのではなく、
同性愛への偏見や差別も題材になっていると思いました。
周りに認めてもらいたいのに偏見や差別のせいで相手に迷惑をかけてしまうかもしれない……と悩む姿はとても愛らしく、悲しくなりました。
仁科と言うキャラクターも出てくるんですが、黒髪で長めでハーフアップ的にして縛っているので好みです。
すこ。
長くなりますが、良かったらお付き合いくださいm(*_ _)m(※語彙力不可 不快に思われた方は申し訳ございません。)
本当にこの漫画は考えさせられる話。
1巻もそうでしたが、涙が止まらない
読んだその日には一晩中泣いていたぐらい。
話が変わりますが、私は昔お恥ずかしいながらBL漫画故に同性愛者に苦手意識がありました。←中学卒業前まで 身近に感じなかったこともあったのですが、出会ったとしてもなるべく関係をもたなかったです。(口が悪くすみません。)ハッキリとした不快な気持ちはなかったのですが、ただただなぜ同性なのかと。しかし高校入学後、仲良くなった友人がBL漫画などが好きでよく話を聞くことが増えました。その頃から少しずつBL漫画などに触れ始めました。そしてこのおげれつたなか先生の「エスケープジャーニー」に出会いました。初めはエロを見に安易な気持ちで読んでいました。しかし、読んでいくにつれ、同性愛者の気持ちや苦悩などが分かり、昔の自分が恥ずかしくなりました。言葉にはしてないですが、自分の態度や気持ちが傷つけていたんだなっと、人権を無視していると。同じ人なのに、その人たちの気持ちを否定するのはやはり間違っているのだと。
正直自分はノーマルなので、直接的な気持ちは分かりませんが確かに心には思いが伝わりました。
私はこの作品に出会えたことを本当に感謝しています。
この作品には沢山の心に響く言葉があります。
それらの言葉は「ただ単に漫画のセリフ!」だからではなく今現に私たちの身近な人達の思いなのではないのでしょうか?今現在頑なに否定することが多いと思います。その中で彼らはいつも感じてる。伝えたくても伝えれない、世間の目にはやはり異常なのかと。それらがその人たちを苦しめているのではないかと私は考えます。
これからの日本、少しでも彼らにとって過ごしやすくなるよう願っています。
1巻ではとりあえずハッピーエンドという感じで終わっていましたが、2巻3巻が出ていることからこれからもすれ違いなどがあるだろうとは予想していました。
とにかく心理描写がスゴい。
表情がなんとも言えない切なさを出していてとっても泣きました。
とても複雑な心の動きなどがあり、時々難しくて理解できない時がありました。
中盤で太一が、「太一の母」と、「仁科」と、「直人の母」の顔を思い浮かべて、直人に「お前も…」と言ったシーンです。そう言いかけて「はっ」としている描写があったので、なにか続けて言おうとしていたのだと思います。そのあとふみちゃんにも、昨日直人に「取り返しのつかないこと言いかけて」と言っていたのでそのことだと思うのですが、太一は一体何を言いかけたのかが分かりませんでした。顔を思い浮かべた3人になにか共通点があったのかな?と考えてみましたが分からなかったので、わかる方教えていただけたら嬉しいです。
とにかくこのお話は本当におすすめです。
3巻まで読みましたが、読むべきだと思います!
おげれつたなか先生ありがとうございます!!!
せつなーい!1巻で無事に復縁出来た二人が甘い大学生活を送れると思っていたのに、周りが見えていなかった二人がお互いの家族や友達などを思うあまりに現実的な問題にぶち当たり、どうすればいいのか悩むのが今回のおおよそのストーリーでした。
太一は自分の母親のこともあるし、高校時代の失敗もあるので今回はかなり慎重に考えてしまっています。そんな悠長なことしている間に直人に近づく仁科にー!!
二人の家族や友達へのカミングアウト、仁科との関係など気になるところはたくさんでどれも疑問を残したまま3巻へ続くわけですが、うまくみんなの理解を得られるといいなぁと祈るばかりですね。
直人、今日も眼鏡外さずプレイかよ!
