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sono kawaki sae nomihoshite
高校生の岳と翔平は子供の頃からの幼馴染み。
一時は離れていたこともあるけれど、
高校進学でまた同じ学校に通い始めたことで
ますます翔平に依存してゆく岳。
そんなある日、岳は翔平の自慰現場を目撃してしまいます。
しかも、翔平は行為の最中に岳の名前を呼んでいて…。
物語は岳視点で進んでゆきます。
子供の頃から翔平だけが好きな岳。
それは高校生になった今も何も変わりません。
可愛くて、優しくて、岳にとって
ただ一人の特別で、独り占めしたい人。
ああ、片想い…と思いきや、まさかの恋に無自覚でした。
子供の頃から変わることなく無垢なままの岳。
だけど、それゆえに翔平に対する態度にも
誠実さよりもどこか好奇心のようなものが滲み、
「付き合おうか」と提案するも翔平からは
「ただの好奇心」と突き放されてしまいます。
それでも翔平への好意も独占も諦めきれない岳はアプローチし続けます。
いつものように甘やかしてくれて、キスも触れるのも許してくれるのに、
恋人同士になることだけは受け容れてくれない翔平。
岳視点だと、自分のことを好きなくせに
なかなか素直になってくれない翔平にじれもだ状態なのですが、
翔平の気持ちもわからなくはないような気がします。
翔平が岳に抱くのは胸の痛みを伴う切実な想いで、
対する翔平のそれは子供がお気に入りのおもちゃへの独占欲のような、
違いがあるように感じてしまうのです。
岳という男のことを誰よりも知っているからこそ、
長年片想いしてきた翔平としてはそんなおままごとみたいな“好き”では
不安になってしまうのもわかるというもの。
岳のそれも母親に植え付けられた恋愛トラウマが原因ではあるのですが…
ずっと好きだった岳から「好き」と言われているのに、
その度に喜びと複雑さが入り混じった表情を浮かべる翔平が切ない。
そんな翔平の気持ちも知らずに無邪気に甘え続ける岳が残酷に思えてきます…。
限りなく両想いに近いのに、あと一歩のところですれ違い続ける二人。
両想いと片想いの間で悶絶させられっぱなしでした。
けれど、翔平を失いかけてようやく自分の中の恐怖心と向き合えた岳。
ずっと伝えられなかった脆さも執着も洗いざらい打ち明ける岳に
どんだけ翔平のこと好きなの…と改めてその重みと純愛にを噛みしめました。
泣きながら、縋るように気持ちを伝えてくる情けない姿も
こんなのもう絆されずになんかいられません…これぞヘタレ攻めの鑑!
恋人同士になって、キスよりも先に進もうとする二人。
珍しく攻めみ満点の表情で押し倒してくる岳ですが、
ピュアすぎて「やり方がわかんない」というオチはちょっと笑っちゃいました。
後日、ちゃんと勉強して、翔平のリードの元結ばれますのでご安心下さい。
拗らせたりすれ違ったりはしていたものの、
なんだかんだで終始イチャイチャしていた気がします。
距離バグ気味な幼馴染み達に癒されたい方はぜひ♪
幼なじみ同士の近すぎる距離感で、気持ちだけがなかなか交わらない…
そんな彼らのもどかしい日々をハラハラしたり切なくなったりしながら見守って読み進めました。
翔平の気持ちを知ってから、初めて自分の中にある感情と向き合うことになった岳。
翔平とずっと一緒にいたいしむしろ翔平以外要らないと思ってはいても
それが翔平と同じ『好き』なのかはわからなくて
その答えまで翔平に委ねてしまうという、
あまちゃんすぎる岳には何とも言えぬモヤモヤは募りましたが。
でもずっとそうなわけではなく少しずつ変化していく様子がわかるので、モヤモヤしたところもきちんと消化できたかなと思います。
