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kachou fuugetsu
花鸟风月
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
新刊を読むにあたり、そういえばレビューしていなかったと1巻から再読。志水先生の美麗なタッチで良い男、可愛い男がたくさん登場し、焦れったい恋愛を繰り広げていく当シリーズ。田舎を舞台にいろんな性格のキャラを楽しめるのが醍醐味ですよね。1巻で糸川が一見に全裸で抱きつくシーンは何度見ても笑えます。明るい雰囲気とシリアスな雰囲気がちょうど良いバランスで混ざり合う、広くオススメできる作品です。
一見と糸川のカップルはS攻めと初心健気受けの王道のような雰囲気ですが、糸川の今までの人生が想像していたより暗いんですよね。母親に愛されて育ったことは間違いないけれど、彼女を苦しめないように自分を抑圧して生きてきた糸川。健全な親子関係かといわれるとそうではなくて。お花のような雰囲気、見た目の中にそういう陰の部分が見え隠れするところが彼の魅力の1つであるように思います。一見によってそれらがどう昇華されていくのか楽しみですね。
記憶力やばすぎて、ごちゃごちゃになったので復習兼ねて覚え書きレビューです。
そっかー。
私は財前が好きすぎるので、7〜8あたりのイメージが強いんだけど、こんな農村BLみたいなところからのスタートだったんだっけね。
【一見×糸川】
癖が強いけど有能な医者・一見と、そのお隣に引っ越してきた青年・糸川。
糸くんは「一度でいいから 誰かと恋がしてみたい」と切望しながらも、ゲイゆえに諦めてる子。
母親にゲイばれして母親は何も言ってこないけれど、罪悪感で俯きぎみ。
一見は過去、相当爛れた生活送ってきたと思われる男。
過去の鬼畜っぷりがちらりと垣間見える1コマがやばいけど、糸くんに対しては優しく誠実なので本気の愛に目覚めってやつですね。
【大輝×沢斗(サバト)】
サバトの設定がすごい。
復興課課長だけど、農業女子達の原動力であるバンドVoでもある。
正直、なんじゃそりゃ感。
陶芸家である大輝から1日1キスの約束をさせられてるサバトは激ツン男で、デレはない。
「お前が無くした俺の大輝」と大輝本人に向かって言ってる、かなりの訳ありっぽいカプ。
【曜明×火弦】
田舎に引きこもりヤクザの曜明と、ワンコ火弦。
火弦は親の借金のカタに売り飛ばされてヤバイ寸前で逃げ、曜明に救われた経緯あり。
吉利谷はすでに登場してる。
以前、ツイッターのフォロワーさんにおススメされたのと、シリーズものが好きなので既刊9巻揃えて読み始めました。
是…を途中で読むのをやめてしまったので少々心配ではありますがw 自分の好みに合うか合わないかは読んでみないとわかりませんもんね。
読んでみて思い出した、この懐かしい感じw
名前や髪型や…いつの時代のホストさんなんだろう、みたいなw
でいて、田舎の公務員が畑でライブ、ファンが農業を手伝ってくれているとか、一見が手が早すぎとか、そんな早く家族になるって言って大丈夫?とか、諸々、リアルな世界の話のはずなのに、これがBLファンタジーですね!と妙に自分で納得してしまった。
複数CPの話が並行して進むようで、BLファンタジーをこのまま楽しんでいきたいと思います。
『是』が大好きでして。
世界観から登場人物のひとりひとりに至るまで、愛してまして。
そんなわけで志水先生も大好きになって、買い集めましたよ。
こちら、レビューを書いたと思い込んでいたら、部分的にしか書いていませんでした。
というわけで1巻から読み直しがてら記録を残させていただきます。
このシリーズも1CPだけではなく、登場人物に縦横、いろいろな繋がりがあって、その中でいくつものCPが生まれるパターンで、人物紹介的な1巻。
しっかり整理しないと、新刊が出る度に1巻から読み直さなければいけなくなるので、自分のためにも整理しておきます。
1) 一見×系くん
有能な医師・一見と、これまた事情を抱えてお向かいに越して来た糸くん。
母子家庭で育って、「早くお嫁さんをもらって家族をつくる」と約束していた糸くんのホモバレからの日々の描写が何ともつらい。しかも最初にとんでもないやつに当たってしまったばっかりに人生が狂ってしまったのも悲しい。
2度の寝落ちがコミカルで、シリアスな空気を救ってくれます。
今回はチラッとしか出てこない一見の事情はおいおい分かっていきます。
2) 大輝×サバト(沢人)
1日1回キスをする約束をしているものの、サバトは大輝を憎んでいる、というのが1巻の情報。
憎んでるけどえろすもあります。
2巻以降でその理由がより明らかに!!絶対読むべき2人です!!
3) 曜明×火弦
引きこもり893と世話係。
親の借金のカタに捕まって、いたぶられていたところを助けられた恩以上のものを曜明に感じながらも、亡き兄の遺した妻子を第一に考える曜明に伝えることは叶わない火弦が切ない。
こちらもものすごーーーく良い話なので、要チェックでございます。
曜明のところにやって来る吉利谷(曜明の代わりに組を継いだ)も気になる人物なので、1巻を読んだら、先も読まずにはいられませんよ!
志水ゆき 初読み
きれいな絵で、うっとりですが、
1巻ということで?登場人物が多くやや、混乱気味も否めず。
3つのカップルを軸にお話しが展開していきます。
■攻:一見雅貴、外科医 × 受:糸川一人
田舎町に引っ越してきた糸川。
ほがらか、天然でかわいいです。
彼には、暗い過去があり、それから逃げてきたのだった。
そんな彼の気持ちを解きほぐす一見、
きれいで、エッチな一見に見初められ、
糸川の心も体も拓かれ、一見に開発されております。(笑)
■攻:観世大輝 陶芸家 × 受:黒井沢斗 町会長兼復興課課長
田舎町にビジュアル系?いきなりの沢斗の登場で場違い感が凄いが。
沢斗と大輝との二人の距離感、空気感に、
なにやらあったのですね。と思わせられ。
モヤモヤ感はありますが、今後展開期待。
■攻:曜明 × 受:火弦
陽明は、亡き兄の残した、義姉と姪を見守りつづけている。
悲惨な生活の中にいた自分を救ってくれた、陽明を慕う火弦だが。
陽明への恋心が止められない。
ワンコで不器用な火弦がかわいいです。
火弦の気持ちは伝わるのか?
いろいろなタイプのカップルがそれぞれに、
ドラマ、恋愛展開していきますので、
お気に入りな二人が見つかるとハマるのかな?な感じです。
まだまだ序章ですので、続刊に期待。
1巻だと、私は 一見×糸くんカップルが好きです。
今後のエロにも期待!
何回目かの読み返しです。
何回読んでもみんな受け目線で読んでしまいますね。
糸くんも一見と出会えて良かったですね。
理想の男性と恋ができるどころか家族になろうとプロポーズまで。一見がただ者ではなさそうですが糸くん大丈夫なのかな?
糸くんが誰も好きにならず一人で正しく生きていかなきゃいけないんだって思い込む過程が辛かったです。
大輝とサバトは以前に何かあったようですね。
サバトの心のEDにしてやろうか
が名セリフです!笑えました。
大輝はどうしてそこまでサバトが好きなのかな?
