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gunjo no subete
この二人、かわいい!かわいすぎる!
高校生の恋愛って感じですよね。
BLごっこしちゃうところが面白くて、そのごっこが実はリアルになっていくって骨子がなんとも言えず青春な感じにまとまった良い作品だと思います。
そして、周りに友人達が良い仕事してますね。
離れて見て、やっと大事なモノに気がついて。
女の子からの告白で付き合ってみてわかる、相手の大事さ。
彼女に言われた
「一緒にいたいと思う?」
この言葉って大切かもしれない。大人になった恋愛でも重要なことですよね。
彼らのその後を知りたいなぁ。妄想してねってことなんだろうけど(うふふ)
やっぱりレンが受けかなぁ。でも攻めでもアリかも。いや、もうどっちでも良いから幸せに過ごして欲しい!
ゆるきゅんな男子高校生BL。わちゃわちゃ感と仲良しグループそれぞれのキャラ立ち具合がほどよくて、日常系アニメを見ているようで楽しかったです。
ニブニブな漣と漣に片思いする快のお話。漣は自分の気持ちにもニブニブだったってオチになるのかな。どっちもちょっとずつ不器用なところに萌えました。
衝撃を受けたのは些細なシーンで放たれた漣のモノローグ。快が漣のいつもとの違いや睡眠不足に気付いて何か言ってくることを、漣は当たり前のことと捉えてたのが分かるんです。それってめちゃくちゃすごくないか…?と。一歩間違えばすごい女王様!笑。
そんな漣の告白は、宣言通りしぬほど恥ずかしかったです。無表情キャラの心の叫びは本当に破壊力バツグン!
爽やかで読後感の良い作品でした。
隣にいるのが当たり前で、一緒にいるのも当たり前。だからこそ離れてしまった時に当たり前だったことが特別なことだったと気付く。それは恋なのか友情か?
高く青い空が所々に出てきますが、存在だけでキラキラと輝く男子高校生には青空と太陽がよく似合いますね。
快からの告白は夕暮れ時、すごく切なくて苦しくて、胸が締め付けられる思いでとても感動しました。けど、紆余曲折はあるけれどレンからの愛ある告白の答えにはもっと感動的です。
『俺の群青はおまえがすべて』
わー良いセリフ。まぶしい!青春真っ只中の高校生にしか例えられない言葉ですよね。
友人のノリで牧原快と水代漣(レン)はBLネタをよく繰り広げます。
が…快はとっくにレンのことを“友人”としては見れなくなっています。でも。出した答えは「関係を壊したくない」。気持ちはこっそり隠します。
しかし。五年間ずっと同じクラスで一緒にいることが当たり前だったのに、高校生活最後の1年でクラスが離れ、変わっていく日常に焦りを覚えます。
(学校って、クラスが違うだけでなんであんなに距離ができてしまうんでしょうね…)
しかも、ただでさえ高校卒業が見えて来る状況で、加えて、レンに彼女ができます。
もう…快の目線で読んでいるので、本当にしんどい……「関係を壊したくない」って本当に難しいですよね。大好きなのに、笑って応援なんて…できるわけない…苦しみながら読んだ末のラスト…素晴らしかったです。心が暖かい…
青春もの〜!
学生の特権である、青春感を余すとこなく表現した作品だと思います。
漣くんが、恋心に気づいていくシーンは胸きゅん必至でした!
古矢先生の他の作品が大好きなので、こちらも読ませてもらいました♥
ひとつ挙げるとすると、快くんのお顔がイケメンとはちょっと違うかな…?と思いました。イケメンとも可愛いとも違う…薄目なお顔だったので、、顔で言ったら「君は夏のなか」の方が断然良かったと思います♪
でもストーリーはとても素敵でした♥
アオハルgateauの試し読みが良いところで終わっており、漣がどういう反応を返すのかどうしても知りたくて購入しました。
始まって早々なので「俺も好きだよ♡」にはならないだろうとは分かってたんですが、漣の反応クール過ぎた。
なのにあえて思い出の道から帰ろうと誘ってきたり、肩にもたれてきたりするんだもんなー。
快の「好き」が加速しちゃっても仕方がない。
伝えるつもりのなかった「好き」が溢れ出してしまいました。
漣がクールで言葉数少なく、顔にも出ないタイプなのでイマイチ何を考えているか分からないのですが、4話から漣目線となり、快のわずかな変化に少し気づいてたことや、無自覚に快だけには自分をさらけ出していたりしたことに気づくんですね。
お前は俺の青春 だなんて、なんて情熱的な告白なんだろう。今までポーカーフェイスを崩さなかった漣が恥ずかしい言葉で想いを伝える姿にキュンとしました。
描き下ろしの漣からのキスも良かったです。
キスだけで真っ赤になってる快に萌えでした♡
爽やかな青春のおすそ分けありがとうございました。
古矢渚先生の二冊目のコミックスのこちら。
今日は、秋の空を見ていたら、不意に群青色って思い浮かびました。
お、古矢渚先生のそういう作品有ったよね!
