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ore no polaris
「代理旅行」というものについて全然知らなかったので、BL以外の部分で既にとても興味深く、読んでいて面白かったです。
とても丁寧に取材をされた感じがしました。
(元々お詳しいのかも?)
以下ネタバレ〜〜〜〜〜
これもまたBL関係ないのですが、最初の依頼で依頼主の方の初恋の相手を探すというシーン。
上原くんが「たえ子ちゃん懐かしいなぁ 大人しかったよな」と言うのに対して他の同級生が「うちの学校一のお転婆娘だったぞ!?」「ボケたんじゃねーのか」と言っていたので、あぁ、上原くんボケちゃったんだなと思っていたんですが......
大人しかったのは"上原くんにとって"なんですね。
あまりに鮮やかな伏線回収に思わず声が出ました。
(自分の察しが悪いだけかもしれませんが)
で、BL部分なんですが、悶えすぎてヤバかった...
両片想いしか勝たん。
欲を言うなら、もっとイチャイチャが見たい!
基本的にイチャイチャはおまけ程度に考えているのですが、こんなにもっと2人のイチャイチャが見たいと思ったのは初めてかもしれません。
出来るならこの作品の世界に入って代理旅行の依頼をしたいくらいです。
「お二人がイチャイチャしているところを写真や動画で撮って送ってください」という内容でいかがでしょうか。
仁嶋中道先生は「愛追うふたり」しか読ませて頂いておりませんが本当に良い作品を読んだな、という印象が深くとても大切にしています
そんな先生の新作!
あらすじを読み益々興味が湧きました
そして読後に強く思った事はこれからも絶対先生の作品はマストでチェックですし、過去作も追い直ししたいな!!という先生への絶対の信頼を覚えました
今作もとても丁寧に丁寧にキャラクターの内面と彼らの生活する世界を描き出してくれています
際立ったドラマがあったりする訳ではなく彼らが出会う過程も心を寄せる流れもじっくりゆっくり「自然に」読ませて下さいます
だからこそ彼らを知っていけるので集中してお話しを読めるのです
当然読後のこの1冊からもらえる温かい気持ちは格別(*´▽`*)
本当に良い作品です!!
是非、丁寧なBLがお好きな方には読んでみてもらいたいです!!
もし、、、続編があれば南さんのここまでの大人の忍耐力が報われるキスのその後もちょっと見たいな~って願ってしまいます♡あったら嬉しいな♪でもなくても大満足な1冊です!ほんとに素敵なお話しを読ませて頂きました
珍しいお仕事です。代理旅行。
依頼者のオーダーにあわせて代わりに旅行に行く。
いろんな目的で依頼があるんだけど、そのひとつに推しカプのぬいぐるみがお忍び旅行している風の旅行記ってのがあって、逐一SNSでもデート風景をアップしたりするの。
これって、センスがいるし愛がないと出来ない仕事だけど、彼らはしっかりした準備してやってくれるのよ。夜のお泊まりムフフシーンまで撮って欲しいってリクエストにも応えてくれてた。
こんなん界隈で盛り上がっちゃうし、他にもオーダー来ちゃうよ。
推しぬいの旅行写真撮ってくれるサービスって確かにSNSで見たことがある。南の島の綺麗な海に潜ってるのも見たよ。
この作品はぬい撮り旅行の話だけでなくいろんな代理旅行のドラマが描かれているところが面白いんです。
主人公の巡くんと先輩の遼平さんの仕事に対して真摯な取り組み方がよい。
視覚障害になってしまったおじいさんに対してどんな代理旅行のアプローチするのかなと思ったらそう来たか!と。うるっときました。
エロや恋愛モノっぽさを求めて読むとこれじゃない感あるかもだけど、ストーリーモノ、ヒューマンものとしてとても良かったです。
ゆっくりなスピードでふたりの心と身体が近づいていけばいいなと思わせてくれます。
シーモアで購入
修正がいるようなシーンなし
攻・南さんと、受・巡くんの優しさと真摯さが報われるシーンがあって、ちょっと涙出ました。
BLだけじゃない、二人が仕事をしていく上で垣間見える顧客のバックストーリー。
それに向き合う二人。
そういうのが丁寧に描かれているので、じっくり時間をかけて読みました。
そして何と言っても、巡くんが可愛い…!