曜明さんはなぜ兄嫁と姪をそこまで大事にするのか。火弦の玉子焼きの味まで兄嫁と比較してちょっと引きます。
火弦は曜明が好きなんですね。命を救ってくれた人だし。牽制されて切ないです。
一見と糸くんがとうとうか!な時にまたもや目を離した隙に寝落ち。ある意味糸くんすごいよ。
大輝×サバトと曜明×火弦が過去とこれからが切なそうですね。
そろそろ続きが出るのかなぁ…というところで久々の再読です。
この1巻、読み返してみると、のどかな田舎描写そして数多い登場人物たちの人物紹介といったおもての面。
一方、それぞれの人物が皆、一筋縄ではいかないねじれた裏を持っていること。
それらが絶妙に配されていて、あーこれは面白いわー!となりますよ。
まず糸川くん。虫嫌いの、純朴系青年。
でも実際は大学で就活期間中に恋に憧れて訪れた二丁目で男に襲われて大怪我を負い、家族にゲイバレし就職もできず、全てに自信を失っている。
沢斗(さわと)。
町民から慕われているようで、しかし偉大な祖母の身代わりになっているような。大輝への愛憎がある。
大輝。
この1巻では彼に何があったのかは仄めかし程度。大輝であって大輝でない。沢斗との因縁。
火弦(ひづる)。
元ヤクザ・曜明(ようめい)の舎弟で、曜明に報われぬ激しい恋をしている捨て犬のような子。
曜明。
ヤクザ組長の腹違いの弟。兄が殺されてヤクザを辞め、兄の遺された家族だけを愛している。
一見(ひとみ)。
医師。一見優しいが裏がありそう。(奴隷調教?または誰かを拷問しているようなカットがある。)
これらを盛り込み、さらにはHシーンもきっちり入っています。
大輝x沢斗、そして一見x糸川。火弦の自慰シーンもあり。
再読なんだけれど、さすがのこの1巻。これからの展開がわかっていても引き込まれます。
レビューの評価が高かったので、6巻から読んでしまった乱暴者です。
…曜明さんが、火弦が、やたらエロいのはともかく、良く分からないけど、最初から読んでみたいと思わせるのには充分でした。それで1巻に遡ってみれば、いきなり別のCPの話しじゃないですか⁈
えええ〜?曜明さんは⁈火弦は⁈って、最初はジレました。通して読んでみて。読み返すと、しみじみと1巻、良いですね。
数回読み直して、この1巻でやはり一番好きなのは。一見と糸くん。
「最初に会った時から君のことをいいなぁと思いました。」
これ、音読してみて下さい。キャ!そんなこと言うヤツいないでしょ。よっぽど自分に自信が無いと‼︎おそらくスレきった一見の心に一雫の良心、心のオアシスに糸くんはなるのでしょう。
一見が少しずつ糸くんの〇〇を解していくように。糸くんも心と身体を開いて行きます。
多分、一見もこんなに優しく人に触れる事が無かったんだと思います。
とにかく、曜明さんが火弦に塩対応なので、6巻から読んでいる身としては…せつないです。
是があまりにも好きだったので、花鳥風月、楽しみにしていたんです。
ちなみに私は一見先生×糸くんカプが一番好きです!
一見先生が、イケメン医師、しかも眼鏡属性なのが個人的にツボなんです、優しいドSですし
糸くんも、とにかく母親想いの良い子で、親不孝なんかじゃないよ!って応援したくなるし、作中、幸せになって欲しいキャラNo.1ですね。
火弦も好みなんですが、火弦の話、まだまだ先の巻での登場になってしまうので…
サバト編より火弦編が先に読みたかった、というのが本音かな、個人的にロン毛に萌えは感じないので…
絵柄も相変わらず綺麗ですし、ドラマCD、ゆっちーが一見先生役だからめっちゃ気になってるので、機会があれば絶対聴いてみたいです。
同じお話の中で3カプの話が別々に進行していくタイプ。
複数のカップルが同時進行で〜というのはめずらしいものではないですが、この作品はなんだかすごく読みにくいです。
色んなカップルを一気に出して「これからどうなるの?!」と期待を煽る手法なのかもしれませんが、こちらとしては3チャンネルを次々ザッピングして見せられているような感じで疲れました。
曜明×火弦カプが気にはなっているのですが、皆様のレビュー読ませていただくと彼等は6巻まで読んでやっと…という感じっぽいので、この調子であと5巻読むのはキツイな…と手伸びず。
んー、スピンオフ形式だったらよかったなー。
以前雑誌で読んだことがあり気になっていたのと、評価が高かったし、表紙がとても綺麗で惹かれたので読んで見ました。
話やキャラクター、絵はどれも素敵だったんですが、全体の構成が「しゅみゃない」………。
4巻ぐらい買って一気読みすれば「萌え」だったのかな〜と、ぼんやりと思いました。
1巻の時点で登場人物が多過ぎて、メインカップル以外にもカップルが複数いて、主人公に感情移入する前にサブカップルの話がやってくるので、ほんと混乱してしまいました。
一巻ぐらいはメインカップル中心で話が進んでもよかったんじゃないかな?と、読んでいて疲れてしまいますし落ち着かない気持ちになります。
それ以外は「萌2」評価です。
色々なカップルがいましたが、メインカップルが気になります。
糸君が可愛い
表紙の男の子がめっちゃタイプでずっと気になってたんですが、よーやく読みました!表紙の子…糸川くんは過去にトラウマがあって恋愛に消極的なゲイ。スゴイお母さん思いで優しくて健気で良い子。こんな良い子に怪我させたやつ、せめて捕まってほしかったです…。田舎で出会った医者の一見にわりとあっさり一目惚れします。んでトラウマ云々言ってたんですが、わりとあっさりくっつきます(笑)。まぁ一見先生、優しいし包容力ありそうなんでとりあえず安心かな。
もう一組気になったのは火弦と曜明のカプ。こちらはまだどうなるかわからなくて気になります!火弦はヤクザに殺されそうになってたところを曜明という別のヤクザに助けられます。曜明を好きになってしまった火弦ですが、曜明はホモが嫌いらしい…。今のところ切ない片思いです。火弦が心配になるほど健気で可哀想かわいいです(笑)。幸せになってほしいですね〜。
2巻も気になるような展開でした。オススメです!
1巻なので、まだ序章という感じですね。登場人物が多くてちょっと混乱しました(笑)
絵がきれいですね! たまのギャグも笑えます。
サバトが堅物そうなのに、ビジュアル系のボーカルなのには驚いたww
サバトと大輝の絡みは謎ですね。背景が気になります。こういう切ない感じは辛い。
主人公の糸くんが、自分がゲイであることの苦悩はリアル…。こういう描写があるBLマンガってあんまり見ないから、新鮮でした。
包容力のありそうな一見に期待! 糸くんを幸せにして欲しい。
「俺なんかにつかまっちゃって かわいそうに」という一見のセリフにはドキッとさせられました。
諸々期待しかない作品ですね。
まだ一巻なのでいろんなカップルが顔見せと言ったところでしょうか。一応、一組目の一見先生と糸くんがメインでしたね。一見先生の過去が謎めいていて、ちょっと心配な部分もありますが、糸くんにたいしては、優しいし大人だし、ガツガツいくし、ものすごいタイプです。眼鏡をはずさせてのどアップ、セーターを脱いだときの肩のライン、ナイスです。
大輝とサバトさまは、なんか不思議な関係だし、曜明さんと火弦と吉利谷さんあたりはまだまだこれからって感じで、誰と誰がくっつくのか、すぐに二巻を読みたくなりますね。
冒頭付近は登場人物がごちゃごちゃと出てきて
分かり難いかと思います。
しかし、主人公はしっかりと分かりますし、
その主人公の抱えている事情も分かります。
これからどのような物語が繰り広げられるのか、
ワクワクするような巻でもありました。
ちなみにこの1巻レビューを書いている時点で、4巻まで読了済みです。
◆◆◆
≪CP≫
村の診療医・一見 × 事情を抱えて村に来た青年・糸
≪あらすじ≫
都会で母子家庭で育った糸。
自分は普通に就職をし、結婚をし、家庭を持つのだと
思っていたところ、ゲイであることを自覚。
事故で新宿2丁目で大怪我をして、病院に運ばれ、
母にゲイであることがバレてしまいます。
母のいる家庭にいることがいたたまれなくなり、
小さな村に引っ越してきました。
そこで、人懐こい一見と出会い、愛されたいと
願っていた糸は、いっぺんにほだされてしまい…?
