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竜が求めたその男は、やがて不朽の愛となる。 不遜な竜神×天涯孤独の男 ドラマティック神婚奇譚
nokemonodomo ni shukufuku wo
引きこもりの孤独な竜の番問題 ←問題?
魔導院と弟竜の因縁と真実 独身の女ばかりをさらうオルクスの謎
お話だけをみれば少々詰め込みすぎで見せたいところが絞りきれていないようなぶつ切り感が否めなかった上巻
鍛えられた褐色の身体に煌めく長い髪 たわわな雄パイ 正常位が多かったけど男前な竜とのエッチは官能的 美しい男がまぐわってるだけで神ッ! と叫べはするんだけど そうじゃないんだよな
んんん 設定は面白いと思います
村を救うために婚約者を残し向かった先でであった孤独な竜に娶られ 運よく村に連れ帰れば愛だ恋だとまとわりついていた婚約者は他の男とあっさり腹ボテ
元々多頭竜だった兄弟がその身を裂き自由奔放に自分の思いを全うする弟と ばらまかれた呪いで孤立した兄 なんてのもほんとワクワクする
でも 地味に置き去りにされてるのが オルクスも大概なんだけど ヨナークとアダン
彼らに焦点が当たりそうになると余計な話が入ってくるというか 孤独を嘆いてもいなかったアダンが急に番だなんだと騒いだところから ヨナークに対して芽生える思いはあるんだけど これを孤独を微睡んだための知り得なかった 自覚のない恋心 だとしてもヨナークにはそれがない
人身御供で放たれ 流れ着いた先で突きつけられた交換条件に流されてるだけって状態が結構長く続くので置き去りと感じてしまったんだろうけど あたし的に
発情期に絡めた交尾に魅せる流血 放尿
激しさ過ぎればどこか甘味が増した元の男前に戻るアダン
あぁ ダメかも
交尾が頻繁にはいるせいかほんとにお話が飛ぶんですが
後半で語られる ヨナークの読み書きができない行から人間の愚かさや醜さ ここを読ませヨナークがいかに自分にとって大切でかけがえのないものかを こう見せにきてくださるんですが 唐突に脇道にはいってぐるっと回ってるうちにその考えにいたる部分がよくわからなくなっちゃって
ほんっと 見所が盛りだくさんで困っちゃう
個人的に読みたかったのがオルクスだったので ぺらっとしてはいたけど語られたところで感無量
なんかいい感じの雰囲気に流されそうになるんだけど 自分が関わることで変わってしまう他人の幸せを憂う部分や いいように利用されてきたわりに嫌うことはできなかった優しい部分 ここをもっと読みたかったかな
魔導だ害獣だと積み上げた所業がふたりの生活に上手く織り込めてなくて 深い悲しみも哀れさもないまま そのせいなのか なんかいろいろ中途半端というか
うん あたしにはあわなかった それだけです
すんごいこったお話しで 作家さまの独創性は感じるんですがそもそも 祝福が 読めなかったのが最大の原因で敗因だとおもいます アクトアウトくらいミセバガシボラレテイレバ…
孤独からふたりで過ごす喜びをしったまではわかったので 今回どうぞご勘弁を
恋愛になるまでだった1巻(上)から一転、2巻(下)ではしっかり愛が深まっております。
そこにシュルツの罪がミステリ風に絡んで物語は進みます。
注意事項としては受けのヒゲ。とはいえ顎にうっすら程度で、1話だけの限定なので、気にならない方が多いかも。私はあってもなくても大丈夫派なのですが、あとがき読むまで気付きもしなかった(鈍)
人間速度でいうと時間の経過が早い展開ですが、背景の文明開化具合からそれを察せられると思います。
竜のアダンと竜の番ヨナークはちっとも老けません。
ですが、背景がどんどん文明が進化していく様が描かれていて、時の流れを感じられます。
発情期せっとっても良かったです。
納屋をボロボロにするほどつらいのに、引きこもってひとり苦しむアダン。
それを助けようとするヨナーク。
竜の唾液に媚毒があることは、読み返すと1巻のヨナークの酩酊具合からも、なんとなくわかります。
免疫がついちゃってるってことは、そんなにたくさんキスしたんだねとにっこりです。
ここも時間の経過を感じますね。
発情期アダンには、角が生えたり腕が4本になったり(プレイでも生かされてます)して、とても素敵でした。
発情期あけに寄り添う2人が、尻尾と足の指絡ませてるとこも大変萌えます。
ヨナークの不信心の理由を知り、己と司祭を重ねて距離を取るアダン。不器用かわいい。
寝床をわけます。
室温も広さも快適になったはずの寝室に、少し不足を感じるヨナークも、立派な屋敷に小さめの寝台を置いて、2人で使っていたアダンも可愛いが過ぎる。
オルクスを助けた辺りからシュルツの罪が少しずつ明らかになっていきます。
イルゼーが死に、ヨナークはアダンの愛の深さを理解します。
なんとなくぼんやり見えていたものが、はっきりと示された感じで、とっても素敵な表現でした。
ヨナークの怪我はきっと犬を助けたときのものでしょうね。
人間社会の業の深さ、シュルツの罪とアンヌの生存、ルキウスの涙のとこで泣いてしまいました。
2人の友愛と、過ち、祝福。託される命。
長々とまとまりなく書き散らしましたが、竜アダンに寄り添うヨナーク、星空の下ヨナークを拾うアダン、竜アダンに謝るヨナークなど、絵がもう本当に綺麗なので、ぜひ読んでほしいです!
