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boku no kawaii aschenputtel
対照的な表情を浮かべているけれども、
その表紙だけ見ていると可愛らしい恋愛をしていそうなふたり。
でもそんな生易しいものでなく、歪みまくった執着愛を見せられる展開になっています。
かなり驚きはしましたが、恐ろしいほどのやり取りに釘付けになっていました。
律の性癖が明かされ、そこに繋がる悠斗とのエピソードもかなりインパクトがあったので
疎遠になってしまったふたりがまた交わるときがあるとすれば、相当振り切れた方向に向かうのではないかなーと思ってはいたけれど。
考えていたよりもずっと悠斗がヤバい奴でゾクゾクしっぱなしでした。
律を見つめる悠斗の眼差し、もう目がキマッてしまっているんですよね…
でも真っ直ぐに律だけを求める執着心は混じり気のない愛で構成されているのも伝わるので、
いっそ清々しく思えました。
悠斗によって埋め込まれた性癖に翻弄され、その快楽には抗えずに苦しむ律を見ているのはツラいものがありましたが。
オチるとこまでオチて“歪みの中“にいることを受け入れた律が少しだけ救われたように見えたので
ふたりだけの世界に着地できたのは幸せだったのかもしれません。
ふたりの日々は“普通“ではないけれども、そのヒリヒリ感が癖になるようなお話でした。
J庭同人誌で知ったユキノセ先生。初の単行本が出たと知り、いそいそと購入。
やーーー…もうこれ、ヤンデレ好きさん・ダーク系お好きな方に強くおすすめしたいっ…!!!
かなり重度で重症、激重執着…行動や心理の一つ一つがヤバすぎるヤンデレ攻めのお話でした。
タイトルの「アシェンプテル」が分からずググってしまった…「シンデレラ」のドイツ語表記なんですね。
「僕の可愛いシンデレラ」ではなく、”アシェンプテル”なところがいい。。
ドイツ語になっただけで何か闇深さを感じてしまうのは、言語の持つイメージなのでしょうか。
幼い頃、幼なじみ・悠斗(攻め)との”秘密の遊び”によって、「女装しないとイけない体」になってしまった律(受け)。
”普通”であろう、”普通”でいなければいけないという焦燥感から、敢えて悠斗とは
距離を置いてきたのですが、再会により再び仄暗く淫靡で歪んだ関係へと堕ちていきー
と続きます。
もうですね、後半で明かされる攻め・悠斗の異常行為の描写にゾクゾクっと背筋が凍る…!!(特に“箸舐め”…いやーーーーーー!!!)
GPSで位置情報管理、はヤンデレ攻めの定番なんだね…
律が自分の家に向かってくるのをGPSで眺めながら、
「よかった 俺の思いが通じたんだね」と笑顔で無邪気に言ってるのが怖いです。
爽やかイケメン青年の裏の顔、恐ろしや。。
愛の形がめちゃくちゃ歪んではいるんですが、ひたすら一途に「律♡律♡」ってなってるワンコ攻め。
…うーん、好き…!!大好き。
そして悩みに悩み、律が最後に出した結論。
共に深い深い闇へと堕ちていくー
悠斗との快楽に溺れながらも、”普通になれない自分”のことをこれからも決して
受け入れることはできないであろう律の苦しみは、続いていくんだなあ、、、
そして、ついに律をその手に落とした悠斗の喜びも死ぬまで続いて…
ああああー…!
闇の共依存と純愛に、読後の今も興奮収まらず。悶えてしまう。。
律の女装姿・その姿でのセッ描写もバリエーション豊かです。
チャイナドレス、アラビアン、プリンセス、SM女王様風…
特にえちえちだったのが、アラビアンな姿。
乳首に光るニップルアクセ、尿道プジーで責められて…と、美人受けのいろーーーんな姿を堪能できる贅沢・:*+.
長髪セクシーチャイナドレスも、個人的に大っっ好きな女装姿でした◎
ぜひぜひ、お好きな女装姿をお探しあれ…❤︎
激重共依存×歪み愛(だけど純愛)の世界、堪能しました✨
作品タイトルは何やら乙女チックで帯にも「ドレスは穢すために着るんだよ」なんて書いてあるので、拗らせた女装癖のある受けが攻めに解放されていく救済系かな?って思ってました、私、、、
、、、全っっっ然そんな素人が予想できちゃうような擦り倒されたお話しなんかじゃなかったです、、、(@_@;)!!!