----------
こんなにも簡単に、落ちていいものか!というほど、
主人公で受けの糸は、一見と恋人同士(?)になることに。
こんなに悪人っぽい一見の手に落ちてしまっていいのかっ?
純真無垢な糸を、親のようにハラハラと見守ってしまいます。
てか、恋人とはいっても、まだ糸は一見に恋してないやんけ!
一見が無垢な糸を掌で転がしているだけのように見えます。
ぎゃああああ、危ない! 危ない、糸くん!
全力で逃げてくれえええええ!!
また、この1巻には意味ありげな、もう1組のCPが出てきます。
陶芸家・大輝 × 村の復興課課長・沢斗(通称:サバト)
3巻以降の大輝と沢斗の過去編で、何故大輝と沢斗がこんなにも
険悪な仲であり、大輝が沢斗を好きなのか、謎が解けます。
それまで1巻の時点では、その事項に謎ついてお預けって感じ
ですかね?
簡単に一見に陥落してしまった糸くんより、ずっとそちらの
事情の方が気になる巻です。
沢斗のツンツンぶりが、可愛くてたまりません。
それにしても糸くんの虫嫌いは、どうにかならないものでしょうか。
田舎暮らしで「虫がダメ」というのは、致命的では
ないでしょうかね?(汗)
まあ、見ていて可愛いんですけど。
こんな可愛さを見てたら、一見の気持ちが分からなくはないです。
だからといって、こんなにあどけない子を酒に酔わせて、
襲ったらダメ!
◆◆◆
1巻だけでは、まだまだ序章と言ったイメージです。
今からが真剣勝負!といった雰囲気がガンガン伝わってきます。
願わくば、一見 × 糸 のカプが簡単にくっついたりしないよう
願うばかりです><
と、いうか、もうこれでくっついたことになるのか……?
癒やしカプの恋人同士…ということになってしまうんですかね…?
「早く続きが読みたい!」と思わせる巻でした。
まず一組目のカップル
外科医×都会から来た青年
都会で心折れたまま、傷つけた人のためにも自分が傷つかないためにも一人で生きて行く決心をして祖母の住んでいた古家に移住してきた青年の再生物語。
母親は息子がゲイと知り驚愕と戸惑いの中、それでも突き放すことはせず傷ついた息子を癒したいと努力しながらもうまくいかない焦りや緊張感がよくわかります。
二人とも悪くないのにこのままでは先に進めないと思って行動を起こせたのはいいけれど、自分のことは考えず母親を解放してあげたいとばかりで自分のことは追い込んでしまうのが悲しいです。
だから田舎で出会えたちょっと訳ありで強引だけど優しい外科医に期待します。
二組目のカップル
陶芸家×町長で地域振興課の職員でビジュアル系バンドのボーカル
過去に何かあって別れてしまったけれど未練がありありのカップルです。
歌うサバト様かっこいい。酔った沢斗かわいい。
三組目のカップル
カタギじゃないデイトレーダー風な謎の男とその世話役らしいヤンキー風な青年
謎の男は過去に執着しヤンキー風な青年は彼に執着しているようです。
元ヤンくん、それも一方的な片思いで気持ちを告げたら絶対に嫌われる、離れていくと知っていてそれを押さえ込んで辛くてもそばにいたいという顔に似合わぬ健気さです。
っと、それぞれが深い訳ありでそのワケのために苦しんで先に進めないでいる人たちばかりです。
のどかな農村で訳ありいい男達がどんなドラマを展開していくのか次巻が楽しみです。
2015年1月現在、三巻まで発売されている作品。
志水さんというと、登場人物多し・連載長めという印象がありますので、まだ一巻では様子見というところでしょうか。
カップルは今巻では今のところ三組。
一見(医者)×糸(役場職員)、大輝(陶芸家)×沢斗(町内会長兼役場課長)、曜明(ヤクザ)×火弦(曜明の世話係)。
と言っても火弦のところはまだ微妙です。完全に火弦の片想い?という状態。
一巻の中心は糸カップルで、彼の過去とふたりのドタバタな出会い編といった雰囲気です。
寝落ちを二回もかました糸に振り回される、経験豊富な一見の辛抱はいつまで続くのやら(苦笑
メインであろう糸のところはとりあえず過去のことを乗り越えてトントンといきそうで、これは『是』の雷蔵カップルと言えそう。
他にも男子てんこ盛り状態なのと作者が志水さんということで、今後カップル増えそうですねえ。
個人的には曜明の友人、吉利谷が気になりますねえ。
志水ゆきさんの漫画を読むのは初めてなのですが、
とにかく絵が綺麗で男達が格好良くて、そして受けは可愛くて、
見てるだけでも癒されるな~って思いました。
一見×糸川
展開が早い印象です。
まぁBLは展開が早いのが定番と言えば定番ですが(苦笑)
一見さん糸川君初めてなんだからゆっくり進んであげて~!!って
思います(苦笑)
でもそんな一見さんにも何やら過去(SM経験者?)を抱えていそうです。
気になります。
大輝×沢斗
沢斗さんがとにかく綺麗。
長髪黒髪で表情も何処か儚げで、私の中では魔性の男ですね(笑)
こちらのカップルも何処かぎくしゃくしているので過去に何かあった模様。
気になります。
曜明×火弦
個人的には一番気になるカップルです。
火弦は命の恩人である曜明を好きになります。
でも曜明は男の趣味はないようです。
でも火弦は好きで好きでたまらなくて自慰しちゃうとか可愛すぎです!!
報われて欲しいです。
1つのお話の中に3つカップルのお話が行ったり来たりするので、
ついていくのが大変ですが、
それぞれのカップルが今後どんな恋愛をしていくのか楽しみです。
糸くんはきっと自分が男の人しか好きになれないとわかったとき誰にも相談することができなくて心細かっただろう。そんなときに初めてのハッテン場で悪い人に出会い、お母さんに最悪の形で知られてしまった。でも何も言わず、糸くんの好物を作ったり、再婚相手の厳しい言葉から糸くんをかばってあげる母親の優しさには唯々涙でした。
ここから落ち込んでばかりいられないと親元を離れて自立することにした糸くんの強い心に感心。
たどり着いた田舎で一見に出会い、色々とエロいことをされちゃうわけだけど、一見は悪い人ではないし「家族になる」という糸くんが一番欲しかった言葉を言ってあげたんだなと思うと祝福してあげたくなりました。
いつかお母さんたちに一見のこと紹介できるといいね。
他のCPも幸せになれるといいな!
