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ameshizuku
表紙が好きです。
タイトルと表紙から、しっとりしたお話かしらと思ったら…ある意味そうではありますかね。
嫌な奴だというサダオがすぐに灯を好きになるのがかわいいですね。
なんて思っていたらもうそんな展開に。
あんなことして泣いちゃって雨が降る。エロい。
しっとりしているけどエロい。
そして先生の好きな性癖がお約束のように入っているw
生意気そうなサダオが灯にされるがままでほば抵抗しないのがツボでした。
灯はいい奴だけど、雨守番としてのヘキが怖くて、それがちょっとおもろくて、もっと裏がある?とビビりましたがそれはなくてよかったです。
灯の母がちゃんとした人でよかったし、その見せ方がおもろくて好き。
雨の降り方で、サダオの泣き方が皆にバレているのがいちばん笑いました。
雨乞いと静かな狂気の愛が詰まった作品。
池田サダオは、祖父の逝去がきっかけに母の実家にに引っ越した。
『サダオ』が泣けば雨が降ると迷信じみた話を沼之端灯(ぬまのはたともる)に言われた。
灯とサダオ以外は普通の村民の様だが、灯とサダオの母は何となく第六感があるような物言いをする。
初代の雨守と雨守番の『初雨』は灯のサダオに向けたちょっと、いや、かなりの狂気じみた愛とその愛を一身に受けるサダオの大元が時代を遡りから読むと、ふたりは生まれ変わりようだから惹かれあったのかと。
ちょっと器具をお使いになり攻められるサダオとかなり変態でドSな灯。
(初代も同じで納得)
Cモアさん、修正、ライトセーバー。
昔からの言い伝えと決まりごとを守る村が舞台のお話でした。
サダオ(雨守)が泣くと雨が降る、だとか
雨守を泣かせる役目の雨守番だとか…
随分と酷なことを代々続けている村だなぁと思ってしまいましたが(汗)
灯もサダオもそれなりに幸せそうにしているのでそこは救われました。
その起源となる智之介と定のお話も途中まで狂気的なのですが、最後には幸せそうなんですよね。
なので、灯もサダオもそれを引き継いでそういう運命を繰り返してきたんだろうと思うと
出会いも必然でなんだかロマンがあるお話だなと思いました。
サダオが泣くと雨が降る。
祖父亡き後、母の故郷で雨が少ない村に東京から引っ越してきたサダオ。
転入した学校ではみんなサダオを遠巻きにして、誰も親しくしようとしてくれない。
そんな中、灯だけがサダオに近付いてきて…。
民間伝承のような話です。
サダオが泣くと雨が降る。
雨が降ると土地が潤う。
土地が潤えば作物が実る。
だから雨守番の灯はサダオを泣かせなければならない、村のために。
サダオの感じた想いは恋。
でも灯が感じているのは使命感だけかもしれない。
ここのポイントをもっともっと掘り下げれば、ぐわあああっと大号泣できる作品になったと思います。
想いのすれ違い、自分だけが相手を想う切なさに灯を拒絶するとかいう展開があれば、もう胸ががしっと鷲掴みにされて号泣必須。
でも碗さんはそこを掘り下げるよりも、サダオに対してSっ気が増していく灯に焦点を合わせてページ数を割くのです。
碗さんはわりと受けの中で粗相をする攻めを描かれていますが、作画のせいなのか、作風のせいなのか、不思議と嫌悪感や不潔さを感じないんですよね。
ふだんそういう描写は大の苦手なのにさらっと読めてしまう。
むしろそういうことをしたいとかしてしまう攻めから受けへの独占欲や愛を感じられる。
本当に不思議です。
だから切なさからの拒絶を描くより、独占欲を増す灯を描いた方がしっくり来たのかもしれません。
初代の定と智の話が同時収録されています。
初代はまさに相手への独占欲だけで動いているようなひとでした。
こういう流れから、今のサダオと灯がいるのか、と。
転生みたいな運命を感じました。
もうひとつの同時収録、転校前のモブサダオの話は結構、ええ?という感じです。
「前の学校でも嫌われてた」という台詞が本編で何回か出てきますが、この話を読んだら「好かれる要素ないじゃん」という感じ。
灯と出会ってからのサダオとは別人のようでした。
「ちょこざいうつわ」についていた小話の続き(村の米と器をセット売り計画)もありました。
泣ける作品もいいけど、そういうのにはこころを揺さぶられすぎてきついというときに読むと、適度に切なくていい作品でした。
ホンマに、高校生カップルのあれこれは、切なかったり可愛い所もあったり、でもエロさも満点で凄く好みな話だったのですよ。
雨を降らせる為に泣かなきゃいけない雨守と、雨守を泣かせる役目の家と、その当代どうしが同級生で、お役目を果たすうちに恋が芽生えて…うん、こっちはええねん。好みやねん。
でもな、オババもうアラフォーでな、子供もおるんやんか…
雨守の家に生まれて、お役目の大切さを生まれた時から聞かされてきただろう、サダオの母。
自分は女だったからサダオにならずにすんで、都会に出て結婚相手を見つけ、幸せな家庭を築き、自分に男兄弟がいないから、自分の長男にサダオと名付け、先代のサダオが死んだから、息子に跡を継がせるために田舎に戻ってきた。
えーと、なんぼ性格が悪いせいで友人もろくにいなかったとは言え、高校生の我が子を因習まみれの田舎に一生閉じ込めるような選択、する?
