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ore ga omae ni koi shite yanyo
ラスト数ページで涙が止まりませんでした。
モテないサラリーマンの蛍茶屋は、彼女が出来れば人生が好転して幸せになれると信じ、合コンに参加したり婚活したり頑張るけれど、悉くダメな結果に。
美人局に遭い男からボコられたのを攻めである刑部に知られてしまい、なぜか刑部に「俺がおまえに恋してやろうか」と言われてしまう。
拒否する蛍茶屋だけど、刑部は構わず蛍茶屋に構ってきて、刑部のこれまで知らなかった一面を見るにつけ二人の距離はどんどん縮まっていく・・・。
蛍茶屋は自己肯定感が低く、病気の母の介護費用を実家に仕送りしていてお金もなく、でも自分以外のあらゆる物事を前向きに捉え受け止める度量がある人です。
ちょっと浮世離れした不思議ちゃんみたいな描かれ方もしているけれど(部屋着の件とか)、細かいところにもよく気付いて、すごく優しいんですよね。
刑部はほぼ蛍茶屋に一目惚れだったけど、仲良くなっていく過程で蛍茶屋のそういう所を深く知って、ますます蛍茶屋を愛するようになる。
刑部はハイスペックでモテモテな一軍男子だけど、スペックに寄ってくる女性にはウンザリしていて、初恋であろう蛍茶屋に対する愛が深く、ずっと素敵な男性でした。
一緒にいる事で、相手が自己肯定感をどんどん高めていけるような、とても強い陽のパワーがある人だなぁと感じます。
恋人になった二人が仲良く一緒に過ごした日々はキラキラしていて、優しく穏やかで、これ以上無いっていうくらい愛に満ちたものでした。
だからこそ、その後離れ離れになってしまう展開との落差が激しかったです。
蛍茶屋が母の介護のために仕事を辞め、お付き合いもやめ、実家へ帰省してから4年もの間、蛍茶屋には何と彼女が出来たし、おそらくは刑部にも新しい恋人は出来たんじゃなかろうか?と思ったけど、最後の最後で蛍茶屋の妹さんがナイスアシストしてくれた・・・。
妹さんはずっと実家で母親の世話をしてたから、自身の人生や蛍茶屋に対しても思う所があっただろうけど、彼女なりに兄を思いやってくれたんだと思います。
最後の最後、川を頑張って泳いで刑部のもとに辿り着いた蛍茶屋と、遡上せずに待っていてくれた刑部の再会シーンは涙を誘います。
これ以上ない、最高のラストシーンで涙が溢れました。
(鮭の産卵期の遡上が作品中のキーワードの一つになっているので、こういう表現になりました)
あとね、蛍茶屋と刑部は、作品途中から同じボロアパートの隣人になってたんですよ。
刑部がわざわざ引っ越してきて。
二人はこのアパートで再会するんですが、その際のあるコマに「解体工事のお知らせ」の貼り紙があって・・・。
こんなギリギリまで刑部は蛍茶屋の帰りを待ってくれていたのかと思うと、胸が詰まる。
「幼い頃は引っ越しばかりで“実家”という概念がない」とかつて語っていた刑部にとって、蛍茶屋と共に過ごした高円寺のボロアパートは実家になり得たのでは・・・(涙)
ものすごく、続きが読みたい!
二人がまた一緒に時を過ごして幸せに暮らしている様子が見たいです。
ちなみに、本作にはエチシーンがありません。
キスのみ。
それが逆に良かったです。
上質なストーリー重視の作品を読みたい方に、自信を持っておすすめします!
