イヤって言ってもきかないで 下

iya tte ittemo kikanaide

イヤって言ってもきかないで 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神66
  • 萌×244
  • 萌24
  • 中立3
  • しゅみじゃない6

49

レビュー数
21
得点
581
評価数
143
平均
4.1 / 5
神率
46.2%
著者
宇良たまじ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801985773

あらすじ

何度も吉鷹に抱かれるようになってから、
一歩進んだふたりの関係に期待をしていながらも
確かめるのが怖くて踏み出せないまま。

肝心な吉鷹の態度もどこか掴み切れず
少しでいいから顔が見たい、声が聞きたい、触れられたいと
そんな気持ちで頭がいっぱいなのは自分だけなのかと思い悩む林は
寂しさが増していくことに痺れを切らし
初めて自分から連絡をしてみるが、会えて嬉しい林とは裏腹に
吉鷹はそっけない態度な上に心無い言葉を吐かれ――?


本心が見えない独占欲強め大学生×お人好しな意地っ張り会社員
不器用で恋愛ベタな男ふたりの歳の差ピュアきゅんラブ!

表題作イヤって言ってもきかないで 下

大学生
サラリーマン

その他の収録作品

  • TIME:Bae
  • カバー下漫画

レビュー投稿数21

【一週間触れなかっただけで、僕の姿を見るだけで体が反応するようになっちゃったんですね(南)】


エロス度★★★★

おやおや。すっかり南に触れられることを期待してしまっている壮馬はかわいいですね。

南と壮馬が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・下巻開幕。

南に触れられることを期待し、自分の中に色々な感情があったことを知っていく壮馬。でも南の気持ちが分からずにふたりの間の距離に溝ができていく切なさが刺さりました。

特に、南の壮馬に対する気持ちが判明するエピソードでは年下攻めの萌え要素にニッコリで、一途さ・好きな人に対して体の関係というアクションしかとれなかった不器用さが可愛くてキュンとし、両想いHがめっちゃ尊い。

0

あ~~~!めんどうくさい!!(誉め言葉)

最後の最後まで面倒くさすぎた二人でした(誉め言葉)

上巻では隣人の吉鷹と頻繁に身体の関係をもつようになった林でしたが、
突然吉鷹から触れられなってしまい…というところで終えていました。

吉鷹、一体何考えてるの?とじれもだMAXなところから
この下巻では吉鷹の内側が描かれてゆきます。

会社社長の子息として周囲からチヤホヤされてきた吉鷹。
けれど、それは吉鷹自身ではなく、“吉鷹”という家に対しての評価で…。

高校生にして既に何ものにも期待せず、何をしても楽しくなく、
空っぽな人生を送っていた吉鷹でしたが、
インターン中出会った林に惹かれてゆきます。

スマートな年下男子と見せかけて、蓋を開けたら執着系でした。
そんな前から林のことを知っていて、ずっと隣から見つめていたなんて…
執着攻め好きにはたまらぬ展開です!

ただ、自分から誰かを求めたことがなかった吉鷹は
林に対しても好意を上手く示すことができず、
そんな吉鷹の心がわからない林は不信感を募らせてゆきます。

両想いなのに、なんでこの二人、こんなにすれ違ってんの?
「好き」というたった二文字を素直に伝えられないあまり、
傷つけあう二人が見ていられません…。

けれど、最終的には吉鷹の粘り勝ちでした。
雪の降る寒い中、林の帰りを外で待つ吉鷹に不覚にも
キュンとしてしまいました。

捨てられた子犬のような顔をして寂しげに笑む吉鷹に完敗でした。
変に見栄なんて張らずに最初からこんな姿を見せていたら、
林も不安になることはなかったろうに…。

今まで散々駆け引きをしてきて伝えられなかった不安や好意を
ぽつぽつと口にし始める林。
冷え切った吉鷹の心を包み込むように、
いざ殻を取っ払ってしまえばそこに残ったのは甘く、優しい好意でした。
そんな林からの「好き」に救われた吉鷹。
それは吉鷹にとってずっと待ち続けた二文字で、
念願叶った後には溺愛攻めへと変貌を遂げてゆくのでした。
吉鷹の渾身の「大好きです」にこれを待っていた!と
両想いを噛みしめました。

ラストでは林の職場に予定通り吉鷹が入社してきて…
というところでおしまいです。
無事ハピエンを迎えられてよかったけれど、
贅沢を申し上げるとこれから始まるであろう
二人のオフィスラブも見たかった~!

