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hana wa saku ka
不知道花开否
広告代理店に勤めている桜井と美大生の蓉一が出会うところから始まります。
桜井の蓉一に対する第一印象はかわいくないガキ。
それから蓉一が苦手だと思うようになっていたのに、蓉一の描く絵を見て蓉一が考えていることを知りたいと思うようになっていく。
そして、蓉一の笑顔で恋に落ちたと気付く桜井の変化を見ているのが楽しかったです。
しかし、いくら桜井が蓉一と親しくなったからといって柏木が桜井に勝手に蓉一のプライバシーに関わることを話すのは良くないなと感じました。
蓉一の同級生である藤本が登場し、桜井の大阪転勤の話も出てきて、今後の展開が楽しみです。
BL沼にハマりこむきっかけとなった作品はいくつかあるのですが、本作もその一つです。
5巻まで一気読み出来て幸せでした。
登場人物の背景がしっかりと描かれている作品です。
桜井と蓉一の出会いから、桜井の気持ちの変化をゆっくりと読ませてくれる。
全く恋愛に発展しそうにない出会いで印象も悪かったのに、何度か会ううちに蓉一に惹かれていく桜井の心のうちは丁寧に描かれています。
何事にも情熱を持てず、恋愛する気持ちからも遠ざかっている桜井が蓉一に抱く気持ちや、仕事への関わり方も変わっていくのがこの巻の見所かなと思います。
蓉一の気持ちは、キャラクターからしてわかりにくいのですが、菖太や竹生から見る蓉一は桜井の事を気に入っているっぽいんですよね。
ようちゃん分かりにく過ぎだよ。生意気な大学生と思われても仕方ないかな。
番外編の竹生目線の話を読んで、竹生は菖太の事を…なんて思ってたんだよな、初読み当時は。
下宿内総BLになるのかなって…予想というより、願望でしたね笑
めちゃくちゃに胸キュンする…!最初は桜井さん目線で感情が乗ってしまうので、蓉一くんなんやねん…かわいくないやっちゃのう…めちゃくちゃイケメンやないかい…って思うんですが、話が進むにつれ、無愛想で憎たらしかった蓉一くんのいろんな表情を見れたりいろんな言葉が聞けて、あー意外と蓉一くんていい子なんやなあって、そこからかわいくて仕方なくなってきてしまってˉˡˍˉ シモ系はあんまりないのですが、普通にキュンキュンするし続きが気になって最後までイッキに読みました。鼻血でました。かわいいです蓉一くん。あ、桜井さんもね。
桜井(37歳 広告代理店勤務ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)
桜井さんよ37歳はさすがにおっさん呼びでも受け入れねば。
1話から2話の間で突然3ヶ月開いてびっくりしたけど、桜井みたいなタイプの仕事マンは3ヶ月ってあっという間よね。
またこう、桜井の仕事描写の中で出てくる後輩たる井上の発言とか、完全なきらびやかさだったり爆発的なマイナスじゃなくて、地味ぃな苦味を混ぜてくるところが日高先生の好きなところです。普段BL漫画には期待していない要素ですが、この個性があるから日高先生の作品は特別だ。
桜井の蓉一に対する動機って、ちょっと柏木への対抗心から来てるなって思ってたのですが、少し気になってたところが柏木登場で増幅されたって言うのが正しいのかなぁ。うーん、何度か読見返してるけど正直桜井が蓉一を好きになった動機がイマイチ分からないんだよな。
1巻あとがきにもある通り、登場人物みんな植物の名前が付いてますね。露骨じゃなくよくある苗字や名前にさりげなく混ざってるのが素敵。
森に囲まれた立派な屋敷の家主を務める蓉一がかなり取っ付きにくい性格で、まだあまり魅力を理解しきれていないので、2巻以降彼の印象が変わっていくことを期待したいなと思います。既にそんな彼がたまに見せてくれる笑顔に惚れてしまった、年上の桜井。桜井はゲイというわけではないので、初対面の印象もあまり良くはなく未だにその言い方が癪に触ると思ってしまう蓉一を好きになるのが、ちょっと早いかな?とは感じました。ただ、普段あまり良い印象がなくて無愛想だと感じている人が時々笑ってくれると、確かにどきっとはするかもと思い、恋愛過程もここからもっと濃くなっていくんじゃないかな、と楽しみにしています。
個人的には、最後の番外編で描かれていた、蓉一の従兄弟の竹生と菖太の話の方が気になっています。別にBLに発展しなくてもいいから、この2人の穏やかなやり取りをメインカプの話の合間合間で見たいなぁと。時折菖太が空元気になってしまっていることに気付いている竹生が、菖太が安心してありのままの自分を出せるような存在になっていって欲しいですね。既に、そんな雰囲気はありますが。この2人の関係についても楽しみです。
実はBLとは知らずに手をとりました。絵が好みで一巻無料だったので読み進めたら嵌まりました。
あれ?キスしたけど、なんかもやもやしてるけど、もしかしたらBL?って気が付いたときには腐女子仲間入りです。
そこからBLCDという世界を知り、お気に入りの声優にはまり、引き込まれる小説に出会いどっぷりはまりました。
私にとってスタートの作品です。
有名過ぎるこの作品を読んだのは、「憂鬱な朝」を読んだずっと後で。何年も前にちるちるのBLアワードで、桜井さんが『Best リーマン』なる賞(以前はこういう企画モノ賞があったみたい。)を取っていて。さすがにカッコ良過ぎる! この枯れた感じ。表情。営業の女性にやんわりと誘われたりしている。社内でもモテないわけない。たぶん女性の扱いもそれなりに上手だと思われ。そして、(御誂え向きに)広告代理店に勤めるクリエイターだ。カッコいいったら無い。
偶然出逢う美大生、蓉一。古民家に住まう彼の家にはワケありの従兄弟が下宿している。ワクワクするような設定だが、蓉一が無愛想で、モノの言い方が不穏なので、まだまだ桜井さんとの隔たりがある。それなのに…。この物語の終盤で、雷に打たれたように。『他人に全てを奪われるようなこの感覚を忘れていた。』桜井さんは蓉一への恋を自覚する‼︎ 『こんなにも誰かを好きになることができるなんて、考えもしなかった。』
蓉一だって、ここ数年の間、感情を露わにする事が無かったと言うのだから、もう初めから意識していたに違いないのだ。何故かは分からないけども、それは。
親を早くに亡くして、中学生の頃から蓉一の住む家に下宿している菖太が言う。皆んな「親は?」って聞くのに、桜井さんは聞かないね?変なの、というシーンがあって。そこで私たちは桜井さんも早くに両親を亡くしている事を知る。ある人たちには当たり前であろう事が、彼らには当たり前では無い。そして、蓉一も早くに両親を亡くしている。これは、何らかの符号なのか。孤独な魂の邂逅とか、そういった類の? という予感すら感じさせる。
番外編の「鼠たちの話」で、菖太が本家の菖一という男の愛人の子で、親戚の大人たちに疎まれている事が分かる。そんな子供なのに、高校生の菖太が明るくてとっつき易く、桜井さんに始めから懐いていて、この子のお陰で桜井さんはだんだん大胆にこの家に出入りする様にもなるのだ。
そして、このワケありの子供たちを見守る、少しだけ年上のタケさん。小さい時に大人たちの言葉を聞いてしまった彼は何となく彼らの兄貴分として、何かと面倒を見ている。
桜井さんは若い頃、若いからこそ、少し尖っていたのか。情熱的に仕事をしていて、ここ最近は忙しいだけで、熱意を持っていなかったようで、部下たちにもそれを感じ取られていたが。この家の少年たちと出会ったからなのか、少しずつその熱意を思い出しているかの様な、第1章。
庭に種を蒔くという、行為はもう始まってもいて。蓉一がそれとは判別し難い花を描いていて。という、メタファーはもう見られていて。
読み返してみたら、こんなに早く恋に落ちた事を自覚していたんだな、という事に驚く。
思い返せば、他のどんな物語とも違っていて。桜井さんが恋に落ちなければ、これはBLですら無かったのだという事に気付く。
ところで、桜井さんが仕事に使うこの家での撮影だが「リスタート」のワインの広告だと期待したのに。匡さんがモデルの、大きな仕事。そうでは無かったみたいで、ちょっとガッカリもする。匡さんが、女性モデルバージョンもあって、別々に撮影している、みたいな事を言ってたので、そうだったら良いなぁって思ったの。
日高さんの作品は初恋のあとさきシリーズ?をはじめて読んだ以来です。日高さんの描く絵は好きですが、なかなか読む機会もなく今回ようやく読めました。とても丁寧に心情が語られる作品だと思いました。しかし桜井が蓉一のことを好きになるところがよくわかりませんでした。なぜ急に好きになったのかとわかりませんでしたが、他のレビューアーさんが笑ったからと言われてそうなんだ!と気づきました。心情は丁寧にかかれるんですが、私にはわかりにくかったです。あと、受けの子が年齢の割には似つかわしくなくて、不思議な感じでした。これで2人が恋愛にちゃんと発展するのかと読み終わりに思いました。
社会で揉まれて擦れてるのに子どもっぽい桜井さんと、無愛想な美大生の蓉一の話です。
桜井さん
雰囲気は大人です。過労でふらふらでも仕事を続ける姿は見てるこちらが心配になります。それなのに、蓉一と口喧嘩(というよりもう、あしらわれてるだけ?)すると子どもっぽいんです。自分から近づいたくせに蓉一の言動に苛立ったり、惹かれたり。しかし、大人でデキる男です。ずるい。
一巻は夜が舞台のシーンも多かったのですが、屋敷林のしーんとした空気や静かなやりとりの中で恋を自覚する場面は必見です。美しい…!!
