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bi no kyoujin
媚之凶刃
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
実父である組長から梅崎組を継ぐよう言われた加賦は気乗りがせず、次期組長候補とされてきた佐川に跡目を譲ろうとするも、加賦の持つ稼ぎ頭の企業か韮沢を差し出せと言われ…。
韮沢は有能な手駒である以上に加賦にとってはかけがえのない存在で、でも極道の世界を生き抜くには離れるしかなく…。加賦のためになる事しか考えず、彼のためなら命も惜しくない韮沢の熱さがすごい。
激しさを増していく抗争も迫力ながら、セッのシーンのバキバキなエロさも満点。2人の出会いの話と甘々な旅行の番外編もあって、本編の緊迫感とのギャップも良い〜。
媚の凶刃、媚シリーズは大好きな作品です。
ヤクザモノでシリアスですがラブラブです。 攻めの加賦さんは年上で良い身体!
加賦も韮沢も普段は冷静冷徹なのに、お互いの事となるともう盲目な感じが萌えます!
加賦さんが韮沢にメロメロだし、韮沢は命張ってるし最高です。
敵に容赦なくて強いが韮沢が、加賦さんのことだけが大好きで、その他の事には微塵も興味がないのが最高。韮沢の執着はニヨニヨしてしまうレベル。
主×従が好きなので、池先生の美麗な絵で何倍も萌えが爆発です!
めちゃくちゃ好きな関係性。
片方が命を賭けてでも盲目的に尽くす関係性が
めたくそ好きなのです。そこにはちゃんと惚れさせてくれるカッコいい男がいてこそですが。
若頭加賦に拾われた韮沢は、最初は警戒する野生の犬みたいな感じだったのが元々愛情に飢えてたのもあって徐々に懐柔されて100%思い通りに動く犬に飼い慣らされて公私共にパートナーになっちゃってるの。
加賦さんは厳つくて男気がある男が惚れる男で、韮沢は美形で加賦の言う事なら何でも喜んでしてしまう。もう少し自分を大切にしてくれよと加賦が心配してしまう程に。
実の父でもある組長の体調が思わしくなくそろそろ跡目を息子に譲りたい組長。
その気持ちに応えられず叔父の佐川に跡目を依頼するも条件として出来る部下韮沢を譲るか儲かっている会社2社を譲るかどっちかと言われ、苦渋の選択で韮沢を譲る事に。
この時のドラマチックさったら!誕生日だろって高級腕時計プレゼントからのホテル宿泊。幸せ過ぎてどうしようと思ってたら、そこで譲る話されて怒り狂う韮沢。
加賦をレイプしようとするも上手くいかず刃物を持ち出す修羅場に。
大切な人に捨てられると思った時の飼い犬の暴走。
切なくてやるせなくて腹立たしくての感情の爆発がとても感じられました。
佐川の元に行く事も加賦の役に立つ事なんだと納得させた韮沢エライ。健気な子だよ。
でもやっぱり佐川ロクでもねぇやつで、ヤバいとこから仕入れた粗悪な麻薬を売り捌く役目に韮沢を任命。
堅気に見えないよと昔馴染みの麻薬ディーラーに言われて、髪を染めてピアスバチバチのチャラいホスト風の見た目にまで擬態すんの。
マヂでどこまで健気なんだ、韮沢ー!好きだ。
やっぱり佐川を潰して俺が組長になる!と決めた加賦。韮沢も取り戻す!と濃厚な一夜を。
加賦がいれば何でもできる韮沢。
2巻以降どうなるのか非常に楽しみです。
もう大好きすぎるぞ!
しかし、読む順番間違えました。
媚の椅子が1作目なのですね。タイトル違いのシリーズモノはこういうのがあるからなー。
紙本で購入
白抜き、白線修正、輪郭のみといろんな修正バリエーションが混ざってます
シリーズ一気読みさせていただきましたがとにかくなんか萌えて萌えて萌えまくりました。この信じられないほどの画力がまず凄い・・絵うますぎる、かっこよすぎる(泣)ストーリーは極渋、極甘、めちゃ面白い、裏社会物としても面白い、読み応えありました。そしてBL的な萌えがとにかくすごい・・。攻めらしい攻めの加賦さんのタジタジ感がいい。加賦さんラブ!!!!加賦さんにだけに媚びまくりの受けの韮沢くんの凄まじさ、女子感、かっこよさ・・。セックスもすごい、すごい!!!なんかもう色々すごかったです。池先生一度読んだら抜け出せない、麻薬的魅力にメロメロです。本作品2008年の漫画!?本当に面白いものは時代を超えるなあと思いました。裏社会物が苦手でしたが、それどころじゃない面白さにノックダウンでした。
余りにも魅力的で「媚の椅子」を読んだ後クーポンもポイントも無いのにSMOKEまで一気買いしました。
この1巻は試し読みだと何やら男衆の会話から始まってますが、絡みから始まり。健気に頑張る韮沢に「畜生…可愛い」可愛くて可愛がり過ぎたことに後悔というか戸惑う加賦さんの人間らしさ(とノンケさ)が大好きです。
私はXsideからの変則的な読者で、媚の椅子〜凶刃の時系列に少し戸惑うところはあったのですが、Xside収録の年表が役立ちました。
部下として支配される側の韮沢が、逆に加賦を「自分のものにしたい」と思う男らしさが格好良いです。切れて「うるせえ‼︎テメェは俺のモンなんだよ‼︎(ガブッ)」と言った後の泣き、会えなくて痩せ細る一途さが堪りません。
加賦さんも、自分のちょっとした行動で一喜一憂し夢中になる(外では有能な)韮沢が可愛いのだろうし、韮沢が笑っていれば自身のバロメータになるのだろうな。
修正甘かった「媚の椅子」と同じくシーモアで購入したのですが、こちらは修正が「てめェナメとんのか?」とヤクザもの読んだ一時的な気の強さで言いたくなるほど適当な白修正と蛍がありました。白くていいからブラシで適当に塗るのはやめて欲しい。
エロエロ+ヤクザ+共依存?暴力描写も。
加賦が若頭で組員達の生活のため私生活は無く組に身を捧げてるようですが…。
韮沢への扱いが気の毒で。
韮沢を自分にだけ心を開き、自分の為になら死ぬのが本望で、好きで愛してて、文字通り身を捧げるように17歳から育てて。
そんな韮沢を次期組長に譲って。
使える韮沢は結果を出しつつ、なぜ自分をこうしたのか次期組長の身辺を探り…。
韮沢も加賦に拾われなければ死ぬか刑務所に入るか未来は無かったし、毒親に虐待されてきたし、加賦にすがるのもわかるのですが、気の毒で。
でも加賦も韮沢が可愛くて仕方なくて怖いけど本当は大好きなんですよね!