ところで志水ゆき先生はラブモからのファンですけど、絵が上手くなりましたね。上から聞こえたらごめんなさい。でも本当に。美麗です。
評価が高かったので購入しました。志水先生の作品は、昔から手に取る機会がなくまさかの今作品で初拝見です。
メインの一見さんと糸川くん。一見さんみたいな色気のある攻めに押されて、純な糸川くんがどう落とされていくのか、先の読める展開ではありましたが気になるところ…が、私はメインではなく大輝さんと沢斗(サバト)様の2人のが好みでございました。ちゃらんぽらんそうな大輝さんと美人女王様系のサバト様の、距離感に早くくっ付け!素直になっちまえ!と応援してしまいます。
後は、サバト様の黒髪、長髪、美人系、黒っぽい服…を見て、昔V系バンドやってた設定だろうなと思っていたらまさかの当たりでびびりました。そして、解散した後もサバト様達を慕って田舎まで追っかけるファン達、ミサ等々…ごめんなさい。このシーンは凄く萎えてしまいました。BLや漫画はファンタジーである事は理解していますが、様々な理由でどうしても受け入れられないシーンでした。
しかし、後の2.3巻も拝見しました。その後の大輝さんとサバト様の関係がどう近づいてくるのか本当に楽しみです!
複数巻発売されているので、まず1巻を読んでから面白ければ続きを…と購入したのですが、続刊も一緒に買っときゃ良かったと思いました。
複数のカップルがゆるく同時進行しているので、途中に別カプの話が入るとちょっとややこしく感じる部分がなかったでもないのですが…(しかも全カプが複雑な背景を抱えている)
とりあえずこの1巻でメインとなる糸川と一見はくぎりのよい所までいったので良かったです。
こういうトラウマを持った良い子な受けと、その受けの傷を受け止めてくれる裏がありそうで大人な攻めは当たり前の組み合わせ過ぎるのに自分にとってドンピシャでもう始末に終えないです。
逃げてきた先に理想の人物がいるなんて、相変わらずこういうお話は都合がいい!なんて思うのに…
最初の数ページでこれは好きだ…と思ってしまった。
しかしこの作品、舞台になっているのはド田舎なのに登場人物全員が派手でもう目がくらみそうですね。あとがきにロケに行った、みたいな事が書かれていましたが、田舎の家の造りも細かくて良かったです。
次の火弦の話も気になります。
自分でもわかりませんが、
なぜか3巻の初回限定小冊子から読みました(^^;)
すると頭に浮かんだのは「レシピ」。
えっ、と思いつつなぜか3巻本編から読む私も私。
だけど小冊子のキャラ達とは違う話だし、
小冊子の一見のラブラブと
本編の一見が全く違うので余計に興味を持ちながら1巻を読めました。
とある過疎化したよう村を舞台にしたお話です。
一応、一見のお話メインなのかな?
いやでも、いっぺんに何組ものカップルができそうでできないような
とにかくそれくらい、素敵なキャラが目白押しでして
なんとなく納まるところに納まったのは一見だけ?
でも最後まで行き着くことができず(寝オチされた、それも2回!!)
翌朝の意地悪そうな笑みが素敵です。
取りあえずは一見のお相手となる一人。
何やら胸に秘めてこの村に来たみたいですが大の虫嫌い。
それが縁でマッパのまま風呂を飛び出し一見に出会います。
その一見も何やら過去にあるような感じで進んでいくのですが
取りあえずは一人の過去が最後の方で明らかになり
一見は一人を手に入れたって感じ。
一人の方もずっとしたかった恋をすることもできて良かったです。
相手が相手だけど、幸せにしてくれそうなのは間違いない!!
でもやっぱり最後はなんとなく「レシピ」のカイヤじゃないかーっ!!
後それぞれ同時進行で進んで行ってる感じなので
誰がメインとは言い難いのですが(どれも気になる)
誰もがそれぞれに何かを秘めてるみたいで余計に2巻が気になりますね。
でもとりあえず大輝は生きてたんだなと…(^^;)
3巻の発売に合わせて1巻からまとめ読みしました。
都会的な雰囲気の若いイケメンたちが、山村の田舎暮らしを楽しみながら、それぞれの恋も花咲くスタイルの作品です。
特定の主人公を作らず、複数カプのストーリーがパラレルで進行します。このスタイル、志水作品の真骨頂ですよね。
BL界のAKB戦略? だとすれば、ここに登場する3組のカップリング候補たちは、志水さんの売れ筋3パターンなのでしょうか。
きっと3組のどれか1組は好きになれる・・・??
ちなみに私は一見雅貴(ひとみまさたか)と糸川一人(いとかわかずと 表紙絵右)のカプがど真ん中でした!
この2人、「レシピ」(『レシピ』(スーパービーボーイコミックス)収録)のカイヤと洸に似てるんですよね。
実は私「レシピ」が大好きでして。ひとたまりもなくこの2人にハマったというワケです。
有能な外科医でイケメンで、都会で遊び尽くしてきた雰囲気の一見。しかもこの人の笑顔からは、そこはかとなくSの匂いが漂ってます。
田舎に移住してきた一見がターゲットに定めたのは、自分がゲイであることを自覚しつつ、恋に踏み出せないオクテの糸クン。彼もやはり都会からの移住組です。
一見に見入られた時点で、糸なんかどう考えたってあっという間に落とされるな、というところまで見えてしまうほど、経験値に差のある2人。
そういう意味ではこういう組み合わせ、ちっとも面白くないはずなんです。
でも、志水さんの作品に限っては、この組み合わせがたまらなく面白いんですね~。
思うに、多分一見の描写が絶妙なんですよ。
彼のアプローチの、まるで獲物を確実に自分の糸で絡め取っていくかのような手並みの鮮やかさと、獲物が弱って自分の手に堕ちていくさまを楽しんでるとしか思えない余裕の笑顔の、コワさ。
じわじわと包囲網を縮めてくる一見に怯えながらも、彼の罠に面白いほど素直に落ちてしまう糸クンの、哀れで幸せな末路。
なんてったって、極上の男ですからね、一見は。
そんな男にあざとい罠を仕掛けられて落とされるのは、幸せなのか不幸なのか。
この甘々とろとろな中に、ちょっぴり歯ごたえのあるダークな味わいが混ざった味覚が、たまらない。
一見にはドSの顔も。
「俺なんかにつかまっちゃって かわいそうに」
眠っている糸を眺めながら笑顔でつぶやく一見の言葉に、2人の今後への期待が膨らみます。
きっと糸クンも「レシピ」の洸みたいに・・・??
ちょっと解せなかったのが、一見×糸クン編のクライマックスでのかなりおいしいはずのシーンが、ごっそり削られていること。
あれ?・・・と思ったら、なんとそのシーンは2巻の初回限定版小冊子に!!
