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束縛系ギタリスト×一途な天才ドラマー!エモーショナルな青春バンドラブストーリー、完結。
class no ikemen to jimikyara ga band kumu hanashi
はーーー…すっごく、すっっっごく、良かった…
最後のページをめくり、本を閉じながら「最高…」とため息が出ました。
イズミハルカ先生の作品、大好きだー…・:*+.
以下、読後の興奮冷めやらぬままレビューを書くので色々とっ散らかってるかも...
クラスの陽キャと陰キャ、密かにバンドを組む二人が表に飛び出す下巻。
二人の音が重なり紡がれるメロディはもちろん、本の中からは聞こえてこないけれど…
まるで自分も体育館で二人の演奏を聴いているかのように、
演奏シーンでは鳥肌が立ち、心震えました。
この下巻は特に、海の波と、二人の感情の揺れ動き・心情を重ねた表現が
とても印象的でした。
二人のバンド名「シーグラス」も、本当に素敵。何もかもが素敵ー…!
押し寄せる波の音と一緒に、二人の胸の鼓動が聞こえてくるような描写に
うっとりです。
本っっ当に、最高に、エモい…✨
上巻最後に、想いを伝え合った二人。
この下巻ではクラスの女子に危ういシーンを写真に撮られ、
噂になりかけたことで波瑠が怯え、二人の間にすれ違いが生まれるのですが…
波瑠の現れないステージに一人立ち、スマホを通して聞かせながら
演奏を始める龍の姿に、たまらなくグッときたよー…!
みんなをビックリさせた波風はしばらく収まらなかったようだけど、
波が俺たちをさらっていく
もう”躊躇わない”明日へ
↑この力強い独白(?)の部分で涙ぶわわっ、感極まってしまいました。
えち描写は少なめだけど、愛と幸せ溢れる二人の絡みが見られ、
もう何も言うことはありません…
描き下ろしで「今日は俺が!」と頑張る波瑠、だけど結局形勢逆転して
「あれれ?」となってる姿が可愛くてたまらなかった(*´艸`)
おそらくこの先、プロとしてドラマーの道を行く波瑠と、
それとは別の道を進むであろう龍。
物理的に別の道を行き、別れなければいけない時があるとしても。
「(心は)一緒だから」という二人の言葉の強さが、揺るぎない思いと絆を証明してくれてる…
本編では一年後の姿までが描かれていましたが、
大人になった二人、その後の二人のことも、ぜひぜひ見守らせてほしい…!
同人誌もあるようなので、そちらも読みにいこうと思います。
正反対の二人が重なって紡ぎ出す音、そのメロディを想像して
胸がグッと熱くなる、最高の青春バンドストーリーでした✨
高校生の、カーストで言ってしまえば対極に位置する2人が、2人だけで音楽を作り出し、ぶつかった壁をぶち壊していく最高にアオハルで最高に心臓が痛くなるお話。
上巻ではギターをやることを父親に否定された過去に囚われた龍が、拗らせまくった執着をみせていた波留に自分以外の相手がいるところを目の当たりにして波留との音楽を投げ出したり、最終的にはちゃんと気持ちを伝えあったりと関係性の変化がみられる最高な展開でした!
ただタイトルが「イケメンと地味キャラ」なのでカーストの違いに苦しむ展開が絶対あるだろうなと思い読み始めた下巻。
いや~ここまで人の目があっても龍に近づくことに意外なまでに抵抗を見せなかった波留がここで怖気づくのか…と苦しくなる展開…どうなるのかなと思ったところで人前での演奏から逃げていた龍のギタボ…音楽マンガあるあるといっては身もふたもないですが、音楽マンガでよく見る言葉よりも歌や音楽は雄弁という展開、最高にアツくて最高に興奮しました!!
そして波留が加わってからライブ描写の雰囲気がガラッと変わったのがまためちゃくちゃかっこいいし、観客の興奮がものすごく伝わってきたのも痺れました。
音楽をやっている2人も、恋愛をしている2人も、どっちもすごく心にクるものすごく満足度の高い上下巻でした!