しかも、幼少期に大怪我しても泣かないような子が、泣くまでどんな目に合わされるのか、それが年中一生続くのがどう言うことか、想像せーへんかったん?可愛い我が子が泣かされるって、母親として平気でいられるの?
この先、2人の進学やら就職やらは、村から出られない時点でほとんど選択肢がないのよね?
それもまあ、全部を話して納得した上で、サダオが継ぐと決めたなら、まだ許せる気がするけども、実際は何も言わずに本人に無断で継承の儀式まで済ませて、勝手に息子の人生を決めてしまっている。どーせ信じないでしょ?て何だそれ。
灯とサダオの2人が幸せそうなので、結果オーライなのかもしれないけども、この母親に腹が立ってどーにも話が入ってこなかった。
母親のくだりが無ければ萌2か神だったかもしれない。
ファンタジー
水がはられて居ない田園、日照り続きに嘆く人に年寄りが、「大丈夫だよ、もうすぐさだおが来る」という場面が始まり。
日照りが多かったその地域は、人柱を立てて雨ごいを昔していた。
祖父の死後、家族と田舎に戻った貞夫本人は、自分が持つ力を知らないし、気づいて居ない。御爺さんのなまえも「さだお」で、妹は「さだこ」・・奇妙な家族。
夜、田んぼの畔に立つサダオ、突然水の中から手が伸びて足首を掴まれる・・手は、沼之端灯だった。河童のような現れ方をした少年は、家同士の古い付き合いがある「雨守番」の家の子。
灯は、村の伝承についてサダオに話し出す。雨を降らす為の雨守で、「サダオが泣くと雨が降る」 雨守を泣かせる役割を持つ雨守番・・ということで、二人の恋愛が始まる。
人を喜ばせる方法の雨ごいのお話でした。
梅雨なので、雨に因んだ作品を読みました。面白かった。
間違い訂正。
誤:田んぼではなく、
正:沼に立っているところに、脚をつかまれて・・
表紙から爽やかな高校生ものかと思いますが、碗島子先生作ですからただ爽やかなわけもなく。
東京から田舎に越してきた高校生のサダオ。サダオが泣くと雨が降る、雨を降らせるのが自分の役目だと同級生の灯に言われ…というストーリー
泣かせる名目でエロいことをされまくります。爽やかな表紙と打って変わって、道具を使ったプレイなんかもあり、碗島子先生らしい作品。
レイプから自分で脱する受けが大好きなので、ガラの悪いサダオに拍手を送りたい。
「俺に情操教育始めるつもりか」ってネタがツボでした。灯はサダオを泣かせるつもりだったんですね。特急しおかぜといい、碗島子先生の緩急に振り回される。
おどろおどろしい古くからの村の因習のお話ですが、現代版になると高校生同士になってコミカルなところもあり。
サダオを泣かすと雨が降る。
噂のサダオが転校してきても誰も寄り付かない。そんな中灯だけが声をかけてきて。
雨守りだからサダオを泣かすのが代々の役目。
色々試してもサダオは泣かず、エロいことすると泣いた。
そこからは灯に体をいじくられ泣かされて。
でも恋愛感情もあるようなのでまだ救いはあります。
ただ雨を降らすためにサダオを抱いたり変態プレイをするのがどうも萌えられず。
『初雨』
こちらの方がどちらかというと萌えました。
家からも疎まれ村人にも避けられる智之介。
サダだけは自分を気にかけてくれる。
思い余って?田んぼの水路に仕掛けをしサダを連れ去り監禁して陵辱する智之介。
でもサダは智之介の寂しさ行き場のなさを知っていて。
智之介の出奔についていくサダ。
智之介が思い付いたお話が村の因習になっていくんですね。
不器用な智之介の好意と智之介を心配し慕うサダに悲しさと切なさと救いが。
◆雨雫(表題作)
田舎に古くから伝わる風習と碗先生ならではのエロが絡み、独特の雰囲気がありました。最近の作品だと『理解できない彼との事』に収録されている『鬼が見ている』も、このジャンルですよね。碗先生の目の付け所が面白いなぁと感じます。肝心のメイン2人に関しては、雨を降らせるために雨守のサダオを雨守番の灯がひたすら性的に責めて泣かせるという関係性なので、その目的を取っ払うと2人を繋ぐものが簡単に揺らぎそうな気もして、そこまで引き込まれませんでした。性的快感が相手への好意に変わっていく流れをもう少し丁寧に描いて欲しかったかも。もちろんエロには十分満足でした。
◆初雨