ポップな表紙にARUKU先生お得意のハイスペイケメン攻め×可愛い不憫受けで、またか~(でも好き)と軽い気持ちで読んだのです。
終わって、涙が…。予想外に泣けてしまいました。
受けの蛍茶屋がとにかく不幸で不憫で自己肯定感が低くて…それなのに、なぜ突然同期のハイスペイケメン、今回はヒーローみたいな見目麗しい男に愛されてるんだ!?と思ったら、
やっぱり来ました攻め視点。うん、攻め視点の蛍…可愛いわぁ…。
とにかくメロメロで何をしても何を言っても可愛い…と萌える攻めの気持ちがダイレクトに伝わって来ちゃって。最大級の萌え。
ちょいちょい受けあざといなぁ~という点もあるんだけど、このエリートがそんな受けに一喜一憂、クールそうなのに受けのために必死になるし、見守り系スパダリになるし、とにかくツボ突かれちゃってる様子見たら…まぁいいか、可愛いモンなって攻めの肩をポンとしたくなる。
ラブラブが続き、でもARUKU先生だし…と思ってたらやっぱり来ました試練。つらい~つらい~ページ数も少ないのに2人の先の見えない状況がつらい~~。
離れてお母さんの世話して彼女作って蛍がそういう生活してる間にも、刑部はずーっと蛍のこと好きでいたんだろうなあ…。彼女といる蛍見たときの刑部の気持ち考えたら…イタタタタ。つらいよぅ。
なのに、蛍を抱きしめる刑部の笑顔。蛍の涙。
いや、泣きました。
この2人のラブラブもう一回ください、続き見せてください。刑部が報われて本当に幸せになった姿が見たいーーー。
本屋さんでARUKU先生の新作コミック見つけたときは、待ってました〜と思いました。定期的にコミック出してくれるので凄く嬉しいです!作家買いです。
今回のお話最後の方はもう苦しくて切なくて、泣けました〜昭和の歌謡曲みたいな話だ〜笑
受けちゃんの蛍茶屋くん確かに不憫受けなんですが、時々ぽやっとしてるところが可愛いです
恋に恋してるとこがあるっぽくて婚活にマッチングアプリにと奮闘そして惨敗
対して攻め様の刑部は俺様系モテ男?と思いきや、意外に真面目に蛍茶屋に恋してます!一途なんですもうほぼ溺愛!そのギャップが凄くキュンときました
イケメン男前なんです!
1番好きな場面は、蛍茶屋が故郷に帰って彼女ができたのに、完璧な彼女で家庭的で優しいのに、幸せなはずなのに
刑部を想って涙するところです!!
私もうるっときました
2人で過ごした冬の陽だまりのような日々
蛍茶屋もどうしようもないくらい、刑部を好きになってたんだろうなと…
ンンッこれはバッドエンドもしくはメリバか?と想ったのですが、妹ちゃんグッジョブ!!
無事2人は再会2人で自由な都会という名の海を泳いで行くんだろうな
ううんこれは続き読みたいぞ!!
まだKissだけじゃん
この先も2人のラブラブも読んでみたいと思いました
結婚願望が強い会社員の蛍茶屋は合コンやマッチングアプリで
理想の結婚相手を探すもことごとく失敗してしまいます。
しまいには美人局に引っかかり、不幸のどん底にいたところを
同僚の刑部に助けられ…。
“不憫受け“という言葉がこんなにも似合ってしまう受けって
なかなかいないと思うんです。
心根は優しいのに、ちょっと天然で不器用で要領が悪いばかりに
常に向かう先は不幸が待ち受けているという感じ。
そんな蛍茶屋を放っておけず、いつも助けてくれる刑部は
まさに蛍茶屋にとってのヒーロー。
その上、蛍茶屋に一途に想いを寄せてくれているという
これ以上ない好物件なのに蛍茶屋はちっともなびいてくれません。
