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竜が求めたその男は、やがて不朽の愛となる。 不遜な竜神×天涯孤独の男 ドラマティック神婚奇譚
nokemonodomo ni shukufuku wo
美しい長髪とがっしりとした筋肉が映える褐色肌の男前が受けという時点で惹かれてやまなかったのですが…
体も心も芯があって強いうえに、この美丈夫としか言いようがない外見で童貞処女だなんてうれしすぎる。
個人的にグッとくるアツい萌え要素が濃縮されていて大喜びしてしまいました。ああもう、最高でした…!
それがたとえ山でも海でも、生きるために自ら狩りをして刃物で捌き、焼いて食べる。
そんな、どこにいても1人で生きていけそうな元山暮らしの褐色受けと、数百年の時を生きる美麗な竜神の組み合わせとくれば、一体どんなお話なんだ?とわくわくしないほうが無理って話です。
結果、早く下巻が読みたくなるおもしろさでした!
種族名や魔導院など、初見では少々分かりにくさを感じる箇所もありましたが、読み進めるにつれてきちんと理解が出来る作りになっているので大丈夫。
とにもかくにも、利害関係から始まった異種族番の関係性の変化をぜひ読んでほしい…!の一言につきます。
読み応えのあるストーリーはもちろん、攻め受けそれぞれのキャラクターが本当に魅力的なこちらの作品。
海を渡ってやってきたヨナークに興味を示し、自らの番にして抱く…当初は掴みどころがないように見えた竜神・アダンの中で芽生える初めての感情が、ヨナークとの旅の中で少しずつ育っていく様がなんともむずがゆくてたまりません。
ヨナークが誰かに笑顔を向けていれば感情がざわつき、いざ自分に向けられればキュンとする。
どう見ても…なのに、まだ自分では気が付いていないというのがかわいらしくておいしいんですよね。
一方、相手となる受けのヨナークの人間性の素晴らしさと思い切りの良さがなんとも気持ちが良くって!
まずは読んで!としか言えないくらい良い受けでした。
どこからどう見ても惚れずにはいられないほど男前なのに、料理が下手なのもギャップがあってかわいい罪な男です。
まだ心が伴っていない彼らの体の関係と番関係は決して甘いものではないはずなのだけれど、さっくりと気やすい言葉のやり取りもあってなのか、なぜかどんどん心地の良い甘さが漂ってくるのが不思議で仕方がありません。
もしかしたらこれはアダンの一目惚れだったのかななんて思いつつ、彼らのその後を引き続き追いかけたいです。
な……何という上質なファンタジー作品でしょうか!!
マンガなのに、小説を読んでるかのような重みの心地よさに身体がゾクリと震えました。
異種婚姻譚……別の言い方をすれば神に捧げられた贄のお話で、BL界では割とよく見かけるジャンルです。特段珍しくはない設定の作品なのに、絵の美しさは元より、作り込まれた設定、神秘的な世界観、魅力的なキャラクター…といった要素1つ1つが非常に洗練されていて、私の心を掴んで離しませんでした。
ダークな重い空気感を含んでいるかと思えば、コミカルな軽い空気や甘い匂いを漂わせていたりと空間の使い方が巧みで、よりこの物語の世界に没入。すっかり魅了されてしまいました。
この作品の中では"番"と称される2人の関係が、村の救出を通して深まっていくところが、何と言っても一番の見どころでしょう。
番関係をキッカケに湧き上がっていく気持ちの昂りは、共に過ごすうちに恋というピュアな感情を芽吹かせ、この物語に彩りを加えていくことに…。それが、なんっっとも無自覚で可愛くて堪んない!しかも攻め側が、ってところがまたイイんです^ ^
この作品は人身御供のストーリーではありますが、それはただの入り口です。
鱗神であるアダンの番となり、BL的に盛り上がっていくラブの部分はもちろんこの作品の要の部分ですが、とある種族による女性狩りの横行や、刑吏の血族階級による所業といったダークな部分にアプローチしていくストーリーもものすごい読み応え。ヘビーかつディープ、そして複雑に展開していく濃密なこの世界のあらましをから目が離せないの読めば実感できるはずです。
とはいえ、そんな暗い事象にも関わり合いながら、竜人アダンとヨナークとの新婚の様子はなかなかにラブってて良き見応えでした♪
鱗神であるアダンに村を救って欲しいと懇願するため、実に3年もの時間をかけて呪いの海を超えてやってきた猛者男のヨナーク。艶やかな褐色肌が映えるふわふわムッチリマッスルボディなのに、一目でアダンに気に入られ、ソッコーで組み敷かれるなんていう1話目からトバしたエロティックな展開に大興奮でした!
