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俺の全てでお前を守る――
uragiri mono no love song
(1~2巻まとめてのレビューです)
腐友人からの猛布教を受けてまず1巻を読破。
そちらは以下に述べる理由から☆1か2で迷いましたが、お話自体が面白かったので☆3としました。
2巻は読まないつもりだったのですが、仲良くさせていただいてる2人のレビュワーさんから猛プッシュしていただいたので当方アッサリと陥落。
やっぱり以下が地雷です…
①嫌いな絵柄では全然ないのですが、横顔の後頭部サイズが二分の一以下でめちゃくちゃ気になります…特に1巻の15ページ目。
(電子書籍ビューアーでは17ページ目)
(2巻は1巻よりは "比較的" 該当箇所が少なかったですが、それでもやっぱり多くの箇所が該当します。さらに詳しくは欧米人の頭長幅指数でググってみてください)
②そうせざるをえなかったとはいえ、他人の前での凌辱。
③室内でサングラス。
しかも病気じゃなくて形見なら、なおさら欧米のマナーとして室内で着用したままはありえないんですよ…目にも悪いです。
目の病気とかであってほしかった…本当に。
しかもメガネって、子供用と大人用はサイズが全っ然違うんです。
作中でも子供の頃のメガネはめちゃくちゃ小さい(episode 4 冒頭)のに、成長とともにデカくなってる。
(耳にかける部分と真ん中の部分を交換してサイズ調整したのかもしれない。いやそれでもあれは元祖ジーノと遊んでた時のメガネよりももっと小さすぎる。別物?)
④くまのぬいぐるみから人々へ音声だけを聞かせる演出が、私の大好きな「学園ヘヴン」と同じであること。
喋り方とかノリとか機械の感じとか、あまりにも一致箇所が多すぎてモヤりました。
(もちろん「学園ヘヴン」をご存じなかった可能性もあるでしょう)
正直他にも、地雷というほどではないものの、
⑤(火事の時)大勢の目の前でキス&ダンテの卑猥なセリフ
⑥イタリアのマフィアが騎士団みたいに一斉に跪く
⑦「ちゃま」がゾワッとする
(ピンクのスーツ着た玉ねぎ頭を思い出してしまう世代)
がモヤりましたが、特に気になったのは①~④でした。
①~④のなかで「うーーーーんギリ許容できるかな~?」って思えるのって②だけです。
漫画の楽しみ方って人それぞれで、たまたま私には合わなかった、というだけですし、お話自体は面白かったので高評価なのも納得です。
東洋人もニコロも好き。この二人に救われた感じです。
この二人見たさに3巻もおそらく読むと思います(ィャ読むんかぃっ!w
色々な設定が盛り込まれすぎた感じで、少しお話があちこちいった気もしますが、完結の下巻でした。
上巻ラストでは、恋仲になったにも関わらずジーノの元を去ってしまったダンテ。
どうやら敵対するファミリーのスパイだったようです。
幼い頃からジーノの惚れていたダンテの気持ちと、家族を殺された復讐に生きる父との関係が交錯し、ダンテは自分を殺してジーノを生かすことを決意しますが。。
ラストはハッピーエンドなので安心してください、という作者さんの言葉が上巻あとがきにありましたので、その点は安心ですが、純血派と自由派の対立、民族の違い、ファミリーの運営と個人的な想い、などが入り乱れてちょっと消化不良かな。
この辺りを解きほぐしてくれる続編を期待したいですね。
そういえば1巻読んだな〜と思い、2巻発売後すこし経ってからの購入となりました。
というのも新しい仕事で見事つまづき日々ストレスでメンタルをやられ気味だった私。
だいぶ落ちていたこともあり、しばらく手に取っていない本の新刊発売日などなどチェックできているはずもなく......状態でした。
そんな折、書店で久しぶりに目にしたのがこちらでした。
そういえば1巻の終わり方がかなり不穏だったな...ということだけはちゃんと覚えていたため続きがどうなったのか気になり購入。帰宅してすぐに読み始めました。
結論:めちゃくちゃ元気になりました!!
