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paradise view
先生と教え子という本当に知人にも満たないくらいの関係性だった2人が偶然と悲しみを経て距離を縮め、こんなにも大恋愛をすることになるなんて最初は想像もつきませんでした。陳腐な言葉だけどまさに運命の出会いだったんだろうと思います。
長く一緒にいるからこそ悩み、ずっと幸せだったからこそ認められないことを認められず、否定されると脆くて、でも結局互いが好きで好きで仕方がなくて離れたくないからずっと一緒にいることを選んだという単純明快な結末がたまらなく好きでした。
そこに至るまでの葛藤以上に2人が息苦しくなるほど幸せそうな姿に涙が出ました。
本編で大号泣したのに最後の最後に付け加えて涙を誘われるとは思いませんでした。彼は最愛の人を失ってその想い出と下手したら人生の半分以上、彼と過ごした時間より長い時間を1人で生きていかないといけないのだなぁと思うとすごく寂しくなって、それでも彼が幸せそうなのを納得はできないけどでももう十分すぎる幸せを最愛の人から貰ったのかなぁと少し思って余計に泣けました。
このパターンの描き下ろしが私に合わないだけなんだろうけど~
本編ハッピーでうまくまとまったのに、描き下ろしで急に死別しちゃうのやだな~
読んでるこっちからしたら本編終了から描き下ろしまで1ページしかないからね
大団円じゃん!!♡ってめっちゃ高揚してる気持ちが1ページ後にはどん底だよ;
描き下ろし不評ですね…
私は正直嫌いじゃない。死が2人を別つまで一生愛したことが分かるから、最期まで描かないより完全な愛の物語ではないか、と思ってしまう。でも逆に本編にハマらなかった。CP双方も、家族も、久住すら、誰の振る舞いも好きになれなかった。
本編は若干現実感がなく、ドリームめいてる部分が大きい。一方で描き下ろしは急に現実の厳しさを見せつけてきます。ただ本編も描き下ろしも、まぁこんな事も生きてればあるかもしれない。現実は創作より奇ですから。ただ本編が好きな方にはウケが悪いだろうなっていうのもとっても分かります。
中立〜萌
君とパレードから続けて3巻読みました。
ドキドキしながらも安心して目を通せていましたが下巻の途中からもう苦しくて悲しくて。涙が止まりませんでした。
shoowaさんの月影以来かな、こんなにも辛い気持ちになったマンガ
夜、就寝前に読んでしまい結局眠れませんでした。
(あくまでも個人的主観です)
気持ちに余裕のある時に読むことをおすすめします。
ほんとうに切ない…秀緒が優しすぎるあまりなのか、いろいろ考えてしまって、その間にふたりのすれ違いが大きくなってしまって…
もう、ただただ好きってだけで抱きしめて一緒にいるだけじゃだめなのかいって辛くなりました。
久住先生が本当に良いキャラでした。主人公ふたりとは全く違う性格のキャラなので、この人がいなければ成り立ってなかったと思う!秀緒に久住先生の勢いや熱さを少し分けてやってくれ~て思いました。
最後の最後まで危うい空気感で、どうなるかとハラハラしましたが、最後が別れにならなくて良かった!そしてちゃんと家族ともなんとかなってて良かった!
とハッピーエンドに安心していたのに、最後のアフターストーリーでもう、涙が…
赤星くんが秀緒より先に逝ってしまうなんて。ここまで後のその後より、ドイツでの2人の幸せな生活を覗きたかったよ~なんか2人の悲しいところばかり見せられてしまって苦しかったです。
でも、赤星くんが1人にならなくて良かった。赤星くんが幸せだったならもう良いです…
心がとても切なくなる話ですがとても好きな作品です。
上巻に続いてのレビューです。
この作品は何度も読み返せる作品ではないな、と感じました。
上巻のレビューにも書きましたが、登場人物達の心理描写が見事すぎて読み返すのに覚悟が要る作品は初めてです。
上下巻を並べると2人が向かい合うカバーイラストも、裏カバーイラストの変化も好きでした。
「幸せにしたい」が「幸せになって」となり
「幸せにして」から「幸せになる」に変化していく。
166,167ページの見開きページに思わず涙が出た。
なんて美しいシーンなんだろうか。
自分の幸せよりも、ただ相手の幸せを望んでいた2人が、ようやくお互いが幸せで居ることが1番の幸せなんだと気付く。
正直、もっと酷く切ない展開になるのかと思っていたので、想定していたよりも優しい展開だと思いました。
賛否両論のようですが、私は描き下ろしを含めて好きです。
2人は仲良く暮らしました、で終わってもそれはそれで良いのでしょう。
けれど、私にはこちらのラストの方が幸せに満ち溢れたものだと思えてならないのです。
上巻や下巻の途中までは、智沙の方が秀緒の事をひたすらに、それはもう一途に思い続けていたように見えていて。
2人でいる事への覚悟や想いの強さも、智沙と比べると秀緒からの智沙への想いはどこか薄く感じてしまっていた。
しかし、この描き下ろしがあることによって、それは間違いだったのだと思い直しました。
「たとえ別れることになっても、これ以上好きになる人はいない」
秀緒が両親に告げた通り、共に幸せに2人で過ごした家でずっと側に居て、生涯をかけていつまでも智沙に愛を誓って貫く姿がようやく見えたというか。
