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ようこそ、愛を育む場所(キャッスルマンゴー)へ
castle mango
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
AV監督とラブホテルが実家のDK。誰も頼れない城崎の必死さがしんどい作品でした。たぶん十亀も同じタイプなんじゃないかな。
弟を守ろうと十亀と付き合う城崎。あんなに態度が硬かったのに、ベッドで泣き始めたら違和感覚えないのかな?と、城崎の演技をすんなり信じる十亀が不思議でした。未成年に手を出した罪の意識がそうさせたんでしょうか。
最初は常に斜め下に視線を向けてるような優等生だった城崎が、どんどん眉毛が下がって可愛くなっていきます。十亀の方も責任感から始まった関係でも城崎に情が湧いてきてるのが分かります。ゆっくり距離が近づいていく二人がすっごく良い。
ただ最後が…また女子といる相手を見て身を引くパターンなの…っていう。
大量のエピソードが詰め込まれてるので読み応えがありますが、新鮮味がなくて物足りないです。期待しすぎたのかも…。
絵はすごく好き。特に普段無愛想な十亀の貴重な微笑みが最高にきゅんときました!
以前から、評判が良い作品で気になっていました。
1巻2巻と続きものなので、時間が取れる時に読みたいと思い今日まで温めました。
嘘から始まった恋が、どんな紆余曲折を乗り越えて行くのか〜楽しみ。
受けが、過去に囚われてしまっている描写がなぁ〜ちょっと、辛いものを感じた。
攻めの過去のちらほら出てきてるけど、この展開でどうなるのか、まだ1巻では分からないまま。
でも、攻めさん〜かなりの常識人ですごく良かった。ストーリーも、無理やり感が無くて、読み応えがありました。
よし、2巻へ!
二巻通してのレビューです。
常からBLというジャンルって、世の中の恋愛ものの世界と同じくらい広いんですよね。キャッスルマンゴーでは、受けもしっかりした男の子だし、華奢でカワイイタイプでもない。(男前だけど!)
攻めもお金持ちでもないし、グイグイ引っ張るわけでもない。(これまた男前だけど!)
それでも最初は嘘から始まるけれどきっかけがあり、時間の流れの中で好意が芽生え、失いたくない気持ちが高まっていく。
十亀も万も自分の中で色々思うところがあって、考えたり誤解したり空回ったり。大人と子供ってことはあるけど普通の男性。口下手でなかなかラブラブにはなれないんですが、最後はちゃんと大人になった万と繋がれた二人。
でも多分、いわゆる萌え要素って無いと思います。
そこを求めてしまうとつまらん作品に思えるんじゃ無いかな。
リバーズエンドを一緒に読むことをお勧めします。
通して読むことで描きたかった世界観が見えるんじゃ無いかなと思いました。多分。
コミックス二巻だけでは描ききれない部分が小説で捕捉されているように思いますし、それこそ映画にできるんじゃ無いかなって思いました。
以前から読みたいと思っていた作品です。
木原音瀬先生の作品は最近読んだのですが、小椋ムク先生の漫画は初読みです。
小説のコミカライズではなくて、完全な合作とのこと。
10年前の作品とあって少々古さを感じる場面もありますが、徐々に2人が近づいていく様子に萌えが止まりませんでした。
可愛げのない大人びた高校生の万が、十亀の胸で父親の温もりを思い出しながら眠る場面が好きです。
じんわりとした温かさが伝わってくるような、素敵な場面でした。
十亀も万の存在に家族の温かみを感じてるような描写があり、十亀の過去に何かありそうなのと相まって、胸がきゅーっとなりました。
2人が少しずついい感じになってきた所ですれ違いの予感…2巻も期待です。
新規開拓の綱渡り中に同じ本を買った人が他にお買上げした作品の中で発見
無類の活字好きってわけでもないし 文字より視覚に頼る派
なので普通なら手を出さない小説のコミカライズや原作つきは絵に苦手がなかったりすると見つけざまついついつまんでしまう
父の形見に残されたラブホテル 母子3人が暮らすラブホテルは昔ながらの様相で客足も疎らに
アダルトビデオの撮影で知り合った いけすかない監督になつく弟を引き離すための苦肉の策のつもりが 久しぶりに味わう大人の男の腕に暫し安堵するも 浴びせられる言葉の刃に幼い頃を思い出す
ストーリーがしっかりしてるせいかほんとに読みやすいし 内容と絵の雰囲気もあっててさくさく読んじゃって自分の感想より目の前の状況を語るのに必死になる感じ
父の言葉に描いた純粋な夢を守ろうとしただけなのに 虐げられた思いが刺さって「抜けない棘」になっていることに気づかされ それでいて歯に衣着せない相手の言動に溺れていく
大人のクセに変に純粋な男と未成年のクセに変に大人びすぎた男の 近づきたいら腹立たしくて 離れたら気になってしょうがない 互いを牽制しては探りあうような関係せいやサラッと読まされたわりに軽くのし掛かられるような重み おもしろいわ
よし次だ次ッ!さくさく2巻に移動しましょう
木原さんの「リバーズエンド」を読み、god bless youを読み始めたところ「えっ二宮(十亀の高校時代の友人で好きだった男子)出てこんやん…やってられん!」と切なくなってこちらをレンタルしました。最近のBL漫画を少々読むようになった私には、この小椋ムクさんの作画はとても漫画的な巧さやデフォルメに久々に出会ったので引き込まれました。小説でもこのムクさんの挿絵だったので親和性MAXで助かりました。特に十亀の目の細さや無愛想のようで面倒見よく仕事の出来る大人っぽさ、時折昔を思い出す切なさに、過去を小説で知っているだけに泣けてきました。あとスネ毛ちゃんと描いてあるのも良かったです。
舞台であるラブホテル「キャッスルマンゴー」に住む男の子二人、大人びていて万は大学生に、悟は高校生にそれぞれ見えるのが残念ですが、この環境でよくスレなかったなと思わざるを得ません。父の刷り込みやマンゴーの名付けはかなり無理やりで気持ち悪い。お話としては恋愛にもたどり着かず、大人の十亀が少し不便のような(それでも彼は出来る人なので苦労も心労も今のところないですが)。もっと万の気持ちの大きな揺れが早く欲しいところですが、彼自身あまり話さないタイプなのでしょうがないのか…物足りなさを感じました。
十亀が煙草を吸い、二人何も話さない後ろ姿が情緒あって印象的で良かったです。そういった止めの画が時折挟まれると、騒がしめのストーリーに緩急がついていて休まりました。
木原音瀬先生と小椋ムク先生のコンビは最高ですね!
流れ的には
最悪で衝撃的な出会い
↓
色々な事を経て真実の愛になる
っといもの。
こういう流れは他の作品でもちょこちょこ見受けられるのですがこの作品は、個性的な細かい設定、重くなるような事柄が少し和らぐような絵柄、面白みのあるキャラクター等々。
コラボだからこそ得られる深みのある味わいが最高でした!!!
また是非お二人の先生にコラボしてもらいたいです!
エロより(ちょっとはありますw)話を楽しみたい人にお勧めです!