私はこちらのカップルの方が表題作より惹かれました。雨守と雨守番という関係性の始まりということで、郷士×百姓の組み合わせです。家で種馬としての価値しかないと蔑まれている攻めの智之介の本来の優しさを、受けの定だけが理解しています。にも関わらず、智之介は定に田んぼの水を堰き止めた濡れ衣を着せ、犯してしまう。蛇を陰部に這わせて定を泣かせる凶行はなかなかインパクトがありました。そこで、智之介は定が泣くと雨が降ることに気付き、彼を家に閉じ込めて毎日のように犯します。智之介の無意識の執着と定の健気さに萌えました。お互い相手への好意はあるので、最後はハピエンです。もっと長くてもいいくらいでしたね。
ちょっと「妄想怖男子」収録の「ふる里」と被るところがあって。碗島子先生は、こういった世界観がお好きなんだな、と思う。昔話には、理解し難いものも沢山あるので、碗島子先生の作り上げたこの物語も、何処かの土地にはあるんじゃないか?と、思わせる、薄気味悪いけれど、どこか懐かしい様なところがある。田舎のおばあちゃん家の誰も入らなくて手入れされていない蔵の中の様な。けもの道しか無いような裏山とか。表は暑いのにひんやりする日陰のような。
村に雨乞いをする儀式として、選ばれしサダオは雨守番の灯に泣かされる。啼かされる。方法は多分何でもいいのだ。灯がサダオにとった方法はとてもエロティックなものだった…。
灯のお母さんがシュールで良いです。「…灯さん、もっと紳士的に泣かせてちょうだい。」とか「心配です、母は。」と、真顔でおっしゃる。お母さんは何もかもお見通しなんですね。息子がナニをしているのかを。中程にはこの物語の発端の昔話「初雨」も語られており、二人の恋人たちのいにしえの定めなのだなぁ、と思い馳せる。意外にもロマンティックなのかもしれない。
同時収録の「いっしょにあそぼ?」は、サダオがまだ東京に住んでいた頃の話。妹のサダコの遊び相手をしていた、お隣の陽くんとサダオは同級生で。同じく同級生の宙くんと、ひょんなことからサダコのお守りを一緒にしていくうちに、お互いに好意を持ち始めて…。表題作では主人公のサダオが、ここでは当て馬の様になっているという、逆(⁈)スピンオフのようなショートストーリーになっています。泣かされる前のサダオはだいぶ嫌なヤツっていう構成も面白いですね。
表紙のほのぼのとした感じからとは違い、中身は男子高校生同士のソフトSMなどの描写がありエロイです。
内容は閉鎖的な村に引っ越してきた都会の高校生サドオ(受け)が、攻めの灯と恋仲になりその風習や自分の運命を受け入れていくお話しです。
サドオの運命とは、雨の少ない村に雨を降らせるために泣くというものでした。
そして、泣かせる役目が村長の息子で生徒会長の灯。
サドオは性格が良くなく意地悪されてもやり返すような強気な性格で、灯に泣かされる為に強引にエッチな事をされますが、2人は好きあってるので合意の上です。
お話しの展開が淡々としていて、所々ギャグっぽいところもあるので、おどろおどろしいホラー的な要素はありません。
閉鎖的な村のために無理矢理エッチな事をされて泣くなんて、好き同士でないと暗い雰囲気になりますが、尿道責めや縛ったりなど多少強引なソフトSMも、恋人同士なら恋のスパイスですね!
男同士だと子供が出来ないから、家の跡が継げないとかの悩みなどがでてきますが、周りの大人が血族が継げばいいのよとあっさりしていて、全然暗い感じにならないので、あらすじの感じと違いお話しがあっさりとしています。
攻め受け共にイケメンで、攻めは真面目で少々変態。受けは都会っこで少々やさぐれてて今時の子といった感じです。
エッチがエロイ感じで萌えました。
表題作の雨雫が一番好きですが、同時収録の初雨やいっしょにあそぼ!も良かったです。
雨雫のお話しと主要人物は変わりますが、両方とも関係のあるお話しです。
碗先生の閉鎖的な田舎を舞台に、その土地ならではの風習をモチーフにした不思議なストーリーが大好きです。
●「雨雫」
祖父が死んで田舎に引っ越してきたサダオは、村人からは遠巻きに見られ、クラスメートも近寄ってこない。
でも灯だけは「サダオだけは特別なんだ」と近づいてくる。
その村になにが隠されているのか、これからサダオに何が起こるのか、なんだかワクワクするはじまり!
雨が少ないその土地で、サダオは泣くと雨を降らすことができる雨守。
そして、灯はサダオを泣かせるための雨守番。
灯はサダオを泣かせようと、色々試したけど全然泣かない。
でもサダオは構われてるうちに、灯を好きになって、エッチなことをすると気持ち良くてサダオは泣くから、灯はエッチなことをし続ける。
灯のそれはお役目からくる義務感?サダオのことはどう思ってるの?
サダオは灯の気持ちがわからなくて不安になったりするのかな?