1

下巻も良かった~!!

吉鷹くんの過去編。
上巻で就活の話題が出ると濁していた理由がようやく分かり・・・
そこで林さんを気になりはじめたきっかけも知れてスッキリです。吉鷹くん視点の林さんは年上みすごいあって頼もしい先輩でした。

そんな出会いからのお隣さんになりじわじわ攻めて来たんだな・・めちゃくちゃ遠回りして不器用で吉鷹くんかわいいな・・・に行きつきました。
林さんの歩み寄り方とか包容力はやっぱり年上だよね~と思わせてくれてよかったです。

描き下ろしはお互いにやきもちやいてて可愛いです。
本当に最初から最後まで画力に圧倒されました。
これから作家買いしたいと思います。

0

タイトルと何気ない言葉の回収がすごい

上巻では気になる部分が多いまま、恋人という関係にはなった2人。どのようにお互いに気持ちを打ち明ける時がくるのか楽しみにしてました。

読了後は、2人のイチャイチャににんまりしつつ、、言葉や言い回しの使い方が上手い…!とそういう感動もありました(笑)

内容は裏切られるような展開は特になく、2人の素直さを表したような純粋なストーリーでした。
吉鷹くんも林さんも本当の自分を見てほしい・曝け出せる相手が欲しかったけど、怖かった。それでも欲しい気持ちだけが先走って拗れてしまった。2人にとってお互いが変わるキッカケになって良かったなと思います。
でも独占欲の強い吉鷹くん、振り回されがちなちょいチョロな林さんは変わらなくて、ずっと見ていたい2人でした。

また何かのキッカケでじれじれしちゃうんだろうな〜と思いながら、これからは存分にイチャイチャしてほしいと思っています。

0

恋愛の勝ち負けを決めるのは

今回は卒業を控えた大学生と会社員のお話です。

攻様がインターンで赴いた会社で気になった受様と再会し
恋人になるまでと本編後日談を収録。

恋愛対象が同性である受様は
マイノリティな性癖を隠していましたが

あるきっかけで"男とセックスしてみたい"という欲望を
隣室の大学生である攻様に知られて
一線を超えてしまいます。

今までは自分の嗜好を周りに知られないように
慎重にやり過ごしてきましたが

攻様と関係を持ったことで攻様への想いが募り
攻様の気持ちが気になりだしますが
年上の矜恃から自分から会いたいとすら言えません。

やっと心を決めて送ったメッセージで顔を合わせた攻様は
受様が隠したい本心を鋭く見抜いたばかりか
身体だけが目的だったかのような口ぶりで
受様は怒りのままに攻様を拒否してしまうのです。

果たして攻様の本心とは!?
そして受様の恋の行方とは!?

