初恋を処する方法

hatsukoi wo shosuru houhou

初恋を処する方法
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神105
  • 萌×282
  • 萌34
  • 中立15
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
18
得点
970
評価数
243
平均
4.1 / 5
神率
43.2%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784801954250

あらすじ

高1の夏、野球部の先輩で初恋の相手、松田祐吾と教師との"行為"を目撃してしまった本巣佳月(もとすかづき)。
その口止め料としていきなりフェラをされ、3秒でイかされてしまう。
初恋がショッキングな失恋と同時にトラウマへと変わった。

あれから7年、小さい頃からの夢だった小学校教師になった佳月は赴任先へ挨拶に行くが、そこで再会したのは同じく赴任してきたという祐吾だった。
トラウマの元凶とひとつ屋根の下での暮らしが始まる――。

カラダは繋がってもココロは手に入らない。
ウノハナが描くもどかしくて切ない再会ラブ!

表題作初恋を処する方法

教師,元野球部後輩
教師,元野球部先輩

その他の収録作品

  • 初夏の休日の過ごし方(描き下ろし)

レビュー投稿数18

こんなに愛されたら幸せだよね

小さい頃からの夢だった小学校教師になった佳月が赴任先へ挨拶に行くと、そこで高校時代の部活の先輩祐吾と再会します。
この先輩が初恋相手であり、トラウマの元凶、そんな2人が同居することになり…

佳月の一途な愛に終始圧倒されてしまいました。
高校時代の初恋から8年、トラウマレベルの出来事があったのにずっと先輩のことが好きなんです。
先輩の方はゲイなので、色々つらい恋愛をして、今は弱っている状態。
心も身体も弱りきった先輩が佳月の愛で立ち直っていく、ぐっときました。
先輩は美人さん、年下翻弄、でも老け専、佳月はイケメンスパダリ、年下ワンコ系でもあるのかな。
2人のやり取りにキュンとしたり、でも切なかったり、すごーーーくよかった!
ウノハナ先生、笑わせてくれるところとジーンとさせてくれるところの盛り込み方がすごいな〜といつも思います。

後ろからしかしなかった2人が向かい合ってするところ、最高によかったです。
初恋が報われてよかったねー!

0

一途な年下攻めが良かった

ホント↑このタイトルに書いた通りの感想です。
ウノハナ先生の描く受けはいつもちゃんと男なのに色っぽくて可愛くてエッチでめっちゃ良いんですが、本作は攻めがとにかく好みでした。
泣き虫イガグリ君からの成長、見た目に寄らず家事が上手い、そして一途。
個人的に理想的な攻めでした。

ストーリーはよくあるパターンではありましたが、無惨に終わった初恋からの逆転劇や、受けもトラウマがあり光属性の攻めに癒される展開や、一つ屋根の下での寮生活など好きな設定が合わさって、こちらも個人的には大満足な内容でした。

Hはちゃんと両思いになってから、回数より濃密度を重視したいので、そこが当てはまってたら最高だったかなぁと思いました。

0

傷心で揺らぎます

お互いのトラウマを乗り越えてハピエンになるお話だった。と言うと乱暴すぎるかなw

無垢な佳月のトラウマとなった原因は松田だったけども。

その松田が意外に乙女で、傷心を引きずりあんなに揺らぐとは…。

襖ごしに「こんなに近くにいるのに…」と2人が悶えるのが、メロドラマっぽく感じてしまいました。

心も体も傷ついた松田が聡を引きずっていたけれども、それでも佳月が一途に思っていたから、松田の心の中の聡が佳月に上書きされたんですね(見たままですみません)

わかりやすいお話で、切なくもあり、2人の心情も理解できました。
ただ、引き込まれることはなく淡々と読ませて頂いた感じで。
ああ、よかったですね、と。

私的に特に萌えどころや、ハッとするところがなく、ああ、そうなるんでしょうね、わかります〜という感じだったからでしょうか。

0

待ち続けた佳月の一途さに惚れる

 軽快さもありつつ、気持ちがすれ違う虚しさもありつつ、どこかぴりっとした辛さを感じるような作品でした。自らを老け専と称す祐吾。そうなったきっかけは特に悲劇的ではないけれど、それからの彼は年配の同性相手の恋愛に苦労する。もちろん相手にも大人の狡さがあった。けれど、逆に祐吾には子供らしさがなくて、自分の欲求のままに相手に縋らず、物分かりの良い振りをして自分を偽る癖があって。佳月の前ではそうする必要はなくて。きっと彼は年齢を重ねた男性というより、包容力のある男性に惹かれるんじゃないかと思うので、これからは佳月に思いきり甘えられたらいいなと思います。