悪くはないけど、安直な展開に感じなくもないシーンがちらほらあったので、とりあえず1巻はこの評価に落ち着きました。AV監督×ラブホの息子というありそうでない、興味深いキャラの組み合わせ。ただし、万がまだ高校生なので、こんな環境下でも性的な絡みはほぼありません。そこは良かったと思います。
ただ、2人の関係の始まり方がかなり特殊で、ここをすんなり受け入れられるかが結構重要な鍵を握ってくるんじゃないかと思いました。ゲイであるという十亀を弟に近づけさせないために、自ら既成事実を捏造して責任をとらせる(=自分の恋人になってもらう)という計画を思いついた万。その行動力の高さはすごいと思うけれど、成功率もあやふやでリスクも色々ある方法ですよね。物語が進まないのでもちろん上手くいくんですが、あまりにも現実的でなくてここが引っかかったままになってしまいました。
そして、いくら責任をとるといっても、最初は全然好みに感じていなかった万に、十亀が惹かれていくのも速いような気もしました。恋人になってからも十亀に対する万の態度は、愛想が悪いままで冒頭とさして変わらないため、十亀がなぜこんなにすぐ万を恋人として受け入れられたのか、あまり分からなかったです。まあゲイだし、万の顔はタイプのようなので、そこも大きかったのかもしれませんが…。でも、この不安定な関係がしっかり落ち着くところは見たいので、次巻で感じ方が変わることを期待しています。
B L界の名作、今更ながら拝読させていただきました。
購入済みのまま、なぜか後回しになっていた今作ですが、とても面白いです。
秀才だけど、夢は実家のラブホの経営という高校生・万とAV監督・十亀を中心とした物語。
ゲイの十亀と十亀を嫌悪する万がどうなっていくのかと思っていましたが、弟の悟を守るために十亀を嵌めて自分が恋人になるという、なんとも想像していなかった展開がとても良いです。
まだまだ発展途上の2人ですが、十亀は言わずもがな、万の方も十亀に惹かれていってるのが分かります。
終着点はどこなのか、期待しながら2巻も読ませていただきます。
AV監督でゲイの十亀と実家がラブホテルの高校生・万の出会いを描いた本作は、時系列的には、小説「リバーズエンド」に収録されている十亀の高校時代の話と十亀・万のその後の話をちょうどつなぐ位置にあります。さらに先の未来は、番外編集・HOLLY MIXの中の「end roll」で描かれています。小説のイラストも小椋ムクさんでしたが、コミックがあることで、二人の人物像をよりイメージしやすくなっていると思います。
久しぶりに読み返してみたのですが、十亀の何気ない表情やセリフ、万の語る将来の夢が、小説のエピソードの数々と上手くリンクしているなあと思いました。
さて、万の父が遺したラブホテル・キャッスルマンゴーで、十亀がAV撮影をしたことで二人は出会います。
最初の印象が悪く、万は十亀を嫌っていたのですが、ゲイの十亀が弟の悟に手を出さないかと心配で、十亀が泥酔したときに、自分と関係したかのように装って十亀の関心を自分に向けさせます。
嘘から始まった関係なのに、十亀と過ごすうちに、万が高校生らしい様々な表情を見せるようになったのが、一番印象的でした。物語の冒頭では冷めた表情だったのに、十亀の前では、焦ったり、恥ずかしがったり、嬉しそうにしたり。
きっかけになったのが、撮影の手伝いをして山に取り残された万を十亀が探しに来て、万を温めるために車中で抱っこしてくれたこと。万は父親が死んでから誰にも甘えてこなかったのでしょうね。十亀に抱っこされ、背中をポンポンされて、甘える心地よさを知って。次に十亀のアパートで会ったときは、十亀からの深いキスを受け入れて。いつの間にか恋が始まってる!とドキドキしました。
ラブホテルを継ぎたいという万の夢を十亀が分かってくれたときの万の嬉しそうな顔!十亀も笑顔を見せるようになっていきます。二人の行為もちょっとだけエスカレートして、本当にいい雰囲気に。
でも万はまだはっきりと恋を自覚していないのです。恋愛初心者ですから。十亀が「好きだ」と言えば、万も気づいたかもしれませんが、十亀は辛い過去があり、それができなくて。「ちきしょう。やりてえな」は、気持ちを伝えているようで、そうじゃない。自分に逃げ道を残している、ずるいセリフでもあるのです。
夏祭りで万が女子と一緒にいるのを見たときの十亀の表情。万と初めて出会ったときのように、冷めた目つきに戻っています。よくない展開を予感させて、何度読んでも切なくなってしまいます。
小椋ムクさんの作画が優しくて美しく、物語に彩を添えています。
木原さんがプロットを立てられたそうですが、セリフも全部決められたのでしょうか。小説ならば全部文章で表現するところを、ここはセリフで、ここはしぐさや表情で…と分ける作業はとても大変だったのではないかと想像してしまいました。
小説「リバーズエンド」とコミック「キャッスルマンゴー」で1セットになっているコラボ企画。いい感じに面白いです。(面白いと言うには切ない感情が先に立ちますが)
主人公の万の境遇は、ありそうでなさそうでやっぱりなさそうなんだけど、それなりのリアリティが感じられます。弟かわいくていい子だし。
万の"ゲイである十亀の魔の手から弟を守りたい"という気持ちからはじまった交際が、いろいろややこしく転がっていきます。
それにしてもキャッスルマンゴー、名前も内装もいいですよね。今やああいうホテルは貴重です。維持費大変でしょうけど…。
いろんな要素が詰め込まれている木原ワールドをうまいこと言葉だけでなく絵で見せてくれている上手いコミカライズだと思います。丹念に描きこまれた背景や、敢えて省略された周囲の人の顔など、見事だなと思う部分が多々ありました。
泣けました。漫画というよりも本当の現実のような世界観がちょっと凄すぎてお気楽に読んでいた自分が打ちのめされました。現実問題としてやっぱりお金が人の人生を左右してしまうんだなぁと思いました。二人に起こる様々な問題はすべてお金で解決できることで、お金がないばかりに起きる悲惨な状況をどうにもできないことでもがき苦しむ二人の姿が痛々しい…絶対に二人にはハッピーエンドで終わってもらわないと悲しすぎます。2巻に期待します。落ち込んでいるときに読んではいけない本だわね!
言わずと知れた名作ですので解説めいたことは不用でしょうが、原作を木原音瀬先生、作画(というのかな)を小椋ムク先生が手掛けられ、お二人の才能が形となったのがこの、「キャッスルマンゴー」です。
私は初めに木原先生の小説「リバーズエンド」を読んでからこちらを読みました。それでも充分楽しめましたが先にキャッスルマンゴーを読まれた方が、どちらかといえばいいでしょうね。
ストーリーはサクッというならば、DKの万とAV監督十亀の年の差ラブです。
万(よろず)は特待生で頗る優秀、でも人に甘えるのが苦手だったり、いろいろあります。自宅がラブホの「キャッスルマンゴー」で、そこで十亀と出会うのですね。
出会いの印象は決していいものではなくて、ここからの進展はあまり期待できそうにないのですが、そこをキュンキュンくるラブストーリーに発展させていくのが木原先生であり、小椋先生の画力です!
私の一押し萌えシーンはあれですね、ロケ地に万が一人おいてきぼりになって、十亀が迎えにきた車中です。
撮影、真面目にやってましたね。という万に「適当にやってるモンは、適当にしかならないんだよ」と返す十亀。
ここにはblにかける思いを見た気がしました・・・!
木原先生と小椋先生、の才能が融合した傑作です。
ランキングで評価が高かったので、購入を決めました。
ちるちるでも読んで評価している人が多い!!
人気のほどがうかがえます。
古い作品ですが、古くったって名作はきっと名作のはず!
1巻とともに2巻も揃えていざ読み始め!
表紙で感じたのは、
「モノクロでもふわぁっとした絵柄なのかなー?」
と、思ってページを捲ってみたら、
人物の骨格はしっかりしていて、顔の目鼻立ちもくっきり。
何より背景の書き込み・こだわりようが凄くて、好みの絵でした!
プロットは木原音瀬さんが担当されているということで
背景の書き込みとこだわりは、
おそらく木原さんの考えを踏まえてのことだと思いました。
いやあ、それにしてもラブホテルの内装の書き込みとこだわりは凄い!
木原音瀬さんのオーダーに応えられる小椋ムクさんの画力が光ります。
どうでもいい私の好みなのですが、
背景とかしっかり描き込みをされる
漫画家さんやイラストレーターさんって、好感を抱いちゃうんです。
あんな時間のかかる面倒なことをよくぞここまで…って
思っちゃうわけなんですね。
複雑な背景を描くのって、普通に顔のアップを描くより、
冗談でも何でもなく、100倍ぐらい時間がかかるものだってざらですから。
ストーリーですが、ラブホテルを経営する母を持つ万<よろず>(受け)が
AV監督の十亀(攻め)と出会うところから始まります。
十亀が弟の悟に興味を持ったと思った万は、十亀に罠を仕掛け、
自分と関係を持ったように思わせ、付き合うようになります。
ああ、ここの万の人の悪いこと…。
嘘泣きのシーンとか、もう「うわー、もうこいつ頭脳犯!」って感じです。
まあ大事な弟が狙われているわけですから、
身を張って守ったというところなのでしょうが、
十亀にしてみたら、とんだとばっちりです。
しかし、付き合っていくうちにどんどんと十亀に惹かれていく万。
まさしくミイラ取りがミイラになってしまったわけですねー。
「悪いことしようとするからだ、万!」と、言いたくなります。
でも、十亀も付き合いだすうちに万に惹かれていくような描写が……
うう…ここはめちゃくちゃ嬉しかった!
万の気持ちが一方通行じゃなくて良かった><
屋台でのラーメンの後、公園でのキスシーン。
ここは、良かった…!
十亀の台詞が萌えた!
十亀が万を抱きしめて、言った言葉。
「…ちきしょう、やりてえな」
これが、罠から始まった恋とはとても思えない…!