神話のその後、童話になる前のような世界観が美しい。
ちるちるでも上下巻で登録がされているのに、私の買ったAmazonKindleでは1、2巻表記…続くと信じて良いのでしょうか。
期待しつつ、レビューをあげておきます。
処理は白抜きや形だけみたいな加工でしたが、何がどうなってるのか、ちゃんとわかりました。(AmazonKindle)
はぁぁぁ~~…!読んだなぁ~~~!!!
すごい重量級の作品だったです!!
下巻も230ページ超えなので上下巻で460ページ超えの超大作ヾ(〃∀〃)ノ
凄かったです!
上巻レビューで「贅沢なラブコメ」と書きましたが、下巻を読むとラブコメというワンジャンルでは括り切れない奥行きあるヒューマンドラマだったな…とこの作品世界の壮大さを感じています
先ず攻めが「亜神」であり受けが「人間」
神を信じるかどうか?という問いかけが潜んでいたように思います
そしてそれは同時に神は信じられたかったのか?という事をアダンの存在を通して考えるに至ります
都合よく崇め奉られ、恐れられ、結果「神の御業」としてしまう事で問題の原因を隠してしまう者や、目を伏せてしまう者、、、
盲信や過信という”過ぎた行為”での問題の本質を見誤ってしまう人間の愚かさを突きつけられているようです
そこでヨナークの存在が救いとして見えてきます
ヨナークは自分で考え、良かれとする事を理から外れても試みようとします
それは敵対している筈の「オルクスと解決の為の対話」を望み、その為に努力をする事だったり、非道な名ばかりの聖職者への拒絶であったり、、、
神も人も動物達も、、、命ある全てのものは大きな枠で「こういうもの」と括られる事など無理からぬお話しな訳で、、、!!
だからこそしっかり対峙をし、それぞれに対してすべき事、したい事を施せる知識が物を言うんだな、、、と考えたりしてみました
人間だっていつも機嫌が良い事なんてないし、逆にずっと不機嫌な事もない!
例えば同じ畑で作ったキュウリだって真っすぐ育つものもあれば曲がっちゃうものだってある!!
ーーみんな違ってみんないいーー
「のけもの」とされた人にも家族は居るし、誰かの大事な人でもある
だけど誰かにとって「のけもの」は「のけもの」のままである事だって断罪して良い訳でもない
関心を持ち、共感し、分け合える
これが出来たら諍いなんて起きないんだろうけどね、、、
なんて世界平和を願いたくなっちゃう読後感でした(´ ˘ `*)
上巻を読み知りたい!と思っていたいくつかの事で綺麗に、鮮やかに回収されたストーリーにはとても興奮しました!!
人間の欲深さ、、、まるで武器商人が戦争で潤う不条理を憂いたくなるような展開に得も言われぬ感情が沸きつつも、ストーリーの構築の秀逸さにやっぱり脱帽してしまうばかり!!
