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BARBARITIES Ⅰ
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ワクワクする始まりの巻です!
魔法や妖魔は登場しませんが、中世洋風の異世界物語。遊び人アダムと堅物モンタギュー卿のドタバタコメディながら、切なさも感じるラブストーリーとなっています。4巻まで続いておりますので、1巻を読んで、ワクワクしたらぜひ続きを読んでほしいです!
評価の高さと4巻完結というBL作品にしては長めの巻数から、シリアスものだと勝手に思い込んでいたこちら。意気込んで読み始めたら(少なくとも1巻は)コメディだったので拍子抜け。鈴木ツタ先生は確かにこういうノリだった。アダムはいかにもだけど、ジョエルのビジュアルはBL作品には珍しいパーマ髭面なので、髭剃ったら美丈夫的な緩急のためかな〜とか髭面どころかお爺さん髭verジョエルにキスするか!などと思いつつどこがそんなに評判なのかも考えながら読む。あまり健全な読み方ではない。
アダムがただの美形貴族になったあたりから恋愛作品のお約束展開。突然構って来なくなった相手にそわそわするアレ。
そんなこんなで色々考えて読んでたら、あまりかためずに描かれてるなということがあとがきから察せられたので、次巻からはもう少し緩い気持ちで読んでみます。
これは面白い。
鈴木ツタさんの作品は他にも初期のものを読んでいますが、実はそれほどグッときていなかった自分。
しかし、この作品は段違いに面白いです。
まるで堅物の法相ジョエルと、複雑な生い立ちながら朗らかでちょっとチャラい護衛、アダム。
舞台はとある場所の中世という雰囲気で、架空の設定のため作者さんの萌えがたくさん詰まった作品になっているように思います。
とにかく背景や髪型、衣装などが壮麗で美しい。これを眺めるだけでも良いのですが、振られ知らずの美丈夫が、堅物をどうやって落とすのか、少しコミカルなので肩肘張らずに、でも続きは?って感じで楽しく読めます。
大変おススメのシリーズ。
鈴木ツタ作品には常々思っていたことがございまして、BLというよりは文学だな、と。
今回、ファンタジーというか私どもが住む世界とはまるきり違う、しかし中世のような雰囲気を持つ世界がお話の舞台です。
全4巻です。4巻でひとつのお話と捉えたほうがいいです。
歴史もの読まされた気持ち。
壮大な歴史の中にあったひとつの事件を1〜4巻で語るんですけど、その主人公がジョエルとアダムという2人の青年になります。
BL要素は始終プラトニックですが、4巻で爆発します。浮名を流してきた攻のアダム、初心で堅物のジョエルというコンビが良いんですよ、これがまた、
ジョエルの高潔さが、アダムを射止めます。
ストーリー重視で、BL要素はオマケ程度で思った方がいいんではないかと。
アダムが「貴方に恋をした」と好意を示しますが、実るのは4巻です。
長期戦が好きな人はぜひとも!