そして、十亀の「万が18歳になるまでエッチしない」ということを
守ろうという誠意。
(というか、ここで初めて十亀が「万が18歳になるまで手を出さない」と
決めたことが判明するわけですが)
ああ、ここの台詞、めっちゃ萌えます><
あと、どうでもいいんですが、
いまどきエアシューターでの料金支払いのラブホテルって……(汗)
デコラティブな内装と言い、回るベッドといい、
どれだけ年季の入ったラブホテルか想像に難くないです。
改装とか考えなかったのですかね…?
やっぱり父親の残したものだから、
基本的なコンセプトは崩したくなかったのでしょうか??
それはいいとして、
花火大会で偶然万が女の子といるところを発見してしまった十亀!
うわあ、どうなるんだ!
気になって、すぐに2巻へダイブしました。ざぶーん!!(笑)
幼い頃とか、デフォルメキャラが可愛い!
なんか、大福みたいで美味しそう(笑)ちっちゃくて可愛い大福。
人気作でいつか読もうと思ってました。
木原音瀬先生、小椋ムク先生ともに初読み作品です。
ちょっと、うるっと来たり胸がギュわってなったりととても楽しめる作品です。
2巻はまだ読んでないですが、どうなるのか気になる!
万くん、そんな騙しから始まった恋は苦労するんではないかと思います。
あわわ~ .。o○ 抱っこが好きなんて可愛い過ぎます。
悟くんは死んだお父さんに十亀さんを重ねてるのかな?って思ったり~
「らぶほてるはせかいのたから!」
魔法でもかけれそうな魔法少年な見える(笑)
ちっちゃい大福に萌え~萌え~でしたw
息子の名前、万(よろず)+悟(さとる)=マンゴー
亡き父が残してくれたラブホの名前は子どもたちの名前一文字づつ。
学年トップの成績の万とAV監督のゲイの十亀。
万の実家のラブホテル『キャッスルマンゴー』が舞台です。
ラブホ、AV、ゲイときたらエロエロのBLを想像しがちですが
このお話は違います。
評価が高いので読んでみたら、思いのほか泣けてしまいました。
最初は弟に近づけないためについた嘘。
その嘘から始まった本当の恋・・?
自分の置かれた立場や、親や弟を思う気持ち。
こうでなければという自分に課した理想や、見て見ない振りをしたい現実。
将来を考えて、今を一生懸命生きながらも、ふと我に返って冷静に考えたときに
何とも言えない寂しさや、やるせなさがこみあげてどうしようもない気持ちになる。
人間ならだれでも感じたことがある、誰かに縋りたくなるような弱さ。
嫌いだったはずの十亀の近くにいることで、
万は今まで自分一人で抱えてきたそんないろいろな心の中を
知らず知らずのうちに開放し始めているような気がしました。
自分とはぜんぜん違う十亀を通し、自分を見つめ
これからどんなふうに万が成長していくのか・・・
また、万と十亀がどうなるのか・・・
楽しみ♪早速、2巻へ~GO!
されやすいので所々でほとほとと涙しながら読みました。
あらすじなんかは他所で細々と聞いておりました。気になって手にしてみました
イラストはとても綺麗で読みやすいです
ただ初心者にはオススメしません、というのもBLについて、そしてBLとリアルゲイの違いをちゃんとわかっている、尚且つそのファンタジーさを受け入れてから思慮が深くなっているような人でないと(つまり腐歴が長く数多の作品を読んできた方)現実の同性愛と漫画としてのBLを勘違いしてしまいそうな気がしたのです
この作品の中での「ゲイ」という一括りは、どうも現実的すぎます(そこが美点でもあります)
それ故、BLの世界観に不慣れな初心者は、偏った意見を持ってしまうと思うのです
リアルを知った上でファンタジーを読む。
これって意外と大事なことではないでしょうか。
なのでこの作品は腐歴の長いお姉様お兄様方に読んでいただきたいですね
性、に関してかなり繊細に扱っている作品なので、良かった、面白かった、だけではなく、もっと重たい、さしずめなかなか捨てられない月刊誌のように視界のどこかにちらつかせておいておきたい作品です
あと物凄く個人的な話ですが十亀さん好きすぎます。髭…堪らんです、煙草…堪らんです、性格…堪らんです…
ずっと気になっていたので、読んでみました。
絵は綺麗だし、話も読みやすいので一気に読めました。
実家がラブホ経営の高校生とそこを撮影で借りたAV監督のお話。
ゲイの監督が弟に手を出すんじゃないかと勝手に思い込み、自分が監督に近づく事で弟から監督を離そうとした計画から始まって、段々本気になっていってしまうという展開はすんなり読めました。
主人公の高校生が大人にしか見ないので、何となく時々高校生だという事を忘れてしまいます。もう少し幼くても良かったかも。
容姿はこんなですが、少し意固地気味でも高校生が背伸びして頑張っている姿は健気です。
あと気になったのは、矢張りラブホテル経営っていうのはおおっぴらに云える仕事かというと怪しいので、嫌がる親戚を悪者扱いっていうのはちょっと違うかも。
年上AV監督×学生眼鏡。
えっち描写なし、お話し重視です。
萌える~っていう作品ではないかな。
むしろ泣ける感じです。
万(受け)の素直じゃない感じとか変に頭良い感じとかが見てて最初つらい。
はやく幸せになって~幸せにしてあげて~!
全然惹かれあってないとこから好きになっちゃうのは鉄板ですよね。
2人も素直じゃないしどうなっていくのか心配です。笑
綺麗な絵なので可愛いお話がすきな人は苦手かな?
AV監督とか撮影とか、設定はおいしいですけどそこにBLは絡んでないので
えろ甘を期待すると裏切られます。
【キャッスル】敵に攻め込まれた際の防衛拠点として建てられた軍事施設。
【マンゴー】ウルシ科マンゴー属の果樹、またはその果実。
2つの心はつながっているのに、すれ違って。
子どもではない子どもと、大人ではない大人。
同じなのに違うと思い込んで、弟のためだとか義理だとか。
一緒にいる事が心地よく何より幸せな事だと、早く自覚してほしい。
ジャンルや設定、萌えツボ関係なく誰が読んでも合掌したくなる一冊です。
マイベストシーン↓
「今 計算できない」
ムク先生のほんわかした作品に癒されていたのですが、今回は木原先生の毒な部分をどう表現されるのかと恐る恐る読ませていただきました。
ラブホテル経営の息子という城崎万。
ある意味「性」にオープンな場所で育ったせいか、知識だけが豊富となり性に対して冷めていて食傷気味な様子。
そんな彼がAV監督の十亀と出会った最初のやり取りはまさに、性を性として扱っていない会話にちょっと引きつつ、にんまりしてしまいます。
策士よろしく一芝居打った万にそうきたかと、嫌な感じにどこまで落ちるつもりかと心配したのも束の間、十亀の誠実ぶりにだんだん振り回され始めようやく10代らしい可愛さを見ることができました。
実の所深い闇は十亀の方にありそうで。
夏祭りを境に急転しそうな気配に痛みを伴うのは次巻なのかと覚悟しつつ、万のコンプレックスが優しく昇華されたらいいなと思います。
「キャッスルマンゴー」。なんともキャッチーで魅惑的なタイトルですね。
実はこれ、受けの万(よろず)の家が経営してるラブホテルの名前だそうで。
ストーリー自体は、ねっとり濃厚な舌触り、トロ~リ甘い味わいの…てな方向性の話ではありません(笑)
【十亀】ゲイでAV監督@ワイルド系×【万(よろず)】ノンケ眼鏡の高校生@優等生系というカプ。
万は、少々ワケあって、泥酔した十亀に襲われたと嘘をつき責任をとらせるという形で交際へと持ち込みます。そんなわけで、万にはそもそも十亀に愛情はありません。
万にハメられてるとは気づいてない十亀は、万を気に入ってるものの、万が高校を卒業するまではHはしないと宣言。
カプの片方がノンケの場合、体の関係が先行して次第に愛情が芽生える…というストーリーをよく見かけますが、この作品の場合そのテの展開は封じられてるわけです。
じゃあ一体どんな流れで?
高いハードルを設定した作品なだけにそこが見どころ(ワクワク)…と思いきや、意外にあっさり万は十亀に愛情を抱き始めます。
しかも、十亀は万の嘘に気づかないまま、二人の関係は深化していくんですね。
恋愛にフォーカスした話として読んでいくと、そこが何となくスッキリしないかな。
万の嘘から始まった二人の関係である以上、万が十亀に真実を話して一旦御破算にした後、ゼロからもう一度二人の関係を見直す…というプロセスがあったほうが、読者としてはきちんと納得した上で二人を応援できると思うのですが…
ただ、この作品の場合、「恋愛にフォーカスした話」なのかというと、どうなんでしょう?