なんちゅうあざとい商法!! 2巻の小冊子付き買えて良かったです。
この2人のほか、町役場の復興課課長でカリスマミュージシャンのサバトこと黒井沢斗と陶芸家の観世大輝、ワケありヤクザとその付き人の3本立て。
それぞれのストーリーに他のカプたちも少しずつ絡んでいます。
見慣れた志水作品のオサレなイケメンたちも、田舎ののどかなスローライフの中で眺めると、また違った味わいで読める気がしますね。
うん、楽しめました。
農業と養蚕業が盛んなド田舎を舞台にした3組のカップルの恋物語。
3カプの話が同時進行で、しかも登場人物も多いので、途中ちょっとこんがらがりそうになりましたが、しっかり話についていけましたw
なかでもメインカプになるのが医師の一見と純朴青年糸川のカプでしょうか。
糸川の母親とのエピソードはウルっときました。まっすぐで素直で母親想いの糸川。
やけにすんなりと一見とカップル成立…しましたが、なんだか一見に裏がありそうな雰囲気で…
ところでド田舎なのに登場する住民が若者ばかりなのが地味に気になりますwおじーちゃんおばーちゃんはこの1巻ではでてこないw朝会が毎朝ミニライブとかwwすごいw
3組の恋模様が展開される今作は、まず親にゲイバレした糸川一人がメインでした。
女手ひとつで育ててくれた母親に対する後ろめたさから、ゲイである自分を押し込めて自慢出来る息子で在りたい。
でも、一度くらいは恋をしたい、触れあいたい。
ままならない現実と母親の再婚で生じた心の隙間に頭をもたげる願望。
初めてのゲイデビューでの思わぬ事故。
それでも変わらない母親の愛情と優しさに家を出る決意をする。
そこで出会った一見雅貴。
格好良くて、優しくて、とても素敵なお向かいさん。
うっかりときめいたら即座に返されるOKサインに戸惑いつつ、翻弄される内に諦めていた温もりを知る。
そんな2人に関わる観世大輝と黒井沢斗。
もう既に?と思えばニュアンスが違う。
失くした過去に何が?と気になる所です。
別世界の住人曜明と火弦。火弦の過去が少し。
曜明に対する気持ちの重さと曜明の薄らぼんやりにこっちも気になります。
然れども、一見の胡散臭さが伺える部分が所々にあり、糸川君の幸せも手放しでは喜べない感もあり。
もやもやと膨らむ興味はエロで霧散されながらも、6人の人間模様に期待の高まる始まりとなりました。
医者:一見雅貴×町内会役員:糸川一人
陶芸家:観世大輝×元ヴィジュアル系バンドで現・町内会長:黒井沢斗(通称:サバト)
引きこもりヤクザ:辻本曜明×佐野火弦の3CPの話です。
いや~。「是」同様、面白いですね!!今後の展開が気になって仕方ないです( *´艸`)
ちなみに「是」では思いっきりファンタジーでしたが、今回は田舎にイケメンが
わんさか出てきます。そしてホモなんだから、現実を考えたら高齢者の多い町で
同性愛者がわんさかいたら、少子化は免れないですよね~
しかも、元々サバトさまのファンが東京から田舎町にまで追っかけてきて、
ファンサービスとしてライブ・・・及びミサをするなんてファンは嬉しいでしょうね~。
「今日もがんばろう!」って思うと思います(*'Д'*)ノシ
私も実際にそんな町があれば引越ししたいですねww
でも思ったのが私も糸くんみたいにあんなに上から虫が落ちてきたりしたら
発狂しますね((( ;゚Д゚)))
続きものでレビューがしにくいですが、本当に萌えさせてもらいました!!
それにしても糸くんが可愛くて仕方ないですね(*≧艸≦)
関係ありませんが、元々友人に借りたのですが、あまりにも面白くて結局自分で
買っちゃいました(笑)
綺麗な表紙だったので
ずっと買うのを迷っていました
好きになれないだろうことは
買わずともわかっていたからです。
連載時に読んだこともあります。
過去が知りたくない。
そんな感想だったから
コミックになっても
手が出なかった。
前置き長くてすみません。
結局1のみ買いました。
田舎に引っ越してきた糸川くん。
には、リセットしたい過去ががある
田舎で診療所をひらく医者の男にも何かある
そこに住むそれぞれの男の過去が
絡まるお話です。
完結はしていないので続きものになりますが、あれこれ、絡みすぎていて予告編ばかり見せられている気持になりました。
過去が黒く重い。
やっぱりなと思いました。
完結してないですが、続きは買いませんし、この本も読み返しはしないと思います。
志水先生といえば「是」ですけど
それに通じるような感じがこの作品にはあります。
(ファンタジーではないんですけど)
相変わらず、というか志水先生ならではというか、
色々なところで色々な恋が同時進行してて
それを丁寧に紡ぐのが上手な先生です。
このお話もそうで、色々なところで色々なカップルの
恋模様が描かれています。さてアナタの最萌えカプはどれ?
と、言わんばかりのフルコースです。
結構展開は早いので、せっかち腐女子さんにはオススメ。
しかし、最近BL漫画に高確率でGが出てくるな~。
待ちに待っていた志水ゆき先生の最新刊!!
んもぉ、絵が素敵!表紙めちゃめちゃ綺麗!!
本屋さんで悶絶しそうになりました。
――ただ
恋がしたかった
それだけのことが許されない、と一人田舎へとやってきた糸川一人(イトカワカズト)。
一人で正しく生きて行くから……そう決意し、やってきたはずなのに。
町医者の一見雅貴(ヒトミマサタカ)と出会い恋に堕ちる。
もう、糸くんが自分の思いをこぼすシーンは思わずジーンときてしまいました。
このまま順調に交際♪…に発展するかどうかあやしいのは雅貴が曲者すぎるからっ!
このドSめっ!
うーん。こいつ、何を思っているのか。今のところ心が見えん…。
糸くんの純粋パワーで腹黒を成敗して欲しいところです。笑
また志水先生の特色として、複数CPが存在するところ♪
記憶欠落陶芸家の大輝とビジュアル不思議系サバト様。
やる気なしヤクザの曜明とヤクザに拾われた火弦。
この2CPも気ーにーなーるーーー!
とりあえず、みんな幸せになぁれ!
と切に願います。
表紙がとてもキレイで、
その絵とデザインに惹かれて購入。
作中も絵が崩れることなく、
ずっとキレイなまま丁寧に描かれているのが嬉しいです。
途中ルックスが似ているキャラが出てきてちょっと戸惑いましたが、絵が素敵なのでOKです!(笑)
訳あって山間の町に引越して来た糸川くんと
隣りに住む一見医師が出会い、物語が始まります。
この巻では彼ら--ゲイであることで
罪悪感やトラウマを背負った糸川くんと
恋愛にドライそうな一見さんのカップルが中心。
2人があっさり付き合うことになり
その早さにビックリしましたが、
きっとこれから色んなドラマが繰り広げられるのでしょう!