こういう感情をグチャグチャに乱されながら没頭できる「読み物」を手にしてる事と時間に出会えた贅沢さに心底感謝でゴザイマス(ღ˘͈︶˘͈ღ)
色々小難しく書きましたか…アダンとヨナークのお話しが1番分かり易くて、ここがBLの本分を全うしてくれていたのがホント良かったです♡
多くの感情が動く出来事や、日常の中のふとした瞬間を知って行く事で互いの側に近付きたくなる、、、
本人たちが無自覚だからこそ、読者が掬い上げながら慮って心を彼らに寄せて感じる事が出来るのがとても素敵な時間でした
そしてサイドストーリーとしての「家族愛」や「友情」が2人を交えてルキウス、イルゼー、ベルナルト、そしてアンヌを通して描かれていた所も大きな見所でした!
だからこそ感じた「ヒューマンドラマ」だったと思うのです(*˘︶˘*).。.:*♡
色々あり過ぎるので簡単に言い表せる作品ではありません
それこそこの作品に対峙してこそ掴める世界がいくつもあるような作品でした!!
これを凄い…!と言わずして何と言う、、、?って位魅力ある上下巻!!
ファンタジーとしても双頭竜だったり、オルクスといった独自の生き物だったりという作画で魅せる楽しさも圧巻٩(♡ε♡ )۶
読むべきストーリー、読み解く楽しさ、画で見るワクワク、画に魅了される心酔、、、!
様々な楽しさが得られる本当に手の込んだ贅沢な上下巻でした ((*♡ω♡*))
修正|不思議修正、、、攻めtnは白抜き、受けtnがトーン(たまに白抜き)、、、全部トーンにして欲しかった~~~!(シーモア)
※性描写でなかなかの地雷要素かな?があったので書いておきます
まるで映画「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」のお話しのような流れがあります
聖職者による児童への性虐待ですので、、、苦手な方が多そうかな?と思うので書いておきました
攻めよりも腕が太く、斧や弓や狩りが似合ってしまう強い受けがたまらなく好きです!
アダンの場合はそもそも人ではないので分かりかねますが、その気になれば攻めに対して抵抗でもなんでもできそうだというのに、ヨナークがそのまま身を委ねて応じている図に非常にロマンを感じます。
男前受けによる美人攻めへのお姫さま抱っこからしか得られない栄養って、こんなにも体に良いのかと頭を抱えました。こんなの大好き。
とあるきっかけによって異種間で番となった2人の行方と、世界の各地で起こっていた問題の裏側と過去を紐解いていく下巻。
まずはなんといっても、アダンとヨナークの関係についてでしょう。
恋愛初心者なアダンの葛藤や嫉妬が見られたのも良かったのですが、どちらかというと色気のあるシーンで色気のない会話をする姿や、勉強や食事をしながら何気ない会話を交わす自然体な姿がとても好ましく見えた2人でした。
なんというのか…恋人同士らしい雰囲気でもなく、かといって家族という雰囲気でもないんですよ。
けれど、次第になんだか2人で一緒にいることが当たり前な存在になっているのが分かるんですよね。
辛い発情期を1人きりにせず、諸々を拗らせたアダンをすっぽりと受け止めるヨナークが本当に男前で良かったですし、何百年も生きている物知り竜神のはずが、色恋にはやや初心な一面を見せるアダンはかわいらしかったです。
これはもう、番という言葉がぴったりな相性抜群の2人なのではないかな。
そして、マニアックなフェチ的な面では一瞬見られる受けの髭・スプリットタン・4本腕・なにかを受け止めすぎて膨らんだ受けのお腹…辺りにピンとくるものがある方にはもしかするかもしれません。
攻めのすべてを受け入れる、身体つきががっしりとした受けがお好きでしたらぜひ。
(胸が気になる方はコミコミスタジオさんの小冊子付きがおすすめです)
ストーリーに関しては、上巻から続いていた問題と下巻で判明した謎が点と点で結びついていく展開はおもしろく読み応えがありました。
ただ、それと同時に下巻は少々読みにくかったかなとも思います。
唐突に挟まれる過去のエピソードや世界設定、長寿組の時間経過が分かりづらく、はたして今は何年後なのか?と読み進めていて迷子になりかけることも。