あと、お洋服のデザインがすっごく素敵で、もうこれだけで画集になるんではないかという勢いでした。本当に鈴木ツタ作品は美しい。
Ⅲ巻が出たので久しぶりに再読しました。
発売当初に読んで以来なので、記憶も朧でした。
あらためて読んでみましたが、I巻では正直言って評価出来なかったので萌にしておきました。
まず登場人物の多さと、それぞれの背景がまだ余りハッキリとしていないからです。
ひとつ一つのシーンでは気になったり興味を惹かれる点はありましたが、だからといって手放しで神評価には出来ないと思いました。
とりあえずモンタギュー卿(ジョエル)と枢機卿の関係は面白かったです。登場した時は枢機卿が如何にも悪者に見えました。でも違ってたのが意表を突いてて良かったです。
アダムのジョエルに対する執着と、アダムに距離を取られて戸惑うジョエルに萌えました。
II巻以降の展開が気になるところです。
3巻目が出たのでおさらい読み。
「II」はレビューしてましたがこちらは書いてなかったので…
歴史が苦手な私。
ですが、時代も史実も架空の物語、という事でなんとかついていけそう。
雰囲気は中世のヨーロッパ的な。
まず衣装とかがとても素敵。また長髪好きな私には嬉しいアダムの外見。ジョエルのカーリーな黒髪もいい。
「アダムの外見」と書きましたが、内面は浮ついたチャラ男というか…作内では「博愛主義者」とあるけど老若男女問わずのヤリチン系で、快楽主義者というかなんというか。
彼が護衛することになった、年寄りでお堅いモンタギュー司法卿。
アダムの軽口にも美貌にも全く靡かないこの司法卿が本当は…というストーリーが始まる1巻目です。
モンタギュー=ジョエルはアダムに全く靡きません。そういうコミカルさと、領土問題、王位継承問題、宗教戦争のシリアスな要素などが絡んで、かなりスケールの大きい物語になる事はここから既にわかってましたよね。
思わせぶりBL未満のアダムxジョエル組に対して、エロ担当主従CPのジルxルイスも登場して2巻目へ。
ジョエルが若き日のジミー・ペイジに似てるのよね…最高……
こちら評価高いし表紙おしゃれだし、ツタ先生作品5作読んできて期待していたんですが、個人的にじゃっかん思っていたのと違うw
読んできたツタ先生作品のイメージとはうってかわって、文字量多い、設定や事実関係がやや複雑、進展遅い萌え少ない、ジョエルが好みじゃない…です申し訳ない。
ギャグは先生らしくて好きなんですけどね。
あとがきのおもしろさも健在で。
個人的には「エロイカより愛をこめて」を思い出しました。
アダムのキャラとその部下とか。
あまり商業BLを読まないのですが、鈴木先生がSNSに投稿したサンプルを読んで気がついたら買い揃えていました。
世界観やキャラクターの作り込みもさることながら、性に奔放な美丈夫×初心な堅物という進展させようと思えば簡単なはずの、ふたりの関係性の変化をとても丁寧に描かれているのが素晴らしかったです。
ジョエルの外見で購入を迷ってるひと全てにできる事なら、酔っ払いつつカードゲームに興じているときの色気たっぷりのジョエルを見てほしい。アダムと一緒に可愛いのはあなただと叫びたくなること請け合いです。
お役目一筋な堅物司法卿×隣国からやってきた博愛主義子爵。
舞台となる架空の国ロラインは中世ヨーロッパを思わせる。
ある日、司法卿のモンタギューの元へ何者かから脅迫状が届く。
国の宝である彼を守るために警護を任命されやってきたのは隣国の美形の子爵アダムだった。
このアダム、言葉どおりに超絶美しい。
その容姿に釣られて、女も男も関係なくともかくモテまくり、その上来る者拒まずである。
さらに家柄にも恵まれ、剣の腕も立ち、人柄もほがらかだ。
難をいえば、博愛主義が過ぎて軽薄で、奔放すぎるところがあるのだけれど・・・
でも、そんなおバカなところすらアダムの場合は魅力的に映ってしまう。
ああ、アダムに守られるモンタギューが心底羨ましい・・・。
そして、もう一方のモンタギューは・・・お髭受けである。
髭かあ、髭はどちらかというと苦手なのよねえ。
食わず嫌いならぬ、読まず嫌いだったのだと思う。
不正を許さず仕事一筋、国に忠誠を誓う真の臣、
真面目でいい子なんだけど、ちょっと面白みに欠けるっていうか・・・
とか思っていたのに、読み出したらめちゃくちゃ可愛かった。
唇を奪われば、恥じらいながらも相手を平手打ち。
意に添わないままに押し倒されれば、純潔の乙女のように身を震わせる。
貞操を重んじ、恋に不器用な堅物ちゃん。
アダムに組み敷かれ、涙目になりながら相手をにらみつける気の強さ。
任務を全うするために赤面しながらアダムに拙くキスの練習を挑む姿に心を奪われた。
ああ、なんて愛らしいのだろうと、お髭のモンタギューにときめいてしまったのだ。
アダム、今ならあなたの気持ちがよくわかります。
引き続き、2巻へ、ロラインと二人の恋の行く末を追いかけて行きたいと思います。