ただ岳の母親エピソードは結構胸クソで、
子供の心に傷を残しておいて自分の幸せはアピールしてしまえる神経がわからん。と思ってしまいました。
岳父の反応も軽いのでもしかしたら離婚の理由は深刻ではなかったのかもしれませんが、
トラウマになっている岳の心をもっとわかってあげてほしかったです。
なので、岳のそばに翔平がいてくれて本当に良かったなと改めて思ったのでした。
まだまだ精神的な面での差があるふたりですが、これから一緒に成長していくのだろうな思うとほっこり。
淡々と進むストーリーの中にしっかりドラマがある作品だったなと思いました。
一色いち先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
焦れったい 3
ピュア 3
執着 3
ワンコ 2
エロ 1
な感じだと思います。
岳くん×翔平くんのカプです。
幼馴染の岳くんと翔平くん。人付き合いが苦手な岳くんにとって、翔平くんは自身の全てで何よりも大事な存在。そんなある日、翔平くんが自慰の最中に岳くんの名前を言っていることを知ってしまい…。
今作は比較的、攻めの岳くん視点の描写が多いです。人付き合いが苦手な岳くん、でも高校生になったらそうでのないのかな?とか、表紙の雰囲気から岳くんは、翔平くんを翻弄する俺様系かと勝手に思っていたのですが、蓋を開けてみれば、純粋無垢なピュアワンコって感じでとても可愛らしかったです。
でもその純粋さから、翔平くんには自身への執着が恋愛とは違うのだと、想いを拒まれてしまうので、なかなかに焦れったかったですね。
岳くんと翔平くんによる、執着と恋愛の狭間で揺れ動く心理描写が焦れったくも男子高校生らしいピュアと可愛さも堪能出来るので、是非とも読んでほしいです。
エロス度★
おやおや。幼馴染みに対して抱く渇望・・・世界の中心で自分の全てに向ける独占欲に胸がザワザワしちゃいますね。
岳と翔平が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。岳の翔平に対する独占欲・ド執着に萌えまくりで、こんなにも翔平に依存しているのに自分の想いに無自覚とは・・・彼に一途な片想いをする翔平には残酷といえますね。
岳と自分の気持ちは一緒の意味ではないと頑なに拒む翔平や自分の気持ちと向き合って答えを見つけようとする岳がたまらなく、青い果実が内面の紅く熟れた欲を覗かせる官能が最高でした。
幼馴染ものです。
岳(攻)は翔平(受)以外興味無く常に翔平にベッタリboy(⸝⸝⸝⸝˘ ꒳˘)˘꒳˘⸝⸝⸝)
ある日翔平の家に泊まって岳がお風呂に行く前に翔平が1人でシてる声を聞いて意識し始め岳も翔平のことを独り占めしたかったので付き合おうと言うが翔平は岳のそれは自分とは違うと思い付き合うのを躊躇う。
唯一無二の幼馴染で初恋で……
2人の想いと恋人になるまでの過程が丁寧に描かれててとても良かったです。
岳の大型わんこ?!赤ちゃん感?!なのに翔平しか興味無いのも最高ですし、翔平の見た目クールなのに岳の前だと可愛くなるギャップも萌えでした!!
こちら、ちょっと色々好みは分かれそうー…!
というのが、読み終えての正直な感想です。
実は自分も、途中まで攻め・岳の思考回路と行動、天然っぷりが
理解できなくて受け入れられなくて、これ最後まで読み切れるかな、、?と
思いました;
こちらの作品を読んで、あらためて自分の中にある
「攻めには受けを困らせて欲しくない」願望を再認識させられたような…
幼馴染の同級生、岳×翔平。
初めは攻め視点で物語がスタートし、彼が翔平に尋常ではないぐらい
執着し、大好きなことが伝わってくるんですが、
この岳がちょっと自分が思うに、無自覚わんこなんだけど天然なくせ者で…!
