営業二課っ!

eigyou nika

营业二科

営業二課っ!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神149
  • 萌×276
  • 萌42
  • 中立23
  • しゅみじゃない20

--

レビュー数
32
得点
1198
評価数
310
平均
4 / 5
神率
48.1%
著者
金井桂 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
シリーズ
営業二課っ!
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784864367332

あらすじ

ゲイがノンケを好きになるなんて、こんな不幸なことはない。
傍にいられるだけでいい、そう思っていた。あの時までは――

営業二課の咲坂は、同じ部署の先輩・東條に片想いをしていた。告白するつもりなんて無かったけど、近頃、東條の過剰なスキンシップに、勘違いしてしまいそうな自分がいて――?
もどかしい恋の行方とは??

表題作営業二課っ!

同じ部署の先輩
後輩

その他の収録作品

  • 描き下ろし劇場『同棲はじめました。その1』
  • 『同棲はじめました。その2』/カバー見返し、カバー下に掲載

レビュー投稿数32

正直物足りない…!

前から読むか読まないか迷い続け、シーモアさんで割引中だったので購入

時々出てくるコミカルモードが、リアルだけど(BLの登場人物たちは常にカッコ良すぎる。でもそこが大好き)カッコいいままであれ!という想いもあり(完全に好みの問題)、こちらの評価に

当人同士も、周りもオトコ同士に全然抵抗がなくて、素晴らしいことなんですが、簡単すぎるかな?という気もする。ただ、家族の話とかは出てきてないので、これからかな?最終評価は2巻を読んでから!

0

キラキラBLフォンタジー

咲坂の東條への片想い妄想が、甘く萌え萌えで切ない。

東條がいくら人たらしとは言え、咲坂へのあの態度は好きでしょう。
と思うものの、咲坂は、いや、違う違うと否定する気持ちはわかる。

で、素直に甘えたくてもできず、普段はギャンギャンに言い返すのもいい。

咲坂がこけて東條が抱き止める、ベタベタのいわゆるラッキースケベ的なのが2回ありw
2回目からのちゅうがとても好みで萌えでした。

くっつくところもスムーズで、そこからはもう甘々。
当たり前のように同棲する流れもナイス。

あまりにキラキラした絵や、かっこいい表情やポーズやセリフが少し小っ恥ずかしいところもありましたが、まあ、甘々いちゃいちゃが見られるのでまるっとOK牧場です。

これぞBLフォンタジー!!という印象の作品でした。

2巻も続けて読みます。楽しみ〜

0

相乗効果が心地良い

ポピー!
読み終わったひとの大半が絶対脳内、もしくは口に出して言ってるであろう「ポピー!」
いや、もうほんとに何てポピー!な作品なんでしょう。

職場もの、リーマン同士、結構好きです。
仕事ができる、相手に追いつけるように頑張る、空回りじゃなくきちんと力をつける。
この3点セットが揃っている職場ものって最高ですよね。

よく「頑張ってるのに全然だめ」とか「頑張ってるのに不器用でうまくできない」という「なんちゃって頑張り屋さん」が主人公の作品がありますけど、あれ、いらいらしませんか?
「がんばってねえ!!」って思いませんか?
この作品なら、そういうストレスなしに楽しめますよ!

営業2課の超有能エリート上司(元教育係)と部下の話です。
部下目線で切ない片思いを綴っちゃってるのですが、ダダ漏れなんです、上司の気持ちが。
だから切なくなりすぎない。
ほのぼのと、「いつ気付くの?いつ?」というワクワクした気持ちで読み進められます。

微笑ましくもきゅんきゅんするエピソードがてんこ盛りすぎて、全部書き連ねたくなってしまうにですが、一個だけ。
班長に抜擢されて仕事に燃える歩(部下)が副班長たちに可愛がられている姿を見た東條(上司)が焼きもちからの…、のシーンはかなり萌えました。

あとは歩のこのモノローグですね。

「妄想が重症だ」

もはや、ここにいるすべてのひとに当てはまるであろうこの言葉。
最高。
語呂が良すぎて、声に出して読みたい日本語ベスト3に急上昇ですよ。
このバースを軸にラップでもしようかっていう気になってくるくらいお気に入りのフレーズになりました。

住所変更を報告したときの同僚たちの吹き出しも良かった。
ほんとに本人が分かってないだけでダダ漏れだったんだな、と。

しあわせな気持ちで2巻へ行ってまいります!
溺愛系が好き、お仕事ものも結構好き、しかもこの作品は未読という方、一緒に参りましょう!

0

先輩×後輩

すみません、評価がここまで良いから中立にしたところはあります。普通の作品なら萌にしてたかな。自分にはこの評価の高さに相応する手応えはなかった。発売当時も読んで、久々の再読でしたがやっぱり感想が変わることはなく。

さらっと楽しめる先輩と後輩の職場恋愛です。仕事描写はそんなにしっかりあるわけではなく、2人の人となりが掘り下げられるでもなく。そのさらっと加減が逆に読みやすいから人気なのかな?

「ゆむ」とカバー裏の日常感が可愛かった。

2

心満たされるお話です

読み終わった後の充足感がとても心地よく、大好きな作品です。

キャラが魅力的なのは勿論ですが、程良いギャグパートも楽しくて可愛いらしいので、発売から時間が経っていますが何度も読み返しては幸せな気持ちに浸っています。

ドラマCDは個人的に少し苦手意識があるのですが、こちらの作品のドラマCDだけはお声に違和感もなく、是非音声で聞いてみたいと思っていた台詞(冒頭のシーンやギャグパート等)があり悶絶しました、ドラマCDも併せてお薦めです。

また2020年8月に新刊の発売が決定しており、drap 6~7月号に掲載されるファン待望の番外編と、1巻に掲載されなかったスピンオフが纏められているそうです。

更にTwitterのアカウント(@kanaikex)では、過去作品の画像や、秘密には向かない職業,恋には向かない職業(7月に上下巻が発売予定)に登場する頼くんの二次創作キャラ ベア頼ちゃんの可愛らしい画像が、ほぼ毎日のようにアップされています。
YouTubeのアカウントでは、ほぼ毎日21時,25時に原稿作業,お絵描きのライブ配信も行われていますので、気になった方は是非一度覗いてみて下さい。
6月4日の21時配信では、先生のお誕生会も予定していて、先生のお声が聞けるかも!?

