イヤって言ってもきかないで 下

iya tte ittemo kikanaide

イヤって言ってもきかないで 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神77
  • 萌×249
  • 萌27
  • 中立4
  • しゅみじゃない6

168

レビュー数
23
得点
666
評価数
163
平均
4.1 / 5
神率
47.2%
著者
宇良たまじ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801985773

あらすじ

何度も吉鷹に抱かれるようになってから、
一歩進んだふたりの関係に期待をしていながらも
確かめるのが怖くて踏み出せないまま。

肝心な吉鷹の態度もどこか掴み切れず
少しでいいから顔が見たい、声が聞きたい、触れられたいと
そんな気持ちで頭がいっぱいなのは自分だけなのかと思い悩む林は
寂しさが増していくことに痺れを切らし
初めて自分から連絡をしてみるが、会えて嬉しい林とは裏腹に
吉鷹はそっけない態度な上に心無い言葉を吐かれ――?


本心が見えない独占欲強め大学生×お人好しな意地っ張り会社員
不器用で恋愛ベタな男ふたりの歳の差ピュアきゅんラブ!

表題作イヤって言ってもきかないで 下

大学生
サラリーマン

その他の収録作品

  • TIME:Bae
  • カバー下漫画

レビュー投稿数23

初書籍ということで

内容的に、初書籍ならいろいろ粗いところがあっても目を瞑りますし、新しい作家さんが頑張っていくことを応援していくのが我々読者の責務と考えて日々BLを読んでいます。(宣言)

で、上下巻一気に読んだ感想としましては、次回作ももちろん買います買わせてください!です。絵も上手だし描き込みも状況がわかりやすい、コマ割りも単調にならない。素晴らしいです。
さて、本題のレビューですがほんのりネタバレありです↓↓↓

二人とも積み重なってきたものの『しんどさ』や『外面』がなかなか剥がれないし、剥がす勇気も大変なのかなと。
現実でも、自分の恥ずかしいと思っていることや辛いことって、大切な人だからこそ伝え辛かったりで苦しい思いをすることってあるよね〜と、彼らのお部屋の壁になって(それもどうなの)頷いてました。
それを乗り越える勇気、怖さと大切な人とを天秤にかけたらそりゃあ大切な人を取るでしょうよ。(取らなかったら話終わっちゃうし、キャラ変わるがな)
王道展開といえば王道なのですが、攻めである吉鷹くん、恋愛初心者(←初めてちゃんと好きになったの意)のくせに駆け引きしようとするからこんなに拗れたんだろうね、とは思いますが。まあ、得てして初恋で上手くいかない方が当たり前ですし、もう一回くらい拒絶されても私的にはOKでした。笑
林さんがチョロい?お人好し?だったのもラッキーだったよね、と。

社会人編とかあれば、なんか拗れそうで読みたいです。会社の立ち位置とか色々ありますしね。
あと、最後林さんの同僚のコマが〜。その後どうなったのか気になる〜。私だけかも〜。

でもちゃんと完結しているので、これはこれで満足です!
続きが出れば買いますので、宇良たまじさん頑張って欲しい〜!

7

大満足の上下巻!

宇良たまじ先生初商業BLコミックスがついに発売( ; ; )!歳の差カプでは絶対に年下攻め派!しかも大好きな『独占欲強』でお顔が強すぎる吉鷹くんがど刺さり。そして年上美人受けで引く手あまたなのにも関わらず男に抱かれたい願望を潜めている林くん!体からの関係からスタートして恋心に発展するまでがもどかしくて愛おしくて、、恋に不器用なイケメンの栄養度高すぎました。告白のシーンは何度読んでも胸熱なのでぜひ紙本見開きで読んでほしいです!続編希望すぎるので拙いレビューですが置いていきます、、

2

ラストのセリフが、、、///♡!

上巻で予想していた、吉鷹が壮馬の隣に引っ越してきたのは偶然だったのですね!(実はどこかでチェックしてたのかと思っていた←おい!)

けれど、判明した吉鷹の素性。
-------------キリトリセン--------------(盛大なるネタバレやってきますのでご注意を!)
なんと、祖父の会社を吉鷹母が引き継ぎ、壮馬の勤務する会社の社長令息だったとは!!