1

第三の派閥に入りたい

佳月が祐吾にフェラされたとき、佳月は高校1年生、祐吾は高校3年でした。大人になった二人は、小学校の先生になり、田舎の小学校の先生として再会します。
 若くてイケメンな先生は、子供達から大人気で、その人気は派閥ができるほどです。祐吾先生派と佳月先生派が大部分を占めていますが、第三の派閥があることに大変共感しました。祐吾先生と佳月先生のカップリング、腐女子派閥です。腐女子派閥は3人しかいませんが、二人が同じ家に一緒人住んでいることもすでに知っているのだから、なかなか侮れません。祐吾の顔面にボールが当たり、佳月が助ける場面を当然3人は見逃しません。私はただただ素晴らしいなって思いました。
 祐吾は、保護者の親と関係があったことを理由に田舎の小学校に赴任し、未だにその恋に決着をつけることできていません。一方佳月も祐吾がずっと好きなのです。
 二人が高校生のころから、20代後半の先生としての人生が描かれていますが、20代になって、子供達と笑っていたり、悩んでいたりする二人の方がかっこいいから不思議です。

0

新鮮味がもっと欲しい

こんなことは言ってはいけないんですが…。
あるあるパーツ?エピソードを繋いだようなお話でした。
いや、もちろん受けの救済と攻めの初恋の成就でとってもいいお話です。

スーパー攻め様に成長した佳月。家事スキルもとっても高くて、爽やか好青年に育ちましたね。
初恋の先輩に何度も砕けて傷ついて、でも先輩を包み込んで優しく世話をして。

エッチシーンもたっぷりで。
8年越しの初恋が実って良かったね!
正々堂々と一緒に住めて職場も一緒で!
腐女子生徒が面白かったです。

先輩も相手を庇って自分を悪者にしてきて、とうとう病んでしまったけど、やっと本音を吐き出せて良かったね。
それを見抜いた佳月も大人になったなあ。

0

読めたことが幸せな本

ウノハナ先生の作品大好きです
この作品は少し前のものですが、気になっていたので読みました

のっけから、衝撃的で奔放な受けと純情な攻めがどうなるのかドキドキしながら読み進めました

話が進むほどに、受けは奔放ではなく優しさと自分を守ることに必死なこと
攻めは純情少年から、いい男に成長した姿がとても鮮やかに描かれていました

ウノハナ先生の、紡がれる言葉がとてもキラキラしてて胸を掴まれる感覚がありました
特に、攻めが自分の気持ちを表現するところがほんとに素敵

なのに、がっつりエロい
そのバランスが絶妙‼︎

ほんとにおススメの一冊でした

1

罪な先輩もいたもんだ…。

女子力高すぎ男子・本巣佳月×初恋の相手、老け専ゲイの松田祐吾のお話。

高校時代、野球部の先輩である祐吾に恋をしていた佳月。
それは初恋。淡い気持ちをそっと胸に抱きながら、練習に励む日々。しかしある日、祐吾と教師の情事を目撃してしまったことから、佳月の初恋は音をたてて崩れ始める…。

口止めのフェラ。あっけなくイッてしまった自分。
「お前だって変態だよ」そう言われて、その口でキスをされた。
初めての恋、初めての失恋…。

その7年後、教師として赴任した先の学校で偶然再会した佳月と祐吾。あの日壊れた佳月の初恋が、再び息を吹き返す。


…といった感じの物語なのですが…。とりあえず、佳月の仰天チェンジっぷりが半端ないです。
高校時代はイガグリ頭で青春ニキビ爆発してた佳月くんが、料理上手に家事得意、器量好しで気遣いできて、高身長のイケメンになってるじゃあありませんか!え…?冒頭の冴えない野球坊主が、今じゃこんなイケメンに⁉︎と、あまりのビフォーアフターっぷりに我が目を疑います。

しかし祐吾先輩は全く変わりなし!あえて言うならば髪が少し短くなったくらい…。昔からイケメンなので、外見は変わりなしでもいいのですが、いかんせん内面が…!
奔放な昔のままの祐吾に、佳月は初恋とそれが壊れた瞬間を思い出し、当時の”痛み”が蘇るのですが、もう昔の自分とは違う!
初恋だったことを打ち明け、祐吾に迫ると、あの時あんなことしてごめんな、と受け入れてくれた。けれど早々に、本命ではないことを思い知らされてしまう佳月。最中に違う男の名前を呟かれるしで…。これはツライ…!
だけど実は、祐吾にも、心が、身体が、ボロボロになっても決して忘れられない過去の恋があって…。

家事全般苦手な祐吾先輩のため、そのあまりに高い女子力を遺憾なく発揮する佳月。毎日、美味しくて凝った料理を作って、祐吾の頭皮に合うシャンプーをハーブで自作、眠れないと言えば、リラックス効果のあるカモミール茶を淹れてあげたり…。いやもう嫁にきてくれ。