BLなので当然そこ!という視点で読んでしまいますが、眺めてみると、とてもいろんな要素が盛り込まれた話なんですよね。
全く違う世界に生きるカプ二人のそれぞれの人間関係がかなりリアルに描かれていたり。万に関しては、学校・実家のホテル関係・親戚関係まで出てきますし。
しかも、父を早くに亡くして母や弟を支えなくてはと背伸びする気持ちや、頑張ってる分大人に頼れない頑なさ、素直に誰にでも心を開ける弟へのコンプレックス、十亀に出会って甘えられる相手ができた安心感など、万の心理描写がとても細やか。
普通ならまだ子供でいられる年齢なのに、大人の事情を独りで受け止めて頑張ってる万が痛々しくて、誰か救いの手を差し伸べてあげてほしい…と思ってしまいます。
しかしそれだけに、万の十亀に対する気持ちには「愛情」よりも「信頼」「安心感」が前面に出てるように見えてしまうんですよね。
とにかくさまざまな要素を捌き切ってるという点で質の高さに恐れ入る一方で、ラブストーリーとしては少し焦点がぼやけてるような気がしてしまいました。
でも、作品自体はすごく面白いです!。絵柄も大好き。
続きは2巻のほうに書きたいと思います。
キャッスルマンゴー1巻、2巻(十亀×万)
リバースエンド(十亀×同級生・十亀×万キャッスルマンゴー2巻ラストから)
読破しております。その上でキャッスルマンゴー1巻を改めて読んでのレビューになります。
父が亡くなり母と弟の悟と売上があまりない貧乏ラブホテルを経営しながら
万は高校では特待生で成績が下がると学費免除がなくなるため稼業と学業の両立をとる。
そんな時、カレイドフィッシィ(AV制作会社)の撮影に万のホテルが使われることになり
十亀と最悪の形で出会います。
突然、十亀に「それ貸して」とちんこ指されます(笑)
汁男?AVでは精子を大量に使うみたいで偽物作るのもあるらしいけど本物を仕様しているようで十亀に強要されそうになります。
しかも自分はゲイだからお前が手伝うならと万のズボン全おろし(笑)
真面目な万からしたらとんでもない男で二度とかかわりたくない!!とまで思わせます。
次のAV企画をまた万のホテルでするため下見にきた十亀は悟(万の弟)に部屋を案内してもらう。リバースエンドを読んだあとだともーーー本当に切ないです。
あの頃守れなかった命。
それがそこにあるような・・・・勝手な思い入れだけど優しく悟に接する十亀。
それをみて自分には優しくないのに悟に優しくする十亀をみて「ゲイ」の言葉が頭をよりぎり
大事な弟を守ろうと必死になります。
十亀がなぜ万にだけ冷たいのか・・・・これもリバースエンド後ならなんとなくわかります。
ほしかった愛情、手にいれられなかった心。受け止めてほしかった想い。
何もかも捨てて歩いていかなければならなかった十亀にとってモロタイプの万は
逆に手をだしたくなかった。大切なものなんていらないのです。
どんなに悟に「あの人に近づくな」と十亀にも弟に変なことするなといっても
悟はなついてるし十亀も万の知らないところで悟とあっているのを目撃してしまい
万らしからぬ行動にでます。
どこかのホテルのベットの上で目覚めた十亀、同僚と飲みそのままつぶれた
横を向くと「またか・・・」酔ったいきおいで知らぬ男と寝たと思った十亀はよく見ると
モロタイプだったためキスをする。
相手は目覚めメガネをかけるとなんとあっとゆーまに「万」のできあがり(笑)
万は既成事実を作り悟から遠ざける作戦にでます。
高校生に手をだしてしまったと根は真面目な十亀責任をとると悟とは会わない万と付き合うことを約束します。
このあとの万は十亀と触れ合ううちに彼の良さや手に入れたかった愛情を十亀から
もらい本当に好きになってゆきます。
万はファザコンだったのね!
がしかし、十亀の悪い癖「ほしいものをあきらめる」が発動し万はほおりだされてしまいます。
もう・・・。十亀のばかーーー。
いいですね!キャッスルマンゴー!萌えました!
二巻もそろえようと思いましたこれ!
やー、まあまず、ラブホテルが家ってのが斬新な設定だなぁと気になっていたんですが、
家ってそういうことね、
別に部屋貸し切って普通のホテルみたいに住み着いてるわけじゃないのね(笑)
そんでもって、メガネのインテリ、お前が住人かよ!!!爆
てっきりぼへーっとしてる黒髪の方可と思っていたのでびっくり(笑)
主人公、悪いやつとは思はないんですが、ゲイだとカミングアウトした黒髪を
弟に近づけまいと、相手が酔ってることを利用して、
まさかの嘘の既成事実をつきつける。
「あんたが俺を好きだといって抱いたのに!」
で、そっからまさかの「責任はとる、付き合おう。」展開に。
どうやら黒髪、インテリ眼鏡はモロ好みらしい。
デートに連れて行こうとしたり、花火誘ったり、公私混同は避けたいらしく、
バイトとして眼鏡が来ると帰そうと躍起になったり。
なっかなかの普通にいい男!!!(笑)
いいなあ…こっちが彼氏にしたいくらいだよ!!!www
どうやら眼鏡の方も心は揺らぎだしたりして…
そんな矢先のハプニング。
ああ!二巻が待ちきれない!一緒に買っちゃえばよかった(笑)
仏頂面でクソ無礼な黒髪の、優しい男前なギャップがキュンキュン来ます。
評価が高かったので読んでみました。
キレイな絵、小さな山が続くストーリー展開で
すごく読みやすい作品だなーと思いました。
ただ、私自身はちょっと萌えにくかったので、
「中立」評価で。
簡単に書いちゃうと、万の嘘から始まるラブストーリー。
万は大人っぽい外見でしっかりもしてるのに、
どこかしらやっぱり子ども。
弟を思うあまり吐いたこの嘘は、
よく考えれば実に残酷だなぁと思う。
十亀がホテルに下見に来て、
悟が案内してる時、万と十亀が言い争いになる。
この言い合いの時にはどうしても
万にイラッとしてしまったんだけど、
その一連の言い合いから
万が負かされてしまって過去の回想。
悟が大切だけど、コンプレックスもあったんだと
思わせる描写がじんわり苦しくて複雑な気持ちに。
そして、「下の事情に関わる仕事」に対しての
暴言ともとれる発言は、
自分の夢にこの時はまだ自信が持てなかったからなんだよね。
これも否定された過去があるからだし、
同族嫌悪に似たようなものなんだろう。
ただ、それを分かってしてもどうしても、
万を受け入れるのが難しかった。
このお話は、万を受け入れられるかどうかが
結構鍵になってくるような気がする。
また、十亀もいくら「責任」とはいえ、
マメにメールするほど万を気にかけたのか、
好みとはいえ…ともちょっと悶々。
いや多分基本的にこの人は
厳しくも優しい人なんだろうけどね。
まぁ、嘘から始まった二人だけど、
後半万がどんどん十亀のことを気になっていって、
キスも逃げず、ドキドキしていく様子は
かわいらしいと思います。
しかし1巻の終わり方が…
BLにおける「女子」の存在はなぜこうも
ヤキモキした気分になるのか。
小椋さんのイラストに抵抗があったものの木原さん原作ということで、違った感じの作品になるのではと期待をしつつ読みました
可愛げがなく見える万が本当はとてもかわいいことは読んですぐわかりましたし
イラストに抵抗感あるものの十亀の感じは驚くほど違和感もなく違和感っていうのは、おかしいですが、イラストと人物があっていると思いました
万の幼少期シーンがとにかく切なくて天真爛漫の弟との対比
万を気持ち悪いと思ってしまった自分を恥じました・・・・
定番ではありますが
好きな人の匂いが残る寝具で
寝る様子はかわいいです
ここのレビューでも、このBLがヤバイでも高評価な木原音瀬さん×小椋ムクさんの作品ですが、私は多分期待し過ぎてしまったのでしょうね。
自分的にはうーんでした....また、受けが長身なところもあまり自分好みではなかったり....
小椋ムクさんの絵はとても素敵で好きなのですが、お話が私には合わなかったようで....
でも、早く二人がちゃんと好きという気持ちを伝え合って、ラブラブになって欲しいですね。
続きは気になります!早く幸せになって!
2巻に期待です!
