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hana wa sakua ka
不知道花开否
蓉一がやりたいことをやり始める5巻でした!
泉沢の家を取り壊させないために下宿する人を集めようと奔走したり、藤本と仲直りしたりする姿には蓉一の成長が感じられました。
今の蓉一ならきっと家を守っていけると思います!
蓉一を傍で支えようと泉沢の家に引越す桜井も格好良かったです!
もっと二人のお話が見たいので、これで完結だなんて寂しいです。
初夜は修正の必要がないように描かれてました。
前戯から挿入までじっくりと描かれていて桜井の手で翻弄される蓉一が可愛くて仕方なかったです!
特装版の小冊子では5作の短編が入っています。
桜井と蓉一が箱根のホテルに旅行に行くお話では蓉一が大きな声を出しているところが見たかったです!
蓉介、蓉介なんなん?て、とっくの昔に死んだ人のこと美化して讃えすぎなんじゃないかといい加減思ってたところに遺影を見ながら桜井が(この人がなんだってんだろな)って感じに思ってそうなのに共感した
やっぱりそう思えるってところが外から最近関わりだした必要性だよね
本当は学生といい歳の大人とかいう組み合わせは好きじゃないんだけど、親くらいだったことも特別に気になる理由の一つなんだろうから仕方ないね
藤本も外から関わった点で同じなんだけど、親との関係が恵まれていて普通なところがすごく良くって水川家とは遠すぎたね
恋愛も攻めれば攻めるほど、ってかとても良いタイミングで桜井を意識させる役に立ってしまう
でも、藤本も竹さんとか菖太とも仲良くなって人間としての魅力が増したみたいだし、蓉一と、藤本にしかなれない親友になれたんだと思う
藤本は言葉にするのが上手だから、きちんと過去のことにできる気がする
先に仲良くなったのは菖太だったって最後の方で思い出して面白かった
この方らの作品は読んでも熱くなったりしないんだけど不思議と面白く最後まで必ず読める
この巻というより全巻通しての感想ですが、日高ショーコさんのお話は、絵も美しいですが、ストーリーが練られていて、ガツガツしたBLではなく、たまたま男性同士だったというような作りになっているところが良いです。本人たちはそれなりに男同士だしって思うところもあるんですが。
お互い、その人間に惹かれるっていう感覚で描かれているというか。この作品はそれが顕著だったかなと。
桜井のオヤジで、世捨て人?的になってたところに蓉一に出会うことで変わっていく様、蓉一も他者との関わりを避けて殻に閉じこもっていたのが少しづつ変化していくところがとてもよく描かれていると思います。
これからの未来のストーリーもいつか書いていただければ良いのになって思います。番外で少し出てますが、桜井が帰京してからの二人の日常を覗き見たい…
読み返すリストに入っている作品です。
周囲のキャラクタ達も良い感じで、BL初心者にも入りやすいお話です。
実写映画化されていますが、未視聴。この世界観を実写で実現するのは非常に難しいんじゃ無いかなと思っているので見るのが怖い(苦笑)
最終巻です。
4巻で提起された蓉介夫妻の死の真実や、菖太の進学、蓉一達の住む屋敷の行方などなど、恋愛以外の面でも読み応えがある内容でした。
息子の事だからといって、先のことまで何もかも決めてしまうのはどうかと思ったのですが、当時蓉一はまだ子供で、母親の事もあったし早くに遺言を残すことになったのかもしれないですね。
蓉一にそういう事を知られないように、傷つかないようにしてきた結果が、人に対して無関心、感情の欠落だったんですね。
つくづく"無関係"な大人の桜井と出会えて良かった。
LOVEの面でも大満足な内容でした♡
水川邸に越した桜井の部屋でのH!
声を抑えての…が、良きでした!
男と男の恋愛だけじゃなく人としての成長や本来の心を取り戻すまでなどを見せてくれた作品でした。
いつまでも心に残るお話だと思います。
紙媒体でレンタルしてあまりの衝撃にすぐ電子でポチりました。なぜ今まで出会ってなかったのか不思議なくらいドはまりしてます。
ノンケ同士だからこその純愛というか、丁寧に繊細に惹かれあっていくのがたまりません。
黒髪無愛想の受けがとびっきり無垢でめちゃくちゃ可愛い…!
結ばれるまで時間がかかるからこそエロがたまらなかったです!
