吠える犬とくびったけ

hoeruinu to kubittake

吠える犬とくびったけ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神15
  • 萌×213
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

110

レビュー数
12
得点
156
評価数
40
平均
4 / 5
神率
37.5%
著者
那梧なゆた 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784910526508

あらすじ

人ならざるもの――“亜人”と人間が共存する世界。
狼男と吸血鬼のミックスで“人ぎらい”の煌は、
そのきっかけになった幼なじみ――樹と再会する。

昔と変わらない態度で接してくる樹に調子を狂わされながらも、
カフェで一緒に働く日々に慣れつつあった煌だったが、
今までコントロールできていたはずの“吸血衝動”が抑えられず
樹の前で理性を失いかけてしまう…!

身体の奥を揺さぶるような未知の感覚と欲求に戸惑う煌に、
樹は「練習台になる」と持ちかけてきて――!?

〈人×人外〉幼なじみの吸血レッスン&手さぐり再会ラブ!

表題作吠える犬とくびったけ

樹、23歳、人間で煌の幼なじみ
煌、28歳、吸血鬼と狼男のミックスで樹の幼なじみ

その他の収録作品

  • BONUS TRACK
情報修正依頼中

レビュー投稿数12

人間×吸血鬼

物語の舞台は吸血鬼や狼男など、
“亜人”と呼ばれる種族と人間が共存する世界。

幼い頃の出来事が理由で人間嫌いの煌の元に
トラウマの原因でもある幼馴染みの一樹が訪ねてきて…。

子供の頃に離ればなれになってしまった煌をずっと探し、
煌の吸血衝動を知ったときにも受け容れ、自らの血を
差し出そうとまでしてきた一樹の一途さが凄まじい!

だけど、これ、恋愛感情は無自覚なんです。
それゆえに煌が絆されてからもすんなりと恋人とはいかず、
なかなかにじれったい!

一方、ツンデレの権化のような煌ですが、
絆されまではしぶといながらも一度絆されてしまえば
素直で、その健気さにキュンときてしまいました///
想いが通じ合ってからもツンは多めだけれど、
それだけにたまのデレが格別なのです!

0

亜人や吸血要素が物足りない

那梧なゆた先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
亜人・人外 2
ツンデレ 2
エロ 1
な感じだと思います。

樹くん×煌くんのカプです。

亜人と人間が存在する世界で、狼人間と吸血鬼のミックスである煌くんは、人嫌いのきっかけとなってしまった、かつて幼馴染みだった樹くんと再会する。昔と変わらない態度の樹くんに戸惑いながらも一緒にカフェで働くようになったある日、今まで無かった吸血衝動が起こってしまい…。

今作は、吸血鬼や人魚や猫又などの人間とは違う種族を総じて「亜人」と呼び、作中でも様々な亜人が描かれています。そして受けの煌くんは、父親が狼人間、母親が吸血鬼で、自身は吸血鬼の牙、狼の耳と尻尾があるミックスです。

幼い頃に一緒に遊んでいた樹くんと煌くん。だけどあることがきっかけで、煌くんは人嫌いになってしまいます。でもどちらかが悪いという程ではないので、再会してからツンツンしている煌くんですが、樹くんの方は煌くんに対して友好的です。

樹くんに対しての吸血衝動が起こってしまった煌くんに対して、練習台になる、と言い出す樹くん。血を吸い過ぎないように、最初は舐めるだけだと、樹くんの首を噛んだ後にペロペロ舐めてる描写が、背徳的でドキドキしました。でもそれ以降はほぼ吸血描写が無いので、吸血衝動や吸血鬼要素が物足りなかったです。

狼人間の方でも、感情に合わせて尻尾を振ったりするシーンはありますが、それ以外でこれといった狼人間要素は無いので、ちょっと勿体無いなと思ってしまいました。

ツンデレな煌くんが少しずつ樹くんに対してのデレたり、煌くんの前では格好良くいたいとするけど焦れったくなっちゃう樹くんだったり、あまりしんみりする描写も無く、ゆっくりと想いを確かめ合うので、是非とも読んでほしいです。

