ルビーレッドを噛み砕く Reflection

ruby red wo kami kudaku Reflection

ルビーレッドを噛み砕く Reflection
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神105
  • 萌×229
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

57

レビュー数
21
得点
653
評価数
138
平均
4.7 / 5
神率
76.1%
著者
朔ヒロ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799774557

あらすじ

オレが好きになったのは
“β”のマキ先生だ――。

フェロモンが色とりどりの“結晶”として見えるΩの朱音。
中学時代の養護教諭・βの牧瀬と偶然の再会を果たし、恋人になった二人。
ある日、牧瀬から“もっと一緒にいたい”と同棲の提案が。
浮かれる朱音だけど問題は山積みで…。
さらには真っ黒な結晶を身にまとうα・牧瀬の兄が現れて――!?

ピュアな想いがきらめく
尊さ満点オメガバース、待望の恋人編!

描き下ろしは親へのご挨拶

表題作ルビーレッドを噛み砕く Reflection

30歳、β、養護教諭、朱音の恋人
20歳、Ω、フェロモンが結晶として見える特異体質、牧瀬の恋人

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数21

間違いなく。読んで幸せになれる神作品。

首…千切れるんちゃうか。と思うくらい長くして待ってた続編。め……っちゃくちゃ良かったです…!
続編には尻込みしがちな私(1巻が神作品であればある程、続編への評価が厳しくなっちゃう難儀なタチですすみません)ですが、朔ヒロ先生の作品は絶対に間違いないと。確信して続編をお待ちしておりました。…間違いなく最高でした………_| ̄|○

マキ先生………好き過ぎる……。
完璧なスパダリ。優しい先生。
そんな中に抑え込んだいろいろな感情………。溢れ出したマキ先生の本音と涙に、私もうっかり嗚咽が漏れるほど貰い泣きしてしまったのでした。
純多、ちゃんと伝えてくれてありがとう。マキ先生を安心させてくれてありがとう。
もう大丈夫。2人ならきっと幸せになれる。と確信できるラストに、すごく幸せな読後感を頂きました。

間違いなく読んで幸せになれる神作品です。何回でも読み返したい。全人類に読んで貰いたい。


そして言及せずにはいられない、お兄さんについて。翔さん、ありがとう。あなたのおかげで今のマキ先生がいる。
優しいツンデレブラコン純血強強αのお兄さん…………………。(肩書きすごい)
お兄さんのスピンオフとか…読んでみたいとか思うのは私だけではないはず…………………。

4

カケルさんも好きだぞ

恋人になった2人のお話マキ先生の色々な面が見られて良かったなぁ。あんなにガジガジしてしまうとか叶芽くんにパンチするとかそんな面もあるんだーーーー!そして私はカケルさん大好きです。過去の2人の会話の「お前はカッコよくて…」のところがもうね弟大好きじゃん。兄弟のちびっこの時もまーかわいいいつまでもかわいい弟なんだな。マキ先生に兄の愛がもっと通じますように

やっぱりβとΩである以上は番になれない不安もあるわけで自分よりもやっぱり…と思ってしまうの切ないですね。でもマキ先生の不安も朱音くんが取っ払ってくれる✨ふたりの絆はより強くなったよね。あの公園⛲️のシーン私も泣いちゃいました❤️‍

コミコミさんの特典めちゃくちゃ綺麗でいつも手に取って眺めてますアニメイトさんの小冊子そこで悶えてしまう朱音くん相変わらずかわいいなぁ

3

誰が何と言おうと2人はホンモノの"番"です

恋人編のラブラブイチャイチャをたっぷり味わえる楽しさ半分。
バース性のしがらみや未来について不安になってしまう気持ちも半分。
恋人同士になってもなお抱える問題は山積みで、作者さんがどうしても描きたかったという続編への思いを強く感じたストーリーでした!

せっかくの恋人編だし、あまあまテイストに振り切っちゃってもいいと思うのですが、そんな単純なストーリーに舵を切らないのがこの作品の読みどころです。"続編でどうしても"の部分は、嫉妬あり、独占欲あり、誤解あり、不安ありというように、多少ネガティブ感情もチラつきましたが、結果的には2人の愛情の深さをドドンと見せつけられたことに歓喜!!ヽ(´▽`)/
不安感と安心感の対極感情によりストーリーが引き締まり、尚且つ感動極まる素晴らしいストーリー運びとなっていました。

