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過去の恋に囚われる彫り師×平凡な自分を変えたいノンケリーマン
ai no irezumi

タトゥーを扱ったBLという点に新しさを感じました。タトゥー、個人的にはめっちゃ萌えます。痛みを伴いながら、肌にモチーフを刻むという行為、背徳感があってゾクゾクします。
ただ、彫り師の愛助さん(攻め)は、アウトローな感じがしない好青年なんですよね。タトゥーを入れたいと希望する尚紀さん(受け)に対して、すごくジェントル。そのギャップがよかったです。
物語のキーポイントは、二つあります。一つめは、「変わりたい」という尚紀さんの願いがどのような形で叶うのか。そして二つめは、愛助さんが過去の恋をどう乗り越えるのか。この二点がうまく噛み合っていたため、消化不良にならずに素晴らしい読後感に浸ることができました。
このお話は、愛と再生の物語なんですね。人は変われるんだという前向きなメッセージを受け取りました。
エッチシーンに関して言えば、愛助さんのタトゥーが艶かしくて眼福でした。戸惑いながらも積極的になっていく尚紀さんも可愛かったです。
タトゥーを取り扱った作品で、エロエロというデータから尻込みしてしまう方もおられるかもですが、ピュアなラブストーリーですよ! おすすめです!!
ずっとランキングで目にしていたので気になっていた作品。
細かな描写にも作者様のこだわりを感じるスタイリッシュな作品でした。
人生ずっと冴えない受けと軽薄そうな彫り師の攻め。
自分を変えるという目的で2人の関係が進んでいくにつれて、どんどん2人の印象が変わっていきました。
攻めは真面目で仕事熱心で、終盤の様子を見ると割と甘えたがりだし優しい人なんだなと。
受けはえろになると色気があり、むしろ美人では?と感じる箇所がいくつかありましたが…冴えない時は冴えなかったし、そこは攻め視点だったのかな?笑。泣き顔シーンは特にグッときました。そして終盤見せた包容力。
2人がお互いの影響で変わったのかもしれないし、素が出てきたのかもしれないし…。
表紙は攻めのアップが印象的だし、冒頭の展開からの印象では攻めがリードする関係と思ったけど、むしろ受けが攻めを包み込む関係であるみたいです。
2人の力関係が変わってるなぁと思いました。(個人的には攻めがリードする方が好き)
タトゥーは全編にわたって美しく描かれていて、攻め受けのキャラクターを表す部屋もそれぞれに洒落ているし、1シーン毎気合いが入っているのがよく分かりました。師匠の続編あるのかな?師匠、気になります。
愛助の見た目の派手さとは違う純朴なところが好感度高し。それとは裏腹にえっちでは主導権を握り尚紀をトロトロに翻弄する一面もギャップがあってさらに良し。
尚紀は自分に自信がないのでなかなか愛助と最後の方まで対等な関係‥とはいかないので、利一と愛助のあれやこれや‥も見てみたかったー!
愛助の胸にあった『R1』が、どうしても飲むヨーグ●トの商品名と被ってしまいお店で『フフッ』となってしまいますが、利一のキャラもビジュアルも脇役にしておくには勿体ないくらいなのでちょい役だったのが名残惜し‥。
利一と愛助の事については詳しく描かれてないけど、愛助が尚紀に惹かれたように、利一も弟子だったまっさらな身体の愛助と出会い惹かれて関係を持ったのかな、と。尚紀と同じで元々ノンケだったけれど愛助と関係を持ち、利一の方は何かがきっかけで女性の方に戻ったんだろうか?