幸せとは目に見えないものですが、握った手を最期まで離さずに秀緒に看取られ人生を終えた智沙と、愛する人の最期を看取ることが出来た秀緒はきっと幸せだったのではないでしょうか。
個人的にはこれ以上ない程のハッピーエンドだと思います。
3作を一気に読み、この作品は3作品揃って「君とパレード」で「パラダイス・ビュー」でした。
2人で過ごした尊い時間の全てが両タイトルそのものだったのではないかなと感じました。
読中は2人の心情に涙し、読後は穏やかで幸せな結末に涙する。
繊細で可愛らしい絵柄で紡がれる、ただそこに生きる2人の人間のお話。
心地良いような、心がかき乱されるような…なんだろうこの感情は。
不思議な感覚でいっぱいになる、本当に素晴らしい作品でした。
上下巻あわせての神評価です。
読む前に他の方のレビューを細かく読んではいなかったのですが、切な過ぎる、辛過ぎるという言葉がちらほら見受けられたので少し構えて読んでしまいました。本編に限って言うと、想像していたより切ないとは感じなかったかな。むしろ、智沙や久住の言動に前向きに考えられたほど。久住に迫られても毅然とした態度で突っぱねた智沙、そして、智沙に自分の気持ちをしっかり自覚させるために一芝居打ったり、彼のことを最大限思いやって秀緒に直談判したりした久住。この2人は強いなぁと眩しかったです。
一方で、そんな彼らを目の当たりにしても、なかなか踏み出せなかった秀緒には少し残念でした。彼が一歩を踏み出したのは本当に最後の最後で、智沙が旅立つ直前。このタイミングで「行くな」はあんまりだなと。智沙の決死の覚悟に対して、決断があまりに遅過ぎたのではないかと。だからこそ、リアルでもあるのだけど。智沙や久住ほど出来た人間ばかりではないですから。ただ、久住にとっても日本でのキャリアを断ち準備もままならないまま海外に住むという決断はけっして軽くはなかったと思うので、最終的にはやはりこれくらい時間が必要だったのかなとも思えました。描き下ろしには賛否両論あるようですが、私は読めて良かったです。BLに限らず大概のカップルの行く先だと思いますし、秀緒が智沙の魂の傍にいることを選択したのを見て、永遠に愛される智沙は幸せ者だなと温かい気持ちになれました。
他の方も記載されてますが、描き下ろしのエピソードがどうにも…。あれはわざわざ描かないといけなかったものかな…。
この2人の幸せをいろいろ想像して余韻に浸りたかったところの突き落としで、うーん。という感じでした。
辛い思いを背負ってきた受けが、最後独りぼっちでまた生きていくことがなかったという点では救いかもしれませんが。
よかったねよかったねと読み進めていたので、ちょっとトラウマになってしまいました。
“切ないの求めていない方”は、描き下ろしは読まずに本編だけお楽しみいただいた方がいいかと思います。
ストーリーは儚くて、エロシーンもなくフワリとしたいいお話でした!
下巻…2人の物語が完結します。
同性同士の悩み…
世間の目や家族の思い…全ての人から祝福されるわけではない辛さ…
色々な思いが詰まった今作ですが、本当はもっと単純なこと。
ドイツに永住するつもりで旅立とうとする智沙と、ドイツ行きを後押しする秀緒。
本当は行って欲しくない秀緒と、本当は止めて欲しい智沙…2人の思いは交差するばかり。
だけど、やっと本当の気持ちに気付いた秀緒は、智沙に行くな!と伝える。
わがままでも傲慢だとしても、どうしても手放したくないという気持ちだけが秀緒を突き動かしたのだと思います。
智沙の答えは…ドイツに行くというもの。
だけど、智沙だって秀緒を手放すことなんてもうできない。
だから秀緒に一緒にドイツに来て欲しいと伝え、秀緒は迷わずドイツに向かう。
秀緒にとっては智沙が全てであり、智沙にとっても秀緒が全てなのです。
ドイツで幸せに暮らす2人に涙が出ました。
幸せに押しつぶされないよう、幸せを噛み締めて暮らす二人が愛おしかったです。
描き下ろしでは、50代で智沙が亡くなったことを知りました。
死してなお、智沙の側にいて愛を誓う秀緒…
死に際に秀緒の生を願う智沙…
今までの2人の人生が幸せであった事を願わずにはいられません。
救いは、久住との友人関係が今も続いていることを知れたことです。
賛否両論あるかもしれませんが、私は素晴らしいハッピーエンドだと思いました。
『君とパレード』続編の下巻です。
上巻で、2人の仲が気まずくなり、そのまま一気に下巻まで読みました。
もう、泣きまくりました。
ホントに、ダメになっちゃうんだなぁ。。。久住先生はいい人だけど、やっぱり智沙には秀緒だよ~
飛行場まで秀緒が来て、やった~と思ったらつっぱねて智沙はドイツへ。
あぁ、この作品は悲しい終わり方なんだなぁ。
と、思ったら!
もう、そこからバーッと涙が出ました!
良かった!ホント良かったから、あまりネタバレして書きたくない!
でも、最後はやっぱり悲しかった。
20年くらいは幸せに一緒に暮らせたんだね。
最後の智沙の言葉と、秀緒の涙に、私も泣きました。
でも、読んで良かったです。
また、2人の出会いや、幸せな日々を読みたくなりました。近々『君とパレード』から読み直します!