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ruby red wo kami kudaku Reflection
待望の続編!
Reflectionでは、マキさんの背景がより深く描かれ、純多の成長を感じ、マキさんと純多だからこそのバース性との向き合い方に心から感動しました。
一冊に様々な要素が詰まっていて、読み応えたっぷり。
前作からのフェロモンが結晶として見える設定(純多だけ)も朔ヒロ先生ならではでしたが、今作でマキさんと純多が編み出した、アルファとオメガの番契約に代わる方法も独自設定で輝いていました。
それが可能だったのは、マキさんがアルファ寄りのベータだからこそ。
バース性にもグラデーションがあるという朔ヒロ先生ならではのオメガバース設定に対する色づけが、とても活かされているお話だと思います。
設定や、それを活かすお話作りだけでなく、心情描写や絵の美しさ、迫力など、読んでいて引き込まれるし、魅せられました。
マキさんのお兄さんである翔さんが登場したときは、純多が初めて見るフェロモンの色ということで「まさか運命の番だとか…!」と不安にもなりましたが、純多と翔さんが似ているからという理由に落ち着いて、ほっとしました。
しかも、似ている理由が「マキさん(弟)を大好きなところ」という、微笑ましいにも程がある!とマキさん推しには嬉しい理由で、ブラコン好きの心も満たされました。
ツンデレマキさんという珍しいマキさんを引き出してくれる翔さんは貴重な存在です!
純多の危機をも救ってくれて、頼れるお兄さんで本当によかった。
純多が好きになったのは「ベータのマキ先生だ!」という告白には痺れました!
ベータのマキ先生だから保健室の先生になれて、そのおかげで出会えて、純多は救われて、恋をして、恋人となった現在があるのだから。
アルファのマキ先生とでは迎えられない現在と未来だった。
この日をきっかけにマキさんの噛み癖が治まったのは、根本的な不安を解消されたからなのでしょう。
マキさんの過去回想からも推測できる不安や無力感、もしかしたら罪悪感までも抱いていたのかも。
番関係を結べない組み合わせで生じる、避けられない問題。
それをそのまま乗り越えてしまった純多がすごい!
もちろん、苦悩や困難もあったけれど、揺るぎない純多の心の強さに惚れ惚れします。
そりゃ、あのマキさんを口説き落とすパワーを持つ純多ですから、と今更のように思い出しました。
余裕を持った大人でいようと努めるマキさんは確かにかっこいいし頼りになるけれど、思わず感情を露にしてしまうマキさんが特に好きです!
普段が頼りになるからこそのギャップが愛おしい!
実は、叶芽を殴ったマキさんに「よくやった」と思ってしまいました。常に線引きを意識し、感情を抑えている人なので、怒ることすらしないんじゃないかと。
でも、信じることと心配することは別なので。特にバース性が絡む場合は、用心を重ねるに越したことはない。
叶芽がマキさんのことをDV男と同じだと、しきりに評していて、その度に叶芽の好感度が下がっていきました。
納得できないこともないけど、浮かぶのは「So what?」
叶芽はそれを指摘して、何がしたかったのかな?と。
純多にマキさんとの関係を再考させて、大事なことに気付かせたかったのかな?
でもあまり役に立った実感がなく、二人きりお泊まりでかなり下がっていた好感度が上がる要素はありませんでした。
こんなに嫌な人だったかな?と戸惑いつつ、それ以外の感動が大きいので気にしないことにしました。
マキさんの根本的な不安を解消し、存在そのものを全て肯定し、受け入れ支える純多は輝いています。
純多がそうなれたのも、マキさんがいてくれたから。必要なときに支え、救ってくれたから。
お互いがお互いにとって唯一無二の存在。
これからも、お互いに対する揺るぎない感情を大切にして、幸せでラブラブな日々を過ごしてほしいです。
フェロモンが結晶として視えてしまうΩの朱音と、その恋人である十歳年上の養護教諭でβの牧瀬とのお話。
今巻の読了後、「Reflection」の意味を先生があとがきで書かれていて、
「恋情」だったり「not恋情」の解説に納得の続編でした。
ちなみに今回は恋人編にあたるのですが、
牧瀬のエリート兄が登場。