同時発刊の「イヤって言ってもきかないで 上」の続刊
親の会社に就職予定の攻様とその会社の先輩社員である攻様の
年の差ラブになります♪

既刊の上巻は受視点で描かれていたために
攻様の言動が受様には全く謎でも
受様をモヤモヤ&ぐるぐるさせていましたが

下巻は攻視点が挟まっていく進んでいくために
攻様の言動の背景が見えてきて年の差ものあるあるに
萌えさせて頂きました。

受様に拒絶された事で攻視点のパートとなり
攻様の本心が(読者にも)見えてきます。

最初に恋をしたのは攻様で
相手に求められてきた攻様は受様に好きと言わせる事で
魅力的な年上攻に求められたいという年下攻の葛藤や

受様も攻様がグイグイ来られたことで
強引な年下受に落ちていく年上攻のジレモダに
ヤキモキさせられましたが

最後に受様が男前な告白をして
2人の恋が実るまで楽しく読ませて頂きました♡

どこかでどちらかの対応が違えば
もっと違う展開となっただろうけどそれをいったら
本作の魅力が半減しそうでなかなか微妙かな。

カバー下に上下リンクするキャラ設定とSSがあり
下巻は受様のプロフィールとモーニングルーチンです。
本編後に読むと微笑ましさが増しますね。

1

不器用な駆け引き

上巻併せて購入させて頂きました。

個人的、各項目5段階で
もどかしい 3
不器用 3
執着 3
エロ 2
な感じだと思います。

上巻に引き続き、吉鷹くん×林さんのカプです。

吉鷹くんと身体を重ねるようになったが、明確な関係性を確かめることが出来ないでいた林さん。そんなある日、今までグイグイ来ていた吉鷹くんからのアプローチやメッセージが無くなってしまい、焦れったく感じた林さんは…。

側から見れば、少なからず想いを寄せ合っているはずの吉鷹くんと林さんですが、2人とも不器用ですね。
宇良先生のあとがきで書いてありますが、ほんと面倒臭い2人だなと思ってしまいました。特に吉鷹くんの林さんに対する言動や駆け引きが、上手くいっていなくて、若干イラッとしてしまいました。

吉鷹くんが何故林さんに執着するのか、素っ気ない態度を取られてしまった林さんの返答は、不器用な2人のもどかしい関係性はどのように変化しているのか、是非とも読んでほしいです。

0

駆け引き下手の恋の駆け引き

本心を見せない掴みどころのない大学生・吉鷹南と、隠れゲイで男に抱かれたい願望を持っている社会人・林壮馬は、同じアパートの隣人同士。

ある日酒に酔った林が吉鷹の部屋へ間違えて入ろうとしてしまい、自分に男に抱かれたい願望がある事を打ち明けてしまってから、二人の関係が変わり始め・・・という始まり方です。

吉鷹はお金持ちでルックスも良くて、子どもの頃から嫌というほど自分の外面のみに惹かれて擦り寄ってくる人間を見てきたせいか、スーパー拗らせ・隠れかまってちゃんというか、とにかく面倒くさい男の子だった(笑)
全然駆け引き下手なくせに、余裕ぶって林に駆け引きを仕掛けてくるけど、実態は寂しがりやで欲しいもののために駄々をこねる男の子。
林も林で心配になるほどのチョロさで、恋愛経験の少なさゆえか吉鷹に振り回されまくり。

吉鷹はずーーーーっと林の方から好きって言って欲しい・林の方が自分をより強く好きでいて欲しいと思っているのがダダ漏れで、自分から好きって言う気は無いのかい???って、途中何度も思いました。
同性愛者であることに悩み、男性に抱いてもらいたいと言う切実な悩みを不可抗力とはいえ聞いていたのに、林のことを振り回し過ぎていて、ちょっと林が可哀想でした。

二人の本当の出会いエピソードは、少し無理があったかなーと思います。
あれだけ絡んでて、忘れないよね普通。

描き下ろしはイチャラブエピソードなんですが、これがすごく自然なカップルとしての日常って感じですごく良かった。
1巻で恋人同士になって、2巻でイチャラブ&当て馬エピソードだったら良かったかもです。

とはいえ、絵も上手く、デビューコミックスでここまでしっかり描けているのは素晴らしいなと思うので、今後に期待です!
(上から目線みたいでごめんなさい)

1

BLって夢あるな♡

こんなイケメン2人がお隣同士でしかも2人の出会いはストーリーがあって、そんな2人が翻弄されて翻弄して、焦れて悶えてイチャラブして・・・(≧▽≦)!