濃厚、ヒメハジメ エッチから始まる2巻です。
喧嘩をしながらも、順調に日々を重ねてきた直人と太一。
4年生になり、目下、友達との話題は、
就職、卒業旅行、ミスターS大への太一エントリー。
2人の関係を知っているのは、ふみちゃんだけ、
ハッピー終了か!と思いきや…
卒業したら、一緒に住もう。
簡単に思える小さな希望すらままならず、
学生から社会人へと向かう2人に、世間の壁は大きく立ちはだかる。
学祭を前に、直人を見初めた美術部の仁科に、
直人と太一の校内キスを、隠撮りをされ、
口止めに仁科から、デッサンモデルを頼まれ受けてしまう直人。
仁科自身も、ゲイであり、直人と太一の関係を疎んじていた。
離婚し、太一を置いて行った母から、会いたいとの連絡で、
直人同伴で待ち合わせ場所に行くと、
そこには異父妹を連れた、母が居た。
直人を紹介する太一に母親が向けた視線と言葉に、
自分だけを正義、自分の幸せを訴える姿に、
最初の試練が浴びせられる。
自分本位な行動と考え、直人置き去りのまま、暴走の太一。
加え仁科の所行を太一が知り、2人の気持ちがはすれ違ったまま、
ミスターS大選出当日を迎えた。
ミスターS大に選ばれた、太一が壇上から見た光景は、
直人を抱き寄せる仁科の姿だった。
大学生という守られた立場だからこそ、
濃密で、長い時間を共有できたけれど、
夢のような時間も考え方も現実は簡単に打ち砕いて行く。
太一母の意見が、一般的反応なのかもしれないが、
あまりの身勝手さに、嫌悪感しかない。
相変わらず、直人を困らせ、勝手な太一にも怒り。
男2人が認知され、生きて行くことの難しさを感じながらも、
2人が出すであろう答えを、読者は、待つしかありません。
ラブラブHが多いからこそ、シリアス部分も際立ち、
モヤモヤ感で2巻は終了しますが、
次巻 最終巻で答えが出ます。
3巻出たので、読む前に2巻読み返してました。太一またうだうだしてましたね。仁科何してくれちゃってんの!って思いながら読んでました。いくら直人の事を好きになっても無駄だから、葵君とは違うから!と。直人は太一とギクシャクしてもそれを他人のせいにしないという男らしさがあります。あの家族の中にいたら、コミュ力強くなるのが分かる。それに対して、太一のお母さんは太一の事を思ってるようで自分本位な人でした。1巻でようやくまとまったかに見えた2人が、就活が終わり卒業を迎えるにあたって、2人だけの閉じた世界だけでなく、家族や友達や社会との関わりを考え出します。学際のミスターコンテスト中に、仁科に直人が連れ出されるのを太一が目撃してステージ降りて追いかけるという、何ともドキドキ盛り上がるところで2巻は終わりますが、だからといって直人が取られる心配は無いと読んでると確信しちゃうんですよね。
3巻で完結おめでとう!してみれば。やはりこの2巻が一番好きで、素晴らしかったなぁ、とも思い返すのです。当たり前の事だけど、二人で愛し合っていれば ただ二人だけの世界で終わるわけでは無くて、家族とか、周りの人達とか、同性同士で付き合うという事が社会的に難しいという事に嫌でも気がつく。太一が、直人では無く、松山さん(ふみちゃん)に話すのが残念なんですが‼︎ 両親が離婚して、寂しい境遇の太一にしてみれば「きっと 俺だけじゃなくて。家族も友達も全部大事で。そういう なおが好きだ。」(中略)「俺が思ってるよりも 簡単に捨てちゃだめなものばっかで。」それでも。認めて欲しいと願う、二人で生きていくということを。
仁科は自分の失恋を消化しきれないままで生きてきて、楽しそうにしている太一と直人が羨ましかった、「どうせ壊れる」「そんなの信じられない」信じたくない。そんな暗い気持ちで近付いたけれど、一生懸命な直人に惹かれて行くんですよね。けど、彼は自分の気持ちすら告げて無いので、当て馬ですら無い。彼は自分の行動を反省して、多少責任を感じてもいるのですが、太一と直人の溝はそこでは無いっていう。太一の両親と違って、直人の(特にお母さん!3巻でも素敵です!)家族が温かければ温かい程、太一の胸を締め付ける。とても切なかったです。
バイトで遅くなるから、それでも朝まで大学の前で待つ直人。ずっと会えないままにすれ違い、ちゃんと向き合って話せないままの二人。
二人の隙に入ろうとする仁科。というモヤモヤしたまま終わる2巻。当時はあまりにも途中で終わるものだから、「えええー⁈」ってガッカリしたものですが、完結した今となっては、二人の気持ち、特に太一が直人を大事に大事に想っていること、それゆえに悩んだり苦しんだりしていること。直人が泣いたりする事があっても明るくて本当に良い子っていう、二人の心情が丁寧に描かれていてとても良い。そして、年越しエチもエロくてとても良い。
少し引っかかるのは、直人と少しでも離れたく無いというので、志望校のランク下げてまで直人と同じ大学、しかも専攻まで変えてる…っていう太一の執着。底知れない仄暗さを感じます。
そうは言ってもミスターキャンパスに選ばれる程のイケメンなんですよねぇ。可愛くてコミュ力高い直人のが、よっぽどミスター候補だと思いました。
2巻ですね。大学3年の年越しから始まります。この時はラブラブだったのにぃ。
男同士の問題がほぼ一冊にわたって重く書かれています。
きっかけはキスを写メで取られた仁科のちょっかいでしたが、次から次へと考えさせられる問題が起こり、もう二人が幸せで一緒にいられれば何もいらないではすまされないんだって悩みます。
男同士の家族や周囲への問題は色んな作品で書かれますが、さくっと解決せずここまで引っ張り悩み苦しむのも読んでる方も辛いです。
最後太一は直人に何を話すつもりだったのか、仁科に連れ去られて太一と直人がこじれないか、気になる所で終わりです。
仁科も自分の過去の経験から二人にちょっかいかけてたんですね。でも直人のことが好きでほっとけないようで。
1巻と一緒に購入しました。
大学生活も終わりにさしかかり就職も決まり、とても仲良しの二人にまたもや試練が…避けて通れない道なんでしょうが、大丈夫かな。
太一も直人もお互いを好きなのに上手くいかない、すれ違ってしまいます。仁科くんの登場もあり、最後の場面…え?そうなるの?という所で終わっていて…どうなるのかな?