アダンが急にセックスに持ち込んだり、セックスのときに淡々と会話をしたりと、あまり情緒のないシチュエーションの中でセックスしてるのが妙にシュールに映った前半部分。……それがどうでしょう。
ヨナークのかつての婚約者の存在を意識…つまりは嫉妬するようになってからのアダンの抱き方が劇的に変わるんです(//∇//)
ヨナークのことをガン見しながら熱っぽく抱き潰す様子は、アダンのヨナークへの気持ち方向へ向いていることの表れです。アダンの独占欲は分かりやすく、普段の取り澄ましたアダンから考えられないくらい可愛いかったです♪
さて。アダンの恋が下巻ではどうなるのか見ものです。
あんだけヤることヤッといて今更感もあるけど(笑)、恋心が身体の関係の濃密さに追いついていくのを見守りながら、2人の恋愛模様を見届けていきたいと思います。
はぁぁぁーーー…!!!!!こりゃオモシロイ٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶
大好きな作家さまです!
作画大好き♡作風の個性バッチリ♡
新刊は無条件で購入です(`・ω・´)ゞ
でも…あれ?今回すごいファンタジーっぽい?!
しかも美麗画に磨きがかかって神々しさがマシマシってる⤴⤴⤴
この作画でファンタジー、、、
何だか荘厳な感じなのかな?
大丈夫かな?
ついて行けるかな?
と、一抹の不安を感じページを進みます(´ 。•ω•。)ドキドキ…‼
上巻だけで230ページ超えです
巻末の先生による「各話雑感」は必見!そして驚きがいっぱいです‼
めちゃくちゃ緻密に練り上げられた世界観味を感じます
中世時代の話や、もっと太古の神と人間の共存と依存や、人の群集心理や浅慮、または真摯で敬虔な「人」故の救いなど、、、史実や伝統や心理学、行動学など挙げ出したらキリがない位に色んな所から着想を得たりインスパイアされたり調べられたりされたであろう「確立された作品の世界」がある事が伝わるし感じます
だけどこ私はこの上巻を読んで感じたのはこのド級のファンタジー世界そのものを味わう事がこの作品の「主」ではなく、むしろこのしっかりした贅沢な異世界ファンタジーの下地の上で繰り広げられてる、どこまでも人間味溢れるお茶目な2人の出会いを時にドキドキ(;◔ิд◔ิ)、時にウットリ(ღˇ◡ˇ*)、時にクスっと( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )wしながら上質なラブコメとして「エンジョイ」する事が主軸の楽しみ方な気がしているのです!(※下巻はまだ未読…!)
それは例えば…
超豪邸に住みながらもこたつで蜜柑を食べるような、めちゃくちゃ新鮮で脂が乗ったお刺身上等なクエを炙って食べちゃうような、真冬に暖房ガンガンにしてアイスを食べる(๑´ڡ`๑)みたいな……←全部食べてるw食い意地www
贅沢な無駄の先を味わっちゃえるのが最高に楽しい気がするんです(つ…伝われーーーぃwww)
正直最初は「ガッツリファンタジー」に対しての敷居の高さみたいなのを感じて、読み落とさないように肩に力が入りながら読んでいたのですが、、、
途中から、というか攻めのアダンを知れば知る程私が薄っすら感じていた緊張感はアラ…?不要なのかも知れない(๑ºдº๑)???
もっとリラックスして楽しんでいいのかも知れない?!って思い始める事が出来ました
そんな風に読み方を導いてくれたアダンをちょっとご紹介٩(๑´3`๑)۶
敵には絶対にしたくないけど味方ならこれ以上ない全能感!
見目は冷ややかなクールイケメンで舌は二股で竜の大きな尾を携えている雄々しさと神々しさ、、、‼
性格は気難しいのかと思いきやお茶目さ成分多めに繰り出すけれど切れ者なので甘くはない
そんな魅力しかない竜神・アダンの趣味は、、、
ナント‼刺繍~~~~~(๑ºдº๑)⁉……((*♡д♡*))カ…カワエェ~‼
そして、、、この作品をラブコメ認定した決定的な1コマが、、、
レビュータイトルにも忍ばせた「宇宙ネコ」の存在ですwφ(ФωФ=)ニャン
正確には宇宙ネコは出てこないのですが、、、宇宙ネコをパロッたアダンバージョンの「SPACE DRAGON」!!!!!
