サヨナラゲーム

sayonara game

サヨナラゲーム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神283
  • 萌×2123
  • 萌69
  • 中立14
  • しゅみじゃない11

--

レビュー数
42
得点
2128
評価数
500
平均
4.3 / 5
神率
56.6%
著者
南月ゆう 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
サヨナラゲーム
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784403665349

あらすじ

大人の初恋は少し苦くて、甘い。

高校時代の野球部後輩・要祐に
妹の家庭教師を頼むことになった有村。

無愛想で素っ気ない要祐が
実は昔から自分に憧れていたと知り嬉しくなるが、
憧れの奥にある本当の気持ちに気がついてしまい……!?

表題作サヨナラゲーム

有村郁央,24歳 ,元野球部の先輩・サラリーマン
伊藤要祐,大学4年生→リーマン,元野球部の後輩

その他の収録作品

  • call.0(描き下ろし)
  • 蜜月期(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下おまけ漫画

レビュー投稿数42

シリーズの原点。いつまでも色褪せない名作

いつまでも色褪せぬ名作。そして、スピンオフ作品であるラブネストからエンゲージまでを含むシリーズ作品の原点である今作は、ときどき読み返しては楽しんでいる大好きな作品です^ ^

高校時代に好きになった先輩への片想いが切なく苦しいストーリー。
もーーー……何度泣いたか分かんないってくらい泣かされてきました。
ノンケで、ちょっと無神経な先輩・有村をずっと一途に好きで居続ける要祐の健気さにグッときて、ウルっときて。今まで有村を好きでいただけだったのに、恋人同士になって、でも別れることになって…と、めまぐるしく状況が変わっていきます。

攻めの有村視点ってところが面白いです。
要祐に惹かれていく心理が分かりやすく描かれてはいますが、それは後半から。要祐が自分に気があると知って対応に困ったり、雰囲気に流されて恋人になろうと言ってみたり、嫉妬で要祐にひどい暴言吐いたりと、有村の情けない態度と心の声にイライラ…。有村の言葉と態度が、デリカシーないのが多くて、好きの気持ちのギャップに切なくなりっぱなしでした。
人を好きになったことがないから相手の気持ちが分からないんですよね。今までモテてきたみたいだけど、モテてるからいい男っていうわけでもないみたい。
妹にめっちゃ怒られてるし、怒られて当たり前。妹ちゃん、兄にビシッと言えてエライ!

要祐と別れて初めて本気の好きに気付いた有村の攻めザマァ展開は、これまでの適当な恋愛をしてきたことへの戒めだと思います。恋愛経験はたくさんあるかも知れないけど、中身はてんで恋愛童貞。有村の恋愛成長物語としての側面からも、大いに見応えがありました。

要祐への想いを自覚して、溺愛ムーブに邁進する有村のデレには参ったわ〜(〃ω〃)
物語序盤のときの有村からは想像できない。振れ幅最高……!
最初は好きでもじゃなかったのに、どんどん好きになっていく想いの移ろいが自然体でとっても良かったです。これからもたくさん読み返していきます^ ^

0

No Title

全ての始まり。全腐女子必読の一冊。読んだらもう南月先生ワールドから抜け出せません。

0

再会BLが好きなら

ちるちるでの評価が高く、kindleでキャンペーンをやっていたので購入しました。サヨナラゲーム、チェンジワールド(上)(下)を購入しましたが、いずれも再会BLとしての良さもあり、恋愛描写や心理描写もしっかりしているので良かったです。
とはいえ、最初は郁央(攻)の妹や職場の女性がたくさん出てくるので、読むのがしんどかったですね(女性がBLででしゃばるのがダメなタイプなので)。半分くらいは頑張って読むことになりました。ただ、後半はメイン二人の話になり、随所随所で野球部だった設定も生かされていて良かったです。
個人的に好きな設定は、郁央が要祐(受)が自分を好きだとすぐに気づくところですね。この話の肝は要祐は一貫して郁央が好きだけど、郁央に多くを望んでいないという部分だと思っています。だから郁央は要祐のことが可愛くてしょうがないんだろうなぁと。キスシーンもタイミング良すぎて謎にドキドキしました(笑)。
なので、健気受が好きな方には特におすすめです。個人的に健気受が大好きな攻とするHシーンが大好きなんですよね。今作も期待を裏切らず、感じまくってる要祐がエロくて最高でした。基本的には多くの人に刺さる作品だと思います。

1

良き〜話しだ!

久しぶりに読み返したのでレビューしました。
詳しいネタバレは、あるので感想だけ。
ストーリーが、とても丁寧。
ゆっくり、ゆっくり、双方のプライベートを交えて話が進む所が好きです。
ちょっと野暮だけど、BL読みすぎて〜余計な事考えた!
これは、ノンケ同士なのか・・・主人公達、過去に彼女いる描写あるしね。
憧れから、いつしか恋へ!かなっ。

有村くんと伊藤くんは、人に対して〜どちらも誠実で読んでいて安心します。
伊藤くんの、照れ隠しの態度がかわいいよ!

1

せつない…!

