俺は陸のYESしか聞く気がないよ

何でもいいから消えてくれ 3

nandemoiikara kietekure

何でもいいから消えてくれ 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神130
  • 萌×243
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

32

レビュー数
24
得点
851
評価数
186
平均
4.6 / 5
神率
69.9%
著者
ひなこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics iHertZシリーズ
シリーズ
何かいいの見つけた!
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033790

あらすじ

傷つけたのは洋二で 傷ついたのは俺だ──

高校で再会してから頑なに鴫原洋二を拒んでいた八度陸。
友達の小春を盾にとられ、とうとう鴫原とセックスしてしまう。
拒まなければ、優しくて甘い鴫原に戸惑う陸。
裏切られたことも忘れられない。だけど、どうしても嫌いになれない。
そんな中、鴫原の過去を知っているという男が現れて……

黒歴史×トラウマ×執着超ド級・絶頂第3巻!

表題作何でもいいから消えてくれ 3

高校3年生,陸の元彼
高校2年生

同時収録作品何でもいいから消えてくれ 3

鴫原の過去を知っている男
高校2年

その他の収録作品

  • 描き下ろし(5P):小休止
  • カバー下:イラスト

レビュー投稿数24

鴫原の闇に触れる、やはり執着愛最高です

鴫原は陸くんへの執着心のまま、やや脅迫気味にヨリを戻そうとします。陸くんも何だかんだで鴫原への恋心を消しきれず。
でも陸くんはなあなあでヨリを戻す気はなく鴫原について知ろうとします。
そんな中で出会った鴫原と因縁がある男、その男に鴫原の過去を聞き、やっと鴫原の闇の部分に触れることが出来ました。これでねじ曲がったんだろうなぁと。
その後、変な薬(媚薬?)を飲んでしまった陸くんだけど何とかその男から逃げ鴫原の元へいき助けを求める。
最後の鴫原の
「俺以外の人見ないで……」
刺さりました。ボロ泣きです。
次巻が待ち遠しすぎる。

0

洋二の過去

3巻はやりたい放題でいつも陸を困らせてばかりいる洋二の過去話がメインです。

そりゃ、、これだけ歪んでるんだからそれ相応の過去があるよね・・・!という内容で逆にほっしました。でもまだ全然救いがない_(:3 」∠)_

ずーーーっと鬱々としていて、たしかな執着は痛いほど感じるものの、それが愛であるかはわからなくて、「愛には種類がある」ってどういうことなの?と思っていたけど・・・うん・・・。

あと、洋二の親の影がまったくないのも、家庭崩壊の結果なのかな・・・哀しすぎる。

ラストどうやって幸せになれるのか、洋二の闇が完全に晴れるのかなど、気がかりなところばかりで、とにかく最後まで見届けたい作品です。

0

待ってましたアアア

ずっと待ってた3巻!!
ようやく読めました〜!
鴫原の生い立ちがわかってきた陸。
ここまではひたすら鴫原キモすぎるー!でしたがここにきてこれは純愛なのかも…?な展開に。
表紙の陸の表情も柔らかく…。まっすぐな陸だからこそ鴫原がどうしようもなくハマっちゃうものがあるんだよね。
めちゃくちゃいいところでまた次回で…次巻の発売までまた耐えねばなりません…つらい。。

ちなみに12話の扉絵がメッセージ性を感じてすごく好きでした。
囚われてがんじがらめの陸、それも深い深いところに仕舞われてるって感じで…性癖です!

1

この歳でこんな目をしているのは哀しいから

 今の鴫原が形成された背景が見えてくる3巻。彼が自分で語らないから、知り合ったばかりの第三者から情報を引き出そうとした陸の行動力はもちろん向こう見ずな勢い任せなものではあるけれど、北白河の言う通り特別な情がなければできることではないし、嫌いじゃないと思いました。流されたり萎縮し過ぎたりせずちゃんと自分で抜け出して、その足で鴫原の家へと向かう芯のぶれなさも受けとしてはとても好みです。

 鴫原は父親と同じ行動をすることで自分も彼と同類の人間なのか知りたかったのでしょうか。不快に感じるものにあえて突っ込んで、そこから見える世界を自分の目で確かめたかったのかもしれない、なんて思いました。大丈夫、あなたは人をまともに愛せる人。次巻以降は陸が光の方向へ導いてくれそうですね。その過程で、陸が受けた傷の深さにも鴫原がちゃんと向き合ってくれるといいな、と思います。

2

背後に注意!