コレにはめっちゃ笑いましたーーー!
まさかの熱いまぐわい中に宇宙っちゃうとはwww
このコマ見て「贅沢なラブコメ」を確信した訳です♡(尚「SPACE DRAGON」は5話でお楽しみいただけますよ~( ´3`)~♪)
上巻はアダンについてめっちゃ書いちゃいましたが、、、受けのヨナークも最高に魅力的 .゚(→ε←*)゚ .゚
ビジュアルも性格もすっごいオトコマエさん!!
だけど彼にはまだ謎が多いんです、、、
なのでしっかり下巻でそこら辺が回収されるといいなぁ~と思っています
私が気になってるのは、、、
・ヨナークはなぜ村で疎まれていたのか?
・ヨナークのお顔の傷は何か関係あるのかな?(若かりし頃は無かったので狩りで出来ただけかな…?)
・村は農業を生業としてるのになんでヨナークは狩りなんだろう?
というヨナーク周りの事と、、、
あとは事の発端となった
・オルクスがなぜ害獣扱い?
っていう所と
・シュルツ家ルーツの魔導院の存在
など、、、
この辺りがストーリーが進む中で絡んで来るのを楽しみにしたいです(´ ˘ `*)
とにかく作画がヤバい位に美しくって視力が上がった気がします٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
濡れ場&修正|濡れ場は適量って感じです!まだ”まぐわい”って感じが強く、情交としての艶やかさには十分な余白を感じまています///(〃∇〃)///
修正は白抜きとたまにトーン?修正忘れもあったような…?←ずっとソレでいいのに~ッw(シーモア)
レビュータイトルは作品内容には全く関係ありません!!
だけど、私が今作を読んでとっても刺激された事のひとつでもあるので、
敢えてタイトルにさせて頂きました<(_ _)>
今回作品の特徴的な世界観を捉えるのにすごく重要な役割を果たしていたな、と思ったのが「言葉遣い」です
普段の生活もそうですし私が読むようなBL作品(コミックス)ではあまり耳にする事が多くはないような単語や言い回しがとってもたくさん出て来るのです
それらの選び抜かれて配置された言葉達によって厳かな雰囲気や神々しさを感じられて「異世界」っぽさが上品に描かれていたように思います
(単に私が無知なだけ説は多分にあります…が、そこは一旦置いておいて下さいw)
一歩間違えれば中二感が出そうな所を回避するようなワードチョイスが上手いな~って思ったりしました
そんな訳で色々刺激になる言い回しや単語が多かったのですが、レビュータイトルにしたのが作中でキャラも良く口にしたり、巻末の先生の雑感でも多用されていたように感じた「そも」という単語をピックアップしてみた次第です
普段私自身は「そもそも」って使う事が多いので「そも」と言う言い回しに耳慣れず何でかな?って思ったら、本来は「そも」だけで意味が成り立つ言葉なのだという事を知り大変勉強になりました
背景を知るとこの世界の原始としての存在を放つアダンが「そもそも」と話すよりも圧倒的に「そも」という言葉を選ぶ方が威厳もあってキャラに合ってるなって感じて来て、最初に感じた耳慣れ無さも一瞬で吹き飛んで、寧ろキャラの解像度が深まるような気さえしました
先生が敢えてそうされたのか?は正直分かりませんが、私的にはこういう細部への拘りがあってこそ浮き立ってくるキャラの威力があったな・・・と思いとても胸を掴まれました!!
世界観を壊すのではなく創り上げる為に配された作画や言葉達
見ても良し、読んでも良しで感じられる世界観ある作品です!!
ほぼストーリーについて言及してませんが上巻はネタバレなしで大きく感銘を受けた事を書き残させて頂きました
下巻にストーリー含めてもう少しレビューを書きたいと思います
しっかりと作られたファンタジー世界で難しいかな?と思ったけど、読み進めるとそうでもなくほんのり漂うラブコメ要素にクスリと感じたりして…。
上巻読了後の感想「おもしろい!」と一言シンプルに呟いちゃった。あと絵が綺麗でうまい。
竜神の攻めアダンの言い回しが少しまどろっこしいような時もありますが、彼のキャラクターに合っているし丁寧に読めば理解できます。この言葉選びは小説を読むような感覚でもありました。
登場した頃は長い間生きてきたこともあり、なんだか掴み所がないようなキャラクターに感じたのですが、受けのヨナークとのコミカルなやり取りやヨナークへの恋情にまだ無自覚なのが可愛い!