翔平が自分の名前を呼びながらオ◯ニーしている声を聞いてしまい、
流れで「付き合ってもいいよ」的なことを言ってしまうのですが、
もう、もう、そこは素直に正直に
「俺、翔平のこと大好きだ!!!付き合ってくれ!!!」
って言えよーーーーーーーーっ!!!
と、なんだか「付き合ってやってもいいけど?」的上からな感じのする
岳の反応に「くっ…!」と一人怒ってました。笑
その後もはっきりしない態度で翔平に甘え、
好意につけ込むような岳の言動に、翔平と共に読者の私も振り回され。。
どうしても受け側に肩入れして読んでしまうので、
「かーーっ!」「くーーーーっ!」と謎の奇声を小声で発しながら
読んでしまった…
で、序盤から岳が母親関連の出来事で恋愛にトラウマというか、
マイナスなイメージを持っていることは分かるんですね。
そして中盤以降、それが明らかになったところで
(まあ一応)「分からなくもないぞ」と、上から目線で納得しましたw
そのまま態度があまりにも変わらず…だった般若の顔になってたと
思うんですが笑、
自身のトラウマを見つめ直し、お父さんからの言葉で
「自分は(顔は母親に似ていても)母とは違う」ということをしっかり認識、
翔平に謝罪し、しっかり自分の想いを伝える姿にほっ、と一安心。
どうしても攻めにはスパダリ的要素を求めてしまうんですが、
まだ高校生だもんね。。無理だよね。。
心の揺らぎ、踏み出すことへのためらいがあっても当然か、と思い
ちょっと反省;
焦れっ焦れに焦れまくる展開がお好きな方には、
たまらないんじゃないかと思います。
最終的に翔平が幸せそうな笑顔になれたこと、
二人の甘くどこか拙いエッチが見られたこと、
それがグッと心に響いて、最終的に「ああ…可愛い…そして眩しい…✨」という
境地に至りました(。-∀-)
先生の絵柄、特にちびキャラ(ミニキャラ)姿が可愛くて、
小さくて可愛いもの好きな自分は、そこにかなりキュンと萌えました◎
天然執着ポワポワ系、だけどボールが翔平に当たりそうになると
「翔平に当たったらどうすんだよ」と下から目線(って言うんでしょうか)で
睨みをきかせちゃう執着攻め、これからは翔平を悩ませずに、愛し尽くしてくれ!!
…なんて思いながら本を閉じた、焦らされ焦らされ、その先に光がー…!
という、アオハルな恋物語でした・:*+.
★修正:tnトーン(電子シーモア)
DK幼馴染の焦れ焦れは大好物です!
小さな頃から甘えたの岳くんの好きと、そんな岳くんの甘えたを許す翔平くんの好きは違わないよと読者ですら思うのに、なかなか翔平くんは受け入れない。受け入れないと言うよりは中途半端に受け入れてからの拒絶までする。焦れ焦れが少し度を越していたのが少し残念。
ただ、岳くんの母親とのトラウマのような出来事故に自分の渇きに気づけない所や、翔平くんの小さい頃に「ずっ友」の呪縛があるのかぁーと思えば、これぐらい焦れ焦れするのは分からないでもない。
幼なじみBL、片想いされている攻め視点のお話です。
自分の気持ちが恋だって自覚してる人と友情とか恋とか気持ちに名前はつけられないけどただただ独占したくてずっと自分のことを見ていてほしい人。
読んでいるこちらからすれば両想いじゃん!?と思うのですがお互いに好き!それは恋じゃない!と拗れるのもどかしくもありますが醍醐味ですよね…
最初から翔平に対してド執着を見せていた岳、翔平以外には塩対応か威嚇してるかで、翔平に対しては甘えた全開で大変に分かりやすいのにそれでも翔平になかなか信じてもらえずもだもだしているのにはニヤケが止まりませんでした。
また岳の執着がわかりやすいので目立っていましたが、翔平は翔平で岳の友達相手に嫉妬したりとちゃんと思いが釣り合ってる2人なのもよかったです!