楽しみに見守っていきたいです。
残りの2カップルはまだまだ謎も多く
困難が待ち受けていそう。
2巻も一緒に買うべきだった!と後悔しつつ、
即購入ボタンを押します(笑)
続きをしばらく待たされるのはきっと拷問のようで
本当に1~2巻の同時発売で良かったと思った作品でした。
志水先生の絵柄は小説の挿絵のほうで非常に好きな部類にはいるので
ぜひご本人の作品を読みたいと思いつつも
是の1巻だけで挫折しているので(設定と登場人物の多さに)
今回はいけそう!と楽しみにしていました。
1巻はメイン3カップル(今のところ)のうち一見×糸くんが中心です。
他カプも各個人抱えているものがいろいろありそうで今後の展開が楽しみです。
表紙がとてもきれいで素敵です。
一人が就職した先は田舎で、住む場所は亡き祖父の家というのですが、草が伸び放題、何も手入れがされていない家を見て彼は愕然とします。仕方なしに片付けを始めるものの、待ち受けているのは彼の大嫌いな「虫」です。一人はシャワーの途中でも、虫を発見してしまい、衝撃のあまり全裸で外に飛び出してしまうのです。ここで、一見と出会うわけですが、最初から全裸というとても奇妙な出会い方です。
何も知らない一人が出会う人はどこか一癖も二癖もありそうな人ばかりですが、一番目立っていたのはサバトではないでしょうか?(笑)黒ずくめの衣装に身を包んだサバト、そして、田舎や農業とヴィジュアル系バンドの組み合わせは意外でした。
早くも3CP登場するなか、私は一人の過去と、一見とこれからどうなっていくのかが楽しみになりました。一人は、自分の恋愛対象を自覚し、せっかく出会いを求めてみたものの、何の心の準備もないままに、自分がゲイだと言うことを母に知られてしまうのです。ただ「誰かと恋がしたい」と願った彼が、初めから大きな痛手を受けて、どんな展開が待っているのか、どんな生き方を選ぶのかが楽しみです。それに、一見にとっても、一人のような純情青年は周りにいなかったというのですが、いきなり初心者の一人の人と出会ってしまうのも衝撃的です。この組み合わせのCPがどんな実りを見せてくれるのかなと思うお話でした。
待ちに待った志水ゆき先生待望の新作新刊1・2巻同時発売です。雑誌は読んでいないので本当に長かった〜‼
どんなお話か楽しみにしていましたが、今回のお話も面白くなりそうで期待大です。
山間にある『山王町』という田舎町を舞台に、3組の恋の(今のところ…)事情や行く末を織りなしてゆく物語でした。
志水先生らしくイケメンがゾロゾロ(笑)。二巻まででも結構登場しているので、今後も増えてくる予想大です。
あと、「村興し⁉」的な設定のお話になっているのも見所。バンド仲間と催すミサ&朝会というライブや、バンド時代のファンが村に移住して農作業を一緒に始めてくれたので、彼女達のためにライブをしているなど…田舎の村興しで、これだけイケメン揃いなら、本当に田舎の過疎化とかなくなりそうだなあと笑いながら読ませて頂きました。このあり得そうで…やっぱりあり得ないかなあと思える設定も、今回面白い所だと思います。
今の所カップルと思わしき人達が、下の3組。
○ドSな医師・一見×都会から越してきた純真初心な青年•一 人=糸君、○陶芸家・大輝×元V系バンドVo.、現山王町町内会長兼復興課課長•沢斗=サバト、○ひきこもりのヤクザ・曜明×曜明に拾われた青年=舎弟?• 火弦
一巻では一見×一人がほぼメインのお話になっており、一応カップルとして出来上がったであろう2人でした。微妙な言い方をするのは、一見の本性というか、過去が謎だらけな点とカラダの関係が最後までいたっていない点、まだまだ波乱が待ちうけていそうなので…。でも、2人のラブラブは読んでいて萌でした。糸君が可愛い!健気で素直で一生懸命さ、弱そうなのに、実は一番強いタイプの受様系は好きなんです。肝心なところでの、2度の寝落ちには大笑いさせて頂きました。一見のような、一度自分のテリトリーに入れたら甘く可愛がるSっ気攻タイプもツボです。メガネ攻もポイント大でした。2人の名前の由来を考えたら、何か意味があるのかなあとふと考えたりも…相変わらず妄想大好きなので、ストーリーが見えない分、妄想にひたれるのは、私としたら美味しい点でした(笑)2人の出会い方も、志水先生らしい楽しいお初な2人で萌です。
訳あって都会から移り住んできた者、出戻ってきた者。それぞれが辛い過去を背負っていたり、切ない想いを抱いていたり。まだまだ辛そうな過去や秘密がありそうな展開なので続きが楽しみになります。どのカップルも一筋縄ではいかなそうなのも面白そうな所です。
志水先生お得意!今回もたくさんの登場人物が同時進行で、お互いが絡み合って、関係しあっていくストーリーになっています。不思議とごちゃごちゃせず読みやすく描かれているのはさすがだなあと驚かされます。
最終的には、徐々に紐解かれて、複雑な人間模様が一本に結ばれていくのだと思うと、続きが楽しみでなりません。
田舎にいい男がいっぱい、本当にあったらいいなあ(笑)
田舎町を舞台に、3組のカップルのお話が同時進行。
訳あって引っ越してきた純朴な青年・糸くんの視点中心に、
今後メインになるであろうキャラ紹介&お相手の一見(ひとみ)先生との恋愛が描かれます。
ドSで冷酷そうな一見が、糸くんのかわいさに参ってしまい、思いのほかラブ甘な展開にv
一見の黒い過去は何かの伏線かな~?と気になりつつ、ベタベタに可愛がられる糸くんを愛でました。
シリアス担当と思われる2~3番目のカプに関しては、
まだ分からないことが多すぎ&視点がコロコロ変わるため、
登場人物が辛そうにしていても共感も感情移入もそれほど…なのが惜しい。
こんな小出しにするくらいなら、ある程度まとめて1カプずつやった方がいいんじゃないかと、ちょっと構成に疑問が。
今のところ「田舎在住」くらいの共通点しか見いだせない各カプですが、
実は各々の問題が関連していたり、ある共通の人物と繋がっていたり(『是』の力一的な…)すると面白いし、同時進行も納得かなと思います。
ところで3組もカプがいるのに、受けキャラのバリエーションが少ない気が。
恋愛にウブで、どちらかといえば内にこもるタイプで、細っこい体型に丸みをおびた腰…
攻めをリードする受けや、身長・体格差のあまりないカプがいてもいいのになーと個人的に。
脇には結構人材がそろっていると思うので、彼らの詳しい話や、新カプの登場に期待しています。
待ってました!
長い連載があけた作家さんの新連載はどんな切り口で入るかワクワクします。
自然豊かな山間で綴られる複数組のワケありカップルたちの日常。
虫風呂から逃げてきた見た目も気持ちもアワアワな全裸男子を事も無げに受けとめるメガネ医師、つかみはOK!
その一見(ひとみ)が大人の手練手管で初(うぶ)な青年:糸君にグイグイせまるS風味にニヤニヤしちゃいます。
糸君は心身とも素直な子で一見ならずとも反応やこれからが楽しみな逸材です。
若いのに一人で田舎に来るキッカケになった出来事と、それに伴う彼の孤独が明らかにされているんですが、痛ましく切ない。
そんな彼も昼は賑やかな職場の面子に振り回され夜は一見の包容力に包まれて光に向かっていく植物のように伸びやかに幸せに浸ってほしい。
表紙の糸君は初めての恋情に甘やかな満ち足りた顔をしています。
こちらが照れてしまうような蕩けた表情をさせられる一見、恐るべし。
一見一人(いっけんひとり)…音読みは微妙。
大輝と沢斗(サバト)は息苦しそう。
目の前の『自分を欲している』男に身をゆだねたら囚われた過去の苦しみから解放されるのか、というとそんな簡単なものじゃないですよね。
沢斗はまだ『過去の大輝と自分』のあり得たかもしれない姿を重ねながら苦く生きているようです。
大輝がどう向き合うのか、お手並み拝見。
階段から落ちる場面、【ラブモ】の史貴を思い出して、ちょっと怖くなりました。
3組めは胡散臭さ満載の曜明と火弦。
自分を新しい世界に拾い上げてくれた曜明を慕う火弦。
たった数ページですが健気ワンコのいじらしさが心に残ります。
この3組がどんな形で絡んでくるのか楽しみな次巻への引きの巧い一冊でした。
脇役スキーは触れたいキャラがたくさんで困ります。
サバトの幼なじみふたりは勿論、弟も。
見た目からキナ臭い吉利谷がどういった立ち位置になるのか、も楽しみです。
手触りのよい真っ白なカバーに花押のような金箔押しのタイトルがゴージャスで舞い上がりました~!!
サバト様(沢斗)が激しく間違った方向のキャラで面白かったです。
えー。どう捉えていいのか。
まずあのバンドってV系設定ですよね?だってライブのことを「ミサ」って…(笑)
今でもV盤にはライブの事を「ミサ」って言っていらっしゃるバンドさんは本当にいますけどね。
あのついて来たというファンの子たちはバンギャちゃん!?
サバトー!アンコールッ~\(*゚Д゚*)/~<ヴォィ!!
みたいな感じなんでしょうか。一緒に咲いてみたい(笑)
ホント、糸君みたいにその世界を知らない子からしたらポカーンですからね…。
お話の流れからするとそこだけ非常に気になる設定です。
サバトがV盤っていう設定は今後何かで生きてきたりするのだろうか。
そうならば嬉しいなとは思いました。ギャ的に。
でも後に特に生きてくるような設定でないのならこれほど無駄な設定もないだろうなとは思いました←
特に意味のない設定の場合は作者さんの趣味ということになるんだろうな。
でもサバト以外の麺(メンバー)もカッコイイ男の子達で。
こちらの子たちも見逃せない!!