いや本当に、笑っちゃうくらい元気になりまして。
こうしてレビューを書くに至るのも、その後多くの商業BLを買い漁りみるみるうちに気持ちが前向きになっていったから、という経緯があります。
2巻、やっと会えた2人。死んだと思っていた幼なじみが実は生きていて...!?的な展開なのですが、まぁよくできたストーリーです。
ジーノがボスとして身体を張るシーンも本気が伝わってきてぐぬ..となりましたしダンテとの絡みではひたすらドキドキしてしまいました。
途中までは、2人は今後どうなっちゃうんだろう...とそわそわしてましたがだんだんと『ハッピーなエンドに向かえるのでは...!?』と光が見え始め、気持ちが上がっていきページをめくる手も止まりません。
にしてもダンテ、そのマントえろすぎないかい?マントもモザイクか何かをかけた方がいいのでは...???ってくらいの色気で本当にありがとうございます...!!といった感じでした。でも該当シーンは素直に喜べる状況では無いので..やっぱりぐぬぬとなってました。えぇ。
3巻が出るのが本当に楽しみです。
どうやらハッピーなエンドは約束されているようなので、3巻を楽しみに毎日頑張りたいまであります。
ドラマCDも即ポチりました。
この作品にまた出会えて良かったです。
2巻も面白かったです!それにしても展開のあまりの早さにびっくり。次巻への引きもまたまたすごいし、これはハマる!と、キャラにつられるようにテンション上がりました。
ダンテを失ったジーノの悲しみを噛みしめる間もなく、2巻1話目でもう再会。現れたのは変わってしまったダンテで、辛い展開ではありますが、ジーノなら何かやってくれそうでわくわくします。生きてさえいればどうにでも。
本当にシリアスな敵同士になってしまった二人だけど、ダンテの思惑通りにジーノがじっとしているわけもなく。二人の逢瀬はカッコ良くて素敵でした。盛大な痴話ゲンカからの仲直りもすごく良い!
本編ラストの二人はもう最高すぎて。次は一緒に戦う姿が見れそうで、興奮しました。
巻末の2.5話はあほのこ二人のラブコメっぽくて笑っちゃう。二人とも可愛い。
マフィアや敵といっても完全な悪にしない描き方で、いろんなキャラの事情や私怨が絡み合っていて、読み応えのある内容。新キャラのリーも愉快なノリで、この楽しい空気感が大好き。次巻も期待大で待ってます。
高評価が多い中評価を下げて申し訳ありません…
マフィア設定がどうも浮いているというか、恋愛の部分とうまく噛み合っていなくて読むのがすごく疲れてしまいました。
基本的に物語全体として設定や状況はシリアスで命がかかっているのにダンテもジーノもすぐに恋する乙女モードに突入するのが毎回シラけてしまい…
ここをギャップ!として萌えられたらよかったんですが…
1巻1話の段階では幼馴染とはいえ、いわゆる「幼馴染設定」ほど2人の間に絆はなかったのに、すぐに気を許して顔を赤くする"お嬢様"なジーノに戸惑い。
2巻では恋人関係がすでにあったのである程度は飲み込めましたが、ダンテはダンテで終始ジーノを好きな気持ちがダダ漏れで、2人っきりで再会して思いが溢れてしまったシーンの感動が半減してしまった感じがしました…
そしてとにかく2人とも上に立つ人間にしては、恋に暴走しすぎで、20年近く己を殺して生きてきた割に全部顔に出るし突発的な行動や思い込みでの行動が多くてマフィアの世界がぬるく感じられてしまいました。
衣装のかっこよさもありますし、先述した2人っきりの再会シーンとかも良いシーンだったのですが、そこに至るまでの過程や随所随所であらわれる恋は盲目感が、このイタリアンマフィアの世界観と合っていないので集中して読めないのが辛いところでした…。
前作は結構好きだったので、3巻も含め今後の作品に期待したいです。