4

甘々で幸せ

あらすじは上記を参照ください。

受ばかり見てしまう偏り目線の私ですが、こちらの作品、攻の東條さんが素晴らしい!
仕事が出来て見た目も良く、上司にしたら最高!それが、楽しいお酒が入ると甘々モードになったり、お家ではかなりぐぅたら。
こんなん見てたら歩は惚れるわ!
歩はあれだけ可愛がられていても、それは後輩としてだけにしか思えず、ゲイの自分とは違うと悩んでいるのもせつなくて良かったです。階段であんなキスされても、悪い方に考えてしまうネガティブさも可愛い。
ゲイと付き合ったって自分には子どもは作れないと言った歩に「俺お前の子供産んでやれねぇわ」と言って、互いに対等だと伝えた東條が最高でした。こうゆう返しっていいなぁと思いました。

Hも幸せそうでいいのですが、私的には男二人がくっつきながら一つのベッドで眠る姿にキュンキュンしました。付き合ってないのに、首筋に噛み付くとか、もうどれもこれも、たまりません!!

2

東條さんをください

ターニングポイントである階段でのキスシーンに全てを持ってかれました。
ただ激しくキスするだけじゃなくて、途中で一度離れて一呼吸入れて、お互い見つめ合ってからもう一度激しく…って流れに愛を感じます。
自分より少し前を歩く人で、自分のことも引っ張ってくれる存在って心強いですね。
東條さんの大人の包容力と強さに心を奪われました。

3

ゆむかーいー

久しぶりに読み返してみました。
やっぱり大好きな作品です!
とにかく主役の2人が魅力的で、ストーリーも切なさと甘さが混在していて結末といい描き下ろしといい…とにかく最高です。

攻めの東條は大人子どもでちょっとやり過ぎな感もありますが、歩に対する愛情表現を怠らないところがすごく好きでした。
歩は気付いていないけど、東條が歩のチームメンバーにヤキモをチ焼いているところも、言葉はなくとも絵だけで伝わってきます。
歩も恋心を隠しながら、一生懸命に東條と肩を並べようと頑張っている一途な姿に好感が持てました。
周りの人たちにはダダ漏れだったようで、2人を祝福する二課の面々も大好きです。

大きな出来事もなく当て馬も出てきませんが、何もない日常の中でのやり取りだけでキュンキュンさせられました。
ノンケ×ゲイだと一見ゲイの方が不利にみえるし、子どものことを考えるのもゲイの方だったりしますが、東條は自分も産んであげられないから同じだと言いました。
この言葉に歩がどんなに救われたことでしょう。
コメディ要素も多いのですが、思考やセリフにハッとさせられるところも多々あり、なん度も読み返したくなる一冊です。

4

『どんなに苦しくても、俺は恋が、楽しい。』と言う、ゆむが切なくて。

お仕事BLと言うほどには、お仕事場面無し‼︎ なんですよねぇ。
お仕事での達成感らしきものも伝わっては来ない。やたらと忙しそうにはしてるんだけど‼︎
これは作者が会社員というものを経験していないか、取材をしていないか、だと思うんですけど。
でも、良いんです。これは会社員BLという、作者の妄想なのだと。そう思えば楽しめます。
色んなツッコミどこはこの際、無視!無視!
ひたすらに可愛い後輩が、ちょっとカッコいい先輩に憧れ、恋焦がれるというラブコメディ♡
また、この先輩がタチ悪くて。一見ノンケ風だったので、ゆむは引き気味に諦めてたんですが、
スキンシップの激しさと、期待を持たせる言動のアレコレ。そしてキス。
実は始めっから、そもそも両想いだったのに。先輩の気を持たせてんだか、焦らしてんだか分からない態度に、グルグルと翻弄される、ゆむ目線で語られて行きます。
ノンケだと思われる先輩に、取引先との縁談の噂があると聞き、ゆむは気持ちを伝えて諦めようとする。先輩の将来を考えて、「あなたには幸せになって欲しい。」と。
そんなゆむに、先輩の答え。「ごめんな?俺、男だから。お前の子供、産んでやれねぇわ。」
「俺もお前も対等だよ。」
苦しかった、ゆむの気持ちを一瞬で氷解させる、先輩の言葉。
全BLの、ノンケへの恋に苦しんでる恋人たちへ聞かせてあげたい。このセリフ。

ところで、この二人のイチャコラは、課内ではバレバレだったみたいで。
課長以外は気付いているというオチ。ゆむのグルグルは何だったのか…。
描き下ろしは、ゆむの可愛さがあざと過ぎて、お腹いっぱいです。
先輩は、ゆむ可愛さが過ぎて、おバカになってます。

3

自然に同性に惹かれていたノンケ攻めを楽しめる

 さらりと読めるノンケ×ゲイものです。金井先生の綺麗な絵でリーマン同士の恋愛を満喫できました。営業成績1位と2位の2人ですから、新しい仕事を任される度に変化していく関係性も見応えがありました。受けの咲坂の片想いが報われて結ばれるというよりは、攻めの東條も元々咲坂に惹かれていて、両片想いが両想いになっていくという流れでした。確かにそういう気持ちがなかったら、東條はかなり思わせぶりな態度をとる酷い男になってしまいますもんね。逆に言えば、最初から恋愛的好意を持って咲坂に常に近い距離で接していたノンケの東條に萌えます。彼にとって咲坂は早い段階から特別な存在だったんだなぁと。若干少女漫画っぽさも感じましたが、あまり深刻になることもなく、軽く両片想いを楽しみたい時にはオススメです。

2

イチャイチャがいい!

