魔女の犬 1

majo no inu

魔女の犬 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神116
  • 萌×218
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

163

レビュー数
20
得点
655
評価数
135
平均
4.9 / 5
神率
85.9%
著者
黒井よだか 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784796416580

あらすじ

「じゃあ、俺を雇えよ。対価は――…」

荒事専門の何でも屋を営む飯田夏美は常に刺激を求め、退屈な日常を過ごしていた。
そんな時、銃で撃っても死なない不気味な男たちに追われる謎の青年、浅倉啓悟と出会う。
啓悟と彼の置かれた環境に興味を持った夏美は啓悟に接触を図るが…?

暴力を渇望する狂犬×すべてを復讐にささげる男
前作『魔女と猫』ヒール役二人の前日譚開幕――!

表題作魔女の犬 1

荒くれ専門の何でも屋,20代
ヤクザの会長のひとり息子,犬の魔女,20歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:CP紹介

レビュー投稿数20

ページをめくる手が止まらない。

まず何よりかなりグロいのでそういう描写が苦手な方は本当に要注意な作品です。
でもそういうのが平気な方はぜひ読んでほしい。

前作「魔女と猫」でとにかく厄介で脅威な敵だった2人(主に夏美が)の前日譚にあたる今作。前作はメインの2人が人としてはまともだったのに対し今作は倫理的にまともなのが啓悟しかいないのでヤバさ増し増しな感じですが、その分スリルも爽快感もたまりません。

正直過去BLで出会ってきた中で個人的に夏美が一番ぶっ飛んだキャラだと思います。痛みに強すぎるというかどうしようもないことに揺さぶられないメンタルとかどんなピンチ(物理的)も楽しんでしまう精神力とか、自分にとって楽しいことしかやりたくないという芯の強さとか一体どんな人生を歩んできたらこんな人間が育つのだろうとシンプルに疑問に思いますが、ここまでとんでもないやつが誰か1人に執着したらどんな風になるんだろうと楽しみで仕方がありません。

ここまでの世界観を作り描き上げてしまう先生に脱帽です。タイトルの響きから受けるファンシーな印象とかけ離れた残忍で複雑な世界、救いを必死に求めてしまうような辛くてでも美しい世界観に圧倒されます。
彼らが行きつく先を知ってるからこその過程、楽しみにしてます!!

7

めちゃくちゃ面白いです

「魔女と猫」のスピンオフです。

復讐のために悪魔(のように強い男)と契約した魔女と、魔女の犬(使い魔)になる悪魔のプロローグ。

スピンオフですが、こちらの作品だけ読んでも楽しめるように描かれていました。
時系列で言うと「魔女の犬」→「魔女と猫」になります。

前作未読でも楽しめると書いたのですが、前作から読むと少し未来の彼らや残機数を知って読むことになるので結末をハラハラしながら楽しむことができますし、あちらでは敵側です。

未読の方は、本作がお好みに合えば是非読んでみてください。

一言でこの作品を表すなら、ダークファンタジーバイオレンスバトルラブ(ラブはこれから)。

そんな作品読んだことありますか?

私は前作で「こんなBL漫画初めて!」をいただいたのですが、本作もアクションシーンの迫力と筆力が素晴らしかった。

ラブシーンもとってもお上手なんですけど、そちらは次巻乞うご期待!



前作で受けた印象とはまた違う2人を知ることができました。

夏美は前作ではぶっ飛んだ戦闘狂の印象が強かったけど、兄貴肌で優しい面も知れたし、啓悟は想像していたよりずっと真っ直ぐで可愛かった。

2人のバディ感好きだなー!

ネタバレになるので知りたくない方は読まないでほしいんですが、夏美の左足が義足だったなんて前作では全然気づきませんでした。

何があったのかも気になるし、この足でこんなにバカ強いなんて...魅力がまた1つ増えてしまった。

私はスピンオフの方が好みなことが多いんですが、こちらも例に漏れずかもしれません。



「どう生きて、どう死ぬ?」

彼らの生き様と最悪の魔女への道程、楽しみで仕方ありません。

4

暴力+ファンタジー+BL=完璧な面白さ!