直人くん、いい子だけど揺れ動く印象なので…心配。
全体的に恋の楽しさよりも厳しい部分が多く描かれている今作ですが、それも含めて必死に生きてる若さが伝わってきます。
ほんとに、続きが気になります。
1、2巻まとめてのレビューで失礼します。
2巻の発行が2016年なので、勝手に完結していると思って読み始めたこちら。
雑誌は買わない主義なのですが、続きが気になりすぎて2巻のあとの話が掲載されている雑誌まで購入してしまいました。高くついた…。衝動的にそこまでさせるおげれつたなか先生の魅力が奥深すぎてもはや怖いくらいです。
おげれつたなかさんの作品で初めて読んだのは「恋愛ルビの正しいふりかた」でした。
この作品は登場人物が苦手で、黒目が小さい目もちょっと怖い印象しかなかったのですが、その後すべての著作を拝読して思ったのは、「きっとこのひとは天才のひとりなんだろう」ということでした。
作品の幅は正統派からシュールなコメディ、シリアスにイタイものまでほぼオールジャンル。作画の精巧さに関してもBL作家界でトップ3に入る巧さ。何ですかね。脳と手に凡人には分からない何かが宿ってそうです。
そんなわけで「エスケープジャーニー」です。
高校時代に一時期付き合っていた直人と太一が、大学の入学式で再会するところから始まるこちらの作品。
もともとゲイではない。ただ本気で好きになった相手がお互いだった。選択肢が1択しかない恋愛。
1択しかないと聞くだけなら選ぶ必要がないから楽なように思えるけれど、1択だからこそ、その1択を手放さないように苦しんで悩んでぶつかって。2人の人間が本当の意味で1組の「カップル」になるまでがファンタジー要素少なめで描かれていました。
友達なら最高なのに恋人になるとだめになる。
どういう名前をつけたらうまくいくのだろう。
「2人の関係に名前をつける」ことに直人がこだわった1巻では、お互いに惹かれ合って求め合っているのにうまくいかない、一緒にいようとすればするほどすれ違うもどかしさから離れることを選択しようともがく姿が描かれています。居心地の良い友人では満足できず、恋人になればぶつかる。この2つの枠組みのどちらかに属さないと一緒にいられないと考える若さや、伝えたい思いをうまく言葉にできなくて、一番傷付けるような台詞を吐いてしまう幼さが感じられました。
それぞれに精神的に成長しながらそれを乗り越えて、「名前なんてなくても一緒にいられればいい」と気付けて2巻に突入します。
1巻が太一と直人、2人だけの関係の構築に終始したのに対して、2巻では仁科という別の要素が登場します。
中学時代に将来を誓い合った相手に裏切られた経験のある仁科は、ひとの気持ちの脆さを知っています。だからこそふたりの気持ちを疑って直人に揺さぶりをかけたり、それで思うような結果が得られなければ今度は太一を試したりして、自分が経験した裏切りは誰にでも起こりうることだと思いたいんですよね。だけど結局2人の気持ちの強さを思い知るだけで、さらには自分の絵に共感してくれた直人の真っ直ぐな気持ちを自分に向けてほしいと願ってしまう。
つらい。
自分が信じた結果失ったものを持ち続けている直人と太一。仁科は直人に惹かれていくけれど、仁科が見ているのは太一を想い、太一に想われている直人であって、引き離して自分の方へ連れてきたとしても仁科が欲しかったものが得られるわけではないんですよね。2人が作り上げてきたものを半分に割ることはできないし、半分に割れたとしてもそのピースは仁科のピースとは合わないものだし。だけど欲しがってしまうんだなあ。
仁科に関係なく、太一と直人も新たな問題に直面してすれ違っていきます。関係をオープンにしてもいいと思う太一と戸惑う直人。卒業したら一緒に住もうと言っていた太一も、自分の母親の反応や直人の家族のことを考えて、自分たちの関係がどれだけ周囲に影響を与えるか、直人にどんな負担がかかるかということに悩み始めてしまう。
2人の気持ちさえしっかりしていれば良かった1対1の段階を過ぎて、2人対周囲という段階へ。どう乗り越えていくのだろう。
同性カップルの理想を描くことは容易いけれど、現実は厳しい。その部分がかなり色濃く打ち出されているだけに、着地点が気になって仕方ありません。
ラストがハラハラです。ここで放り出されてどうしたらいいのという状況。
遅咲きゆえやっと読んだわたしは雑誌で続きをすぐ読むことができたけれど、ずっと待ち続けた方々は相当な試練の時間だったと思います。
3巻、早く出ますように!
だいたいおげれつ先生の作品は2巻で終わるのが慣例なので、この本の最後を読んだとき「つづきあるんかい」となりました。(良い意味で笑)この作品は先生が好きなものを好きなように描いておられる感じがあるので、本当に読者側にとっても心地よいですし、実際に内容も面白いです。
太一の家から帰るとき、「俺、子供産めたらよかったのにな」的なセリフを言う直人を振り向いたら泣いているシーンが切なすぎます。めっちゃ心を揺さぶられました。
大学生の生態、語彙などが無理がなく本当に自然です。真面目なのか、軽いのか分からない、彼ら自身も分かっていないところが若さ特有の溝だなと思います。スマホがあったり、女子学生のノリであったり、自分の大学時代とは少し違いますが、甘酸っぱさみたいなものは同じだなと色々と思い出すことがありました。
大学生の軽さと彼らの抱えている問題の重さのギャップが素晴らしいです。続刊を首を長くしてお待ちしております。
1巻読んで、すぐに2巻読みました。すごく続きが気になります。だいぶ日もあいてますしそろそろ3巻でますかね・・・?