家族公認でいつも堂々と目の前で読んでますが、今回は冒頭から慌ててそっと本を閉じて読む角度を調節しました。www 何人かの方のレビューを読む前に拝見したのですが、この事なのねと妙に納得してしまいました。凄かったです。特にカラーページ。

お話的には洋二と陸の仲が進んだように思いました。陸が洋二の事を見限ることが出来ないのも何となく理解できました。

そして今巻で初登場した人物ですが、彼も闇が深そうでした。妹も碌なもんじゃないんだろうなと勝手に想像しました。こんな兄妹を産み出した家業が恐ろしいです。

この人物を洋二が社会的に抹殺して、復讐したら面白いのではと思わず妄想してしまいました。

本家の「何かいいの見つけた!」よりかなりダークですが嫌いじゃないです。あのお話の裏でこんなことが起きてたのね?と新たな発見をした気分です。

次巻こそはDKらしさに近づいて陸に笑顔が増えますように!

2

抑えられない気持ちが高まる。

「なんかいいもの見つけた」から全て読破しておりますが、ますます話が盛り上がってきて沼から抜けられません。元ネタのむろまち君たちの3巻分をスピンオフの「なんでもいいから消えてくれ」が巻数を超えていきましたね。4巻目の続きが早く読みたくて身悶えしています。このご時世にR指定ではなくここまではっきりと男の子の大事なところが描写されていてひなこ先生、大洋図書様本当にありがとうございます。これぞBLを嗜んでいる者たちが待ち望んでいた傑作なのではないでしょうか?

5

自分の感情がわからなくなります

普段はあんまり感情移入しないように読んでいるつもりなのですが、この作品を読んでいる時は多分時に陸、時に洋二の視点で入り込んでしまっている気がします。
なので、絶対に許せない…!って洋二の事を思いながらも陸に縋りたくなったりして自分の気持ちが定まりません。
定まらないのに、凄い没入感で読み耽ってしまいます。

そしてこの3巻はそんな没入感が1,2巻とは比にならない位の引力を放っていました。
とうとう明かされる洋二の歪みの始まり…「奪われる」事への幼少期のトラウマが強い執着を生み、同時に「奪われない」為に虚無を同時誘発させて自ら手放せるよう来るもの拒まずというガードを築いてしまう…
こんな洋二を知ってしまったら……
やり切れない……。

中学生の時の陸の気持ちなら絶対に洋二は許せなかったのに、この3巻を読んでしまうと陸に洋二を救ってあげて欲しい…!と心から願ってしまう。
そして陸も洋二を救う事で救われる気がしてならないのです。
それが正しいのかどうか…
良く分からない……。
分からないからこそ、最後までこの2人を見届けたい!!

次巻、お待ちしています…!

6

お願いだから陸に救いを...!

ずっと読むのが怖かったので、ある程度話が進んでいるだろうこのタイミングで一気読みしました。
1~3巻まで通して読んだので、身構えていたほどの恐怖は感じませんでしたが...