0

愛のチカラってすごい

幼いころ大の仲良しだったふたりの再会ラブ、なのだけど。
再会したときのふたりの反応から、樹と煌の気持ちにはかなり温度差があることがわかります。
冒頭部分の仲良しなふたりが大人になってなぜこんなに…?と気になってしまうところを回収しながら進んでいくようなお話となっていました。

亜人とヒトが共存している世界でのお話ですが種族が違うからといって差別的なものなどはなく、そういう部分での葛藤とか切なさはありません。
でも煌はヒトが嫌いなので生きづらそうにしている部分はあり、だから樹との再会も素直に喜べなかったわけですが。
そうなってしまった理由とふたりの幼少期の出来事が繋がって最初に感じた疑問もモヤモヤが残ることなく回収、少しずつ関係が変わっていくふたりの気持ちにしっかりと目を向けられるような展開でした。

大切な人を傷つけてしまった吸血行動がトラウマになっていた煌にとって、樹とまた距離が近くなるのは本当に怖かったと思うのだけど。
それを乗り越えられたのはふたりの間に「愛」があったからなんですよね。
愛の力ってすごいなーとほっこり。
これまでずっとトゲトゲしていた煌が素直になった姿が本当に可愛くて、ものすごく癒されました。

0

この作品ならではの何かがほしい

亜人と呼ばれる人ならざるものが人と共存する世界のお話。
まず、獣耳キャラクターに人間の耳がついていない!と、4つ耳状態ではないところにおっ!となりました。
やっぱり耳は2つだけの方が違和感がなくてかわいいなあ。

普段はスンとしているというのに、樹といると喜怒哀楽の表情が豊かになる煌はかわいらしく、尻尾の動きで感情がだだ漏れな姿も非常に微笑ましかったのですが…
うーん、ものすごく刺さったのかと考えるとどうかなあとこちらの評価になりました。

幼馴染との再会に加えて、訳あって人ぎらい状態の亜人の煌に一体どんな事情が?と、この辺りが気になるところだと思うんですよね。
題材は好みだったのですけれど、想像がつく展開が続いてしまい、どうにも吸血ものの定番感が否めませんでした。
逆を言えば、ほんのり人外要素を交えながら訳あり幼馴染の再会恋愛ものが読みたいよという方にはどんぴしゃかもしれません。
個人的には、もう少し亜人設定を活かしたこちらの作品ならではの展開が読みたかったですね。
あまり見かけないおもしろい構図があったり、絵柄とキャラクターはとっても素敵なだけに、あとちょっとなにかひとひねりがあればと惜しい気持ちでいっぱいです。

2

幼なじみ再会ラブ(とくに攻めからの愛がBIG)が刺さった!

幼い頃、とあるあやまちを犯してしまった狼男と吸血鬼のミックスで亜人(ケモ耳)と呼ばれる煌が、そのきっかけとなってしまったヒトの幼なじみ樹と再会するところから始まるお話。


過去のあやまちがあるせいで、樹を気遣うが故にうまく距離が掴めない煌。
物語内で樹も話していましたが、煌は優しくて気遣いできるツンデレさんなんですよね。
本音は優しくて思いやりがあるからこそ、口輪をしたりして、樹のことを第一に考えたり、、

いい子なんですよ。


対して、そんな煌を幼い頃から好きな樹。

例の事件後、ずっと煌を探していたことが発覚し、健気で一途な攻めの樹というヒトもまた、とても愛おしいです。
仕事辞めてまで、煌のいる職場へやって来る攻め、なかなかいませんよねえ??
そして、そもそも吸血行動を大人になったし…調節できるだろうから練習しようと申し出るいい子。
溺愛一途(タイトル風に言えば、くびったけ!)攻めの、カガミのような人です( ◜ω◝ )


個人的には、樹が煌へドキドキしすぎて距離置くシーンに、胸の奥のほうがギュッとなったりもしましたが、結果、吸血行動に「好き」となる成分はほぼないし、ただ真実の好意だったと判明する流れに100トゥンク♡しました。

結局、ずっと煌のことを好きなんですよね!
だからこそ、再会時から隠しきれない好きオーラが良きでした。


あと、樹の先輩と偶然旅行先で出会って、煌が懐いてる姿に嫉妬しているシーンも好きでした。


というか、最初から最後まで全部(いとこの子どもが出てくる小冊子も含めて)好きでした。

……ん、、「好き」と「良き」しか言ってませんね??
でも、好きなお話だったので「好き」という感想でよろしくお願いいたします!