とても惹きつけるストーリーだと思います。前回では攻めのことばかり書いてましたが、今回は受けのことも少し。
眼鏡男子はじめて読みました。ちょくちょく眼鏡かけるキャラは出てきますが、メインで読んだのははじめてでした。眼鏡キャラあまり好きではないんですが、受けの子が良い子でかわいくてすぐに大好きになりました(笑)
前回は正直攻めの愛が深くて、攻めばかりは目に行き、受けも攻めのことは好きだとは思うけど、実はそれほど受けは攻めのことが攻めほど好きじゃないんじゃないか?と思ってました。
しかし、今回読んで、受けも攻めのこと好きなんだなと実感しました。すっごく良い子でした。
また、今回は当て馬?かライバルか仁科が出てきましたが、こちらも最初は嫌なキャラだなと思っていましたが、過去が切なすぎで・・・
仁科がしていることは卑怯な気もしますが、受けが明るいからか、良い子からか脅されている割にはあまり暗くなくよかったです。だた、それのせいでメイン二人がギクシャクしてますが・・・。
とても気になる終わり方で、はやく続き読みたいです。
ストーリー構成としては決して珍しいものではないのに、ここまで読み手を惹き付けるのはおげれつ先生の才能だなぁと思いました。本当に一つひとつのコマの描き込みが丁寧で、特に今回直人の表情にはぐっとくる場面が多くありました。前作では若干太一が自分勝手にも思えたのですが、互いの想いの強さを理解したところから始まる今作は、前作より更にラブラブ度が増した上で、前作より重い苦難が2人にのしかかります。目が離せない展開が続きます。それを踏まえて前作から評価を上げました。
冒頭の濡れ場は寸止めを続けられて抜かれないようぎゅっと足を絡ませる直人が可愛過ぎました。個人的には濡れ場も前作より全体的に萌える描写が多かったです。また、同棲を提案する太一の「よくてもダメでも好きだから」という一言に、凄く大人になったように感じました。なかなか言えないですよねこういうこと。太一の母親に自分たちの関係を理解してもらえず涙を堪える直人のシーンは、一番印象に残っています。駄目元で行っていても、実際に受け入れてもらえないと辛いですよね。
新しく登場する仁科は直人に手は出しませんが惹かれてしまいます。彼がきっかけで直人と太一の関係は拗れますが、彼は2人の関係を邪魔したいというよりは、過去の自分の経験上つい2人を卑屈に見てしまうのと、とにかく直人の魅力を知りたいがために行動していたら結果的にそうさせてしまったという感じでした。仁科自身も凄く気になる存在なので、最後直人を連れ出した彼に、太一がどう向き合うのか次巻が大変楽しみです。
恋人同士になって順調な2人!おめでとう!…と喜んでばかりはいられない2巻でした。男同士の難しさも丁寧に描かれてておげれつさんは描きたい事がしっかり描けていて読者にもしっかり伝わってくるから上手いなあと。
新刊が出て読むたびに凄い!って思わされる作者様です
直人と一緒に居たい、直人さえ居てくれたら良いという太一と一緒に居たいけどそれだけじゃダメだと思う直人のすれ違いがせつない…新たに仁科君が登場!当て馬として終わるのかな?
もう少し深い所まで関わってきそうな感じ。
仁科も根はいい人なんだろうな~てっきり2巻で完結すると思っていたらまだ3巻に続くみたいですね!何やらまたまだ波乱の予感…次巻も期待大♪
同性愛者の苦難です…
本当に、ずっと一緒は難しいんですね。
お母さんも、心でどう思っていても、おめでとうの一言でもいってやれたなら。と思いますが、実際現状はそうなのでしょうね。ショックかもしれない。
難しいことはわからないけれど、何度も何度も喧嘩したって好きになる二人はすごく幸せなんだよ。好きになることをやめてはいけないんだよ。人を好きになれることは素晴らしいことだから。仁科君も、一度愛に絶望してしまったから。諦めないでほしい。そして、少しでも認めてくれる人が増えたなら、二人にとってどれだけ支えになることか…
三巻が気になります…二人がまた信頼を取り戻してくれたなら嬉しいです。仁科君も。
おげれつ作品で初めて買ったのはエスケープジャーニーでした。
ひゃぁぁ……初っ端のどエロ絡み…びっくりですよ…ものすごいネタバレですがここから下に書きます…
レビュータイトルからして下品、変態極まりない視点でみていますが、ご了承ください。
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年明けの姫始め絡みシーンのアングルの豊富さに脱帽致しました…。
私が見てきた、読んできた中でおっと、こんなところからも2人のイチャイチャを堪能出来るのか…!!と、
初めてでした。
「受け側のア〇ルから攻めの顔が見える。」
このアングルを描いたBL作家さんは果たして今までにいらっしゃったでしょうか…もうそこだけでも鼻血ものなのですが、そこからの受け側のお尻をあそこまでリアルに綺麗に描ける人を見たことがなかったので、食い入るように見てしまった…。同じことをしている人は世界中のどこかにひとりはいるであろうことを信じています。
さて、本編。