と思い出しました。
早速読み返した次第です。
いや~ひさびさに読んでも、ずきゅんと刺さる…
高校生の仲良しの快と漣の2人が中高通して、初めてクラスが離れた高校三年の春からの出来事。
クラスが離れて、初めて会うのも、一緒に帰るのも約束しなきゃならないんですよ!
違和感しか無いわけです。
だって、2人は気づけばずっと一緒にいたから。
とっくに、漣への気持ちを自覚している快。快へは、気を許して甘えたりしていた漣。
2人を取り巻く友人たちも、特に悪い子もエロい子も出てこない。ほんとに一般的な高校生たちが、登場しています。
そう、古矢渚先生の魅力はそこなんだと思います。
普通の子たちが、気がついた相手に対する感情に、戸惑うところ。自分じゃ処理出来ない感情に悩むところ!
男同士じゃだめなんだ。自分の気持ちは、隠し通す。でも、側にいる瞬間に気持ちが溢れてしまう…
んあ~たまりませんでした。大切に思うからこそ、懸命に漣に彼女が出来たら祝福しちゃう。からかったりもする。だって、快にとって漣を好きな気持ちは何よりも漣本人に気付かれてはいけないのですから。
漣が寝ていた時に思わず掛けた快の本心の告白は、時を追う度に、聞いてしまった漣の気持ちも揺り動かして行きます。
他の誰でもない、現在もこれからの未来も一緒にいたいのは快だったと自覚した漣。
夕暮れの土手が、とても2人の気持ちを表す場面として効果的なんです!
気持ちが通じあった快と漣は、その後はどんな風に過ごすんだろう。どんな成長をしていくんだろう。
この2人のその後が読みたい。
エロは一切ないこちら。エロなくても良いと、読み手に納得させる説得力の有る強い萌えが素晴らしいと思います。
ひさびさに読んでも瑞々しい快と漣の恋になる話。とても良かったです。
爽やかで甘酸っぱい、高校生たちの青春ストーリーです。
健気な二人が可愛くてでもイケメンでカッコよくて…とっても目と心の保養になりました。ずっと見ていたい!!
何と言ってもこの二人の距離感が見ていて最高に心地よく、お互いがお互いを必要としている感じがひしひしと伝わってくるので、終始胸キュンしました。
そして、主人公たち二人の側にいる友人達とのある"ネタ"が最高でした。読んだらすぐに分かります。その"ネタ"を入れ込む発想に感服、そして癒しとトキメキをありがとう!と言いたいです。
心が浄化されていくような青春胸キュン作品なので、皆さんにも一度ぜひ読んでみてほしいです!
自分の萌えアンテナが壊れたのかな。そこまで萌えなかった。
いや快とレンがお互いにいかにかけがえのない存在で隣にいるのが当たり前でずっと一緒にいたくて。
先に気が付いてずっと隠してた快が切なくて。
彼女を作ってみて自分の気持ちを再確認して。レンじゃなきゃダメ、レンといる時間の方が大切って。
だけどクラスが別れてお互いに違う人間関係が出来て。
レンも同じように彼女を作ってみたけど一緒にいたいか聞かれると…。
レンもやっと自分の気持ちを自覚して。
最後の短編ではキスしてましたね!
レンは天然さんなのかな?
何でも言えて人の輪に自然と入れてくれて付き合ってくれて甘えられるの快だけだったんだよね。
しかし、なんというか新鮮味がなくて。
友達二人やBLネタが面白かったです。
最近BLを読むようになり、自分にとっての神作品だと思った3作品中の1作品です。
(ちなみに、3作品中2作品は古矢渚先生です!)
