男子迷路

danshi meiro

男子迷路
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神25
  • 萌×223
  • 萌31
  • 中立5
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
31
得点
315
評価数
88
平均
3.7 / 5
神率
28.4%
著者
阿仁谷ユイジ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
シリーズ
男子迷路
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784862637246

あらすじ

ちょい悪バーテンダー、モテモテスタイリスト、マジメ塾講師、など…恋におちたあらゆる男子たちが、それぞれの恋愛事情で翻弄。

表題作男子迷路

星野 心(ほしの しん), 児玉に片想い中
児玉 中(こだま あたる), 彼女に振られたばかり

同時収録作品悪い男

大貫 まさみ(おおぬき まさみ), バーテンダー
楚川 達人(そがわ たつひと), スタイリスト

同時収録作品夢か現か狂戦士 / 恋フォルダ、上書き保存。

大山 のぶや(ドラ), 高校生
伴内 要一(ばんない よういち), 大学職員

同時収録作品ラブリーモンキーベイベー

伴内 肯一(ばんない こういち), 塾講師
猿谷 人志(えんや ひとし), 高校生

レビュー投稿数31

要ちゃんとドラの話が好き

数珠繋ぎなオムニバス、まさに男子迷路…タイトルがいいですね。
でもただの迷路ではなく、キャラが迷いながらもつながって最後は丸くおさまる落とし所が気持ちよかったです。

児玉と心。ヘンタイ VS バカ ←に笑いました。
児玉を好きすぎてすぐ泣いちゃう心に萌え。
そんな心に児玉がほだされるお話好きです。
児玉がちょっとずつ心にエロいことを許しちゃって、かわいくなって、キスするシーンが最高でした。

ようこと心。
阿仁谷先生は女性キャラの心情を描くのもお上手だし、描き方が好きです。
心の顔がかっこよくて前のお話と同一人物?とビックリしましたw

まさみと楚川。
まさみが悪い男で攻めザマァな展開かと思ったらハッピーなお話で。
ブーメランでやっつけられるかと期待したんですが、そうではなかったのでなんちゃって悪い男だったんですかね。

Bと大山。この2人の話がいちばん好き。
前の話ではピエロ的存在だったBの素顔が結構イケていて。
Bのキャラ、リアクション、セリフ全部おもしろい。
阿仁谷先生はエロも萌えも闇もいいですが、笑いのセンス、描き方がめっちゃ好きです。プロの漫画家さんに失礼ですが、漫画がお上手だわ〜とこういう時しみじみ思います。
人物像がしっかりしているから笑いが活きてくるんたわといつも感じます。笑いやセリフが浮かない。ブレない。

ドラと要ちゃん。
ドラが裏のある子?とちょっと疑ってしまいましたがそうでなくてよかった。
そのままで十分おもしろいし魅力的だし筋が通っている。これ大事。

生き餌漁→地引網もツボでしたw
要ちゃんがゲラでギャハハハと笑うのも好き。
意外なオチもおもしろかったです。

0

カラダとココロの迷路

久々の再読だけど、はじめに読んだ時より面白いね…
というのは、一読では分かりづらい、のよ。
この一冊、「キャラクターリレーオムニバス」で、つまりは色んな人が出てくる。
だけど正直、絵が違ったりしてて。
まず冒頭の心(しん)と、2話目の心のルックスが全然違うじゃん。
ここで最早混乱し。
でも読み進めて、あぁ1人づつリンクしながら話進めていくわけね…と理解はしつつ、今度は双子が出てきて超絶分かりづらいわけ。
要一と肯一の見分けやら、要一の昼の顔と夜の顔の見分けやら。
これは誰だよ。って感じで。
それでも頑張って読む。
要一の相手と要一の関係性。
肯一の相手と肯一の関係性。あー?どっちがどっちだよ。