初読み作家様です。デビュー作の前作は気になりつつも未読です。以下少々ネタバレあります。
高校1年で幼馴染の岳(攻)と翔平(受)のじれったい恋模様が描かれています。
翔平はしっかり岳を好きだけど、天然な岳は岳を好きな気持ちが恋愛なのかよくわからなくて、もだもだしちゃうお話ですね。
作画が繊細で大変美しいですね。時々ちびキャラになるのも可愛い。
岳は美形設定で、翔平は多分平凡気味の設定なのかな?でも翔平も美人にしか見えなくて、岳も美人系。二人とも雰囲気が似てるので、もうちょっと違いがあったらよかったと思いました。個人的にどちらも美人なCPが苦手なもので…。
一読してストーリーがしっくりこなかったので、再読して理由を考えてみました。
翔平はずっと岳のことが好き。一方岳は翔平に執着してるけど、その気持ちが恋なのかよくわからない。なのでお試しで恋人みたいなことしよう…という流れですが…。
二人がキスするような関係になっても、いつまでも翔平が岳の気持ちは恋じゃないと思い込み続けるのに、なんで?と思いました。
何度もキスして、あまつさえ執着から首噛みまでされてるのに、なんでいつまでも岳の気持ちをわからないんだろう?傍から見たら恋人同士にしか見えないしw
翔平がいつまでもウジウジしてるのに共感できませんでした。
あと岳の母親が気持ち悪くて嫌悪感を抱きました。他所に好きな男作って出て行ったくせに、平気な顔して息子に会いにきて、再婚相手を「素敵な人」とかいう無神経さ。生理的に無理です。会ってあげる岳、寛容すぎる。こんな母親と同じ顔なんて嫌だろうなぁ。自分を信じられなくなる気持ち、なんとなくわかる。岳が可哀想でした。
焦ったい両片想いのような関係のお話は嫌いじゃないはずなんですが、この二人の焦ったさは、自分には合わないみたいでした。
特に後半は翔平にイラッとしてしまいました。
岳の天然美人ワンコ攻めみたいなキャラは好きでした。
あと子供時代の二人が体格差が逆で、岳は小さくて可愛くて、翔平がかっこいい感じなのは好きでした。
(萌と中立で悩みましたが、ちょっとおまけで萌にします。)
人付き合いが苦手なDK1年の岳。
その原因は、大好きすぎる幼なじみの翔平だった。
翔平を独り占めしたくて、自分がモテる存在であることも気付かず、ひたすら翔平と一緒にいることだけを考えていたのだが、ある日、翔平が自分の名前を呼んで自慰していることに気付いてしまい、、、
付き合おうと岳は告白。
けれど、翔平からは好きの種類が違うと、好奇心だと交際を拒否されてしまいます。
ちなみに岳は、翔平がいないと朝も起きられず遅刻してしまったり、あまり周りのこともよく見えていない上、成績不振にもなったり、わりと頼りない印象です。
しかも仲良すぎで有名だった両親がいたが、母が急に父への愛に冷め、離婚してまた新しい人と結婚。
そんなこともあり、母によく似た自分も同じことを翔平にしてしまうのではないかと。母親のようにならなければ、一生翔平と一緒にいられるのではないかなど、アレコレ考えてしまい、、、
けれど、岳父から告げられた、岳は母ではないし翔平に対してそんなことをしてしまう未来が見えないという言葉や、翔平を諦めきれない気持ちが2人の関係を大きく前身させます。
本編での翔平は、どちらかと男前受けっぽいのですが、アニメイトの有償特典小冊子を読むと、岳が見事に執着攻めっぽく育っていて、そちらの岳をもっと読みたかったなあ、、、
と正直なところ思いました。
魅力ある画もキレイで、次回作も期待大な1冊でした!