『群青のすべて』はBL初心者の方はもちろん、BLに興味がない方にもおすすめします!
古矢先生の綺麗な絵と丁寧な描写に、初めて読んだときには驚きました。
ぜひ、たくさんの方に読んでいただきたいです。
古矢先生の世界観に魅せられます。
欲を言えば、綺麗なアニメーションで観たい!実写は絶対にだめです。
快くんと漣くんの青春のすべて
中学1年生からずっと同じクラスで親友の漣くんと高校3年生で初めて離れてしまう快くん。
快くんはとっくに漣くんへの気持ちを自覚しているけれど、男同士だからと想いを自分の中へ閉じ込めています。
ある事をきっかけに快くんと漣くんの関係が変化します。
年齢や性別を問わず、ちょっとしたすれ違いや誤解で相手と距離を置いたり、ぎこちなくなってしまったり、最悪の場合疎遠になってしまった経験は誰でもあるはずです。
その心理描写が丁寧に表現されていて、自分の経験を重ねてしまいます。
どんどん快くんに感情移入して苦しくなりました。
漣くんから彼女が出来たと報告を受けたときの快くんに胸が締め付けられました。
ついにその時が来てしまったのだと…。
ごめんな
全然 笑えねえ
笑えるわけありません。
私なら次の日学校を休みます…。
一方、自分に違和感を感じ始めた漣くんも自分の気持ちに向き合います。
一緒にいたいと思う?
快ぽんいなくて平気なの?
当たり前で気が付かなかったけど当たり前じゃない
本当の自分の気持ちに気が付いた漣くんの河原での告白はまさに「青春」です。
恥ずかしさを通り超えて心が震えました。
世の中、男同士だから とか 友情と愛情のはき違えかも とか で悩んだり葛藤する人は多くいると思いますが、唯一無二の相手には考えるよりもまず気持ちを優先してしまうのだと思います。
だって、唯一無二だから。
漣くんにとって、快くんは唯一無二の存在なのでしょう。
「お前は お前は 俺の青春なんだよ」
漣くん 手遅れになる前に自分の気持ちに気が付いて良かったね。
快くん ずっと辛かったけど、本当に本当に良かったね。
快くんの「レン」から「漣」呼びにも感動しました。
この告白シーンは胸がいっぱいになり、何度読んでも涙が溢れます。
個人的なお気に入りのセリフは漣くんの
「でもこれでちゃんと お前のものになれたから」
お前のものですよ?俺はお前のものですよ!
なんて素晴らしいのでしょう♡
2人ともお互いが「群青」なのですね。
ちなみに、最後の書下ろしはその後のお話です。
漣くん大好きすぎる快くんに天然な漣くんが唐突にキスするのですが、真っ赤になる快くんがかわいい!
漣くんから「もう1回(キス)していい?」と聞かれる快くんに、この先ずっと漣くんに悶絶するのであろう未来が想像できます(笑)
このまま同じ大学の同じ学部に進学して、永遠に幸せになってください。
2人をずっと見守りたいです。
同人誌の『群青深度』も読みたいです。
正規ルートでは手に入らないのが残念(泣)
幼馴染が距離を置くことにより、相手の存在を強く感じる系の王道ものかなと思いました。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
幼馴染なので、”初めまして”や”友人”から始める恋愛よりはスムーズかなと思いきや。
ずっと傍にいたからこそ、幼馴染だからこその葛藤があるようでした。
喧嘩のときに相手を殴るのがTHE青春といった感じで、初々しかったです。青い。
漣が”わがままを言って甘えるのも快にだけだった”というのが非常に萌えポイントでして...これは漣本人は周りに指摘されて初めて気づくんですが、可愛かったです...