同棲のワードが飛び出し、2人の関係が恋人からそれ以上の関係へと進む変化が生まれたのもこの続編の見どころでしょう。
結局のところ、同棲の話が出ただけで同棲には至っていませんが、それキッカケでお互いの家族が登場し、過去について振り返る意味でも、家族との関係を覗き見る意味でも同棲の話題が出たのは良かったと思う。同棲の話題も、βとΩという2人のバース性の問題についても、彼らが今後共に過ごしていくであろう未来について深く考える足掛かりになったことが嬉しかったです。

βとΩはバース的には番えません。
発情期の問題等あるけど、そうした肉体的なトラブルよりも、精神的に一緒にいて安心しあえる心の部分を一番に重視する2人が素敵だなと思いました^ ^
たとえ不安になってしまったとしても、ちゃんと自分たちの関係や、バース性にちゃんと向き合いながら一緒に最適解を導いていく2人は最高の"番"です。

前巻を超えて2人のアツい想いに触れた続編でした。
朱音のフェロモンが視える体質の威力も絶好調で、幻想的なビジュアルとも併せて2人の物語をお楽しみ下さい♪( ´▽`)


2

互いに "Reflect"(反射)"する気持ち...最高オブ最高の続編

はー...これは最高の続編...!!✨
アニメイトにて紙本をお迎えしました。
(メイトさん特典小冊子情報は、レビュー最後に記載します☺︎)

攻め・マキ先生のお兄さん登場!
そして二人の同棲・婚約話が持ち上がり!? という2点が大きなテーマでしょうか。

本編読後、先生のあとがきに書かれた、
タイトルの”"Reflection”に込められた思いを読んで胸いっぱいに。

まずはマキ先生から返ってくる気持ち、”恋情”のreflection。

思えば最初は、純多(受け)の片想いから始まった恋なんですよね...
この続編では、最初片想い状態だったなんて本当!?と疑っちゃうぐらいに
双方向の愛が溢れてました(*´◒`*)

そして「恋情」とは異なり、朱音(純多)が
「返したい」と思えるようになる想い。
これ、最高に胸に響くものだったー...

マキ先生が涙を流しながら語る
”純多が幸せであってほしい”という想い、
それ故の悩み苦しみ。

10歳年上であろうと、マキ先生だって不安なんだー
と気付いた純多が告げる言葉、そこに込められた想いが
ストレートに胸を打つ、クライマックスシーンでした。

10歳年上であっても、なんでもこなせる”完璧彼氏”であっても、
マキ先生はずっとずっと不安だったんですよね。。
野外学習で不在の間起こった純多の重いヒートにより、
その不安が顕在化してしまう。

そんなマキさんに返した純多の言葉、涙ぐみながら
噛みしめました。

マキ先生がβで養護教諭になれたから二人は出会えて、
純多が好きになったのは、
無理をしてα用の抑制剤を飲んでまで生徒のために仕事を頑張るマキ先生で。

αとΩの「番」と同等、いやそれ以上とも言える
深い精神的な繋がりを再確認できたこと。
そして、(αの持つブロック能力とは違っていても)
物理的にαを牽制できる方法が見つかったこと。

この二つが後半の二人の光となり、
大きな感動を呼び起こしてくれるエンディングとなっていました。

で!!! 個人的に大っっ好きキャラだった、お兄ちゃん!!!!
結晶がオニキスのような「漆黒」だなんて、
なんかちょっと怖い人なのー!?

とすっかり騙されたっ!(*´艸`)

もーブラコンな翔(カケル)兄ちゃん、
最高に良きお兄ちゃん・良きキャラでした!!
お兄ちゃんの恋のお話も読みたいぞ...!?と思うぐらい好きなキャラ。

1巻、マキ先生の幼少期回想シーンで出てきた
あの”ぞうさん”のお話が、こんなふうにお兄ちゃん視点で見られるなんて!

1巻とは別角度・別視点で兄弟それぞれの思いと
軌跡を知ることができる構成、素晴らしかった...

結晶が眩しく、サングラスをかけないと
街を歩けない純多にとって一番安心な色を持つ人。(マキ先生の透明以外で!)
これだけでもグッと好感度が上がりますが、
マキ先生不在時の純多のヒートの時のエピソードで、
「好き!」が加速しました(*´∀`*)

ちょっと天然入ってるかな?と思えるところも好き。笑
(初登場シーン、ケーキのやりとりに笑った〜w)


そんな、クスッと笑えるポイントあり、
グッと深く心に入り込む二人の言葉と想いの数々という感動あり、の
この続刊。

控えめに言って最高すぎた...!

