KING IS DEAD

KING IS DEAD

KING IS DEAD
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
10
評価数
2
平均
5 / 5
神率
100%
著者
芽玖いろは 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784829687147

あらすじ

彼らのアフター

歌舞伎町の絶対王者、引退。
表明から店は連日大盛況、邑のホスト人生の集大成となるイベントが行われた。
そのさなかに店へ掛かってきた電話。
それは邑の過去との決別を知らせるものだった……。

他に有休満喫中のタマとミヤ、金策に励む有朋などホストシリーズオムニバス。
情報修正依頼中

レビュー投稿数1

それぞれの夜明け

ホストシリーズのその後が描かれたオムニバス作品。
 ①赤くて甘い
 ②青くて苦い
 ③ウルフハウンド
上記3作品は既読必須となりますのでご注意です!

さてさて。

このシリーズを時系列で並べると、
《ウルフハウンド→青くて苦い→赤くて甘い》
と なるので発売順とは逆なんですよね。

なのでウルフハウンドの後に青くて~を読むと、
弥勒との関係はどうなったんだ?って疑問もあって。
その辺のアンサーも垣間見える内容となってました。

というか個人的には、
ウルフハウンドの最終話を読めたような気がします。

で、今回の「KING IS DEAD」では
3作品がクロスオーバーしているんですね。

弥勒×邑カプだけだとシリアスみが増すところを、
有朋&タマの陽キャコンビが明るさを加え
野田先生が清涼剤になってくれるのが良い…ッ!!
(ミヤはエロス担当╭( ・ㅂ・)b)

総じて気持ち良く読める《その後》だったなと思います。

あとシンプルに表紙めちゃくちゃ良くないですか!?
ずっと眺めていられる。めっちゃ好き。
特に邑の +゚。*美の圧*。゚+ が強すぎる!(∩´///`∩)

(邑はクセがありすぎてそんな好きじゃないのに、)
(表紙の邑がカッコ良すぎて好きになりそう悔しい)
(ヒゲがないほうが私は好き…髪型も短い方が好き…)

ちなみに裏表紙と口絵カラーは攻めズでした♡


◆弥勒×邑
邑の引退式と重なった母の死。
激動の3日間を弥勒は側で見続けて支える。
昏い過去からようやく訪れる夜明けの瞬間ーーー。

めちゃくちゃ良かったです。ホント良かった。

全てが終わって肩の力が抜けた時に、
邑にとって弥勒の存在はどれほど大きかったか。
身も心も委ねられる相手がいることの安心感よ。

以前、ミヤは邑のことを
「店が何より大事だから、あの人」
と言っていました。
青くて苦いの邑は確かにそう見えていました。

でもそれはあくまでミヤ視点のお話なんですよね。

邑視点の物語だとやっぱり違ってくるわけで、
弥勒を大切に想う気持ちがグッときました…!!!
(弥勒、良かったねぇぇぇぇぇぇ!!!(;////;))

あと現在軸の弥勒がめちゃカッコ良かったです。
相変わらず忠犬しつつも、
邑を支える右腕として社会的地位も身に付けて強。
強いのに邑の前だと犬にしか見えん…。かわい…。

◆タマ×ミヤ
甘々エロエロ担当ですv
超ラブラブバカップルしてて癒やされました////

今回有朋に巻き込まれて古巣に復帰。
 ・邑には会いたくないタマ
 ・弥勒と会いたくないミヤ
 ・平然としている弥勒×邑カップル
って構図にニヤニヤニヤニヤしちゃう(∩´///`∩)

本来なら気まずい再会だとは思いますが、
有朋とタマの陽キャパワーでコミカルに描かれて
こちらも過去から脱却して前に進んでるなー…と。

最後には同人誌の再録がされていて、
イチャラブクリスマスデートが見られて大満足♡
幸せタップリで何よりです♡(∩´///`∩)♡

◆有朋×野田先生
完全に純愛担当でしたね!
キスのみでドラマティックな2人でした。

王+忠犬+ホスト3人というクセ強集団の中で、
唯一ごくごく普通な野田先生がめっちゃ良きです。
あまりにも心が美しく泥中の蓮でした(∩´///`∩)

(いやマジでね)
(ホストの仕事を美くしく言語化する能力な)
(10代の女の子でもそんな風には思わんよ…)

今回有朋に巻き込まれて、
野田先生が黒服の仕事をお手伝いするんですが…、
弥勒と一緒に働いてるのめっちゃ新鮮ですッ!!!
(邑や弥勒が「先生」呼びしてるの萌え~~~////)

んで、有朋はいろんな意味で強いwwww
弥勒にぴえんぴえん泣きついたり、
邑を神と書いて「カネ」と読んでたり、
シリアスクラッシャーなオバカっぷりが良き~!!

んで野田先生に対し誠実であろうとする姿には
少女漫画の王子様のようなキラキラ感がありました。
すっかり真面目になって…偉いね…(感涙)


3作品の《その後》が読めて本当に良かった。
過去にいろいろあった者も多いけれど
それなりに決別して、それなりに前を向いて、
大切なパートナーと幸せな日々を過ごしてて。

クロスオーバーの化学反応も良くて、
カラッとしながらもエモさもある展開でした。

ウルフハウンドは特にですが、
ここまでが最終回ともいえる作品ですのでセットで是非…!!!

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