作品タイトルに入ってる「可愛さ」も私が予想した乙女要素もこれっぽっちも入っておりませんでした、、、!!!!!
その代わりに予想以上の箱庭で繰り広げられる駆け引きと懐柔の応酬が畳み掛ける濃い~~~世界を覗きました!
しかもこの囲い込み執着は昨日今日で出来上がった感情なんかじゃないんです
何年も何年も…ずーーーっと蓄積して自分の中で高めて歪めて熟成させた濃度の高さ、、、筋金入りのドドドド執着!
しかも一方通行ではないんです(ΦωΦ)フフフ…
かと言って双方向でもないんです (。゚ω゚) ……
悠斗と律の2人でしか理解し合えない、お互いだから魅せ合える、お互いにしか教えない秘密の時間、、、絶対に2人以外は不可侵な領域を築き上げる執念
これが「愛」なのか?と聞かれたら色んな答えが返って来そうな2人です
それでも私は「これも愛」と答えると思います
すごーーーーく好みの展開でした
絶対に忘れない、クセになってまた何度でも読みたくなるような倒錯的思考
しかも、、、この作品で商業デビューというアナーキーさが堪らない!!!
奥底に眠る感情故なのか、はたまた感情を押し殺し過ぎて放棄したような所があるからなのか、、、実際2人の渦巻く「生」を感じる感情を宿した表情が少なく、精気を欠いたような焦点が定まっていないのではないか?と思える目の描写を含んだ2人の顔がとても色んな意味で気になりました
このキャラだからこの「生」から遠いような表情だったのか?この2人には本当にこの「静」の表情がマッチしていたな!!って思う反面、他キャラでもこの精気を感じない表情なのかどうか、、、?すごく気になります!!!
絶対に次の作品もチェックをします⸜⸜٩( 'ω' )و //
どんな方向性のお話しを描いて行かれるのか???
目が離せない作家さまの作品を読めました!!!
期待以上の刺激と衝撃、ドキドキ読書体験に脳内ドーパミンが漏れ出た感覚がめっちゃ残ってます(๑ºдº๑)
間違いなく読んで良かった1冊でした!
【律は俺が幸せにする。 必ず幸せにするね(悠斗)】
エロス度★★★★★
おやおやおやおや。
シンデレラよりもアシェンプテルの方がまさにタイトルに適した作品でしたね。
悠斗と律が紡ぐ祝福の物語で、幼き日のイケナイ遊びからはじまる歪な共依存愛が怖いくらい美しい・・・・・・。
人望厚い美形の悠斗が律に対するド執着・偏愛・狂愛を抱いている裏側がゾクゾクとし、律だけに向けられる瞳・快楽に堕として溺れさせていく愛がたまりません。
周囲から疎まれる律も悠斗との行為に溺れ、無自覚に歪められていった性癖、女装の美しさ・・・・・・、逃れられない共依存の行く末が興味深いですね。
「アシェンプテル」とは、シンデレラのことだそうです。
あとがきにて、グリム童話のほうをイメージされたとか。
最近、ユキノセ先生の同人誌を読んで、ほわっとしたばかりでしたが、こちらの作品はその画のほわっとを打ち消すくらいの、攻めがトンデモなく様子おかしい(超絶褒め言葉)お話でした。
ね、好きな方、いらっしゃいますでしょ??
ストー○ー、執着攻めですよ??
受けの捨てた荷物を拾ってきちゃったり、GPS入れちゃったりする系の、ホンモノの様子おかしい系攻め(褒め言葉です!)ですよ??!
しかも、幼なじみ再会、女装BL。
デキの悪い受けは、攻めの性癖に翻弄され、女装じゃないと達せなくなってしまい、そんな自分にアレコレと悩み、とうとう攻めに対して○して欲しいと懇願までするほど追い詰められてしまいますが、、、
最終的に開き直った受けが、攻めとの共依存にどっぷり浸かり、より上手く買い殺す、、、的な展開が、とてもよかったです。
好きな方、本当に大好きと思うので、このレビューに出てくるワードでピンとこられた方は、ぜひぜひ!
