条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
iki dekinainoha kiminosei
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
2人の間に亀裂が入るような出来事は起こらないけれど、矢野の父親の存在感が大きい巻でした。矢野に連れられて家に来た志筑、バーを継ぐため奮闘する志筑に厳しいだけでなく、矢野にもなかなか息子を褒めるような言葉をかけない彼に、死ぬ時後悔しないかしら、なんて余計な心配をしてしまうほど。それでも、妥当なことを言っていると冷静に受け取れる志筑や、志筑ではなくて自分が今まで感じてきた不満をぶつけなきゃだめだ、と父親と向き合う選択をした矢野は、大人だなぁと感心しました。ハードスケジュールで志筑が熱中症にかかるシーンもあり、この経験を忘れずに矢野のためにも健康は大事にしてほしいと強く思います。体が壊れるまで無理をするのはけっして美談ではありませんからね。試練の巻でもありましたが、お互いの溺愛っぷり、欲情っぷりは相変わらずなのでもちろん萌えもたくさんありました。
大好きなシリーズの最新刊、ということでテンション高く臨みました。なのに、次巻で完結と知り、ショックで一気に気分が下降したのです。
同じ市民楽団に所属する、セフレから恋人に昇格した2人のお話になります。
楽団の活動も恋も順調だったのですが、志筑君が勤め先のバーを継ぐ決心をしたことでお話が大きく動き出しました。
忙しい日々と慣れない仕事にお疲れの志筑君に、精一杯支えようと奮闘する矢野君。そんな中で帰った実家で、志筑君を実父に貶されて。矢野君の幼少時代のトラウマもあって、揉めに揉めてしまいます。
交際も店長も反対され、頑固親父にイライラしたのは言うまでもありません。
ですが、2人は違いました。2人共にそれぞれ父親と向き合って、同じセリフで黙らせたのに感動しました。加えて、誰に何を言われても、揺るがない関係に萌えるのです。
結局未だ認められていませんが、彼らならきっと大丈夫でしょう。劇団の活動を休止してまでやり遂げると決めた店長も、次巻では立派な姿を見せてくれると信じてます。だって、そんな未来のために、彼らは今奮闘していますから。