テンカウント 4

ten count

テンカウント 4
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神407
  • 萌×2116
  • 萌68
  • 中立22
  • しゅみじゃない45

--

レビュー数
60
得点
2725
評価数
658
平均
4.2 / 5
神率
61.9%
著者
宝井理人 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
テンカウント
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784403664915

あらすじ

「どうして欲しいですか?
自分で言えたらもっと汚してあげます。
城谷さんの中」

黒瀬(くろせ)の指に、言葉に、翻弄される城谷(しろたに)。
そんな彼に黒瀬は告げる。
「城谷を好きになった理由」を……。
ショックで黒瀬の元を飛び出した城谷は、疼く体に自ら手を伸ばしてしまい、
ずっと目を背けてきたトラウマを呼び起こされる――…。

無愛想なカウンセラーと潔癖症の社長秘書の恋、
城谷の過去も紐解かれる激動の第4巻!

表題作テンカウント 4

黒瀬陸,無愛想なカウンセラー
城谷忠臣,潔癖症の社長秘書

その他の収録作品

  • 黒瀬くんと城谷さんと指相撲
  • 黒瀬くんと城谷さんとサラサラ
  • 黒瀬くんと白いねことさば缶(描き下ろし)

レビュー投稿数60

ハラハラしちゃったよ

3巻の続き。
城谷の後ろを慣らす行為、というエロいシーンから始まり。
口絵の、内緒話してるような、微笑ましい2人とは、全然違う…。

そして、城谷が傷つくとわかっている事をわざわざ告げる黒瀬をぶん殴りたくなり。
なぜ、今、ここで言う!?
黒瀬が分からなくなりましたね。
黒瀬も、なんか歪んでるだなぁ。
その後も、あのエレベーターで偶然再会しなかったら、どうしてたんだろう( ・᷄ὢ・᷅ )
と、考え出したら悶々しちゃいますけど。

でもって、城谷の抱えていた事実に、驚きました。
そうだったのか~。
トラウマを抱えるきっかけとなった出来事は、ただでさえ多感な時期なのに、キツいなぁ。
子供の手が荒れてることに、気付いてあげてよ、お父さん。

黒瀬に抱きしめられて、大泣きする城谷。
やっとここまできました。
はぁぁぁε-(´∀`;)ホッ

0

テンカウント4

全巻イッキ読みさせてもらいました。

4巻では城谷さんの不潔恐怖症になったきっかけとなる過去の回想のシーンが多くあり悲しかったです。気持ち悪いのはほんとは自分だと思っているところとか醜い自分がお父さんにバレないようにそして他人にバレないようにと過ごしてきたところとか辛すぎました;;

エレベーターのシーンでは城谷さんがバレないようにしてきた醜いのは自分だということを黒瀬くんの前では溢れ出せてて尊かったです。。

0

ハマるとたまらないタイプの

黒瀬の本性が見えた巻でした。歪みを抱えているがゆえに城谷に興奮するという。
作品についてだけでなく、いろんな意味でなるほど、ってなりました。黒瀬の告白は、ゾクゾクする種明かし感と何かがくるっと裏返ってしまったようなところがあって、ハマるとたまらないタイプのものだと思います。
ふと某大人気BL小説が浮かび、たぶんこの作品にハマれなかった理由はあの作品にハマれなかった理由と同じだなっていう、自分の中だけの納得がすごくありました。調べたら同時期に流行ってて、それも腑に落ちるというか。
甘々で好き好き言う黒瀬よりはこの理由の方がよっぽど説得力があるし、分かりやすくて良いんですけど。…あえていうならもっともっと歪んでてくれていいのよ?って感じ?笑。ちょっとあっさりしすぎてるように思いました。その分万人受けしそうだから仕方ないのかな。
絵とエロで満足できないと、どうしても一冊中の密度が薄いと感じてしまいます。一応今回で自分の中で黒瀬の好感度が上がったので、次巻以降萌えられるといいなあと期待します。

0

城谷の闇は明らかに、黒瀬はまだ見えず

4巻です。
3巻のラストがアレだったから、当然こうなることは予想がついたけど、挿れて放置とかゆるく出し挿れするくらいだろうと思ってたんですが…まさかのお尻パンパン!
なるほどあのリングの部分はそう使うのか。
スパンキングしてる時の黒瀬の表情が何とも言えない表情で…無表情に近い薄い笑みみたいな…なんだか闇を感じましたね。

前巻でほんのり臭わせていた城谷の不潔恐怖症のきっかけが明らかになりました。
汚れた自分への嫌悪と、それを知られる事への恐怖から触る事、触られる事が出来なくなっていったんですね。

遂に不可侵な城谷の口に…と言っても唇で触れただけですが。
自分の欲望を知られるのが怖い反面、その目で見透かして欲しい…すごく官能的でした。

そして黒瀬、一体どんな本性を秘めているのか怖いような、それでいて目が離せない攻めなんですよね。
冷たさと優しさのギャップにも振り回されて…深みにハマると抜け出せない危険な魅力が溜まりませんね。

0

「自分で言えたらーーもっと汚してあげます」

「俺は城谷さんが望んでると思うことをしてるだけですよ」
「俺をコントロールしてるのは城谷さんです」

?????!