蓉一
大きな屋敷(下宿)で親戚と暮らす美大生です。無愛想を通り越した塩対応で桜井さんをズバズバ斬ります。
表情の変化がなく、言葉にも遠慮と容赦がないし19歳という年には似つかわしくないんですが、なんとなく可愛い…気がします。桜井さんに絵を見られたときのセリフはときめきます。
黙っているだけで絵になる雰囲気のある人です。目の奥に感情が宿っているような日高先生の絵が映えます。
それにしても「また不法侵入」何回言ったんだろう…
下宿生活をする菖太とタケさん、蓉一の同級生の藤本、桜井さんの部下井上、それぞれに「役割」だけでない性格があるからこそメイン二人の輪郭がはっきりしています。
日常とか周りの人々も普通に生活する中で思いが育まれていくので、ゆっくりした印象ですが(一巻で既に出会いから数ヶ月経ってます)、その分読み応えもあってじわじわ染みこんできます。
大まかなあらすじから・・・
広告代理店に勤める桜井(37歳)と下宿の大家をする美大生蓉一(19歳)が駅でぶつかり、本を交換するところから物語は始まります。情緒ある下宿先には蓉一のいとこの菖太や竹生、蓉一の父親の友人桂木など、それぞれ複雑な過去、想いを持った人達が集まり、少しづつ桜井が関わりを持つようになります。
最初は蓉一が苦手だった桜井が、蓉一を意識するようになり、好きだと気がつくところまでが1巻になります。
ここからは個人の感想です。
とても丁寧に心境が描かれているので、「わかるわかる‼」と感情移入しちゃいました‼
桜井が蓉一の事が苦手なのに何故かザワつくとか、桂木と会って、なんかイライラするとか。蓉一を好きだと気がついた時の「他人に全てを奪われるようなこの感覚を忘れていた。こんなにも誰かを好きになることが出来るなんて、考えもしなかった」ってとこ、うん、うん♪恋するってこんな気持ちなんだよなぁ~って桜井と年齢が近い私のキャッキャしたとでしたw
日高ショーコ先生があとがきでも書いているように、ゆっくりなペースで話が進んでいくのと、1巻はHも無いですし、ストーリー重視が好みでない方にはイマイチかも。。。
ですが、5巻まで読んだわたくしとしましては、とてもキュンと幸せになれるお話しだし、絵が素晴らしく綺麗なので(後の巻でちゃんとHシーンも出てきます!!)ぜひぜひ読んで頂きたい作品です。
超オススメです!!!
実は一巻を読んだ時、蓉ちゃんが苦手なタイプであまり響きませんでした。響かなすぎて、レビューも忘れてました(笑)
3巻まで読んで、今戻って読んでみました。
そうか、そうか。(にやにや)
いきなり桜井さんが「恋」とか云い出したのが、当時は「なんで??」って感じでしたが、ああ、笑ったからか。
「何となく気になる」からいきなりだったので、ちょっとびっくり。
そして、当て馬くんがもう出だしから嫌なオーラ出てますね!(笑)
一巻を読んで蓉ちゃんが苦手な方でも、私と同じくもう少し読んでみたら変わるかもしれないです!
友達に進められて読んでみました。
まだ蓉一の心情が見えてこなくて、とにかく気になる存在。
そしてサラリーマンの桜井が学生の蓉一に振り回される感じが可愛いくてほっこりします。
展開がゆっくりなので1巻目では何も起こらないと事前情報があったので大丈夫でしたが、確かに1巻だけでは萌度は少ないかも。
でも登場人物それぞれの適度な距離感がもやもやさせてくれるので早く次が読みたくなる作品でした。
すっかり楽しみになった日高先生の作品。黒髪のちょっと長めの髪の蓉一の見た目は、とても好みなんですが、性格は全然可愛くない。その上無表情でぶっきらぼう。そしてくたびれたサラリーマンの桜井は、見た目年齢を裏切る子供っぽさで、なんじゃこの二人?が第一印象でした。全然デレない蓉一を苦手だと言う桜井。だけど気になって気になって、気がつけばいつも蓉一のことを考えてしまいます。キライ嫌いも好きの内って言葉もあるものね。
初めて会った時には蓉一に原因があったかもしれませんが、2度目は倒れた桜井を看病してくれて、薬まで買ってきてくれた蓉一です。言い方が癇に障るとしても、普通の大人なら堪えて黙るところですよね。だけど桜井は子供みたいにムキになって、その苛立ちをはっきりと蓉一に伝えます。もちろん辛辣に返されますけどね。それからも駄目だと言われているのに、何度も裏から入って来ては、蓉一を不愉快にさせてはぶつかり合う二人。桜井は蓉一を相手にするとどうしても普通に振舞えなくて、子供みたいにぎゃんぎゃん騒いでしまう。方や苦手だとはっきり口にするのに「次は正面から入ってきて」と拒否はしない蓉一。
蓉一にとっても桜井は今まで関わってきた誰とも違うタイプの人です。屋敷に入り込んできたように、蓉一のなかにもどんどん入って来て、蓉一の絵を『花』だと理解して、「絵が好きなんだな」と言う言葉は蓉一の心に変化を与えます。お互いにいつもの自分のように振舞えない二人。すでに特別って感じがします。
桜井は無表情な蓉一が笑いかけた相手が、同じ広告業界の大物(柏木)で、蓉一のことを詳しく知っている様子にイライラして、蓉一の描く絵を見たくて、蓉一が考えていることを知りたくて、蓉一に会いたくて、もっと話してほしくて、そして自分にも笑いかけてほしかった。そんなわけのわからない感情が、蓉一の笑顔で『恋』なのだと自覚した桜井は、初恋に戸惑う少年みたいで、なんだかとても羨ましかったです。
番外編で蓉一の父親のこと、蓉一とタケさんと菖太の関係が少しわかります。蓉一の父はみんなが好きになるような、とても素敵な人物だったようです。
表紙や扉絵の蓉一がとても綺麗で雰囲気があって素敵です。「綺麗な顔してるね」とカメラマンが思わず撮ってしまったのも頷けます。
話の最初のということでお互いがまだどうなのかと分からない段階で
攻め様は何なんだこの子は?という感じだし
受け様はツンツンツンツンww
受け様の方は何か過去とかにトラウマのようなものも持っているし
気になること満載でした
このミステリアスな感じの子に
おじさんとまでは言いませんが、攻め様は振り回されて気になって
好きになっていってるんでしょうね(;´Д`)
最後で受け様が「桜井さん?」と攻め様をみあげて
見つめているシーンの顔が何とも言えませんでした
私からしても受け様が綺麗に見えてくるシーンでした!
「花は咲くか5」を先日読んで涙したのですが、
今までの内容を忘れてしまったからか、仕事で疲れてたからか、
あまりしっくり来ないで終わってしまい、
これは時間がある時にもう一度1巻から読み直さなければ!!と思い、
今に至ります。
ここからは一人言なのですが、
草間さかえさんの「マッチ売り」シリーズも新刊が出て、
1巻からレビューしました。
今度はきっともうすぐ新巻が出る
ヨネダコウさんの「囀る鳥は羽ばたかない」を
レビューするんだと思います。
神作品過ぎてレビューが書けなかった作品、
ついに書く日が来るのか・・・感慨深い。
1巻を今さっき読み終えて最初に感じたのは、
「蓉一くん、最初はこんなにツンツンだったのね!!」と言うことです。
確か4、5巻ではもっと柔らかな雰囲気を醸し出していたと思うので、
(確認すれば良いのですが、後からのお楽しみと言うことで 笑)
もう本当に別人ですね。
蓉一くんを別人にしたのは桜井さんかと思うとまた萌えますね♡
2人の出会いは、
駅で桜井さんと蓉一くんがぶつかって桜井さんが雑誌を落として
蓉一くんがその雑誌を持ってた水で水浸しにしてしまうという
展開なのですが、
その時蓉一くんはバラの花が表紙になってる雑誌にピンと来て
桜井さんに興味を持ったのでしょうか。
つまり運命の出会いを感じたんですかね?