無理だと思うけど平和に仲良くやってほしいな。
「媚の椅子」の2人の出会いが見られた。
韮沢を手懐けようとする加賦。
最初は抵抗するものの、加賦が欲しい、俺のモンにしたいな、と思う韮沢。
加賦からしたら想定外のえらい懐かれようですねw
この時点で運命は決まっていたとも言えるのでしょう。
加賦に甘やかされてメロメロになったり、佐川の所へ行けど言われてキレる韮沢いいです。
テメェは俺のモンなんだよ‼︎
独りにするくらいなら殺して下さい…‼︎
加賦さんのために生きてるんだった
あの人のために俺はいるんだ──
これ以上の言葉はないですね。
まさに命をかけている。
腹が決まって、佐川に啖呵を切った加賦はかっこよかった。
そして、髪を染めた韮沢がチャラいw
顔立ちがきれいだとああなるか。
加賦と離れて、自分でしても反応しないのに、加賦と再会して感じまくる韮沢がエロい。
エロいだけでなく、身体が正直で、骨の髄まで加賦を求めているんだなと。
加賦に抱きしめられて
「お前の幸せそうに笑ってる顔が好きなんだ─」
と言われ、号泣し、
「生まれてきて良かった──」
と韮沢が思えた場面はハイライトですね。
余談ですが、加賦の髪型が今風になっていてよかったw
ヤクザの若頭・加賦×加賦に拾われヤクザとなった韮沢のお話。
前作「媚の椅子」に続く2作目です。
いや〜…こちらの作品は…
もう何年も前に手に取り、最近になってシリーズを一気に読み返したのですが、
昔とは全く別の感情に震えてます。
すごく面白い…!!
媚の椅子に関してもそうなのですが、
元々そこまで気に入っていた作品ではなかったんです。だけど改めて読んでみるとものすごく面白い。熱い。燃える。
加賦は、一途に従順に自分を愛し、自分のためなら命さえ惜しくないという韮沢に戸惑い、持て余し気味なのですが、
少しずつ少しずつその重たすぎる命懸けの愛を受け入れるようになっていくんです。
前作のラストで、韮沢に対しての愛情に自覚を持ったような加賦ですが、
今作でまたさらにその気持ちを強くさせます。
その過程がまたいいんです…!
前作で一度は手放し、韮沢を殺しかけた加賦。
もう一度取り戻して、大事だと、好きなんだと思い始めた韮沢のことを、再び手放さなければいけなくなります。
苦渋の選択でそれを受け入れる加賦ですが、韮沢にとってはまた加賦の元を離れるのは到底耐えられないことです。
そんな韮沢がとった行動には正直かなり驚き、え、まさかまさか…⁉︎と焦りましたが、まあ…ね…。良かった…(?)
しかし切ない…。胸が痛いシーンです。
加賦の側に居られないなら、生きてる意味なんて…と思う韮沢ですが、
例え側に居られなくても、役に立てるなら生きる意味があると自分を奮い立たせるのです。
韮沢の加賦への愛は常軌を逸しているので、
加賦の側に居られないことは本当に生きる意味がなくなったと同義なのだと思います。
それなのに、生きている限り加賦のために尽くしたいと思う韮沢が心底いじらしい。
その後の韮沢とか、心がボロボロなのが伝わって読んでて胸が痛みます。
…が、なんか傷付いて壊れそうな受けって好きなので、可哀想という気持ちと、こんなボロボロになって、美しいカッコいい好き…っ!て気持ちが交互に押し寄せ爆発しそうでした。
命を捧げるほどの愛しくて堪らない人から引き離されて、それでもその人の役に立てるのなら、って孤軍奮闘する韮沢が本当に…いい…。
加賦さんといる時は、笑顔だったり照れたり、表情豊かなのに、この時は終始殺伐とした表情なんですよね…。
クマができて、眉間に皺を寄せて口を結んで、刃物のように冷たい目つきして…。
綺麗、って思ってしまう。
加賦とわずかですが再会できた時、
韮沢の身体を抱きしめた加賦が
「こんなに痩せちまう程 俺が好きか」
って言うんですけど、そこがまたもう好きで好きで…!
