お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
KING IS DEAD
ホストシリーズのその後が描かれたオムニバス作品。
①赤くて甘い
②青くて苦い
③ウルフハウンド
上記3作品は既読必須となりますのでご注意です!
さてさて。
このシリーズを時系列で並べると、
《ウルフハウンド→青くて苦い→赤くて甘い》
と なるので発売順とは逆なんですよね。
なのでウルフハウンドの後に青くて~を読むと、
弥勒との関係はどうなったんだ?って疑問もあって。
その辺のアンサーも垣間見える内容となってました。
というか個人的には、
ウルフハウンドの最終話を読めたような気がします。
で、今回の「KING IS DEAD」では
3作品がクロスオーバーしているんですね。
弥勒×邑カプだけだとシリアスみが増すところを、
有朋&タマの陽キャコンビが明るさを加え
野田先生が清涼剤になってくれるのが良い…ッ!!
(ミヤはエロス担当╭( ・ㅂ・)b)
総じて気持ち良く読める《その後》だったなと思います。
あとシンプルに表紙めちゃくちゃ良くないですか!?
ずっと眺めていられる。めっちゃ好き。
特に邑の +゚。*美の圧*。゚+ が強すぎる!(∩´///`∩)
(邑はクセがありすぎてそんな好きじゃないのに、)
(表紙の邑がカッコ良すぎて好きになりそう悔しい)
(ヒゲがないほうが私は好き…髪型も短い方が好き…)
ちなみに裏表紙と口絵カラーは攻めズでした♡
◆弥勒×邑
邑の引退式と重なった母の死。
激動の3日間を弥勒は側で見続けて支える。
昏い過去からようやく訪れる夜明けの瞬間ーーー。
めちゃくちゃ良かったです。ホント良かった。
全てが終わって肩の力が抜けた時に、
邑にとって弥勒の存在はどれほど大きかったか。
身も心も委ねられる相手がいることの安心感よ。
以前、ミヤは邑のことを
「店が何より大事だから、あの人」
と言っていました。
青くて苦いの邑は確かにそう見えていました。
でもそれはあくまでミヤ視点のお話なんですよね。
邑視点の物語だとやっぱり違ってくるわけで、
弥勒を大切に想う気持ちがグッときました…!!!
(弥勒、良かったねぇぇぇぇぇぇ!!!(;////;))
あと現在軸の弥勒がめちゃカッコ良かったです。
相変わらず忠犬しつつも、
邑を支える右腕として社会的地位も身に付けて強。
強いのに邑の前だと犬にしか見えん…。かわい…。
◆タマ×ミヤ
甘々エロエロ担当ですv
超ラブラブバカップルしてて癒やされました////
今回有朋に巻き込まれて古巣に復帰。
・邑には会いたくないタマ
・弥勒と会いたくないミヤ
・平然としている弥勒×邑カップル
って構図にニヤニヤニヤニヤしちゃう(∩´///`∩)
本来なら気まずい再会だとは思いますが、
有朋とタマの陽キャパワーでコミカルに描かれて
こちらも過去から脱却して前に進んでるなー…と。
最後には同人誌の再録がされていて、
イチャラブクリスマスデートが見られて大満足♡
幸せタップリで何よりです♡(∩´///`∩)♡
◆有朋×野田先生
完全に純愛担当でしたね!
キスのみでドラマティックな2人でした。
王+忠犬+ホスト3人というクセ強集団の中で、
唯一ごくごく普通な野田先生がめっちゃ良きです。
あまりにも心が美しく泥中の蓮でした(∩´///`∩)
(いやマジでね)
(ホストの仕事を美くしく言語化する能力な)
(10代の女の子でもそんな風には思わんよ…)
今回有朋に巻き込まれて、
野田先生が黒服の仕事をお手伝いするんですが…、
弥勒と一緒に働いてるのめっちゃ新鮮ですッ!!!
(邑や弥勒が「先生」呼びしてるの萌え~~~////)
んで、有朋はいろんな意味で強いwwww
弥勒にぴえんぴえん泣きついたり、
邑を神と書いて「カネ」と読んでたり、
シリアスクラッシャーなオバカっぷりが良き~!!
んで野田先生に対し誠実であろうとする姿には
少女漫画の王子様のようなキラキラ感がありました。
すっかり真面目になって…偉いね…(感涙)
3作品の《その後》が読めて本当に良かった。
過去にいろいろあった者も多いけれど
それなりに決別して、それなりに前を向いて、
大切なパートナーと幸せな日々を過ごしてて。
クロスオーバーの化学反応も良くて、
カラッとしながらもエモさもある展開でした。
ウルフハウンドは特にですが、
ここまでが最終回ともいえる作品ですのでセットで是非…!!!