クラスのイケメンと地味キャラがバンド組む話 3

class no ikemen to jimikyara ga band kumu hanashi

クラスのイケメンと地味キャラがバンド組む話 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×25
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
111
評価数
24
平均
4.6 / 5
神率
70.8%
著者
イズミハルカ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ナンバーナイン
レーベル
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

「二人で紡いだこの曲が うつむくお前の背中を押す波になりますように」

イケメンで成績優秀、人気者の龍。誰からも注目されない地味キャラの波瑠。秘密でバンドを組む二人は、初めての文化祭のライブ出演に向けて猛練習中。
しかし、二人きりで教室にいるところを写真に撮られ、雲行きが怪しくなり――?
正反対な二人の音が重なるときに生まれるメロディは――

ひりつく青春の、エモーショナルなバンドラブストーリー、完結巻。

【描きおろし20P収録】

表題作クラスのイケメンと地味キャラがバンド組む話 3

高校1年生→高校2年生
高校1年生→高校2年生

レビュー投稿数7

絵からも音圧を感じる!シリーズ通して音楽の描写が最高でした!

最終巻!
結ばれたあとの2人、いろいろ吹っ切れたようで文化祭でバンドとして出演する事に

まさかのここで、タイトルがからんできますね
クラスのイケメンと地味キャラ
クラスでの立ち位置的に対等でないと、隣に立つ資格はないのではと波瑠は悩みます
それとは逆に龍は吹っ切れていく
「昔の男のが良かったなんて思われたくない」
このセリフには痺れましたね

そして伝えたい気持ちは音で表現
龍の思いは波瑠へ伝わり、2人の思いは観客へ音楽を通して伝わります

超ハッピーエンドです
本当に全巻通して音の表現が凄く好きでした

今回はエロはなし
ですがストーリーが最高なので満足感は大大大です!!!!

0

是非紙書籍にも…!

イラストの美しさとストーリーの美しさが素晴らしかったです
エモーショナルな作品で心が掴まれる吸引力を感じました
特に音楽を感じさせる臨場感、揺れ動く心理描写を水を用いて表現する繊細さなどが要所要所で心に訴えかけてくるものがあり響きます

大人びて無さ過ぎず、かと言って幼過ぎる訳でもない、すごく思春期の男子高校生らしさを感じる丁寧さがあります

3巻完結という長さも程好く、読み易さと読み応えもあります
とても良い作品だと思うので多くの人に届いたらいいのにな~と心から思います
紙書籍しかお読みにならない人の手元にも届いて欲しい作品でした♪
電子派の方は是非迷われていたら読んでみて欲しいです!

1~3巻、シリーズで神作品評価です

0

音の響き、波の揺らめきがエモい

2巻で恋人同士になった龍と波瑠。文化祭で2人が無事に演奏出来るのか?というのが一番の注目だったのですが、いつも堂々としている龍に対して、やはり波瑠は煮え切らない所がありました。
文化祭で演奏時間が迫っているのに、波瑠は部屋に閉じ込められてしまって、舞台に立つことを諦めてしまった所は本当にイライラでしたが、やはりそんな波瑠を引っ張りあげるのは龍の演奏と歌なんですね。
フルで演奏は出来なかったけど、龍と波瑠で演奏するシーンは本当にカッコよく、ようやく全校生徒の前で演奏出来たのは心の中でガッツポーズが出ました。
イズミハルカ先生の絵と言葉が流れるようにそして、海の波のように、とても美しくそして、波瑠のドラムのシーンは体に響いて来るような絵が展開されていてとても良かったです。
龍の父親は最後まで、自分の考えを変えなかったけど、それでもそんな石頭な父親に対してちゃんと自分の意思を伝えて、やりたい事を堂々と始められたのは良かった。成績はキープしろって、そんな成績にこだわる龍の父親の心理は理解できなかったですが。
嵐士先輩もいい感じに2人を見守っていて良い関係築けていたのは嬉しかった。嵐士先輩そんな悪い人ではなかったと思うんです。
確かに、天才的なドラムの才能ある波瑠と、まだ初心者に近い龍ではこれからもバンド活動するには険しい場面もありそうだけど、2人がお互いに、心を救って貰えた大切な人だと思っているところが、やっぱり明るい未来を願わずにいられませんでした。
3巻全体を通して、龍がとにかく波瑠に対してキスを迫る場面が私は好きで、龍の強引さが萌えでした。たくさんのキスシーンをありがとうございました。

0

音楽の力は偉大

龍と波瑠が文化祭で演奏しようと頑張る3巻です。

両想いになってから龍は学校でも波瑠と絡むようになりますが、波瑠はクラスメイトにどう思われるのかと不安になってしまい、すれ違うキッカケになってしまうので切なかったです。

一人でステージに立った龍に応えて、波瑠が一歩を踏み出した時は胸が熱くなりました!