ここから快の存在を強く意識していって、自分の気持ちを自覚するという流れ。
なんというか、幼馴染だからある程度の段階はスキップできている分、恋に発展するのは早かったですね。自覚してから、男だからとか葛藤はないです。
でも古矢渚先生の描かれる物語の特徴かな~とか思っています。
あんまり”男だから”というところには重きを置かれていないような印象です。好きになったのが目の前の相手で、その性別が男だっただけ。という性別は後からくる感じ。
これって恋愛対象が同性でもOKでなければ、思い至らないものなんですかね...?ということは、2人もバイだったということになりそうですが、ファンタジーなので深くは考えないことにしました。
”好きになった人の性別が男だった”お話、ぜひ読んでみてください。
おふざけでBLごっこをしちゃう系男子、ちょっとリアルっぽくていいですね。私が中学生の時もそんな男子がいたなぁと思い出しました。何年間もクラスが一緒だったのが初めて違うクラスになって、今まで当たり前だった日常の風景が少しずつ変わっていく寂しさがよく伝わってきました。学生時代のクラス替えって本当に大きい変化をもたらしますからね。
全体的にはとても爽やかな雰囲気で読みやすかったです。ただ、あんまり萌えはなかった気がします。どうしてもメインの快と漣の間に温度差を感じてしまうんですよね。快の心情は丁寧に辿られていて、漣に恋愛的な好意を持ったきっかけもクラスが離れて余計に自分の気持ちを自覚していく過程も、非常に共感できました。
一方の漣は、快の呟きや告白でその気持ちを知ってから相手を意識し出すんですよね。別に漣はゲイでもないし、隠されてきた快の気持ちに気付かなくて当然だし、それは構わないんです。でも、親友として、自分の青春に必要不可欠な存在として快の大切さを意識したのであれば、まずはそこから考えるのが自然じゃないかと思ってしまって。親友のままじゃ本当に駄目なのか、駄目なら自分は同性の快と本当に恋人として同じ熱量で付き合えるのか、というように段階を踏んでもっと悩むものなんじゃないかな、と。そういう葛藤が少なく漣の受け入れ方がスムーズで、あっさり恋人になってしまうのがちょっと残念でした。
「青春」は青い春と書くけれど、まさに熟していない青くて瑞々しい一瞬の時期を切り取った作品。
私が思い描く切なさやピュアな空気感がギュッと一冊にまとまっていて、男子高校生の友達同士のじゃれあいや、距離感、空気感の描き方が秀逸。
受け攻めも不明で、そもそもキス止り(それも軽くちゅっとする程度が一回)な二人ですが、男子高校生の等身大な姿が丁寧に描かれていてとても好感が持てました。
中学1年生から高校2年生までずっと同じクラスだった二人。
初めてクラスが別れ、密かに友達以上の感情を抱いていた快はつい気持ちが溢れてしまい、寝ている漣に告白してしまいます。
でも、実際は寝ていなくて・・・というところから話が展開していきます。
物語としては王道で大きな起伏があるわけではないのですが、要所々々に挟み込まれる青い空(群青色。真っ青)のイメージが作品をより澄んだ透明感や、10代特有のキラキラしたものを想起させて爽やかな読了感でした。
読んでいる最中、この二人のベッドシーンが想像できなくて、キスだけでじゅうぶん!という気持ちにさせられ、肉体関係を伴わないプラトニックな淡い時期を切り取ったというか、純度マックスの美しい時を見せてもらった気分。
大人になった二人のその後を見てみたい気もするけれど、高校生の彼らで閉じられた物語だからこそのこの余韻や完成度なのかな、と。
お友達のアンディと要っちもすごく良かった!