このお話大好きです。大好きだから語りたいことは沢山あるし、二巻が出たら
まとめてレビューしようと思っていたのに、もう半年以上経ってしまいました。
というか既に感想・意見が出尽くしていて、今更感が満載なので
どうしよう……という感じです。
シチュエーションも設定も好みなんですが、登場するキャラクター全て
魅力的なのが良いなあ、と読んでいて微笑ましくなりました。
そしてやはり万くんが愛おしいです。
照れ顔も、真面目で何事にも一生懸命なところも好き。
長男気質で、他人に甘えることの苦手な万が初めて心を預けられたのが
十亀さんなんだ…と嬉しくなりました。
自分から嘘をつき、騙すつもりだったはずが、キスをされただけでボーッと
なっていたり……大人びて見えてもやっぱり高校生なんだなあって。
そして、二人が少し近づいたところで二巻へ続きます。
木原音瀬さん(原作)と小椋ムクさん(コミック)のコラボです
いつもふわふわ柔らかくて可愛いお話が多い小椋さんですが、木原さんとのコラボということでシリアスで精神的にハードな部分も出てくるかな~と期待大です。
十亀俊司、30歳。
AVの監督をやってます。
30年生きてきたら色々色々あるよね。と言う以上に壮絶な過去が彼にはあります。
城崎万。彼は高校生です。いきなり進路の話だから高校3年生?
父はすでに他界、父の残したお城のようなラブホテル、キャッスルマンゴーで母と弟と3人で暮らしています。
万の家で十亀が撮影をするところから物語が始まり動き出します。
ゲイの十亀を警戒するあまりに大嘘をつく万。
このあたり、ホントに子どもって残酷だと思う。
互いになにも知らない、お互い気にくわない、だからって、やっていいことと悪いことがあるはずなのにね。
万の嘘から始まったふたりの関係。
万にとっては意外な方向に進んでしまった感ありですが、原作・木原さんなのでこのまますんなりらぶらぶとはいかないですよね。
評価も高く、ずっと気になっていた作品。
予備知識なしで読んだので、ラブホが舞台ということも、主人公が高校生ということも知りませんでした(´・ω・`)
イラストだけ見たら大人っぽい……
悟から遠ざける為に自演した万だけど、段々十亀さんに惹かれていってるのが分かります。
十亀さんも意外と真剣にお付き合いしてますよね(*´∇`*)
でもたまに我慢できなくなって発情してるのがたまらん(^q^)
十亀さんの過去も何かあるようだし、早く2巻買わなきゃ!
丸ごと全部ひとつのストーリーですね。
まだこの1巻では明らかになっていないですが
ちょっとばかり影のあるAV監督の十亀さん。
落ち着いたオトナって感じですね。
この落ち着いたオトナに、軽いウソをつく高校生の万。
でもこのウソは、弟を一生懸命守るつもりでやってるんですよね。
なので、イヤな感じはしませんでした^^
最初、相手に対し悪い印象を持ってしまう事って、
後はそのまま・・・か、良い方へ変わっていくか・・・しかないので
案外、イイ事だったりするんですよね。
相手のちょっと真面目なところとかを見てしまうと、
ものすご~く良い人だったのかも!?と見えてしまったり^^
十亀と万はまさにそんな感じじゃないでしょうか。
時々見せる万のとっても高校生らしいところだとか
その万に気持ちが振り回されつつある十亀の様子が
すごく楽しめました♪
小椋ムク先生の絵が大好きです!
細い線で描かれた人物の表情なんかは可愛いし綺麗だし(特に万は美形~♪)
なのに体つきはしっかりしてて男らしく、そしてどこか色っぽい・・・
万の自宅はラブホテル。
AVの撮影に来たゲイの十亀と弟の悟が親しくなるのを阻止するために、
万は嘘の既成事実で十亀を騙して付き合い始めます。
本当は十亀を嫌いだった万は、
弟と引き離したら頃を見計らって別れるつもりだったんですが・・・
少しずつ十亀の事を本当に好きになってしまって、
結局、ミイラ取りがミイラになっちゃった、というお話です(笑)
万は、一見クールな感じですが、なんかすべてに一生懸命で可愛いです。
大人っぽいルックスですが、やっぱり高校生だな~って感じで。
意地を張りながらも、万が少しずつ十亀に惹かれていく様子が、
すっごく微笑ましくてむちゃくちゃ良かった!
幼いころに父親を亡くした万は、ちょっとブラコンの気があるのかな?
大きく万を包み込む十亀が、本当に素敵です。
とにかく絵が好みなので、前編どこも好きなシーンだらけなんですが、
特に印象に残っている所あえて挙げるなら。
最初の万が十亀を騙した時、目覚めた十亀が万にしたキス。なんか色っぽい・・・
やっぱり外せない、雨の車内の抱っこシーン。
夜の公園で、後ろから万を抱きしめる十亀。
あと、十亀と悟のプラネタリウムの場面も好きです(笑)
とにかく、今後の二人の進展が楽しみな、
とてもほのぼの暖かラブな一冊でした。
ラブホテル、AV監督、高校生…。これまでの商業誌で先生の描く世界とは真逆だったので、私の中では手にするまでに若干の葛藤がありました。この本の中で繰り広げられる世界は温かいものではないような気がしたからです。しかし、先生の作品をチェックしないのもどうかと思ったのも事実です。
ある日、キャッスルマンゴーでAV撮影が行われることになり、AV監督の十亀と撮影クルーがやって来ます。十亀と主人公の弟で、まだ中学生の悟とすぐに仲良くなります。
悟を心配した主人公、万は、十亀が酔っているところで一芝居打ちます。彼は、十亀と一夜を共にしたと嘘をつくのです。しかも、『僕と付き合うなら…悟とは仲良くしないでくれますか…?』としたり顔で言うのです。
万はまだ高校生で、十亀は大人。万が万引き犯と間違えられたとき、十亀が彼を助けます。万は大人よりもしっかりしている印象があるのに、十亀はどこかだらしない印象があるのですが、意外なところで二人のギャップ萌があります。一巻は、万が春日達と花火大会で行くところまでを収録しています。万はそこに十亀がいることなど、露程も知らず、どこか浮かない顔をしているのです。
一巻の中盤あたりで、十亀が白い花を「墓参り」と言って海に浮かべるシーンがあります。この点がどこで線になるのか、何かの伏線なのかと、てもどきどきしながら読み終えました。
私の中の、小椋ムクさん第2弾。
大人気作だと知りながら、何となく遠巻きにしていた物です。
読みたいけど読みたくない、けど読みたい。
何でしょうね。魅力に巻き込まれるのが怖かったのかも。
『キャッスルマンゴー』。
それは、高校生で真面目な奨学生の万(よろず)の、父が残した最大の遺物。
愛を育むラブホテル。
万や家族にとってはキャッスルマンゴーが当たり前の城だった。けれど、世間の目は冷たかった。
そんなキャッスルマンゴーでAV撮影をするのに訪れたカレイドフィッシュの監督、十亀(とがめ)。
お互いの印象は最悪で、嫌な態度ばかりだった筈が十亀がゲイと知り、万は弟に手を出されたくないばかりの苦肉の策・嘘で、万と十亀は付き合う事になる――というお話。
とってもきれいな絵柄。線も綺麗でとても読みやすい。
原作は木原音瀬さんという事で、小説家さんと漫画家さんがタッグを組むと本当に最強だなぁと感じました。
大人気で沢山の方が素敵なレビューをされているので私は自分の思った事を。
お話はとっても面白かったし、勿論次も気になるわ!という所で「次巻へ続く」なんですが。
ヤッたと嘘をついて、順序逆になったけど付き合うか、との十亀の言葉。
それを聞いて万はしめしめと思う訳ですが、ちょっと単純すぎやしませんか。
責任を取る、と言えば聞こえはいいけど、そんな風に十亀が答えると踏んでの万のカケですけど、
「十亀ってマジメよー、そうすればしっかり食いついて来るわよー」
って分かってなくちゃそんなカケに出られないと思うんです。
ソコまで、知ってたのかな。
あの時の万は(当然)シラフで、咄嗟に出た嘘って訳じゃないのに。
いや、アレがキッカケで話が展開して、万の気持ちも動いてお互い惹かれて――となるんだけれど。
そんな重要なキッカケがあまりに単純すぎて、あすこだけ、盛り下がった自分が居ます(苦笑)
どんどん好きになってくれ!とは思うんだけど、あすこで勝手に盛り下がっちゃったもんだから、十亀を好きになっていく過程も、万にあまり気持ちが入らなかった。
逆に十亀の、大人でありながら子供の様に万を欲していく姿にギュンギュンしました。
夜の公園とか…あぁ…(トオイメ)
次巻、どうなるのかな。
2巻の発送メールが来ました~。リバーズエンドと合わせて早く読みたい!
1巻を読んだのは大分前なので、2巻を読む前に再度おさらいも兼ねて読み直しました。
この作品の原作はなんと木原音瀬さん。大好きな作家さんです。
うん、やはり何度読んでも最高!とにかく好きなシーンばかりで、どこを読んでも萌えすぎて大変です(笑)
十亀は万が可愛くて仕方ないのでしょうね。髪わしゃわしゃするのに気持ちが表れてます。こういう愛情表現にすごく弱いんです。もうたまりません!