こちらの読了後の世界へウェルカムです♡
こちら初コミックスとのこと。共依存や執着攻めが好きで、増量中の試し読みが面白かったので読んでみました。
ちなみにタイトルの「アシェンプテル」はドイツ語で「シンデレラ」の意味。
(以下ネタバレありますのでご注意ください)
幼い頃、女装してイケナイ遊びを繰り返していた悠斗と律。しばらく疎遠だった二人が再会して、また歪んだ関係が始まることになり…というお話。
冒頭から子供時代(〜高校)の悠斗と律が女装して、キスやエッチなことをするシーンあり。ショタ二人のイケナイ遊びに背徳感が漂い、ゾクゾクさせられます。
そして現在。律の写真だらけの部屋で自慰する悠斗。ヤベー攻めキターー!(汗)
序盤から悠斗のヤバそうなド執着が匂ってきてワクワクしますw
再会してすぐに部屋に連れ込まれる律。そして子供の頃のようにドレスを着せられて…予想通りの展開だけど、すぐに挿入までいったのは驚いた。早!チョロ!
これ高校の時からシてたってこと?律の自慰シーンにもアナニーはなかったし、律が挿入に慣れてる風なのがちょっと唐突に感じました。
再会後、頻繁に女装エッチをするように。チャイナ服とかアラブ風とか、終盤はウェディングドレスとか、女装の描写が凝ってますね〜。パンストビリッはエロいな〜。
とうとう悠斗の律部屋の全貌が明かされる。わ〜、これは重度のストーカーだった〜。想像の斜め上を行くヤバさで怖すぎる…(;´Д`A
後半に攻め視点。
幼少期からいかにして律のストーカーになっていったかが語られる。ここにもヤバい描写が。ほんと悠斗怖すぎるな〜(;´Д`A
律は律で劣等感のかたまりで、こっちもメンタルヤバい。
二人とも異なるタイプの毒親というか、あまりいい親ではなくて、それが共依存関係に繋がっていくんですね。
怖いくらい律だけを求めて続けてきた悠斗と、自分に価値を見出せない律が、まさにシンデレラフィットして、共依存へと進んでいく…。
しかしお前のせい、お前のせいと、自分の不幸は全部悠斗のせいみたいな律の発言は、少々嫌悪感を感じました。
最後まで律が嫌なヤツで終わるのが、あまり見ない展開で面白いですね。ちょっと好きにはなれないけど。
でもラストは悠斗が望む通りの関係になって幸せそうで、悠斗良かったね〜、という気持ちになりました。描き下ろし読むと、律もなんだかんだ幸せそう。
特に攻めのヤンデレ具合がなかなかヘビーなデビュー作でした。次はどのような作品を描かれるのか気になります。
(律が女性と致そうとするシーンが1回あり。失敗しますが、地雷の方はご注意下さい)
電子 少なめ白短冊修正(「電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様」。濡れ場多めで局部はしっかりめの描写でエロいです)
悠斗×律
幼馴染の悠斗に誘われて小学校のときに始まった女装遊び――徐々に
歪みを帯び、やがて、
大学院生になった律が、女装だけでなく、悠斗にも依存するようになっている。ついに、
2人は、共に堕ちていく・・・。
この共依存関係性は本当に愛情なのか、それとも・・・?
闇展開の果てに待ち受ける結末が重厚で後味を残すものの、
律がこういう立場になるのが、個人的には刺さるところに届かなかった。
ドレス系の女装エッチが見どころだけではなく、
それ以上に衝撃なのは、外見だけ見ればいい男としか思えない、
読み進めるほどに露わになる悠斗の常軌を逸したヤンデレ具合!
異常行動に取り憑かれた執着!
律を完全に自分の手中に収めようとする
周囲の人間を徹底的に排除する独占欲!
律の目には見えないところで繰り広げられる狂気が最高すぎて震える・・・!
さらに美味しいのは、
無理やりではなく、
律の感情を巧みにコントロールし、自分だけを愛させるという手段!
愛のゆえの支配・・・ヤンデレの真骨頂!
憂鬱ような雰囲気を纏いながら、
悠斗を避けようとしても、関係を止めようとしても、結局また自分から戻ってしまう律!
悠斗の執着と独占欲に包み込まれて、
憎しみと無自覚な愛が根深く絡みついていく
心の葛藤と体の快楽の狭間で揺れ動く姿にゾクゾクが止まらない!
ただ、
究極のヤンデレでありながら、
律に体的な痛みを与えることがなくて少し物足りなかった。
悠斗の激重愛が表情に完全に現れきっていないのも少し残念なところ。
とにかく余韻を引きずる作品でした。