そして、タイトルも装丁も素敵でした。
初めてレビューします。
やっと好きな作風の作家さんに出会えました。
漣への想いを自覚している快と、快の気持ちを知ってから自分の気持ちも自覚していく漣のお話。
青春一色。無駄な挟みなどなく、2人の心理描写が丁寧に描かれていると思います。
コマ割り、視線誘導も上手で静かにこちらの感情まで高めてくれます。
帯に「今がずっと続けばいいと思った。」とあるようにほんっとうに青春のそのときをポンッて取り出したような、むしろその前後なんてあるの?みたいな青春感独特の読後感があります。
受け攻めが描かれてないところも納得。
快の方が最初から自覚していることもあり、若干漣受けチックな描写が多めですが、群青のすべてではなんか、そういう事に及ぶシーンを想像するとどっちがどっちでも「わからない」ってなります。むしろ似合わない…?なんだろう。
どちらかがキスして、キス仕返して。
リバじゃないけど、こっちが攻め!こっちが受け!って感じじゃないっていう。
私は黒髪攻めが好きなので、若干漣に攻めっぽく回ってほしくもあるかなって思ったりしたけど
けどそれで快が受け?って考えるとやっぱり違うってなります。
どっちが受けとか攻めとかなくて
抱きしめたり、キスしたり、そういった青い恋が似合う2人が好きな人は絶対ハマると思います。
100点満点、大満足の一冊です。
群青のすべてで心を掴まれて古矢渚さんの作品をいくつか作者買いしました。
届いたらそちらもレビューしたいです。
同人誌はいつも並んで買っていた作家さんの、商業作品。
読み終わってしみじみと、「いいなぁ…この人の漫画好きだなぁ」と呟いてしまう作品でした。
「言いたくて、言えなくて。」って↑のあらすじにもありますが、主人公君の片思いがメイン。
高校生特有の、暗黙の了解でノリを合わせる文化が描かれています。だからこそ、言えない。このあたりの空気感の描き方・見せ方が本当にうまいなと思います。
また、片思いがメインではあるのですが、決して乙女ちっくではない。
「少女漫画を読みたいわけじゃないんだよ」という人にオススメ。いい意味で、高校生の男の子同士のお話、です。
ゆっくり進む展開に浸っていたら急展開したり、切なくなったり。最後まで飽きずに魅せてくれます。
エロ無くったっていいんです。仲がメッチャいいあの二人って、実は恋愛対象として好き合ってるんじゃないのー?って妄想からやおいは始まるんで。。。芽吹きの段階と申しましょうか。。二人がお互いを意識して、心の距離が近づいたり離れたり…。個人的にBL読んでて最もツボるのはこの「芽」の状態だったりするので、高校生ものとしては凄く爽やかなタイプで好きな作品の一つです。
中一から高二までずっと同じクラスだった快と漣。仲間内でBLごっこをせがまれるくらい仲のよい二人ですが、高三で初めて二人は別々のクラスになり、いつも隣にいるべき相手がいないことにふと淋しさを覚えるように…。
丁寧に、本当に丁寧に、相手への思いを確認していく過程が描かれています。なんかもう、なんであいつが大事でたまらないんだろうっていう戸惑いとか、だから今までの関係を壊したくないのに好きっていう思いを伝えずにはいられない若い熱さとか。まさに友情がカタチを変えようとする転換点がゆっくりと描かれているんですよね。
初めて読んだ時は迷わず神でした。そしてやっぱり何度読み返してもこの作品は静かに光を放っているように感じます。その後の二人をあえて描いて欲しくはないと思わせるほどカンペキに、二人にとっての青春の一時期でありかつ「すべて」が表現されている。エロいのもたまに欲するけど、こんなお話ももっと増えないかなーと密かに願っています。
友人から発展する類のBLについては、友人関係の域を超える瞬間に納得がいく構成があればあるほど共感して納得して入り込めるものです。とかなんとなく思って日々BLをあさっています。
アマゾンのアンリミテッドでこちらが該当作品だったので、前から表紙が好きだったこともあり読みました。
結論、あまりキュンキュンしなかったです…
先述の通り、友達関係の域を本当に超えているかどうか、超える時の流れが腑に落ちるかどうかを私としては重要視しているのですが、今作ではあまりそれが伝わってきませんでした。
「BL」ですので、もちろん「BL」してくれなければいけないですし、両想いになってほしいです。本作でも結果的に両想いのハッピーエンドになります。ですが、快くんと漣くんでは、その気持ちに差があるように思いました。
理由は漣くんです。快くんにほだされているだけに見えてしまいました。描写としては、高校受験ごろから漣くんも「快と一緒にいたい」という気持ちは無意識ながら持っていたようですが、快くんの恋心の自覚とはちょっと質が違う気がします。漣くんのそれは、快くんから告白されなければ親友に対する感情と言っても説明がつくのでは…?