そして今作には、加賦と韮沢の出会いも描かれています。
この頃は加賦さんも韮沢に負けないくらい殺伐としてるなぁ〜…
笑ってるのに、優しくしてくれるのに、誰でも一瞬で切り捨てそうな感じ。
韮沢のことも、この時はただの駒の一つだったんでしょうけど、それが今はこうなって…と考えると感慨深いです。
エッチも満載で、絵柄がまた綺麗でしっかり書き込まれているので余計にエロく感じます。
個人的に、あんまりエロすぎるのはエロ本感があって引いてしまうのですが(昔にこの作品を読んだ時はエッチシーンにちょっと引いてました笑)、
この作品は加賦と韮沢をしっかり感じるほどに深みを増す作品だと思っていて、
加賦の思いとか韮沢の思いとか、このセックスには2人のこんな思いが混じってるのかとか、この時の加賦は、韮沢は、こんな思いだったのか…と思うと、なんだかこの作品が愛おしくて堪らなくなったのです。
媚シリーズは5巻までありますが、全巻読むとまた、あの時がこうだったのか…!みたいに時系列がしっかり結ばれて、より楽しめます。
狂気にも似た純粋な愛と、確かなエロ、そして骨太なストーリーを楽しめる名作だと思います。
これまでに輪をかけて韮沢が可愛く思えてきます。こんなに一途に、ただ1人を命を懸けて愛し、尽くせる人はなかなかいない。狂おしいほどの加賦への愛。ひとたび彼に捨てられるかもしれないと聞けば、立場を忘れて逆上し、無理矢理犯して手中に収めようとするほどの激情。でも、なんだかんだ一番たちが悪いのは、そんな韮沢の重たい愛をいつも振り切れず、最後には受け入れ彼を可愛いと思ってしまう加賦なのかもしれません。
佐川の配下に置かれてしまった韮沢ですが、使い方を考えればいくらでもまだ加賦に有利な状況に運ぶこともできる段階です。ここから佐川との頭脳戦がどのように展開するのか楽しみですね。そして、本編は非常に殺伐としていますが、描き下ろしの短編ではかなり糖度高めな2人を見ることができます。離島での2人きりのデートは本当にありふれたデートという感じで、ヤクザなんか辞めちまいたい、という加賦の独白が胸に沁みました。彼らが再びこんな穏やかな日を過ごせることがあるよう祈っています。
…というのは、元々「媚の椅子」は読んでて、その後単発でポツポツ読んでいたから、シリーズ通して知ったつもりになっていたのですが。
今回本作「媚の凶刃1」を改めて読んでみたら…なんと加賦と韮沢の本当の始まりである「番外編」を読んでなかった事がわかった…
…この衝撃。この2人のこんな始まりを知らずして、私は「媚」を知ったつもりになっていたのか⁉︎
いや、今からでも読めてよかった。そこを今知って、ますます韮沢の狂おしいほどの献身と、手放せなくなってしまった加賦の甘さがより萌えを加速させます。
何と言っても「絵」が最高です。
敵の佐川も!
加賦父の組長も!
私は別にオヤジスキーじゃないんだけど、この2人の冷めた極道の目にはゾクゾクする。
勿論ストーリーもいい。
極道の跡目争いの緊張感と、カブニラの甘さエロさのボルテージ!
加賦のスーツ姿も、片肩だけの龍も。
韮沢の金髪姿も。
眼福眼福。
そしてタイトルがまたカッコいい!媚の凶刃…何でこんなカッコいいタイトルが浮かぶんだろう?
池玲文先生作品のタイトルは唸っちゃうの多いです。
池先生もあとがきで触れてらっしゃいますが、『ギャグなのかシリアスなのか、よくわからない漫画』です。そこがいいんだけれども。初めて読んだ時は、額面通りというか、その緻密な劇画タッチの絵のままにシリアスに受け止めていましたが、よくよく読み返すと、そこかしこにギャグ的要素が散りばめられている事に気付きます。そして、極甘なラブストーリーでもあることを。冒頭で加賦さんはもぅ言っちゃってます。韮沢の中で果てながら。『畜生…。可愛いー。』キャー!
