ひだまりが聴こえる

hidamari ga kikoeru

ひだまりが聴こえる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神466
  • 萌×2173
  • 萌80
  • 中立31
  • しゅみじゃない26

--

レビュー数
77
得点
3293
評価数
776
平均
4.3 / 5
神率
60.1%
著者
文乃ゆき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
ひだまりが聴こえる
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784829685617

あらすじ

―――あいつ、耳聴こえねーの?

難聴せいで何かと誤解を受け
周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、
いつしか人と距離を置くようになっていた。
そんな時に出会った同級生の太一。
バカみたいに明るい性格で
思ったことを何でも口にする彼から
「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」
と言われ、航平はその言葉に心底救われて……。

友達以上、恋人未満。
太一との出会いが航平を変えていく。

突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平(多和田秀弥)が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一(小野寺晃良)に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた清純派BL。

2017年には航平役・多和田秀弥、太一役・小野寺晃で実写映画化された。

表題作ひだまりが聴こえる

杉原航平
佐川太一

その他の収録作品

  • 今はまだ道の途中
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:【無題】お弁当の話

レビュー投稿数77

手を取って共に進む

近々また新刊が出るのでシリーズ最初から読み返してみようと思い立ち、何年ぶりかに読みました。
人の温かさとその繋がりが心に沁み渡る、本当に素敵なお話だなーとしみじみ。

航平目線での世界は苦しいことばかりで、しかもその苦しみは他の誰もわかってあげられないモノなのが本当に歯がゆかくて。
でも。周りと隔たりができてしまった「始まりの日」から動けないままだった航平の手をグッと引き、彼自身を見つめる真っ直ぐな言葉たちで救っていく太一との出会いで、確実に航平は変わっていくんですよね。

後先考えない性格でトラブルもよく起こすけれど、無自覚に思いやりを振りまく太一の人柄に惹かれていく航平の気持ちの変化は「恋」以外の何ものでもないので、がっつりなBL!ではないもののしっかりとキュンは摂取できる展開となっています。

とてもドラマチックでのめり込んでしまうような世界観で、恋愛要素を求めるだけではないお話の中に学ぶところがたくさんあるなぁと改めて思いました。

0

何回読んでも感動する

BLとしての糖度は低いけど、人間ドラマ要素+ほんのりBLみたいなお話で感動するけど、航平が太一に対して壁がなくなっていきつつ好きになる部分にもキュンキュンできて、すっっっっごい良くて何回も読みたくなる!!

萌えるというより感動しながらBLを感じれる作品!

航平が太一の前で笑えるようになったり、

お弁当を他の場所で食べるのに抵抗感がなくなったり、

太一が好きなハンバーグを実はお母さんじゃなくて航平が作ってたり!!

分かりやすく信頼していく感じが個人的にはめちゃめちゃ刺さりました!

0

趣味じゃなかったです

主人公が周り見ないで殴り掛かるタイプなので私はあまり好きじゃなかったです。
人のこと殴ることが多くて、普通にその程度で他人に殴り掛かる?ってことが多いのが残念でした。
あと難聴の主人公の方は若干ひねくれてるなって思いました。でもそれは難聴なこともあってストーリー的にはしょうがないしそんなに突っかからずに読めます。
あと気になったのは、難聴の女の子はとにかくひねくれていて読んでいて難聴だからとかじゃなく性格に問題あるんじゃないかと思ってしまい、私は終始うーんって感じでした。
あとは、大学生がそんな友達に奢る!?ってなりました。ノリで奢るとかはあってもそんなしょっちゅう一人の人に対して奢ることある?って大学生の財布事情とかも気になってしまいました。
性格に難アリって感じで私は趣味ではありませんでした。

1

やっと読みました

超有名作なので買ってたんです。
でも積んでました。何故なら、エロがないって前情報があったから、[今は気分じゃないな]が、ずーーーっと続いてて。

作者さんのあとがきにありましたが、[BL誌なのでもっとボーイズがラブするところを]と編集さんに言われて頭抱えたと。

友情ストーリーとして読んだよ。

航平くんは、ルックスがいいので聴覚障害のサポートを理由に寄ってくる女子達、女子にモテる事で僻む男子達、巻き込まれるのが嫌で孤立して暗いやつになっちゃってた。そんなところに現れる小学生男子がそのまんま大きくなったような天真爛漫、脳直で言葉と手が出る太一くん。
航平くんの閉じこもってた殻をぶっ壊してくれるんだけど、これは友情の話だったのを後半で急速にBLに持っていった感じがした。
航平くんの太一への気持ちってラブなのかライクなのかって言うとライクだと思うんだよね。
性愛の対象としての好きではないんじゃないの?そこの葛藤を描いてないからモヤモヤが残ってしまってます。家で1人でいる時に太一を思って性的に悶々としたりするシーンがあったりしたら説得力があったのかも。
そんなシーンがあったらこの世界観が台無しになるのかもだけど、BLとして成立させるにはライクではなくラブであるという部分が欲しかったです。