あと小冊子のお表紙、デザインも含めて、すべてかわいかったです♡


年下攻め×ケモ耳×幼なじみ再会Love×ツンデレ受けが好きな方は、ぜひ今月の課題図書として読んでみてはいかがでしょうか。

1

No Title

なゆた先生の絵柄で描く亜人たちが素敵すぎました!!
特に煌の歯が好きすぎます…読んだらわかると思うのでぜひ注目して見て欲しいです!!!よだれだらだらな煌もはぁああ!!!ってなると思います。
樹は、ちょっとなよっとしている感じなのに意外と男なところを好きにならないわけがないです!!
獣人たちはチラッとしか出ていませんが、なゆた先生の色々な亜人を見たいと心から思います…!!
読めば読むほど2人を好きになるお話なのでぜひ読んでください!

1

とにかくかわいい!

表紙からかわいいが溢れてますよね!
人外の狼男と吸血鬼のハイブリッドの甘えている顔がたまりません!

ストーリー・設定はわりとシンプルで定番。幼馴染・再会・初恋・トラウマ・両片想い・人外、そして練習と言いながらのラブラブ行為。でもそれがなゆた先生の絵柄+吸血行為と狼のしっぽがあるのでかわいいかわいいかわいいのいいとこどりでしかない!
最初のページから最後のページまでずっとふたりの世界で、ふたりの恋愛模様をかわいい!と思いながら読んでいました。

受けの煌だけでなく攻めの樹もめちゃくちゃ赤面しながら照れるところがとても好きです。特に手のひらを科の前に出して照れるシーンに萌えました!いろんな感情が表現されているなと。

物語は裏切りもないし当て馬や大きな障害もなく、さらりと読み終えると思うので、ここでネタバレなどしません。刺激を求める人には物足りないかもしれませんが…、それでも十分楽しめるのはなゆた先生の画力とキャラのかわいらしさの賜物です。
ほのぼのとして誰もが楽しめる、人外ものとしては珍しいほんわかラブストーリーになっています。

1

刺さった…!ケモミミ受けへの甘くて優しい吸血レッスン

ケモミミ×吸血×幼馴染(との再会❤︎)!大好き要素のトリプルコンボ✨
萌えに萌えた〜〜(*´˘`*)♡

なゆた先生の作品の中で、こちらの新刊が一番好きかもです…!やっぱりもふもふはいいな。

人間とは違うモノを先祖とする種族・亜人とヒトとが共存する世界。
子供の頃、幼馴染の樹(攻)と仲良く遊んでいた煌(こう・受)は、ちょっとだけ吸血させてもらうつもりが止まらなくなり、血を吸いすぎて樹を倒れさせてしまいます。

それがトラウマとなり、ヒトを避けて過ごしてきた煌。しかしある日、母親のカフェで働く煌のもとへ、客として樹がやってきてー

と続くお話です。

吸血行動がいきすぎないように、二人で秘密の(←とは特に書かれてないですが;)レッスンを始めるシーン、最高に萌えました。

「まずはゆっくり舐めよう」「まだ吸わない 舐めるだけ」…えちしてるわけじゃないのに、攻めのリードする声がなぜかえちえちに聞こえる不思議。

ツンとしてるように見えて、ぶんっとゆる尻尾に感情が出ちゃってるこーちゃん(煌の愛称)、可愛すぎんか…

わんこ攻めの嫉妬(攻めの先輩の竜族、かっこいい❤︎)、そして首元出た服を着てるこーちゃんにムラムラして我慢できなくなった時の赤くなった顔も最高に刺さった・:*+.