中程にはまだ10代のガキだった頃の韮沢と加賦さんとの最初の出会いが番外編として描かれており。加賦さんが、ボコボコに殴られた韮沢の顔を見て「ちゃんと治してやれよ?ムサいのばっかでうんざりきてんだ。」と側近の嶺石に伝えます。この時点で加賦さんはもう韮沢の可愛い顔を気に入ってるのが分かります。韮沢を拾ったのは確かに加賦さんなんですが、この時から既に、韮沢の狂乱の執着愛は始まっていて。心の底から加賦さんを、加賦さんだけを欲しがっているのです。
色々ダダ漏れてるのは明らかで、親父(組長、加賦さんの父)にもバレバレなのも笑えます。
跡目争いに巻き込みたくないとまで思い詰める加賦さんですが、フロント企業で働く人たちや組員そのものを守る為に忸怩たる思いで韮沢を叔父貴、佐川の要望で手放すのですが、その時の韮沢のご乱心ぶりったらありません。(ちょっと笑えます。)
もう、この二人のお互いの執着ぶりったら。また、韮沢を手放す前に突然なスパダリっぷりを発揮する加賦さん、甘過ぎ‼︎ 特に巻末の島の旅館での甘やかしっぷりは、凄いです。韮沢も「愛してます。ずっと側に置いてくださいね。」なんて、殊勝な嫁のようです。嫁だね。うん。
とにかくヤリたがる韮沢に「…お前…、実は身体目当てだろ。」と引く加賦さん。あはは。
この巻では、薬(安物の麻薬)をクラブなどでさばく為に目立たない様にと髪を金髪に染め、耳にチャラチャラと沢山のピアス。クラブで女に声をかけられる、韮沢チャラ男バージョンや中国語覚える為にカタギの学生に混じって語学学校に通う、韮沢学生バージョンも見られます。いちいち加賦さんがリアクションとってるので是非ご覧下さい。
やくざものが苦手な方でもギリギリOKなレベルの血なまぐささなのでお勧めします。絵もとても綺麗でお話も素敵です。でも読みすすめていくうちに受けの韮沢さんのかっこよさが凄すぎて受けじゃなくて攻めでもいいんじゃないかと頭の中で勝手に転換してしまいそうになります。攻めの加賦さんも男気は十分にありますがそれを上回る男気がある受けが凄い!最終的に逆に落ち着くのも有りです。というか希望します。攻めの韮沢さんが見てみたい!
どの作品もキャラに萌えて仕方ない池玲文さんなのですが、このシリーズの受キャラ〔韮沢〕だけは前作「媚の椅子」を読んだ時点では全然好きになれなくって、なんでこの作品が一番人気なんだろう?と凄く失礼なことを思っていました。
が、本作より先に買って読んだ「PINK GOLD 5」収録の番外編で韮沢の印象が180度変わりまして。
続けてこちらも読んでみれば、なんだよ韮沢めちゃくちゃカッコいいじゃないか!と。
「好きな相手の為なら死んでもいい」っていう自己犠牲型の人間は嫌いなんですけど、「欲しいものは命と引き換えてでも絶対手に入れてやる!」っていう自己中気味に貪欲な人間は大好きなんですよね。
前者かと思った韮沢は気持ちいいくらいに後者で、むしろ行き過ぎているくらいの執着心に一気に惚れ込んでしまいました。
キャラさえ好きになれば、あとはもう萌えて萌えて仕方ないのが池作品。
今では理想のヤクザBL第1位に君臨しています。
1月に2巻が出て完結しましたが、結末まで含めて理想的過ぎます!
大好きなシリーズです。
結末に関しては2巻のレビューで思いの丈をぶつけるとして…
1巻の見どころは、韮沢のことが可愛くて可愛くて仕方ない加賦さんのダダ漏れ感と、ジタバタするような甘さと胸がぎゅーっとなる切なさがジェットコースター並に激しくアップダウンを繰り返す展開と、韮沢の七変化でしょうか。
ダダ漏れの加賦さんのセリフには何度萌え殺されかけたことか…(悶絶)
韮沢の七変化は単純に見た目に楽しいというのもあるのですが、深読みするなら、これもまた韮沢の「目」を際立たせるためだったりもするのかなと。
見た目を変え、サングラスで目を覆い、全く別人のように見せていても、加賦の前でグラスを外した目の描写が入った途端に「韮沢」になるんですよね。
本編は緊張感を残しながら2巻へ続きますが、最後に入っている番外編がこれまた殊更に甘々で最高に萌えました。
本日『媚の凶刃2』が発売ですね!楽しみで楽しみで帰省の旅行中に何度もこちらを読み返しました。ここにきて加賦はメロメロを隠さなくなってきましたね。帯に堂々と「畜生・・・可愛い。」って(//∇//)
二人の出会い編が来ましたー!いいです、ものすごくいいです!加賦のラフな服装や韮沢の長めの髪とか見た目も楽しめるし、なによりも壮絶なまでに加賦を好きになってしまった韮沢の変化する姿にきゅんとしちゃって「馴れ初め描いてくれてありがとーっ」て叫びたくなっちゃう。
韮沢の変化に動揺する加賦が更に萌えで、やくざモノなのに純で甘くて、読みながら赤面してしまうぐらいたまらない気持にさせられます。
甘いだけじゃなくてストーリーも目が離せません。すわ「まさかのリバ!?」と驚愕したシーンに、韮沢の幼い頃の回想、そして組の跡目争いとグイグイ読ませる展開に、二人の情交が挟まれて読みごたえのある一冊になっています。
池先生のファンタジーが大好きなので、やくざモノは『神』にはならないかなーと思っていたけれど、加賦の「しがらみ全部忘れて」から「笑ってる顔が好きなんだ」の告白が聞けるベッドシーンには何度読んでも涙が・・・。池先生の描く攻めの台詞は本当に萌えるんだよなぁ。なんでこんなに可愛くて愛おしい台詞が似合うんだろう。好きだー!
番外編の加賦の甘やかしっぷりも最高です。浴衣を着せてあげたり、お弁当を「あ~ん」してあげたり、若頭の肩書とのギャップに韮沢じゃなくてもデレデレになってしまいました。2巻早く届け―!