なにかしらの権力あるエリート的大学生かなあとは思っていましたが、まさかの繋がりがソコだったとは驚きでした。


いや、それ以前に下巻は、吉鷹が壮馬への想いをとんでもなく誤解され、大幅に拗れまくってる展開が切なすぎて涙が。


壮馬も壮馬で、自分の嗜好のせいでずっとこの先孤独だろうと覚悟していたうえで、吉鷹と出逢い、ゲームの一環として利用されていたことよりも、彼のことを好きだった気持ちのほうが上回っていたことに気付く切なさよ。


恋にはすれ違い展開がデフォですが、吉鷹のような苗字のせいで人生諦めてた人間が本気になり、好きな人を落とそうとした結果、まったく手に入らず奮起する成長(?)物語は、切なキュンときて大変美味しく最後まで読むことができました。

また、描き下ろしのお互い嫉妬編も最高すぎて、もっと吉鷹嫉妬しろし、壮馬も嫉妬しまくってほしい! と、願ってしまった拗らせ好きまりあげはでした。

ちなみに、メイトの有償特典のif高校の同級生だったら、も、えちくて最後のオチまで(握ってたやつ!)良き良きでしたね♡

やはり、上下巻には名作が多い! と、再認識したお話でした。

そして最後に、宇吉たまじ先生、デビューコミックスおめでとうございました!!
今後もご活躍とても楽しみにしております♪

2

噛み合わない年下大学生×年上サラリーマン

こちらは下巻の感想です
上巻では恋する乙女のような林さんがかわいかったです
でも最後の場面で吉鷹くんに触れたかったと寂しそうな林さんの背中が印象的でした

下巻は吉鷹くんが仕掛けます
林さんの気持ちが欲しくて仕掛けたことですが
鈍い林さんは勘違いをしてしまい怒ってしまいました
それに失敗したと落ち込む吉鷹くん
上巻ではヤンデレワンコのような様相だった吉鷹くんですが、下巻で吉鷹くんサイドの過去編が描かれて林さんとの出会いエピソードを見ると、やっぱりイイコなんだなぁと思いました
純粋に林さんに一途に恋しているだけで下巻で吉鷹くんの印象が柔らかくなった感じがします

ハピエンなので安心して読めます
年下×年上好きには是非読んで頂きたい作品です

0

良かったです

吉鷹が押してもダメなら引いてみな作戦になったのでしょうか…。
少々言葉選びを間違えて見事に拗れてしまいました。
下巻では、本心を見せない吉鷹の過去やインターンとして林と会社で出逢っていた事、母親が会社社長(林が勤めている会社)であった事等色々と展開されていきました。
インターン時代に割と交流しているのに忘れてしまうなんて、林〜〜。
まぁ、幕間で林がボソッと呟いていましたが…。

拗れてしまった2人ですが、帰る場所が同じアパートよー。
しかも、同じ会社で働く事になるのよー。
なんて、ツッコミ入れてる間にお互い素直に自分自身を曝け出してくれてました。
幸せそうな2人を見る事が出来て良かったです。

0

本心を明かせない不器用すぎる純愛が尊い。

下巻最っ高でした。

まず上巻で変化する吉鷹くんへの疑問が納得のいく形で解明されたのとても良かったです。彼なりの林さんへの気持ちの変化の現れだったのかと思うと、可愛げのある大学生らしい彼はまだ林さんを攻略対象半分くらいに見ていて、むしろ色眼鏡で見られる立場にあることを知られなくなくて避け始めてからの方が気持ちが募ってたってなんとまぁ不器用な…

対する林さんだってゲイであることを後ろめたく思ってたからこそ好きになってしまった自分の気持ちを明かすことも相手の気持ちを知ることも怖くてはぐらかしちゃってるのがあまりにももどかしい。
しかし林さん、可愛げもあって隙もあって、でも面倒見もよくて人としてすごく尊敬できるめちゃめちゃちゃんといい大人でシンプルに人として推しだなと思いました。こりゃ惚れるのもわかる。

告白シーン、本当に見どころです。最高です。
そして恋人になってからの甘い2人も最高でした。恋人になってからの2人もっと見たいなぁ~!!!
あまりにも良くて上下巻あっという間に読めます。ぜひ!!