このシリーズのカラー扉、優しい色でどれも好きです。最終巻。
転勤前なのに蓉一のことばっか考えてる桜井さん。愛だね。
最後の最後で少し雰囲気が変わって、水川家に踏み込んで終結させます。4冊の間散々匂わせたので、こう閉じるつもりだったんだろうなとは思うけど。
日高ショーコ先生のBL漫画の既刊は、新装版を除いて全て読んでいます。性癖ど真ん中って訳ではないのですが、とにかく安定感がすごくて、読めば面白い事が約束されているので安心して読めます。
この安定感は作画と原作のご担当が分かれているところにもよるのだろうか。
「花は咲くか」は(「憂鬱な朝」も)、終わりがきちんと決まっていて、そこに向かっている事が明確にわかるところも好きです。その分話に遊びはないですが。
遊びと言えば、桜井の日常生活描写がさらにあったら萌が増幅されたなぁ。洗濯とか笑
桜井が蓉一の両親の話に向き合う決心をしたことで、蓉一も長年ずっとすっきりできなかった想いを昇華させることができます。あんなに淡白だった桜井が、今では好きな人のために積極的に動き、目を逸らしたい物事にもしっかり目を向けて知ろうとする。蓉一だけでなく、桜井も1巻の時から随分変わったなぁとようやく感じました。お互いがお互いに良い影響を与えられたわけですね。この2人の偶然な出会いは必然のものだったんじゃないかなぁと思います。
蓉一の両親の話は誰も悪くなく責めることができなくて、これをずっと黙っていた柏木も本当は辛かっただろうと思うし、蓉介の判断が正しかったとも間違っていたとも言い切ることはできないなと思いました。子供にも真実をきちんと話し親子で向き合っていこうとするのも愛だし、ひたすらに真実を隠し続け子供を傷付けまいとするのも愛ですよね。自分が蓉介の立場だったら、やはり後者を選んでしまうかも。でも、当時の真相を聞いて蓉一はいろんな柵から解放されたようなので、きっともう両親に対する疑念などは払拭できたでしょうね。欲を言えば、特装版小冊子のようにもう少し蓉一と桜井自身に焦点を当てたストーリーが本編でも見たかったかな。ただ、読者もすっきりできる良い終わり方だったと思います。
BLというジャンルで括ってしまうのがもったいない作品です。運命の人が同性だっただけ。そのくらいの自然さがありますし、同性であることや年齢差に悩み葛藤しながらも好きな気持ちがますます増していく2人に、ページをめくるたび愛しさが込み上げます。
主人公以外の登場人物も丁寧に描いており、それぞれの気持ちがわかるからこそ胸が痛みます。物語の中で、息遣いが聞こえてくるほど現実味があるストーリーで、実話を元に描かれたのかなと思ってしまうほどです。
エッチシーンはすんなりいかず、なんだか微笑ましく、しかしながら愛が溢れていて、お互いがお互いを大切にしたい気持ちが伝わります。なんたって受けが可愛くて仕方ないです。
物語はきちんと完結しますが、まだまだこの先が読みたいと思えるような作品です。
エロ度は少なめですが、愛はいっぱいです。私にとってとても大切で、好きなBL作品を問われたら真っ先に挙げるタイトルです。エッチまでの過程や感情の機微に触れたいという方には特に、文句なしにおすすめです。
完結編にて、全てが明かされる。これまでの謎。父、蓉介の想い。水川邸の未来。それぞれの歩む道。扉絵の全員集合の花見のシーンにほっこりする。とても穏やかに温かい雰囲気。キャラクターにそれぞれ花の名前が付けられている事にもとても納得する。名は体を表すとは得たり。桜の花見、皆を引率するもの、指し示す者。菖蒲、凛としてキリリとしていて。それでいて華やか。竹は花は無いがしなやかで強く。藤には派手さがあって。橘は柑橘系の香りを運び。桔梗は地味だが、ひっそりと濃く咲き。柏の木は強く支え。芙蓉は細やかな種を落として、そして美しく咲く。花は咲くか…。