相手が気付いて、カミングアウトされて、はっきり告白されて、それでやっと相手を意識し始めています。その展開自体は別にいいのですが、漣くんのモノローグなどをみると、「自分も快のことが好きだった」ことに気付いたのではなく「快とずっと一緒にいたい」ということを初めてはっきりと自覚したことに過ぎないのではないかと。そこにBLという味付けをしたからBLとして結果的に成り立った作品、というように読めました。
恋心の自覚の描写ってきっと難しいところなんでしょうね。なんだかあまり萌えていない評価になってしまって…うーん期待していただけに残念です。作品全体のバランスはよかったです。高校生なのでキスまででもどっきどきだろうなあとか思うときゅんきゅんですし、さらにそこから先に進むにはきっとこの二人には少し時間が必要だろうなあと見守りたい気持ちで読了しました。
後味はとても爽やかで、快くんのキャラが割と男前だったのでそこでプラスの評価になりました。
タイトルと表紙に惹かれて購入。
高校生の爽やかな青春ラブストーリーです。
葛藤や戸惑い、感情の変化が丁寧に描かれていて、どきどきして切なくてでも優しい二人の恋が本当にピュアで心が洗われました。
二人の頭上に広がる空もとても印象深くて「群青のすべて」というタイトルが本当にぴたりとハマっています。
攻も受も不明ですが、これはこれでありかなって思います。
むしろこの曖昧さがこの作品の良さで、みずみずしい恋に浸れる1冊です。
御曹司、超絶イケメン、ドS、スレスレ、トラウマあり・・・高校生でもクセのあるキャラ設定が珍しくないマンガの世界で、たまにこんなにも平凡でごくふつーの幸せな高校生のしかもハッピーエンドの話を読んだものだから、眩し過ぎて目がくらんじゃった♡
一緒にいるだけで空がいつもより青く見えたり、ふざけてやってたBLごっこが急に苦しく感じたり、土手でほんと聞いてられないくらい恥ずかしい告白しちゃったり。全部が透明感に溢れてキラキラしています。
いつもは社交的でコミュ力の高い快くんが、どちらかと言えば物静かで鈍感なレンくんのちょっとした言動に振り回されてドギマギしてるのがすごく可愛いです♡エロなし。ちゅーだけですので受・攻も分かりませんが、両想いになってから押されてるのはどちらかと言えば快くんの方です♪
なんと素晴らしい青!青い春!青春!
でも、ただの爽やかな澄んだ青ではなく、タイトルが「群青」となっているところが深いです。実際、タイトルに惹かれて手に取りました。表紙も少し逆光になっていて、それがまた想像力を掻き立てる。
快と漣、友人たちも含めて、みんな普通の高校生。
普通の日常を過ごしていくなかで、クラス替えをきっかけに少しずつ変わっていく何かを感じて。
寝ている漣に快が告白してしまうところから、いつもの冗談だと勘違いした漣に乗って誤魔化し、その場を遣り過ごす流れは素晴らしかったです!描き方が!
きゅんきゅんしていたら、どきっとして、ほっとして。
遣り過ごして一人教室に残った快が緊張のあまり震えている場面は本当にこちらまで震えが伝わってきました。
そういう心情を漫画として表現する、魅せるのがとても上手な作家さんなんだなぁ、と感じました。
今作が初読みでしたが、購入して良かったです。
そんな日々が続く中、快が最初に心地好い誤魔化しの空気を切り裂きました。
夜の教室での遣り取りは本当に迫力があって、胸がぎゅぎゅっと締め付けられ、読みながら思わず息を詰めていました。
自分の中だけにはもう抑えきれなくなり、漣に気持ちをぶつけながらも、優しく接しようと努める快が健気で。
それでも、今すぐに今まで通りの接し方は出来ないとはっきり漣に告げ、告げられた漣は快のことや自分の気持ちに向き合って考え始める。
そして、友人との会話の中で少しずつ気付いていき……。
登場人物みんなが真摯で誠実で真っ直ぐで、好感が持てました。
漣の快にだけ向ける無自覚な甘え(我が儘)や快が自分の気持ちをひた隠しにしようとする辺りが「群青」というタイトルに通じるかと。
ストーリーとしてはよくある話かもしれませんが、何より描き方が素晴らしいので引き込まれます。
絵も大抵の方に受け入れられるのではないでしょうか。
付き合うようになったその後の二人をもっと読みたいです。
ローズリリィ様
初めまして。コメントありがとうございます!