続編と知りつつ前編は痛そうで読まないいまま
甘い甘いと聞いてたこちらを先に読んじゃいました。
前編を読んでいなくても困ることはなかったのですが
もし前編の痛さの上にこの甘さが成り立っているのなら
更に萌えまくったんだろうなー(Φ∀Φ)と思うとチト失敗??
読後の印象は
甘ーーーーーーーい!!!(///Д///)ニヤニヤ
強面の厳ついヤクザなのに、ラブラブイチャイチャしまくってた!
という感想しか出てこないくらい、甘いシーンが印象的でした!
跡目問題や薬の売買、殴られまくって顔を腫らすシーンもあるんですけどね
(むしろ、それが本筋)
そんなハラハラと命のやり取りをしてるシーンよりも
2人が想いあって相手を欲してる甘さの方が上回ってて
キュンキュンさせられました!
裏世界的なお話は苦手なのですが、読んで良かったです(=´∀`)人(´∀`=)
もっと甘さを堪能する為に塩も必要だとシミジミ感じたので
前編も読んでみようと思えました!痛いの怖いけど・・・
これ1巻なのですよねー。痛い展開前の糖分なのでしょうか。
2巻以降はハードになるんじゃないかとちょっとビクビク(T ^ T)
『媚の椅子』の続編です。加賦と韮沢の出会った頃の話とか、甘々な二人が楽しめます。シリアスなヤクザものは好きじゃないんだけど、池玲文さんのこの作品は好きです。
韮沢の過去の話では、父親が最低過ぎて。優しくされた加賦に傾倒するのもしょうがないかと思えます。
そんな加賦が今回は、韮沢を溺愛してます。
そして、組のために迫られる究極の選択。しのぎを譲るか、韮沢を譲るか…。
苦悩する加賦に、韮沢への愛情が伝わってキュンキュンします。
韮沢も、加賦のためなら命さえも惜しくなくて。
相変わらずの危うい二人にドキドキします。
これから佐川との抗争も控えて、続きがとても気になります。
本編については皆様書かれているので、番外編の個人的な萌えポイントを。
番外編は本編で韮沢に話を切り出す前の二人きりの離島旅行のお話ですが、とにかく韮沢をとびきり甘やかす加賦がすごく良いです。
特に印象的なのが、韮沢が露天風呂の岩場でことに及ぼうとするんですが、「そこじゃ背中が痛いだろう」と言う加賦と、「どうせ傷だらけですし」とキョトンとしている韮沢の対比。
韮沢の答えに興醒めな加賦さんが愛おしい…!
可愛い情人を気づかっているというのに、当の本人が全く分かっていないという。
その時の表情が何とも言えないんですよね。
後は風呂上がりに浴衣を着せてあげたり、夕飯で「あーん」してあげたりと甲斐甲斐しい若頭が素敵。
もうず~っとこんな風に韮沢をドロドロに甘やかして欲しいと思ってしまいます。
でも、この後二人が離れ離れになることが分かっている読者サイドとしてはすごく切なくもあって。
そのさじ加減がたまらなくイイんですよね。
本編ではようやく韮沢が加賦の想いを受け止めて、幸せにほわほわしている所で終わっています。
もちろん、心はほわほわしていても頭ではしっかり自分のやるべきことを考えていて、どこか幼いのにクールでクレバーな所に惚れ直しました。
本当にこの二人はどちらもそれぞれに魅力的で、読み込む度に惹きこまれてしまいます。
今は「媚の椅子」「媚の凶刃」「PINKGOLD5」を交互に読み返しながら(笑)続きを待ってます!
あー依存愛。いい。
攻受だからか韮沢は恰好良く見えるし逆に加賦さんは可愛く見える…。
過去編では、ちゃんと加賦さんも若いことに再読で気付いてむふふとなっていました。
加賦さんの話す言葉に韮沢の価値があるのもいいし、おもすぎて痩せてしまう韮沢のいじらしさといったら…。加賦さん困っちゃうよね、いとおしすぎて。
余談だけどコウキくん?恰好良い。
彼サイドの話欲するくらい。
池さんのはもう一つ読んだものもこういう押しの強い従順な年下受だったけどおいしい。ちょっと加賦さん受も見たかったというのが本音。
溺愛で、溺愛すぎて、それに生きる為の仕事が纏わり付いているから動くのが、息をするのが苦しそうに見える時があります。それでもどちらもやめられない。
愛することも、生き方も。そう映りました。
どちらかやめたら楽になるのかといったらそういうわけでもないのだと思います。結局、どっちも欲しい。
だから苦しむ。それでいいのだと。
韮沢は加賦さんだけでいいのだろうけど、それじゃ自分の生きている意味にならないと思うし、加賦さんには今の仕事が生き方として在ると知っている気がする。
知っている分、韮沢がいれば。それでいいと思っているのにって悩みつつある加賦さんより見るものは一点で楽なのでしょうか。加賦さんにはそれ以外もあるから…
最後もストーカーぽい韮沢再来で終わっています。
次巻のいちゃいちゃも楽しみ。不幸訪れませんように;;
ヤクザの若頭:加賦成晃×ヤクザ:韮沢柊です。
「媚の椅子」の続編です。今回は加賦と韮沢の出会いから始まります。
ていうか、韮沢が意外に若かったことにびっくりしましたね~。
まぁヤクザになるくらいでしたから幼少時も大変な目にあってたみたいですね・・・。韮沢の父親は最悪だな~ってホントに思いましたよ。
そして現在の話になって、上の命令で加賦と韮沢が離れることになります。