ほかのレビュー評価でもきっと沢山の方が書いていらっしゃいますでしょう。
「はやく続きをくれ。」
その一言につきます。
新キャラの仁科くん。彼が今回の物語のキーパーソンとなっていますが、私は敢えて、今回の物語の最大の魅力は、現代の同性愛のリアルな葛藤をマンガで忠実に再現している。ところだと思いました。
たいちくんは、冒頭では、『自分が幸せなら相手も幸せ。』という気持ちなのですが、現実はそう上手くいかない。
それを思い知らされるのが親、そして友達と楽しそうに喋るなおくんの姿。
そんな中、なおくんも太一くんにある秘密を隠していて…という展開で、お互いのことを考えてるのにうまく噛み合わないのはどうしてなんだろうと葛藤、苦悩がありありと描写されているのにぐっときました。
同性愛における葛藤の部分を一気に詰め込んだような1冊です。
たいちくんのお母さんの「私のせいなの?」は胸に刺さりますね。
でも、きっとどこの親も最初そう思ってしまうんじゃないかな…おげれつ先生は、人間の心の深い部分を物語として描写してくださるので、余計つらい。痛い。でも、好きなんです。こういうの大好きです…。(合掌)
今後の展開はシリアスに発展していきそうですが、幸せな2人をやっぱり最後にみたいですね。
続き、全裸で待機してます。(大の字)
一巻でくっついて最初イチャイチャしてると思いきや、やはり家族っていう壁が…
羽瀬には直人が必要なんだぁぁぁぁッ泣
身内はやっぱり受け入れ難いんですかね、、、
最初仁科嫌な奴とか思っててごめんなさい。辛い過去ですね。葵謝ってくれ(切実
「好きだから一緒に」って気持ちも「好きだけど女には」って気持ちも否定できないし…悩
最後の展開にはやはり驚きが!仁科動きましたね。優勝おめでとうとか思ってる場合じゃなかった!頑張れ、羽瀬!!!早く3巻読みたいです!!!!!!!!
最近はBLのストーリーも多様化し
「マイノリティ」や「将来」に悩む姿を
メインに描かれることも少なくなってきたな
それだけ日本でもLGBTQが浸透してきたということか
と、しみじみしていたそんな中、ドがつくほどの王道で攻めてきた!!
それでもさすがのおげれつたなか先生。古臭さは全く感じません。
二人の関係性について
前回は太一が不器用ながらも歩みを進めようと努力し、
それに直人の気持ちが追いついたという印象でした。
今回は太一は自分では直人の前を歩いていたつもりが、
直人の方が先に腹をくくってしまっていたことにより、
お互いを想う気持ちが空回りしている・・・もどかしい!
さらには同性の当て馬も登場し、
王道かつ正統派BLの様相を呈しています。
これだけ盛り込めば1冊では終わらないのも納得です。
とてもよかったです( * ˊᵕˋ )
前回は大学1年の2人の話だったのですが今回は3年たち、大学4年卒業間近…今後について考える頃になったな…という2人の話です。
あらすじ?的にいうと男同士、といった関係を「気にしていない」と言いながらももんもんと日々を過ごしながら悩む…という感じです…かね?
今が幸せなはずなんだけれども…、っていうのが「あぁぁ…」ってなりました(´・ ・`)
前回とはまた違った胸を締め付けられる感じ?でした…。
他のBL作品ではあまり考えたりしない見方?だったので「あー、たしかに現実的にはそうだよねー…」と思いました(´-ω-`)
今回新キャラとして出てきた仁科くん。当て馬キャラなのかなー、と思ったのですが彼にも暗い過去があって…。メインの2人が幸せになってほしいな、と1番に思うのですが彼にもちゃんと幸せになってほしい…、そう思える話でした(´・ ・`)
2巻のラストは「え…?!」といった展開だったので3巻がとても気になる…(*´艸`)
私の中ではもやもや、というよりはドキドキ?!って感じなので楽しみです♪
って声に出すくらい辛かった。
床に突っ伏して声を漏らしました。
しょっぱなの甘々な絡みからのこの展開。ダメージでけーーー!
でもほんと入り込んじゃうんだよ、感情揺さぶるんだよーおげれつさん、ほんと上手すぎ…好き…
現実は『好き』だけじゃ、通用しないですよね、大切なものが多ければ多いほど…
でも幸せになってほしいよー!2人の甘々エロエロのエッチみたいよー!早く3巻をよませてくれよーー!
ちなみに読み終わったあと、また冒頭の描き下ろしを読み直すとダメージが少し回復するよ!!
見ました...。なんといっても苦しい!!!
男同士の恋愛の難しさに、胸が苦しくなりました...。
このエスケープジャーニー2はおげれつ先生には珍しく、1巻で片がつくって感じでは有りませんでした!(でも某エロ部活漫画はまだ片がついてはないのか??)なので、まだスッキリとした気持ちにはなれません....。
はやくスッキリしたいですっ!!!!
また、新キャラの仁科くん!
仁科くんの気持ちも分かるけどっ!
けどっ!!
これ以上2人をかき乱さないでくれ〜!!!
と思ってしまいます...。
もちろん全部が仁科くんのせいでは無いんですよ!?
でもやっぱり仁科くんが現れてからというのも事実で.....。
あ〜!!!どうやったらこの2人は上手くいくのか!!!
3巻が楽しみですっ!