1巻最後のページの十亀の後ろ姿が切ない。十亀の過去が気になります。これはリバーズエンドを読んでから2巻を読んだ方が良いのだろうか。
いずれにせよ、届いたらどちらも即読みたいと想います。
それにしても小椋さんの絵は本当に素敵。単に絵柄が好みというのもありますが、キャラクターの表情が良いんですよね。特に万が照れてる所は可愛すぎる!
2巻が出てからまとめてレビューしようと思ってたら、また延期ですか(笑)
小椋ムク×木原音瀬の組み合わせ、世界観が大好きです。
切ないんだけど、ムク先生の絵柄だから可愛くて、特に子供の可愛さはヤバイですね。弟悟の可愛さ、将来有望だな(笑)
印象的なシーンは、夜の公園での「…ちきしょう やりてえな」
高校卒業するまで手は出さないとか、大事にされてて萌えます。その後の「大人だから」「そうか 大人か」のやり取りもすごく好き!
チューしかしてないのに、妙に色っぽくて物足りなさとか全く感じなかった。
早く2巻が読みたいなぁ!
AV監督・十亀俊司×実家がラブホの高校生・城崎万です。
BLアワード2011年度3位・このBLがヤバイ2012年にも紹介されていて、
レビュアーさん方のレビューを読んで、ものすごく気になっていた作品です。
んも~!!ほんっとうに続きが気になります!!
お酒を飲んで寝てしまった十亀に
弟に近づいてほしくない一心で「十亀に抱かれた」と嘘をついて
付き合う事になりましたが、個人的な意見として、十亀は、その嘘に
気づいててほしいなぁ~と思います( *´艸`)
でも段々、万が十亀の事を心を許してきているのもいいですよね!
十亀の過去も気になりますし!!
本当に早く2巻が楽しみです(*'Д'*)ノシ
木原音瀬×小椋ムクの超絶タッグです。
なんだか木原先生、原点回帰しながら、新しい方向性に行ってるのだろうか。
遅々として進まない関係や歳の差は木原作品によくありがちなパターンですが、これまでは年下攻めが多かった…と思うんだが。
コレはめずらしく、父性みたいなものを備えた大人の男がどうやら攻め。
いや、でもわからん。
木原先生のことだから、ここから怒涛の逆転がありそうな予感。
これから高校生の万が熱くなっていきそうな…予感。
いったい、どこに着地点があるのか、各actごとのエンドで引っ張る。
簡単にあまあまラブラブにならない紆余曲折を予想させるのはさすが。
難を言うと、木原作品の割にはいくつかある転機の訪れがちょっとドラマティックすぎる(笑)
これが○○先生やら××先生なら違和感ないけどw
雨の中取り残されたり、万引きを勘違いされたり――。
いわゆる「吊り橋効果」ですね。
注)吊り橋効果…揺れる吊り橋で緊張感を共有したことが恋愛につながりやすい、という心理学理論。危ないところを救われたことで恋に落ちる…という、恋愛小説の定番シチュですねw
木原作品の魅力は恋に落ちる瞬間が書かれていないか、あるいは緩慢かが多いような気がするのですが、本作ではちょっとそれが露骨w
コミックだからなのか?
「この組み合わせ、最強ですね。」と
迷わず購入してしまいました。
内容は、ラブホテルを経営する親を持つ息子、万と
AV監督、十亀の物語。
小椋さんの描かれる絵がとてもよい世界観を
感じさせてくれます。
子供が、
より良いラブホテルの経営を将来の夢とすることに
否定的になってしまう、大人を描くなど
一般的に考えたら、「そう」子どもに言ってしまうだろうな
ということに、改めて考えさせられました。
懸念点といたしましては、いつ1巻が出るのだろうかという点
だけでしょうか(笑)
素晴らしいコラボ作品だと思う。
よく考えると結構ハードな話なんだけれども、小椋さんの絵がそれを緩和して、柔らかい暖かい雰囲気に仕上げていています。
主役の二人の表情から人が恋に落ちる瞬間がよくわかる。
また、脇キャラの造形もしっかりしているので、一人ひとりが愛おしくて、とても立体的なストーリーになっている。ホテルキャッスルマンゴー内の描写が素敵で一度行ってみたいなあと思う。他の部屋も見てみたい。十亀の部屋がまたすごくいい感じです。
後半は十亀さんの切ない表情に万でなくても惹かれてしまうなと思う。
高校生相手に三十路のおっさんが振り回されるわけですが。個人的に、好みのタイプの自分よりはるかに若い子に振り回されるのは年上の喜びではないかと思うんです。
たとえそれで痛い思いしても。それでも嬉しいと思う段階で、恋の弱者になっているわけで。そして、「負けるが勝つ」という名言があるように恋する奇跡こそが恋の醍醐味ではないかと…なにも両想いだけが全てではない私は思うのですが…たとえ騙されていてもきっと許せると思うのです。あんなに我慢して可愛いすぎるよ十亀さん…
ただ、確かに辛いよなあ…
でもそこがまたいいんですよね。
一つ気になる点があるとしたら、本屋で万引きに間違われるくだりですが。
『男の花道』でも似たシーンがあったのが気になりました。
木原さん、好きなシチュエーションなのかな…
高評価作品ウォッチで未読だったので読んで見たら・・・・
なんかこの作品、かなり好きかも(笑)
コミカルな感じで進みながらも家族愛が感じられたり、三十路のAV監督が
高校生に翻弄されてたり・・・この高校生が女の子だったらフザケンナっ!って
感じで、頭がいい分攻め様がゲイな事を利用してAV男優さながらの演技で
既成事実があったように見せかけて、弟から攻め様を引き離す。
攻め様は、受け様の弟に自分の弟を重ねてみてるだけなんだけど
受け様は弟を守ることしか頭にないから攻め様を好きなふりして画策しちゃう。
そんな嘘から始まる二人のストーリー、受け様は攻め様の側にいる事が好きになる
結構、ファザコン気味の受け様な気がしますね。
でも、三十路男の純情踏みにじってる感はかなりあるんですよねぇ~
ラストで受け様が女の子とデートしてる姿を見た攻め様の気持ちを思うと切ない。
まぁ、受け様も頼まれて合コンノリだけど・・・
受け様のおかれた環境と攻め様のかなり悲惨そうな過去が気になります。
でも、亡きパパさんの言った愛を育む場所で生まれ育った受け様が
愛を弄んじゃいけないなぁ~なんて思ったりもしたストーリーでした。
続編がかなり楽しみなお話ですね。
眠れる森さんがおっしゃるように、どこに持っていきたいのか検討がつきません。
木原さんも考えあぐねているというか、
確固としたエンドがあって始めていないような、そんな感じが…
なんか中途半端に仲良くなっているし、
起承転結があるとしたら、この先はもう一度振り出しで 起”転”承転結ぐらいのペースでやる感じでしょうか。
小椋ムクさんの絵柄は、時折見せる乙女顔にキュンとするわけですが
それを武器に木原原作でギャップ感を出すのかと思っていましたが
読んでいるとそういう計算でやっているわけじゃないようですし…
大物二人を起用には壮大なプロットがある!と信じたい2巻です。
これだけレビューあるなかで細かい表現についてはいろいろあるとして。
はたして十亀はあまりにも打算的、かつ自捨的に万が自分に近づいてる事に気づけているんだろうか、と。
でも三十路のゲイで、そもそも出会いからして最悪なノンケの高校生がうまいこと横で抱かれてるなんてファンタジー、普通信じないだろうけど。
そうなると自分を断って女の子と話してる万を見るのは諦め含む覚めた哀しみになる。
もし、そんなファンタジー信じてるような人なら大混乱だけど、たぶんそういう展開になるには十亀は大人過ぎる。
そして自爆的な策略をかけておきながらいつの間にか抱かれてる事に安心感を覚えつつある万。
彼がおぼえてる感情はたんなる父親にたいする子供のように寄り掛かるものなのか、単なるミイラ取りがミイラなのか。
正直言って、この一巻にはまだお互いがお互いにとってなんなんだ。というところにもついてなく思う。
どの位時間かけてこれをどこにもっていくんだろう。
そしてそこまでちゃんと本は出るんだろうか。
いろいろ不安。
眠れる森さん、こんばんは。
先日キャッスルマンゴーの1巻しか読めていないと仰ってましたけど、
2巻はもう読めましたか~?(汗)
あたしも1巻を読んだばかりのときは、これ、どう持っていくんだろう?って
少し不安になったのですけど、2巻とリバーズエンドを読んで合点がいった、
というか…ストーンと落ち着きました。
もしまた読まれていないなら、ぜひぜひ!お勧めです~ヽ(´▽`)/
エロ映画をつくってる貧乏監督×実家がラブホテルを営むの超天才の高校生。
監督の十亀さんはゲイで、過去に家出とかなにか複雑な経験を抱えていらっしゃるようす。
過去に何があったのか気になりますね。これからちょっとずつでてくるのでしょうか。
そして高校生の万は、しっかりもののお兄ちゃん。弟をゲイの監督から守るために監督と付き合うことにしたんだけど、だんだん監督に惹かれていく・・・・・・・みたいな。
お父さんに甘えるみたいに、監督に甘えて、胸で寝る。うん、優等生がそんな仕草をみせるから、なんかうれしくなりますね。かわいい☆
私的に、エロ本万引き事件はなくてもよかったです。
なんか、それいる? 雰囲気が作風と違った気がした。
生意気ですみません。
静かに進心情描写がなんともいいので、萌え二つ。
お祭りで女の子と一緒の高校生、それをみた監督。
うーーーん。ありがちだけど、やっぱ続きがきになる・・・。
すれ違いそうな2人の想いが通じ合って、二人が心から結ばれるといいな~と思う一作でした。
また新しい世界観の木原作品ですね。ラブホを舞台にした作品なんて私にとって初めてですよ。タッグを組むのは小椋ムクさんということでどちらも大好きな作家さんなのでこのコラボは神コラボだと思いました!