初めは韮沢も嫌がって、加賦を襲うくらいでしたが、結局離れることに・・・。
個人的にはその時の加賦の慌てぶりが少し・・・少しだけ萌えましたw
でもねぇ~。離れたあとの韮沢のやつれようがマジで可哀想でした。
早く佐川をつぶして加賦のところに戻してあげて!って思いますね。
そしてぶっちゃけ早く金髪から黒髪に戻してほしいし、次巻も出してほしいです・・・。続きが気になって仕方がないですねぇ~。一体どうなることやら・・・。
のっけからエロエロじゅるじゅる。
正直なんのこっちゃい・・と思いながら読んでおったわけですが
「媚の椅子」の続編なのですね・・・先に言うてくれ(´∩`。)
ともあれ、ヤクザ~な世界の抗争含めで
ひと波乱ありそうな、序章的な1巻でしたな。
相変わらず攻にどっぷりな受と、そんな受がかわいくて仕方ない攻。
だけれども周囲はそんな二人に甘いわけもなく。
完結してからガッツリ読み返したほうが面白いのかな。な読後でした。
うーん・・前回の「椅子」の自分の感想を読むとかなりハッスルしてたようですが
今回はそれほどでもなかったのが残念。
エロさは満点だったわけですが。。。
前作というか、「媚の椅子」読んだのずいぶん前だし、多分もう本残してないな。
まあ、とりあえず「媚の椅子」が思い出せなくても、あまり問題なさそう。
それよりも、この話、まだまだ全然導入部って感じ。
これだけだと、ただひたすら加賦と韮沢がいちゃついているだけとしか、、、。
ヤクザ物としての組の継承を巡る丁々発止みたいなストーリー展開は、ほんの片鱗。
せっかくいい感じに悪渋い敵役の佐川の出番があんまりない。
池さんの緻密な絵が充分活かされた、佐川のようなBL美化されていないオヤジキャラは
結構貴重なので、次巻での活躍に期待したいわ。
『媚の椅子 』既読。
最初の方で、主人公二人の間の経緯のあらすじ程度の振返りがあるので
前作を未読でも分からなくはないが、読んでいた方が面白く読める。
韮沢の狂おしいまでの盲目的な愛は、前作でもよく分かっていた。
前作では、最後あっさりデレちゃった加賦が不満で、
もっと苦悩しながらジリジリいけばいいのに……と思った私。
今作は、そのデレちゃった後の話なので、基本両想いの甘い展開……
と思いきや、跡目相続に巻き込まれ、二人の間柄も揺るがす。
実は自分が愛されている事を理解していなかった韮沢。
加賦と離れなければならなかった時の、ご乱心ぶりは切ない。
加賦は自分のもの!と襲おうとし、更には殺して欲しいと願う韮沢。
「執着愛」は基本それほど好みではないのだけれど、
韮沢は、なんとも可愛くて抱きしめたくなる。
彼の過去と絡むのであろう、不安定さや純粋さ、
自分の命は加賦のもの、加賦の為ならば命を投げ出す僕でありながら、
一方で「加賦は自分のもの!」と燃え上がるような所有欲を抱えている
その激しさが好き。
そして、自身の立場故に愛のみに生きられない加賦の姿、
その強くてストイックな姿もまた好き。
二人の出会いも描かれ、番外編では
ご乱心の直前に当たる、離島への甘い小旅行の様子が描かれている。
両想いになったあとなんだけれど、一筋縄でいかない本編も好きだけれど
甘々エロエロ、でも本編の展開を考えると根底に切なさを秘めた番外編もいい。
ああ、はやく2巻が出ないかな!
評価は途中ということもあり、神よりの萌×2で。
とにかく加賦が優しくて甘くて、どれほど韮沢を大切にしているのか。
ヤクザものなので分かりやすくはないのですが、韮沢の扱いに戸惑うちょっと溺れ気味な姿がキレキレの雰囲気とのギャップになって癒されます。
韮沢との出会い。そして「媚の椅子」以降の2人の在り方。
ナイスミドルな父親の鶴の一声によって発生する新たな問題。
隙を見せたら刺される。
取り巻く環境が殺伐としているせいか。ちょっとの優しさに重みと意味があるような気がしてなりません。
韮沢の加賦に対する執着が、距離が離れれば離れるほど狂気じみた不安定さに苦しくなります。
アバラの浮き出た姿が殴る蹴る以上に痛ましく。
韮沢自身がようやく加賦の心に触れた。と実感できた。
1巻全てでようやく報われたなと思う、苦痛のない次巻までのお預けにホッとしました。
いいですね、BL外と同時発売になっているこの1冊も狂おしいほどの恋情と
ハードな雰囲気のヤクザモノでしびれます。
イラストの雰囲気が暗部的でエロイのも最高です。
可愛いものは好きだけどヤクザものも大好きなのでとても面白かったです。
受けになる韮沢のどこかピュアにも見えるヒナの刷り込みのような執着が切ないほど
苦しく感じますが、始めはヤクザものとしてぬくもりを求める相手に欲しがるものを
ちらつかせるうちにいつしか自分がハマってしまう加賦の苦悩も感じられて切ない。
韮沢は手放せないほど可愛い、でもヤクザとしては手離さなければならない選択。
それを知った韮沢の狂気的な反応は抱きしめてあげたくなるほど希う姿で切ない。
次回作が非常に楽しみでたまりません。
媚の椅子からの続編。
これは絶対続けて読んだ方がいいです。
前作は煮詰まった韮沢が切なくてめっちゃ萌えたので、大喜びで読んでみたら、あら??