(何かこんな言い方すると少女漫画みたいですが。。。)
家に同じ雑誌があるから「俺ん家来ます?」って
展開早くないか!?と思ったのが本音。
読み進めるうちに蓉一くんは人と関わるのが苦手だとわかったので、
余計違和感を感じてしまったのですが、
きっと蓉一くんの中で
桜井さんに何か感じるモノがあったのかもしれませんね。
にしても本当に1巻の蓉一くんは桜井さんに対してつっけんどん。
毎回会話する時は、
必ずと言って良い程いちいち鼻にかかるような言い方で、
軽く喧嘩売ってるの!?って思っちゃうくらい。。。
これは桜井さんも苦手になるだろうし、
私も正直苦手だわ・・・と思ってしまう程。
菖太くん曰く蓉一くんは桜井さんに興味を持ってる
(蓉一くん自身は多分まだ自覚してないと思う)と
桜井さんに言ってるけど、桜井さんには信じられないよね。
でも蓉一くんは今まできっと殆ど人と関わって来なくて
他人と積極的に話したり、笑ったりすることがめったにないから
昌太くんはそう言ってるんだなって今だから理解できました。
やはり何度か読むとじっくり深く物語を
自分の中に落とし込む事が出来ますね。
あと蓉一くんはあまり人と関わったことがなかったから
どうしたら良いかわからなくて照れ隠し?に
つっけんどんになってるのかなとも思いました。
愛想がないのはある意味素直ってことですかね。
でもそういう不器用な子だからこそ、
きっと会う回数を重ねるうちに
桜井さんの心に深く刻み込まれて言ったんでしょうね。
苦手なはずなのに、苦手だからこそなのか、
境遇が似てるからなのか知りたいと思う・・・恋愛って不思議。
桜井さんがいつの間にか蓉一くんに会いたくなって
何とか理由つけて家に行ったり、
蓉一くんが何を考えているか知りたくて
蓉一くんが花を描いてるのをじっと見ていたり、
初めて桜井さんが蓉一くんに触れて、見つめ合った時も、
それぞれキュンとさせられました。
ゆっくりゆっくり桜井さんが蓉一君に惹かれていく姿が
丁寧に描かれていてとても心が温かくなりました。
また、今更気付いたのですが、
桜井さんが蓉一くんの笑った顔を初めて見た時、
実は駅で蓉一くんが柏木さんと
桜井さん本人の話をしていた時だったことを聞くと
桜井さん、蓉一くんが気になる存在になっていきますよね。
ここも細かいけれど重要な描写だと思いました。
それにしても蓉一くん、綺麗ですよね。
カメラマンが思わず蓉一くんを撮っちゃうのもわかると言うか。
というか日高ショーコさんの描く男性は本当に綺麗。
惚れ惚れしちゃう♡
私は多分黒髪が好きなんだと思いますが、
蓉一くんが絵を描いてる時に髪をピンでとめてたり、
ゴムでまとめていたりするのが可愛いなぁって思います。
あと眼力があって吸い込まれそう。
何処か惹かれる不思議な魅力が彼にはあります。
後半では、早くも蓉一くんに興味を持ってる藤本くんが登場するわけですが
もう登場した第一声からたっつんの声が脳内に流れてしまい、
この作品のCDを聞いたことをはっと思い出しました。
一時期たっつんにはまり数々のBLCDを聞いて来たからでしょうか、
藤本くんのイメージに相当合ってたからなんでしょうか!?
何だかまたCDを聞きたくなりました。
確かこの漫画はCDを聞いて買った漫画だったと思いますし。
たっつん恐るべし。
また、話は前後してしまうのですが、
もう1巻から蓉一が持ってた種を植えて
花を咲かせようとしていたのですね。
そのきっかけは菖太くんが人なつっこくて
桜井さんを気に入って一緒に種蒔きしようと誘ったからですが、
菖太くん実は結構重要な役割してたんだな~って思いました。
ある意味桜井さんと蓉一くんのキューピッド役だったんじゃないかと!
菖太くんと竹さんの関係も私は好きです。
願わくばくっついて欲しかったなぁ~(笑)
この作品を読むのは多分3回目で、
これから2~4巻と読んで、
5巻をもう一度読んで感動を味わうために読み返したのですが、
何回か読んでわかる発見もあり、じっくり読み込めてとても良かったです。
ゆっくり進んで行く恋愛の作品の素晴らしさを実感しました。
(中村明日美子さんの「同級生」シリーズも良いですよね)
日高ショーコさんの描く
桜井さんの蓉一くんへの想いが言葉は勿論、
行動でもとても細かく伝わって来て、恋愛って素敵だな~って思いました。
ありがとうございました。
あまりまとまらないレビューとなってしまったかもしれませんが、
この作品を初めて読んだ時、神評価をつけていたようですし、
勿論今でも神評価だと思います。
これから2~5巻を読むのが楽しみです。
クリエイティブな仕事に忙殺されどこかで一息つける場所を求めている桜井。
そのせいか、肩がぶつかった水川蓉一との印象最悪なやりとりを差し引いても、菖太を理由に水川邸に訪れてしまう。
会うたびにソリの合わない会話を繰り返しては苛立ち。
それなのに、その強いインパクトが心に残って「苦手」を意識するくせに、近づいては段々目が離せなくなっていく。
1巻では桜井の仕事や会社での立ち位置等がクローズアップされ、日々のルーティンワークに辟易しつつもやる気を見失い気味な30代後半の諾々と流される姿に惹きつけられます。
残念ながら反発しあう2人に歩み寄る気配はなかなか見られませんが、菖太の観察眼によって、蓉一の鉄壁のバリアの綻びを見ては桜井の感情の推移に添って落ち着いていくことが出来ました。
帯の文句が1巻の終着点だったせいかその先を求めて過ぎてて肩透かしな感じもしますが、漂う空気感にじっくりと進んでいく気配。
なにより、桜井の自覚によって2人の間で巻き起こるだろうこれからに期待したくなります。
初読みは昨年春頃でしたが、今ようやくレビューを書くに至りました。
原作を読むきっかけは、先にドラマCDを聴いていて、それが大変気に入った作品になったので、原作も読んでみたいと手に取った次第です。
ドラマCD同様、原作にもものすごくはまりました。
当時、日高先生に作品をこれで初めて知ることになったのですが、一気にファンになりました。
特に本作は、絵もストーリー展開も、雰囲気も、登場人物のちょっとしたつぶやきとか、ぶす~っとした表情がとてもツボで!!
何度読み返しても飽きません。
私としては桜井さんの疲れた感じとか、雰囲気とかとても好きです。
2人がすぐには甘々な感じにならなくて、ゆっくり気持ちを通わせていくところや、それぞれが自分の内面と向き合いながら少しずつ進んでいくところもとても良いです。
脇を固める大人たちがとても良い味を出していて、作品の魅力を増してくれています。
最初は、「どうしようかな」と思ってたんです。
「憂鬱な朝」を購入して、読んだ直後だったので。
「憂鬱な朝はまあまあ好きだけど、
またあの鬱々とした雰囲気だったらどうしよう」
ってな不安があったんですねー…。
でも!
不安は外れました!
ホッ、良かったです。
ワタワタしたちょっとマヌケな主人公。
年甲斐もなく、くるくる変わる表情。
「おー、これは楽しくなるかも!」
でも物語が始まってすぐに森林のような庭のある
古い日本家屋の下宿宿にたどり着きます。
これがまたイイ!