皆様が素晴らしいレビューをお書きになっている中、私のようなレビュー初心者のレビューが受け入れていただけるのかどうか、とても緊張しながら投稿しました。
レビュータイトルについてのお言葉、ありがとうございます。
私自身が作品タイトルに惹かれての購入だったので、「群青」という言葉をどうしても入れたくて。
少しでもお役に立てたなら嬉しく思います♪
是非、楽しんでください(*^-^*)
碧蓮さま
はじめまして。
レビュータイトルが印象的で、目にとまりまして。
この本を買い忘れていた事に気付きました。
今日帰りにあわてて買いに行き、無事ゲットいましました。
ありがとうございますm(__)m
感謝感謝です♪
ローズリリィでした。
とんでもなく甘酸っぱいです。
キュンキュンして、息継ぎがうまくできません。
物語は同級生、しかも高2まで5年間同じクラスのふたりが6年目に初めて違うクラスになってしまうところからの始まりです。
今までとは少しずつ違ってくる生活、そしてレンに彼女が出来てしまう…
このときのカイのメール内容と本人の感情の違いにはもう、切なくてせつなくて泣けました。
そしてやっぱりレンのあの一言でまた涙腺は崩壊しました。
ありがちといったらありがちなストーリーをこんなにも切なく、印象深く描いてくださったのと、下校中の空の綺麗さや季節感が爽やかに伝わってきたので、迷わず神にさせていただきました!
次回作も楽しみにしています!
初めてレビューします。
高校生の恋の甘酸っぱさを詰め込みました!という感じ作品でした。
好きだけど言えない、でもふとした瞬間にあふれそうになって苦しくてぐるぐる悩んでしまう……王道ですが、キュンキュンします!
相手が気を許してくれたり自分を優先してくれることへの優越感というか、複雑だけど嬉しい気持ちが伝わってきて、もどかしいです。
気の合う友人といるときの空気感を描くのがすごく上手い作家さんですね。友人たちも魅力的。男子高校生ものでは、この方の作品が一番好きです。
随所で描かれている色々な空がきれいです。
両思いになってからが短いですが、快くんと漣くんのBLごっこで糖分を補給できました笑
高校3年生になり、中1からずっと同じクラスだったレンとクラスが離れたカイ。カイはずっとレンが好きだったけど、親友関係を壊したくなくてずっと想いを隠していた。なのにクラスが分かれて、レンに自分の知らない交友関係ができ、気持ちが揺さぶられる。
ある日の放課後、教室の席で寝ていたレンを見つけ、独り言のように思わず告白する。寝ていると思ったのにそれを聞かれてしまい、ごまかすカイだったが、それから2人の関係がわずかに揺らぎはじめる。
小さい頃からずっと一緒にいた男の子たちが、長い時間をかけて結ばれるまでの話です。
1冊まるまるこの2人の話で、とても読み応えがありました。少しずつ少しずつ変化していく2人の感情がとても自然でした。エッチはなしです。エッチがないのは全然かまわないのですが、どちらが受けで攻めかは知りたかったな。
イラストもとても美しいです。表紙の青い夏の空が印象的でした。
恋と青春の軌跡ですか・・・
本当にめちゃくちゃ詰まってます!!!!
読み終えるのがもったいなくて数ページめくって戻ってニヤニヤを何回繰り返したことか・・・
ストーリーもよくまとまっています。伏線の張り方も回収も素晴らしいとしか言えません。
まだ2作目ですが、学生の青春系を極めていらっしゃいますね・・・前作、今作ともに大好きです。
ああ思い出すだけでキュンキュンします。
ストーリーは1冊丸まる両思いになるまでの過程で、これから・・・!ってところで終わっていますが、すごく丁寧に描かれていてドキドキしたり、苦しくなったり、お互いの事真剣に考えてみたり・・・その過程に萌えます。
もちろんラストが一番萌えます!!!
彼いわく、死ぬほど恥ずかしいこと言いますからみなさんも是非確認して聞いてあげて下さい(笑)
こんなキラキラな男子高生いたらいいなぁ・・・と妄想してしまいます・・・
う~ん、いい意味でじれったい!笑
好きで好きでどうしようもない。
気持ちを言ってしまいたい。
でもこの距離を失いたくない。
この気持ちに気付かれたくない。
当たり前だと思ってた距離は、当たり前なんかじゃなかった。
俺が何もしなくても一緒にいられたのは、あいつが隣にいてくれたから。
幼なじみモノの話だとどこかで見たことあるような台詞や展開かもしれないけど、それを一冊まるごと使ってとっても丁寧に描写して見事王道幼なじみBLに仕上げています。
キスやエロシーンを挟むことで、初めて幼なじみを男として意識する、といった俗物的なテンプレはなく、二人の気持ちがどう動いていくのか、それによってどう関係が変化するのか、について焦点をあてているので、とっても王道な幼なじみの恋愛を楽しめました。
また、読み終わると「群青のすべて」というタイトルにストーリーの全てが詰まっていて、良いタイトルだなぁ、と思いました。
前作「ナンバーコール」が個人的にとても好きだったので、今回の表紙を見たときに迷わずに購入しました。
表紙から帯からも伝わってくる爽やかさは、期待を裏切らない内容でした!
