条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
sarukuiyama gigoku jiken
猿喰山疑狱事件
3時間はたっぷりあるドラマ、映画を観ていたかのような読後感です。
たった1巻の厚くもないコミックス1冊を読んだだけとは到底思えない。
昔のビーボーイマガジンはジャンプのような大きさだったのかしら??
1ページのコマ数は多いですね。
にしても登場人物も多くちょっとしたサイドストーリーも豊富で、もう魔法の1冊です。
ARUKU先生についてはアンソロ的なものの短編を読んだことがあるのみで、確かに非常に個性的な絵柄でたぶん積極的には選ばないだろう作家さんです。
でも読んで良かった!
私が最近つくづく思うのは好みの絵柄よりもストーリーを重視すべき、じゃないと損するよ
ってことです。
以前の私、そして自分の好みを優先して名作と言われても絵がちょっと…と言って手を出さないかた達に大声で言いたい!
迷ったらとにかく1回読んだほうがいいと。
読んでください。
ラストシーンはどうなるのかコピー通り予測不能でした。
ただこれでハッピーエンドはないよね、ハピエン希望だけどムリだわとは思ってましたが、
あーこういうラストか、、、
スゴい、、、
涙が、、
以前のような綺麗な顔じゃない元鷺坂でも義彦がいつくしんでくれて、屋敷の皆んなも受け入れてくれて、2人が庭の薔薇を眺めているような美しいシーンを私は心に思い浮かべます。
百年でただ1度だけ恋したからARUKU作品にハマってしまいました。他にも何冊も購入させて頂き、全部良作で最高でした!ARUKU作品で検索すると、必ずこの猿喰山疑獄事件を読んだ方がいいと出てきたので今回読ませて頂きました。レビューは見ずに読んだ方がいいとのことでレビューは見ずに読みましたが、重いストーリーと感動のラストで、なぜ今までこんな良作を見つけられなかったのか悔やむほどでした。私は文章力がないため上手く言えませんが、とにかくこの作品に出会えて良かったです。
クールな金持ち×謎の庭師。
ある日、星グループの代表を務める星の元に、鷺坂と名乗る庭師が現れ雇ってほしいと懇願します。星は「うちの庭で植物を育てるのは難しいが薔薇を咲かせたら雇ってやる」と約束して、鷺坂は必死に薔薇を育てるのですが…。
この作品はストーリーが練られていて何度かどんでん返しがありますが、作品を通して愛を知らなかった二人の純愛に泣いてしまいました。
セリフの一つ一つが愛に溢れていて美しくて、唯一無二の素晴らしい作品だと思います。
ずっと読んでみたかった作品。
おおよそBLらしくないタイトルにどんなARUKU先生ワールドが展開されているのか期待を膨らませて挑みました。
一言で言えば「純愛」物語ですが、ARUKU先生の描く唯一無二の世界観を存分に楽しむことができる作品です。
そして衝撃のラスト!!
毎度こうくるか!という展開を持ってきてくださるARUKU先生。この作品もただの純愛物語だと思っていたら思わぬ展開へ発展します。しかしこのラストは想像できなかった!
本当に衝撃的ですごい作品です。ラストは何回読んでも涙が出る。
ぜひネタバレなしで読んでいただきたいです。
タイトルが気になって。でもこれは気軽に手に取って良かったの?と心配になる作品でした。絵のせいなのか、キャラの機微が全然分からない…ずっと不気味な雰囲気が漂ってるんですけど、出そうとして出る感じの不気味さじゃないんです。目が怖いので勝手に読み手の私がそう感じてるだけかも…。けれどもあのラストシーンを見たら、ずっと流れてた不気味さが全て昇華された感覚になってしまって、訳が分かりませんでした。
結末は衝撃です。今まで散々やらかしてきた悪事に対し、作者が彼に与えた罰があの形なのかな、という目で見ると恐ろしくて震えます。タイトルに「疑獄」とあることからも、作者が裁きを下したらこうなったってことかな?と思ったので。違うかもですけど。作者の存在を意識してしまうのは関節がマリオネットのような曲がり方をする絵柄のせいもあるのかな…。
神評価ですが私の趣味には合わない作品で、萌えもないです。ただ衝撃だけはずっと残り続けそうだと思いました。本当に怖かったです。
こちらで評判よくて気になってた!現在はARUKU先生というお名前で活躍されている大好きな作家さん。物語の完成度と世界観に圧倒される。小説読む方でARUKU先生未読の方は読んでみてほしい。