この風習と二人の関係はどんな着地点がくるんだろう?と、ちょっとダークさを期待しながら読んでました。
でも、お役目はお役目として、二人の関係は甘く、跡継ぎ問題も簡単にクリアして、私が期待したような重さはなく、円満ほのぼの系でストーリーは終わってしまって…
肩透かしといえば肩透かしなんだけど、でも土地の風習系=ダークと思いこんでた私には新鮮な終わり方で、逆に碗先生のテンポっておもしろい!と思った作品です。
●「初雨」
雨守と雨守番の起源にあたる昔々のお話。
智之介は、その村の郷士の次男なのに奔放で、村人からは煙たがれていた。
でも幼馴染の定だけは、昔のままの親しさではないものの、智之介と普通に接していた。
そして定が女といるのを勘違いした智之介は、定を監禁して、抱いて責めて泣かせると雨が降ってきて…
その智之介が、小さな甥に自分の罪を告白した作り話が、サダオの伝承。
乱暴な智之介に優しい一面があったり、定が智之介の寂しさを知っていて縋る手を握り返したり、この短編は恋愛も、土地風習らしいダークさがあるのも、私の好みの話でした♪
●「いっしょにあそぼ?」
サダオが田舎に引っ越す前、嫌な奴だったころの話。
サダオは悪役当て馬、妹のサダコちゃんがキューピットになって、二人の男子高生をくっつけてしまう短編。
サダオはほんとクソむかつく奴で、田舎にいって、たくさん泣かされちゃえばいいんだ!と思いましたw
私は民間伝承やダークな話が好きなので、碗先生には「初雨」のような土地風習がからむ淫靡さ漂うお話をもっともっと描いていただきたいです!
【雨雫】
雨が少ない地域に代々伝わる雨乞いの儀式にエロを絡めるという面白い設定。
雨を降らせる雨守り「サダオ」が泣けば、その地に雨が降る、そして雨守を泣かせるのが雨守番の役目という関係で、自分がそういう星の元に生まれた事を知らなかったサダオと同級生の雨守番とのお話。
サダオが涙もろければ良かったのですが泣けるとされる映画や本の類では泣けないのです。泣くのはエロい事をして感じちゃった時だけなので雨守番の灯が泣かせるためにエロいことをするという。
泣かせるためには尿道責めあり、放尿プレイありと何でもござれ…。しっとり情緒漂う表紙のイメージとはかけ離れた変態プレイの数々を高校生同士がこなしているという…(汗)
雨が降らないと田畑が枯れてしまうので、村人にとっては雨=サダオが泣く事が死活問題なわけです。だから村の人々全てがサダオの動向に注目して、サダオを見れば「雨」「雨」言っていて、その物凄く閉鎖的な田舎の雰囲気が気持ち悪くてなりませんでした。
息子が雨守として定められている事を平気で受け入れている母親にも空恐ろしいものを感じて、ゾッとしました。
普段全く泣かない自分の息子が何をされて泣かされているのか考えていないような、雨さえ降ればいい、みたいな村の掟に染まっている母親の存在はホラーよりも怖い。私なら村がどうなってもいいから息子を泣かせたくなんかない。
泣かせる役目が雨守番の灯と決まっているのでそこはまぁ良かったのですが、やはり村人の中には泣かせるために手段を選ばず輪姦を企てたりする悪い奴らもいまして、こんなサダオに頼りきっている歪んだ村はいっその事、サダオが大泣きして洪水でも起きてしまえばいいんだ!!とまで思ってしまいました…。
ブックパス読み放題
急にエッチなお話が読みたい気分になって、ちるちるのエロ度評価を参考に買いました。
結果はエロエロ評価なのに絵柄が肉感的ではないせいか、あまりエッチな雰囲気はありません。
内容は皆さん書いておられますが…切なく甘いストーリー。
それに村の因習的と特殊能力を持つキャラクターという、ファンタジー要素を絡めたものです。
特殊能力を持つ受けは、泣いて雨を降らせないと村を水不足にする「雨守」のサダオ。
そして攻めは雨守を色んな手段(性的なのも含む)で泣かせるのが役目の「雨守番」の灯(ともる)。
面白いのは、雨の降り方によって「雨守」がどんな泣き方をしたのかまで村人にはバレてしまうところ。
またに二~三百年前の江戸時代?村人に疎まれる郷士の次男である攻め×攻めと唯一仲が良い幼馴染の農民受けのエロ話が、言い伝えのようになっているところも面白かったです。
そんな村を水不足から守りつつ、性的に捌け口にされる過酷な?キャラクター設定なのに不思議にどこかほっこりする話でした。
ただエロエロなエッチに期待して購入したので、その点は期待外れです。
毎回エッチシーンはあるのに残念、その為…評価は【萌】です。