結晶も黒だし、めちゃ怖そう、、、と思っていたら、人は見かけによらず。
弟の牧瀬のことを超Loveだったり。(この要素、個人的にはめちゃ好きでした///! 感情分かりずらすぎるのがもったいないですし、イイ人すぎるんですよね)
そしてまた、朱音にとってはいつも大人の余裕? を見せていた牧瀬の嫉妬心強強な面も披露され、
αに近いβ故の性質でもありますが、
朱音Loveすぎて、
ド執着でなければあそこまで噛み跡残さないようなあなどと、そのせいでβだけど納得のマーキング説にもニンマリしてしまいました。
牧瀬いないヒートでも、危機を遠方から助けてくれたり、同棲にいたるまでの葛藤からの、
牧瀬に見合う相手になりたいと奮闘する朱音の姿(Reflectionのnot恋愛の意味)に、
ただただ恋愛だけじゃなく、
朱音の成長記ともなった、
恋人編最高♪な1冊でした。
ちなみに、メイトの有償特典小冊子では、それぞれがそれぞれに「憧れ」ているじーんとするストーリーでした。
純多と一緒にいたいけど自分でいいのかを葛藤し続け何も言い出せずにいたマキさんにものすごく切なくなったり、そこで改めて自分がまだマキさんを頼れる大人だと思って見ていたことに気がつき必死に気持ちを伝えようとする純多に涙が出たり、本当にグッとくるシーンがたくさんある続編でした。
やはりオメガバのβとΩが結ばれるのって難しくて、そんな2人が再会し結ばれるまでが無印、そして2人で生きていく形を見つけていくのが続編だという印象です。
そして続編でよく触れられたフェロモンの結晶。色が示しているものが明かされなるほどと思ったりもしたのですが、個人的には純多のヒート中の結晶がものすごく印象に残っています。押し潰されそうなほどの大きくて暗く光る大量の結晶。今まではわりとキラキラ綺麗なものとして描かれていたので、このシーンで改めて自分では制御しきれない怖いものでもあるということを突きつけられ、普段Ωが晒されている恐怖が可視化されて衝撃的でした。だからこそマキさんのβでいいのかという葛藤や2人がそれでもと思った気持ちの強さがより理解できたなと思っています。
2人の幸せをより願いたくなる続編でした!お兄さんのキャラも大好きです。
エロス度★★
おやおや。実と純多が送る恋人同士の甘々な日々・・・かわいいですね。
実と純多が紡ぐ恋物語の続編で、包容力MAXな実の溺愛っぷりや愛される純多の幸福が尊くてグッときます。
実の兄・翔が登場し、黒い結晶が見えることから要注意人物かと思ったら・・・めっちゃツボに刺さるキャラで大好きになりました。
実はβだけど純多の身体にエグいくらいのマーキングや独占欲を剥き出しにした姿のギャップに萌えまくりで、同棲したい実が抱える想いや何でもできる実と自分を比べてしまいOKを出せないでいる純多の齟齬がたまりませんね。
この続編が発売されたので、先日ずっと積んでいた1巻をようやく拝読しました。素晴らしかったのでこちらも読んでみました。全216ページ。以下ネタバレあります。
まず表紙、純多のルビーレッドと、牧瀬のサファイアブルーの結晶が舞っていて美しい♡
養護教諭でβの牧瀬と、十歳年下の元生徒の朱音純多(Ω)。付き合って9ヶ月目。
すごく真面目な牧瀬だけど、ヒートえっちの時は噛み癖があり、キスマの数も半端ない。想像してた通りの執着攻めだ〜w
純多が失恋した友人のα・叶芽と一晩飲み潰れてたら、なんと牧瀬が叶芽を殴ったのには驚いた!自分に厳しい分、他人にも厳しいのかな〜(汗)
今作では牧瀬のαの兄・翔(カケル)が登場!
初めは無表情でちょっとコワい感じだったのに、お話が進むにつれ、実はなかなかのブラコンてことが明らかになるのが面白かったw
あと兄の前だと牧瀬が子どもっぽくなるのも可愛いw
一方純多は、牧瀬との同棲とか婚約などの話が出てきて、このままの自分じゃヤバい!とハローワークに向かうも、大勢の人のフェロモンに当てられて体調不良に!フェロモン見えるの、こんなに大変だったのね(泣)
偶然、翔に助けられて色々話してるうちに、怖そうだった翔が、実はすごく弟を大事に思っていて、心配している姿にほっこりしました。
しかし翔のある偏見に純多がキレてしまう。
「これ以上好きになれる人なんかいない!」
と翔に啖呵切る純多は、男前ですごくかっこよかった!
