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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
絵はそこまで好きな感じでは無かったけど気になってました。
いや、面白かった‥。この後ツァイホンは心身共に無毒な雌鳥っぽくなっちゃうのでこれが一番好きかも。人に飼われた鴆は野で生きていくのが難しく愛でて大事にされる為には猛毒を帯びた美しい羽根を持つ妖鳥でなければならない‥。
フェイは色だしの下手な鴆飼ではなかったですね。可愛いがっていた鴆が人に害をなさないようにと望んだから色が今一つだっただけで人懐っこく撫でられるのが好きな鴆を大事にしてくれる人に譲ったはずなのに色が美しく無いからと殺されてしまって。自分のせいにしていたんだな、と。
読みが足りないのか、兄のランがあと一回だけ、とツァイホンを育てていたのは何故『あと一回』だっだのか、ツァイホンの毒に晒されても身を清めていれば死は避けられなかった?毒が強すぎて身を清めても追いつかなかった?関連シリーズも含めてもうちょっと熟読せねばと。
ツァイホンを番にとの気持ちも込めてと、色が無くても美しいと言われるようにあえてフェイが真っ白につくったのか、白無垢の花嫁みたいで綺麗でした。
『鴆――ジェン――天狼の眼』を雑誌で途中から読んで興味を持ち、購入しました。
まず絵が美麗! ツァイホンの翼の描写が、国一番の美しさという設定通り、豪奢で眩いです。表紙のカラー絵だけでなく、本編中のモノクロ線画でも、虹色が目に浮かぶようです。古代中国風の装束の描写も繊細で素敵です。
そして漫画が上手い! 設定の説明が必要最小限にしぼられていて、いいあんばい。おかげで無駄に疑問を感じることもなく、ストレスフリーでサクサク読めました。ストーリーに中弛みがなく、不足もなくて、一冊で満足のまとまり感です。
面白いBL漫画が読みたいという人に、ぜひおすすめしたい一冊です。
中華ファンタジーで「鴆」(中国読みでジェン、日本語だとチン)と呼ばれる猛毒をもつ鳥の擬人化もの。
かなり独特で凝った設定なので、最初はとっつきづらかったのですが、世界観が理解できてくるとすごくおもしろいです。よくこんな設定思いついたなと作者様の独特なセンスもさることながら、絵も独特でとても美しいです。
主人公2人の考えが終盤まで分かりづらいのですが、最後まで読むと「なるほど!」と納得。設定も思想も一貫していて良かったと思います。
もう1作短編が収録されており、花とその花粉を運ぶ虫の擬人化ものなのですが、こちらも設定が良くできていてオチも良かったです。
絵柄もストーリーも設定も凄いですね。
ちょいちょい出てくる、毒植物が気になって調べてしまうので、スマホ検索は誰にも見せられない状態ですが。
ツァイホンにもランにも感情移入しすぎて、めっちゃ泣きました。
さらに絵柄でも魅せてくるので、ボロボロです。
最後はハッピーエンドで良かったです!
同時収録の、お花の話は短い話になのにまとまっていて良かったです。こちらは、ハッピーエンドとはいえないメリバですかね。
紙本購入
修正は白短冊です。
文善先生作品、初読み。
鴆(鳥人)は毒が強いほど羽根の色が鮮やかになり価値があるとされる。
鴆のツァイホンと元鴆飼フェイ。
ツァイホンがフェイの兄を殺した理由が悲しい。
お互いを思いやる気持ちが…。
鴆は、美しさを称賛されるけど、毒があるため人とは触れられない。鴆の生きる意味とは?となってしまう。権力者のステータスのためだけに生きる存在?
