COLD SLEEP

COLD SLEEP
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神45
  • 萌×217
  • 萌14
  • 中立0
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
17
得点
335
評価数
84
平均
4.1 / 5
神率
53.6%
著者
麻生ミツ晃 

作家さんの新作発表
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原作
木原音瀬 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
COLD SLEEP
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784862639158

あらすじ

事故で記憶を失くした透は、バイト先の友達だったという藤島の家に居候する
ことに。初めは無口な彼の本心が分からず孤独を感じる透だったけれど、次第に
彼の想いを知るようになり…!? 木原音瀬の大人気作が遂にコミカライズ!!
(出版社より)

表題作COLD SLEEP

記憶喪失の男
透の友人と名乗る男

その他の収録作品

  • flower morning(描き下ろし)
  • COLD SLEEP ショートノベル
  • あとがき

レビュー投稿数17

続きが気になりすぎて…

麻生ミツ晃先生の作品が好きで色々探していたところ、こちらの作品に辿り着きました。

…読み終わって、これはぜひ続刊&原作も読まなければ…!と燃えています。

記憶を失った状態で病室で目覚めた透。親族や友人などは誰も訪ねて来ず、唯一来てくれたのはバイト先の友人だったという藤島。藤島の好意で家に居候することになっり、必要なものはなんでも与えてくれる藤島だったけれど、透が自分の過去を探ろうとすることは嫌がりー

という内容で、透と藤島は本当に「友達」だったのか?
なぜ、藤島はただの「友達」であるはずの透に住まいを与え、お金も与え、尽くしてくれるのか?
なぜ、透の過去については嘘をつく&何も教えてくれないのか?

と、主人公の透と一緒に読者も疑問の渦に投げ込まれ、物語に惹き込まれていきます。

この巻で一応の顛末は明かされるのですが、二人の新しい関係は始まったばかり…
ということで、早速続刊を読んでこようと思います。

透が買ってきたケーキを美味しそうに頬張る藤島。口の端についたケーキをとろうと手を伸ばした透に、ビクッと反応する藤島のシーンが映画のコマのように繊細で美しくて、うっとりしました。

0

おもしろいミステリーBL

おもしろかったです。
ミステリー仕立てで、高久の過去が徐々に明らかになっていくにつれ、2人の心情の揺れが描かれていて、その流れがよかったです。

さすが元は小説なだけあって、プロットが緻密ですね。
それに相まって麻生先生の描写がいい。

藤島が何も言わないけど、高久のことを大事に思っていることがわかってくるし。

高久も混乱しながらも、藤島の気持ちがわかってきたり、藤島への思いが高まってくるところがドキドキしました。

特に、高久が藤島に好きだと言いたい、触りたいと思う場面は最高潮でしたが、同時に、あ、これはうまくいかんやつや、とわかってしまいましたw
ま、ドラマチックではありますよね。

細かいところで
藤島「すみません」
高久「すいません」
のキャラに合った言葉の使い分けもさすがですし、こういうところ好きです。

まだ明らかにされていない過去については続編で描かれるのでしょうか。
すぐに続編読みます。楽しみです。

あと、これは完全に余談ですが、シリアスな場面なのに
「私の弟を殺したのよ」の後の、高久が絵に描いたような(絵なんだけど)ガビーン顔で、暗闇で懐中電灯を下から灯らせた時のようでちょっと笑ってしまいましたw

追記
本作を読んだ段階では萌2でしたが、続編を読みシリーズ作品として神評価にさせて頂きました。

0

読んでて辛い痛いけど、ページをめくる手が止まりませんでした。

記憶喪失の青年×サラリーマン。
記憶喪失ものなのであんまり内容に触れるとネタバレになってしまうのがもどかしいです。暗い話、切ない話がどうしても駄目な人以外は全員読んでほしい作品です。
木原音瀬先生の原作の小説を読んで感動したので、コミカライズ版も買いました。世界観のイメージを壊さず漫画で再現されてて素晴らしいです。ただ小説で読むのが辛かった暴力シーンは、絵で見るのはさらに辛すぎました。内容を知ってたのにショックで一旦ページを閉じてしまいました。
続編のCOLD HEARTも大好きなのですが、さらに辛い話なのでコミカライズは難しそう。

0

迫力満々

間違いなく
神です

0

記憶喪失で生まれ変わる

小説を持ってるのですが辛くて切なそうで読めず積んでましたが、コミックならとこちらを先に読んでみました。

お互い謎だらけですね。

でも記憶をなくす前の透はろくでなしっぽかったのに、最後の小説では藤島は透を好きなようで。
誰かと経験もあるみたい、それは透なのか?

透に過去を話さない理由がわかりましたね。
そこまで考えてくれてたのか!

生活の面倒も全部みてくれて一体二人の関係はどうだったのか。このまま二人はどうなるのか?
もし透が記憶を取り戻したら二人はどうなってしまうのか?

しかし藤島の身元がわかるものが家に一切なく透の事故のタイミングで転職し、誰とも関わらないようにしてたのは一体?
それに家庭にもなにやら訳ありっぽいし。

続きが気になります。

0

今後どのように記憶を取り戻すのか気になる序章

 この巻ではまだ高久の記憶が戻ることはほとんどなく、記憶をなくす前の彼がどんな人物だったのかをあくまで他人から聞かされることしかないので、謎に満ちた部分が多くまだ物語の序盤ということでこの評価です。最初は記憶がないとはいえ、成人男性を囲って何不自由ない生活を保障してくれる藤島が出来た人だなぁと思っていましたが、途中まだ記憶のまったく戻っていない高久に強引にカメラを仕事にするよう勧めるところではちょっと無神経ではないかと感じたりもしました。ですが、彼は記憶喪失前の高久の言葉を頼りにするしかないわけで、彼なりになんとかして高久のやりたいことをやらせてあげたい、そういう必死な思いがあったんですね。

 まだ高久と藤島が以前どんな関係性を築いていたのかは見えてこないのですが、十分に2人の関係が気になる序章でした。また、高久が他人から聞かされる以前の彼の性格と今の高久が全然結び付かなくて、本当にそんな人物だったのかも知りたいですね。高久の犯した罪もまさかの出来事で、色々と驚かされました。

0

まとめ買い必須です!