ドラマCDを聞いてまた読み返しました。
何度も読み返してるせいか5分で読み終わってしまいます。

絵もきれいでお仕事頑張ってる描写もあって、先輩は話のはじめからもう後輩の気持ちに気がついていてのあのスキンシップだったのでしょうか。

カッコいいかわいい男の人同士のイチャイチャは見ていて楽しいですね。

仕事できる人はいいなーとつい職場での自分を振り返ってしまったり…。

気軽に読めて読後感も爽やかで明日から仕事というちょっと憂鬱な日に読むのもいいかもしれませんね。

1

少女漫画のようなリーマンラブ♡

サラリーマン同士のオフィスラブものですが、主なイチャイチャの舞台は会社ではなく攻めの家です。咲坂(受)と東條(攻)は営業二課のおしどり夫婦と言われるほど仲の良い名物コンビ。社外でも一緒にいることが多く、咲坂はもう何度も東條の家に泊まっているようです。その割には東條の過剰なスキンシップになかなか慣れない咲坂なのですが、期待してはいけないと思いながらもやっぱり胸をときめかせてしまう咲坂が可愛らしいですね!まるで少女漫画のヒロインのようです。一方で東條は一体どの時点から咲坂を恋愛対象として意識していたのか全くわかりません…序盤の方で意味深なセリフを吐いたりしているので、ストーリー開始時点で既にこの2人は相思相愛だったのでしょうか?一貫して受け視点でストーリーが進んでいくので攻めの心がわかりにくいのが残念です。しかしながら、6話目でお互いの気持ちを確かめ合うシーンは非常に良かったです!仕事の能力差や自分がゲイであることから東條に対して劣等感を抱いていた咲坂ですが、東條の「俺もお前も対等だよ」というセリフによって救われていますね〜東條が咲坂の悩みにちゃんと気づいていたからこそ出た言葉だと思います。その後のエッチシーンは短いですがとても甘々ですよ^^会社のみんなから祝福された形でストーリーが締めくくられていて読後感が良かったのも◎です。現実のゲイカップルもこうなればいいですねー

3

素敵なラスト…

攻めの「デキル男」な仕事姿と、オフでの明るくスキンシップが激しい姿とのギャップにすぐやられました。そのギャップはずるいよ…!!!
受けが惹かれるのもわかる…
クライマックス、受けの「男だから結婚できないし子供も産めない」という不安に対する答えは、そんな明るい攻めだからこそ言える言葉だなぁ…と思わず感動したり、「うわあぁあ…!//」と声が出ちゃったり。素敵なラストをありがとうございました!

攻めへの気持ちにバタバタしちゃう受けも可愛かったし(最初の抱かれる妄想のコマがお気に入りです(笑) )、ストーリーもいいし、絵もすごく綺麗です。迷わず神評価をしたかったです。

なんで萌2なのかというと、ギャグ絵がちょっと受け入れられなかったから…m(_ _)m
ギャグコマがギャグすぎて、他のコマとテンションの差が激しすぎました。「パ〇リロみたい」というレビュー↓を見てから読みましたが、確かに同感です…わかります…!
あくまで個人の意見ですが、やっぱり感動のクライマックスにあのギャグ絵(しかもアップ顔)は入れないで欲しかったなぁ… と。思っての萌2評価です。

6

全く萌えなかったです。

全くわからん。どこをどうしたら、大好きすぎるに繋がるんだろう。

評価良い印象だったし、表紙も綺麗で好みだし今度こそはと思って購入しましたが…。
(表紙の笑ってる二人はめっちゃ可愛い)

さらに雑さが目立ってるような気がする…。
ギャグ感抜きで読みたかったです。
普通時のイラストが綺麗なだけにその、デフォルメされたイラストは手抜きにしか見えません。
特にパタ◯ロみたいなやつ。

キメセリフの前や後のギャグ顔とか萎えます。

ギャグが多すぎて内容も頭に入ってこない。

回想シーンよく出てきて、この二人の馴れ初めのダイジェストを読んでるようだった。
社会人より高校生の恋みたいだった。

タイトルの営業二課もあまり関係ない気がする。
あんまり、スポットそこに向いてないよね。
タイトルなのに。

咲坂がゲイという設定もあんまり役にたってないよね。

5

好きでいてよかったと思える終わり


初読み作家さん。
恐らく、本編が始まっていて早くもノンケ攻めの東條はゲイ受けの咲坂のことが好きだったように感じたので「実は」な両想い話だとは思いますが…これは、片想いの話。
ということもありがっつり受け目線です。(余談ですが咲坂の目きらきら…)
欲をいえばノンケ攻めということで、咲坂を好きになった切欠、エピソードがあったら読みたかったなぁとは思いましたがそれがない分咲坂のいじらしさが前面に出て読めたのかな!
因みにノンケ以外にも、攻めがワンコ好きでワンコタグ貼られていることにじわじわきます。ネコかワンコかと問われれば二つの意味でワンコ派なんですね彼は。


『一緒に仕事ができた
信頼してもらえた』
感動しました。
ただリアルには欠けているのでその前後、『キスと謝罪はちゃんと諦めろってことなんだと思う』や『プライベートでも近くに置いてもらえて』にはんん?となりました。プライベートは兎も角、諦めてほしくてキス…は……
どんなキスなんだ……
咲坂が東條を諦めようとして諦めろってことなんだと考えた、と考えれば辻褄を合わせることができないでもないですが…!笑
"サラリーマンの放課後(設定としてサラリーマンがあって、社外で会うことが多い)"メインというわけではなく、割と社内や仕事の様子も絡んでくるのでリアルを求めてしまいます。
そのリアル面では☆2つくらい。
高校生や大学生でもよかったかも…!
それがなければ嫌味のない東條も咲坂も…特にずっと片想いしていた咲坂、おめでとう!という気持ちでいっぱいです。辛いことばかりではなく、恋をしていたから、という楽しさも伝わってきて嬉しかった。
ノンケとかゲイとか関係なく、好きなひとに好きになってもらえることがどれだけ幸せなことか。ちゃんと見ないとなぁ。