真偽の程は分からないけど、興奮するとタトゥーが膨らむってすごくえっちでいいですね。膨らんだタトゥーに触れさせじっと見つめる‥どんな甘い誘い文句よりも破壊力がデカすぎる。
エロス度★★★★★★★★
おやおや。平凡な自分を変えたいノンケのリーマンが彫り師によって最高傑作にされていく・・・素晴らしい。
愛助の刺青や彼の前で曝け出す尚紀の素肌が色気大爆発な眼福さで、過去の恋に囚われて不能状態であった愛助が尚紀に対しては興奮して刺青も下半身も反応してしまうのがツボ。
尚紀も無個性でつまらない自分を気にしていましたが愛助とのカラダの関係を経て蛇のように脱皮を繰り返して変わっていく様子がたまらなく、愛助に求められたい欲求や彼に抱く恋心が壮絶な色っぽさを醸し出していて最高でした。
お初の作者様です。
pixivコミックを周回中に出会い、単行本が出版社されてから少し経ってから買いましたが、もっと早く買えばよかった…!って感じに思いました…。
私の感想としては、
「過去編もう少し欲しいなー」って感じです…。
本編ではサラッと話して終わりなのですが、途中の愛助くんの師匠の話詳しく書(描)いていなく…もう少し愛助くんの不器用さを描いて欲しいなー…(もしかしたらTwitter系で書いてるのかもだけど…。)って思って読んでで謎が深まってしまいました…。
でもキャラクター1カット事にタトゥーらしくしなやかに描かれていて、作者さんの作品愛を感じて好きです…。
途中に出てくる「自分で破棄したのにも関わらず未練タラタラ」の受けの"元"婚約者がいい味出してくれていたり、他にも荒療治の子との話など、二人の仲を深めるためのカギになっていて、私的には好きだけど、所々女絡みが多いので地雷になる人はいると感じました…。
すっごくオシャレでクールな絵。タイトルに刺青ってあるけど尖ってたり危うかったりする要素はないです。刺青を介して心の奥を探ったり、それを受け入れたり、包みこんでいったりするような。優しい物語だと思います。
蛇はすごく象徴的。脱皮して成長する様子を生まれ変わると捉え、洋の東西を問わず、神様、神様に繋がる特別な存在と見なされてきたそうで。その蛇を纏った愛助くんと出会い、惹かれながら関わっていくことで、本当に尚紀さんは生まれ変わったんだと思います。
そして、初対面なのに、尚紀さんをエッロい想像へと誘ってトロトロにしちゃう、愛助くんの不思議な魅力は、蛇の神がかった力から来てんだなあって、なんか勝手に想像して浸っています。愛助くん自身も、尚紀さんと出会ったことで過去に「けじめ」をつけ、直樹さんとの新しい未来へ。
とにかく、全編通して刺青が綺麗でいちいちかっこいい!ぜひ続編をお願いします。
攻めキャラ愛助の師匠の利一のタトゥーがBL作品の中では1番好きかもしれません。腕のタトゥーもいいけど背中のも素敵!
愛助好きな人の名前彫っちゃうの痛可愛いw昔女子ヤンキーが鉛筆で腕に好きな人の名前彫っているの思い出しちゃいましたw
感想としては、痛い2人だな、でした。愛助はイケメンでタトゥーの才能もあるのでまぁ見れましたが、尚人の魅力を感じられず…泣きながら言い逃げする女々しいキャラが苦手の私には合わなかった…。
それでもタトゥー見たさでまた読み返すと思います。
利一の話でスピンオフありそうな終わりでしたが、利一結婚したんじゃなかったっけ?
カッコいい構図が多くてつい見惚れてしまう。
字が多めの漫画でもないのに絵をマジマジと眺めてたせいで読むのに時間がかかった。
受けが淡々と苦しんでる?もがいてるところが可哀想でよかった。
自分のためのデザインじゃないって知ってしまったところとか、ひりひりしすぎてこっちの心臓がもたんかった。最高です。
どういう着地になるのか分からなくて最後まで楽しめた。タトゥーだらけの攻めがえっちぃです。表紙そのままのかっこよさの攻めが見られて幸せ。
はじめましての作家様です。
タトゥーや、バチボコにピアスをつけてるキャラがメインにいる作品は、そのキャラの人となりを知りたくなるのでつい手が伸びてしまいます。
この作品もシーモアにて新作をチェックしていた時に表紙の愛助の見た目に惹かれて購入しました。
【物語の始まりやキャラクターについて】
〈受〉森本尚紀(30)
結婚を目前にして「つまらない」という言葉を突きつけられ恋人と別れたばかりの平凡なサラリーマン。
『生まれ変わりたい』そんな思いを胸に抱えながら、偶然見つけたタトゥースタジオの扉を開けた事で彫り師の愛助と出会い、自分でも知らない欲に目覚めていく……