猿喰山の麓にある寒々しい花の咲かない豪邸にすむ富豪とその庭に花を咲かせる園芸家を装い彼に近づく詐欺師…こんな組合せどうやったら思い付くのだろう。それぞれが抱えた孤独が奇妙に噛み合い、けして幸せとは呼べない状況の中でもお互いしか愛せない関係がとても切なく、そして美しかった。
けっしてハッピーなムードの作品ではないけれど、読んだ方にこの愛の形をどう思うか聞いてみたい、いつまでも心に残るであろう傑作だった。
泣きました。この感動は一言では言い表せないです。ARUKU先生はどうしてこんなお話を書けるんだろう。
先を読ませるストーリー展開は、文字数もコマも多いですが決して無駄がなく、時折挟みこまれる童話や御伽噺のような台詞の効果で、シリアスなのにどこか暖かく、そして寂しい気持ちになります。登場人物達の独特な台詞口調も可愛くて好きです。先生お得意の中盤に入る短い書き下ろし、小休憩のようでいて物語の核心だったり、ほんと構成がすごいです。
最初もくじを読んだ時、なんとなくラストはこうなるのかなー?と予測を立ててしまっていたのですが、見事に裏切られました。美しく死ぬこともできない、残酷なまでの現実。でも、彼らは寄り添い生きていくんでしょうね。これこそ、真実の愛。
こんなラストは勇気がいるので普通の作家さんはは書かないでしょうね。秀逸です。
愛とは、罪とは、救いとは、色々なことを考えさせられる、素敵な物語でした。
最後の衝撃に全部持ってかれるストーリー展開はお見事でした。傷モノになった受け、記憶喪失のままの受けなどは読んだことがありますが、美しい肌も美貌も文字通りすべて失って、恐らく二度と元の外見には戻れないまでにぼろぼろになった受けというのは、未だかつて読んだことはなかったと思います。ここまで徹底して安易なハピエンに持ち込まなかった先生の勇気には感謝したいです。私は美人な受け、可愛い受けが大好きだけど(もちろん終盤まではそういう受けなんですが)、本当は心のどこかでこういう作品を待っていたのかもしれない。今まで出会った攻め達に「受けが美しい、愛らしい容姿をすべて失っても、あなたは本当に愛せるのか?」と、問いたくなってしまいました。
主題はけっして見た目か本質か、というわけではなく、他のところにあるんですが。ただ、700冊以上読んできても一度も出会わなかったこの展開は、やはり私にとって最大に評価すべきところでした。あまり1つの部分にだけ焦点を当てる評価はしたくないのですが、それでも最後のシーンを見るために買って損はないと言いたくなってしまいますね。一方で、萌評価に留めた理由は、間の取り方があまり好みでなかったからです。ここはもう少し余韻を持たせて欲しい、と思ったシーンも淡々と描かれていたような気がして…。素晴らしい展開なのに、詰め込み過ぎなのが少々もったいないかなと思いました。絵もさっぱりしているのでシーンに緩急がないと、私には作品の世界にぐっと深く浸るのが難しかったかな。でも、非常に印象に残る作品でした。
読み進めてキャラクターの見え方が変わるたびに何度も読み返す。
そんな作品でした。
「アルク先生!!」って感じの重く深い邦画の様な雰囲気で、本当に素晴らしく素敵でしたし、めちゃくちゃ泣きました。
一生忘れないであろう作品の1つです。何度読んでも心臓にずしん、ときます。
ラストは本当に苦しかったです。多分アルク先生はこのままバットエンドにはして置かないだろうという謎の信頼があったので、何度も読むのをやめてしまいたい…(辛すぎるので)と思いましたが、最後まで読み切ることが出来ました。それでも十二分にしんどいラストでしたが…。むしろより残酷…?でも、2人ともとても幸せそう。
偽りの愛が真実の愛を生み、どうしても愛してしまったのだから、逃れられなくて。
今生でも、来世でも、彼らは愛し合ってしまうんじゃないかな…なんてそんなことを考えてしまった。
ARUKUさんと初めて出会った作品です。
絵はみなさんのおっしゃるように好みではありませんでした。
最初はよくある設定の軽いBLかなと読み始めましたが、読みおわったあとの充実感は凄かったです。
素晴らしい作品に出会った時のどうしようもない吐き口を求めて、たくさんの方のレビューを読み漁って、うんうん、そうだよね、となって再度読み返しました。
今では作者買いしています。
絵はずいぶん綺麗になりましたが、不安定なところもあります。
ただ、ARUKUさん原作で他の方の作品を読みましたが、ARUKUさんの絵でないといけないんだと再確認しました。
虹色村のチロリみたいな作品も大好きですが、こんな作品もまたぜひ読みたいです。