えち描写は少なめですが、離れていた二人の心の距離が少しずつ近づいていく様子、そして吸血レッスンに萌えが果てしなく広がるお話でした◎

0

あまじょっぱいムズムズ恋

ワンコな"ヒト"と、トラウマ持ちの亜人との幼馴染み再会ラブ。樹の一途さと煌のツンの温度差があまじょっぱくて、少しずつ距離を縮めていく2人のくっついたり離れたりの距離感が焦ったくなるムズムズ恋です。

この作品は亜人とヒトが共存する世界観。特異能力を持つ亜人とヒトは共に生活し合って、みなが自然体で暮らしてる感じです。なので、嫌な人がいなくて周囲の人もみな良い人ばかり。穏やかでほのぼのとしてる雰囲気の世界観はとても好みでした。

ちなみに。煌は吸血鬼と狼人間の亜人で、なんかすごい血筋……なんて思うところもありますが、両者の特徴的な部分をマイルドに仕上げてる感じなので、見た目はケモミミ獣人ぽくて可愛らしいです。"ヒト"である樹はというと、性格と見た目が大型ワンコ風で、こちらも一見すると犬系の亜人に見えなくもないです(笑)つまりどちらも可愛いってこと^ ^

2人は、過去のとある事件が元でギクシャクしてるのですが、樹と距離を置きたい煌の周りを追いかけてる姿はほんとワンコ。煌のことをずっと探してたいたというし、あー…もう最初から熱を帯びた感情を感じてしまってムフフしてしまうのです。
煌の吸血行動はストーリーの大きなキーポイントになっていて、2人の関係を壊した元凶でもあるけど、再開後は仲を深める架け橋として良い仕事してくれるんですよね。
そもそも吸血行動は煌にとっては生物的な生理現象みたいなもの。でも、吸う者と吸われる者としてお互いの好意のバロメーターとしての側面もあったりして、面白い設定だなと思いました。


吸血行動には惚れ効果があるとかないとかで、多少ワチャつくすれ違いや誤解もありますが、想いを重ねあっていくところは不器用ながらもすごく誠実な2人で微笑ましかったです。
那梧先生の絵が可愛らしく、ストーリーも可愛かったです(*´︶`*)

1

あれれ、吸血レッスンはそれだけ?!

先生の「ラブミー・ラブマイドッグ」のみ拝読しています。人外ものが好きなので読んでみました。

人外=亜人と人間の共存する世界。
狼男と吸血鬼のミックスの煌(こう)と人間の樹。幼い頃、一悶着あって離ればなれになった二人が、偶然再会して一緒に働くことになり…というお話。

あらすじの通り、樹が吸血衝動を抑えられない煌の吸血の練習台になります。
個人的に吸血ってエロスを感じて好きです。
吸血練習シーン、二人とも色気があってエロチックです。やっぱり吸血いいわ〜♡、と読んでいたのですが…。

なんと吸血練習シーンは中盤に少しだけ!
後半は二人の恋愛メインになっていき、あれ、吸血練習どこいった?てなりました…。
わ〜ん、吸血練習もっと読みたかった〜、残念!!。゚(゚´Д`゚)゚。

というわけで、吸血は少しで、お話のメインは幼馴染再会ラブです。
同性どうこうとか、亜人と人間どうこうとかの葛藤は一切なく、普通に恋愛していく感じです。
なので後半、亜人の設定が活かしきれてない感じが拭えませんでした。
(ツンデレの煌の感情がしっぽに出るのは可愛かったけども…。)

終盤、せっかく二人で旅行行ったのに、そこで二人が結ばれるなどの盛り上がりもなく、最後日常に戻ってから初エッチになったのも「?」でした。そこは初めての二人きりの旅行で、盛り上がって結ばれるんじゃないの〜?

先生は有名作も多いし、期待して読んだのですが、どうも全体的に中途半端に感じてしまい、萌えもあまり感じませんでした。
しつこいですが、吸血練習、もっと掘り下げて欲しかったな〜。

ピュアな感じの幼馴染再会ラブが好きな方は、楽しめるのではないかなと思います。

シーモア 白抜き修正

4

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う