好きなもので埋め尽くされている!楽しい!
次も絶対に買います。正直今まで気になりつつも絵が怖い感じなので手を出さずにいましたが、もし同じように感じてる方がいらっしゃったら「もったいない」です。

暴力、血、喧嘩、裏切り、組員、ファンタジー、魔女。全部好き。
ネジぶっ飛んでる夏美がいい。狂/闘犬って感じで怪我や死ぬことより、今生きている退屈さに耐えられないタイプです。燃えかす?過去に何かあったせいでそんな性格になったのかもしれません。左膝下が義足なのも関係あるのかなぁ。すみません、スピン元読んでない者のレビューです。
義足設定をしっかりエピソードにからめてきたりするのが上手い。ずっとノンストップで読者を飽きさせません。
夏美サイドに居る仕事仲間の褐色、黒髪の彼女も頭良さそうでカッコいいです。
啓悟くんは1人で逃げていたところ夏美に出会い契約を結ぶんですが、仮はキス。
本契約はしっかり体をつなげなくてはならないみたいで、この1巻ではまだキスまでです。
そういうシーンが2巻にあるんだろうなぁと期待して待つのって、結構楽しいですね。
5話と描き下ろしで約206ページありました。

2

刺激が欲しい方に是非

筋肉!バイオレンス!ちょっとシリアス!!
暴力、血の流れる表現ありますが、気の強い真っ直ぐな男(受)が筋肉、暴力、闘いが大好きな男(攻)に少しずつ心を開いていく過程がたまりません!
攻めが、まあ〜頭がキレるし、世話焼きだしでギャップもたまりません。あっちのレッスンも最高ですよ。完結してないお話しですが、続きが楽しみですし、ずっと続いて欲しいくらい引き込まれます。
あと、バトルシーンの構図や、意志を感じる表情など、よだか先生の本領が発揮されております。

2

大好きな世界観。

『魔女と猫』を読んだときから、主人公たちの敵として登場した二人のことが気になっていたので、彼らのストーリーを読むことができてとても嬉しいです。しかも続きもの!
『魔女と猫』よりも過去の時間軸なので啓悟がすごく初々しさがあるというか、夏美に翻弄されてしまうような部分も多くてびっくりしましたがめちゃくちゃ可愛くて最高でした!!
ストーリーは不穏でヒリヒリしますが、ドキドキなシーンで続いているので2巻がとても楽しみです。

2

復讐の幕開け

「魔女と猫」のスピンオフになりますが、時系列としては本作がスピン元の過去にあたるため、スピン元を読んでいなくても問題ありません。

ヤクザものなので、暴力的で血飛沫が飛び交い呆気なく人が死にます。人間の腕を噛みちぎったりとグロい描写もあるので苦手な方はご注意下さい。

スピン元を読み、夏美と啓悟の過去が気になっていたので本作で二人の出会いを知ることが出来て嬉しいです!
まだ初なところが残っている啓悟が可愛かったです!

今回はキス止まりだったので、次巻では本契約の為にセックスをする二人が見れそうで今から楽しみです!

1

まだ最悪の魔女と犬ではないふたり

「魔女と猫」を読んでから待ちに待った夏美と啓悟のふたりのスピンオフ!
前作では須藤と寿一にとっては悪役でしかなかったけど、それでも義父や家族への愛を垣間見せ、ただ利益や欲望のためだけに魔女狩りをしているのではないとわかってから、ふたりのスピンオフを読みたいと願っていました。
読みたいと思っていたふたりの出会いや啓悟の家族についての話など知ることが出来た1巻でした。

まだ魔女になりきれていない啓悟と契約を結んでいないからまだ犬ではない夏美。ふたりとも若くて夏美はヤンチャなままでしたが、啓悟は前作からは想像しなかったかわいらしさがありました。

流血・戦いのシーンが多く、エッチもなしでキスも甘い雰囲気はまったくないので、これってBL?と思う方もいるかもしれません。その辺りは好みによると思うので、ダメな人もいるでしょうね。
ケンカップルでもツンデレでもない気がしますが、きっとふたりはだんだんと愛情が溢れてくるのではないかと期待しています。

「魔女と猫」に「魔女の犬」。
タイトルの「と」「の」の違いが、それぞれの魔女と使い魔の関係がわかりやすく表現されていると思います。
「魔女と猫」はふたりが須藤と寿一が一緒に並んで戦っている感じがするけど、「魔女の犬」は夏美が啓悟の前に仁王立ちして守ってあげているように思えます。夏美だけ戦う力を契約前からすでに持っているからなんでしょうね。
2組のカプの違いやアナザーサイドからの物語、ワクワクしています。

2巻の冒頭はふたりが契約する=エッチなはず!1巻ではキスのみですが、2巻のエッチ、そして契約後にふたり自身だけでなく、ふたりの関係やふたりの戦いがどう変わっていくのか楽しみです。

「魔女と猫」の終わりであとひとつだけ残っている夏美の命。その後に夏美と啓悟がどう過ごしていくのかそれも知りたいです。
きっとメリバではなくハピエンになってくれるだろうと信じています。

1

暴力(ง ᵕωᵕ)ว♪

あらすじ等々は他の方書いてくださってるので割愛です。

暴力!!!!!!さいこーーー!!!!さいこーーーー!!!さいこーーーーー!!!!!