ところで、最初の出会いのシーン、柵が壊れてて上から太一が落ちてきて屋根の上でお弁当食べようとしてる航平と会うのですが、次もどうやって上がるかわからんからとまた同じルートで会いに来るんですよ、危険!正規ルートはどうやって屋根に来てたのか教えて欲しかったですw

シーモアで購入
そもそも修正がいる描写は一切なし

2

キスも不要だと思うくらいなんだが。

BL初心者が参考にする人気、おススメコミックスに必ずランキングされている名作だって事は知っていましたが、私のような心の汚れた者にはなんとなく手を出しにくいような、近寄ってはいけないような、、
でやっとこさ電子版で読んでみました。

いやーもぅ良かったです!
さすが語り継がれている名作BLです。
この作家さんがこれがデビュー作っていうのもびっくりです。

今更私がなにも書き加えることはないだろう、必要がないだろうと思うので。

これはBLにしなくても良かったのでは、というか別にBLという形にしなくても名作には変わらないんだろうという気持ちです。
(あとがきにあるように作家さんはBLにこだわってはいなくて、多分自分のアイデアを買ってくれたのがたまたまBL誌だったのかな。)

私はこの後の続編はまだ読んでいないのですが、お話の展開でいろいろ濡れ場が出てくるのだろう?と思うと何故かこの2人のそういうシーンは見なくてもいいんじゃないか、見てはいけないんじゃないかと思うくらい。

何故か、と書きましたが2人が尊いからなんでしょうか。
清らかなままでいてほしいからでしょうか。

私はエロエロBLも大好きなんです。
それとは別にえっちじゃないBLがあってもいいと思う人間。
でもえっちがないBLは一般誌、少女漫画誌のものであってBLとは区別します、というならば従います、反論しません。
が、どっちも好き、こだわらないってヒトの方が案外多いのではないですか。
で、その方が今後のBLを含めたマンガ界に未来が有ると思ったりします。

やっぱり続き、読みたいな。
ベッドシーンあってもなくても読みます。

2

問題外。

如何なる事があっても暴力はダメ。
ましてや、障がい者への歩み寄りを盾に暴力を振るうなど言語道断。
評価に値せず。

2

BLみが..

映像化されるくらい有名な作品なのでかなり前に読みました。内容をうっすらとしか覚えていなかったので再度読み返しました。エロがないBLを読みたかったので。
ただ他の方も書かれてるようにBLみはあまり感じないですね。
なので萌えとかも感じなかったです。
というより私は主人公の二人にあまり魅力を感じなかったので萌えを感じなかったのかもしれません。
続編でもう少しBLみがあるのでしょうか。
続きを読もうかどうか迷います。

2

あまりにも好き

最高です。内容はネタバレになるので記載しませんが、切なさやもどかしさがとても上手く表現されています。

今までこんなに純愛で素晴らしい商業BLを読んだことがなかったのであまりの衝撃に卒倒するかと思いました。

えっちなシーンはないので、ピュアなBLが好きな方はもちろん、BL初心者の方にも強くオススメしたい一冊です。

この作品に出会えてよかった。と心の底から思えます。
記憶を消して何度でも、何度でも読み返したい作品です。

1

キュンキュンしたい方に♪

難聴の航平とめっちゃ明るい太一。
大学生の二人の友達よりちょっとだけ思いが強くなったくらいのお話。

R18 シーンがないのでそれ目的の方には向いていないかと思います。
が、逆にそれは苦手、キュンキュンしたい!という方には向いているかと思います。
私のように、雑食系でピュアもエロもいける!という人には、もちろんOKなお話だと思います。

友達なんだけれど、普通の友達よりほんの少し特別。この『ほんの少し特別』が少しずつ大きくなっていくお話。
「ああ、もうっ!」みたいな切ない感じが好きな方に、お勧めしたいです♪

1

ちゃんとLOVEだと思う

エロなしBLの代表作。
やっと読みましたが、評判通り良かったです。
てかBLってやっぱHが無いとダメなんか?最低でもキスは必要?
個人的には男子が男子を恋愛感情で好きって思ったら、それはもうBLなんではないかと思ってるんでちゃんとBLだと思うんですよ。

難聴でゆっくり喋ってもらったり、口の動きで理解できる航平は、健常者と障害者どちらにも属せずに孤独の中で居たけれど、太一と出会って心を開きはじめるお話でした。

薄暗い部屋に一筋の光が差すみたいな太一の声がひだまりみたいな明るさと暖かさを表してるんですね。
他のどんな音よりも太一の声は聞き取れる、そんな航平の気持ちが太一に向かっていく過程にときめきましたし、それなのに太一の声も聞こえなくなっちゃうのかな…ってとても切なくなりました。

出てくる女子が軒並みやな感じの子ばかりでげんなりしましたが、航平のお母さんはいい人そうで良かったてす。
続編も楽しみに読みます。

0

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