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daraku kazokuron
上巻は甘い描写がほぼなく、土台の説明に費やされます。一般漫画なら全然使っていい一冊なんだけど。すごく非BL漫画っぽいので、いっちゃいちゃの作品を期待するとだいぶ物足りないと思う。
事実は描かれてるけど、感情は文字では書かれてないお察しくださいのタイプの作品で、登場人物が皆さん揃いも揃って本音を隠したがる気性の方ばかりなので(主役もおばばもめぐるも母親もその他もろもろも)、読者に読解力を使わせるタイプの本です。それが良いところでもある。
絵はより一層お上手になって、カラーの雰囲気やら色味やらは大変好きです。
話の内容は全く分からなかったんですが、表紙だけ見て鶴亀まよ先生の家族もの!?子供がいるぞ!?なんだなんだという感じで予備知識なしで読みました。
あーーやっぱりおもしろい!めぐるちゃんが可愛すぎる。大の大人ふたりも可愛すぎる。めぐるに振り回されてる様が愉快で面白いです。仙太郎と都賀の過去もイマイチはっきりしてないですね。
一巻はかなり謎が多いまま終わりますが、下巻でどんでん返しがあるのでしょう!と期待したいと思います。
こんな家族の形あり?
ぶっとんだ事情から始まりワケあり破天荒ファミリーラブコメ!
鶴亀まよ先生といえば「三上と里はまだやましくない」シリーズで
ピュアでじれもだなアオハル作品の印象があったのですが…
今作で作風への印象がぐるんと一回転した気がします。
物語は主人公・仙太郎が元カノの凛々子の訃報から始まります。
彼女の母親から実家に呼びだされ訪ねると、
そこにはなぜかかつての片想い相手であり、
凛々子の元セフレでもある藤馬も呼びだされていました。
そんな二人の前に現れた一人の女の子。
「おふたりのどちらかがこの子の父親です」
凛々子の母の口から明かされたとんでも事情によって
3人のとんでも同居がスタートします。
上巻はとにかく凸凹な3人が少しずつ家族になってゆく過程が描かれます。
血縁もなければ、家族の愛情も感じられず、
仙太郎と藤馬のラブもまだまだ途上です。
ただ、徐々に芽生えつつある情に期待。
ラストは酔った仙太郎が藤馬にキスをして、下巻へ続きます!
ハートフルなファミリーもの…ではない切り口が新鮮でした。
自由奔放だった元彼女の死・忘れ形見となった子供・子供の父親候補として集められた男2人。
これだけでもう具沢山といいますか、序盤から情報量が非常に多いというのにすっきりとまとまっていてリズム良く読みやすかったです。
奇妙な同居生活を3人で送りながら現在と過去が少しずつ語られる構成なので、そことそこが繋がっているのか!と、話がどう転ぶのかがわからないおもしろさがありましたね。
擬似家族ものかと思いきや、そこまで家族ものに振り切っているわけでもなく、かといってハートフルなお話なのかというとこれまたちょっと違う。
なんとも不思議な読み心地なのです。
なんだかんだで常識人寄りの世話焼きな仙太郎と、子供を子供扱いしないドライな藤馬の対比がこの独特な気持ちの良いテンポを作っているのかもしれません。
大人が大人らしくなく、子供の前でもすごく人間くさいんですよ。
綺麗事を子供に言いすぎない。そこが良かった。
変に子煩悩になられるよりも自然な気がしました。
仙太郎を筆頭に、それぞれが内になにかを秘めていそうなのだけれど、これが見えそうでまだ完全には見えず…
擬似家族として3人で暮らしていく中で、これから殻を破る姿が見えてくるのかな。
BL的に萌えたかというよりも、話運びがおもしろかったので上巻はこちらの評価になりました。
藤馬がナチュラルに仙太郎へ思わずドキッとする色気のある所作を繰り出してくれるものですから、想いを知ったあとの彼がどう変化するのかも楽しみです。
下巻でははたしてどちらが父親になるのか?
そして、3ヶ月の共同生活はどうなるのか?
この辺りにも注目をしながら、奇妙な3人の行く末を見守りたいです。
7年も前に別れた元カノに子どもがいたことを
彼女が亡くなってから知った仙太郎。
彼女の母親に呼び出された先には因縁の相手である藤馬もいて「ふたりのうちどちらかが父親である」と言われるという、かなり衝撃的なところから始まるお話でした。
表紙にもめぐるは居るので子どもが登場するお話なのはわかっていたけれども、
こういうカタチで関わってくるお話はなかなか無いのですごく斬新。
ただ恋愛要素はほとんど無く、めぐるを含めそれぞれの気持ちが定まらないバタバタ感があった上巻でした。
後半で少しずつその関係に変化はあるものの、これから先どうなっていくのか?という部分もまだわかりません。
仙太郎は仕事のこともめぐるのこともあって、藤馬への気持ちについて考える余裕がまだないんでしょうね。
なので、下巻でどんな風に動いていくのか期待したいと思います。
ただ、引っかかった部分もあって。
突然のことに戸惑って、あの場でおばばの言葉を受け入れた気持ちもわかりますが。
少し冷静になれば"めぐるのため"にDNA鑑定すべきなのでは…?と思わずにはいられませんでした。
ここも何か下巻でわかっていくのかな?