心があるのに。と悲しくなる。
ツァイホンのことを兄を殺した鴆と見ていたフェイだけど、根っこには鴆への愛があり、ツァイホンの気持ちを知ってしまったら、ああなるよねと。
最初、この設定がどうBLになっていくのかなと思っていたけど、
愛玩やステータスではなく、愛のために生きる話になっていって過程がよかった。
絵が美しい。
描き込みがすごい。
羽根がすごくて、たまに顔はどこ?となったけどw
受けのツァイフォンが強気で健気でとっても愛しかったです。
攻めのフェイ将軍は、ツァイフォンと出会った頃は兄を殺され恨んでましたがツァイフォンを育てる中で本当のツァイフォンを知り惹かれていく姿が良かったです。
ツァイフォンがフェイ将軍の兄を殺した理由も物語の後半になるとわかってくるので読み応えがあり面白かったです。
あと、フェイ将軍がジェンスーをやめたきっかけのエピソードが心がぎゅっと切なくなり好きです。フェイ将軍も昔はジェンスーとしてジェンを育てていたのですが可愛がっていたジェンが譲り主に色の出が悪いという理由で殺されてしまいます。それを機にフェイ将軍はジェンスーをやめ、フェイ将軍の兄は手元に置いて話したくなくなるほどの美しいジェンを育てればいいのだろうと考え...ツァイフォンを育てる決心をします。この出来事が後々のフェイ将軍とツァイフォンの出会いにもつながるのでとっても重要な部分を担っているのですよね。
中国?っぽい雰囲気の世界観と合っていましたし、最後まで楽しんでドキドキハラハラしながら読めました。
最後のあとがきで作者の文善やよひ先生が本作を書くきっかけを4コマ漫画で面白く描かれているので、それも必見です。
◆鴆 -ジェン-(表題作)
人外受けでも、妖鳥というのはかなり特殊な部類ですよね。見た目が既に毒々しく、文善先生の画力なくしては描けないキャラだっただろうと思います。猛毒を持つ受けのツァイホンは、本来はとても人懐っこく穏やかで繊細な性格をしているので、殺伐とした過去がありながらも、どこか落ち着いた雰囲気が漂っていました。攻めのフェイも、ツァイホンに兄を殺されているのですが、彼に復讐心を持っているわけでもなく、あくまで鴆というのはそういう生き物であると割り切って接しています。美しい鴆を飼うことがステータスとされる世界観の中で、美しさのために毒を与える人間と毒を食す鴆という関係性から、美しさと引き換えに毒を介さぬ関係性に変化していく2人が魅力的でした。真っ白になったツァイホンにも、また別の美しさを感じます。
◆いちばんりっぱな花になる
こちらも人外ものなんですが、実は表題作よりもさらに気に入った作品です。花粉を媒介する虫×花という、ありそうでなかったキャラ設定に心を掴まれました。いろんな花を転々としていたキノコバエが去年切り捨てた花は、今年一番立派に咲き誇っていました。彼がその花に会いに行くと、文字通り花の中に捕われてしまうところで終わります。とても素敵な題材だったので、続きが読みたいなぁと思いました。
異種和姦好きはハマらざるをえない作品でした。
文善先生にしか描けない、絵柄と世界観が調和した漫画だと思います。
世界観の作り方がBL漫画の枠内でなくても素晴らしい作品です。それでいてBLとしての満足感も高い!
ファンタジー漫画は風呂敷を広げ過ぎて閉じられないものもありますが、1冊で過不足なく設定を広げて綺麗に落とされています。
フェイ(攻め 人間)の兄の死を主軸としたミステリー調の話運びもいい!
続編(初出は同人誌)が「極夜」に収録されていますのでそちらもぜひ。
※電子書籍 /カバー裏・裏表紙有り
長らく未読でしたが、「鴆 比翼の鳥」が出たことで初めて読んでみましたが、
「まぁ~なぜ今まで読まなかったの?私のバカタレ!」って思いましたね♪
鳥人の”鴆”が体内に取り込んだ毒によって美しい色の羽になり、美しさである毒の強さは鴆の誇りとされているなか、
国一番の美しさと名高いツァイホンが、鴆飼のフェイと一緒になる為に毒抜きをするのは可愛くって素敵でした!!
ツァイホンの元々の飼い主であるフェイの兄との話は切なく感動するし!!
他の人間と違って鴆飼兄弟の鴆の扱いが・・・手袋など道具を使わず、もぉ既にキュンってさせられちゃいました。
人外もファンタジーも好きですが、鳥はどうなんだろうと
なかなか読めずにいました。
観賞用の鴆(鳥人間)・ツァイホンは羽の美しさ=毒の強さ。美しくなければ捨てられてしまうけど、毒で大切な人を傷つけてしまうのも辛かった...
フェイの兄・ランはツァイホンの毒によって死んでしまいます。
ツァイホンはなぜ良くしてくれたランを殺したのか?と、その答えに行き着いたとき、ランの鴆飼としての誇りに泣きそうになりました。
描き込みが多く、ツァイホンは人間と違って羽があったりするので 分かりづらいシーンもありましたが
美しい羽を捨て、フェイと共に生きる道を選んだツァイホンの毒が抜けて真っ白になった羽は
モノクロのページでも、ツァイホンの羽にはっきりと色が見えるようでした。