読み始めた最初の印象は、お人よしなオドオド系か?と思いましたが、愛助との関係が深まるにつれて、段々と欲深く大胆に変化して行く感じが丁寧に描かれていました。
本編終盤や描きおろしでは、年上らしい包容力も垣間見る事ができます。
〈攻〉愛助
タトゥースタジオで彫り師として働いていたある日、客として来店した見るからに仕事帰りのサラリーマン、尚紀と出会う。
ヒアリングを進めていくうちに、白くしなやかで墨が映えそうな尚紀の体を見て、内に秘めたものを知りたくなり……
見た目の印象からダウナー系やヤンチャな感じをイメージしていましたが、彫り師として人の気持ちに優しく寄り添ったり、芯のある考え方ができる真面目な子。
一方で、自分の感性や欲望には正直というか、どこか危うさも感じられる魅力的なキャラクターでした。
【全体的な感想や好きポイントについて】
・愛助の中で師匠(昔の男)の存在があまりに大きいのが思いの外、癖に刺さりました。
今は消してしまってるにしても、胸に師匠の名前まで彫るなんて、相当な尊敬や愛がないとしないと思うので、読んでいて何度も「こ、この元彼強いッ……」ぐぬぬ…となりました(笑)
だからこそ、師匠と比べてあまりに平凡なサラリーマンの尚紀が、はたして師匠以上の存在になれるのかというハラハラ感や、お互いが関係を重ねて恋人になれた時の嬉しさも倍に感じられました。
こういう、攻めにとって忘れられない存在の人が過去にいて、その後出会った受けと新しく尊い関係を築いていく話は、切ないですが前向きな読後感があるので私は好きです。
・タトゥーを題材にしたBL作品の醍醐味といえば、やっぱり濡れ場の華やかさだと思います。
タトゥーの入っていない尚紀の体に、蛇や般若、スカルモチーフのタトゥーが入った愛助の体が絡みつく姿は、最高にエロティックでした。
・描き下ろしの『ブラックアウトのその先で』のラスト、尚紀が愛助の過去ごと優しく包み込んでるって感じがしてグッときました。
アレが見えたってことは、愛助にとって尚紀がそういう存在になったのだという証なのかな、と思いました。
・愛助がこの見た目で、敬語キャラだったのも個人的に好きなポイントでした。歳下敬語攻めが好きな方におすすめです。
【ちょっと気になった点】
絵に関してなんですが、所々顔の輪郭や鼻に対して、口の位置がズレてる様に感じる所がありました。
絵柄や表情は素敵だし、合っている所がほとんどなので、ズレてる所が余計に気になってしまって…
よく言えば、作者様の絵の個性や味に繋がってるとも思えますが、私と同じように違和感として引っかかりを感じる方がいるかもしれません。
【最後に】
描き下ろし『蛇の弟子と鬼の師匠の話』ラストにto be continued?と書いてあったので、続くのかな?
愛助と師匠の過去の深掘りがもう少し欲しかったのと、愛助と尚紀は濡れ場以外でのイチャイチャがもっと見たかったな〜と思っていたので、続編があれば嬉しいです。
恋人に裏切られた二人が辿り着いた愛。
会社員の尚紀は結婚を目前にして婚約者から
「つまらない」とフラれてしまいます。
彼女から言われたことはあながちハズレでもなく、
そんな自分を変えたいと思っていたある日、
たまたま立ち寄ったタトゥースタジオで彫師の愛助と出会います。
タトゥーを彫るためのヒアリング中に愛助から触れられた身体は
なぜか熱を帯びてしまい…。
ノンケのはずなのに、愛助と距離が近づくだけで、触れられただけで、
まるで欲求不満みたいに興奮してしまう尚紀。
そんな尚紀の反応に愛助も欲情しだして…会う度に触れて、繋がって、
少しずつ彫師と客の一線を越えてゆく二人。
けれど、彼らは恋人同士というわけではありません。
あくまで二人の繋がりは身体だけ。
生まれ変わるためにタトゥーを入れたい尚紀と、失恋を忘れたい愛助。
過去の傷を癒すために抱き合うだけの関係。
でも、こんなにも求め合っているのに?
見た目のタイプも仕事も性格も、一見相容れない愛助と尚紀。
だけど、不思議と二人の醸し出す空気は心地よかったです。
大人な関係だったはずなのに、
いつしか二人とも嫉妬心やら執着心が芽生えていて、
どこからどう見ても両想いになっていて、
それなのにすれ違ってしまう二人がもどかしくてたまりませんでした。
最後は想いを通じ合わせ…
ちゃんと尚紀の誤解をとくために家に訪ねてきた愛助と
そんな彼から逃げずにまっすぐ向き合った尚紀。
色々とえっちなんだけど、醸し出す空気感がどことなく
ピュアめいていて可愛い二人でした。