表紙から見て繊細なお話かと思っていたら、エロエロなお話でした。
でも良かったです。
いままで読んだことがないストーリーで、斬新な設定でした。
「雨雫」
母の故郷の村に引っ越してきた受け、池田サダオ。
クラスでも誰も話しかけてきません。
夜、コンビニに行く途中でクラスメートの沼之端灯(攻め)と出会う。
仲良くなっていくうちに、サダオは灯のことが好きになっていき、
エッチをします。
そこでサダオは泣くんですが、それと同時に村にも雨が降り始める。
実は灯はサダオ(雨守)を泣かせる雨守番で、村に雨を降らせる役割。
それはみんなが知っていること。
そこらへんちょっとだけ切なかったです。
最後はエロエロ甘々のような感じで終わりました。
「初雨」
先代のお話。
切なかったです。
「いっしょにあそぼ?」
高校生の話。
碗島子先生の作品は初めて読んだんですが、可愛らしい絵で、エロエロ甘々で、
好きです。
碗島子さん、キャラとエロがたいがい変態臭くて好きな作家さんです。
本作は表紙とタイトルからしっとり系か?と思いましたが、実際の中身はしっとりシリアスな碗さん半分、いつものコミカルな碗さん半分という感じ。
キャラとプレイの変態臭さはしっかり健在です。
逆に言うと、表紙とタイトルで買うと外す可能性も。
「サダオ」が泣けば雨が降る───
非科学的な雨乞いの儀式が今も残る、コンビニも自販機もないド田舎の村に東京から引っ越してきた高校生の〔サダオ〕。
誰もサダオに近寄ろうとしないクラスの中で、1人だけグイグイと距離を縮めてくる〔灯〕。
気付くと自分のことを見ている灯にサダオは次第に惹かれていくのですが…
村に雨を降らす「雨守」と、雨守を泣かせるのが役目の「雨守番」の、ちょっとファンタジーで、だいぶんエッチなお話です。
これSMだね。
普段は優しい灯がサダオを泣かせにかかるとサディスティックな性癖が暴走するようで、滾ります←
一方のサダオは泣かされてる姿が可愛くてきゅんとして「もっと泣かせてやって!」って言いたくなっちゃう加虐心を煽る可愛い子ちゃん。
サドっ気がある人により強くオススメしたい。
灯の性癖が暴走するエッチの内容は基本マニアックプレイです。
サダオが泣くと雨が降る、と言うことは、サダオが泣くと村の皆に筒抜けになるんですよね。
サダオが灯にどう泣かされてるのかまでは皆知らないんだけど、降る雨を見て今サダオがどんなふうに泣いてるのかを村の大人も子供も何の気なしに感じ取ってるのがなんだか微笑ましい。
ざああと降ったら、サダオ怖い夢見たのかな?
じとじと降ったら、サダオ悩んでるのかな?
ぱたぱた降ったら、サダオいいことあったのかな?
エロエロなのにどこか優しげな童話のような雰囲気も漂っているという、不思議な1冊。
心が満たされたら虹が出るのです。
後半に「サダオ」が生まれたきっかけのお話が入っています。
サダオと灯のご先祖様のお話。
こちらは終始シリアス調でした。
灯のご先祖様は灯を上回るサドっぷり。
評価としてはどうなのかな?
表紙で買うと外しそうだけど、碗さんの作風が好きならツボにはハマるかな?
私は満足な1冊でした。
碗島子さんのこの他の既刊は全て読んだのですが、いつもシュールなコメディタッチな作品が多くてそれががとても好みで買っている作家さんです。
このお話はなんとなくせつない系・シリアス系なのかな…と思って手を出していませんでしたが、中身は思ったよりもコメディよりでした。シリアスはシリアスなんですが、やっぱり碗島子さんだなぁという感じ。
しかし、設定はちょっと不思議系ですが、ここまでページ数を費やすお話ではなかったかも?
ちょっと不思議な村に越してきたサダオが、自分が泣くと雨が降るという言い伝えに巻き込まれるお話です。
そのため、村に雨を降らせるために灯という同級生にあれやこれや、悪戯をされては泣かされてしまうのですが、それだけというか…。特にそこから派生してストーリーが展開されるわけではなかったので物足りない感じがしました。4話も費やすお話でもないかも…と思ったというか。
えろが多くて、毎回毎回、サダオが灯にえろいことをされては泣かされます。必然的に毎回違った濃いプレイが見られるという、えろ重視のお話でした。
えろメインで読みたいときにはよいと思います。しかし、尿道攻め、お漏らしプレイなどちょっとマニアックもありますのでご注意です。
無条件で拝読する作家さまのお一人です。
好き嫌いが分かれるの、解ります!