こんな話だったっけ?と、もう一度前作から通しで読んでみた感想です。
韮沢の思いにほだされた加賦との蜜月からはじまります。前作は韮沢がかなり可哀そうだったので、幸せになってよかったねぇとほっこり。
そこに跡目問題が絡んできて、いろいろと起こります。今のところ韮沢と組との板挟みな加賦がどう決着をつけるか、という流れのようです。
加賦に何をされてもうれしくなってしまう韮沢がかわいい。加賦も落ちてるくせに素直になりきれないところがかわいいwほんとは可愛がりたくてたまらないのをぽろぽろ出してくれるところが萌えポイントでした。
今回は1ということで、加賦が跡目争いに参加し、韮沢取り戻すことを決意して終わっているので、これからどうなるのか楽しみです。
・・・でもなぁ二人ともヘタレっぽいんで、気持ちよく勝利はないんだろうなぁ。既にお互いデレデレなのはわかってるんで、いっそ激甘の愛の絆で勝利してほしいです。
私にとって実は、池玲文さん作品のなかでもダントツにキャラ萌えしてしまう、加賦と韮沢。
無事2冊目が刊行されて、嬉しいです!
しかも1冊まるまる二人の話なんですもの、内心小躍り状態です。
メインが『媚の椅子』の後の話になるので、基本は甘々。
痛いシーンも前作よりかは減ってると思います。
加賦がどんな無体なこと言っても、可愛がってるのは丸見えだし、
韮沢の加賦への気持ちはさらに加速w
準備万端だわ、時として襲っちゃうわ、加賦相手だと韮沢がめちゃエロ可愛くてたまらない!
ヤクザの主従関係でありながらも、部下である韮沢の盲目的な愛に翻弄される加賦、
という図式が相変わらずあって、
やはりこの二人はずっとこうであって欲しい!と思ったりします。
また何故韮沢が加賦に執着するのか、という過去話もちらり。
出会いの話と韮沢の父親のことが語られる場面があるのですが、
正直そこをもっと掘り下げて描いて欲しかった、と思います。
池さんのことなので、きっとBL作品としてのことを考えた結果なのかもしれませんが、
私としてはBLであること以上に人間ドラマをみたいのです。
透けては見えるけど、もっともっと深いところが見たいのです。
それゆえに気持ちの面は盛り上がっても、どうしても-1という評価にせざるを得ないのでした…。
ラストにやっと気持ちの上で通じ合えた二人。
覚悟を決めた加賦と、初めて"愛されている"という実感を持ちえた韮沢が
どうこの抗争に決着をつけていくのか、2巻がとても楽しみです。
…あっさりとこの話を終わらせないで欲しいと思っているのですが、さてどうなるでしょうか。
敵役にはぜひ足掻いてほしいですね。
そしていつか、加賦が韮沢の想いを恐ろしく感じた時や、韮沢のことを愛おしいと思い始めた時点の話を出してくれることを期待して待っています。
『媚の椅子』続編。
冒頭に二人の出会い編があるので、前作未読でも入りやすいのではないかと思います。
ヤクザ若頭の加賦(攻)と、
加賦の右腕で彼にベタ惚れな韮沢(受)。
加賦も韮沢が可愛くて仕方ないのに、
次期組長候補の佐川に韮沢を差し出すよう言われたら
立場上断れない。
せめて一緒にいられる間だけでもと、
韮沢に目一杯優しくします。
誕生日を祝ったり、温泉で浴衣を着せてくれたり…。
優しくされドキドキしている韮沢が可愛く、
とても切ないです。
捨てられると知った韮沢はショックで逆上し、
加賦を犯そうとします(未遂)。
まさかのリバ!?とかなりドキドキしましたw
下着を切り裂かれ、尻を露にされた加賦は
思いのほかエロい!
元々、ギャグシーンで韮沢に怯えてたり呆れてたりする顔が色っぽいな~とは思っていたのですが、案外ガチで受け身もいけるかも?(ないかw)。
「うるせぇ!!テメェは俺のモンなんだよ!!」
と、韮沢が加賦の首筋に噛みつくシーンには
狂おしいほどの情念が表れていて息を呑みました。
でも結局挿入できなくて、
「独りにするくらいなら殺して下さい」
と泣き崩れる姿が捨てられた子犬のようで(;_;)
加賦のためならと佐川の組に入った韮沢と、
佐川を失脚させるため不正を暴こうとする加賦。
離れていても以心伝心な二人に萌えました!
久々に会い二人が愛を確かめるシーンは
韮沢がやつれていることもあり、大変切ないです!