おげれつ先生のコミックは一応全て読んでいますが、高い画力と、例えばDV、例えばハチャメチャなエロ部活、といった一癖ある設定が魅力ですね。
で、この「エスケープジャーニー2」。
ものすごく正統的だと感じました。
一癖も二癖も何もなく、若いカップルが普遍的に遭遇するつまずきのはじまりを正面から描いておられる。
お互い好き合ってるのにかみ合わず、話をしても想いは行き違う。
多分太一が重すぎる……んでしょうね。これが男女モノなら友達と恋バナして気が晴れる案件でも、鬱々としてきてしまう。
3に向けての展望は、確かに太一xなおが仲良く収まって仁科も幸せに、っていうのが希望ではありますが、今はまだ仁科が「ありがちな当て馬」のままなので、仁科にもっともっと血肉を感じるリアリティを与えてあげて欲しい。それがたとえ仁科にとってバッドエンドでも、という気分。
仁科には凄い可能性を感じるのです。ただの絵の上手い子、ただのトラウマ持ち、ただの告げ口野郎ではなく、なおにちょっかい出して2人をかき回すだけじゃなく、仁科の生み出す世界があるはず。
背景の画がいつもながら感心。このまますぐ実写できそうです。(実写化希望という意味ではありませんよ、あしからず)
おげれつたなか先生の単行本たぶん全部持ってます!エスケープジャニー1巻も!
正直、金欠で2巻どうしようかなー続きどんな感じなのかな…って購入するのを迷ってましたが、やっぱり購入(*´꒳`*)
まだ1回しか読んでないですが、買って良かったです。
2人が仲良くて幸せな描写にほっこりしましたが
卒業したら同棲しよう発言や仁科くんの登場や隠し事や家族へのカミングアウトなどで2人の関係が徐徐にぎくしゃくしだして…
太一の母にカミングアウトしたシーンで涙出ました(/ _ ; )
仁科くんは過去のせいで暗くコミュ障になってしまったのかな…そう思うとにくめないし、直人に絵を褒められて嬉しそうなのも照れ屋な感じも可愛い。最初は直人のことタイプじゃないとか言ってたけど好きになってるし!
でも!希望としては直人と太一には同棲してずっと一緒にいて欲しいです!
続き!気になります!
乱文失礼いたしました!
すごく楽しみにしてました!
前回のエスケープジャーニー1巻が本当に大好きで2巻が出るって聞いてからずっと楽しみにしてました!
今回はシリアスな展開でしたが男同士だからこその困難や、問題がすごくリアルにかかれてて私的にはこういう展開が大好きなので感動しながら読んでました!
とってもいいところで終わってしまって読み終わった後に早く続きが読みたい!!って思ってしまっています…
個人的に新キャラの仁科くんが後半につれてかっこよくなってくるところも魅力だと思っています
なんでこんな繊細なストーリー展開ができるの!
おげれつたなか先生の描くキャラは‘‘生きてる’’って感じがします。
表情や心情の描写がめちゃくちゃリアル。なんというか、‘‘人間’’って感じです。
漫画の登場人物として作られたキャラクターなはずなのに、この世界のどこかに存在するカップルの恋愛を覗いてるような錯覚におちいります。
それぐらい繊細に登場人物の感情の動きが描写されていて、良い意味で漫画よんでる気になれない!
特に今回は、男同士の恋愛が世間では圧倒的マイノリティであることがテーマの1つだったので、同性カップルへの周りの偏見、
そして、周りの人の反応なんて気にしないと言いつつも、大切な家族や友人に認められたい、でも大切だからカミングアウトして傷つけたくない、大切な人達に拒絶されたくない、という主人公達の葛藤が目を覆いたくなるほど痛切に伝わってきて、心臓が締め付けられました。
しかも、新しい人物の登場も加わって、主人公達がすれ違ったまんま2巻は終了。
私の心臓は締め付けられたまんま終了。
......これ3巻が出るまで私の心臓このまんまなんですか?
くそぅ、冒頭の年越しラブラブ姫はじめの話を読んでやりすごすしか道がない。
エスケープジャーニー2、待ってました。
エスケープジャーニー1では大学一年だったのですが、エスケープジャーニー2では大学四年になった太一と直人が描かれています。
喧嘩しながらも仲良くやっていたのだなぁって考えただけでまず泣きました。開始2ページ目くらいで泣きました........