最後に、対等であることを教えてくれた東條が

一番格好良かったです。

4

営業はいずこに…

リーマン好き~なんだけど…
題名から凄い期待しすぎちゃいましたか。
全然働く姿が活かされてない。
働く男はかっこいい!!ってう描写を感じられなかった。
髪型もヘルメット被ってる様に見えてきちゃって…
東條が歩の気持ち分かっていたなら
あんなに焦らさなくても…
ドSで自分の発言や行動で歩が一喜一憂する姿をみて楽しんでる、とかなら分かるけど…。
あれじゃ~少しずつ近づいて逃げ道なくそうとした優しさ。なんて言われても納得できない…。

最後の4コマが一番萌えたくらいだったな…。

5

かわいい・・・かわいすぎる

リーマンもの最高・・・!!!
おもしろかったです。

でも何故萌え×2ではないかというとキャラ達がかわいすぎて萌えにしました。
いやそこは神だろ!って思うのですが私は少し苦手なかわいさだったので(え、なんだろう自分がわからない)
ちなみに攻めのほうです。やたらとかわいいのが。元々そんなキャラだったのだろうけど私が見抜けなかっただけです。(多分)

仕事はバリバリできて、受けに期待させてしまうようなスキンシップをさらっとした表情でする。その笑みに隠された感情は??つかみにくい、わかんない、でもかっこいい、これは惹かれる・・・。

しかし終盤のワンコ!!!見に行く!!!がちょっとびっくりするくらいかわいすぎて私がびっくり。え、そんなキャラだったですか。
普段ならギャップ萌えするとこにはずなんですけど何故かできませんでした。

ただすごくラブラブでナニコレ幸せ、って気持ちになります。
生涯一緒にいるんだろうなぁって安心して見届けられます。

5

新しい様式美が生まれたわ!!

なんだこれ!!なんだこれ?!
滅茶苦茶可愛い!!
リーマンものはあまり興味がないけど、これは…!!

すっごくいい!!ほんっと可愛くて!!
ちょっと切なかったり、いい話だったりもして、なにより可愛い!!
可愛いってすごい!!

ノンケ先輩×ゲイ後輩、
仕事ができて格好良くてスキンシップの激しい先輩、そんなことをされたら好きになっちゃうよ…
というテンプレかと思うじゃん?

それだけじゃ終わらない!

この先輩がすごく楽しい人で「俺と付き合ったら楽しいよ?」だし、
男同士ならラクだし楽しい!になる。

しかも、よくある「俺はあなたの子供を産んであげられないから」に、
この先輩は「俺も産めねえし。俺もお前も対等だよ」と返すんですよ!!
なにそれ!!新しい様式美が生まれたわ!!

後輩はもちろん「仕事で認められたい」と思っている。
俺は純粋に仕事であの人の隣に行きたい、あの人にも俺を欲しいと思って欲しい。
→きっとセックスも上手なんだろうな~❤
と思っちゃうのが可愛い!

「認められたい、欲しがられたい、大好き!」と「俺は男でよかったと思う。優れた雄に従属する喜びが確実にある」で揺れるのが可愛い!

それで、最終的に「対等だ」だからね?!
素晴らしいよ!!!!

6

くっつくまでの過程がじっくり楽しめる


話題作だし、ドラマCDは樽さんが声をあてると聞いて、とらのあなのdrapフェアに乗っかって購入。

リーマンものって特別こだわって選んだりしないのですが、この本見ると、男どうしの距離だからこそ見える男性の良さがあるのかな~と感じました。仕事と向き合う姿に惹かれるのっていいな!責任感とか努力家なところとか、人として惹かれる部分って仕事にも表れるだろうし。

ゲイである受けの歩は、有能なノンケの上司、東條に思わせぶりな態度を散々取られます。いやー、この歩くんの、東條さんのかわし方が好きです。相手はノンケだから、とどんなに思わせぶりなことをされても動じずにかわして期待しない。浮かれない。あわよくば…なんて考えないところが素敵です。でも、あんだけ擦り寄られたらもっと期待していい気もするけどなー!笑

よくある攻めの縁談話などもあるのですが、その後の告白のシーンはぐっときます。あくまでも自分の感情は二の次で、東條の幸せを願う告白。お話全体は明るいけど、思えば歩くんは終始自分の感情を東條の前では殺してたんだなー…と思うと健気で( ; _ ; )

そして、自分は子供が産めない、という歩に、自分も産めないから対等だ、と言う東條さんに惚れたわ!!そういう返しがあるのね!!そうだよね!!!!受けばっかそんな思い背負う必要ないもんね!?!?

終盤や書き下ろしの方に行くに連れ、甘えん坊になっていく歩くんが可愛かった……

4

男同士っていいな…改めてそう感じた本。

前作の「きょうだいのルール。」が、
よかったけど萌え自体はあまりガツンとこない…という感じだったので、
コチラの本の高評価、実はちょっと半信半疑でした。
でも読んで納得です! すみませんっ!!