めちゃくちゃ可愛い。
純粋でちょっとポヤッとしてて、優しくて一生懸命で真面目。
こんな子が自分に懐いてくれたら、そりゃ可愛いよ~。
南さんが猫っ可愛がりしちゃうのも納得です。
南さんは南さんで、底抜けに優しくて頼りになる。
Hシーンなどはなくキス止まりですが、この作品に関して言えばそれで良かったなと思います。
南さんの真摯さと優しさ、巡くんのおぼっこさとピュアさを考えれば、そりゃ進展するには時間がかかる…。
読んだ後とてもあたたかい気持ちになれる作品でしたし、二人が考える代理旅行をもっと見てみたいな…いっそシリーズ化でいいんじゃ…と思えるくらい深く丁寧に描きこまれた作品だったので、続きを読んでみたいです。
もちろん、代理旅行だけじゃなく、ゆっくり進展していく二人の様子も。
作者様買いです!
代理旅行を営む会社に勤める爽やかで頼り甲斐のある大人な遼平とそこでアルバイトを始めたちょっと自信喪失気味な巡。
そんな2人が誰かのための旅行を通して距離を縮めたりすれ違ったりする爽やかで一風変わったお仕事BLです!
まず何より代理旅行というテーマがとても斬新だなぁと。お金を払って誰かに旅行に行ってもらうって何が面白いんだろうって読み始めた時は思ってしまいましたが、読み進めていくうちにそれぞれにいろんな事情があってその思いを大切に汲み取って丁寧に叶えていくこの仕事そのものが本当に魅力的でした。
そしてそんな仕事に懸命に取り組む陰陽対極な雰囲気の2人がまたすごく良かったです。特に自己評価が低くて自信がなさげな巡がそれでも精一杯頑張ってどんどん成長していく様は見ていてなんかほっこりする!!
ミニキャラもたくさん描かれていて全体的に躍動感があってテーマと合わさって読んでいてウキウキしてきます!恋愛要素は本当に甘酸っぱくてもどかしくて初々しい始まりのところという感じでしたがすごく大満足な1冊です!
インドア派で趣味はゲーム、将来やりたいこともなかなか見つけられないまま…そんな自分を変えるべく、「代理旅行」のバイトを始めた大学生の巡。
そんな彼とバイト先の社員で巡の研修担当になった南とのお話でした。
代理旅行は大学生がするバイトとしてはメジャーではない気がしていましたが、そこにこそふたりを繋ぐヒントがあって。
仕事を通じて一緒にいる時間が増え、南に惹かれているのを自覚したのちに出会いのエピソードが明かされるという展開が胸アツで最高でした。
すごく深刻な悩みというわけではなくても、これからのことや自分自身について巡はずっと考えてきたのだろうし、でも簡単には変われないことも知っていたので両親からの言葉に傷ついてしまったのでしょうね。
そんな時に一歩踏み出すためのキッカケをくれた南と出会えたこと、これはもう運命と言ってもいいのではないかなと感じました。
ふたりが惹かれ合うまでの葛藤も戸惑いも全部がとても自然で、グッとくるポイントがたくさんあって。
日常の中に転がり込んできたような恋にときめきがとまりませんでした…!