シュールだし変態だし絵も独特だし。(スミマセン…)
私は大好きですが。
こちらは高校生同士、年相応の使命やお互いへの夢中感というか、
視野が狭くてまっしぐら感というか…が、かわいい。
特に終盤のプレイでサダオが枕にオ○ッコしてしまうくだりから、
灯のフィニッシュ、その後始末までの変態さ加減ときたら、
お互いへの夢中な感じがでていて、
はからずも激しく萌えてしまいました /////
1冊まるごと雨雫の世界です。
(最後の短いお話には灯は出てこない上、サダオも脇役ですが)
『初雨』はCPそれぞれのご先祖様が主人公で、
灯とサダオのお話とはテイストが違います。
ギャグが入り込まない、よりしっとりした物語の礎となるお話。
灯×サダオ、智之介×定。
こういうトーンの違う作品を描き分けられるところに
作者さまの力量を感じます。
神にするかを悩みつつ、萌え×2で。
そのうち評価を変えるかもです。
作家買いしています。今作も碗さんらしい、えもいわれぬシュールな笑いとエロさと変態らしさと確かな愛が詰まっていました。
現実世界で現代が舞台ですが、少しファンタジーも入っていて、私の好みにぴったりでした。
碗さんの作品にはちょっと阿呆な子(大抵受け)が出てくる頻度が高い気がするのですが、そうやって少し抜けている子がいるおかげで、攻めの変態らしさがある程度和らいだ印象になっていると思います。変態らしさと言うか、黒さと言うか、ヤンデレ気質と言うか……。
描かれ方によっては引いてしまうようなことでも、そこに少し「くすっ」と笑える要素が入ることで受け入れて読み続けることができます。
今作の「雨雫」では、おもらしの辺りでしょうか。サダオのおもらしから灯の中出し(NOT射精)にかけての流れは、自分でも何故受け入れて読めたのか不思議です。これも碗さんマジックの成せる業?(笑)
受けに対する愛故に暴走して変態化していく攻めが好きな方は是非一度お読みください。
変態らしさについてばかり書いてしまいましたが、ストーリーもしっかりとしていて読み応えがあります。
代々受け継がれてきた役目。その役目と向き合ったときに不意に影を落とす葛藤と不安。
途中で胸が締め付けられて痛くなることもありました。
でも、そんなことも本来の自分のまま乗り越えていく。
そんなシリアスモードの中、絶妙なタイミングで投下される明るさや笑いに癒されます。
サダオと灯、雨守と雨守番が生まれたそもそものきっかけもしっかりと描かれていたのが良かったです。本当にありがとうございます!
同時収録の「初雨」がその始まりの話です。
あれですね、私が好きな碗さんの攻めはどこか不器用なのでしょうね。特に愛情表現に関して。
受けのことが大好きなのに、真っ直ぐ伝えられない。
最後にはみんな幸せになってくれたので本当に良かったです。
冒頭、灯の方が霊的な何かのなのかと穿って見ましたが違いました。
舞台は田舎の村で、度々出てくる村人にはじわりとした怖さが。
雨守番が灯でなかったら、泣かないサダオに対して村ぐるみでホラーな方向に行っていたのかも?
灯のサダオに対する恋愛感情は初めは無かったかもしれませんが、
もしかすると灯は今まで役目主体で生きてきて、それを初めて吐露できたのがサダオだったのかもしれません。
それから少しずつ、灯自身を気にかけ、好意を持ってくれたサダオを好きになったのなら、恋愛らしい恋愛のような気がします。
決して雨守番の血の為だけではないと思いました。
雨守番を雨守のつがい、と読みかえるとなかなかいい感じでした…萌ぇ!
シリアスにしかならないようなストーリーなのに、登場人物の性格と、合間に入るコメディ要素が良いエッジになっていました。
その為か、物語から漂う雰囲気はじっとりと不快な梅雨ではなく、しとしととして田畑を潤すような梅雨の印象でした。
サダオの、気持ちがいいくらいに強気な性格も良かったです。
これなら村人に振り回されずにすみそう。
表紙タイトルがきれい。
碗さん独特のギャグセンス(まさかのドワドワ…効果音ギャグには笑いました)に加え、今巻は読み入る話に紛れてプレイも攻められていて。○道攻めに○出し…攻めが変わっているというか変態ということでしたがそれだけではなく。病みっぽいところも見られました。
表題に出て来る"昔話"は後々収録。良いお話で感動しました。表題は受けの方が素直じゃない感じがしましたが、彼らの先祖たちでは攻めの方(攻めの先祖は攻め)が素直じゃなく。けれど今も昔も、なかなかの酷いことをされても許せたり好きでいられるくらいには優しい攻めたち。男同士だから跡継ぎはという切なそうな問題も問題なくカバーされていて、それがよかった。