ちょっと可愛らしすぎるような気もするし、
絵柄はやっぱりあまり好みとは言えないんですが、
それでも、男同士ゆえの切なさと揺らぎと幸せが一杯詰まっていて、
読み終わった後はすごく幸せな気持ちになりました。
そして改めて、
男同士の恋人関係って、いいなぁ…と思いました。

男同士だからこそ、
より近くで同じ仕事ができて、
理解できる相手の素晴らしさや魅力があるんじゃないかな。
そして、
気力体力を酷使してでも相手を支え、対等を望むことができるってのは、
すごく羨ましいなぁと感じる部分。
勿論、男女でも、
仕事のパートナーとして一緒にバリバリやってる人もいるだろうけど、
きっとどっかで家事や子育をどうするかということで、
どっちかが我慢したり申し訳なく思ったり…
ってことが出てくるような気がするんですよね。

それを乗り越えて~というのも勿論素敵な形だと思うけれど、
男同士で本当に対等に、同じ目線で、だけど尊敬と愛情を忘れずに、
ずっと一緒に楽しく過ごしていけたら、ほんとに…いいなぁ。

俺もおまえの子供産んでやれない、
俺もお前も対等だよ、
それを笑顔で教えてくれる、攻めの器の大きさが本当に素敵ですね。

この男前の、だけどものすっごく子供っぽくもある、
男が惚れる男、攻めの東條をCDでは誰が演じてくれるのか、
ものすごーーく楽しみです☆

10

評価がよかったから買ったんですが;

しっかり書き込んであり、美しい画面だからこそ、アラがとても目立ってちょっと残念でした。
全体的に雰囲気と画面構成で誤魔化す表現が多く、それが本当にもったいなかった。
1話の東條さんのプレゼンシーンは、みんなが欲しがる人物であるという説得力がなく…残念。絵で魅せようとする形はいいんだけど、全然それは表現しきれていないかなと思った。ここ大事なシーンなのに…。ぞくっとさせてほしかった。
二人の行動が幼いのも微妙でした。
次作に超期待です!

6

リーマン…いいっ!

前作のきょうだい〜はイマイチだったんですけど、思いっきり作者買いw(絵は好みなんだよね♪ワンコ受けがまたよす
そしてどこにも売ってなくて探しまくった…メイトとかも無くて店員さん呼べる強靭な心を持ち合わせてなく…汗
デキる上司がいてスキンシップがその上過剰でこんなん間違えましたって言われるはずがないっ!wでもそこは男同士、そのモヤモヤして恋愛は始まるんだよねーその過程が好き♪恋人未満のスキンシップ…いちゃいちゃが好きな方はいいかと(*^^*)

5

丁寧な恋愛模様

ランキング上位に入っていたのが気になって読んでみました。
すっっっごーーーーくいいっ!! 
何これ!? 胸キュン♡♡♡
でした。 絵も綺麗でまとまってます。私の好みでした。

同じ部署で先輩の東條(攻)に片想いしてる咲坂(受)の妄想が、
めちゃカワなのですっ。(≧∀≦)  共感できました。

東條(攻)の事が好きすぎる、一途な咲坂(受)の言動は素直で好感が持てました。本当に人を好きになると臆病にもなるし、願望も強くなるもんだなー。
とか色々と考えてしまいます。片想いならではの言動ですね。

そして、東條(攻)が男前すぎて悶絶モンです!!ノンケ設定です。
太陽みたいな人柄や、咲坂(受)を大切にする言動すべてが素敵すぎる。
好感後ハンパないです。読んでみれば分ります!!

男同士の壁も 優しさ と 労わり と 愛情 で補って越えてゆくのだろうなぁ。これからの2人の続編も読んでみたい!と願ってしまいます。

 温かい恋愛はいかがですか? 「お互いの存在が宝物」そんな物語です。

9

できる男の恋物語☆

読み終わって、すごく幸せな気持ちになれました☆
読んで良かったー♪

仕事ができる男って良いですよねー。
それだけで萌える☆
それがイケメンときたら、ゲイの後輩くんが惚れない訳ないですよね!
だって、東條先輩いい男なんだもの☆
営業成績トップなんていうエリートなのに、いたずら心も忘れないお茶目っぷりが素敵過ぎる!!

そんな先輩への恋心がダダ漏れの後輩・咲坂くんも、実はできる男。
大好きな先輩の期待に応えるべく、真面目にお仕事頑張ってます。
そしてちゃんと成果として残すところが素晴らしい!
ほんと、この2人は良いコンビなんですよね♪

ノンケである先輩のことを思い、「僕は子供を産めないんですよ」と身を引こうとする咲坂くんに、「俺も産めねえし、お前の子供産んでやれねえわ」と切り返す東條先輩が男前過ぎて、思わず目から汗が…
もうこの言葉だけで十分でした。
この2人には幸せになってほしいと、心から思えるやり取りでしたね。
先輩のこの言葉に全部持ってかれたなぁ☆

とにかく幸せな気持ちになれる作品です☆
カバー裏も必見♪

12

攻めの懐や人柄が強力!カッコいい!

絵が苦手な作家さんだったのですが、レビューを書かれた方が全て神評価だったので興味がわいて購入してみました(^^) 
そのくせ評価下げてスイマセン;;でも買って良かった作品でした!

付き合ってないのにスキンシップ過多とか
付き合ってないのにイチャイチャとか
付き合ってないのにチューしちゃうとか
大ッッッ好きな設定なので、それだけでも萌えツボキュンキュン(>∀<)

シリアスになると思いきや次のコマにはギャク
セクシーシーン突入かと思いきや次のページはコミカル
とリズムがコロコロ変わる作品でしたが、それも萌えの一つになりました。
(ただ1点、思いが通じあってベットの上でエロチューしてるのに(受けの為とはいえ)そのままプレイに入らなかったのは読者に焦らしプレイかよ!と思いましたが・・・)

最大に胸がギュッとなったのはやはり告白シーンでしたね!
他のレビュアー様も書かれていますが、子供が産めないからと拒む受けに「俺も産めねえし、ごめんな?」と切り返した攻めの言葉に目からウロコでした。そうだよね・・・どちらも男なのに受けだけが「子供産めない」って悩む必要ないよね。私自身《受け=女役》と言葉のまま捉えてて、受けが悩む姿は健気だなーぐらいにしか思ったことなかったのに「あっ!」と気付かされ、とても印象強く素敵な告白シーンでした。

