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ai kara ichiban tooi basho
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
わかっているのは無理矢理に番にされたヤツから逃げ隠れてる
たったそれだけでお話がどんどん進んでいくんですよ
だからなんですかね?ふたりの関係が知りたくて 先が気になって仕方なくてモリモリ読んでしまう
はじめましての作家さまでタイトル買い
久しぶりのオメガバに手を出したハズなのに雰囲気ミステリーホラー系の様相でちょっとワクワク
しかも早々にその執着の始まりを拝ませてもらえて そこから一気に根こそぎもっていかれるくらいお話に引き込まれた
面白いです 貪るように身体は繋いでも思いは真逆に愛と憎に別れてる この愛憎を追うなかで出てくる人の温かさを拾いつつ そこを尽く潰していく異常なまでの一途さ
もともと「一途」なんてのは他を顧みないものなんだけど ここまでの一途さを見たことなかったのでね
個人的なことは置いておいて 内容的な意味で好みはわかれそうかな
妾のことして生まれ ヤクザの子と疎まれ 知らない愛を必死で繋ごうとした結果がこれなら世継も哀れでしかたないんだけど 如何せんその部分がないのでこの愛がなんだったのかが 執念執着では手に余るし 依存にするには足りなすぎる
んんん
このメリバ感や凌辱感を楽しむだけなら悪くないんだけど 見せたかったところがどこだったのかイマイチ あたしには掴めなかったな
攻めが受けを好きすぎて、番にしても自分のものなのか不安になりすぎたが故に、監○やオウンゴール的なアレなど、偏った表現で究極の愛を示す、攻めが存在するだけで受けを苦しめる、ゾクゾクする(嬉しい方向で)ほどの執着BLです。
そう。
受けでオメガである人紀(とき)は、3年の時を経て、幼なじみで番の世継にその居場所を知られてしまい、無理やり再会してしまうのです。
しかも再会してすぐに、押し倒されてしまうという早急さ。
それから、幼き2人が出会った頃からのエピソードから遡り、今へ遡る間に、随所に散りばめられた意味深なひまわり(ラスト付近で明かされます)の喩え。
唯一無二の画が、複雑な執着愛のお話とマッチしすぎて、猫の登場など、より物語を劇的にさせる演出なども見られとても憎いです。(褒め言葉)
また、メインの2人以外の登場人物たちも、その存在が実に興味深いです。
実は、近づいたことで見えた、好きではなかった相手の人柄。
実は、側近と思っていたらスパイだったりなど、、、
だからこそ攻めをはじめとした、そういう脇キャラたちとの摩擦により、受けは攻めのことを運命の番かどうかはこの時点ではまだ分かっていませんが、とりあえず現時点では攻めのことを嫌がっているままの受けではなく、、、
タイトル通り、まさに「愛」から一番遠い場所へいる2人でしたが、受けにも攻めへの特別な感情が芽生えていたわけで。
はっきりとした答えがそこに描かれているわけではない、ラストでした。
が、間違いなく最後のあの1ページは、執拗なまでに攻めから噛み跡を残された受けの項の如く、見る者の心を掴んで離さない、強烈な余韻を残すことでしょう。
連載をしていたときからSNSで話題になるだけの強烈作品(超絶褒め言葉)だと確信した、フランス? 映画のような読了でした。
やーーー…刺さった…!読めて良かった…
電子で読んだのですが、紙でも手元に置いておきたい!と思うぐらい、のめり込んで読んでしまいました。
光の腐女子の方にはとてもおすすめできないけれど、
夜明けのストーリー&ダークなものが好き・大丈夫という方には強くおすすめしたい、そんな作品でした。