毎度ながらおげれつさんの画力の高さと、物語の構成の素晴らしさには頭が下がります。最高です。
作画の狂いや不安定さが本当にないなといつも思います。
2巻では新キャラも加わり、太一と直人の周りに変化も出てきてとても動きがあったなと感じます。1巻に比べ切なさもハラハラ度も増し、読んでいて「アアアッ.......;;;;」ってなりました。語彙力がないのが本当に申し訳なくなります。
3巻に続くようですし、3巻も楽しみに待ちます。
同い年で、社会人でもない二人
だからこそ不安や相手にあまえきれない気持ちがあってけんかとかしちゃうけど
それはお互いに思いやってのことだから、、、
blの根幹を担ってるマイノリティとしての苦悩
読んでて、嗚呼ぁとなるけれど
愛し合ってる二人を見てるとただ不安になるのではなく見守りたいという気持ちにさせてくれる内容でした。1巻でふたりの間のもんだいは解決したが、ずっと一緒にいたいという更なるステップに向かうには障害がたくさんある。
二人には理解者がいるのも読んでて安心できる要素です。
1巻読んでない人にもこの機会にぜひよんでほしい。エロもあるからとても満足。新キャラの登場含め次巻の発売が今から楽しみ‼
一読目は「中立」かなって思いながら読み終えました。
あまりにも読むのがしんどい、波乱しかない、萌えのほとんどない2巻だから。
こんなリアル過ぎるリアルさはBLには要らないよ、1巻であんなに綺麗にまとまった作品にこんなしんどいだけの続編必要だったかな?って思ってしまって…
しかもしんどいままで3巻に続くとか、うぉぉぉぉおぃマジかよ〜〜ってなりましたし。。
でも、1日置いて再読してみたら心が少し落ち着いたのもあって、このお話の未来には自分の欲しいカタルシスがきっとあるって思えたので「神」にします。
1巻とは違って評価がバラけそうな2巻です。
何がそんなにしんどいのか。
それは、マイノリティ層がぶつかり、場合によっては打ちのめされてしまうような要素が次から次へと描かれるから。
マジョリティ層の何気ないセリフの一つ一つが、致命傷にはならない程度のパンチ力で次々に襲いかかってくるのです。
一つ一つは小さなパンチでも急所を一回突かれてそこを徹底的に攻められたら、どんなに強くあろうとしたっていずれはヘロってしまうでしょう。
誠実に真摯に生きようとすればするほど生きにくい現実のままならなさが凄くリアルに描かれています。
気付いたら手のひらに爪痕が残るくらい手をぎゅっと握りしめて読んでました。
たなかさんの作品は40代手前の自分が読むにはだいぶん若いのだろうと実感します。
太一のような生き方は、正しいかもしれないけど生きにくい生き方だってもう分かってしまっているし、直人のような生き方も、直人が作中であんな風に涙を見せたように、やっぱりいつかは限界がくることをもう知っている。
欲しいのはその先なんです。
…だけどこの2巻ではまだ、たなかさんがどんな「その先」を描こうとされているのかは見えません。
気持ちはついつい早まってしまうけど、静かにじっと待ちたいと思います。
本当は1冊でまとめる予定だったのがまとめ切れなかったのかな?と思う急ぎ足感や詰め込み感が少しもったいなく思うので、この内容ならガッツリと腰を据えての長期連載でもいいんじゃないかなぁ?
新キャラの仁科くんが太一とは違うタイプの、これまためんどくさいこじらせ男子くんで。
しかし私の好きなタイプのこじらせ男子くんなので、重苦しい展開を引き起こしている張本人ではあるのですが、この巻一番の萌え提供者でした。
たなかさん、こじらせ男子描くのほんと上手いですよね。笑
しんどい2巻ですが、冒頭に収録されている描き下ろし番外編は焦らされ&満たされエッチエピソードで最高でした♡
次が出るまでこの番外編で繋ごうと思います♪( ´θ`)ノ
二人とも、前回あれほど喧嘩して、嫉妬して、悩みに悩んでやっとこさ元サヤに収まったわけですが、順風満帆とはいかないみたいです。
喧嘩することこそなくなったものの、当て馬登場に、将来の事や、親へのカミングアウト…。それらが積み重なってだんだんギクシャクしていきます。老婆心ながら、太一はもう少し直人のことを信用してあげてよー、と思いました。それに、周りに認めてもらいたくて焦っていたのは分かるけど、母親にカミングアウトするのはあのタイミングじゃないでしょ…。
シリアスな展開のまま次巻へ続きます。今更直人が仁科に靡いたり、大喧嘩したりっていうのはない様な気がするので、課題といえば太一がもう少し大人になることと!冷静な話し合いですかね?
3巻も楽しみです。
初めて読んだおげれつたなか作品がエスケープジャーニーでした。先生のお名前から突飛なお話を描く方だと勝手に思い込んでいたので、元恋人同士のすれ違いを描いた王道な作風に驚いたのですが、描き方があまりに巧みで、王道なお話もここまで読ませる作品になるのだなと感心してしまいました。ところがこちらの2巻は先生の持ち味が薄れてしまっているように感じました。
1巻でドキドキさせられた、神がかったシーンやコマの数々。過去の場面の挿入の絶妙さや、何度も描かれる手の描写で心情を語るコマ。それらの効き目が薄まって感じたのは、不穏な空気が漂うストーリーのせいなのかもしれません。
だから最初は「まぁ普通に面白いな」という感想だったのですが、感じ悪くて「いやな当て馬」だと思っていた仁科が、何度も読み返すうちにとても可愛く思えて来て、仁科の出てくるところばかり、更に何度も読み返してしまいました。今の屈折した仁科も、過去の可愛いくて健気な仁科もすごくいい。
仁科を無視できない直人もよかった。太一はハラハラしちゃうだろうけど、こう言うところが直人の良さですよね。
男同士でずっと一緒にいられるわけがないと思っている仁科。男同士じゃなくたってずっと一緒にいるってすごく難しかったりするのに、そんなこともわからないぐらいに恋愛経験が少なくて友達もいなかったんだろうなと思うと、なんだか愛おしかったり、脅しめいたことを言ったくせに、直人に嫌われそうになって「ごめん、ね」と慌てたり、一々可愛かった。見た目もすごく好みでした!
仁科のためにも太一と直人には一緒にいられる道を模索して欲しいなぁと思います。そして3巻ではどうか仁科も幸せになりますように!ぎゅっーと心に来る神シーンをお待ちしております!