田舎にゲイカップルがいっぱいいて、色々ファンタジーなんですけど(笑)
でも笑えるところやほんわかする所もあって、楽しめました。
この1巻だけで3カップリング出てくるので、
お話があちこち飛んでいて、ちょっと混乱するかもしれません。
でも2巻も同時発売なので、両方買えばそのあたりはある程度解消されます。
データーベースのカップリングにもあるように、
この巻で先陣切ってラブラブなのは一見×糸君です。
まずはそこでラブを補充しつつ他のカップリングも追いました。
自然豊かな山間で育まれる彼らの恋愛、どうなるのか今後が楽しみです。
雑誌で追いかけたいところを、グッと我慢し待ち続けたコミックだったので
うれしい2巻同時発売でした~♪
まだまだ物語の序盤なので、『神』評価とはいきませんが
LOVE MODE、是に続き、私の中では名作の予感♪
絵もストーリーもタイトル通り、安心の安定感だと思います。
色々なタイプのカップルが登場するので
それぞれ楽しみ方があって、読み応えがあります。
お気に入りのカップルを見つけるのも、楽しみの一つですね^^
私自身、どのカップルやキャラに萌えるか、まだわかりませんが
これからが、とても楽しみです♪
3巻が待ち遠しい!!
志水さんの以前の作品、"是"のようにひとつの大枠の物語の中で複数の話が同時に展開していくようなお話です。
シリアスとコミカルをうまく出しつつ相変わらずの画力は凄く綺麗で、独特の世界観もかもし出しています。
各種キャラが今後展開されていく導入部となる1巻であるため仕方ないんだろうけど、複線的にキャラが散らばって出てきて少しのめりづらくはある気がしました。
この辺はどうしても長く続く(のかな?)シリーズの1巻だとどうしても仕方ないとも思うので、今後の続巻では改善されていくんだと思います。
1巻のメインとなるカップリングは、インテリドS×内気不憫な子といった感じ。
受けの子のエピソードは凄く悲しくて心引かれるし、それを聞いた時の攻めの気持ちも凄くグッと来ます。
グッと来るんですが…、インテリドSって組み合わせってのがどうも。
受けの子のエピソードがかなり不憫なのでインテリなドSで、Hがマニアックな鬼畜地味てる感が漂うと救われてはいるんだろうけどいまいちハッピーエンド感が足りないと言う気がしました。この辺は個人的な好みになるんだろうとは思いますがイマイチツボでは無かったです。
待ちに待った、志水ゆきさんの新作コミックス。
前作が本当に大好きで大好きで、繰り返し読んでは涙し、またその繰り返しでいたせいで、こちらの作品を買おうかどうか迷っていました。
ドコかカブせる自分が居たり、前作が好き過ぎて変な見方をする自分が居たら嫌だなぁと思って居たので。
けれど雑誌で何度か飛び飛びで読んで居た為か、割と分からない設定が多くて、
「コレはコミックス買って読んだ方がいいかもな」
と思い直し、同時発売した2巻も一緒に購入しました。
最初のメインは、祖父の家がある山王町に越してきた糸川一人(通称・糸くん)と隣人で医者の人見(ひとみ)。
そして、山王町の役場の復興課課長の沢斗(通称・サバト)と陶芸家の大輝(だいき)。
もう一組が、山王町にひっそり暮らす引きこもりヤクザの曜明(ようめい)と一緒に住んで世話をする手下の火弦(ひづる)。
同時進行で3組のお話が進みます。
集団カップルはお家芸?な志水さん。
やはり最初に持ってきたカップル、片方はものすごーーーーくイイ子でした。
そのイイ子、糸君。
自分がただ一生に一度でいいからしたかったのは、愛する人との恋。
母一人子一人で生きて来て、自分のその性癖のせいで大事な人を泣かせるのなら、それはダメなこと。
一人で生きて行って、誰にも迷惑かけずに孤独に歳をとっていかなくてはならない。
若くしてそう決め込む糸君が可哀相で…本当ちょっと目が潤みました。
だからこそ人見の言葉は望んで望んで夢にまで見たことだっただろうし、「良かったねぇ糸君!」となるのです、が。
この恋人となる医者・人見がクセモノっぽいニオイ、感じるんだよなぁ…
いや、糸君を好きで大事にはしてくれるんでしょうけど、本当にそれだけで済むのかなぁ、と思わせるヒトクセもフタクセもある人物ですっ。
大輝とサバト。
これから多分こちらがどんどんメインになるのかな?と思う二人。
大輝はサバトと過ごしていた時間を、何かをキッカケにして忘れてしまっている様子。
きっと恋人同士だったのかな、想い合っていたのかな。
けれど、記憶をなくした今は違います。
大輝は「その時」をなくしても、今でもしっかりサバトが好き。
けれどサバトは……という。
そして、サバトの弟である円馬も不思議な能力を持っていそうな…?
今後が楽しみな二人です。
最後に。
ヤクザで引きこもりの曜明と、一緒に暮らす火弦。
火弦は曜明のにおいで自慰するくらい好きな訳ですが、それは決して実らない片思い。
きっと懇願したって叶わない、曜明の視線の先には自分なんて入っちゃいない。
分かっているからこそ切ないし、でも離れられない。
そんな火弦の悲しい気持ちが、ほんの少しの時間でグンと伝わって来ます。
こちらも楽しみだなー。
先にも言った通り、雑誌では飛び飛びでしか読んで居なかったので、
「何故にバンド!?役場の君たちが!!」
とかそういう疑問符が多かったのですが、1巻を読んで解決♪
って事は、バンド仲間で幼馴染の相良(通称・ガラ)や谷々(やや)の恋愛も、ゆくゆくは観れちゃうんですかね♪
今の所、純真無垢で可愛がり倒したい糸君がイイ子過ぎて大好きで仕方ありません。
恋は悪いことじゃないのです。うん。
((余談))
いや、仕方ないとはいえ、うーん…
やっぱり、前作のキャラと時折自分の中で被ってしまう人物がーっ!!