おそらく最初からそういう気持ちがあったのだろうな~と思うけど、徐々に嫉妬やキュンが増えてきて大変良きです。
受けのヨナークは不憫受け…のはずなんだけど、身も心もタフで。なんだかとにかく男前。容姿も褐色で筋肉隆々でかっこいい。雄っぱいも最強です。生い立ちが不憫なようで色々達観しているのだけど、早々に肉体関係に持ち込まれても番にされても動じなさがすごい。
彼なりの事情で受け入れるしかないということだと思いますが、この2人が恋愛感情で結びついたら最強すぎてどうなっちゃうのか?そして、回数はあれど今はまだ気持ちのこもったえちとまではいかないですが(じわじわアダンの気持ちが入ってるのは分かる…)、そちらもどう変化するのか?
下巻が楽しみで仕方ありません。
絶対すごい包容力受けだと思うんだよな。
竜神と人間とのお話。ということでファンタジー色は強めですが、
どのシーンを切り取っても細かなところまでしっかりと計算され、とても丁寧に練り上げられたストーリーだと感じ取れるので
違和感なく彼らの世界に入り込んでどっぷりと浸らせてくれるお話となっていました。
竜神であるアダンの纏う空気は神ゆえの重厚さがあって、悪い神ではないにしても決して優しさだけを持ち合わせているわけではないのが伝わります。
鋭い眼差しと大きな身体、淡々と対価を求めてくる冷徹さ。
もうそれだけで得体のしれない相手であることは明らかですが、ヨナークは怯むことなく、そして願いを叶えてもらうために下手に出ることもないのです。
それは大切な相手への想いが彼を支えているからで、その揺るぎない強さが本当に美しくて素敵でした。
海を渡ろうと決意した時点で、恐らくイルゼーとの未来は諦めていたのでしょう。
それなのに最後まで"悪者"を貫いたのもまた、彼女への愛でヨナーク自身の強さなのだな、と。
この別離を悲しみだけの感情で終わらせず、前に進むための糧にできるのが本当にすごい。
そしてすべてを理解したアダンがヨナークの隣にいてくれて本当に良かったなと思いました。
巻末の冬房先生による各話の雑感も本当に素晴らしかった…!
細かな設定を知れたのが嬉しすぎました。
「雑感」とはありますがとても丁寧な解説なので、文字としてそれを追えたのが本当にありがたかったです。
下巻も大切に読みたいと思います。
めちゃくちゃ面白かったです!
壮大なファンタジーBL。余韻に浸っています。
前作「ひとりよがりのバニラ」も大好きで新作読めるの楽しみしておりました。やっぱり絵、ストーリーともに最高な作家様だ…!!
設定が細部まで作り込まれていて気づいたら読み耽っていました。
アダンの変化が良いですね。ヨナークの表情にどんどん心掴まれていくのが分かりました。
無意識のうちにイルゼーに嫉妬しているの萌えます。
ルキウスは似てない兄弟で面白かったし、彼の過去もすごかった…!
ヨナークを意識するきっかけになったのもルキウスの言葉だったので感謝だ〜
ヨナークの心がどう変わっていくのか下巻が楽しみです。
好きな作品です。上下一気読みです。
まず上巻から。
設定が細かくて、作画の雰囲気もとても素敵。好きなタイプの作品なのでわくわくしながらページをめくりました。
まず、不穏な雰囲気から始まるので、どろどろしてるかと思ったのですが、違いました。
ヨナークが実は最初からアダンに丁寧に扱われていて、最初同意を得るけど、対価として、どちらかと言えば無理矢理身体を開くのですが、とてもセクシーで細かい描き込みがあって、読み応えありです。
竜のときカタカナ表記もツボです。
アダンの弟のエピソードで終わるのですが、重厚な感じ。続きが気になって、すぐ下巻へ。
先生のファンで発売を楽しみにしておりました〜!