読むにつれて、魅力がどんどん増してきて、
「ここ、私も下宿してみたい!」
とか思いました。
主人公じゃなくてもその魅力にとりつかれたんじゃないでしょうか。
しかもその主人・蓉一(受け)がまた美しい……。
無表情でぶっきらぼうだけど、
それを許しちゃうぐらい、美しい。
そして、なんとも言えぬ不思議な雰囲気の持ち主。
なんか、一皮膜をまとっているのではないかというほどの
美しさと不思議さ。
蓉一の魅力に関しては、
語り尽くせないです。
それを俗世にまみれたようなちょっとお間抜けな主人公が
絡んでくるわけですから、
物語の先が楽しみになります。
屋敷林と蓉一の不思議な感じが
ずっと続けばいいな…。
最初の印象は生意気な年下の男、嫌な奴。そんなところから始まって、どうしようもなく気になる存在に。そして性的に意識する存在になるまで。
植物が芽を出し、茎を伸ばし、蕾を付けて、花開く……ゆっくり成長する花を、傍らから目で追っているような恋愛です。
それは時に焦れったいけれど、ちゃんと成長するか不安になるけれど……
それでも蕾が付いたとき、そして花開いた時には、何にも変わり得ぬ喜びが芽吹くのだと思います。
本当に、日高さんの表現力には脱帽です。人物の表情や庭の描写がなんとも素敵。
恋に堕ちたおじさんと無表情大学生がどう変化していくのか楽しみな作品。
完結してから読もうと思ってたのに(ノД`)・゜・。
4まで一気読み。
発売当時から、評価高いのは知ってたので楽しみにしていたこの作品。
はい、とてもオイシクいただきましたwありがとうございます。
日高作品は、久しぶりですが、こうやってシッカリ長編での作品のほうが
やっぱり面白いなと今回実感しました。
出会いは突然。
印象はもちろんよろしくない。
そんな二人の出会い~なお話なわけです。
年も違う、環境も違うのだけれど、なんだか似ている二人が~なところから始まるわけですが、二人が関係をもってから、少しずつ変わっていく様子が面白い。
自分からがっつくなんてしばらくなくて
流されるままだった攻。
第一印象は「かわいくない」だったものが、いつしかと変わっていく。
父の残像に縛られて、自分の意思を伝えられなかった受。
無頓着で笑わない。他人との会話なんて皆無だったものが
なぜか攻にだけは・・・それはいつしか・・と変わっていく様子。
これがまたなんだかかわいいのです。
周囲から「どうみえているか」の表現があるのもまた
いいですよね。
自分がこう感じている。という心理描写にあわせて
他人からみたら「あれ?」な部分が描かれているので
なるほどな~とニヤニヤ見てしまう部分もあって、良い。
借本だったのだけれど、ん~もっかい読みたいな~
絵がとても綺麗なので此方の本も読みました。
話はとにかくゆっくりと進んでいきます。
大きな山や事件はないけれど、それぞれの気持ちに気付く前から丁寧に書かれているので長編が好きな方やじっくり読みたい方、あっさり結ばれてエッチしちゃうようなBLでは物足りない方にはおススメだと思います。
おじさん攻の年の差ものはこれが初めてでしたが、そこもちゃんと楽しめると思います。
話自体も登場人物それぞれの性格や思いがしっかりしていてそこも良かったです。
非常に評価の高い作品でしたので、期待と安心の気持ちで憂鬱な朝とともに一気買いしました。
人気のある作品だけに以下のような批評をするのは勇気がいるのですが・・・。
私はどうしても、ゲイじゃない同士のBLには、惹かれあった明確な理由を求めてしまいます。
今まで読んできた作品の中でも互いが惹かれたきっかけを丁寧に描写しているものは多くはなかったものの、さほど気にならない程度だったのですが・・・。
この作中の二人には違和感を感じてしまいました。
偶然出会っただけの男同士、しかもかなりの年齢差。
お互いに最初の印象は傍から見ても良くない。
これだけの条件が揃っているなら、互いが惹かれあうまでに大きな動機が、もしくは長い付き合いがないと納得がいかないというか・・・。
「なんとなく」で簡単に惹かれあえる二人かな、と思いました。
長編作ですし、皆さんの評価では「かなりの焦らしプレイ」と聞いていたので、
そのへんの互いの心の変化はもっとじっくり描かれているのかと期待していただけに、
2巻でキスまで進んでいるのは、私には展開が早すぎる気がして少し残念でした。
ただ続きは気になっちゃうんですよね^^;
登場人物も魅力的だし、設定も面白いのに、
上記のことが気になってしまうせいで、なんとも微妙な気持ちで読んでいる作品です・・・。
特に用もなくフラフラ本屋に行き、BLコーナーも眺めていると
隣の女性が”花は咲くか 3巻”を手に取りレジへ
気になって1巻を手に取ると、美しい印象に残る表紙が・・・・
「花は咲くか、ね・・・評価されてるみたいだし読んでみるか」と上から目線の私
1000円しかポッケにいれてなかったので1巻だけ買うことに
家に帰りなんとなく読み始める
そして読み終わった後、私は
「これめっちゃ神BLじゃないですか・・・・・・・・!!」
と机を叩いた
丁寧に進んでいく物語、主要人物の過去や思い、じれったい二人、良い感じの受けのデレ具合・・・・・全てが最高にて至高
ゆっくり進むので1巻の最後らへんで攻めが自分の思いに気づきます。しかも受けを狙う人物が下宿をしたいと言ってくるシーンで終わりです
ま、まさかの三角関係!?
まだ読んでいない人、ぜひぜひ読んでみてください!
2巻、欲しいので
年明けたら買おうと思います
お恥ずかしながら10年ちかくBLから離れていたので、日高ショーコさんのお名前も知らず、表紙買いした作品でした。
好みだわーって。
確かAmazonで(笑
ここから日高さんの作家買いを始めました。
攻め(も何も、まだ何も起きませんが)の桜井は広告代理店に勤める37歳。
中年の仲間入りをし、仕事も私生活もただこなすだけになり熱を失っています。
受けの蓉一は、美大生。
両親を亡くし、残された古く大きな自宅を下宿屋にしている。
無愛想でめったに感情を表に出しません。
年の差です!
大好きです!
特に蓉一の人間関係に対しての不器用さが、可愛いのです。
駅で蓉一が桜井とぶつかり、蓉一の服や買ったばかりの雑誌を濡らしてしまったのが出会いです。
しかし、悪びれた様子のない蓉一に、桜井の初印象は最悪。
最近の若い子はって感じ。
オヤジですね(苦笑
蓉一自体は謝ったのになんで?という、様子。
他人に基本興味が薄いですし、根底に人に心を開くのを恐れているような雰囲気なので。
それでも自宅へ招き(?)濡れた服を洗濯することを申し出、それを従兄弟の菖太に珍しがられ、その一回で縁が切れたと思いきやそうはならなかったふたり。
偶然の珍客であったはずが、あれよあれよと自分のテリトリーへ侵入されることに慣れていく蓉一。
一巻にはキスひとつありませんが、それが緩やかに他人を受け入れる蓉一が丁寧に描かれて不自然さがなく素敵なのです。
日高さんの作画もストーリーも最高!
既刊を一気に読んでからのレビュー。
評価の高さに惹かれて読んでみましたが、ほんとによかった!!
1巻は、広告代理店に勤務する37歳の桜井さんと、何事にも無関心な美大生蓉一の出会いから、周りの人を巻き込んでの交流、そして桜井さんが自分の気持ちに気づくところまでが描かれています。
といっても、二人はお互いに「お前のことが嫌いだ」と思いあってるどころか言っちゃってるし…。
二人の、苦手だーってお互い思ってる雰囲気がうまく描けてしまっています(笑)
まったく甘くないですね。
続きの巻まで読んだ後にもう1度読むと、いろいろ納得することもあります。
なんで菖太が桜井さんになついたのか、とか。
周りの親族とかに縛られず、子供のころから自分だけでちゃんと生きている大人って
彼にとって素晴らしいロールモデルに思えたんだろうな。
もともと、大人のくせに子供っぽいってことで興味はあったんだろうけど、
蓉一が桜井さんを特別だと思ったきっかけとか。
まわりの大人たちは蓉一の絵を見て「父親の絵ににてる」というし
藤本が、蓉一の絵をみてかけた声は「それなに?」だった。
周りの人から見て、何の絵なのかわかりにくいものを
桜井さんは一目で「花」だとわかってくれた。
単純に絵を描くことも好きなんだな、とわかってくれた。とか。
そもそも、蓉一は庭に石を並べてるだけで(!!)
柏木さんに「自発的に何かをすることはなかった蓉一が何かしてる!」と
驚かれるくらいの、普段の無関心さってすごいな。
石並べてるだけなのに…
そう考えると、桜井さんとはちゃんと会話しているのを
周りのひとが「すごい」というのもうなずけました。
まぁ、まとめると蓉一がかわいいってことです(笑)
物語も、きちんと背景ふくめてまとまってるしとても読みやすい。
焦れ焦れっとしたのが嫌いじゃなければぜひお勧めしたいです!
丸ごと一冊が、ひとつのストーリー。
2人の出会い編とでも言うのでしょうか。
登場人物や生まれてからの環境など
そう言ったところが解る一冊です。
それに、桜井さんの気持ちが、微妙に変化していってオモシロイ。
ただ、蓉一の方の気持ちがイマイチ解りにくいです。
一緒に住んでいる従兄弟が「桜井さんを気に入っている」
と言うんだけど、そこがまだ読んでいる人に伝わらない。。。
・・・・・・・のは、ワタシだけかっ!?
