俺たちは恋人に向いていない 2

oretachi ha koibito ni muiteinai

俺たちは恋人に向いていない 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

176

レビュー数
2
得点
95
評価数
20
平均
4.8 / 5
神率
95%
著者
弘川コウ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784910526805

あらすじ

無邪気なワンコ系配信者・晃一の無防備な誘惑に完敗した熊沢は、愛が重めな過保護彼氏へと進化し、毎日奮闘中!
しかしある日、晃一のリスナーが家に押しかける事件が発生。
危機感ゼロの晃一に、熊沢の独占欲と激重な感情が爆発!

「ここから引っ越せ。俺も一緒に行く」
引っ越し……それってつまり、同棲――!?

そして同棲生活がスタートする中、熊沢が長年疎遠にしていた弟が登場し、熊沢の複雑な恋愛観が明らかに。
思わぬすれ違いに、2人は無事イチャラブライフをおくれるのか…!?

表題作俺たちは恋人に向いていない 2

自動車整備士、晃一の恋人、29歳
動画配信者、アパレル店員

レビュー投稿数2

”恋人に向いてない”どころか…!!

激重感情・セコム系年上彼氏×天然無邪気なワンコ配信者。

1巻が大好きで、電子で読んだ後紙でも買った
大好きなシリーズの続編です。

※以下、本編の重大…かもしれない点についての
ネタバレありのレビューとなります。未読の方、ご注意ください。





…沁み入る。。沁み入るよーーーー...

ラブコメ感もありつつ、二人の関係を公表するか否か、についての
すれ違い、その折り合いの付け方に焦点が当てられ、
考えさせられる巻でもありました。


てか!!!
まさかの、”大・中・小”の三兄妹だったとは!!!!!
作中で驚く晃一と一緒に、私も「えええっ!!!」と声を上げてました。

大好きシリーズ…と言っておいて恥ずかしいのですが
1巻を読み返していないため記憶曖昧ですが(すみません。。);
まさかまさか、中哉と熊沢が兄弟だったなんて…!

「大・中哉・小瑠璃」で”大中小”コンビ、
なにげにキャラの立ってる食いしん坊小瑠璃ちゃんがお気に入りです(*´艸`)
小瑠璃ちゃんは、一体お蕎麦に海老天何本乗せて食べるんだろう..笑


で、こちらの2巻。

先述した”公表”についての二人の考え方の違いに、
晃一の元同級生・藤(※女性キャラです)の執着も絡んできて、
シリアスな展開になるのかーー

と思いきや!!!


やーーー、やっぱり晃一の天真爛漫さ、ストレートさ、
竹を割ったような性格、最高だなあ✨

シリアスな中にも、晃一のキャラだからこそ出せる
コミカルさや温かみがあって、辛くなりすぎず、安心して読める嬉しさ。

自由にぽんぽん!と思ったことを言っちゃう晃一だけど、
ちゃんと立場の違う相手の気持ちを想像すること、慮ることができて...

一方的に想いを寄せ、ついには二人の同居先に侵入してきた
藤ちゃんに対してもどこまでも真摯に対応する姿も男前だった!
そりゃ熊沢も執着するわ...好きすぎて心配になっちゃうわ...という気持ちに。

紙袋の中に落ちたピアスを見つけ、
たまらず(でも何も言わず)お風呂で激しく晃一を抱いちゃうシーン、
熊沢の焦燥感や独占欲が溢れていてグッときてしまった…!

熊沢が過去に経験した苦い思い、辛い思いは
決して消えることはないのだろうけれど、、

それでも、晃一との関係、彼との暮らしで得られる
満たされた思い、甘い感情が熊沢を救ってくれているのだろうな。

少し切なく、センチメンタルな気持ちになりながらも
今現在の二人、そしてこれからの二人の関係性に
光を感じて胸いっぱいになる、そんな2巻でした。

交流の途絶えていた兄弟仲も復活(?)し、
普段クールな中哉くんが嬉しそうに微笑む顔を見られたのも嬉しい(*´˘`*)

みんなみんな、幸せであれーーー…!・:*+.

ざっくりしすぎですが、本当に心からそう思える
最高の2巻でした!

★修正:白抜き(ライトセーバー)(電子Renta!)

Renta!限定特典小冊子は、高校時代のバスケ部のユニフォームを着た晃一に
むらっときた熊沢との、甘いエッチのお話でした(*´∀`*)

1

お互いに足りないものを補い合っていく関係こそが最高の相性なのだ

攻めの熊沢の方が硬派で、受けの晃一の方が軟派でと、相変わらずタイプ真逆な2人のお付き合い編…しかも同棲にまで進展してる関係性に、2巻始まって早速ウヒョォォォ…(〃∀〃)と興奮しまくりでした。

寡黙すぎるほど寡黙な熊沢を構い倒す晃一の底抜けな明るさが良いコントラストになっていて、2人の交際模様がめちゃくちゃ面白い……!!
しっかり者の熊沢に対して、ふわふわ危なっかしい晃一の対極カップルは、一見すると晃一の方が物語を動かしていくストーリーメーカー的なポジションに見えますが、実は熊沢の方がキーマン。熊沢が抱える複雑な感情をベースに、2巻の物語は動いていくことになります。
もちろん、熊沢だけに起因していくストーリー展開ってことではなく、熊沢の感情に晃一が巻き込まれていき、そんでもって2人の外野には熊沢の過去や家族との関係が絡んだり、晃一の身に迫るヒヤリ事件が勃発したりと、かなり賑やかな様相です。

大きな見どころとしては、2人の関係をカミングアウトするかどうかってことなんですが、これがすんなりとうまくいきません。
熊沢は過去に自分のセクシャリティに関して何かあったっぽい感じで、そのせいか晃一のカミングアウトに対しては頑なに拒否。同性の恋人のことを周囲に公言したい晃一との間にはかなりの温度差があって、両者のわだかまりには胸が痛みました。
同棲中だし、ちゃんと恋人らしいこともしてるし、寡黙だけどちゃんとそこには晃一への愛情も感じるだけに、心の奥底にある晃一との関係に不安を抱く熊沢の気持ちがとても切なく映りました。


晃一は脇が甘い天然無自覚くんで、周りをハラハラさせてしまうヤツだけど、熊沢への好きの想いや行動やセリフには一貫してブレがなく、見ていてとっても気持ちがいいですね^ ^
根が素直で、思い立ったら一直線なコなんでしょう。熊沢に距離を置かれようともいつもの明るい性格で接する彼の前向きさには癒されっぱなしでした。

読めば読むほど熊沢とお似合いで、熊沢にないものを晃一が補い、また晃一にないものを熊沢が補ったりと、タイプ真逆ならではの良さが滲み出ているラブラブ感がとても良かったです。
熊沢の嫉妬も見ることができて、実入りの多い巻でもありました♪
次巻へと続きそうな感じでしたし、2人の関係がより親密になっていくのを最後まで見届けていきたいです。

0

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