どんな結末が待っているのか、楽しみです。
上巻のみの感想です。
絵がとてもきれいで読みやすいです。
ストーリー的には冒頭からずっとギスギスしているというか6歳の子の前でそんな話するかね〜という印象が強く。ま、そういう状況でそういう人たちだということなんでしょうけれども。
仙太郎はイライラしたりへこんだりばっかりだし、藤馬は悪ぶっていきがっているのがなんかさぶい(そういう設定ですかね)。顔はかっこいいのに。
仙太郎がめぐるのことを考えて言うことはわかるし、藤馬がきれいごとではない本音を言うのもわかる。
ま、急に家族をやれって言われてホームドラマするのも不自然ですけど。
でも、なんかずっと楽しくないんですよね。キャラも読んでいる私も。
ゴタゴタしながらもちょっとはスカッとする積み重ねがあまり感じられないというかそれよりイライラモヤモヤが強いというか。
もうちょっとかわいげとか笑いとかアホらしいところがあったら違うのでしょうか。
リリコのアホっぽさはただの自己中にしか見えないし。
表情が死んでいるめぐるがかわいく見えてきました。
ゴースト作曲家をしている仙太郎は、何年も前に1週間だけ付き合っていた元カノの母親から呼ばれる。
元カノはすでに亡くなっていたのだが、そこで待っていたのは、彼女の忘れ形見である娘のめぐると、過去元カノと関係のあった因縁の男、藤馬だった。
元カノからの遺言状で、めぐるの父は仙太郎、もしくは藤馬だという。
ということで、2人とめぐるを同居させ、どちらがめぐるの父か決めさせる期間限定の同居生活が始まったのだが、、、
面白いのは、めぐるの父親候補である仙太郎と藤馬の関係性。
一緒に住んでいるうちに、因縁ある関係から恋へと発展していくのかと思いきや、
そうは簡単な流れではなかったのです。
実は仙太郎には、藤馬を好きという感情が。
けれど同時に、仕事へのトラウマを植え付けた本人でもあって、、、
謎多く、いい加減な藤馬。
そして、母である2人の元カノになにかしてもらった記憶がなく、学校でも友達のいないめぐる。
それぞれが色々複雑なモノを抱えながら家族として暮らす3人の行く末が。
仙太郎の恋の行方が。
いったいどこへ落ち着くのか、BがLだけで収まらない、ハートフル? 展開に、結末がとても気になる上巻でした。
藤馬×仙太郎
決してほのぼのとした家族物語じゃない、
ちょっと破天荒なスタイルなのに、
どこかほんわかしていて心が温まる!
仙太郎(27)が藤馬(26)と再会し、
2人の死んだ元カノ・凛々子の娘であるめぐる(6)の父親を、
DNA検査ではなく、めぐるちゃん自身の意思で決めるために、
3ヶ月間の仙太郎の家での3人暮らしがスタートすることに。
家族の選択というシリアスなテーマに、
いきなり始まる共同生活が面白くて、
爽快なテンポで進む中に、
刺さるセリフが心をザワザワさせっぱなし!
3人の関係がどうなっていくのか、
2人が恋に発展するなんて考えられないのに・・・
どんどん引き込まれてしまう!
コツコツ頑張る正統派な仙太郎と、
自分流でチャラい藤馬、そして
全然可愛くないどころか、大人っぽくて調子に乗った態度のめぐる。
正反対の3人が、共同しているのは
不器用で、人間関係にも問題だらけ。
責任感を持って、めぐるの世話をする仙太郎と、
表面上は何も関心がないように見える藤馬。
2人とも良い父親にはほど遠く、
家庭教育も一筋縄ではいかない。
毎日がカオス!だけど、
日常の中に潜む仙太郎の深い感情(凛々子への思いも含め)が、
しっかりと伝わってきて、
それが藤馬とめぐるにじわじわと影響を与えていくのが見どころの一つでしょう。
肝要なのは、
仙太郎と藤馬、ノンケ同士でただほだされると思いきや、
実は2人の過去が絡んでいるところ!
苦渋を含んだ仙太郎の想いに驚くほどグッときて、
消えたはずの恋心がまた浮き上がる様子にほんのりときめかされる!
仙太郎のゴースト作曲家としての虚しさがにじみ出る中で、
仙太郎を見ていた藤馬が、
彼の才能を支えていたことも・・・!
ただのヒモだと思っていた藤馬、
チンピラとして裏組織との関わりもますます目が離せない!