BLって夢があるーーー♡って思える展開が目白押し
やり過ぎないけど現実ではきっとあんまり起こらないだろう=奇跡レベルのイケメン2人のラブストーリーをガッツリ堪能し切れる上下巻でした

個人的な好みは上巻でも書きましたがやっぱり作画!
そして細かい萌えがツボる所が多かったです
例えば年下攻めの「僕」呼称(ここは上巻の電子特典も良かった!)
あと、上下巻もあるのに最後の最後まで攻めは受けを「林さん」で受けは攻めを「吉鷹くん」とお互い呼び合ってる
この距離感がいつ変わって行くんだろう???と、ニヤニヤして読後の妄想タイムを楽しめちゃう感じもやっぱり「夢」を貰えてなんか好きでした~

年下らしく見えない年下がふいに見せる可愛らしさ
年上っぽく見えない年上がサラッと見せる大人の余裕

すごくギャップがお似合いの2人の夢あるラブストーリーでした♡

吉鷹君が意外にムッツリさんっぽいのみ可愛かったし、そんな吉鷹君をなんだかんだ受け止めちゃう林さんも積極的なえっちも夢あって楽しかったです///

1

めんどくさい2人が癖になる


本心が見えない独占欲強め大学生吉鷹 (ノンケ攻め)とお人好しな意地っ張りな会社員林さん(隠れゲイ受け)。

何考えてるかわからん×意地っ張りの組み合わせやから、上巻はとにかく焦ったい祭りで互いに探り合ってはぐらかして回りくどくて「も〜思ってること素直に言いなさいよ!!はやくう!!」ってずっと悶々w
吉鷹の本心がこれだけ見えないと、謎に執着されるのも謎やし、林さんも疑心暗鬼でネガティブ思考になっちゃうよね〜

下巻ではさらにシリアス展開になり、ついに吉高の想いと背景が明らかに。
だいぶ重めの執着も、吉鷹が今まで色々はぐらかしてたこともなるほど納得
格好つけたいけど、つけきれてない吉鷹がなんかめっちゃかわいいし、林さんのお人好しで色眼鏡で人を見ないところ、包容力満点でめっちゃ好き
もだもだ期間が長かったせいで、両思いになってからの気持ちの昂りがすごい。
最後に描かれてる林さんの嫉妬クソ可愛いし、吉鷹が林さんのキスマ隠すシーンもオッフで心臓がトゥンクでした‍❤️‍‍

0

めんどくささが最高

身体の関係は持ってしまったけれどその先は…?というところで終わっていた上巻。
どんな風に気持ちが交わるのか?という部分を見るのを楽しみに読みました。

ですが。
あとは素直になるだけ、気持ちを伝えるだけ。というところまできているはずなのに、なぜかどこまでもすれ違ってしまうふたり。
どちらか一方ではなくて、揃ってぐるぐるしていて前に進めずにすれ違っているからなのですが…
そのめちゃくちゃにめんどくさくて拗らせまくった思考がすごく良かった。

何もかもスマートにこなして迷いが無そうな人の、煮詰まりすぎてどうしようもないドロドロした一面ってなんでこんなにゾクゾクするのだろうか…。
そういうギャップに弱いので、吉鷹の脆さが性癖に突き刺さって悶えました。

立ち止まっている理由も明かせない本心も
そこまで重たい感じではないんですが、
好きだからこそ簡単には打ち明けられなかったんだな。というのがよく伝わってきて、
アプローチの仕方までめんどくさくなっているとか最高すぎる。
林も林で拗らせているところがあるので、これはすんなりくっつくはずもないなとストンと納得できました。

吉鷹の鬼執着で嫉妬深いところは変わらないままだと思いますが、林はその重さで愛を感じるタイプな気がするので、この先も上手くやっていく未来が想像できたのも良かったです。

そして絵がものすごく綺麗で、キャラのビジュアルも本当に好みでした。
こちらがデビュー作とはすごいクオリティ…!
今後も追っていきたい作家さんだなと思いました。

0

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