気に入っているんだろうな、というのは思うんだけど
そこんとこは、読んでいても、
まだあまりはっきり伝わってこないんだなー。
「どうなるんだろうか」と割と穏やかな気持ちで
終われる一冊でございました。
BL=エロだと思っていた私。
エロがないと物足りないと思っていました。
レビューなんかを見るとこの作品、エロがかなりの少なめだということで買うのを悩みました。
でも日高ショーコさんが大好きなので、読んでみることに。
確かにこの1巻目、全然エロくないです。
キスもない、手を触れることもない、やっと自分の気持ちに気付く、話の進みがゆっくりしています。
でもストーリーがしっかりしていて、登場人物もみんなちゃんと個性があります。それに、このゆっくりした感じ。すごく心地よかったです。大好きな作品になりました!
桜井さんがステキですねー。年上好きの私にはかなりツボにハマりました。仕事が出来てイケメンだししっかりしてるし。
蓉ちゃんはツンツンしてます。蓉ちゃんが桜井さんに出会ったことで少しずつですが変わっていく姿を見れるのが楽しいです。
この花は咲くか、これからがとーっても楽しみな作品です。
蓉ちゃんと桜井さんはどうなるのか?蓉ちゃんはどう変わるのか?桜井さんが植えた花はなんだったのかー、気になります。
まだまだ蓉ちゃんと桜井さんが結ばれるのは時間がかかりそうですが、けっこう早い段階でお互い想いあっている感じはあるので、安心して見守っていけそうです。
食わず嫌いしなくて読んでほんとうによかった!
エロが少なくて読もうか悩んでいる人は、是非とも読んでほしいです!
初日高ショーコさんです。
一言で言ってとっても良かったです。
もともと急な展開が苦手で好きキャラをゆっくり長く見ていたい方だったので、
この作品のゆっくりな進行ペースがとても好きです。
と言っても、私は既に4巻が出てる時点で一気読みしたのでそんな事が言えるのでしょうねw
これ一気読み出来なかったら次巻発売までもだえ死ぬ自信がありますw
(まあ、4巻はまだキリが良い所で終わっているので・・・w)
中堅サラリーマンと大学生の組み合わせなんて、なんだか仲悪そうだし最初はどうなる事かと思うのですが、なかなかどうしてドキドキします。
とにかく黒髪の大学生蓉一がイケメン!
1巻は中堅サラリーマン桜井さん主体で進むので、蓉一はまだまだミステリアスな存在です。
周りの登場人物の人物設計もしっかりされてて、
日常の何気ない1コマに「キャラが生きてる」と感じさせる作家さんですね。
こういう描写はやっぱり連作じゃないと表現出来ないことだと思います。
まだまだ始まったばかりですが、1巻を買った方はとりあえず2巻目も読む事をお勧めしますw
2巻まで読んだら絶対全巻揃えたくなりますからw
朝から夜遅くまで何となく仕事をして、家に寝に帰るだけの日々を送っていた桜井。
ある日、偶然駅でぶつかった蓉一にシャツと雑誌を汚され、彼の家に行くことに。
そこは広い屋敷林をもつ古い大きな日本家屋。
そしてその水川邸は古くから下宿屋をしており、蓉一はそこの大家でした。
とにかく、蓉一の無愛想・無関心はハンパじゃないです。
後半で柏木が「19歳の年相応の何かが欠落している」と言ってますが。
あんな態度で接されたら、殆どの人は気分を害するはず・・・
最初は蓉一の事が苦手だった桜井の気持ちはよくわかります(笑)
それなのに、何故か蓉一を意識してしまう桜井。
そして蓉一もまた、菖太曰く「桜井さんにはかなり興味を持ってる」
竹生曰く「桜井さんとは会話している」とまあ、
本人は無自覚ながら、桜井を気に入っている様子。
そしてある日桜井は、蓉一の笑顔を見た瞬間に、
自分が蓉一に恋してる事を自覚してしまいます・・・
1巻は、まだまだ序章といった感じです。
桜井と知り合ったことで、今後蓉一がどの様に成長していくのか楽しみです。
そして、下宿している訳ありな感じの従兄弟達の今後も。
私がこの作品で一番良かったのは、水川邸の雰囲気です。
そこだけ時間が止まっているような空間。
ステキですね~、私もこんな所に住んでみたい(笑)
桜井に好意を持っているらしい藤本も現れ、今後の展開に期待大です!
日高さんがかかれる、黒髪無口な男前が大好きです
今回も大好きでした
出会いの感じはほんと嫌な感じです
年を重ねているのに、ギャンギャン騒ぐ桜井さんも
ひねくれている口ぶりの蓉一も
連載時に読んだ時もイライラしましたが、コミックであっても同様にイライラしました
大人というキーワードが潜んでいるんだなと読み進めいるうちに勝手に自分で思いこみ
大人って何だろう
大人っていつからだろう
とか、少しですが
考えたりしました
時が止まっているような
和風家屋での生活と
都会で時間に追われて
働く生活と・・・・
色んな対比がみえてきました
桜井さんが自分の気持ちに気がつき、動揺している様子は
好きという気持ちだけではない何かを感じずにはいられなかったです
これだけ勝手に推測した作品は久し振りにでした
「花は咲くか」4巻が発売になりました。やっとやっと話が進んできたな~と(笑)
4巻の感想を書く前に既刊の感想を・・・
桜井和明と水川蓉一。
桜井さんは、広告代理店勤務もういい大人です。
蓉一くんは、美大生。古い家屋で下宿屋さんを営んでいます。
出会いからあまり良い出会いではなく、しばらくはお互いに「嫌な感じ」で意識しあっている。
でも、何で意識しなきゃならないの?
まずやはり大人な桜井さんがその「何で」に気づきます。
でも、もういい大人ですから分別もあるし、そんなまさか・・・みたいな感じでけっこうオロオロしています。
対して蓉一くん、無愛想・・・。
1巻は種を蒔く前に終わってしまったという感じですが始まったばかりなので今後の展開に期待大です♪
一言で言えば『じれったい系』の連載ものです。
本当にじわじわとゆっくり進んで行きます。
こういうお話が好きな方にはとってもお勧めいたします。
そもそも広告代理店勤務の社会人×美大生という一見相容れない組み合わせ。
どんな接点があるんだろうと思って読み始めましたが、
良くある出だしながら、二人の交流を丁寧に描いているため、
そこまでの違和感を感じませんでした。
広告代理店勤務の桜井が37、8歳という設定で、見た目もおっさんなので、
おっさんが好きかどうかで評価が別れそうな気はしました。
しかも桜井は「見た目はおっさん・中身は子供」という残念なおっさんなのです。
それだったら見た目は子供・頭脳は大人のほうがいいかな(コナンか?)
でも桜井の精神年齢が低いから、
大学生の蓉一と釣り合うのかな?とも思ったりしました。
まだまだ序章のためBLらしさはあまりないかもしれません。
でもここであきらめたら試合終了です。次巻に乞うご期待です!!
