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kitsune ga hitorijime -kenai reizoku-
面白い作品を読み終えたあとの読後の余韻というのは、なんたる至福のときでしょうかっ!!今巻も死ぬほどクソめちゃ面白かったですぅ〜( ´∀`)
エロい、甘い、笑える、シビれる、キュンとする、ニヤる、酔える…などなど、いくつもの感情が一冊の本の中にぎっしり。巻を重ねるごとに面白さを都度アップデートしていくモンスター級の読み応えに、今宵もひれ伏しました。
9冊目突入のシリーズ作ともなると、中だるみなターンがあっても良さそうなのに、それが全くないことがすごすぎる。予想が出来ないストーリー展開をぶん投げては、見事な回収と見せ場を作る隙のなさに毎回圧倒されています!
今巻用意された物語の舞台は旅行。残念ながら、2人きっりの甘々旅行というわけではないのですが、ディアボロ系の瑞人と陰キャ討魔師・勝利を入れた何ともアクの強い4人での遠方外出がメインで動くストーリーです。
何かありそう……いや、何かが起きることは確定値です。このメンツを見れば(笑)普通の旅行で終わるハズがないハラハラドキドキの展開に心動かされ、気付いたらあっという間に読み終わってました。
なんといっても、"狐がひとりじめ"のタイトルですからね。独占欲と嫉妬心丸出しの有生がいっぱい拝めます。モテ期突入の慶次の周りには不穏な男たちがいっぱいいるので、有生にとってはある意味試練的な旅行です。
いつもクールな有生の嫉妬狂い、束縛と独占欲の圧……!!あぁ、たんのしいーー♪( ´▽`)
有生は基本的に慶次には塩対応っぽくしてるせいか、ここぞってところの甘やかしの高低差萌えがヤバい(〃∀〃) どこでもエッチせがむし、周りに誰がいても愛情表現すごいし、慶次にベタ惚れな有生を見るたびにフォッフォッフォッ…ニヤけ顔が止まりません。
嫉妬狂いしてる有生も、お仕置きハードモードエッチを迫る有生も、最後は敵から守る有生も全部が素晴らしい…!!恋人だけど、同じ討魔師として慶次にビシッと言う導き手のような関係も最高にそそられます。
そんな2人の恋愛模様を絶妙な解説と毒付いた軽快なコメント力でオチに誘う待ち針がこれまた光る存在感。丁度いいタイミングで現れては爪痕を残す発言で場を和ませる喋りはさすがです。
おしゃまで口達者な子狸の豊富な語彙力もこの作品の大事なスパイスで、昭和のネタから令和ネタまで扱う守備範囲の広いボキャブラリーと的確なツッコミは素晴らしい才能といえるでしょう。はーー最高( ´∀`)
井伊家との関わりもガッツリありましたが、最後のシリアスシーンを除けば基本的にコミカルテイストです。瑞人の井伊家次男に対する鬼畜さを目の当たりにして、めちゃくちゃ腹抱えて笑いました!!弍式家の三男はヤバい。クセもアク(悪)もキャラが濃すぎる^ ^;
毎度期待を超えて最高のエンターテイメントの世界を作り上げてくる夜光花先生の神筆にまたも酔いしれました。早くも10巻目をくれくれ乞食状態です(笑)
イラストも可愛いくてエロくて最高!…なのですが、
いつもはセルフレジなのに、有人レジで完全油断して、書店員さんにブックカバーサービスお願いしたら、見開いたすぐのイラストがエロすぎて非常に気まずい思いをしました( ;∀;)
皆さんも有人レジのブックカバーサービスにはお気をつけ下さいませ。