ここで腑に落ちてくる感情は…
「心と躰は繋がってる」。同時に、「心と躰はウラハラ」。

ヨーコヨーコ言ってるけど心(しん)に流されて行為をする児玉。
ラブがわからなくて児玉を振るけど、心に恋しちゃうようこ。
逆恨みゲームハンターの大貫(ようこの兄)は、遊んでたはずのビッチの楚川にオチる。
楚川を蹴散らせて大貫となんとかなりたい遊び人の「B」。その昼の顔は大学職員の要一。
要一の双子の片割れ・肯一は塾講師で、高校生の大山くんをホテルに連れ込み?
肯一に怒鳴り込むつもりで要一の所に来てしまった大山と要一がつるむようになり。
元はと言えば大山は肯一の年下彼氏・猿谷の新しいカレで、肯一が猿谷と大山の仲を裂くつもりで大山を誘惑した?
無事?大山と別れた猿谷が肯一の元に戻り。
一方大山は要一に本気になっていく。
ガキに本気になりたくない要一だったけど、大山は可愛いカオして凄い巨根で、バリネコの要一はオちてしまうのです。

…とここで迷路ループが一応全てま〜るくおさまる感じ?とはいえ、何しろ複雑というか、一筋縄ではいかないストーリー展開。
カラダとココロの微妙な矢印。
ぐるぐる迷う迷路そのものです。

0

迷って戻ったり進んだり

阿仁谷先生の絵柄は断然昔の方が好きです。「刺青の男」から入ったからかな。

「男子迷路」「男子迷路インアウト」気になったら「因果性のべゼ」の順で読むのがいいかな。
「完璧な飼育」収録作は「男子迷路インアウト」と被ってるので、差分マニアでなければ読まなくても問題ない

スピンオフでつながりのある短編集でどれも面白い。どの作品も三角関係じみてるのですが、他の選択肢もありながら君を選ぶって展開が好きなので、大満足です。

◾︎児玉・心・ようこ (大学生)
児玉(黒髪眼鏡 ようこに片思い)のことが大好きな心(長身モテ男 児玉に片思い)ですが、普通に女の子にモテるのとか、児玉の前ではデロデロなのに、児玉の前以外ではめちゃくちゃキリッとしてるとことか、いいですよね。人によって態度変わるキャラ好き。
ようこと心、二人で会話してる時の完全に男の心が格好よくて格好よくて。この男になかなか落ちないで頑張ってる児玉も大したものよ。

◾︎ドラ(キラキラ可愛い大学生)×伴内(大学職員)
経験豊富な年上受けの「振り回していいよ」発言、最高です。

メタ発言が多いところはちょっと苦手

0

ドラ、かわいい

「男子迷路」という表題作はありません。
いろんな男達が恋という迷路でぐるぐるしまくってる様子が描かれていて、そこが情けないけど愛おしい感じ。

好きなのは一番目のカプ
彼女に振られて傷心の児玉と、そんな児玉に好き好き言い寄るゲイの心(シン)
児玉のことが泣くほど好きで、何かとびゃあびゃあ泣いて鼻水と涎で酷い顔になってる心がブサ可愛い。


もう一つ好きなのは やっぱりドラ。
かわいい。

ーーーーーーーーー
男子迷路の同人誌のレビューがあがってて、そこで超〜衝撃の事実を知ってしまい、ええぇぇぇ……となってしまいました。

が、ドラ×要一しか思い出せず、楚川って誰だっけ?と思い出せなかったので、とりあえず思い出そ……と久しぶりの再読。

私はドラ×要一が好きで、「完璧な飼育 ~その後~」のイチャコラっぷりに癒されていただけに、ショックだー、ショックだー、ショックだぁ(こだま)
ドラを裏切るな、このやろー、ち◯こモゲろ!と呪いをかけてみたけど、あいつはネコだからダメージさほどないかも…ということで、おまえ(の肛門括約筋)はもう死んでいると呪っておこう。
で、楚川はあのフランス語ヤローか!くっそー。

3

萌え度に差はあるけどキャラ設定は面白かった

 登場人物を辿っていくと全員どこかで繋がりのある短編集になっています。全員の関係性を整理しようとするとかなりややこしいので、それぞれ独立した話として受け入れた方がいいかもしれません。最後に先生が分かりやすく絵で纏めてくださっているので、ここはどういう関係性だっけ?となったらその相関図を見返しながら読んでみてください。