大学4年生になった太一と直人のお話です♡1年生の時に再会して超ラブラブな大学生活を送っていた2人ですが、就職も決まって外の世界を感じ始めると、とたんに色んなことが複雑になってきます。今までは2人で「エスケープ」したっていい!って単純に思えたのに、お互いの家族やこれからのことを考えると、どんどん頭の中はグチャグチャになって、なんだかギクシャクしてしまいます。また、関係が長くなるにつれて好きってだけじゃ足りなくなって、やっぱり周りにも自分たちのことを認めてもらいたいと思い始めたり・・・つまり!愛する2人の成長と葛藤が描かれています。蜜月期後のお話ってことかな。
2人はまぁケンカもあったり、太一のコミュ力の低さと1人で悩んでしまうクセは相変わらずで、それが中々厄介ではあるんだけれども、今まで以上にお互いのことを強く想いあってるっていうのがハッキリと分かる1冊です。ただ・・・今回当て馬として同い年で美術部の仁科くんが登場するんですが、このコがんまぁー最強にウザい!!!!!!ウザすぎるだろww ゲイの彼には恋人関係でトラウマがあるんですが、そんなことは他人の恋路を邪魔する理由にはなりません。一言彼に言いたい、あなたが悪い人じゃないのは分かるけどとりあえず早く消えて太一の直人に絡んでこないで!!!(`Д´) ムッキー!!!こんな感じです。
仁科くんは絶対に3巻にも登場するんですけどねww なぜなら、2巻はかなり中途半端なところで終わってます。ただ、太一の母親とのダークな再会とか仁科の脅しとか結構ヘビーな内容もあって、意外にも私は満腹になったんですけどね。書き下ろしはお家でまったり年越しからの姫はじめです。太一の焦らしプレイ。良い(///▽///)
おげれつさんは1冊で纏めてくると思い込んでたから最終ページ見て叫んだ。本誌追ってないから知らなかったけど、まさかの以下続刊。すごく気になるところで次巻持ち越しになってメッチャ気になるよー!!(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾ ナンテコッタ!
1巻でキュンキュンさせられたシチュ萌えは今回はお預け。2巻でストーリーの軸に描かれているのは「2人でこれからもずっと一緒にいる」気持ちがあるけど家族との関わり方や世間のギャップに悩む姿で…。なんだか重苦しかったです(´•̥ ω •̥` )
前巻読んだ時に残ったモヤモヤは少し解消出来たかな。
太一を不安にさせないよう直人は「太一好き」っていうのをちゃんと出して、太一は素直に甘えるようにしてて。ちゃんとセックス以外のコミュニケーションも取れてるようなので安心しました。
で。ずっとラブラブ生活ではなく当て馬登場で一悶着ある今巻なのですが。
直人はキチンと話そう、話そうと努力してるんですね。
ここでキレたら前と同じなわけで、太一の悩みを一緒に共有しようと頑張ってて、ちょっとウルっとさせられた。直人の涙が胸にクル。でも肝心の太一が…。
「2人が幸せならそれで良い」と思ってたのが、本当にそれが幸せなのか・直人の為には良くないんじゃないかと気持ちにブレが出てきて、気持ちの整理がつかないからって直人までシャットダウンして遠ざけて…。もう本当太一の成長の無さといったら!!ヽ(#`Д´)ノ
そして新キャラの仁科。
上手くいってる2人の間に波風立たせた張本人。邪魔の仕方が好きになれないなぁ(ФωФ)
コミュ障?と思えない脅し方から一途純情キャラ移行にちょい違和感があったかも。
太一といい仁科といい自分勝手な考えなのがモヤモヤしました。
直人が好きなのに、2人共 直人の気持ちは無視するんかい!(`・ω・´)つΣ
そういうのは良くないよ。。。
ふみちゃんが男で攻めキャラなら魅力的なのになぁ。
書き下ろしは年越しの2人♡
男友達っぽい会話をしながらのエッチ開始に萌える(∩´///`∩)
ムードない会話してても求めあってるってのが好き。
というわけで、3巻では太一が魅力的な攻めに成長することを願う!
あと安定したラブラブを下さい!゚+.((人д<o)゚+.
評価は前巻を上回った!とはいかなかったので同じ萌え評価とします。
正直前巻に比べてモヤっとする終わりです…というのも絶対3巻が出るやつなんです。2巻だけ読むと本当に「続きどうなるんだろう…早く読みたい…」ってなります。しかもワクワクではなくモヤモヤとした感じで。もし、読後スッキリしたい人は3巻出るまで待ったほうが良いと思います。っていってもおげれつ先生描きすぎだろ!!!!!!いつになるんだよ!!!!!って感じですw
正直、直人と太一よりも仁科くんが気になりすぎます。葵くん!!!!かわいいね!!!!エスケープジャーニーの続きも仁科くん葵くんも気になりすぎて本当痔になりそうです。
ストーリーに関してはなんというか、セクシャルマイノリティについて考えさせられるものでした。個人的にはおげれつ先生の魅力はリアリティ(特にキャラクターの会話や服装)だと思うので、今回ここまでエグめな現実を描いたことは良くも悪くも大胆だなぁと思いました。要するに、ハッピーエンド大好きマンにはおすすめできないということですw
2人が乗り越えなければならない壁が前巻では2人のすれ違いでしたが、今回は他の人からの2人の関係の認識となっています。BL作品なのでハッピーエンドになることは確実だと思っていますが、現実の今の日本ならエスケープジャーニー2巻のままで2人の関係は終わるんじゃないでしょうか…愛だけじゃ無理なんだなぁ〜
とかいろいろ深く考えさせられる作品でした。とにかく続きを全裸で待機しております!支離滅裂な文章ですみません!