あらすじに、広告代理店勤務の桜井と大学生の蓉一の話だと書いてあったので、住む世界が違う二人がどうやって出会い、どうやって話が進んでいくのだろう?と不思議に思って手に取った本でした。
社会人と学生では合う時間も少ないだろうし、どうなることやらと思って読み始めたのですが、キャラ的に蓉一に表情がなくて更に展開が心配になりました(^_^;)
蓉一ってば可愛くない物言いをする子ね。とか思ったり。
菖太のほうが人懐こくて良い感じ・・・と思ったら何だか実は訳あって「カラ元気系」の子かもしれないという。
なんと、実は蓉一の家に一緒に住んでいる人たちは皆何かあるような人たちっぽかったです。
そして何故か菖太たちは蓉一が桜井のことを気に入っていると言うし。あんな態度を取るのは桜井さんに対してだけ、らしいし。
そしてなんだかんだで蓉一の家に行ってしまう桜井。
それはすでに無自覚に始まっていた恋心だったのかも。
そして蓉一の過去を聴いたり、接触を繰り返すうちに、桜井は自分の気持ちを自覚してしまい・・・。そして当て馬登場w
どうなることやら。今から面白くなりそうだな、という予感の第一巻。
ところで、色々言いつつも、一軒家にシェアみたいな話が大好きな私はその設定だけでウハウハしております。
広告代理店勤務の桜井と、美大生の蓉一はどう考えても決していい印象のCPではありません。桜井の貴重な資料である雑誌を、蓉一がぬらしてしまうのですから。その上、蓉一の表情が終始無表情で、何を思っているのかが全く分かりません。古風な民家の大家というのも謎めいています。
ある日、蓉一のこの民家を舞台に桜井の会社で企画した撮影が行われるのですが、そこで桜井は蓉一に「何の絵を描いているの?」と問いかけます。蓉一は描いているモチーフが崩れて、もはや原型が分からなくなるのです。蓉一が桜井に戸惑っている姿がまたかわいいのです。それと、蓉一のエプロン姿に萌えました。
撮影後の夜、桜井は蓉一の保護者のような立場でもある柏木から、蓉一の父は画家で、父の後をなぞろうとしているのではとの話を聞きます。彼の人生が本当に父の後をなぞろうとしているのか、それとも、自分以外の周囲には完全に興味がないのか、謎だらけのまま、一巻は終わります。
余談ですが、日高先生のこのお話で、桜井は広告会社に勤めているのですが、念入りな取材か、あるいは実際の経験なのかは分かりませんが、具体的な用語がかなり登場します。このリアルさが、ただのBLでは終わらせない、ますますどこに着地するのか気になるストーリーの秘訣なのかなとも思いました。その上、桜井も蓉一もお互いにタイプも生活も違いすぎるのに、この二人を出会わせてしまうCPづくりも、気になります。。日高先生の本は一巻目では完結しないものが多いので、二巻目でどうなるのかが楽しみのような、怖いような気もします。
とてもゆっくりで、それでいて確実に何かが変わり進む。
そんな印象を受けた1巻。
相変わらず画は綺麗で素敵だし、この度は何とも私の大好きなオヤジさまが主役ですし(笑)、心躍る感じが止められませんー。
自分の事以外に興味を持てないサラリーマンの桜井37歳と、自分の事にも興味がないように見える大学生の蓉一19歳のお話。
出会いは最悪。
マイナススタートだからこそ、何かのキッカケで浮上する時って物凄い反動で勢いよく飛ぶ気がします。
スローペースで激しい場面がないからこそ、桜井さんの感情の変化は秀逸でした。
近付きたい、相手の事ばかり考える、何かを口実にしてでも会いたい、知りたい。
思えば思う程、自分自身でのコントロールが難しくなったり、それまで何とも思って居なかった事がとてつもない事に思えたりして。
「好き」になるとはこういう事、という瞬間を知らされた時の心臓の持って行かれ方は半端じゃなかった。
蓉一はきっと幼い頃からあまり騒いだりする子ではなかったのでしょうけど、両親の死を経験し、周りの大人たちの言葉を受け、益々内に籠るようになったのでしょうか。
そんな蓉一とは正反対と思われる、下宿人で従弟の高校生・菖太も、心の奥ではきっとドス黒い塊を持っている筈。
巻末の【鼠たちの話】でも竹生が言ってる通り、大人達からも正反対の態度を取られていた2人だからこそ、どこか共鳴し合う部分もあるのだと思います。
そして、そんな2人を見守る竹生。
割とまだ蓉一同様、不思議な青年な竹生です。感情の起伏があまりない分そう感じるのかも。
こんなにスローでも次を次をと欲する事が出来るのは、やはり日高マジックでしょうか。
蓉一の大学の同期の藤本も出て来るし、今後も目が離せません。
もう一度言わせて下さい。
オヤジかっこ良すぎて参る…(笑)
2人の出会い編です。
広告代理店に勤務する仕事のできるおっさん(桜井)と
無愛想でミステリアスな大学生(蓉一)の
大人&年の差が魅力的な物語です!
日高ショーコ先生作品は間違いない!!
ということで3巻一気に入手。
みなさまにも一気読みをオススメいたします!
この巻には、残念ながらいちゃいちゃもエッチもなくて、
『萌』評価が多いのが納得。
萌え~を期待しちゃうと物足りなさがあるかもしれませんが、
その物足りなさを埋めて余る萌えが待ち構えていますので 是非!
ほんの序章の一巻。
広告代理店に勤める桜井は、最寄り駅の反対側に住む蓉一とちょっとしたきっかけで知り合う。
蓉一の家は古い日本家屋で下宿を営んでいるが、
現在は従兄の竹生と菖太が一緒に住むのみ。
最初は蓉一の感じが悪さに苛立っていた桜井だが、
水川邸に通ううちに、少しずつ日々の姿勢にも変化が現れる…
桜井37歳、久しく覚えがなかった感情に気がつき、戸惑うところまでがこの巻。
とにかく滅多に笑わないヨウちゃんこと蓉一が美しい~。
こういう美しさって、浮き世と離れて(心がね)生きているからこそだろうね。
そんな彼が桜井との出会いを通じて、感情を出せるようになりどんな男になっていくのか、
どんな美しさに変容していくのか?いけるのか?
昔から、植物を育てるのが苦手だった桜井。
いつの間にか冷めてしまう熱…
蓉一から貰った種を庭に蒔くが(貰ったのは菖太だが。彼が石で花壇を囲うのも面白い)、
枯れてしまったから、一体どんな花が咲くのかはまだ分からない。
その種は、あたかも蓉一自身のようだ。
桜井さんは好き!
私はBL作品だと基本的に、登場人物の年齢が20歳前後~30歳くらいの話が好きなんですよ。特に受けの場合は、顔にしわとかあったら萌えられないんです。(桜井さんは攻めだけど…)
でも、桜井さん(37歳)はなんか好き。日高ショーコ先生、やっぱりすごいなあ…。蓉一にしてもそうだけど、キャラクターが魅力的すぎる!!!
そしてストーリーの方も、1巻ではキスもまだしていないような、リアルな展開がすごく素敵です。キャラクターのちょっとした心の変化がしっかりと描かれているので、とても読みごたえがありました。
あと、桜井さんが1巻の始めよりも終わりに近づくにつれて、少し落ち着いた大人になっているように見える。なぜだろう…?
とにかく、続きが気になります!(^O^)/
シリーズ最新作がBLアワードにノミネートされてるしいつまでもたっても高評価
やっぱり読まない訳には行きませんよね?って事での1巻目からのスタート
やっぱり日高作品はお話が丁寧ですよね、「憂鬱な朝」とはまた違った味わいがあって
なかなか先の展開が気になる1巻目になっていました。
大学生とリーマンの出会い、リーマンでくたびれ感が出てる桜井、いつの間にか
惰性的に日々を過ごしていて、人にも物事にも関心が湧かないオヤジ
方や、大学生で喜怒哀楽が無いような無愛想で物言いも感情が入っていないような
蓉一との出会いは互いに不愉快な出会いだと思うのです。
大人として一応落ち着いて話そうとする桜井なんだけど、蓉一の無愛想さに
マジ切れしちゃう感じが、読んでても理解できるんです。
小さな子供だったら可愛げないって感じが1番しっくりくるような感じかな?
互いにあまり誰に対しても関心がないようなタイプで一見すると似てるけど
桜井は社会人だけあって本音と建前は一応あるからそれなりに会話をするけど
蓉一の関心の無さには唖然としてる感じです。
でもどこがと言うこともなく、桜井は蓉一が何故か気になってくるんですよね。
蓉一も桜井は他の人とは違う感じなので・・・
いい歳したおじさんが大学生の男に惹かれてしまう、気づいてしまった気持ちに
挙動不審になってる桜井がオヤジなのに可愛く見える。
このまま二人の関係が進むのかってところで何やら新たなキャラも登場してます。
次回が見逃せないって感じですね。
たまたま同じ時間に、同じ駅のホームにいた二人。
大勢の行き交う人々の中で、小さな事故で出会ってしまった大学生の蓉一と、広告代理店勤務の桜井。
倍ほど歳の差があり、暮らす環境もまるで異なる二人だったのに、一度できた接点は途切れることなく、偶然は何度も重なり未来へと続きつつある。
不躾な言動と不遜な態度の蓉一に嫌な思いをしながらも、蓉一の住む古い家屋の趣に惹かれて、自分の住むマンションの最寄り駅とは駅を挟んで反対方向の、さらに駅から徒歩15分もかかる屋敷に通ってしまう桜井。
惹かれていたのは家だけではなく、蓉一のことが気になっているってことに、読んでる私はすっかり気づいているのですが(笑)本人はわかってない。
このざわつく不安感はなんだろうって、そりゃあんた恋だよ恋!!