言い伝えでより酷いことをしたことになって現代まで伝わってきたことが何より切ないけれど、本当はもっと、そこに愛が存在していて、それが偽りとしてもそう伝えられていくことを望んだところに感動しました。先祖がふたりでいる為に、幸せになる為に選んだ道…
「そうか 連れてけ お前の領域」
「そ そうか そうだろうか」 言っている受け・サダオは可愛かったし、表題作中に口にしていたしゃくらせたことある〜の件も昔話の更に後に収録されている短編でキッチリ回収されていて驚きました。確かにしゃくらせてる…!と。 その短編はサダオが引っ越す前の話で、サダオの妹と遊んであげていたふたりの男子高校生のラブなのですがサダオは攻めの子が好きだったらしく…(素直じゃない、しゃくらせたりしているだけに切ない、笑)、くっつく受けの子は外も内もサダオとはまた違った、ツンのない愛らしさ。(貞操観念?が低そうな攻め、本当に遠距離はやだって理由で振ってあげたのかな…)
カバー下でもありますが、表題の攻め・灯が受けを泣かせることに終始微塵も罪悪感等感じていなそうなところがじわじわきます。表紙に裏切られた!となるならそこでしたね…、笑
けして嫌いではないのですが、好きかと言われるとNOと答える作品てすね。
サダオが泣くと雨が降る。
言い方を変えれば、サダオが泣かないと雨が降らない。
なので住民みんなが、サダオが泣くことを望んでいる。
う~ん…重いというか、ちょっとゾッとする。
まあ泣くの種類が、別に悲しくて泣くだけじゃなくて、感動して泣くとかとにかく泣けばいいから、みんな罪悪感がないのかもしれませんが。
あと引っ掛かったのが、灯はサダオを好きなのか。
自分の役目はサダオを泣かすこと。
そう幼い頃からずーっと思ってきた灯。
自分とサダオは一心同体。
サダオがどんな人間でも構わないと言っているようで微妙でした。
実際、転校してくる前のサダオが出てくるスピンオフ?漫画も収録されてますが、サダオ結構なクズですねぇ…(笑)
これはあんまり読みたくなかった。
珍しい設定ではありますし、つまらなくはないのですが…中立ということで。
高校生同士。
母の故郷である田舎の高校に転校してきた受け。実は受けは、その地に定められた、泣くことによって雨をもたらす「雨守」だった。雨守を泣かせて雨を降らせる役目を担った「雨守番」と呼ばれる同級生・攻めにつきまとわれ、泣かせるためのあれやこれやを施されるが…という設定。
最初は、因習に縛られた村での、朴訥としたかんじのマンガなのかな〜と思っていたのですが、とんでもなかったです。とにかくエロい! 受けを泣かせるためのあれやこれやがすごい!
レビューページのプレイの欄にもあるように、異物挿入、オモチャ、尿道責めから果ては中で放尿…えっこれほんとに高校生ですか? 田舎の素朴げな高校生ですか?
同時発売の『ちょこざいうつわ』が割とアホアホなギャグだったので、そのギャップがすごかったです。通常パートのトーンは似ているのですが、やってることが違いすぎてビビる…。ここまで突き抜けた高校生プレイは久しぶりでした。
ただ、特に最初の方に攻めの愛が感じられなくて、なのに受けがそれをあっさり受け入れてるのが気になりました。「自分の存在価値は雨を降らせることだけ」的な懊悩がほぼないのが納得いかないというか…。
同時収録作はスピンオフが2作。現代から二三百年さかのぼった過去編と、本編の受けが転校してくる前の話。
過去編は、雨守番と雨守の初代である、ヤンデレな領主のドラ息子と百姓の息子の話でした。でもこの2人が初代なら、2人が雨を降らせていたとは誰も知らないまま村を去ったのに、なぜその後を継ぐ代々の雨守たちが生まれたのか、やや設定がおかしい気がしました。
本編の受けが転校してくる前の話は、本編受けは悪役モブで、受けの妹のところに遊びに来ていた高校生2人がカプでした。これもちょっと展開が唐突すぎるし、さすがに幼女のところにごはん目当てに通ってくる高校生、の設定が無理がありました。
高評価の中すみません。
妙な伝承が残る田舎でのお話というのが魅力的で購入。表紙も素敵!
民俗系のお話、もしくはちょっと不思議なことが起こる田舎のお話的なものを期待していましたが、どっちつかずの空気が流れるお話でした。
因習を守る田舎の怖さが出ているならホラーBLとしてかなりいいのですが、そういう事もなく現実に混じらない伝承がつけられた印象で、「因習系の重くて怖い話は嫌!」って方にはいいかもしれません。
私は理不尽な事が普通に受け入れられ、何も知らない主人公が背負わなきゃいけないっていうのが怖いのですけれど。
そんな事思うのは私だけなのですかね(汗)
皆が「雨が降らない。サダオを泣かさなきゃ。」と普通に思ってるのが本当怖かったです。
あと、母親と妹の魂が抜けたような顔も。モブって意味なんでしょうか?