蓉介の用意周到な遺言には、水川邸の取り壊しまで決められていた。抵抗する蓉一たち。蓉介は何故、これほどまでに事細かく記していたのか。やはり彼らは自殺したのか?蓉一を不安に苛むそれらの事実。水川家当主の菖一や、蓉介の遺志を汲み、蓉一の面倒を見てきた人々に比べて部外者である桜井さんは遠慮すべきか逡巡していたが、柏木さんや吉富さんの「…私たちにはできなかったことをしてくれた。」という言葉にやはり蓉一に深く関わる決意を新たにする。重く口を閉ざす大人たちの中に踏み込んでいく桜井さんのお陰で事実を事実として受け止めて、前へ進もうとする蓉一。
蓉介の死の真相は明らかになります。常に友人たちに慕われ、人の輪の中に居た蓉介が息子である蓉一にあまり構っていなかった様に見えた理由。早くに遺言を記していた理由。そして、柏木さん達大人が決してその事実を蓉一に伝えて来なかった、「可哀想な子供」として大切にしてきた理由。
これだけは読んで確かめてみて欲しい。ミステリーの様だったそれぞれの事が全て繋がって回収されていく見事さと、それを乗り越えて成長して行く少年たちの姿に感動して止まない。
もちろん、満を持して、想い繋がる桜井さんと蓉一のラブシーンもこれは見もの。恥ずかしながらも身を委ねるしか無い蓉一が可愛いらしい。だって、初めてなんだもの。そしてとてもエッチ。蓉一の背中からお尻にかけての緩やかなラインがたまらない。桜井さんだって、たまらない!と感じた筈。
桜井さんがガチガチになったアレにゴムを着けるとこはクスリと笑わせてくれます。蓉一を抱きながらのモノローグも素敵です。『人の想いに “次” なんてあるはずがないのに…』誰にも興味なんて、持てないと、クールに過ごしてきたつもりになっていた桜井さんにとっても。それは自分の内側の忘れかけていた熱情を呼び覚ましてくれた恋だったのです。初恋と言うには言い過ぎかもしれないけれど。きっと桜井さんにとって初めて誰かを大切に想えた気持ち。
桜井さんは予定通り、大阪へ転勤しますが、その前に家を水川邸へ移し、自分のマンションは後輩の井上に貸しています。物語は大阪の桜井さんの住まいに蓉一が遊びに来ているという1年半後に飛び。
菖太は無事、志望の大学へ進学したのを機に水川本家へ戻り、家業が忙しくなった吉富さんは後を蓉一と主に竹生に任せる事に。代わりに新しい下宿人として、大学の友人たちが入る。藤本は以前課題にしていたショッププロデュースが実を結び、モデル業の傍ら、在学中ながら仕事を始めていく。それぞれがそれぞれの未来へと踏み出して行くところで、ちょっと意外なほど唐突に物語は終わる。
あとがきにて、33話の結びが最終話、34話(1年半後)が後日談のつもりだったと書かれているので、読み手側としてもそういうつもりでいた方が良いと思う。気持ち的に。
その34話から、以降特装版小冊子のご褒美感たらっ‼︎ 桜井さんのメガネ萌え。や、竹生の失恋。え⁈ 吉富さんって、独身だったのね⁈ とか。薄々バレてるかと思いきや、菖太が‼︎ あの諸々聡い菖太が蓉一と桜井さんの関係を微塵も疑っていなくて可愛いとか。竹生がウッカリ料理上手になってるとか。桜井さんが蓉一に初めてのクリスマスプレゼントをあげ損ねるとか、とか。楽しい小さなエピソードが沢山‼︎ ああ、でも竹生にもラブリーなエピソードを是非欲しかったよ、私は。藤本とどうにかなっちゃうんだろうか。それは菖太が許さない、と言ってくれてるので信じたい。
大好きな『花は咲くか』を久々に読み返していました。。
ゆっくりゆっくり動く心理描写を描かれるのが、日高ショーコさんは本当に上手だなぁと感じます。。
いつ読んでも違和感を感じないのは音楽と似てる気もしたり。。普遍的なイメージがあります。。
周りにも自分自身にも無関心だった蓉一。。
桜井さんと心を通わせたい、想いを伝えたい、自分も相手の気持ちを知りたいと思った時から、蓉一自身の時間がゆっくり動き出したように感じます。
人ってやっぱり人と関わり感じないと、なかなか気持ちの部分って育ちにくいんだろうなぁ、、と思ったり。。
桜井さんも不器用だし、蓉一なんてすべてに超ビギナー(笑)
そんなふたりが互いに互いをおもい、必死になる姿は微笑ましくもありました。
『知らない』『分からない』から突っ走れる蓉一の一生懸命さにジーン。。蓉一の変化に周りも少しずつ変わっていきました。そう、人間って自分自身が変われば、周りも変わるんですよね。。