終始思うのは、洋二の話が通じないところが怖すぎる。
そして陸があまりに可哀想。

3巻にしてようやく、洋二がなぜ今のような性格になったのか片鱗が見えてくるようになりました。
ここまでくると、彼にも事情があったのだと同情してしまいそうになります。
けれど今まで陸にしてきたことを見たら、全然そんな気持ちにはなれない。

陸がほんとうに可哀想。心を傷つけられて、身体を蹂躙されて。
でも根底に洋二への気持ちがあるので、どんなに捨てようと思っても捨てきることができない。
身体の関係はあっても圧倒的に対話が少ない2人なので、なかなか明るい方向に進むことがありません。

洋二はきっと自分の手のひらで陸が踊っていると思っているでしょうが、これは陸の優しさがあるからこそ。
自分自身の欲望を、陸に責任転嫁しないでほしいですね。

3巻終盤では、ほんの少しだけ洋二の変化が見られたと思って良いでしょうか...
これがきっかけとなって、陸にとって最大の幸せが訪れることを祈っています。

あと「何かいいの見つけた!」との物語的繋がりがしっかりと感じられて良かったです。
ここまで違和感なく繋がっているのは、すごいなあと思いました。
続きも楽しみにしています。

4

この作品からしか得られぬ感情がここにあります

ひなこ先生、、、一生付いて行きたい…!
多種多様なBL作品が生まれ、愛され楽しまれる時代の中にあっても常に「ひなこ先生の作品らしさ」の輝きが失われないなんてレベルではなく、その鋭い光の光度が高まっていくばかりで目が眩む程の眩さ…!

何て書いてこの自分が昂揚する気持ちを伝えたらいいのだろう
優しいBLや丁寧なBLから得られる感情も、ちょっとえっちなBLから得られるドキドキ感も大好きですが、ヒリヒリするような抉って来るドロっとした感情に包まれるような、、、鋭利な角度から切り込んで来る作品からしか得られない感情があります
決して全部に共感は出来ないし、しちゃいけないって思いながら読んでいるのですが、それでも片時も目が離せないし洋二の一挙手一投足に心が奪われて囚われてしまう

そんな洋二の過去が明かされていく今巻、、、
堪らなかった
陸の行ったり来たりしてしまう感情がそのまま自分の感情のようで、異常なほどの没入感を全身で感じながら読み耽りました

この先に救いはあるのだろうか
例えどんな結末でもいい
ひなこ先生が描き切って下さる洋二と陸の結末をただじっと待つ事しか出来ない
そしてリアタイで待っていられる幸せを噛みしめています

5

この歪さと病みと執着が堪らない

何時間ヤってたんだろう?
暑さなんて麻痺しちゃうくらい陸と行為に夢中な洋二好き。
私はひなこ先生の揺れるちん...が大好きなんですが、今回も拝見できて嬉しかったです。

洋二の抜毛症は相変わらずで、彼が抱える病みとストレスの重さを垣間見ます。
クズだけど、彼は彼なりに抱えたものと闘っているんですよね。
洋二の家族の話、特に父親についてが今巻で登場した北白河から明かされました。
そんなことを知っても可哀想だと思えない陸の気持ちも分かる。
傷つけられた側は嫌いになっていって当然だし。
だけど、私は病んだ人というのは最初は被害者だって思う気持ちがあって、洋二のことは他人事に思えなくて嫌いになれないし、キャラクターとしてはひなこ先生史上好きです。
可哀想だとは思えなくても、陸だって嫌いになりきれていないし、惹かれてしまうのが伝わってくる。

「...洋二しか思い浮かばなかった」と言われた洋二の驚きと、頬を染める嬉しそうな表情が可愛くて。
「俺以外の人見ないで...」と初めて本心が零れたような言葉が聞けて、もっと洋二の心に触れたいと思いました。
洋二を救ってあげられるのは陸しかいない。
頼む陸……!

描き下ろしの小休止で出てきたモブの女子2人ーーーーー!
羨ましいぞー!!!
ビックリしてるんじゃなくて頬染めてテンション高いあたり、あなたも腐女子だな?!
場所変わってくれーーー!!(私は騒がずに心の中で大興奮します)

4巻くらいで終わりかな?と予想していたんですが、次が最終巻ではなさそうなので5巻は出そう?
楽しみにしています。


修正→eBookJapanもシーモアと同じ修正だと思います。
3巻は白短冊(他の巻は黒短冊の時もある)で、カラーページのちん...も見れます。

4

この作品が収納されている本棚

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