是非一気に読むことをお勧めします!
次巻以降、辛いお話が好きな方にとっては、たまらないお話が待っています!
言わずと知れた名作が、コミカライズされたことによって手に取りやすくなりました。
このコミカライズがあったから、原作小説も買っちゃいました。笑
小説も漫画もどちらもオススメですので、興味を持たれた方、是非一読ください!!

1

過去を忘れた男と、過去を捨てた男。

 『Season』を読んであまりに素敵だったので、すぐに麻生先生の買える作品を通販サイトでまとめて購入しました。この作品は原作があるので、麻生先生の作品に惚れた私としては、コミカライズってどうなんだろう?と不安があったのですが、とても面白かったです。いや面白いっていうのは変ですね。キリキリと胸が痛かった。
 
 記憶喪失ってとても怖いことなんだろうな。最初、透はどうして藤島のところにお世話になろうと思ったんだろう。こんなに謎めいた知らない人によく付いて行くなぁなんて思っていたんです。だけど透はそうするしかなかったんですよね。すべて忘れて、すべてを無くして、自分が誰なのかすらわからない。だから自分を「知っている」という男に縋るしかなかった。
 藤島は透の過去をリセットして幸せな未来をあげたいと思っている。その気持ちは透に対する贖罪のようだなとか、今の透を愛する気持ちは理解できるけど、他の人から聞く過去の透はまるで別人のようで、藤島がその頃の透のことも愛していたのか?など気になることだらけです。
 透が藤島を好きになって、自分に対する藤島の献身に【藤島も自分のことが好きなんじゃないか?】と思いを募らせてゆく過程に【自分のことを好きでいて欲しい】という透の願いが込められているようで、その後に続く、早く「俺も好きだって言いたい」というシーンに私も心が急いて、胸が抉られるようなたまらない気持になりました。それで早く早くとページを捲ったら、事件が起きて…。
 あぁ、事故の真相はそうだったのか。人から聞かされた別人のように荒れていた自分と、事故のあらましは透の中で繋がったんだろうか?今の善良な透にとってどれほど衝撃的なことだったんだろう。
 透は過去をすべて忘れたけれど、藤島は過去をすべて捨ててしまったように見える。透に藤島しかいないように、藤島にも透しかいないようだ。どちらも同じぐらい悲しくて、どちらも同じぐらい孤独に見えた。

5

いろいろ深い。

木原さんの作品は痛いものが多いこともあって積極的に手を伸ばさないのですが、先日のちるちるさんで掲載されたBLニュースの『重めBL漫画5選』を拝見して、興味を惹かれ読んでみました。

原作は未読。小説1冊分をコミック1冊にまとめられているようで、もしかしたらだいぶ端折られていて、原作を読んでいないとわからないところも多いのかなと思いつつ読み始めました。

二人の過去。
高久の、もともとの性格。
高久と透の関係。
ちょっとずつ明らかになっていく展開にぐっと引き付けられました。そして何より、透の高久への愛情の深さにウルっとしつつ読み進めました。
相手を想うが故のすれ違い。なんともいろいろ深かった。

コミックでの終わりはほのぼのな終わり方でよかったと思ったのもつかの間、木原さんの書かれた小説部分の終わりに不穏な空気が…。ああ、ここからが木原作品の真骨頂か、と。

透が可哀想な目に合うのは読みたくないと思いつつ、まだまだ謎なところが多いし続きを読まなきゃな、とも思うし。

麻生さんは、実は個人的にあまり好きな絵柄の作家さんではないのですが(いや、失礼)、この作品にとても合っていました。麻生さんが描かれたことで確実に萌え度はアップしたと思います。木原作品の痛々しい感じも、もしかしたら小説よりも薄まってるのかな。原作は読んでないので比較はできませんが。

なので、続きをコミックのほうで読むか、原作で読むか、目下悩み中。なんてぜいたくな悩みなんでしょ。

作品は文句なく神評価。この1冊で終わりなら、萌えはあったけれど萌え×2くらいだったと思う。幸せになったところで、はいおしまい、でないところがすごい。これが木原作品のすごいところなんだな…。

5

原作も読みたくなった

原作未読ながらも非常に痛いシリーズだという噂を小耳に挟んでいたので、おっかなびっくり読んでみました。
…あれ?
想定していた程の痛さがない。
もしや本領発揮は次巻以降?
…だとしたら続きを読むのが怖いなぁ…(ノД`)
でも気になるし、原作も読みたい。

それにしても麻生さんの繊細で綺麗な絵が話の雰囲気に合っていました~原作未読だから比較は出来ませんが、表情や仕草、行動が人物達の心情に迫っていて…苦しくて切なかった(´・ω・`)
そしてその逆も然り、ケーキを食べている藤島さんが可愛いくてたまらん(●´ω`●)

…透が記憶をなくす前の2人の関係ってどうだったんだろう?
どういう繋がりだったのかな?
藤島さんは透に「嫌われていた」らしいし…記憶喪失前の透は相当凶暴そうだから…戻った時が怖そう。

因みに事故被害者の遺族であるお姉さんに責められている場面で何かもう読んでて辛くなって涙出ました…。

4

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