この作者さんの普通の話は、今度読んでみようと思います。
和風な感じのものが読みたい気分なところに、blニュースで紹介されていましたので早速購入、何となく好みがくっきり別れるような印象がありますが、私にはしっくりきました。好きです、この感じ。
碗島子(わんしまこ)先生、私は存じ上げなかったのですが、ストーリーと画風に独特の雰囲気のある作家さんなのですね。
この新刊「雨雫」は現代を舞台に、とある田舎の「伝承」を絡めた物語です。
雨があまり降らずに水不足に悩まされてきた村、そこにはサダオが泣けば雨が降る、と言い伝えられてきた。
祖父のサダオが亡くなって当代のサダオとなった、池田サダオ(自称、性格悪し)と、サダオを泣かせる雨守番の灯。
サダオが受け、灯が攻めで、とってもエロかったです。
少々SMちっくだったり、尿道プレイがあったり。そんな淫靡な感じも漂う中で、サダオの顔がブサになるのがどことなくリアルな感じがして、私は好みでした。ですが
敢えてのブサ顔と、ストーリーがふっと終わったような感覚が、ちょっと違うと思われる方もいるかとは思います。
サダオと灯の話はいいところで収まり、伝承の始まり「初雨」前後編と、サダオの東京編?「いっしょに遊ぼ」で締めくくりです。
日本的湿度を背景に、サダオと灯の今風な感じとエロさのバランスが絶妙でした。
サダオの設定が面白かったです。
ところどころ、おっと心に引っかかる部分があったし。
けれど、エロの印象が強すぎて!
ネタバレですが↓
この本、おもらしがいっぱいでした! 萌えと、サダオのお腹が心配になるギリギリのラインでした。いや、ギリギリアウトかもしれない。一読して、エロいなーと思いつつ、だんだんサダオくんのお腹大丈夫かなって心配になってきました。そんなこと心配せずに、楽しめばいいのに自分……。
話とは全然関係ないけど、田舎の風景がその場にいるような気分になりました。
どういった話になるのだろうかと思っていたのですがエロく、エロだけでなく話もきちんとしていたのですんなりと読めました。碗先生作品にあるクスッと笑えるシーンもあり好きです。
都会から田舎へ転向してきてツンツンしていたサダオが灯の優しさに触れサダオが灯を好きになるテンポが早いと感じてしまいました。
変態ドSな灯がサダオを攻めたてて泣かせるシーンは興奮しますww嫌がることは無理やりせず灯の優しさがえっちにもあります。
言い伝えになるきっかけとなった過去話もあるのでそちらの二人も楽しめます。
こちらは攻めの執着心が強く、素直に言葉で伝えられなく愛故の行為になりますが…初代さだおも攻めへの気持ちがあるのでひどいことをされても見捨てられないんですね。切なくも最後の4コマでほっこりしました。
現代ファンタジーになるのかな?
先祖代々受け継がれている不思議な現象はありますが、時代設定自体は現代の山に囲まれた田舎に暮らす高校生のお話なので、ファンタジーが苦手な方でも大丈夫だとおもいます。
日本昔話をBLにしたらこんな感じかのかしら+゚。*(*´∀`*)*。゚+ というお話でした。
ーーー以下ネタバレありますのでご注意くださいーーー
母の田舎に引っ越したサダオは灯と知り合います。
学校では誰も近寄らず遠巻きにされる中、灯だけは普通に親しく話しかけてくれ優しさに絆され恋に落ちるのですが、そこで初めてサダオの家と灯の家で先祖代々続く「雨乞い」を知ります。
サダオが泣けば雨が降る、灯は雨守番としてサダオを泣かす役目だと。
何をしても泣かないサダオでしたが、エッチな攻めで気持ち良くなると泣いちゃうので、雨を降らす時はエッチなことをするように。
灯のことを好きになってしまっていたサダオはされるがまま身を委ね、
灯はというと「雨を降らせるため」と行為は段々エスカレートしてーーー。
やーもーエッチばかりしてましたね!
人畜無害な純朴な顔した灯なのですが、やってるとこが鬼畜なんです。
喜々としてドSを発揮してギャップがっ(///Д///)
サダオは無愛想で性格がひねくれてるのに、灯の前だけでは素直で可愛くて・・・そんでドM。エスカレートする行為にビビりながらも泣いてヨガるとこが可愛い。
ってエロエロなお話なのですが、トーンはずっとシットリと切ないのです。
灯はサダオが好きだけど、雨を降らすためには泣かせなきゃいけない。
「これからいっぱい泣かすけど」「ごめん」
この言葉を高校生の男の子が背負ってるのですよ。・゜・(ノД`)・゜・。
でもサダオは灯が好きで灯のことは何でも受け止める強さもあり、シットリはしてるけど悲壮感が漂うことはないので、読後感は良かったです。
同時収録には、雨守・池田家と雨森番・沼之端家が始まったキッカケである初代のお話も入ってます。こちらの方が拗らせ度も病み度も上。昔話特有のジメッとした感じです。
髷のある武士×お百姓さんの時代物BL。時代物って初めて読んだのですが
着物でエッチとか蔵らしき場所で縛られてるとかエロ度が増しますね!
ジメジメな後ろ暗い感じは好みじゃないですが、日本昔話BLすげー!(゜∀ ゜)=3=3 って思いました。
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修正の話になっちゃいますが、まさかのライトセーバーorz
え?これリ◯レだった!?と何度も背表紙確認して、
ライトセーバーが気になって話が入ってこなくて一度本を閉じました。
エロシーンもお話のキーマンの一部だっただけに、ライトセーバーに破壊された感_(:3」 ∠)_残念。