両思いになるまでじっくり時間をかけてるので、切なくてじれったい。
でも男子高校生のわちゃわちゃした日常もとてもかわいらしく描かれていると思います。
個人的にお互いに想いを伝える前にキスとかしてしまっていたら、そこそこの評価だったかもしれません。
ですが、伝えられない・触れられないを最後の最後まで。
相手を想うって本当はこうなんじゃないでしょうか!
胸がきゅーっとなるような青春です。
BL初心者や、エロなしをお探しの方にお勧めです!
表紙が男子高校生好きにはたまらんですね!
飲みかけのジュースを腕掴んで横から一口(^//^)妄想広がる
そんな廊下の一コマに突き抜ける青空。
【今がずっと続けばいい、と思った】
男子高校生の言えない気持ちを詰め込みました。
1冊まるごと、ありのままの青春です。(帯より)
中身はタイトルと表紙と帯が物語ってます。
コレにキュンときたら読んでみる価値ありです(^ ^)
隣にいるのが当たり前になってる友達に恋をしてしまった男子高校生のドキドキや好きな人のそばにいる息苦しさや震えが伝わって、最近エロやtnkでしかBLを読めていなかった邪な心が浄化されるような爽やかな作品でした。
エロい性春送ってる男子高校生もいいけど、爽やかに青春してる男子高校生もいいですね。どちらも癒されますな+゚。*(*´∀`*)*。゚+
ーーー(以下ネタバレ注意です)ーーー
中1〜高2までずっと同じクラス、3年で初めて離れた快(カイ)と漣(レン)
ずっと隣にいるのが当たり前の毎日の中で、カイはレンに恋してることに気付きます。気付いたところでどうしようもなく、恋心には蓋をして友人を続ける日々。
でも何気なく触れる瞬間や無防備な姿に時折気持ちの蓋が外れ、少し顔を出してしまう恋心を押さえつけるカイを見てるとキュンキュンします!
放課後の教室 寝てるレンを見て、1度だけ言わせてと気持ちを呟くのですが
レンは起きていてーーー。
何とか取り繕ったもののレンのいなくなった後に手足が震えてへたり込むカイの心臓のバクバクが読み手にも伝わってきて息苦しかった〜!
3年でクラスが離れテリトリーも変わっていた上に、放課後の一件で少しづつ少しづつギクシャクし始めた2人でしたが、ある日 レンから「彼女が出来た」と報告が…(つД`)ノ 前々から覚悟してたカイは普通にお祝いの言葉を返すのですが、
笑顔の絵文字の裏ではスマホをポトリと落とし
「ごめんな」「全然」「笑えねぇ」
この独白 涙腺崩壊しますヽ(;◇;)ノ
カイの顔は映ってないのにカイの息苦しさはガンガン流れ込んでくるー(泣)
しんどさピークと見せかけてもう一波乱。カイが必死になって隠してる気持ちにレンは勘づきつつあって、カイはそれを知ってしまいます。
「俺の反応見て楽しかった?」
「もう必要以上 関わんねえから」「ごめんな」
涙腺崩壊Part2きちゃいますヽ(;▽;)ノ
息苦しいし心臓痛いし、男子高校生の青さにキュンキュンするし。
泣いていいのか萌えていいのか。(ガッツリ萌えましたけど)
この後が青春の甘酸っぱさに当てられ、小っ恥ずかしさイッパイになってギャーっ(///Д///)ギャーっ(///Д///)ギャーっ(///Д///)なのですが、是非読んでみて2人の行く末を確認してくださいw
もうね、ホント甘酸っぱくて甘酸っぱくて、青春が遥か昔に終わった者には眩し過ぎた・・・+゚。*(*´∀`*)*。゚+