野球部の後輩と先輩とその妹の三角関係、というと、なんだか安っぽいけれど、イクオとヨウスケの心の動きがすごく丁寧に描かれていて、切なくてキュンキュンします

妹ちゃんも、彼女がいなければ上手くいかなかったなあ、というくらい活躍している。二人のことが大好きなんだなあ、というのが伝わってくる

ヨウスケは、陰口を叩かれているのを庇ってもらったことがきっかけで、野球部の先輩(副キャプテン)であるイクオに憧れるようになる。2年上の彼が卒業してからも、ヨウスケにとってイクオはずっと憧れのひと。その想いが憧れなのか、はたまたそれとは違うものなのか…募る想いを「先輩を汚したくない」という気持ちで、抑えてきた

そんなヨウスケに、思っても見なかったチャンスが巡ってくる。イクオの妹の家庭教師をすることになったのだ。再会した2人、しかし、イクオはヨウスケのことをおぼえていなくて…

なんだかんだあって、付き合い始めた二人。しかしイクオの振る舞いから、ヨウスケは彼が「ヨウスケの好意に応えるため」に自分と付き合ってくれているのではないかと感じるようになる。一方でイクオは、ヨウスケのことを特別に思いながらも、自分でそれに気づけない。表現できない。ずっと、気持ちの無い恋愛をしてきたから…

まだまだ続くようなので、可愛いヨウスケくんが他の人と仲良くする様子をヤキモキ見守るイクオがみたいです♡

1

安心して読めるおもしろさ

南月先生作品、以前数作読みましたが正直な所、少し物足りない気がしまして。
でもラブネスト2ndが発行されたのを機に、本作は人気シリーズの1作目でもあり期待して読みました。
想像した通り、安心安定のおもしろさだなと思いました。

有村が高校時代、正遊撃手=背番号6、てだけでもうかっこいい。それだけで野球センスあるのわかる。
余談ですが、ショートはいちばん守備がうまい選手が守るポジションだと私は思っていて好きなんですよね。

しかも瞬足で副主将。気くばりができて面倒見がいいとか。要祐が有村を好きになった場面がかわいかった。

有村はまだそこまでの自覚なく付き合い始めたけど、いきなり要祐呼びとか、手が早いなぁ、と思ったけどぎこちなさはあって。

やっと自覚して気持ちが通じ合った時に初めて抱きしめ合った。そうこれ!心のこもったハグがまだなかったのでそれまでは2人の距離があるのが伝わって。

要祐が最初の無表情とはうってかわって乙女のような表情になっていくのがかわいい。
有村の言葉攻めがエロい。ヤキモチやくのもいい。

こんなにエロ場面があるとは勝手に思っていませんでした。
ストーリーも安心して読めるし人気あるのがわかった気がします。

冒頭とラストで、サヨナラゲームにつながるのがいいですね。

シリーズ作品、続けて読んでいきます。

1

受けが可愛い!

絵がさらっと見やすくてすごく好き!要祐が一途で可愛くて良かったです。
有村はくっついた後も心配が絶えなそうだな~と思ってたけど、すぐ束縛系に変身しちゃって面白かったw

待ち合わせに来なくても何時間も待っちゃう要祐が切ない。なんかね、野球観戦で応援する気満々でフラッグなんか持っちゃって、それで待ちぼうけっていうの、絵面だけで泣けちゃうんですけど。
付き合ったら急激に独占欲出してくる有村は良いんだけど、同僚の前で要祐を貶める発言はダメだよ…冷や水ぶっかけられたみたいにドン引いてしまいましたよ。これがなかったら神作品でした。

えちシーンは有村よくしゃべるのねw言葉責め?なのか分からんけど意外でした。

描き下ろしはえちいっぱい。ちゃんと恋人してて、要祐良かったね~ってなりました。

2

「チェンジワールド」シリーズ5冊の1番目

高校の野球部の先輩×後輩再会モノ
「サヨナラゲーム」
「チェンジワールド」
「ラブネスト」

絵の線が細いので、冷たい印象を受ける。

0

ここが原点か!

やっと読めたー!!
「チェンジワールド」を先に読んでいて、ずっと読まねばと思っていたのに、BL予算組み立てのときに毎回うっかり忘れてしまって買い損ね…。買い損ねるにもほどがあるっていう時間が過ぎ去ってしまい…。

強豪野球部の副部長と後輩。
3年生と1年生では接する機会もほぼなくて、一緒にグラウンドで過ごせた時間も半年ちょっとでしょうか。それでも強烈に残る思い出が、いつまでも胸に燻り続けることってちょっと、いや、滅多にないですよね。
ありますか、そういう思い出。わたしは残念ながらないです。そもそも誰かにこころでもからだでも救われた!という思い出がない…。

そんな平凡な人生を送っている人間の方が圧倒的多数だと思われるこの世の中で、そういう経験をして、さらにそのひとに再会できて、想いを受け入れてもらえるなんていう奇跡を目の当たりにさせていただきました。

そんな奇跡よりも胸を鷲掴みにされたのは、要祐に対する先輩の気持ちの変化でした。
何これ、泣ける。切なさで胸が千切れました。
可愛いと思えて、受け入れて、愛おしいと思って、戸惑って、自分の感情をコントロールできなくなって…。何でも器用にこなしそうな先輩があまりにも不器用で。

この初々しくもしあわせな読後感に浸りつつ、もう一度「チェンジワールド」読み直して来ます。
シリーズものの醍醐味は、堂々としっかりと妄想ではない続きを知ることができることですね!

2

共感できる心理描写

かなりかなり遅ればせながらこちら読みました。
野球が絡んでくるBL、というか漫画全般好きなのですが、こちらもめちゃ良かったです。
話の流れ的にはまあ王道かな、とは思いますが攻めの妹が絡んでくることで他とはちょっと違いますかね。
当て馬が身内なんですもんね。
妹ちゃん、なかなかGJな当て馬を演じてくれます。

受けの要佑、ちゃんと男らしい見た目にちょっとツンデレ、エッチはエロいという素晴らしい受けです。
攻めの有村先輩はあまり悪いところのない、男前タイプですね〜。妹の想い人と付き合っちゃったり、都合よく要佑に対して先輩命令を発動させたりしますが、そこも直情的で良きです。

続きもきっと読むでしょう。
素敵なお話でした!

1

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