紙コミックスの帯に、「束縛系ギタリスト×一途な天才ドラマー」と書かれていた下巻。
こっそりバンドを組んでいた二人が、いよいよ人前での演奏を決意します。
舞台は、文化祭です。
波瑠へ気持ちを告白した龍。
学校でも波瑠へ話しかけ、また、波瑠も龍へ接するようになります。
そんな前進した二人の関係に、水を差すような出来事が起こります。
顔と顔を寄せ合い、キス寸前なポジションの写真を女子に撮られてしまいます。
当然、二人の関係は??!
と、勘繰られ、、、
そこで実は二人がバンドを組んでいて、文化祭で披露することになっていることを暴露。
同時に、波瑠は大袈裟にその写真の弁明をして、二人の仲に溝……が、、、
龍と波瑠。
それぞれ過去に、音楽へ対する葛藤やしがらみが。
しかし、お互いがお互いと出会ったことで、行き止まりだと思っていた海岸線のその先へ進めた二人。
確実に、龍と波瑠はソコで生きていました。
画面から息吹が。
溢れ出る音圧が。
愛が。
どぷっと大波のように迫ってきて、見事に作品に飲み込まれました。
下巻の初回限定版の小冊子は、16ページショートマンガでした。
読まなくてもおそらく生きていけますが、読んだことで腐の民としてのQOLは爆上がりすることは、間違いないでしょう。
熱量たっぷりの、熱いアオハルバンドBLでした。
さらっとふれていた、1年後のエピソードの余韻も好きだったです!
すれ違いの末、ようやく素直に向き合えたところで終わっていた上巻。
ここからバンドとしてだけではなく、それ以外でも一緒にいる時間が増えていくのかなと思っていましたが…
現実はそんなに甘くはないことを突きつけられるような苦しさはまだ続きます。
でもそんな苦しさがあるからこそ、輝く日々もあること。それを教えてくれるような展開がとても眩しくて、どのシーンにも心奪われてしまう魅力があった下巻でした。
一緒に文化祭のステージに立つことにしたふたりの決意に歓喜しましたが、
純粋に音楽を楽しみたくてもそれを選べない理由をそれぞれに抱えているふたりなので、
本番ステージに至るまでもハラハラがたくさん。
特に波瑠の心にある葛藤は本当に切なくて
それが簡単には拭えないモノなのもわかるので、このまま上手くいかないのかも…とさえ思いました。
でも。そこから引っ張りあげてくれるのはやっぱり龍の存在と音楽の力なんです。
龍の音と想いは真っ直ぐに波瑠のもとへと届いて、彼に動き出す力を与えてくれたシーンはとても感動しました。
ふたりにとってお互いの存在と音楽は同じ位置にあって、自分らしく生きるために必要なことなのだなと伝わります。
水の流れを止めることができないように、ふたりの中にあふれる音楽に対する情熱も止められないこともしっかり感じられて、とにかくすごく良かった…!という一言に尽きる結末だったなと思います。
ダイナミックなパフォーマンスももちろんですが、その時々で彼らの心情を表している言葉たちもものすごく印象的。
比喩的なところもありながらダイレクトに気持ちが伝わってきて、ものすごく揺さぶられました。
画面の中で彼らが動いて奏でる音まで聴こえてくるような気がするくらい、臨場感たっぷり。
これは映像化やCD化を期待してしまいます…!
本当に素敵な作品でした。読めて良かった〜!
【俺のぜんぶは龍だけのものだから(波瑠)】
エロス度★★
下巻。お互いを縛り合っていた2人がついに恋人に。
色々と吹っ切れた龍が波瑠に対しての溺愛・執着・独占欲が甘々だったり、バンドへの熱意がより高まった変化が尊いですね。
波瑠もずっと片想いしていた龍と恋人になれて幸せいっぱいでしたが、とあることがきっかけで龍との関係がギクシャクしてしまったり、自身のコンプレックスに向き合えず立ち止まってしまう切なさが刺さりました。
狭い水槽から広い海へと波瑠を連れ出す龍や2人だけの世界で音を奏でる楽しさを体現した描写もたまらなく、描き下ろしでは頑張る波瑠が可愛かった。