最初はまったくちがう温度や雰囲気で描かれるお2人なので「どんな風になるんだろう」とドキドキしてました。木原さんの温度感と小椋さんの温度感が中和してる感じで冷たさの中に暖かさがある感じを受けました。
寡黙であまり周りを引き寄せない雰囲気をもった万。「ラブホテルなんて…」って言われながらも父親が残してくれた大きな宝物といえるホテル・キャッスルマンゴーを経営しています。人に笑われても何と言われようとも“キャッスルマンゴー”を守っていくという決心や思いはすごく魅かれました。
一方、包容力ある大人でオヤジな十亀さん。こういう攻大好きなんですよね。最初の印象は最悪だったけど、万の頑なな心を少しづつ紐解いていく過程が心地よかった。頑な受はやっぱり大人で包容力ある攻がピッタリです。
まだ「リバーズエンド」の方は未読状態なので今度アニメイトさんで注目しようと思います。過去を全て受けとめて生きているからこその今の十亀さんのキャラクターなんだろうなw
ドラマCD化も決定してますね。万役に近藤隆さん、十亀さん役に石川英郎アニキだそうです。なんとも豪華なキャスティング!!まさに演技派のお2人なのでどう演じてくださるのかすっごい楽しみです。
絶対ドラマCD買うぞっ!
高評価だったし攻めと受けの萌え属性も好きだったので購入してみましたww
攻めの十亀監督は責任感があって、手を出したくても高校生だからと我慢する優しさとか大人だなぁってすごく好きなタイプでした☆★
でも受けがちょっとタイプじゃなかったです・・・
その責任感を笠に着て相手を服従させるやり方が好きじゃなかったです。
なんか大人な態度を踏みにじるやり方と云うか・・・
「好きだから」とか「気になるから」とか、そうゆう理由で服従とか乱暴に扱ったりとかは大好物なんですがアレはちょっと・・・すみません;;
それに弟のためって弟はただ楽しく話してただけじゃないですか・・・
ゲイだから手を出されるかもしれないってただの被害妄想だし、アレはただ弟にコンプレックスがあって弟に嫉妬してるだけにしか見えなかったです。
私はどうも受け重視になってしまう傾向があるので評価は中立です。
全体的な内容に関しては楽しめました^^
攻めが少しずつ受けを好きになっていく様や、受けも好きになる気が更々なかったのに少しずつ攻めに心を許していってしまう様は美味しく頂けました^^
でもホントに攻めがカッコイイ!!頼りになって責任感があって相手の気持ちを尊重してくれて優しくて包容力がある!!こんな攻め、惹かれるなって方がムリですよwww
ものすごーく良かったです。萌えた萌えた。さすが木原さんと小椋さん。どこで萌えたか書ききれないほど、全編に渡って萌えました。
大好きなお二人です。
でも作風のまったく違うお二人なので、いったいどうなるんだろうとドキドキしながら読んだんですが、これが見事に噛み合ってました。
木原さんの抜群のストーリー、そこに小椋さんの優しくて色気のある絵が加わってて。
なんだろ、コラボの見本を見たような。お互いから、それまでになかった部分を引き出しあってるような。
ああもう幸せ。
萌えの神様ありがとう。
しかし木原さんは、「ゼロどころかマイナスの場所から惹かれあう過程」をストーリー化するのがめちゃくちゃ上手いですねぇ。
最初は明らかに相手を本気でウザがってるんですよ。気になるからツンケンしてるわけじゃなく、結構本気で。
そこから階段を一段一段上がっていく。偶然と必然が作用して惹かれるようになるこの過程に、キュンキュンがどんだけ詰まってるか!一目惚れもいいけど、こういったお話のほうが私は好きです。なにげになかなかそういう作品には出会えないんですよね。
あと、まだまだ読み足りないのが小さいときの兄弟エピソード!
小椋さんの書く子供の絵は凶器にも等しい。
あまりにも可愛くてハァハァしなから食い入るように見てしまう。ショタ趣味はないんですが、タマランです。
続きはやく読みたいなー。待つのがツラい。
私の今年の一番はこの作品で決まりかもです。
ベラボウに良かった(゚Д゚)んま
お兄ちゃん。お兄ちゃんで強がってきた受が、少しずつ懐柔されていくといいますか、馴染んでいくといいますか。
もっと、もっと。
あんなに嫌悪感を抱き、警戒していた気持ちが変わっていく様子がすごく丁寧に描かれているので、思わず飲まれてしまいました。
木原さんの原作で、小椋さんのコミック。
絵にもかけない美しさ~♪じゃないですが、感動しました。
次回が今から待ち遠しい。
待ち遠しいから、あと何度か読み返したいと思います。
将来の夢はラブホテルの経営者。
そんな受の家が経営するラブホテルに撮影のためにやってきたエロビデオの監督(ゲイ)。
なんて男だろうと思った。
弟に懐かないで欲しい。危ないから
そんなあーでこ~でな間で芽生えた~な順を追ってのストーリー。
カップルになったからってって
いきなりガッツリエロじゃないのもいいですよね。
どこのコマだったかな「してぇなぁ」。この台詞好きです。
ためてためて、ためて。
爆破つしたときのあのゾワっとするような感動を期待しておりますw
そして上記にも上げましたが、お兄ちゃん属性の~が好きです。
お兄ちゃんだから。お兄ちゃんわ。
弟は~なのに。溜め込んで溜め込んで、誰にもいえなかった気持ち。
甘えることを許されないと思っていた自分。
その自分を甘やかしてくれる存在。
目つきが悪くて、がさつで、いいところなんてなさそーなのに・・・
理由をつけられないもどかしい気持ちっていうのにキュンでした。
攻は攻で、好きってのが解かりやすくていい。
言葉にしない雰囲気がすごくギュっと詰まった作品だったかなと思います。
あ~もっかい読んでからレビューしようと思ってたのに
思わず書いてしまったorz
オススメです
帯『ようこそ、愛を育む場所へ』
自分は単行本派で雑誌類はノーチェックだったので、木原さんと小椋さんのコラボと知って、えええええ!!!ってのが先ずの感想でした。
一体どうなるんだろうと思ってドキドキしつつ読んだんですが、これが見事にかみ合っていて感心しましたですよ。
今ではもう流行らない古いタイプのラブホテルで母子家庭の息子、とこの設定だけ見れば痛い感じがするけれど、読んでみるとこれが全然痛くない、むしろその古いラブホテルが温かい場所な気さえしてくるから不思議。
実際のラブホっていうのはもっと汚い部分もあるのだけれど、この作品はそういう部分は見せないであえて夢の残り香みたいな場所として画いているからなのですね。
アダルト作品の撮影にしてもそうで、汚い部分は極力画かれていない。
読んでいてラブホテルが何だか好きになってくる気分にさえなりました。
続きが気になる~~~まさかのコラボでしたが予想以上の出来でした。
うわー続きが気になる!
いつ出るの、次は!!