無理やり番にされ、逃げようとしてもどこまでもどこまでも追いかけてくる世継(せつ・攻め)。
「人紀(とき・受け)の笑顔が好き」「人紀ののぞみはなんでも叶えてあげたい」と言いながら、
「でも 俺のそばを離れるのは許さない」と言い放つ言葉の持つ強制力と残酷さよ…!震えます。でも、でも、この執着がたまらなく好き…
もう間違いなく圧倒的に不憫で可哀想で救われてくれー…!と思うのは人紀なんですが、
人紀のことしか愛せない攻め・世継がもう、哀れで悲しくて。
人紀からの愛を乞う渇望や独占欲、焦り、葛藤や苦しみが
ぐぐっと胸に迫ってきて、なんだかとてつもなく愛おしいと思ってしまってた‥
人紀のことを追い詰めるそのやり方は決して許されるものではないんだけれど、
とてつもない愛がそこにあるのが見えるんですよね。。苦しい。。
大きなネタバレになるので詳しくは言えないのですが、
再び人紀を失いかけて再会し、自分の手の中に戻ってきた人紀に対する世継の言葉と行動。
苦しめたいわけではない、泣かせたいわけでもないけれど、
そばに置くために強引な手段をとり、泣かせることしかできないー
そんな彼の昏くて深い愛がよくよく伝わってくるシーンでした。しばらくページを見つめて止まってしまった…
作中、時折出てくる眼光鋭い猫たちの画に、ゾクゾクっとした恐怖を煽られ。
終盤のアイスがドロドロに溶け合うシーンも、「ああ…」と声が出ました。秀逸…
このアイスのようにドロドロに溶け合う二人の愛、そして溶け合って一つになりたいと願う世継の心。
素晴らしくダークで深くて胸に刺さるお話、そして記憶に残るオメガバースの物語でした。
せきとう先生のこの作品、商業になる前から読んでいました。描き下ろしもあるとの事でコミックスを購入しました。
ヤクザの妾の子であるαの世継から逃げていたΩの人紀は3年ぶりにつかまります。瞬く間にヒートになり再び無理やり抱かれてしまいます。どんなに嫌がっても逃げても暴言を吐いても世継は人紀からの愛だけを求めています。
ふたりの出会いは小学生の時。人紀が世継のクラスに編入してから、ずっとふたりは親友同士でした。でも中学になったある夜、世継が人紀の名前を呼びながらトイレに籠っているのに遭遇してから世継が自分を見つめる目が怖くなります。そして同じ頃に自分がΩであることがわかります。
なんとか自分はβであると誤魔化しますが、αである世継がだんだんと怖くなっていきます。
ふたりが高校生になり、人紀に彼女ができると世継は彼女の前で人紀に薬を盛ってヒートにさせます。そして「世継とだけは番になりたくない」と言う人紀を無理やり犯し、項にたくさんの噛み痕を残します。
逃げたくても祖母に何かされたらと逃げられず囲われて暮らしていました。
そして冒頭の3年ぶりの再会。きっとおばあさんが亡くなってから逃げたんでしょうね。そしてその3年の内に世継は人紀を囲える力を手にするためにヤクザの跡取りの座を手に入れます。人紀は職場の清掃会社で頼れる人や運命の番にも出会いますが、世継は自分から人紀を手放すことが出来ず、組織のスパイから銃を持たされた人紀に自分を撃たせます。
意識のないまま入院し続ける世継を清掃会社で淡々と働く人紀はたびたび見舞いに行きます。罪悪感からなのか、番としての本能なのか、友情なのか、同情なのか、憎悪なのか、起きてほしいのか、ほしくないのか、自分の気持ちがわからないまま。
世継が目覚めるまでの3か月。人紀がただ自分の気持ちをじっくりと自分のペースで考え、納得するのにいい機会になったようです。
ハピエンでしょうね。