前作(スピンオフ元)より暴力度合い上がってる…というか、1冊にまとめてない分前作より配分が増えたのかなという印象です。
えろは次巻へ、なので先のことは分かりませんが、どちらも1冊で楽しめた前作より、1巻のみの現時点では今作の方が暴力寄りに見えるかもしれません。

だからこそですが、前作で殴る蹴るetc.に興奮したタイプの方にはこちらめちゃくちゃにおすすめです。
気持ちよくなれます。
清々しい気持ちになれます。
多分バイオレンスってタグが存在したら付けられそうなくらい暴力ですが、個人的にはそこが、そここそが、大好き大興奮超高評価ポイントなので……

因みにわたしはこちらを先に読み直後にスピンオフ元を拝読しましたが、暴力配分がこちらより少なめだからといって不満足には全くなりませんでした。
暴力!!!!ッカーーーーー最高!!!!えろも!!!!!こっちの2巻への期待も爆上がり!!!!
となったので、どちらから読むにしても最終的には両方読まれることをお勧めします。

暴力描写にもおそらく人それぞれラインがあると思うのですが……
主観では、粘着質でぬちゃっと臭いのしそうな汚い描写ではなく、血液サラッとしてて乾くとぱりぱりしそう、な描写です。
その点については線の細い綺麗な絵なのが大きな理由かもしれません。

ですが全く血の量が遠慮がち、とかではないです。
実写映画にしたらスプラッタの棚に置かれかねないとは思っています。

グロテスクな描写そのものを見せる暴力より、戦闘シーンとして爽快感のある暴力ッッ!です!
個人的にはスッキリしたいときに何度も読み返したくなる作品でした。

綺麗で清潔感のある、でも痛そうで容赦ない残酷さも内包した、気持ちの良〜〜〜暴力が読みたい方、ぜひぜひ読んでみてください。

1

萌えの塊です

是非とも読んで欲しい作品です。読むと幸せになります。

2人の掛け合いが凄くキュンキュンしました。
飯田の顔と身体、めちゃくちゃ好きですし、啓悟のツンデレ?なところも好きです。
一コマ一コマが愛おしすぎます。何度読みながらかわいすぎるっと手を止めてしまったことか!!
こういう重い愛を求めてました。大好きです。
早く次の巻を読みたいです。ラストがラストだったので!!
描き下ろし、絶対みんな悶えたはず!!こんなに可愛いが詰まってるんだもの、、。

まだ魔女の猫読んでないので、読みます。

1

ゾクゾクさせられる!!

スピン元でもそうでしたが絵を見ているとゾクゾクしてくるのがたまりません。
特に目がいい。
夏美が啓悟の目に惚れたのわかるし、あなた(夏美)の目もいいのよ。
夏美は凶暴で怖い奴だなと思いましたが、だんだんかっこよく見えてくるのが先生の画力(筆力)ぅぅ〜と唸ります。スピン元よりパワーアップされている気がします。

アクションシーンがかっこいい。
夏美がジャンプして窓を蹴破るのがかっこいいし。
その後啓悟と目を合わせる表情がクールかつバディ感が出ていて萌え〜です。
出会ってからのやりとりが自然でテンポ良く、ここでバディ感出るのが超ナイスタイミング。
気持ちいいところで見たいものを見せてもらえる満足感と喜びを噛み締められる瞬間です。こういう作家さん大好きです。

それで言うと、痛みに強い夏美と体が弱かった啓悟の背景や心理がオーバーラップするところがお上手です。すばらしい。
夏美が啓悟に惹かれるのが手に取るようにわかるのがゾクゾクするし。
啓悟がウブで最初は抵抗するけど、彼の覚悟から夏美を受け入れる流れもめちゃくちゃいい。

そこからの
「─お前が死んだらつまんねぇだろ」の夏美がかっこよすぎる。自分の体を盾にして啓悟を守ったセリフがこれか〜くぅぅ〜となります。

「この命はお前にやる ──飯田夏美 お前の命は俺に寄越せ」
とくるのがすばらしい。
その後のシーンがこれまた最高。

私がヤクザBLを好きな理由は、命のやりとり、命をかけて相手を思う関係性が見られるからでして。
本作もそこが軸となっていて刺さりまくっています。

グロは苦手ですが、グロく描いているというよりストーリーの一貫として自然にさらっと出てくるので私は抵抗なく読めました。
痛そう〜とは思いますが、当の夏美がケロッとしているのでそこも読みやすい。いいキャラだわ。
夏美の筋肉バディが見るからに強そうだし。
啓悟は細いけど覚悟があるしウブな面もあるので、この2人のカップリングがとても好みです。

ストーリーに触れる余地なく、好きなところを書いていたら長くなってしまいました。
2巻めちゃくちゃ楽しみです。

1

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