そんな佳月にすこ〜〜しずつだけど、惹かれていることを自覚しつつも、忘れられない元カレ登場で、しかもヨリを戻そうと言われて揺れに揺れる祐吾の心。
でも1番心揺れて気が気じゃないの佳月だよ〜( ; ; )祐吾がどれだけ、今でも元カレのことを想っているか知ってるから。…頑張れ佳月。

でも祐吾は、ちゃんと、ビシッと決めてくれました。きっと、どちらを選ぶにしても辛い決断で、傷付かない選択なんてなかったんですよね。
”恋が終わったからって、その瞬間から忘れられるわけじゃない”
堪えながらも、溢れて止まらない涙に唇を噛む祐吾の表情が、そのシーンが、全編を通して1番好きかもしれません。

両想いになって、初めてのsexは、読んでいて幸せな気持ちになれました。
やっと実った初恋。
大好きな相手に束縛されるなんて、願ったりですよね。
「束縛したら嫌いになるなんて、絶対嫌だからな」、なんて、涙溜めて言われたら、幸せすぎてどうにかなっちゃいそうですよね!

あの日、膝を抱えて泣いてた佳月に。
おめでとう、を。


淡さと鮮やかさを備えたピンクを基調とした表紙はすごく素敵だし、絵柄も綺麗でなおかつ男らしさもあって、
ここが嫌だ!、という部分はないのですが…。
私の中でのこの作品の評価が”萌”で止まってしまった理由を恐縮ながら書かせていただくと、
佳月の女子力が高すぎてどこか現実味に欠けるというか、こんな至れり尽くせりされたら依存しちゃって、それを恋心と勘違いしてしまいそう、とか、

祐吾先輩は、とても中途半端なビッチなところがどうかと。
ビッチならもう潔いくらいビッチでいてほしい!
この人は全体的に何もかも中途半端な気がします…汗
相手を庇って自分が悪者になったり、失恋してボロボロになったり、実際のところはビッチではないんでしょうけど、日頃の言動からどうしても漂うビッチ臭…笑
しかし祐吾先輩のルックスはとても好みでした…。笑

面白かったし萌えどころもたくさんあったのですが、どうもなんだか物足りなさが拭えません。
王道ストーリーで人を選ばず楽しめる分、しっかりとしたファンを獲得するには少し物足りないのかな…?と思う作品でした。

3

野球部後輩×先輩の再会もの

母校へ教師として赴任してきた佳月(攻め)は、野球部の先輩で初恋の相手だった祐吾(受け)と同僚として再会する。かつて受けと教師との性行為を目撃し、口止めと称してフェラされて3秒で撃沈した過去。独身寮で同居することになり、過去のことを思い出して悶々とする攻めだったが、受けが前の赴任校で起こした事件を知り…。


読んでて絵は綺麗だし、いい感じにエロいし、まあ楽しめたんですが、キャラにまったく感情移入できなかったです。話も、初恋の相手に再会→ちょっといい感じに→昔の男の登場→よりを戻してもいいはずなのにおれはいつの間にかこいつのことを…パターンで、何一つ意外性のない予定調和。1冊まるまる同じカプの話だし、ページ数も分厚いのに、あまり読みごたえもなくさらっと流せるかんじでした。

受けの元カレ氏の描写も通り一遍で、受けとの恋愛や破局についても胸に響くものがなかった。受けが老け専だという初期設定も良くなかったと思います。老けてたから好きだったのね、とどうしても気持ちが軽く思えてしまうので。
あと攻めに告られ元カレに復縁を迫られ、受けがどっちを選ぶか、という場面で、攻めを選ぶことについての説得力がなかった。元カレを選ぶほうが自然だと思っちゃったというか、いつの間に元カレより攻めを好きになっていたのかちょっと納得できなかったです。
絵に不服はないし、ストーリーにも大きな瑕疵はないのですが、個人的には萌えや切なさを感じられないお話でした。

6

雰囲気は好きなんですが・・・

ウノハナさんの作品は未読でしたが、表紙とあらすじを読んで、好みそうだな~と思って買いました。
物語としては、よくある話でした。
年下攻めのヘタレワンコは大好物なのですが、佳月はちょっとかわいすぎるというか草食過ぎる感じが否めない。
対して、誘い受けの先輩の方も、ビッチという訳でもなく、元カレと佳月を天秤にかけるほど、佳月の事を想っているようにも感じられず・・・
絵柄や雰囲気は好きなのですが、まったく物語に感動もできなかったし、萌えも見つけることが出来ませんでした。
佳月のキャラが、ヘタレワンコの割には、完璧すぎたのも感情移入できなかった所かな?
料理・洗濯・家事全般が出来て、イケメンで、性格良しなら普通モテモテでしょう。エッチも上手いし、慣れてる感じなのにね。
もっとどこかダメな部分があって、先輩がそこにデレるって展開ならまだ分かるかな・・・

9

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