そこに帰ってきたマキさんが、兄の前で純多にめっちゃキスして牽制する!独占欲どんだけ〜!ww
その後、純多が兄に好感を持ったことを感じて、心がざわざわしてしまう牧瀬。強すぎる独占欲に、初めはキュンとしてたんだけど…。終盤になり、その独占欲や嫉妬心は、萌を感じてる場合じゃない深刻さがあることがわかってきます。
牧瀬の中にある、優秀で優しいαの兄へのコンプレックス。βとして生まれ両親から顧みられなかった心の傷…。牧瀬の心の中にはそんなつらさが仕舞い込まれていて、βの自分がΩの純多を幸せにできるのか、という不安に繋がっていて…。
「不安なんだ マキさんも」
牧瀬の不安な気持ちを聞き、「返したい」と、βの牧瀬が大好きなんだって気持ちを、純多が一生懸命に伝えるシーンは、牧瀬と一緒に私もぽろぽろ泣いてしまいました…マキさん、ほんとによかったね…。゚(゚´ω`゚)゚。
噴水の前で笑いあう二人は、十歳の歳の差なんて感じられない対等なCPに見えて、とっても素敵なワンシーンでした♡
ラストでは叶芽のおかげで、マーキング+チョーカーがα避けになりそうってわかって、二人の憂いが少しは解消されてよかったなぁ。
でもマキさん、これからずーーーっとマーキングし続けちゃうねw
1巻に続いて、2巻でも泣いてしまいました〜!。゚(゚´ω`゚)゚。
朔先生の作品には、いつも泣かされてしまいますw
素敵な続編をありがとうございました♡
電子 ライトセーバー修正(濡れ場は数回ですが、修正箇所は少ない描き方をされています)
恋人編と分かっててもたぶん順風満帆とはいかないのだろうなと思いながら読み始めました
まずなんと言っても絵が美しすぎる
それに尽きます
そして内容は、マキ先生に釣り合う男になるために朱音が奔走します
その健気さにほろりと涙が出ました
そして、ついに登場したマキ先生のαのお兄さんのかっっこいいこと!!!
結晶の色がまっっくろなのもめちゃくちゃ強いαみを感じでとてもよかったです
弟思いな兄だったことが明かされてめちゃくちゃ泣きました
私こういうのに弱い
αだから持ち上げられるけどβの弟のことを本当に可愛がってて、めちゃくちゃいいお兄さんでした
もはやお兄さんが好きすぎました
どうかお兄さんのスピンオフも…!!!
保健室の先生・牧瀬と元教え子・朱音。
前作で恋人同士になった二人の続編でした。
フェロモンが結晶化して見えるという特殊能力を持った朱音は、結晶の煌めきに気分を悪くする事も多く、生きづらさを抱えながら生きてきた。
唯一結晶の色が透明だった牧瀬をいつしか好きになり、偶然も重なって卒業してから数年後に再開して、お付き合いに至ります。
Reflectionではお付き合いを始めてから9ヶ月の設定で、牧瀬の家族関係のエピソードを絡めて、「先生と生徒」から一歩進んだ関係になっていくお話でした。
αの両親を持ち、兄もαという中で、自分だけβだった牧瀬。
牧瀬の両親は、牧瀬がβであると判明して以来、牧瀬に愛情を示すことはありませんでした。
バースを理由に親の愛情を失う・・・オメバガバースではよくある話ですが、こんな残酷な事って無いですよね。
牧瀬も幼心に傷を負い、「βの自分なんかじゃ」と考える癖が無自覚ながらついてしまったエピソードは、読んでいて苦しかったです。
朱音が牧瀬の兄であるαと交流するにつれ、無意識のうちに「いつか朱音もβの自分から離れていってしまうかも」と不安になっていた牧瀬でしたが、これまで妙に我慢強く弱音も吐かなかった牧瀬が、そういった本心を朱音に吐露してくれたのは良かった。
本気で朱音と離れたくなかった証ですよね。
朱音が牧瀬の不安を感じ取り、全身全霊で愛を伝えたシーンは感動的でした。
愛し愛されることに自信を持てるようになった牧瀬はとてもかっこよかったです!