漫画だから白黒なのが当たり前なのですが、この物語はモノクロ映画を観ているように感じられます。まるで映画館のスクリーンの画面の奥に吸い込まれるような感じがします。ヒマワリと夏の気だるさが少し暗くて怖くて、でも最後まで目が離せない古いモノクロ映画のようです。
はっきりとしたハピエンでもないですし、ストーリーも絵のテイストも独特なので好みが分かれるかもしれません。でもすごく引き込まれる作品になっています。
【出会ったときから気づいてたよ・・・人紀は俺のだって(世継)】
エロス度★★
おやおや、どんなに逃げてもアルファからは逃げられない愛・番という名の鎖に繋がれたオメガが不憫ですね。
人紀への世継のド執着・出会ったときからずっと彼を自分のモノにしたかったホラー味ある一途さがとても刺さり、人紀にはめちゃくちゃ甘々で優しいのにそれが逆に怖く感じてしまうのが不思議です。
たとえ自分の愛に人紀が応えてくれなくても、歪で一方的な愛を貫く世継がたまりません。
また、友達と思っていた世継に対して抱く人紀の恐怖感や無理矢理番にした世継への憎しみも美味で、愛憎の行く末にドキドキしてしまいました。
ボイスコミックス化の情報で作品を知り、キャストを見て興味が沸き読んでみました。
話の内容とそれに合った切り絵のような絵柄や独立したコマが不穏な雰囲気を掻き立てていて緊張感に心がヒリヒリさせられながら読み切った1冊です。
どうあがいてもめでたしめでたしにはなれなさそうな圧倒的な圧に雁字搦めになり、世継に憎悪と恐怖を抱く人紀。そして重苦しいほどの執着を人紀に抱く世継。この2人の間に愛があるのかどうか、私には最後までわかりませんでしたが、間違いなく離れられない2人なのだろうとは思います。
願わくは世継側の視点を、考えを見てみたいなと思います。
世継(α)×人紀(Ω)
全編を通して暗く、背筋を駆け抜けるようなゾッとする空気感が漂う。
絵のタッチがその陰鬱さにぴったり合って、
ページをめくるたびに息を呑む。
世継の重執着とヤンデレ具合!そのダーク迫力が圧巻的!
幼馴染としての信頼関係が、いつの間にか
強○や監禁という闇堕ち関係へと変化に心臓が軋むほどの衝撃!
逃げようとしても、
世継の掌の上でしか動けない人紀の無力さが痛々しく・・・、
それでも、最後・・・闇の中で最後に残る2人の愛しさが胸を強く打つ。
狂気じみた全体の中で、
特に世継の独占欲から滲み出る恐ろしい眼差し、
強引な行為シーンや、
人紀が逃げ込む森、
人紀の体に刻まれた無数の噛み跡が、
肉体的にも精神的にも圧し掛かるほど読者を深淵へ。
虚無的な清掃員・人紀とヤクザの世継。
冒頭から「迫る者と逃れる者」としての2人の現状が明らかになって、
その後、過去の小・中・高校時代へと展開。
Ωという性は人紀にとって闇の始まりで
ただの仲良しだったはずの幼馴染・世継から向けられる
友情を超えた歪んだ気持ちに怯えながら、
無理矢理番にされたり・・・
2人の友情と恐怖が交錯する深い関係性に目が離せなくなる。
自由のない悲痛に縛られている今の人紀、
まわりにいる、本当の運命の番や、
愛を理解している年配の同僚の影響を受けて、
世継への気持ちにがあまりにも無自覚でも、
静かに漏れ出す「愛」が確かにそこに見える。
ラストの劇的な進行が巻き起こす
2人の感情の解放に緊張感が高まって、
世継が人紀を苦しめたことへの罪悪感を抱えながら、
人紀のために下す決断、その最大の愛し方が震撼的!
人紀の選択・・・あまりにも重すぎる!
憎しみ、許し、愛情、友情、そして番としての本能にもがく人紀の心理描写が鮮やかで、
傷つけられながらも見つけ出した世継への感情や、
傷つけても止まることのない世継の愛が、
たった一人を愛する力強さを感じさせる。
暗闇の中で光を放つその愛に感動し、
胸に刺さったまま、しばらく何も考えられなくなりました。