蓉一に積極的に迫る大学の友人藤本が現れて、やっと焦り始めるのが1巻の終り頃。
蓉一は蓉一で、従兄弟のタケと桜井が仲良くなっていることが気になり、彼なりに行動を起こすのですが、わかりづらい。
このスローテンポな進行ぶり…かなりどっしりと厚みのある1冊で読み終えるのに時間もかかりますが、ここで終わりーッ!?となるのですよ。
この調子だと10巻ぐらい続きそうで嬉しいような怖いような。です。
日高作品の評価が高く、気になっていた作品。
最近、自分の萌える傾向のモノしか読んでいなかったため新しく作家開拓(特に漫画は)をしたいけど、なにから手をつけていいのか迷っていたが、この作家さんはハズレはないだろうと思い、手をつけた。
私の好きなオヤジ、リーマン、絵柄も綺麗、言うことなしなはずだがいまいち気持ちが入りこめなかった。
別にHシーンは物語に必要ないならいらないし、話をその分、作りこんでほしいし、じゃあ何がと考えたところ、私のツボとこの話の作風が合わないというところに至った。
受けの蓉一の感情がいまいちつかめない。
でもこの話ではそこが胆だろう。
つかみにくい人となりだからこそ、今後にそれが生きてくるわけで。
昔の、十代の私なら好きだった傾向だけれども今はまったく違うだけ。
それだけ。
でも絵だけでいうならあのリーマンとてもいい。
話題作とのことで購入
相変わらずとても見やすく綺麗な作画です
四十手前の広告デザイナー桜井と19歳の美大生蓉一
年の差はほぼ20歳
偶然によって引き合わされた二人ですが、無愛想でつっけんどんな物言いの蓉一と「自称」大人の対応が出来る桜井は、お互いに苦手意識を感じながら、相手を知っていきます
しかし、蓉一を知る同居人たちに「蓉一は桜井を気に入っている」と告げられ、蓉一を意識していく桜井
自分では自覚が無いながらも桜井を追う蓉一
この作品の1巻にはラブシーンは全くありません
ですが、それぞれの登場人物の心情が丁寧に描写されていて、BLにありがちなその恋だけに一直線な、読んでいて失笑してしまうような感じが無いです
そのような描写が無くとも、しっかり読ませてくれるし、何とも言えない二人の関係にどんどん引き込まれていきます
やっぱりさすが日高先生!
お友達に奨められて読んでみました。
やっぱり日高さんはいいですねー。
物語は緩やかに進んでいるようで、この巻でそうBLBLしてはいないのですが。
漂う空気感がなんともステキで。
とにかくヨウちゃんが常に麗しい。
「美しい」ではなく「麗しい」のです。
日高さんの描く美人さんには違いないのですが、なんかただの美形って感じじゃないというか…。
性格とかまあフツーではないところもあるんだけど、どこかそのミステリアスさかげんに惹かれてしまうというか。
とにかくステキでした。
個人的には学校で絵描いてる時の髪型が好きですv
そして、桜井さん。
主人公がこんなに年齢高い人って珍しいんじゃ…。
最初のうちはこの人とヨウちゃんがどうにかなるのか?と疑問を抱きつつ読んでいたのだが、徐々に接点が出てきて。
どこか通じるものがあって。
最後には自覚するところまで至っちゃって、今後が気になるところです。
「鼠たちの話」
こんな形で菖太の生い立ちを知ることになるとは思いませんでした。
彼の明るさが気になってはいたのですが。
タケさんがいてくれるなら大丈夫なのかな。
タケさんの存在が蓉介を亡くしてからの菖太の支えになっていればいいなぁと思いました。
なんじゃないかな。
私は正直、この巻だけでは萌えはあまりなかったんです。
かと言って面白くないわけでもなく、感想も漠然としてしまって……。
お話萌えはないけれども、キャラには萌える!でもそれは単なる私の好み!ってかんじで、どうにもレビューがしにくいんです。
2巻を読んで萌え倒したので、1巻のレビューがようやくできそうです。
蓉一は、不器用と言うよりも、ぶっきらぼうで素っ気無さすぎます。
悪気があるわけじゃなく、人から自分がどう見られるのかとかどう思われるのかってことに、無頓着なんだろうなぁという感じ。
桜井が、人の悪いところをきちんと、けれども穏やかに指摘できる人だというところに、ちょっとトキメキました。
キャラ萌え的には桜井萌えはまったくないんですが(笑)、人として個人的に、こういう人大好きです。
ゆっくりまったり進むお話で、ストーリーがこの先どういう方向に向かうのか、この2人がどう思いを通わせるのか、そもそもこのお話って、どうなったら終わるのか、そういうのがまったく分かりません。
両思いになればハッピーエンド!ってわけでもなさそうですし。
正直この巻だけではとっても消化不良。
なのに妙にこの作品の空気が印象に残ってしまって、ず~っと尾を引く感じ。
これから読む方は、ぜひとも2巻を手元に置いて読まれることをオススメします!
続きが気になるから、というよりも、一気に読まないと萌えが足りない!という感じです。
なんというか、こう、「物足りない」って意味の萌えが足りないではなく、「萌えたくて萌える準備バッチリなのに、この高ぶった感情をどこに持って行けと?」って感じです。
普通におもしろかったけど、萌えはなかった。
主人公がおっさんすぎというか、好みのキャラじゃなかった。
残念。
これからBL的になるんでしょうか? むしろ、このまま恋以下、友情以上みたいな関係で進むほうが好きかも。
趣味で言えば、巻末に入っていた脇カプのほうが萌え。
この一冊目では受け攻めははっきりしませんが、日高さんは、以前、描かれていた黒歯医者みたいな作品もあるから、おっさん受けの可能性もあるんでしょうか? だったら読みたくないな。
日高さんの作品だからずっと読みたかったんですが、なんせ続きものなので、2巻出るまで生殺し状態になると、我慢してました。(どんだけ好きなんだよって話ですが)
まぁ私事はさておき、期待通りの面白さ。
大きな一軒家で下宿の家主をしている蓉一と、広告代理店勤務の桜井のお話。
蓉一はなんだか不思議な魅力があるキャラですね。
日高さんの描くこういう温度低い感じのキャラすごい好きです。こういう人が感情をあらわにした時の萌えといったら…
桜井も愛想よく見えて、実は他人に興味がなくて他人行儀。
そんな心の暗いところを蓉一はピシャリと突いてくる。
それは蓉一もどこか似た孤独を感じているからなんでしょうかね。
想像力を掻き立てるような間がすごくいい。
まだラブには発展していないんだけど、物足りないとか全然感じさせない。
恋心に気づいてうろたえる37歳の姿はいいねw
やっぱ日高さん好きだなぁ。早く続きが読みたい。
続きものなので、レビューしにくいのですが・・・。桜井と蓉一がどう変わるのかすごく気になります。
とりあえず、1巻では桜井が蓉一のことが好きだということを気付いたので、どーなることやら・・・
藤本もどー出るのか気になりますし・・・蓉太の過去も大変だったみたいなのでこちらもどーなることやら・・・です。
日高さんの作品は結構、年下攻めが多いような気がするのですが、今回は年上攻めになるんですかね?いやー、めっちゃ楽しみです!!
最近日高先生の作品はとても繊細で、テンポもどんどん良くなってきたので、ますます好きになりました。
その中で、一番キュンときたのは、この作品です。
蓉一の穏やかな雰囲気が大好きです!
まっすぐな眼差しや戸惑っている顔も好きすぎてたまりません!
どんどん変わってゆく気持ちや二人の関係に気になってしょうがない!
まだまだ連載しているので、この一冊で収録されてなかったこの後の展開は、メチャクチャ萌えでしたよ!!
さすがにここでネタバレをするのはイケマセンが…!
2の評価は必ず神を出すと思いますv
日高ショーコさんが好きという理由だけで買ったので、正直はじめに読んだ時は話の鈍行ぶりに買うのちょっと早まったかなと思ったんですが、何回も読むうちに少しずつ見えてくるというか(自分の妄想が膨らんでくるというか)続きが気になるようになってきました。1巻の終盤で桜井さんがようやく恋を自覚したのに藤本くんなんてのが出てきちゃってあらどうなるのかしらみたいな。
それにしても日高ショーコさんの描く黒髪はいいです。好きです。なんであんなにサラサラしてるのかな…絵を眺めるだけでも自分的には楽しいです(笑)
あと桜井さんが庭から入って蓉一と会う(はちあわせる?)というシチュエーションも萌えます。まぁ不法侵入ですけど。そして蓉一は本心はわかんないけど迷惑そうだし
この従兄弟三人は影があるというか…菖太なんてすっごく黒そうな…蓉一やタケさんはもちろん年齢より落ち着いてるけど菖太はそれ以上な感じ。
これからどんな風に変わってくのか楽しみです。早く続きが読みたい!
お疲れモードの入った中堅オヤジ桜井と、なんだか訳あり?の無愛想な大学生・蓉一の恋愛途上なお話。
なぜ途上かと言うと、この巻でようやく桜井が蓉一に対する自分の気持ちに気付いたところで終わってるからですね(笑
「1」と付いてる時点である程度プロローグ的な流れは覚悟はしてましたが、まさかここで終わらせられるとは!!(>_<)
続きモノのツラいとこはこうゆう時ですよね…私は雑誌を読まないので尚更キツい…
マジで早く2巻のお届けを宜しくお願いします~!!(≧x≦)切望
お話はいい所で強制終了させられましたが内容はとても面白かったです。日高さんって年下攻めのイメージが強かったので、特に今回はオヤジが攻めという所にも大いに萌えさせてもらいました(o^∀^o)
ひょんな経緯で知り合った無愛想な蓉一に最初は苦手意識を持っていた桜井。自分が苦手だと思うのは相手もそう思ってるからだと言ってたけれど、でも本当は気になる相手から素っ気ない態度を取られるのを認めたくないから桜井が勝手にそう思いたいだけな気がします。ようするにズルい大人の逃げ口上ですね(笑
まぁ蓉一の態度を見てれば仕方ない気もするけど、しかしこの時点でもう既に桜井の中で蓉一という種はしっかり蒔かれてる^^
本人はまだ自覚はないけど。
この花がどんな花を咲かせるのか、今後の展開に超期待ですね!!
