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boku no kawaii aschenputtel
「アシェンプテル」とは、シンデレラのことだそうです。
あとがきにて、グリム童話のほうをイメージされたとか。
最近、ユキノセ先生の同人誌を読んで、ほわっとしたばかりでしたが、こちらの作品はその画のほわっとを打ち消すくらいの、攻めがトンデモなく様子おかしい(超絶褒め言葉)お話でした。
ね、好きな方、いらっしゃいますでしょ??
ストー○ー、執着攻めですよ??
受けの捨てた荷物を拾ってきちゃったり、GPS入れちゃったりする系の、ホンモノの様子おかしい系攻め(褒め言葉です!)ですよ??!
しかも、幼なじみ再会、女装BL。
デキの悪い受けは、攻めの性癖に翻弄され、女装じゃないと達せなくなってしまい、そんな自分にアレコレと悩み、とうとう攻めに対して○して欲しいと懇願までするほど追い詰められてしまいますが、、、
最終的に開き直った受けが、攻めとの共依存にどっぷり浸かり、より上手く買い殺す、、、的な展開が、とてもよかったです。
好きな方、本当に大好きと思うので、このレビューに出てくるワードでピンとこられた方は、ぜひぜひ!
こちらの読了後の世界へウェルカムです♡
こちら初コミックスとのこと。共依存や執着攻めが好きで、増量中の試し読みが面白かったので読んでみました。
ちなみにタイトルの「アシェンプテル」はドイツ語で「シンデレラ」の意味。
(以下少々ネタバレありますのでご注意ください)
幼い頃、女装してイケナイ遊びを繰り返していた悠斗と律。しばらく疎遠だった二人が再会して、また歪んだ関係が始まることになり…というお話。
冒頭から子供時代(〜高校)の悠斗と律が女装して、キスやエッチなことをするシーンあり。ショタ二人のイケナイ遊びに背徳感が漂い、ゾクゾクさせられます。
そして現在。律の写真だらけの部屋で自慰する悠斗!ヤベー攻めキターー!(汗)
序盤から悠斗のヤバそうなド執着が匂ってきてワクワクしますw
再会してすぐに部屋に連れ込まれる律。そして子供の頃のようにドレスを着せられて…予想通りの展開だけど、すぐに挿入までいったのは驚いた。早!チョロ!
これ高校の時からシてたってこと?律の自慰シーンにもアナニーはなかったし、律が挿入に慣れてる風なのがちょっと唐突に感じました。
再会後、頻繁に女装エッチをするように。チャイナ服とかアラブ風とか、終盤はウェディングドレスとか、女装の描写が凝ってますね〜。
パンストビリッはエロいな〜w
とうとう悠斗の律部屋の全貌が明かされる。わ〜、これは重度のストーカーだった〜。想像の斜め上を行くヤバさで怖すぎる…(;´Д`A
後半に攻め視点。
幼少期からいかにして律のストーカーになっていったかが語られる。ここにもヤバい描写が。ほんと悠斗怖すぎるな〜(;´Д`A
律は律で劣等感のかたまりで、こっちもメンタルヤバい。
二人とも異なるタイプの毒親というか、あまりいい親ではなくて、それが共依存関係に繋がっていくんですね。
怖いくらい律だけを求めて続けてきた悠斗と、自分に価値を見出せない律が、まさにシンデレラフィットして、共依存へと進んでいく…。
しかしお前のせい、お前のせいと、自分の不幸は全部悠斗のせいみたいな律の発言は、少々嫌悪感を感じました。
最後まで律が嫌なヤツで終わるのが、あまり見ない展開で面白いですね。ちょっと好きにはなれないけど。
でもラストは悠斗が望む通りの関係になって幸せそうで、悠斗良かったね〜、という気持ちになりました。描き下ろし読むと、律もなんだかんだ幸せそう。
特に攻めのヤンデレ具合がなかなかヘビーなデビュー作でした。次はどのような作品を描かれるのか気になります。
(律が女性と致そうとするシーンが1回あり。失敗しますが、地雷の方はご注意下さい)
電子 少なめ白短冊修正(「電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様」。濡れ場多めで局部はしっかりめの描写でエロいです)
悠斗×律
幼馴染の悠斗に誘われて小学校のときに始まった女装遊び――徐々に
歪みを帯び、やがて、
大学院生になった律が、女装だけでなく、悠斗にも依存するようになっている。ついに、
2人は、共に堕ちていく・・・。
この共依存関係性は本当に愛情なのか、それとも・・・?
闇展開の果てに待ち受ける結末が重厚で後味を残すものの、
律がこういう立場になるのが、個人的には刺さるところに届かなかった。
ドレス系の女装エッチが見どころだけではなく、
それ以上に衝撃なのは、外見だけ見ればいい男としか思えない、
読み進めるほどに露わになる悠斗の常軌を逸したヤンデレ具合!
異常行動に取り憑かれた執着!
律を完全に自分の手中に収めようとする
周囲の人間を徹底的に排除する独占欲!
律の目には見えないところで繰り広げられる狂気が最高すぎて震える・・・!
さらに美味しいのは、
無理やりではなく、
律の感情を巧みにコントロールし、自分だけを愛させるという手段!
愛のゆえの支配・・・ヤンデレの真骨頂!
憂鬱ような雰囲気を纏いながら、
悠斗を避けようとしても、関係を止めようとしても、結局また自分から戻ってしまう律!
悠斗の執着と独占欲に包み込まれて、
憎しみと無自覚な愛が根深く絡みついていく
心の葛藤と体の快楽の狭間で揺れ動く姿にゾクゾクが止まらない!
ただ、
究極のヤンデレでありながら、
律に体的な痛みを与えることがなくて少し物足りなかった。
悠斗の激重愛が表情に完全に現れきっていないのも少し残念なところ。
とにかく余韻を引きずる作品でした。