序盤の自分の萌えMAX!!だった部分は、
噛みグセの抜けないマキ先生です。
(これがちゃんとラストへの伏線になっているのも最高に良い)
もっと噛んでいいよ!状態の愛深き純多も可愛い(*´艸`)

もーーとにかく、一言で”最高の読後感”の一冊でした✨


あ。カバー下のミニキャライラストもきゅん!と萌えツボに刺さる
可愛らしさです。
ぺらっと最後にカバーをめくって、「わ!」となりました(*´∀`*)

特に裏表紙側、純多(受け)が牧瀬の洗濯物(白衣!)を
干しながらニッコニコしてるのが癒しすぎる。
ちっちゃいハート、飛んでます❤︎


★修正:tn白抜き(紙本)
無印(1巻)は電子(BookLive)ではライトセーバーだったので、
白抜きでもちょっと嬉しい気持ちが!
濡れ場は攻めに白衣を着せて...の「白衣エッチ」あります(๑•̀ㅂ•́)و✧

★アニメイト有償12P小冊子(漫画8P)
本編から1年ちょっと後、純多の髪色についてのお話。
自分には絶対似合わないから、アッシュブロンドの純多の髪色が
「憧れ」なんだ...
とマキ先生に言われて喜ぶ純多。

そしてそんな純多を見て、”憧れてるところは他にもいっぱいあるよ”ー
と内心つぶやく牧瀬。
季節は冬、寒い中コート姿で歩く二人だけれど、
暖かさを感じる優しいお話でした(*´˘`*)

2

No Title

続編、お待ちしておりました!
コミックス派なので、それはそれは楽しみにしてまして。前作で好きなところがたくさんあり、そしてこの二人はうまく行くのか実は気を揉んでしまったので。βとΩでどうしたって番になれないという枷がありますし。そこがまたどうにこできない部分で物語の中でも主軸ですが、うまくまとまって良かったなと。続編読めて本当に良かったです。
生まれつきままならないことにどう付き合っていくか。そういう部分が大好きです。

2

キラキラと輝き反射し合う気持ち

二人の関係性がより深く展開する続編。
ただ甘いだけでなく⋯感動しました。
以下ネタバレ含みます

純多の「視えてしまう」力は全開、マキ先生の結晶も純度100%でバレバレが可愛いです。
(すいません、自分も「マキ先生」呼びお許しを)

オメガバで攻めがβなら、続編はぜーーったいαの当て馬が出てきそうなもんですが
α叶芽ちゃんもαお兄さんも大変いい人で、そこがすごい良かったです。(ぜひスピンオフを..)

真面目優しいだけではないマキ先生が見れます。
噛み癖があるのとか、先生と呼ばれることの罪悪感があるとかも、可愛すぎます⋯。
叶芽ちゃんを殴ってしまったり、お兄さんに反抗的だったりするところも驚きました。
マキ先生は純多とつきあったことで自分のバース性に今まで以上に葛藤を感じています。

お兄さんの結晶のことを純多が「黒くて反射しない、目が眩しくない」と言ったことも焦りの原因に。
(純多は反射しない黒を好んで身につけている)

「Ωと恋愛はしない」といっていたマキ先生が
純多とお付き合いしてるということは想定外で好きになってしまったというですよね⋯。尊い⋯

ヒートでの窮地の乗り越え方が大変素敵でした。
駆けつけるのか?と思ったのですが通話で「保健の先生」対応。
純多が学生時代の頃のように救われる気持ちがわかります。

純多もマキ先生に相応しくありたいと頑張る姿勢が愛しかったです。
不安を消してあげたい、気持ちを「返したい」
マキ先生の青の結晶が光に「反射」しタイトルのReflectionの意と掛け合わされます。

一巻では反射するのが眩しくて透明だった結晶に惹かれた純多ですが、ここではありのままの色を受け止めます。

マキ先生がβじゃなきゃ出会えてないし、好きになってなかったですよね..。
きっと家族内で独りβでの苦しみ、我慢があったと思うのですが
純多が全て受け止めてくれる。
泣いてしまうマキ先生にこちらも涙腺崩壊です。
救済があるんですよね..純多だから出来た、
すべてのことに必然があったと思わせてくれる続編でした。