孤独を知るアダンとヨナークは長い時間をかけて情が愛情に変化した番なのだと思いますし、他登場人物についてのエピソードもどれも印象に残るものだったがゆえに、もう少し読み手にやさしいバランスと情報量でページ作りがされているともっとうれしかったかも。
絵はどこを切り取っても美麗で素敵でした。
評価に悩みますが、メインCPの関係性とヨナークの名前とかけた結びは非常に好みでしたので、星4.5寄りのこちらの評価に。
終始萌えのツボを見事に突いてくるヨナークに萌えていた気がします。
2人のその後とルキウスのスピンオフも読んでみたいですね。
うわぁ〜〜……
期待を裏切らない後半戦。素晴らしいのひと言です。
これまでたくさんのファンタジー作品を読んできたけど、また1つ名作に出会えた感動で胸がいっぱいになりました。
番に恋をして、温かい感情を抱くようになった竜人のアダン。人間嫌いで何百年もの間孤独で生きてきた彼がヨナークを愛し、慈しみ、大事に想う感情がひしひしと伝わってきて、ああ…もうなんと表現したら良いのか分かりません。
アダンのヨナークへの想いはダダ漏れで、クールな態度の中にも甘さが滲みます。
何て言うんですかね……上巻のときのアダンはヨナークを気に入っていたとは言っても、義理で動いていた感じなんですよね。セックスにしてもただの交わりの行為であり、性欲発散の手段って感じで、そこに感情は乗っていませんでした。
上巻の終盤あたりくらいからは、おや?と思えるヨナークへの気持ちの変化が見られ、この下巻ではそれが大爆発!下巻の冒頭から早速の甘いシーンのお出ましにウヒョッ!(´⊙∀⊙`)てなって、アダンの発情期には更に更にウヒョウヒョヒョ〜〜(//∇//)\(//∇//)\でした。
感情的に人間っぽくなってきたアダンの変化は必見ですよ。
アダンの中に芽吹いたヨナークへの愛をとくとご覧下さい。そしてヨナークの方にも……です^ ^
そんなBL的にオイシイ場面が怒涛の勢いで畳み掛けるのを横目にしながら、引き続きオルクスの事件とシュルツ魔導院についての問題に取り組む展開からも見逃せません。
シュルツ魔導院に隠された秘密や、アダンの弟・ルキウスと密に関わっていたことの背景にはどえらい情報がいっぱいでビックリ。ヨナークの村の女性狩りから、まさかこんな風に繋がるとはでした。
BLにしても事件にしても、見どころしかない……!!そんでもって、ちょっと薄気味悪かったオルクスがすごく好感の持てる種族だった!(笑)
下巻は上巻の回収劇になっていくのは分かっていたけど、予想し得ない不思議さや面白さがいっぱいに詰め込まれていて、下巻でものめり込むように読み終えてしまいました。
相変わらずシリアスとコミカルのバランス力が素晴らしく、下巻に至っては甘さに加えて多幸感にも思いっきり溺れました。
人間世界とは違う竜人時間の流れの無情さに少しセンチメンタルな気持ちにもになりましたが、孤独ではない2人の生活の営みには胸に温かいものを感じました。
何度も読み返しては、この物語の余韻にいつまでも浸っています。
故郷の寒村を救うため竜神のもとを訪れた青年ヨナークと、不遜な態度で人間嫌いを隠さない竜神アダンが、ヨナークの故郷とその周辺で発生しているオルクス(オークのことだと思う)による人攫いの実態を暴くうちに、その裏にさらに隠された人類史のからくりを解いていくファンタジーBL。
絵がとても上手い作家さんですね。やや荒削りで時々バランスがあれ?と思える部分もあるけれど、決めコマなどで非常に映える、華やかで繊細な絵柄でした。
ストーリーの方は、ヨナークとアダン、ヨナークの元カノ・イルゼー、アダンの弟ルキウス、刑吏アンヌなど複数の人物の思惑や生きた時代・世界が絡み合ってやや複雑でした。
複雑というか、時間経過の表現について説明が欠けていて、分かりにくかったです。
作家さんの頭の中ではスムーズに時代転換・場面転換がされてるんだろうなぁ・・・と思うけど、「それから◯年後」とか時間経過を表す空白コマの配置が無く、急に次の時間軸が始まっていて、少し置いてけぼりをくらう感じでした。
アダンとヨナークの関係についても、アダンがヨナークに執着する理由や、どノンケのヨナークがアダンを愛するに至った経緯の描写が足りないように思いました。
絵は綺麗だなと思う反面、何となく世界観に没入出来ず、辛口レビューになってしまいました。