ドSのSはサービスのSか?超過剰サービスのS?

父親にたいする嫌悪感だけではなくて、それを見て興奮してしまった自分への嫌悪感と、それでも決して完璧に嫌いにはなれないという事実で、もうどうしたら良いのか、頭と心がチグハグになってしまった結果が今のシロタニなのかな?と思っていたら、、「触らないで」はそっちの意味なのね。知られたくないっていう、、気持ち悪いのもそのものではなくて、、あまりに言葉が足りないのでめちゃくちゃ拗らせている

そしてはじまるドSの復讐、、!(復讐ではない。ただのクロセのターン

0

スパンキング

黒瀬もマゾなんじゃないかと思えてくる。奉仕のSって感じでもないけど、黒瀬は我慢のSだよなと。自分でアナルプラグ買って、いれることは出来ないけれど見て楽しんでるという。…変態の人だ(何十回目かの確認)
アナルプラグからのスパンキングという最高に萌える展開。

やっと城谷さんの潔癖症(と城谷さんが自分で病名を付けたもの)の原因がわかります。歪みの連鎖〜〜
そしてお約束のように止まるエレベーター

今回ページ数少なめです。スパンキングは濃いけど。今は読み返しだからいいんですけど、一度にもっと欲しくなってしまいます。4,5巻の間と5,6巻の刊行の間が1年超と長くて、かなりもどかしかったのを思い出しました。

0

なるほど

ストーリーがガンガン進んだ4巻でした。城谷の過去がついに明らかになりましたね。「周りが汚いから」から始まった感情じゃなかったことが切ないですね。そりゃあんなことあったらトラウマになっちゃうわ。黒瀬も黒瀬で色々ありそうな感じがありますが‪……。
前巻あんな終わりだったのにすったもんだのこじれこじれで最初の方だいぶハラハラします。あんなにやることやっていたのに突然どうして。でもこの巻の最後の話のラストが本当に好きです。城谷の表情も黒瀬の表情も。
そして、一回拒絶したのに手を握ってもいいか聞く城谷は本当に無自覚でずるい大人だなーと思います。でも可愛いんだよな。

1

気持ち悪いのは‥

4巻にして遂に‥
城谷が潔癖症になった経緯が明かされました。
幼心にはかなりキツイ体験で、繊細な心にキズがついてしまったのも無理はないですね‥

父親を好きになったこと、性の対象としてみてしまったこと、そして浴びせられた気持ち悪い、という言葉。
それからの日々を想像すると辛くなります。

自分はおかしいんじゃないかと思いながら、もうこのままでいいと諦めてしまっていた城谷の心が動き出しているのには、一種の感動をおぼえました。
黒瀬の前では子どもみたいに泣けるんだぞ!もうちょっとだ、頑張れ!
‥そんな気持ちで次巻にすすみたいと思います(笑)

0

やっぱり2人じゃなきゃね

本編はもちろん素晴らしいのだけど、描き下ろしが可愛すぎて萌えた。対城谷さんじゃない黒瀬くんが見れて新鮮でした!!

0

自分への嫌悪が潔癖症のきっかけなのは悲しい

 汚されたい、浅ましい自分を受け入れて欲しいという気持ちと、汚れたくない、醜い自分を知られたくないという対極にある気持ちとの間で、心が揺れる城谷が顕著になってきましたね。他人のせいで自分が汚れるのと、自分のせいで他人が汚れるのを比較した時、どちらも嫌には違いないだろうけど、後者の方が羞恥や嫌悪感がより強いというのは結構分かるなぁと思います。自分の方が汚いと認めたい人間なんていないでしょうから。

 城谷の複雑な心境は、幼少期に植え付けられた性的なトラウマも大きな要因になっていることが明かされます。大好きな父を自分の浅ましい欲求で汚した罪悪感、その最も見られたくない部分を誰かに知られるかもしれないという恐怖。これが彼を潔癖症へと導いたきっかけだったんですね。黒瀬はそうやって自己を否定し続けてきた城谷を、別に悪いことじゃないんだ皆そうなんだと肯定して、彼がけっして他の人間より劣ったり汚かったりするわけではないと時間をかけて教えていく必要がある。どれだけかかってもいいから、なんとか救ってあげて欲しいなと思いました。ただ、城谷の弱々しさや女々しさがちょっとしつこいかもと感じたので、ここぞというシーン以外ではもう少し年相応の態度で描いて欲しかったなとも思います。

0

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