◆線の上でトモダチ / ❤︎のトートロジー
 結局冒頭を飾るこの作品が一番萌えたかも。ヨーコという女子を追いかけ続けやっと付き合えたのにすぐ振られてしまった児玉は、自分がヨーコにしつこくしたのと同じくらい、同性の友人である心からしつこく迫られています。口では拒否するものの、はっきりとした拒絶はしない児玉。狡いと分かっているけれど、相手が男とはいえこれだけ一途に熱く想われることに悪い気はしないようです。恋人になる描写はありませんが、徐々に児玉が心を受け入れていってしまうところに萌えました。何より、阿仁谷先生の濡れ場の描写がエロい。水音が聴こえてきそうな生々しさを感じました。

◆悪い男
 バーで働く大貫は、相手を自分にハマらせてから去り、その時の相手の反応を楽しむという悪癖のある男。自分と同じように男を惑わせている楚川という客がどれほどの男なのか?と気になり、彼と関係を持つようになります。大貫は段々明らかに楚川にハマっていくんですが、楚川にもいつもと同じ方法を試してしまいます。その時の楚川の泣き顔に、初めて胸を締め付けられるような感覚を味わった大貫。悪い男が、自分よりさらに魅力的な男に落ちた瞬間ですね。他人を魅了する雰囲気を持つ2人の駆け引きが見応えありました。

0

なんだかんだ萌えました

確かに男子が迷路をさまよってますね。
オムニバスです。

児玉と心とヨーコは三角関係なのかな?
心が児玉を大好きででも無理強いしなくて、そんな心にほだされていく児玉が良かったです。心が可愛くてどんどんエスカレートしていきますね。

珍しく女性がメインのヨーコの話。ヨーコは心が好きだったのかな?ならなぜ児玉と?

ヨーコ兄と楚川のお話はあまり印象に残りませんでした。

それよりも肯一要一双子のカップルが面白かったです。
兄は真面目かと思ってたら教え子に手を出してて、しかもフラレたら猿くんの今彼を利用して。腹黒ですね。
猿くんが大人の肯一に敵わないのが別れの原因だったようですが、肯一も猿くんじゃないとダメだったんですね。萌えました。

そして双子の弟要一。兄が利用した大山くんに職場に押し掛けられて。色々ありましたが色々ある要一を受け入れて攻めて泳がせる大山くんと、大人の弱気を見せつつ大山くんに攻められる要一に萌えました。そして少女マンガのような容姿の大山が巨根なのも(笑)

0

キュンが詰まった一冊

とにかく全編エッチで、可愛い!
最初は要一に興味を持てなかった(格好が…(笑))ドラとの話を読み
この一冊で一番好きなキャラが要一になった。スッピン可愛いなぁ~。
オネエぽい受けはタイプじゃなかったのにこれが不思議と
可愛くてしょうがない!要一だけでなくキャラクターみんな
可愛く等身大で、照れた顔がもう堪らないのよ!
続編?が出たようですがまだ手に入っていないので
予習として読み返したら、何度でも萌えさせてくれる一冊なんだなぁ
と改めて思った…!何度読み返してもキュンとできる本。
オススメ!

1

恋する男子は可愛らしい!

続編(男子迷路インアウト)も読めたので、関連作品まとめてレビューします。
登場人物達が芋づる式に繋がっているオムニバス形式の短編集です。

“女子に萌えてもらうために描かれた作品群”って感じで、ラブの渦中にいる男の子達の姿がこれでもかってくらいに可愛らしく描かれていて、そこにまんまときゅんきゅんさせられます。
阿仁谷さんの描かれる可愛い男の子達はもはやどっからどう見ても男の子じゃない見た目だったり仕草だったりするんですけど、でもみんな芯の部分がしっかり男子なせいかどんなにおめめキラキラのくちびるプルプルでもちゃんと男の子に見えるのが良いです。

『線の上でトモダチ』
好きと言い続けてやっと付き合えた彼女に1ヶ月で振られた〔児玉〕と、彼に好きと言い続けている〔心〕の話。
初っ端からすっごいやられた。
児玉に許されて同じ布団の中で児玉に見られながら心が一人で致すんだけど、こんなのもうしてるのと変わんないよねってくらいにエロかった。
鼻水と涙とよだれで心の顔がとんでもないことになってるけどそれすらも可愛い。
児玉じゃないけど、真っ直ぐな心の愛が胸にぎゅっとくるお話でした。