あと蓉一の笑った顔を見て、忘れかけてた情熱を桜井が一気に取り戻す終盤のくだりは本当に素敵ですよ~!!
男37歳、まだまだイケる(笑
『花は咲くか』というタイトル。
花というのは恋の花なのかしらん?
続きモノということで、1巻では花の種を蒔いたところ
まだまだ何の花なのか、ほんとに咲くのかわからない。
ちょっと疲れた広告代理店勤務のオヤジ・桜井と
古い日本家屋に住む訳ありな感じの大学生・蓉一のお話。
ひょんなことから出合ったふたり
感じ悪いなぁという印象を受けたものの
なんだかとっても気になってしまって・・・
相手はきっと自分のことが嫌いだろうと思い込むことで
だから自分も相手のことが気になってイライラするんだ・・・。
『こんなにも誰かを好きになることができるなんて考えもしなかった』
という煽りの帯ですが、まだまだそんな感情の花は
きゅっと芽を閉じたままでした。
気になるキャラも、ちらほらと
あちこちに伏線がひかれたような1巻でした。
1冊だけではとても評価はできない感じ。
続きモノとはいえ1巻というくくりで発売するにあたって
もう少し色気のある構成で発売できないものなのか・・・
どうにもこうにもこれだけでは萌え不良。
もう少し冊数がたまってからまとめて読むほうが自分には向いてるかも。
日高さんの作品はどれも、小説を読んでいるような、小説にしてもきっととても良いものになるに違いないと思うほど、ストーリーや人物がしっかりしていますね。
今回も冒頭の入りでやられました!
「子供の頃から植物を育てることが苦手だった。世話をするのも手を入れるのも最初だけ・・・・・・好きだと思ってはじめたことも最初の熱もどうして急に冷めてしまうのか。・・・それとも最初から熱なんかなかったのだろうか」
この桜井のモノローグが、この一冊の指針になるのです。
彼が熱中するものを見つける時、それに執着して手放さなくなる時、それがきっとこの物語のヤマなんだろうと思います。
蓉一という、不可思議な青年についてまだ謎が多い。
家という古い慣習にとらわれた旧家と思われる一族の中で育ったから、あんな愛想のない人間になったのか?
どうして桜井には感情の変化を見せるようになったのか?
蓉一の従兄の菖一と竹生も過去があるものの、その具体的には謎がありそうです。
桜井も、蓉一に対しての嫌なヤツという印象から、特別な感情を自覚するところでこの巻は終わっておりますので、ほんの導入のような感じもあります。
一体どうなるの?
二年かけての連載の単行本化なので次は再来年になるのかと、心配でなりません。
日高ショーコさんが大好きで作家買い♪ 待ちに待った新刊です。
広告代理店勤務の桜井は駅で大学生の蓉一とぶつかります。
なんやかんやで知り合いにはなりますが、桜井に対してはひたすら無愛想でそっけない。
蓉一の不躾な態度を苦手と思いながらも、桜井は蓉一の家を気に入り、訪れるようになり… 1巻は登場人物の紹介、キャラの立ち位置の説明のような印象でした。
(残念ながらのエロなし。素敵キャラでまずは妄想しておきましょう)
ただ、少しですが「恋になるかな?」って雰囲気は微かに匂いますw
多分、これからじっくりと、いいあんばいに熟していくのでしょう。
でも、2巻はまた2年後なんでしょうか!?
日高ショーコさんの絵は見ているだけでうっとりです。
表紙の蓉一が素敵すぎる!
美しい男子は服を着ていても癒されます。
日高ショーコさんの絵柄がお好きな方であれば、手元においても損はないと思います。
大変無愛想な大学生・蓉一になぜか惹かれる桜井(37才)。
蓉一の自宅である大きな日本家屋をメインの舞台にして展開する恋愛未満のお話。
蓉一を始め、彼の周囲は結構ワケアリのようで、彼の閉ざされた心を桜井は開くことができるのでしょうか?といったところでしょうか。
そして、自身も仕事や恋愛に行き詰った感のある桜井は、どう浮上していくのでしょうか?
あれこれ静かに日々が過ぎ、やっと取っ掛かりができたかなといったところで“つづく”です。
看病しても、気にかけても、嫉妬しても、キスどころかハグすら無いくらいこれからな二人です。
早く次巻を出してくださいね。
ルチルのサイトの作品紹介で第1話が読めるはずなのに、何故かこの作品だけ読めなかったんですよね。
一番読みたかったのに。
でもやっと発売しました。
広告代理店で働く桜井は、ふとしたことから大学生・蓉一と知り合う。
蓉一は広い庭のある古い日本家屋で、従兄弟相手に下宿屋を営む無愛想な青年。
お互いの態度や言葉が気に触り、会うとケンカばかり。
しかし境遇や本質に似ている部分がある二人。
素っ気ない蓉一が時折見せる笑顔。
些細なことから蓉一のことが気になり始める桜井。
この桜井さん、最初は冷めて疲れたダメな大人に見えましたが、実は仕事が出来る人のようです。
日高さんの描かれるオフィス風景とかっていいですよね。
それと目線に力があります。
言葉より目で語ってくれる感じ。
意味あり気に登場した蓉一の父親の友人・柏木は、ただ彼のことを心配していただけでした。
同じ大学に通う藤本は、蓉一に興味を持ち近付いてきています。
桜井は蓉一への想いを自覚したところ。
蓉一の本心はまだ見えません。
物語はこれからというところで1巻は終了です。
番外編は蓉一の従兄弟のお話。
竹生から見た菖太。
桜井になつく明るい高校生・菖太にも暗い奥底が。
それに気付きつつも何もしてやれない竹生。
個人的には竹生の回想(&蓉一の回想)で登場する蓉一パパ・蓉介が、一番気に入りました。
当時桜井と同じ37歳。
穏やかそうな好人物です。
普通に結婚してるし、というかもういない人だし、誰ともどうにもなりようがないんですけどね。
待ちに待った日高ショーコさんの新刊。
相変わらずのキレイな絵で表紙だけでもため息が出てしまいます。
今回の主人公はオヤジ。オヤジといっても働く美形オヤジです。
そんなオヤジのお相手はなんと大学生!18歳の歳の差にドキドキです!
広告代理店に勤める桜井和明(37)は、駅で無愛想な青年・水上蓉一(19)とぶつかる。
桜井の服と本を濡らした蓉一は、本の交換と服の洗濯を申し出、自分の家へ誘う。
辿り着いた蓉一の家は大きな下宿屋だった――。
無愛想でずけずけとモノを言う。第一印象は最悪だったけど、なぜか不思議な魅力を放つ蓉一。
桜井に対しても不躾な態度で接してくるのに、蓉一の従兄弟・菖太は「蓉一は桜井のことを気に入っている」というのです。
それから蓉一のことが気になり始める桜井。
大学生のくせに妙に落ち着いていて、自分に対して見せる失礼な態度。
そして、他人に向ける、自分には決して見せたことのない笑顔。
どんどん蓉一のことばかり考えるようになり、
そして、自分が蓉一に恋をしていることに気づくのです。
この桜井の自分の恋心に気づくシーンが、この1巻の一番好きなシーンです。
日々淡々と仕事をこなし、仕事に対するモチベーションも下がり、家に帰ってただ寝るだけの生活。
女もいなければ、長年自分に対する興味しかなく、恋などしていなかった。
そんな桜井の、久々の恋が始まります。
蓉一に対する気持ちを自覚する前の、複雑な心境も見ていてドキドキしましたが、
自覚した途端の戸惑いや、その後の蓉一に対する態度の違いが、もう見ていてキュンキュンします!
37歳という年齢で、顔もキレイな桜井ですから、それなりに女関係はあったと思うのですが、
久々の恋に、青春のような甘酸っぱい思いを抱えています。
それがもう、もう!!顔を真っ赤にしている桜井が、非常に萌えます!!
まだまだ桜井の恋は始まったばかりですが、早くもライバルが登場。
続きが楽しみです。
蓉一のあの落ち着いた態度の裏にある、両親と水上一族の話や、
蓉一の従兄弟である菖太と竹生のことなど、まだまだ謎がいっぱいです。
このあたりがわかれば、もっと蓉一という人物のことがわかるのでしょうけど、
まだまだ彼はミステリアスすぎます(笑)
菖太と竹生の関係も見ていてちょっと気になるところv
2巻では恋愛面も進展していますので、コミックスになるのが待ち遠しいです♪