そんな蛍茶屋と刑部の恋の駆け引きから始まる本作。
途中までは刑部が猛アピールしてその度に蛍茶屋が絆されてという繰り返し。
最終的には刑部の純愛に絆されてようやく幸せを手にする蛍茶屋。
なのですが、物語はそこで終わってはくれませんでした。
ここでハッピーエンドであれば、
よくありがちな絆されラブということだったのでしょうけれど、
この後二人にさらなる試練が訪れます。
いつもまっすぐに蛍茶屋に向き合ってくれていた刑部に対して
選択を誤ってしまった蛍茶屋。
それまでは不幸の方から彼に寄ってくるのだと思っていたけれど、
よくよく見てみればいつも蛍茶屋自身が不幸になる道を
選択していたのかもしれないなぁと思えてなりません。
蛍茶屋が地元に帰ることが決まったとき、彼は刑部に縋るべきだったのに。
刑部を傷つけたのも蛍茶屋だし、避けられたからと言って
一方的に別れを告げたのはやっぱり蛍茶屋の逃げだったように思えるのです。
なにより、最後には刑部は見送りにやってきてくれたというのに。
どうしてその後に蛍茶屋の方から連絡を取らなかったのか…。
蛍茶屋からしたら刑部との縁は切れてしまったという
認識だったかもしれないけれど、刑部は違ったのだと思う。
その証拠に刑部はわざわざ地元に来てくれていたし、
それなのに勝手に諦めて彼女まで作ってしまって、
この辺りでは蛍茶屋よりも刑部の方に感情移入してしまっていました。
刑部が訪ねてきていたことを妹から知らされてようやく重い腰を上げた
蛍茶屋でしたが、それがなかったら二人はここで終わっていたんだろうか。
3年もの間待ち続けてくれていた刑部の愛が報われたのは心底よかった…。
対していつも自分のことばかりで刑部に愛されてきた蛍茶屋。
これからはずっと待たせていた分も刑部に愛を返していってほしいな。
ARUKU先生の描く絵がこれほど可愛く感じたのは今作が初めてかもしれません。刑部でなくても受けの蛍茶屋が段々と可愛く思えて来て、彼の可愛さに悶絶しました。ARUKU先生絵のキラキラ度が増してません?
今作の受けの蛍茶屋はやはり不憫な境遇でしたが、攻めの刑部はハイスペック攻めなのに一途でした。このままずっと2人で幸せになるのかと思っていた所にARUKU先生の罠があるんですよ。
残りページが少ないのに今さらなの!って驚愕してる所に、なんと受けに彼女が出来てるではありませんか!文句のつけようの無い女性でしたが、刑部を忘れられない蛍茶屋の出した答えには賛否両論だと思いました。そして詳しく描かれてない蛍茶屋妹の存在感が光ってました。
蛍茶屋のお母さんの病気や結婚相談所のリアリティの残酷さはありますが、やはりARUKU先生はお話の根底にあるファンタジーさを入れるのが上手いと思いました。今作は刑部と蛍茶屋にとってはめでたしめでたしで終わってますが、彼等がその後ちゃんと上手くやっていけるのかとかが描かれて無いところが想像力を掻き立てられました。ARUKU先生の描かれる世界観好きです。
ARUKU先生、今回はちょっとコミカル寄りです、悲壮感、悲劇風味はいつもより薄れているかと思います。(あくまで当社比です)
いつも、なんですが不幸で不憫で可哀想な受け。
対して攻めはほぼ陽キャで光り輝いています。
今回の刑部くん、ARUKU先生の光り輝く攻めの最終形態、TOPオブザトップスなんじゃなかろうかとワタシ的に思い込んでおります。
とにかくカッコいい、イケメン。
この表紙カバーの刑部くんを見て頂きたい!
もうそれだけで税抜770円の価値があります!