またこの2人に会えて嬉しいです。1巻の終わりに敵に通じていることが明らかとなったダンテ。でも、ジーノへの愛に偽りがないことも仄めかされていたので、シリアスな展開でも2人の関係性については何の心配もなく読めました。読者は知っているとはいえ、ジーノとの攻防を楽しむためにもう少しダンテが敵側に堕ちていないことが分かるまで引っ張っても良かったかなとも思いましたが、2人の性格的にも猪突猛進で軽快なテンポで進んでいくのがこのシリーズらしさでもあるのだろうと感じました。一旦関係が修復されたらすっかり元の雰囲気を取り戻して、周囲に明るい空気を振りまく2人が微笑ましかったです。3巻も楽しみにしています。
1巻の感想も含まれるかもしれませんがたいへん画力の高い作家様で今後も楽しみです。
きっと一般に行ってしまうんだろうなーと思ってしまう位上手なかたです。
麗しい美形キャラというより表情豊かな人間味溢れる男前キャラがお得意のようです。
攻めの名前とか舞台はイタリアだし移民も登場するしでやっぱりどうしてもロミジュリや更にウエストサイドストーリーを思い出しながら読んでいました。
親の代からのロミジュリ感。
とすると昔からよく見かける典型的チャイニーズキャラが売ったおクスリって仮死状態を保つヤツなんだろうなと想像出来たけどまさかのクマ人形ボスが使っていたとは、、
ここロマンティックではありません笑
勢いがあってよく練れた長編ラブストーリーではありますが、反面注釈説明の多い、実はホントは。。。でしたが多いのがちょとマイナス点。
わたし賢くないんで分かりにくかったし話のすじの為に人の気持ちが不自然になっているような。
うまく言えませんが。
例えばダンテの実の叔父、クマ人形のボス。
ダンテの母親、実の妹を殺しておいてダンテに
'おまえに何かあったら妹に顔向けできないからな'
なんて笑顔で言います。
それともここも実はー
俺は妹を殺してはいない!とかですかね?
あ、そーかもしれない。
マフィアの話とはいってもあくまでも明るく陽気に今のところ主要メンバーは誰も死んでいないです。
ラブコメに近いです。
エロは最後のエピソード2.5がエロエロでした。
3巻まで続くとは思わず買ってしまいました。
でもまあ次巻が普通に楽しみです。
ダンテが裏切った理由はもちろん…、なので、当然好きな話でした。
ダンテの裏切りをジーノが知ってから、2人が悩むところは辛い。けれど、それをどう乗り越えるか。テンポ良く描かれていました。
切ないけれど、深刻にならないので読みやすかったです。
ストーリー展開に飛躍を感じました、が!!
私は、外岡先生の描かれる衣装と筋肉が好きなんです!
だからそっちばかり見てしまうことも多かったです。
そしてジーノの造形が好き。
3巻も楽しみです。
面白かったです。読後もじわじわ来ます。
1巻がとてもよくて、いいところで終わってしまったので続きを楽しみに待っていました。
2巻ではまだ終わりません。3巻に続きます。
でも、1巻のときもそうだったのですが、続きをわくわく欲する気持ちはあるものの、「ここで終わるなんてひどい」みたいなマイナスな感情は起こりませんでした。
きっとそれは、その巻ごとに満足できる内容になっているから?と勝手に思っています。
2巻はジーノに尽きます。
1巻の最初の、自分を守ることで精一杯だった、ぴんと張った糸が切れそうになっていたジーノはもう居ません。
ダンテに去られて悲しんではいるものの、より強くなった2巻のジーノは心底かっこいいです。
それもこれもダンテと過ごした日々が彼の頑なだった心を解きほぐし、本来の柔らかさを表に出すことで逆にしなやかになったのだと分かります。
二人が揃った時の安心感とビジュの良さ。
二人は一緒にいないとだめだと思わせられます。
ニコロがとてもいい子です。大好きになりました。
時代物のクラシカルな雰囲気と様式美がいい意味で全体に押し出され、明るい作風と相俟って魅力的な作品になっています。
1巻のCDをすぐ予約するくらいにはまりました。