純多、白衣にこだわりすぎだぞ♡(ありがとう)
マーキングシステムも最高です。
電子☆ライトセーバー修正

2

続編も泣いてしまった〜!。゚(゚´ω`゚)゚。

この続編が発売されたので、先日ずっと積んでいた1巻をようやく拝読しました。素晴らしかったのでこちらも読んでみました。全216ページ。以下ネタバレあります。

まず表紙、純多のルビーレッドと、牧瀬のサファイアブルーの結晶が舞っていて美しい♡

養護教諭でβの牧瀬と、十歳年下の元生徒の朱音純多(Ω)。付き合って9ヶ月目。

すごく真面目な牧瀬だけど、ヒートえっちの時は噛み癖があり、キスマの数も半端ない。想像してた通りの執着攻めだ〜w

純多が失恋した友人のα・叶芽と一晩飲み潰れてたら、なんと牧瀬が叶芽を殴ったのには驚いた!自分に厳しい分、他人にも厳しいのかな〜(汗)

今作では牧瀬のαの兄・翔(カケル)が登場!
初めは無表情でちょっとコワい感じだったのに、お話が進むにつれ、実はなかなかのブラコンてことが明らかになるのが面白かったw
あと兄の前だと牧瀬が子どもっぽくなるのも可愛いw

一方純多は、牧瀬との同棲とか婚約などの話が出てきて、このままの自分じゃヤバい!とハローワークに向かうも、大勢の人のフェロモンに当てられて体調不良に!フェロモン見えるの、こんなに大変だったのね(泣)

偶然、翔に助けられて色々話してるうちに、怖そうだった翔が、実はすごく弟を大事に思っていて、心配している姿にほっこりしました。

しかし翔のある偏見に純多がキレてしまう。
「これ以上好きになれる人なんかいない!」
と翔に啖呵切る純多は、男前ですごくかっこよかった!

そこに帰ってきたマキさんが、兄の前で純多にめっちゃキスして牽制する!独占欲どんだけ〜!ww

その後、純多が兄に好感を持ったことを感じて、心がざわざわしてしまう牧瀬。強すぎる独占欲に、初めはキュンとしてたんだけど…。終盤になり、その独占欲や嫉妬心は、萌を感じてる場合じゃない深刻さがあることがわかってきます。

牧瀬の中にある、優秀で優しいαの兄へのコンプレックス。βとして生まれ両親から顧みられなかった心の傷…。牧瀬の心の中にはそんなつらさが仕舞い込まれていて、βの自分がΩの純多を幸せにできるのか、という不安に繋がっていて…。

「不安なんだ マキさんも」
牧瀬の不安な気持ちを聞き、「返したい」と、βの牧瀬が大好きなんだって気持ちを、純多が一生懸命に伝えるシーンは、牧瀬と一緒に私もぽろぽろ泣いてしまいました…マキさん、ほんとによかったね…。゚(゚´ω`゚)゚。

噴水の前で笑いあう二人は、十歳の歳の差なんて感じられない対等なCPに見えて、とっても素敵なワンシーンでした♡

ラストでは叶芽のおかげで、マーキング+チョーカーがα避けになりそうってわかって、二人の憂いが少しは解消されてよかったなぁ。
でもマキさん、これからずーーーっとマーキングし続けちゃうねw

1巻に続いて2巻でも泣いてしまいました〜!。゚(゚´ω`゚)゚。
朔先生の作品にはいつも泣かされてしまいます。
素敵な続編をありがとうございました♡

電子 ライトセーバー修正(濡れ場は数回ですが、修正箇所は少ない描き方をされています)

2

結晶

純多と一緒にいたいけど自分でいいのかを葛藤し続け何も言い出せずにいたマキさんにものすごく切なくなったり、そこで改めて自分がまだマキさんを頼れる大人だと思って見ていたことに気がつき必死に気持ちを伝えようとする純多に涙が出たり、本当にグッとくるシーンがたくさんある続編でした。
やはりオメガバのβとΩが結ばれるのって難しくて、そんな2人が再会し結ばれるまでが無印、そして2人で生きていく形を見つけていくのが続編だという印象です。

そして続編でよく触れられたフェロモンの結晶。色が示しているものが明かされなるほどと思ったりもしたのですが、個人的には純多のヒート中の結晶がものすごく印象に残っています。押し潰されそうなほどの大きくて暗く光る大量の結晶。今まではわりとキラキラ綺麗なものとして描かれていたので、このシーンで改めて自分では制御しきれない怖いものでもあるということを突きつけられ、普段Ωが晒されている恐怖が可視化されて衝撃的でした。だからこそマキさんのβでいいのかという葛藤や2人がそれでもと思った気持ちの強さがより理解できたなと思っています。