『♡(LOVE)のトートロジー』
児玉の元カノ〔ようこ〕の話。
主人公は女の子なんだけど、何気にこれがお話としては一番好き。
他人のラブはよく見えるのに自分のラブは見えないようこがラブを理詰めで証明したがる話。
最後にやっと見せてもらえたようこの顔に私のハートが撃ち抜かれました。

『悪い男』
ようこの兄〔まさみ〕と、まさみの店の常連客〔楚川〕の話。
落とした相手に「ひどい男」と罵られるのが良い男としての最高のステータス!っていう信念で生きてる愛すべきバカ男が、本気で惚れた相手にゃそんなこと言ってられなくなるってことを知る話。
やべぇこいつ典型的なバカ男だw(萌)ってなったところに、楚川にはそれを貫き通せなくて葛藤するっていう更なる萌要素の上乗せで、尚且つ最後に楚川のセリフ!
女子の好きなきゅんポイントが見事に詰まってます。

『夢か現か狂戦士』
まさみの店の常連客〔要一〕と、要一が働く大学の生徒〔ドラ〕の話。
昼(現実)と夜(夢)の顔を分けて、現実をちゃんと闘えるように夜の自分に魔法をかけて生きてる大人に、まだ無邪気なままの子供がほんのちょこっとだけ別の魔法をかけてあげるお話。
要一のすっぴん(昼の顔)が予想外のイケメンでビビったw
ドラはこれぞ阿仁谷さんの女の子!って感じのドキュートな姫顔男子です。

『ラブリーモンキーベイベー』
要一の双子の兄〔肯一〕と、肯一が働く予備校の元生徒で恋人〔サル〕の話。
子供は相手と同じ土俵に立ちたくて早く大人になろうと必死に足掻いて、大人は子供にすっかり落とされてるのを見破られたくないから必死に虚勢をはる。
大人と子供の恋愛に起こりがちな可愛いエピソードです。

『恋フォルダ、上書き保存。』
最後の〆は、恋に恋する〔ドラ〕が〔要一〕と一緒に本気の恋を探す話。
恋のビッグバンはふとした瞬間に起こるもので、探して見付かるもんでもないよねっていうテンプレストーリー。
姫顔ドラに用意されていたビックリオプションに笑ったw

1カップルずつ順に読み進めていくと、最後にはまさみの店(バー)に集まる客達の群像劇風作品に仕上がっているのが素敵です。
1話目の児玉&心はエロかったけど、全体的にはエロは控えめ。
その代わりにきゅんがめいっぱい詰まってます!

「男子迷路インアウト」に続きます♪

2

この方の作品を読むのは勇気がいる

「刺青の男」があまりに救いがなくてどうにも読後感の悪さに気持ちの持って行き方がわからなかったんです。ただ逆に「喜劇は恋で進化する」「ミスターコンビニエンス」は結構好きでした。
だから購入前に内容を吟味してレビューをチェックして大丈夫か確認して…という慎重さなんですがこれは良かった。

短編だけど全部繋がってて…ホントーに繋がってる。
だから短くても物足りなくない。1話読み進める毎に理解が深まっていくというか納得するというかホッとするというか。
だから登場人物全員(女子のヨーコまで)可愛くなるし。
普通にBL読んでてただの間男だったりあて馬や悪役だってホントは傷ついてたり苦しんだりしてる。いつもそういう当て馬のその後が気になって仕方がなくてスピンオフが好きなんですけど、また更にあて馬出てきたりして。
これはそんな欲求を満たしてくれる作品でした。
これも続き出てるんですよねー気になるし買っちゃうなー

1

時々キュンする

阿仁谷さんの作品は初読みです。

短編集では物足りなさを感じる事が多いのですが、こちらの本はそれぞれの作品がリンクしているので、1冊分読んだような満足感がありました。

中でも『ラブリーモンキーベイベー』は好きな作品です。
すっごく短いですが!笑
おばか受けが可愛いくて、攻めの泣きそうな顔にもキュンしました(*^^*)

けど…1作品の主人公でもあるB(キャラ偽名)が苦手で…ギャグ作品は好きな部類なのですが、テンション高すぎなのかな?空回りな感じに冷めてしまいました>_<

可愛い子攻めも苦手な部類なので、後半ちょっと萌られず…評価をとても迷いましたが…正直、萌×2と中立の両方が、私の中の評価です(^_^;)

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