そしてわりとほのぼのしている雰囲気の中でちょっぴり異質な存在の西井先生も、実はふたりの恋の進展のためにいい仕事をしてくれていて。
脇キャラさん達にもほっこりできました。
ゆっくり彼らなりのペースで進んでいく恋を見守れたことが嬉しくて、心がほわっと満たされた作品でした。
自分を変えようと新しいことに挑戦して、青年が成長する物語。
BLっぽさは少な目です。葛藤や迷いもあまりなく出会ったふたりが自然に恋に落ちていきます。
エッチはなく、キスのみです。攻めは社会人で受けはバイトの大学生なので、成人済みとはいえまだまだ最後まで手を出しづらい感じは好感が持てました。
いろんな事情で旅行に行けない人のためのオーダーメイドの旅レポをする代行旅行課でバイトを始めた北沢が、研修担当者の南と一緒に様々な依頼を行いながら仲良くなっていくお話です。
代行旅行中のミニキャライラストや依頼内容の枠などもコミカルで分かりやすく描かれています。
北沢がとてもかわいくて無垢で表現豊かで、それを見守る南からは「かわいいな!」という感情がとてもよく表されています。会社で初めて出会った態度にしても、研修を経て独り立ちした後の仕事にもついて行くことにしたのも、名前呼びされて照れるような顔をする様子も、一目惚れだったのかな?と思わずにいられません。
ところが南の常連客である小説家の西井の依頼を忙しい南の代わりに受けることになった北沢は、ふたりが恋人同士なのではと疑います。その上、西井に「確かに俺の恋人は南だな」と言われ、ショックを受けた北沢が帰り道に涙を流します。とてもキレイな涙のシーンでした。仁嶋中道先生ってホントに絵も表現も上手ですよね。
南から距離を取ろうとする北沢とそのことに違和感を覚える南。そしてふたりは自分のことや自分の気持ちを伝え合います。
南と北沢、そして西井と小説の主人公の東。東西南北の名前が勢ぞろい。
タイトルの「ポラリス」は北極星なので、南から見ての「俺のポラリス」なのかな?と思いながら読んでいました。
後半で南と北沢の最初の出会いについて詳しく語られています。その時に南にとっての「ポラリス」は心の支えになっていたんだなと改めて感じます。
ポラリスの星言葉は「人に尽くす誠意と同情」「弱者への理解」「情愛・情熱」とのこと。
タイトルを深読みするのが個人的に好きなのでいろいろ考えながらニヤニヤしていました。
仁嶋中道先生の作品はすべて購入して読んでいますが、やっぱりいいですよね。ただボーイズがラブしているだけ、エッチなことをしているだけじゃない(そういった作品ももちろん大好きで読みますが)、人の生き方が描かれている良作だと感じられます。
今作もとてもよかったです。
エロス度☆
南と巡が紡ぐ恋物語♡
素晴らしい恋のピュアさと可愛さに悶えまくりで、自分を変えるために〝代理旅行〟のアルバイトをはじめた巡の成長と恋を見守るのがたまらなかったです⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
先輩の南が巡を構ったり可愛がっているのが微笑ましく、感情や動きが豊かな巡の可愛さ、〝代理旅行〟で依頼人と関わったりしながら成長していく巡が魅力的(°▽°)
依頼人の1人である西井の言動に恋が芽生えた巡が振り回されてしまう切なさや南と巡でお互いに名前で呼んだり、縮まったりすれ違う2人の距離感がよかったです(*´-`)
仁嶋先生の既刊本は全て読んでいます。
今回の俺のポラリスは、各単話事、代理旅行をテーマに別々の依頼内容になっているので、1話完結の依頼の形をしながら、アルバイト巡と、その先輩遼平の2人の絆が深まっていくストーリーです。仁嶋先生の今までのお話よりも、ちびキャラで描かれた場面が多く出てきて、コミカルな表現をされていながらも、仁嶋先生らしい誠実な気持ちでキャラクターを描かれていて、表紙の爽やかさどうりの素敵なお話でした。
「俺のポラリス」というタイトルはラストまで読むととてもこの作品にピッタリで。進路に悩むインドア派の巡が見付けた「道標」とは一体何だったのか?そして、様々な他の人の為の旅行から「自分」を見つける二人の交流を是非読んで欲しいと思います。1話からまず、とても心温まるお話なので試し読みされてみてはいかかでしょうか?
代理旅行というのを初めて知りましたが、素敵ですね。他人に行ってもらって楽しいのかな?と最初は少し疑問でしたが、よく考えてみれば自分も動画サイトで旅Vlogを観るのは好きだし、その旅が自分のために企画されたものであればより没入できるだろうなぁと。推しキャラのぬいたちを旅行させるというオタクならではの企画も登場し、仕事面の描写がなかなか充実していてどの企画も面白かったです。
一方でメイン2人の描写は最後まで濡れ場もないほど爽やかなものですが、それが逆に現実的でドキドキしました。距離の詰め方や話し方がいまどきで自然なんですよね。同性同士である葛藤もなくて、それがないと違和感を覚える作品もあるけれど、この作品においては新しい時代の風を感じ、2人とも好きになったらそんなことは気にならないんだろうなぁとすんなり読み取れました。手慣れているわけでもなくあくまで優しい先輩の遼平が、いざとなったらちゃんとリードしてくれるところ、巡のおどおどはしないけれどそういう雰囲気になったらどう動いていいか分からずぎこちないところもリアルで、2人の進展を見守りたくなりました。