2人の幸せをより願いたくなる続編でした!お兄さんのキャラも大好きです。

2

存在そのものの肯定

待望の続編!
Reflectionでは、マキさんの背景がより深く描かれ、純多の成長を感じ、マキさんと純多だからこそのバース性との向き合い方に心から感動しました。
一冊に様々な要素が詰まっていて、読み応えたっぷり。

前作からのフェロモンが結晶として見える設定(純多だけ)も朔ヒロ先生ならではでしたが、今作でマキさんと純多が編み出した、アルファとオメガの番契約に代わる方法も独自設定で輝いていました。
それが可能だったのは、マキさんがアルファ寄りのベータだからこそ。
バース性にもグラデーションがあるという朔ヒロ先生ならではのオメガバース設定に対する色づけが、とても活かされているお話だと思います。
設定や、それを活かすお話作りだけでなく、心情描写や絵の美しさ、迫力など、読んでいて引き込まれるし、魅せられました。

マキさんのお兄さんである翔さんが登場したときは、純多が初めて見るフェロモンの色ということで「まさか運命の番だとか…!」と不安にもなりましたが、純多と翔さんが似ているからという理由に落ち着いて、ほっとしました。
しかも、似ている理由が「マキさん(弟)を大好きなところ」という、微笑ましいにも程がある!とマキさん推しには嬉しい理由で、ブラコン好きの心も満たされました。
ツンデレマキさんという珍しいマキさんを引き出してくれる翔さんは貴重な存在です!
純多の危機をも救ってくれて、頼れるお兄さんで本当によかった。

純多が好きになったのは「ベータのマキ先生だ!」という告白には痺れました!
ベータのマキ先生だから保健室の先生になれて、そのおかげで出会えて、純多は救われて、恋をして、恋人となった現在があるのだから。
アルファのマキ先生とでは迎えられない現在と未来だった。
この日をきっかけにマキさんの噛み癖が治まったのは、根本的な不安を解消されたからなのでしょう。
マキさんの過去回想からも推測できる不安や無力感、もしかしたら罪悪感までも抱いていたのかも。
番関係を結べない組み合わせで生じる、避けられない問題。
それをそのまま乗り越えてしまった純多がすごい!
もちろん、苦悩や困難もあったけれど、揺るぎない純多の心の強さに惚れ惚れします。
そりゃ、あのマキさんを口説き落とすパワーを持つ純多ですから、と今更のように思い出しました。

余裕を持った大人でいようと努めるマキさんは確かにかっこいいし頼りになるけれど、思わず感情を露にしてしまうマキさんが特に好きです!
普段が頼りになるからこそのギャップが愛おしい!
実は、叶芽を殴ったマキさんに「よくやった」と思ってしまいました。常に線引きを意識し、感情を抑えている人なので、怒ることすらしないんじゃないかと。
でも、信じることと心配することは別なので。特にバース性が絡む場合は、用心を重ねるに越したことはない。
叶芽がマキさんのことをDV男と同じだと、しきりに評していて、その度に叶芽の好感度が下がっていきました。
納得できないこともないけど、浮かぶのは「So what?」
叶芽はそれを指摘して、何がしたかったのかな?と。
純多にマキさんとの関係を再考させて、大事なことに気付かせたかったのかな?
でもあまり役に立った実感がなく、二人きりお泊まりでかなり下がっていた好感度が上がる要素はありませんでした。
こんなに嫌な人だったかな?と戸惑いつつ、それ以外の感動が大きいので気にしないことにしました。

マキさんの根本的な不安を解消し、存在そのものを全て肯定し、受け入れ支える純多は輝いています。
純多がそうなれたのも、マキさんがいてくれたから。必要なときに支え、救ってくれたから。
お互いがお互いにとって唯一無二の存在。
これからも、お互いに対する揺るぎない感情を大切にして、幸せでラブラブな日々を過ごしてほしいです。

1

結晶が語る、彼らのバースと想い


1巻の続きなので、まずは1巻から読むのがおすすめです。

この作品は、バースが結晶として見えるという設定が特徴。
結晶の色や大きさが感情や関係性を映していて、頭の中で色づけしながら読むと物語の解像度がぐっと上がります。

バースで人を区別しない純多。
そのせいで先生と衝突したり、逆に心を溶かしたり――不器用なのに、やり手な男です。

そして初登場のお兄さん!
最初は“バース至上主義の頭固め男”かと思いきや、実は弟を溺愛しすぎてる兄だった!
先生に頼られたときのあのニヤけ顔、完全にオタクのそれで最高でした。

ところどころに登場する天使の先生も、可愛いかったです。

えち展開:6回

1

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