龍と波瑠が一緒に演奏するシーンは非常に感動的で音楽の力は偉大だと改めて噛み締めました。最高でした!!

これから龍と波瑠がどんな道を選んだとしても、ずっと一緒にいるんだろうと思える素敵なラストで、お話が終わってしまう寂しさを感じずにはいられません。
またどこかで龍と波瑠に出会えたら良いなと思います。

0

まるで4Dのような臨場感あるステージに魅了

躍動感のある2人のセッション、本当に音楽が好きで堪らない気持ちが伝わってきました。
完結にふさわしいドラマチックなシーン、演出に胸の高鳴りを抑えることができませんでした。本当に素晴らしかった!本当に…本当に…

共にステージに立つことができた喜びが、漫画という限られた枠内の画面を飛び越え、読み手の私にまでシャワーのように届きました!
その臨場感たるや、まるで4Dの世界。読者というより、観客の気持ちでその場を見届けました。
2人で音を奏でること、音を合わせることの楽しさを絵にのせて表現する作者さんがすごい。この作品の世界に引き込まれました。


2人の仲を勘繰るクラスメイトたちの視線に、2人がギクシャクしてしてしまう一幕に胸が痛みましたが、波璢の弱さとか怯えをカッコよく帳消しにしてしまう龍の男気に惚れ惚れしました!

俺たちが気にするのはそこじゃないだろう。
早くステージに上がってこいよ。
待ってるから…

そんな風に思いながら、1人でステージで波璢の到着を待つ龍の想いは波璢への愛情だけじゃなく、音楽への強い気持ちも溢れていて、読みながら大興奮。胸が熱く滾りました。

見せ方も魅せ方もうまい!
彼らの奏でる音楽の世界に虜になりましたし、2人の深いところで繋がる愛にも魅了されました。

胸アツな青春バンドストーリー、最高でした。
イチャイチャとかラブラブ要素は他のBL作品に比べるとほんのりレベルですが、わずかなイチャつきシーンには萌え転がるレベルでドキドキ。キューンの嵐に襲われました(*´︶`*)♡

性的なイチャイチャはなくとも、この2人にはそれで丁度いいくらいかも知れません。あれば嬉しいけど、なくても十分萌えを満たすことが出来ましたから!

その場の空気を圧倒する2人のステージをもっと見てみたかったです。いつまでも余韻に浸れる素晴らしい作品でした。

3

演奏シーン!!!

圧巻の演奏シーンは1巻冒頭から変わりませんが、3巻は格別に最高で、目をかっぴらいて時を忘れ魅入ってしまいました…!

漫画という枠組を凌駕した圧倒的迫力と表現力はまじでしびれるしやられます…
とにかく音楽とライブハウスに心の片隅を預けている人には読んでいただきたい‼️

ナンバーナインさんは定期的にセールしてくれますので買いやすいですね♪
関係性がそのままタイトルと表紙にあらわれてますから、どなたも安心して読めますし、2人の表情にグッと来た方はぜひ✨

3

完結巻!

一気に読み切りましたーーー!

はじけ飛ぶ音と想いがキラキラとしぶきをあげるようなアオハルと、思春期故の四角い水槽に閉じ込められ息の仕方を忘れてしまうような鬱屈とした息苦しさや不条理を感じるような衝動が描かれた高校生らしいBLだったなぁ~と思います

まだまだ大人じゃないからこその不完全さ・未熟さと共に大人になる前だからこそ「今」と「未来」に真っすぐ立っていられるまばゆさが本当に眩しかった…‼

音楽で繋がってる2人や音楽を通して深まって、広がる彼らの世界が伝わります
完結巻となり2年生になった彼らの姿で終わります
2年生になる前の文化祭でのステージが大きな軸エピソードとして描かれています
こういう高校生らしいエピソードにじっくり焦点があたってキャラの成長を追っていくのもこの作品ならではの進み方ですね

ずっと音楽のもたらすパワーを感じる3冊でした
作者さまのキャラと音楽への愛が詰まったシリーズを読ませて頂けた、愛を感じる作品でした

当て馬的な存在だった嵐士が3巻ですごくいい先輩になっていて、ビジュアルも急にカッコ良く見えたのも楽しい3巻でした♡

評価は圧倒的な神~‼というより萌えが沢山!!なのと一貫した作者さまの想いがストレートに伝わる作品だったなぁという音楽愛への共感を込めてMAX評価をしたくなりました♫


修正|キスのみなので絡みはなしです

3

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