目の細めかた、口角の上げ方、額に垂れた髪の毛。
わたしはARUKU信者の中でも先生の描く攻めのイケメンぶりに特化した信者であります。
他に書くことあるだろうっ
コミックスの内容に触れてないなんておかしいだろ、内容が空虚みたいやんかとお怒りの皆さま、すみません、わたしは信者の中でも先生の描く攻めがとにかく大好物な信者でして、、以下ループ。
先生が繰り返し似たような攻めと受けを原稿の中で動かし生かしているのは意味があるはずです。
その意味をこちらが受け取れるか受け取れないか、で大きな違いが出てくるのだと思います。
わたしはきちんと受け取りたい。
だから毎回大切に繰り返し読みます。
今後も読んでいきたいです。
好きな作家さんの作品なので、よみました。
エース社員の刑部銀夜と、同僚の蛍茶屋冬生とのお話です。
この作家さんの作品によく出てくる「不憫な受」と、「スパダリな攻」という定番のお話ですが、こういう組み合わせが大好きなこともあり、夢中になってよみすすめることができました。
ときどき、つっこみどころもありましたが、そういう部分もふくめて、おもしろい作品だとおもいます。
家族の問題についても、かんがえさせられるような作品だとおもいました。
ARUKU先生の作品をほぼほぼ読んでいます
定番の薄幸な受けとパーフェクトな攻めです
それでもいろいろ表現があって
全く飽きなく
最後まで読みました
母子家庭で苦労して育った受けさまが
攻め様に釣り合うように
公認会計士の試験に挑戦したり
受けさまのお母さんが
認知症で長崎の実家に帰らなくてはならなくなり
別れてしまった
ところからの再会
私は結構好きですね
個人的には受けさまのお母様の認知症
自分の母も認知症になってしまったので
なんかリアルが迫ってきました
物語の中だけでもハピーエンドに
すごく救われます
蛍茶屋は、彼女を作ればすべてが上手くいくと思っていたが、美人局に遭いとんでもない目にあったところ、社内のエリート刑部に助けられる。
刑部へ苦手意識を持つ蛍茶屋だったが、彼に「俺がお前に恋してやろうか」と言われ、困惑するが、、、
という冒頭。
蛍茶屋は、ARUKU先生作品のデフォである不憫貧乏受け。
とにかく既視感を覚える痛々しさがあり、この先このふたりはどうなるんだろう、、
と、不安しかない始まりでした。
ですが、意外にも刑部の一途な愛に包まれ、幸せな雄鮭二匹(この比喩がまた、ARUKU先生でさすがだと思いました!)が川上に上ろうとせず、そこで静かに愛を育む場面は、甘々イチャイチャ最高すぎて、どこかでなにか落とし穴が絶対にあるだろうと勘ぐる始末でした。
で、やっぱりモノローグで落とし穴があることが判明して、、、
でも、どんな落とし穴?? と恐る恐るそのときを身構えていたら、蛍茶屋の認知症の母の行方不明事件が原因でした。
そこから一気に自体は急変。
あーーー!
やっぱりARUKU先生作品だぁ(泣)
辛すぎる、、
やっぱり受けが不憫すぎる、、、
と思っていましたが、蛍茶屋にとって刑部はいつまででも永遠のヒーローで。
そのヒーローぶりに蛍茶屋も読者も救われ、いつになく多幸感を得られたエンドマークを迎えられたように思いました。
よく4年も待ってたし、蛍茶屋のことを一途に想い、蛍茶屋の母を密かに見舞っていましたよね。(ということは、すれ違ったステンカラーの彼は、間違いなく刑部だったのですね!)
このエピソード、胸アツでした。
タイトルもいつになく不穏さがなく、ハッピー感漂ってるのが良きでした!
序盤、蛍茶屋のこれでもかの自己卑下と不憫さが先生らしさ全開だわねと思わせての~サメの着ぐるみなどド天然炸裂で超モテ刑部に愛される…これはギャグなのかなと思いながら読み進めまして。
ルッキズムや非モテなどの言葉に洗脳されなくていいのよ~というメッセージ?など思いつつ。
蛍茶屋の懐かしき少女漫画ノリはわざとですよねとツッコミを入れ。
2人仲良くいつも一緒にいたという場面が切なくノスタルジックで…これは盛大な振り…まさかの夢オチ?いやいやそれはさすがに…となってのラストですよ。全部持っていかれました。
シンデレラストーリー…や、ヒーローストーリーと言うのでしょうか。
彼女さえできればしあわせになれると思い込んでいた蛍茶屋を本当にしあわせにするのは刑部というヒーローでした。
ヒーローだけあってこんな人いる?ってくらい刑部はいいキャラでしたね。
いろんなハテナやツッコミをさせておいて、それらは全てラストへつなげるためだったという見事なオチ…ハピエンでした。
自分の容姿が劣っていると思っている蛍茶屋がかわいいお顔なのはルッキズムという言葉に踊らされて自信がないということですよねきっと。
リアリティを描きながら、白馬の王子様がヒーローでしたというファンタジーに何を感じればいいのだろう…としばし考えてしまいました。