不意打ちの春雷 上

fuiuchi no syunrai

不意打ちの春雷 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神92
  • 萌×230
  • 萌16
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
17
得点
630
評価数
141
平均
4.5 / 5
神率
65.2%
著者
黒井つむじ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866696546

あらすじ

梅山蓮と八鳥椿は小学生の頃から高校に上がった今までずっと一緒だった。

椿の隣は蓮の特等席で、特別好ましい存在で
可愛いと噂に聞くだけの顔も知らない女の子よりずっと。
だからといって、だからこそ、この距離感を失いたくなかったから、
椿からの告白を受け入れられることはなかった。

「だって、お前は俺の友達だろう」

それなのに蓮はあろうことか椿に恋をしてしまった。
そして、ようやく気付くことになる。
自分が椿に求めた“友達”という関係が
椿の諦観と覚悟で成り立っていたということに。

表題作不意打ちの春雷 上

高校2年生
高校2年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数17

激ぴゅあド執着!!!

幼なじみのピュア高校生BL、青春!!

特筆すべきは、主人公・梅山くんの“無自覚な好意”と“独占欲”。
傍若無人とも言える鈍感さで、長年椿くんを振り回してきた様子が、たった数ページでバッチリ伝わってきます。

しかも梅山くん、モテるイケメンなのに「友だち」の椿くん一筋!
本人は無意識でも、読者には伝わりすぎる執着ぶりがたまりません…!なんて残念なイケメン!!

本編の梅山目線でも彼の想いは充分伝わりますが、書き下ろしの湯川くん目線の短編がさらに秀逸!
第三者から見ることで、2人の特別な関係が浮き彫りになっていて、「これはもう友だちじゃないだろ…」と確信せざるを得ません!

梅山の成長物語としても胸を打ちますが、同時に、描かれていない時間の中で椿くんが抱えてきた葛藤や切なさまで想像できてしまい、胸がぎゅーっと締めつけられました。

上巻は、すれ違いと拗れがピークのまま終盤へ……
最高のもどかしさで下巻へ突入します!!!

ピュアって、いいなぁ…

0

No Title

今まで読んだ幼なじみblベスト5には入る気がする、、、

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不意打ちに対する正解はなにか?

表紙のびっくり顔に興味をひかれました。

親友DKの無自覚ナチュラルいちゃいちゃ良かったですね。しかし本編はほぼお互い気まずく、意識しすぎたり落ち込んだり。

親友だと思ってたら告白されたお話。
すごーく丁寧にじっくり二人の気持ちやお互い戸惑ったり、いつも通りいつも通り!なところとか描かれてました。

ひきこまれはしましたが、うーん、もうお腹いっぱいかな?
何が正解なのかな?告白されたときに即答せずに考えてみるって言うべきだった?

親友を失う問題。

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どちらの気持ちも分かる

 親友から恋人になるのって難しいよね、という高校生もの。椿は蓮の恋愛的好意をまったく信用していないようですが、告白されてから相手のことをそういう目で意識し始めて、実際に相手に恋をしてしまうことは往々にしてありますよね。告白されなければそんな気も起こらなかったといえば、確かにすぐ立ち消えてしまいそうな頼りない気持ちに思えるかもしれない。ずるいと感じるかもしれない。それでも、恋の始まりはこうでなければなんて決まりはないので、始まったんだと自覚したなら蓮には臆せず突き進んでほしいと思います。テンポも良く笑えるシーンもたくさんありましたが、片方が告白した後の関係の崩れ方の描写は割とリアルに描かれていたんじゃないでしょうか。

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幼馴染、距離感0

幼馴染、両片思い、距離感0、無自独占欲、私の幼馴染カプで萌えてしまう要素がてんこもりでした。
攻めの蓮くんが椿のこと特別すぎて同級生にも付き合ってるのかと思われるレベルでイチャイチャ。
でも、それを友達って言う。
梅山蓮、なんて罪深いんやーー。
しかも、告白してきた受けの椿に友達だろって言っときながら距離置こうとする椿に一緒にいないとさみしいってなったり、感情のままに椿を独占したがったり。振り回されてる椿可哀想よ!って思ってた矢先に不意に椿に向ける恋心自覚して椿に振られる蓮くん。そして、泣く蓮。
ここで蓮がんばれ!って気持ちにさせてくらるこのストーリー展開。両思いなのになかなか引っ付かない。早く引っ付いてーって気持ちとザマァという気持ちと折り重なって面白い。
上下巻同時発売してくださっているので上巻の両片思いで終わっちゃうモダモダをすぐに解決してくださるのもありがたいです。

0

メンタル赤ちゃん

梅山蓮は幼馴染みの八鳥椿から告白されるも、
「お前は俺の友達だろう」とフッてしまいます。

今まで通りの友人関係が続くと思い込む蓮ですが、
翌日から椿から避けられるようになってしまい…。

椿の告白を大して考えもせずに断っておきながら、
いざ椿から距離を置かれると寂しがる蓮。

椿の気持ちを考えるとすごく無神経だし、
そんなわけで椿から避けられてしょぼくれる姿は
ちょっとした攻めザマァでした(笑)