0

めんどくささが最高

身体の関係は持ってしまったけれどその先は…?というところで終わっていた上巻。
どんな風に気持ちが交わるのか?という部分を見るのを楽しみに読みました。

ですが。
あとは素直になるだけ、気持ちを伝えるだけ。というところまできているはずなのに、なぜかどこまでもすれ違ってしまうふたり。
どちらか一方ではなくて、揃ってぐるぐるしていて前に進めずにすれ違っているからなのですが…
そのめちゃくちゃにめんどくさくて拗らせまくった思考がすごく良かった。

何もかもスマートにこなして迷いが無そうな人の、煮詰まりすぎてどうしようもないドロドロした一面ってなんでこんなにゾクゾクするのだろうか…。
そういうギャップに弱いので、吉鷹の脆さが性癖に突き刺さって悶えました。

立ち止まっている理由も明かせない本心も
そこまで重たい感じではないんですが、
好きだからこそ簡単には打ち明けられなかったんだな。というのがよく伝わってきて、
アプローチの仕方までめんどくさくなっているとか最高すぎる。
林も林で拗らせているところがあるので、これはすんなりくっつくはずもないなとストンと納得できました。

吉鷹の鬼執着で嫉妬深いところは変わらないままだと思いますが、林はその重さで愛を感じるタイプな気がするので、この先も上手くやっていく未来が想像できたのも良かったです。

そして絵がものすごく綺麗で、キャラのビジュアルも本当に好みでした。
こちらがデビュー作とはすごいクオリティ…!
今後も追っていきたい作家さんだなと思いました。

0

めんどくさい2人が癖になる


本心が見えない独占欲強め大学生吉鷹 (ノンケ攻め)とお人好しな意地っ張りな会社員林さん(隠れゲイ受け)。

何考えてるかわからん×意地っ張りの組み合わせやから、上巻はとにかく焦ったい祭りで互いに探り合ってはぐらかして回りくどくて「も〜思ってること素直に言いなさいよ!!はやくう!!」ってずっと悶々w
吉鷹の本心がこれだけ見えないと、謎に執着されるのも謎やし、林さんも疑心暗鬼でネガティブ思考になっちゃうよね〜

下巻ではさらにシリアス展開になり、ついに吉高の想いと背景が明らかに。
だいぶ重めの執着も、吉鷹が今まで色々はぐらかしてたこともなるほど納得
格好つけたいけど、つけきれてない吉鷹がなんかめっちゃかわいいし、林さんのお人好しで色眼鏡で人を見ないところ、包容力満点でめっちゃ好き
もだもだ期間が長かったせいで、両思いになってからの気持ちの昂りがすごい。
最後に描かれてる林さんの嫉妬クソ可愛いし、吉鷹が林さんのキスマ隠すシーンもオッフで心臓がトゥンクでした‍❤️‍‍

0

タイトルと何気ない言葉の回収がすごい

上巻では気になる部分が多いまま、恋人という関係にはなった2人。どのようにお互いに気持ちを打ち明ける時がくるのか楽しみにしてました。

読了後は、2人のイチャイチャににんまりしつつ、、言葉や言い回しの使い方が上手い…!とそういう感動もありました(笑)

内容は裏切られるような展開は特になく、2人の素直さを表したような純粋なストーリーでした。
吉鷹くんも林さんも本当の自分を見てほしい・曝け出せる相手が欲しかったけど、怖かった。それでも欲しい気持ちだけが先走って拗れてしまった。2人にとってお互いが変わるキッカケになって良かったなと思います。
でも独占欲の強い吉鷹くん、振り回されがちなちょいチョロな林さんは変わらなくて、ずっと見ていたい2人でした。

また何かのキッカケでじれじれしちゃうんだろうな〜と思いながら、これからは存分にイチャイチャしてほしいと思っています。

0

下巻も良かった~!!

吉鷹くんの過去編。
上巻で就活の話題が出ると濁していた理由がようやく分かり・・・
そこで林さんを気になりはじめたきっかけも知れてスッキリです。吉鷹くん視点の林さんは年上みすごいあって頼もしい先輩でした。

そんな出会いからのお隣さんになりじわじわ攻めて来たんだな・・めちゃくちゃ遠回りして不器用で吉鷹くんかわいいな・・・に行きつきました。
林さんの歩み寄り方とか包容力はやっぱり年上だよね~と思わせてくれてよかったです。

描き下ろしはお互いにやきもちやいてて可愛いです。
本当に最初から最後まで画力に圧倒されました。
これから作家買いしたいと思います。

0

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