冒頭で絵が苦手と書きましたが、攻めはスゴーくカッコ良かったです!
キリッとした顔から全開の笑顔までカッコ良かった!
でも受けを見ると、やっぱり苦手な絵だなーと気が逸れてしまって・・・
ー1の萌②にしました。ゴメンナサイ。
多分受けの子の黒目キラキラが合わないんだと思います(×o×;)

9

童心×色気が絶妙なオトナの上司攻めにキュン

飄々とした攻め、大好きなのですが、そこに無邪気さが加わってしまうと子供っぽさと紙一重だったりしつつ、本作品の攻めは受けの前で無邪気に甘える姿と不意に垣間見えるオトナの色っぽさの二面性の描き方が絶妙で、終始キュンポイントの連続でとっても素敵でした!

一途なゲイ受けへの無責任なスキンシップ連発…かと思いきや、しっかり手籠めにする気満々なのがまた…
序盤の「わかんねえの?」の辺りの突き刺すような視線が、攻めのかっこよさにぐっとくる一コマでよかったです。
中盤での攻めの出張帰りのシーンで、お仕事モードの真剣な眼差しの連続コマから受けを見つけてはじけるような笑顔に変わる一連のくだりも胸を引き絞られるように萌えました…このギャップ、ずるすぎます!

そんな攻めの自由さに終始翻弄されっぱなしの受けも終始かわいくて…!
自分に自信がなくてちょっぴり卑屈なところもありますが、だからこそこの攻めと出会えてよかったなと…。
想いが通じあった時のやりとりがすごくぐっときました。
受けの「自分は子供を産めないから」というノンケ×ゲイあるあるな問答にも、「俺も産めないけど、ごめんな」と返す攻めの懐の深さと機転の利きすぎるオトナさが新しい…!
はれてラブラブばかっぷるになってからの二人はもうずーっとにやにやしながら眺めてしまいました。
折り返しとカバー裏の甘々エピソードも糖度抜群で、砂を吐きながら親指を立ててしまいます…!

ここ数日、一読目から通しで何度も読み返してしまっているお気に入りの一冊です。
作家さんの過去作はすべて読んでいて好きなのですが、本作のシリアスとコミカルの配分が今までで一番好みなので、次回作もすごく楽しみにしています!

12

地味ながらグっとくる

甘いかもと思いつつ最高評価を付けたい作品です。
気に入った本って何回か読み返すと思うけど、やっぱり最初に読んだときの衝撃が一番大きく、その衝撃に任せるままに評価したらやっぱり神評価なのでこれはもう是非読んでほしい!って思います。

金井さんって面白い漫画を描かれるのにあまり作品数ないなぁと思っていた中の新刊ですが…やっぱり漫画としてモノローグの入れ方とか、テンポとか、セリフの間とか、素晴らしく良くできています!

お話自体は地味です。営業課の先輩後輩の関係で、後輩にあたる歩はすさまじくカッコイイ東條に片思い。歩はゲイなので気持ちをひた隠しにしますが、この2人、読者から見れば完全に両思い…というか恋人だろうってくらいいちゃいちゃしています(会社の周りの人からも思われています)

歩の「恋する感覚」というのはありふれたもので、好きな人に触られるとドキっとなるとか、気持ちを押し隠しているのがせつないとか、先輩の一挙一動全てが自分を突き動かしており恋ってなんて楽しいの!って感じとか、ゲイって所を除けば(そこが一番重要なんですが)ホントにありふれた恋愛漫画の主人公って感じです。
このありふれたお話をキャラクターの魅力で最後まで読ませてしまう、完成度が高く、どきどきしてせつなくてきゅんとなるラストまで持ってくるのは本当に素晴らしいと思いました。

東條がホント素敵なキャラで、そこから始まってそこで終わるって感じかなぁと思います。オンオフ激しいので苦手な人もいそうですが(私は東條の予測不可能な行動が若干苦手ですが;)カッコイイのだけは間違いないです。東條の仕草、セリフに何度もグっとくる場面があります。

余計な設定のないただの恋愛漫画がこんなに楽しいと思ったのは久々かも。
「好きだ」ってただ単純で簡潔な言葉がここまで衝撃になって殴られたようにガっとくるなんて、恋愛作品としては最高でないでしょうか。

8

これはぜひ2度読んで欲しい!

↑ほんとこれ。一回目と二回目では感想が違うんだもの(笑)

でも、終始「人の事を「大好き!」ってのはこんな感じだったわ~」
ふへ・:*:・(*´∀`*)・:*:・ふへへへへ。←となります。

一回目に読んだ時は「ゲイ」を自覚している歩がノンケの東條先輩を想う切ない感じに、歩~~~ッ!!(;_:)っとなります。
ちょっと変わった所があるけど仕事ができて人間的にも魅力がある東條先輩は、ゲイである歩にも「純粋に仕事で あの人の隣に行きたい」と思わせる、変な意味でなく男が惚れる男なんです。
そして歩は東條先輩がノンケだからそばにいられるのは仕事しかない!って仕事をがんばるんですけど、でもちょっと妄想しますwwもし東條先輩に抱かれたらたらこんな感じかな~って。←…真昼間の公園で(笑) その時の「勝手に涙でる… 好きすぎて泣きそう…」とモノローグの好きだ… には歩の好きがあふれてていい。
また、歩が契約とったご褒美に夕飯御馳走したあと、酔っぱらって楽しい気分を引きずった東條先輩が歩に 泊っていけよ~!とか、次の日の朝ごはん作って、掃除と洗濯していけよ~!って甘えるんですが、最終的に東條先輩に強引に引っ張られるという形で、池ポチャして東條先輩宅へ行くという。ほんと東條酔っ払い!でもいい仕事した!←
東條先輩のお家での歩ったらほんと良い子~。しょっちゅう泊るし、服置いておけば?って言う東條先輩にソッコウ「やですよ」と返すんですが、(うれしくない訳ではないけどさ 節度、節度。)って思っていたりして、隙あらばガンガン行く!って訳じゃなくて、好きだけど、同じ課の先輩後輩の距離感を必死に守ろうとしてて、なんだかケナゲ。そして寝顔を見るぐらいのささやかな事で幸せを噛みしめちゃうから、歩(;_:)早く幸せになって~!と応援せずにはいられない!
…でも、オイタした事と池に落とした罰でベットを占領する意ことになった歩が、案の定東條先輩のベットで眠れなくなるのですが、悩み事の合間に東條先輩のベットを「くんかくんか」×2するのには笑った。