蓮にとって椿は女の子よりも優先すべき存在で、
椿から好意を寄せられることもむしろ喜んでいて…
これで友達未満っていうのはあまりにも鈍感すぎる。。。

そして、ちょっとしたきっかけから椿を恋愛対象として
意識するようになってゆき蓮から椿へ逆告白するも
今度は逆にフラれてしまうのです。

椿の告白を断ってしまったのも椿を失いたくなかったからゆえで。
だけど、それがわかったところで既にとき遅し。

見事なまでに拗れてしまっている二人にじれじれしてしまいます!
だけど、椿にフラれたことでその痛みを知った蓮。

メンタル赤ちゃんだった蓮が恋を知ることで
少しずつ人への思いやりを覚え、成長を感じられました。

あとは椿が蓮を受け容れてくれさえすれば…!!!

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二極の男子高校生

作家買いです

上下巻続けて読了後のレビューです。

ずっと親友、ニコイチだった椿から突然告白された蓮は、"友達"としてずっと一緒に逃げて告白を断ってしまいます。しかし、断ったのに椿のことを好きだと気づいてしまい、もどかしい上巻。

人として、蓮はワガママだし自己中だと思ってしまいます。それでも椿は蓮を好きで、"友達"でいることを受け入れなかなか苦い思いになりました。
しかし蓮からの告白は断って、予想を裏切られたり、それでも蓮は椿に触れたいを募らせていきます。

男子高校生の精神的な幼なさと達観が、蓮と椿に詰まっていて、学生ものが本当に上手いと感じました。
上巻は悶々として、でも外野からは早くくっつけな思い、までなので上下合わせて読みたいです。

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アオハルのモダモダがなんとも切なくキュンとするお話。

幼なじみの2人。

ある日、受けから攻めは告白され、攻めは友達のままでと告白をフってしまう。

その後、攻めは受けへの恋心に改めて気が付き、受けにアタックしていくという展開。


たしかに受けに告白され無ければ気が付かなった想い。
でも下巻まで読了した読者としては、本当に攻めよ、頑張ったね!! と労いの言葉をかけたくなるようなお話でした。

そして、1度告ったからってフった相手がまだ自分を好きなままなのか?? という驕り。


相手の気持ちがよく分からない不安定さに振り回される攻め。

DKにしかないドキドキ感がとても瑞々しく、ピュアで面白かったです。


また、上下巻並べるとタイトルのロゴが完成される、ドアップな受けと攻め(この2人の表情が物語の関係性と展開をすべて物語っていると思う!!)のお表紙のデザインもかっこよくて良きと思いました。

今年からはなくなってしまったけれど、アワードにお表紙のデザイン部門がまだあれば、確実にノミネートされてほしい!! そんなお話でもありました。

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萌が止まらないアオハル

あ〜これこれ、DKのこのモダモダ最高!基本エッチなのが好きなんですがこの感じの萌もたまらないものがありますよね・・・黒井つむじ先生のDKモノはほんと神です、悦。

図体おっきめのDKが膝抱えてウダウダしてるのとても可愛い。お互い好きなのにへんなとこで意地になってくっつかない若さがまぶしい・・・。

友だちだとどこまでいけるかのラインを探ってスマホにメモしてるのとかたまらないずっと可愛いずっと悶えてる_(:3 」∠)_

あとから自覚したワンコの方が我慢弱くって、許さないムーブ取ってるけど絶対許しちゃう未来が見えてて、安心しながらモヤモヤできるの最高。爆発しちゃうのも時間の問題だよなあ。さっそく下巻読んできます!

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友情と恋の境目に揺れるアオハル

上巻のみ読了時点でのレビューです。

まだ下巻まで通して読んでいないので何とも言えないんですが、全体的にふわっとしてたかなあと…特に強く印象に残る部分があったかと言うと、うーん?という感じでしょうか。

幼馴染×高校生=輝くアオハル✨かと思いきや、序盤で告白→振られとる…!とこの流れにはちょっとびっくりでした。

蓮の、椿の気持ちを知った上での無神経で無意識の無邪気な言動にちょっと「うーん…(怒)」と思ったのですが。その後ちゃんとよく考え、反省した上で謝っているのを見て、自分の中の蓮株が少し上昇⤴︎

友達でいよう、と言った蓮の方が逆に椿を意識してしまい自分の中の恋心に気づくー
きっとそうなるんだろうな、と予想していた展開ですが、その後の蓮の告白→椿、断るシーンは2度目のびっくりでした。
そこは据え膳食っちゃってもいいんじゃないかい!?と思ってしまったー…

2人の関係性は緩く変化しつつも、両想いなのにくっ付くまでには至らず、の上巻。

下巻も読んだらまた感想が変わるのかな。
続きも読んでみようと思います。

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