下巻を読んでからのレビューです。
あまり文章にして説明されないタイプの作家さんなので、さらっと流し読みでわかりやすいとは言えませんが、美しい絵で表現されています。見逃しても読み返したり、巻末の1話ごとの説明読むとなるほどが深まるので、そういうのお好きな方は是非。セリフで語るより表情で推察できるお話の進め方だと思います。
お話は 引きこもり竜×褐色タフ人間 ファンタジーです。
受けはとっても筋肉で、可哀想な設定ですが、精神的に卑屈でないため暗くなりません。太陽属性。肉体も精神も屈強な巨乳。傷があったりもしますが、そこも魅力的な褐色肌と筋肉、太ももにできる謎の模様が美しくてとってもセクシー。心が大人で達観しています。愛情深く、知識は乏しくとも生き物として賢いが暴力方面で手が早い。笑顔が可愛い。
攻めはとっても美しい、普段は人型の竜。西洋タイプの竜です。スプリットタンで下巻では4本腕も披露してくれます。知識豊富で本来優しいですが、どっちかといえば引きこもりのコミュ症気味で不器用、さらに言葉足らずなため、優しさが見えづらい。やや厭世的。そこが可愛い。たぶん初恋なのかな?恋愛はバブっぽいです。己の恋心に戸惑い気味。かわいい。
1巻では攻めが恋心を自覚しかけるくらいまで進みます。やることはやってますがお互いの心が伴ってない&受けの羞恥心があまりないためさほど色っぽい感じではありません。スポーツっぽい爽やかですらある。
下巻は進展しますので気になる方は、是非セット買いをお勧めします。
読みながら&読み終えて、なんでもっと早く読まなかったんだろう…!と後悔しました;
竜×人間、異種間ファンタジーBL。
アダン(攻め)・ヨナークそれぞれの事情、家族、村や魔獣、
社会の闇など様々な要素が絡み合った物語で、小説のような読み応えがありました。
”手軽に読めて萌えられる”というお話ではないけれど、
重厚なファンタジー要素と主役二人の見せるコミカルなやりとりとのバランスが、
自分はとてもとても好きでした✨
故郷の村で女たちが攫われる被害を受けていたヨナーク(受け)は、
人間の願いを叶えてくれるという竜神のもとへ3年かけて辿り着き、助けを求めます。
竜神であるアダン(攻め)は”村を守りたい”という願いを聞き入れると
約束しますが、その対価としてヨナークの身を番として差し出せと要求してきて、
激しくヨナークを抱きー
と始まる、中世ヨーロッパ風×人外(竜)ファンタジー。
まず、”強い受け”、”男前受け”が大好きな自分は、
ヨナークの精神的強さ(+なんかちょっと天然も入ってるところ❤︎)が
刺さって刺さって…!
あ、ヨナークの筋肉隆々の体、雄っぱいも大好きです..
3年ぶりにアダンと共に戻った村で、元婚約者が他の男と結婚し
身篭っていても、あえて”憎まれ役”を演じきる(その気持ちは婚約者に汲み取られていたけれど)ところ。
最高にカッコ良かったーー…!
で、男前だけど傲岸不遜な攻め・アダンが少しずつ少しずつ、
そんなヨナークに夢中になり、絆され、無意識で独占欲を撒き散らし(笑)
心を求めるようになっていく過程が、また最高に良いーーー…!
婚約者の話を自分から振っておきながら、
いざヨナークが彼女の話をしようとすると嫉妬して「名前を出すな」って
言っちゃうところ、可愛くてニヤニヤしてしまいました。( ̄∀ ̄)
あと、竜大好きな自分はアダンの竜姿にもうっっっとり!!!
角に翼、大きな体で悠々と大空を翔ぶ様子が最高に刺さりました。
途中で疲れて力尽きてるところが意外すぎて笑った〜!!!ꉂ(๑˃▽˂๑)
ヨナークの住んでいた村で次々と若い女が攫われることの謎、
アダンの弟と刑吏一家・シュルツ家との関係など、
物語を何層にも重厚にしているファンタジー要素にも、
最高にワクワクしながら読みました。
素直になれない攻め・アダンは、下巻で素直に愛を乞うことができるのか。
(もうヨナークはだいぶ絆されてると思いますが♡)
二人の恋愛模様の進捗も楽しみに、下巻に進みたいと思います!
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
※巻末に「各話雑感」として先生の各話についてのコメントが
掲載されているのですが、なにせ文字が小さくて電子では
めちゃめちゃ読みにくかった、、(拡大すれば読めるのですが)
この部分は、紙本で読んだ方がストレスなく読めそうだなと感じました。