その後、仕事が忙しくなってからの切ないパートでは、なんか切ない;:泣く!と思わされました。
そして歩の告白も、諦めるための告白で、ああ~~(;_:)!!とか思ったのですが、東條先輩の予測不能スキル発動して一瞬笑えた上に、東條先輩が男前でした。「しちゃうけどっ」←には、くちからフヒッ!って変な音でた(笑)
以降の怒涛の東條先輩ターンはにやにやが止まりません。先輩、それヘッドロックですやん。って感じのぎゅむぎゅむも好きです!
てか、東條先輩の「俺と一緒にいたら 絶対っ楽しいよ?」に「…はいっ」以外で答えられる人いるの!?いやいない(笑

ほんと幸せになってくれてよかった!おもしろかった!
…と。
ハッピーなきもちのまま、もう一度読み返したらなんと!
2人が最初っからラブラブに見える不思議(笑)
切ないパートも、東條先輩の気持ちを知っちゃってるからか、ラブラブにしか見えない。しかし、それもいい感じなの。

この作品はすっごく面白くて、一度目と二度目の感想が違ってくる不思議な作品でした。
読んで幸せになったので、お薦めします♪

15

chikakumaco

こんにちは〜。
何度か再読してるんですが、なるほど!
確かにそうですね。
初めから読み返すと、この二人はそもそも最初っからラブラブですね♡
とっても共感したので、コメントしちゃいました。

底抜けに明るくて前向きで可愛い会社員二人の恋物語

 金井先生の作品は画面が文句なしに華やかで明るいので、いつもなんだか買ってしまいます。今回の表紙は、これまでで最高に可愛いです。丸まっているほうが先輩で攻めの東條さん。寝そべっているほうが、咲坂さんです。二人ともとても楽しそうで幸せそうですが、内容も作品全体を通してこのような晴れやかで若い活力に溢れています。悩みもキラキラとしていて、なんだかまぶしい二人です。作品としての深みには欠けるのかもしれませんが、このような恋愛に触れたら自分まで幸せを分けてもらえそうです。

 少し釣り目で目元涼しげな文句なしの色男、東條さんですが、中身も文句なしに男前です。とても頼りになり、誠実で全力でぶつかってはくるのですが、BLにありがちな「引っ張っていってやる」というアルファメール的攻めではありません。
 受けだけが、攻めの幸せや未来を奪っている、と身を引いたり悩み勝ちなBL世界の中で、満面の笑顔で自分も同じ立場だと答えるシーンは、憎らしいほどにすがすがしく格好よかったです。これぞ男の中の男。このシーンは、圧巻でした。
 その後の濡れ場がのりきらず、むしろ必要なかったかなぁと思ってしまいましたが、この愛おしすぎる二人のポジティブなエネルギーに当てられて、皆さんにも幸せな気持ちのおすそ分けが届くはず。

7

自分史上最高のお仕事BLでした♪

1冊全て同じお話です。
お仕事BLでは、自分史上最高評価をつけたい作品です。

章ごとの始まり方と終わり方のセンスが抜群で、
もし、掲載誌で読んでいたら、毎号身悶えたことと思います。
(こんないいところで終わるなんて!!という…)

ノンケの先輩・東條(攻め)とゲイ後輩・歩(受け)の、
受け視点で描かれる、リーマンものです。

攻めの東條は、仕事も出来て人望も厚く、
ユーモアのセンスもある、ある意味最強の攻め。
余裕があり、常にニコニコ笑顔を浮かべながら、
歩にはちょっと意地悪言っちゃったりするのが憎たらしい!でも好き!(≧▽≦)!
個人的に超タイプ♪で、鼻息も荒く読み進めました☆

一方、歩はゲイ設定ですが、恋心を隠して、お仕事きっちりの一途クン。
かわい子チャンになりすぎず、
節度と良識のある大人の男性として描かれています。

この作品は、好きなシーンが沢山あって、
あれもこれもレビューに書きたくて本当に困りました(;・∀・)
その中で二つだけ厳選します。ネタバレです。

一つめは、出張帰りの東條が、偶然歩を見つけて微笑むシーン。
クールな表情で、早足に歩いて来るその姿に見とれる歩目線で、
スローモーションに描かれ、歩と目が合った瞬間、
本当に嬉しそうな満面の笑みを浮かべる東條の場面です。
歩いている時のお仕事モードの雰囲気と、
一瞬で人懐こい笑顔になるその表情のギャップが凄くて、
これは歩でなくても胸がいっぱいになってしまうというものです☆

もう一つは、東條を想うあまり身を引こうとする歩を引き留める場面。
子供が出来ないから、と言い募る歩に東條は、
ごめんな?俺もおまえの子供産んでやれねえわ、と笑顔で返し、
俺もおまえも対等なんだよという気持ちを伝えるのです。

東條は、受け側とか攻め側とか、歩が女性の代わりとか、
そんなことは微塵も考えておらず、ただ歩が好きで、一緒にいたいという、
まっすぐな気持ちしか持っていないことが分かります。
読んでいて、あっ、これは神だなと思った瞬間です。