そんな待ち遠しくさせられるお話でした。
ラブホテルの息子・万とAV監督・十亀のお話。
ゲイである十亀から弟の悟を守るために万は…。
とりあえず、現段階で2回読みました。
1回目はザーッと読んでしまったので、2回目はもう少しいろいろ考えながら。
木原作品なのですんなりいくわけがない、といろいろ深読みしてみたり。
基本的に万のキャラが非常に好みですv
素直じゃないというか強がってるようなところがあって。
甘え下手で。
ただ悟を守るための嘘だったはずなのに、少しずつ十亀の大きさに傾いているようでもあって。
一方の十亀はぶっきらぼうなようであってちゃんと責任を果たそうとしているところが印象的。
デートしようとしたり旅行しようとしたり。
途中、なんとなく嘘に気付いてるのかな?と思う部分もあったのですが、それとは別にどこか惹かれているような部分も感じられて。
まだまだ先が読めません。
木原作品ですから尚更です。
しかも、連載記録?見てると、次巻が出るのってかなり先になりそうですよね。
あーうー。
みなさんが言ってる「リバーズエンド」も気になるので探して読んでみたいです。
木原さん原作・・・!そしてムクさんの長編作画の漫画・・・・!!
木原さんにしてはすごく優しい雰囲気で痛くない(笑)内容でした。ムクさんもいつも個性的な短編なお話が多いので、お互い挑戦というところがあったのでしょうか。
設定からして期待していたのですが、本当に期待通り、面白い!素直に面白いです!!
万のツンデレっぷり・・・!目新しさはないですが、予想通りに動いてくれるとこととか逆に嬉しくて可愛いなぁ・・・と思います。大人ぶってますけど、ふとした時に子供ぽさが出ると、もう・・・ソワソワします。。
まだ1巻なので序盤?かと思いますが、テンポも良いし、程良いタイミングで盛り上がりもあり、期待を裏切らない良作です。
※余談※
私事で恐縮ですが、例のリバーズエンド。既に先に買っていたのに家の腐海にまぎれて読めない状況っていう。チラミした感じではあの薄さとページでも2段組みだったので読み応えはありそうでした。
木原×小椋作品、あらすじ、レビュワーさん達の熱さ、と期待してました!
小椋先生の表紙がとても好きです。
豪華なベッドに横に並んで座って、2人の視線が別々の方に向いていて、1巻めの2人の関係が上手く現れているんじゃないかな。
万(よろず)が、体育座りで膝を抱え、顎を腕に乗せて固まっているのは、万の卑屈な部分と管理能力の高さ?の体現なのかな。
すごく見入ってました。
家が、ラブホってどんなんだろ?
自分たるスピードで、性の事を知る事が出来たのだろうか?
小学校の先生に自分を否定された時の気持ちをどうしたのだろうか?
妙に大人な万に、なんやかやと考えてしまいました。
物語は、万の家の古いラブホに撮影に来た十亀との関わり談。
大らかで物怖じの無い弟・悟と十亀との仲を疑い、万が十亀にある作戦を立てたことから、万と十亀が深く関わっていきます。
大人然としていても高校生の万に、大人の十亀の傍は心地良いから、作戦関係なく傍にいたくなる。
だから、読み手にも、この2人の傍がとても心地良いんだね。
惚れました!
木原原作とは言え、痛さより優しさが充満しています。
その中にも、もの寂しさは静かに伝わってくるから、次作の期待感がもう募ってます!
そして、他の方の仰る【リバーズエンド】も、絶対読みたいです!
木原音瀬×小椋ムク ということでその為だけにCabを購読していました自分。
待ちに待った単行本化で、めっさ嬉しい!!
木原小説をコミカライズというのは、いつも原作既読でマンガがいかにその世界を再現しているかとか、その完成度なんかを見てしまうのに比べて、これは原作小説がなく、コミカライズと言う形ではないから「木原=痛い」の図式で敬遠しがちの人にも、かなり入り込みやすいお話になっているには違いない!
小椋ムクさんの、とてもきれいな絵が時にコミカルに、時に切なく、時に胸キュンを呼ぶのです。
小説を感じさせない見事なマンガに仕上がっていると思います!
今どき流行らない一昔前の仕様のお城のようなラブホテルに住む高校生・万と、そのホテルを撮影に使ったのが縁で知り合ったAV監督の十亀。
ラブホテルを愛した亡くなった父を誇りに想い、そのホテルを立て直したいと勉学に励む万。
天真爛漫な弟の悟を愛しながらも、彼のように素直に甘えられない愛情表現の下手なくせに、本当は甘えたいと思っている万が、十亀が悟にちょっかいを出していると勘違いしたことから始まる、だんだんと心を開いて十亀を好きになっていくお話の様をこの1巻はあらわしていると思います。
どちらかというと、万の成長物語の様子を呈しながら進行しているので、十亀については一体どんな人なんだろう?と興味を惹かれます。
Cabの創刊号を買った人は知っている十亀の過去!
それを知っていると、よりこの「キャッスルマンゴー」を味わい深く読むことができます。
未読の人、絶対必読です!!!
このマンガの中で見せる、十亀の遠くを見る目。
愛おしい者を見守る目。
哀しい目。
それらの理由が、十亀の過去を知ることができます。
悟に弟を重ねるシーン、海に白い花を捧げるシーン、ラーメン屋台のシーン、色々の場面の十亀の表情に彼の過去編「リバーズエンド」が思い出されて、胸が締め付けられそうになります。
愛される事、愛する事に飢えている者同士が出会って、それらを補い合う。
一体、どんな展開が次にまっているのでしょうか?
原作が木原さんですから・・・??
超期待なのです!!
恥ずかしながら、腐歴10年にして木原作品初挑戦ですw
いや以前から高評価の作品をたくさん産出されている作家様と認識はあったのですが、勝手なイメージと先入観で「読み手を選ぶかも?」と今まで手を出しそびれてたんですよね~。でも今回は漫画の原作で、しかも描き手様が小椋ムクさんという事もあり初心者の私としては木原作品を知る絶好のチャンスだ!と思い購入してみました。
舞台がラブホで攻めがゲイのAV監督という今まであまり読んだことのない特殊な設定(←私的)に最初は多少ビビりながら読み始めたのですがwすぐにストーリーの世界に引き込まれ、気が付けばあっという間に最後まで読破しちゃってました!
読み終えた感想としましては、期待以上の面白さだった!の一言ですね。←多分、読み始める前のハードルを低めに想定してたからかも…(苦笑
2人の恋愛話としてはまだ始まったばかり(?)といった感じなので目立った波風は立たず、内容自体はお互いゆっくり距離を縮めていく緩やかなストーリー展開。しかし、そんな中で少しずつ明かされる彼らの秘された過去や意外な一面を小出しにしてくるテクニックにまんまとシテヤラれちゃいましたwwあと、とにかく今回2人のキャラ設定が私の萌ツボにドンピシャだったんですよね~。
厚顔・不遜な俺様かと思ってた十亀が意外にマメで自分の行動にはキチンと責任を持てる常識人だったり、何でもソツなくこなしそうな万が実は自己表現がド下手な不器用さんだったりとその全てが私のツボにクリティカルヒットしまくりww
そこに加え、万が十亀の胸に頬をスリ寄せて眠っちゃうシーンとか自分のベッドで寝てる万にそっとキスする十亀とか、背後から万を抱き寄せて「やりてえな」と悶々する十亀とか(他にもあり過ぎて書き切れない!)もう辛抱たまらん萌シチュてんこ盛りで頭パーンてなりそうでしたw
そして↑を最大限に引き出してくれた小椋さんの綺麗な絵もストーリーにスゴく合っていて、文句なしに素晴らしかったです!!
…と自分の萌えをツラツラと書き連ねた所で熟練された真の木原フリークな方々の評価がどのようなものになるのか気になる所ですが←ww初心者の私としては純粋に良い作品だと思えました!
でもぶっちゃけ何だか怪しい雲行きの終わり方に少々ビビり気味の私…今回が割と穏やかムードだっただけに今後どんな展開が待ち受けてるのか全く予想がつかなくて次巻を読むのがちょっとだけ怖い~ww
ようやくコミックス1冊分たまったキャッスルマンゴー。
小椋ムクさんの絵は、いつ見ても素敵。
シャープで繊細な線でいっぱい書き込んでいるのに、すごくすっきり見やすい。
さて、お話の方は、
まだ、万と、万の家であるホテルキャッスルマンゴーにAVの撮影にきた十亀とが出会って、万が少しずつ十亀に心を開いてきたりしたのかなぁってところ。
この二人がこれからどうなるのかは、原作が木原さんだけに、全く予想がつかない。
それにしても「リバーズエンド」ですよ。
これを読んだか、読まないかで、十亀の行動のひとつひとつに、こみ上げる物が全く違ってくるんじゃないかな。
「弟」っていうキーワードもかなりくるけど、海に白い花を撒くシーンとか、涙腺にガッときます。