結構色んな人物に対してそう思えてしまったのですが、その度に掻き消す脳内。
けれどその作業がどうしても間に合わなかったのが、曜明のもとへ訪れた吉利谷(きりや)……わ、和記がスーツ着てるかと思いました……
志水ゆき先生といえば、どうしても『是』のイメージが強いので、次にどんなお話を描かれるのかワクワクしながら待ってました。
黒装束が出てきて、またファンタジー系かな?と思いきや、普通の田舎町を舞台にした若者たちの物語でした。
とはいえ、人口千人にも満たない田舎町にあんなイケメンばかりいて、しかもホモ率が高い時点で十分ファンタジーですけどね(笑)
あとがきによると、今のところメインカップルは3組。
・一見×糸川
・大輝×沢斗
・曜明×火弦
1巻は、一見×糸川がメインとなってます。ドS攻めの健気受けで王道ですけど、糸君がとにかく可愛くっていい子でお気に入り。虫嫌いなところも一生懸命なのに上手くいかないところも可愛いのです。
メイン以外で一番気になったのは吉利谷さん!かっこいいです。気になります。2巻を読むまでは、吉利谷さん×火弦の方が萌えるなぁとか思ってたw
それぞれが色々な辛い過去を背負っていて、1巻ではまだ全貌は見えませんが、それぞれのキャラが複雑に絡み合って、さらに面白くなっていくんだろうなぁと思います。
志水ゆき先生だからカップルは固定されると思うので、その辺は安心して読めますね。
雑誌は全然読んでいなくて、内容を全く知らずにいたので、
2巻同時に出るのはそれで完結だから?と、実はちょっと思っていたのですが、全然ですねw
かな~り長く続きそうなお話です。
コチラの本、1巻だけだと、
1CPはいい感じになるものの、
登場人物がとても多くて、それぞれの事がちょっとずつ語られるので混乱してしまうかも。
どう絡んでくるの??とヤキモキしてしまうかも。
なので、
2巻同時に読めるのはありがたい配慮だなぁ~と思いましたし、
素直に2巻とも買って良かったなと思いました♪
いっぺんに買うとペーパーも貰えますしね。
また、ペーパーを集めて「かみのほん」みたいな一冊が出るくらい、
田舎が舞台のお話といいつつ、壮大な物語になっていくのでしょうかね、なりそう、楽しみ♪
(でも、そうなるとしても何年後の事だろう?w)
しょっぱなから、うねうねしている、虫に、ヒッ!!っとなって、
モザイクがかけられた虫と、虫に関する言葉にも、ぞわっ!!となって・・・だったのですが、
結構皆さんは大丈夫だったのかな? 自分だけなのか?w
虫や黒装束にはビックリだったのですが、志水ゆきさんらしいお話の組み立て方に唸らされ、
やっぱりグングン引き込まれて貪るように読みました。
早く続きが読みたくて、3巻はいつ頃出るのかな?と今から思ってしまいます♪
『LOVE MODE』『是』と同様、今回も複数カップルで展開する物語。
そして、前二つの作品とも個人的には、あるカップルの単推しなので(笑)
今回はどうなるかな~?と思いながら読み始めた1巻。
この1巻だけではまだ分からないことも多いのだけれど、一言で言えば面白かった。
いつもながら思うのだけれど、独特の面白い世界観を描く作家さんだよなぁ……
ベタにドラマチックでドロドロに重いんだけれど、妙に現実離れしている世界。
今回の舞台は田舎。(どこかは不明だけれど、養蚕とかをやっている山方面の田舎。)
カップルは三組。
最初に出て来るのは、都会からやってきたSな医者の一見×健気ですれていない糸くん。
母親の再婚を機に、1人で生きていこうと決めてこの地にやってきた糸くんが、
大の苦手の虫に悲鳴を上げてしがみついたのがゲイの一見だったところから、物語が始まる。
そこに現れた黒装束の怪しい人々。
二組目は、そのうちの一人サバトこと沢斗と一見の友達らしき陶芸家の大輝。
そしてもう一組は、何故か田舎に引きこもったヤクザの曜明と彼の身の回りの世話をする火弦。
1巻は殆どが一見×糸くん話。
糸くんが何故一人で生きていこうとしていたのかの切ない過去が分かって、一見とまとまるまで。
最初一見が阿沙利に見えて、ちょっと心くすぐられたものの、
今回の私のツボカプはこの二人ではない様子。
全体に、前作とキャラが被るかなぁ、と思わなくもないのだが……まぁ、そこは。
エロはまぁそれなりにですが、まだ序章ということで控えめに。
田舎なのに、妙に都会的でスタイリッシュないい男ばかりなのは変!と突っ込みたくもなるが、
まぁ、そこはなんといってもファンタジーだし、ということで、2巻に続きます。
新たな連載が始まりました。
この作家さんの作品としての見せ方のうまさは固定したカプで1作品を構成し、更にスピンオフなどで展開していくのではなくて、ひと作品の中に数カプを登場させ、それが密接にリンクして人間関係であったり事件であったり物語の展開に必要な要素を構成して見せて行くという、一つの入り口から奥行きの深さを演出して物語に深みを与える点だと思う。
今回も、山奥の田舎町を舞台に3カプ(今のところ)が平行して展開していくのだが、人間関係は密接に繋がっている。
個性的なキャラクターが配置され、それぞれに何かあり、秘密があり、謎があり、、それが少しずつ薄紙をはがすように見せて行く手法はいつもながら引き込まれ度が高く魅力になっているのでしょう。
ただ恋がしたかっただけ。
足を踏み込んだ場所で事故に遭った為にゲイであることがバレ、母親への負い目を感じて一人で生きて行くためにこの山奥の田舎街に越してきた一人。
虫が苦手で逃げ込んだ隣家で出会ったのは同じく越してきたばかりの外科医・一見。
家の風呂が使えないことからしばらく一見の家に居候することに、そして怪我をさせてしまったことから彼の世話もすることになる。
この一見がクセ者であり、どうやらサディストな面を持っているようだが、いい人を装い弱くて純粋で素直な一人の心を掴んでしまうのだ。
一見、甘い恋人が成立しているようだが、一見の本性が一人に解った時どうなるのか?
見ものである。
一見の家のリノベーションをしたり、何かと世話をやいていたのが陶芸家の大輝。
彼に関係してとても冷たい態度を取る、街の復興課の課長をし、元ヴィジュアルバンドのVo.という奇妙な前歴のあるキレイな男サバト(沢斗)が登場するのだが、彼は大輝くに以前の大輝を返せ!と訴えている。
彼等の過去には一体何があるのか?
復興課に就職した一人だが、虫が苦手で養蚕の仕事ができなかった為に野菜の青空販売所の見張りにたたさされるのだが、そこに客としてやってきたのが雰囲気のある青年・火弦。
彼は曜明という男と同居していて、片思いしている。
彼等の家にやってくるヤクザの吉利谷。
火弦と彼等の出会いは語られるが、彼等の思いはどうなるのか?
若干一見と一人の話が先行しながらも、バランスよく1巻として導入的に彼等がとても気になる見せ方をして紹介している。
大勢の人間が登場人物なので、どういう風に絡み、関係がありと、次が気になって仕方ない!
純粋な愛情と、歪んでしまった愛情と、すれ違ってしまった愛情と、
どのキャラも魅力的で、また目が離せないのです。
ただ、志水さんの絵は何かどっかで見た事ある外見というか、攻めと受けのパターンの顔が似ているのが過去作品を思い出させてしまうのだが、物語の進行にしたがって、そのキャラクターと顔が一致してくると、そんな点もさほどきにならなくなるのでしたw
この作家さんの作品を初めて読んだのが「是」でそれまでは小説のイラストで
見かけるだけだったのですが、「是」でかなり楽しませて頂いたので今回ももちろん
絶対に読んで見たいと購入決定でした。
2作同時発売でワクワクしながら読み始め、第一話を読んだだけでこれは面白くなる
そんな期待を裏切らない予感を感じさせる内容でした。
今回の登場キャラもかなり個性的な面々が登場しているようで、田舎に一人暮らしで
引っ越してきた糸川くんの、毛虫に怯えマッパで逃げ出す可愛らしさや、同じく
引っ越してきたばかりのゲイでエロ好きな雰囲気の隣人医者との出会いもインパクト最高
コミカルな雰囲気ながらも何やら糸くんの過去にはシリアスな雰囲気もあるし、
医師である一見さんも一見すると軽薄なお医者様に見えなくはないけれど、
実はなんて思わせてくれるような感じもするし今後も楽しみな1冊でした。
更に黒装束の3人組も登場するのですがその正体がビックリ仰天しちゃいます。
糸くんは今後その人達と共に働く事になるのですが・・・
かなり盛りだくさんの登場人物が出てくるのですがアップダウンがあり一気に読んで
えっ?もう終わってしまうなんて残念になるくらいでした。
取りあえず3カップルがメインで登場しているのですが
今回はネタバレして変な思い込みで読まれると大変なので
内容は記さず単に面白くて今後が楽しみな本だとお知らせしたいですね。