前作よりラブ度が増した分、
ときには恋人をも駒として使わなければならない
ヤクザの世界の厳しさが浮き彫りになり、
その中でもがく二人が哀しくも美しい新章。
続編への期待が高まります。
番外編は、本編の切なさを中和して
お釣がくるほど甘甘エロエロですv
韮沢のちょっとストーカーじみた一面に
ドン引きつつも、結局そばにおいてる加賦に萌え♪
本編でも、今の問題が早く片付いて
二人のこんなシーンが沢山見られるといいなと思います。
ドロドロ優位で痛々しい話は苦手ですが、甘々優勢な任侠ものは大好きです。絵とストーリーがシリアス調なので任侠の雰囲気が十分に堪能でき、なんちゃってダークな世界に浸りながら純愛ドラマが見られる、美味しいとこ取りな作品でした。
よくばっちゃって、いいんですね! あとがきで作家さんご本人が「シリアスなのかギャグなのか」とおっしゃってますが、このさじ加減が大好きです。
シリアス色強めだった『媚の椅子』の妖しい美しさはそのままに、明るいラブコメ要素が増えた『媚の凶刃』。期待以上に2人がラブラブで喜ばしい展開でした!
韮沢が意外と若かったという事実も判明。シリアスな雰囲気にそぐわない「好き好き」攻撃にも納得できてしまいました。カブの方が可愛いと思ってましたがニラもまだまだ子どもで可愛かった! そしてリバ大歓迎(まだ至ってませんが)!!
いつも怖い顔してるけど韮沢(ニラサワ)にメロメロな加賦(カブ)。
痛みや生に無頓着で狂気をはらんだ眼を持ちながら、カブに対する愛情表現は子どものように純粋な韮沢。
ひとコマひとコマの表情について語りたいところですが自粛しておきます。
『媚の椅子』の続編と言われてますが、2人の出会いから現在の話が収録されている今回の『媚の凶刃』のほうが本編と言って良いかもしれません。
間に起こった出来事が『媚の椅子』で描かれていますが、少しハードな2人の番外編のような位置づけに思います。
以下、『媚の椅子』(☆)と『媚の凶刃1』(★)に収録されている話の流れです。
★親から虐待されて育ち、11歳で家を出、裏社会で生きて来た韮沢。
★カブが若頭を務める組のシマを荒らし、半殺しにされた韮沢(当時17歳)。
★カブに拾われ躾けられ、カブのために生きることを決意した韮沢。
☆組の一部を任された韮沢が、元・手下の過失をめぐりカブから拷問を受ける。
☆韮沢の疑惑は晴れるが事務所はたたむことになり、再びカブの元に戻される。
☆2人のL♥DK(ラブ♥同居)再スタート。
★跡目争いに巻き込まれていくカブ。
★カブ×ニラの下剋上未遂事件(奮死寸前。2巻以降への期待が高まります)
★後継ぎを狙う佐川の下で働く韮沢(チンピラに扮した韮沢が可愛すぎます)
★カブ×ニラのラブラブ温泉旅行番外編(上目づかいにゴムを差し出す韮沢! 3個? 3個なの? 3個使えよっておねだり…命令ですか!?)
最後はラブラブ旅行で締めくくられていて続きが待てない展開ではないのですが、カブが「ニラのものになる」日が待ち遠しくてたまりません。
「――やるよ 全部終わったら」というカブの言葉にどうしても期待してしまいます!
萌え所はたくさんあったのですが、リバの可能性をほのめかす予想外の展開に頭が真っ白です(笑)
あえて、既刊を読まず、続編から読んでみました
1って書いてあるし、なんとかなるかなーと
視点が変わるところはわかりやすく読みやすかったです
ひとまず、韮沢って人 性格歪んでるなぁが第一印象
なんで主の加賦に対して”欲しい”という感情を抱くのか
子供時代に、父親からの愛を一切受けなかった描写が、
加賦との誕生日祝いの日に、描かれていたので、加賦本人ではなく、
父親という役割の部分だけが欲しいのかなぁと思いました
そういう意味で、心だけは子供時代から成長できていないのかも
しかし、アンダーグラウンドな世界を生きてきた韮沢は、
常に、人の心の動きに対して敏感 人を簡単に信用しない
加賦の心の変化も読み取ります
韮沢のここの部分だけが、少し行き過ぎてる所もありますが、一様大人的感覚
韮沢は生きてきて、このギャップで苦しんできたんだろうなぁと思ったりもしました
こんな感じで考えを巡らせて読んでいたので、
濡れ場でリバになっていないのも、あくまで親に最終的な主導権のある、普通の親子関係をBLなりに表現しているのかなぁと思いました 捨てないでって言ってるし
韮沢が加賦に一発殴られた後、すぐに反省するあたり 加賦ってかなりの教育者?
終盤で、実体のあるものに重きを置き、分かってるけど分からないと言っている韮沢ですが、少し二人が距離をあけていたこともあってか、加賦だけは信用することができた辺り、騙されているかは別にして、少し成長したのかなぁとも思いました
が、温泉での濡れ場を見ると、自立までは程遠いなぁと思ってみたり
ストーリとは別に、どんどん違う方向に私の想像は膨らんでいました
想像ってホント怖いわ
加賦は立場上、色々迷いがあるみたいなので、続きも気になりました
ひとまず、父親の重要性を考えさせられる作品でした
いろいろ想像させてもらい楽しかったので、萌×2で