本作の新キャラ・牧瀬のお兄さん(α)は黒い結晶の持ち主。
黒は光を乱反射せず、眩しくなくて、朱音にとっても好きな色です。
作中では朱音がお兄さんの結晶の色が黒である理由を何となく納得していましたが、私にはいまいち良く分かりませんでした(読解力がなくてごめんなさい)。
結晶が黒である理由について、もう少し説得力のあるエピソードがあれば、完璧だったなぁ・・・。
とはいえ、朔先生が描きたかったことはしっかり描き切れたのではないかと。
絵柄も綺麗でコマ運びも上手く、さすが朔先生!と思いました。
何となくこの作品は朱音君視点のお話しかな?と思っていた所があるので、この作品タイトルである「ルビーレッドを噛み砕く」も彼を悩まず結晶に抗って壊す!みたいなイメージだったのですが・・・
今回のマキ先生の行動なんかを見てみて、この作品タイトルはマキ先生からの視点なのかも知れない?!と思ってみたりしました
そうすると、朱音君の為に煩わしく感じる事を取り除いてあげたいと思う気持ちで結晶を噛み砕くという事と、単に恋人としての独占欲や愛情が昂ってしまい彼に歯形を残してしまう衝動的な噛み跡が朱音君自身を噛む事に表れていたのかな?と思えて来て何となく自分的にフフ・・・♡ってなりました
作中ではマキ先生の行動をDVって言われてしまったり、マキ先生自身もすごい反省してたけど、私的にはこの「ルビーレッドを噛み砕く」という意味とマキ先生のリンクを考えると全然アリ!な行動だし、朱音君自身も嫌がってないから愛情表現だな♪って思って楽しみました(*´▽`*)
まぁ他人に心配されるのはきっと煩わしいと思うのでがぶがぶマキ先生は上手い事コントロールして、これからも仲良くいて欲しいな♡と思う2人の続編でした!
お兄ちゃんキャラがすごい良かった!!
黒い結晶なんて格好いい設定だし、そもそもこの結晶が見える設定自体が面白いので何かもう一展開あったら嬉しいな、なんていう欲張りな想いを込めて今回は評価に反映しました
1巻の続きなので、まずは1巻から読むのがおすすめです。
この作品は、バースが結晶として見えるという設定が特徴。
結晶の色や大きさが感情や関係性を映していて、頭の中で色づけしながら読むと物語の解像度がぐっと上がります。
バースで人を区別しない純多。
そのせいで先生と衝突したり、逆に心を溶かしたり――不器用なのに、やり手な男です。
そして初登場のお兄さん!
最初は“バース至上主義の頭固め男”かと思いきや、実は弟を溺愛しすぎてる兄だった!
先生に頼られたときのあのニヤけ顔、完全にオタクのそれで最高でした。
ところどころに登場する天使の先生も、可愛いかったです。
えち展開:6回
今回は小学校の養護教諭と
フェロモンが見える工場勤務バイトのお話です。
初恋の人の攻様と恋人同士になった受様が
攻様と同居を決意するまでの顛末と
受様宅へのご挨拶を描いた短編を収録。
この世には男女の性別の他に
アルファ、ベータ、オメガの「第二の性」が存在します。
オメガの受様は幼い頃から
フェロモンが結晶化されて見える特異体質保持者で
煌く結晶に眩暈や体調不良を誘引されますが
中学の養護教諭として出会った
ベータの攻様のフェロモンの結晶は
透き通るような透明で受様を刺激する事がなく
受様にとって攻様は心許せる人となります。
受様の高校進学と攻様は異動により
2人の接点はなくなりますが
5年後、偶然の再会を果たしたことで
受様の攻様の恋人になります。
攻様はアルファ家系に生まれたベータで
普通のベータよりも本能が強く
受様はベッドでよく首筋を噛まれたり
激しいキスマークをつけられます。
受様としては嬉しい限りのマーキングですが
攻様は恋人を傷つけてしまう自分が
許せないようです。
受様はアルファの友人に相談するとDVだと言われ
番になりたいと言う本能が募っての行為なら
雲を掴むようなものだと言われてしまい・・・
既刊「ルビーレッドを噛み砕く」の続刊で
フェロモンが見える受様と養護教諭である攻様の
オメガバースになります♪
受様はオメガでフェロモンが視える事で
普通の人のように生きられない事は
受様にとって大きな負担です。
そんな受様な生き方を受け止めてくれる
攻様だからこそ受様も攻様の思う通りに
接して欲しいと思うのですが
攻様の中ではオメガと番えないベータであり
年上の教師と元生徒という過去ゆえに
攻様の中での縛りになっていたりするのですが
そんな攻様の葛藤は受様には見えず
アルファである受様の友人や攻様兄にも
威嚇したり、嫉妬したりするのも
受様には思いもしない事なのですよね。
年の差あるあるな展開ですが
攻様が受様に見せてこなかった部分にも
焦点が当てられていてハラハラ&ドキドキでした。
「今の攻様だから好き」「攻様と幸せになりたい」という
受様の告白にウルウルさせられました ヾ(≧▽≦)ノ
カバー下に描き下ろしのイラストがあります。
デェフォるとキャラで可愛さ満点ですので
チェック必須です。