他にも、ここで?とビックリするような場面で笑顔になったり、
たったひとコマで抱き込むような強引なキス展開など、
こちらの心の準備がない状態で、色々なビックリが仕掛けられていて、
最後の最後まで、ドキドキしっぱなしでした。

Hシーンは控えめですが、あってもなくてもどっちでもいいくらい
この二人が好きになっていました。

絵も丁寧でとても綺麗だし、背景やトーンの使い方も手抜きがなく、
モノローグの言葉の選び方も的確で胸を打つものでした。
神評価ですが、気持ち的には神×2です!
一番最後のコマの二人の幸せそうな笑顔が、
この先もずっとずっと続くと確信します(∩´∀`)∩

27

ギャップ萌え

1冊ひとつのストーリー。
そして、主人公はゲイとノンケのリーマン。
設定最高ですね。

受けの咲坂も攻めの東條もカッコいいです。
特に東條は仕事もできて人当たりもよく明るく優しい
その上適度に冗談が通じるおちゃめなイケメン。
こんなにすごい人、なかなかいません。
なのに、受けと二人の時は途端に可愛くなって
仕事をしている時のカッコいい東條さんと
咲坂に思いきりわがまま言ってる東條さんとのギャップが・・・
そこがまた萌えるんですが・・
絵もとても素敵で可愛いです。
ごちゃごちゃしてなくて見やすい、
さっぱりしてるけどもちろん手抜きではなく、丁寧。
特にそこかしこに出て来る東條さんのギャグ仕様の絵は最高です。
萌えキュンに値する可愛さです。
イケメンでカッコいい東條さんとギャグの可愛い東條さんを
堪能するのが作品の醍醐味のひとつと言っても過言ではないと思います。

もともとゲイの咲坂がノンケの東條の見合い話を聞いて落ち込むところ
月並みな話ではあるけど、やっぱりじーんと来ました。
勘違いということはすぐに判明するので
思いつめるのはあっという間・・・
もう少しぐるぐるもやもやしても良かったかも。
Hシーンは最後に少しあるけど、どちらかというと
体より気持ち(心)というお話なのかな。
仕事もプライベートも助け合い、心で支え合うような、
そんな大人な二人のラブコメ?
大人なんだけど、どこか青春ものみたいなノリの可愛らしさもある
あちこちギャップだらけの楽しいお話でした。
リーマン好きにはたまらないお話だと思います。

カバー裏、描き下ろし劇場「同棲はじめました」
もっともっと二人のその先見てみたいです。
ここでも、カッコいい東條さんと可愛い東條さん拝見できますよ。
もうホントにラブラブで羨ましい!
同棲編、ぜひお願いします♪

12

大型犬(?)とオトメン(?)の夫婦ラブ?

かなり重要なネタバレしてますので注意してください!
上司曰く命がけで遊ぶ夏休みの少年のような男の攻(元教育係・成績1位・犬派)
× 生真面目(?)で仕事にも誠実、攻め大好きちょっぴりオトメンな受(後輩成績2位)のラブでした。

受けは攻めを教育係として紹介された際、あるいたずらを受け少し茫然とするのですが、そのすぐ後の会議での攻めの仕事ぶりに「この人は男が惚れる男だ」と確信します。
その後、二人のかけあいが同じ課内で「おしどり夫婦」と名物化されるほどになるのですが、受けは攻めに本気で惚れててちょくちょく攻めのことでいろいろ妄想して・・。

もう・・なんというか、読者からするといろいろと駄々漏れです(笑)
最初から攻めはとにかく受けへのスキンシップが激しいです。仕事帰りに受けを「飯つくってー。泊ってー。」と半ば強引に拉致った上にいたずらしたり軽く抱きついたり甘えたり。。これはどう考えてもただの後輩への態度ではないでしょう。でもその実、攻めはとても仕事ができる男で、仕事に打ち込む時の表情は凛々しくてとても格好いい。
受けは攻めのスキンシップにとまどいつつも内心ではすごく嬉しいのですが、自分に対しての自己評価が低く・・。

周りからみると両想いまっしぐらなんですけどね!(笑
同じ課内のひとたちも内心二人がくっつくのを応援してたみたいですし。
結局受けが攻めへの恋に本気で悩み、落ち込んだところを本気の攻めに自宅に再びつれていかれそこで。。というお話です。

この本、萌2か神かですごく評価に迷いました。
絵はとにかくすごくきれいで、特にギャグ絵がかわいいのと凛とした時の攻めの表情がすっごくカッコイイ!
ただ、攻めの行動について気になったところが。結構大事な二人のシーンで目をそらしたり、はぐらかしたり・・。その時の説明があったらもっと良かったなぁ。後最後のラブシーンがちょっと駆け足気味・・と。

ただ終盤、受けが自分は男だから子供を産んであげられない、と身を引こうとした時の攻めの言葉にもっていかれました。
そのまま載せず軽く省略しますが、「俺もお前の子供は産めない」「俺とお前は対等」でも「俺と一緒なら楽しいよ」と諭して身を引こうとする受けを口説き落とすのです。
このシーンに持ってかれました。言い方によっては結構辛辣な言葉なのですがいつも飄々とした攻めの本気の覚悟を見た気がしました。惚れるよ!これは!

とにかく攻めが明るく、スキンシップが多い(私は近所にいる愛情表現が激しいシェパードを思い浮かべました)ので、受けの片思いも深刻になりすぎず物語が進みます。明るく読みやすい作品なので、気になる方はぜひ!
あと購入した方は裏表紙の折り込み部分とカバー裏も読んでくださいね!
変わらずスキンシップが激しい攻めが早速尻にしかれようとしていて、より幸せな気分になれることと思いますよ!

20

この作品が収納されている本棚

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