心臓を焦がす星

shinzou wo kogasu hoshi

心臓を焦がす星
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
23
評価数
7
平均
3.4 / 5
神率
14.3%
著者
平眞ミツナガ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344853461

あらすじ

よく当たると街で評判の占い師・ルー。星見の才は無論のこと、人を見る透徹した瞳にはその年齢や嫋やかさに似つかわしくない“経験”が滲んでいた。 ある夜、ルーの寝所へ現れた屈強な男が告げる―――「王位を奪還していただきたい」――― 街の占い師に身をやつしていたのは、先王が弑殺された日にこの国の王城から消えたアルトリウス第五王子。 そして屈強な男は、先王の近衛兵団長であり、アルト王子が幼い頃から想いを寄せていた青年・サリーその人であった。 蒙昧なほどに“王の言葉に絶対服従”のサリーの覚悟を試すように、アルト王子は「私を抱きなさい」と命じて……?

表題作心臓を焦がす星

サリー、先王の近衛兵団長
ルー/アルトリウス、占い師/第五王子

レビュー投稿数3

重たい割に読みやすい

占い師のルーの元に先王の元近衛であるサリーが現れるところから始まります。

ルーの正体は先王の息子で第五王子のアルトでした。
聡明なアルトがサリーの身に何があったかを察して動く姿が格好良かったです。
国王争いが関わる重たいストーリーの割に変に拗れることなく、あっさり解決していくので読みやすいお話でした。

嫌なキャラは心を病んでアルトを殺そうとした先王だけで、現王のシリルも従者のリオンも話の分かる良いキャラでした!

修正の必要がないように描かれています。
唐突な初夜が残念でしたが、問題解決後のえっちはアルトの乱れた姿が沢山拝めました!
シリル✕リオンのえっちも少しだけ見れて満足です!

0

髪型が惜しいんよ!

すっごい面白かった!
平眞さんにはかなり珍しい、ミステリー要素を含む洋モノファンタジーBL。
古代ローマの名前が出てくるので(アルトリウスは当時の軍人。本作では違いますよ。)、欧州っぽい舞台の疑似的な過去の世界で、

「ガチムチ・三白眼の近衛兵団長、サリー将軍x占い師として身を隠して生きる第五王子のアルト」

です。
一体誰が王を○したのか?次期王になるのは誰か?
ぜひネタバレなしでお楽しみください。

相変わらずイケメンキャラ(受けの従兄弟 シリルや、妄想でアルトが王になった姿)がイケメン!
子供(受けの幼少期)がギャンかわ!
作画がブレない!
ただ個人的には、ロン毛男性はもともと大好きなんですが、本作に限っては受け攻めどちらかが短髪か、もしくは攻めがボサボサじゃなくて直毛ロングとか、あるいは、受けの身長がもうちょっと高かったら好みドンピシャだったなぁ~。

あとやっぱり心も体もつながるのが早すぎたなぁ・・・両片思い設定にして、体のつながりは最後の最後にとっておいてほしかった。

平眞さん作品は「飛んで火にいる恩田くん」と「先生の秘密、知ってます」以外全部読んでますが、本当にハズレがないですね。
たとえば今回みたいにCPの見た目が趣味じゃなくても、ストーリーや絶妙な会話、心の機微など、それ以外の要素でじっくり魅せてくださるので、どの作品も大いに楽しませてもらってます。
なので本作は大好きな誠くんシリーズ(「兄貴が恋を拾ってきました」と「僕にも恋がやってきました!?」)や「夏が来たのでキスしませんか」ほどの私的神作ではなかったですが、上記の不満点以外は大満足です。
てかサブCP(メインCP受けの従兄弟シリルxその従者リオン)の方が好きです。

エピローグもおもろいwww
こういう世界観やガチムチわんこ攻めがお好きな方はぜひ。
あ、ところどころ難しい漢字が出てきたので、すごく為になりました!
いやぁ~相変わらず勉強なるわぁBLって・・・

0

シンプルな恋

国王である自分の父親が何者かに殺され、それと同時に城から街へと逃げた第五王子のアルトリウス。
それからは王子ではなく一般の民・ルーとして暮らしていた彼のもとに、父の側近をしていたサリーが現れるところから始まるお話でした。

現国王から王位奪還することを提案してきたサリーの様子はとても切迫していて、何か大変な事態が起きているのだろうとはじめからものすごくハラハラ。
でもその後色々と明かされていく事柄をまとめるとそれほど苦しい展開にはなっていなくて、
彼らの纏うピリピリした空気感に飲まれてしまった感じはあったかなと思いました。

心を病んだ前国王によってサリーが呪詛をかけられていたことがわかった辺りは、その他のエピソードよりもツラいものがありましたが。
彼らの言葉は入り組んでいてみんな難解な言い回しをするものだからものすごく深刻そうになっているだけで、感情の部分を切り取って見てみるといたってシンプルなお話だったのだなと感じました。

最後には色々なことが解決して無事に恋人同士になれたふたり。
めちゃくちゃ幸せそうで素敵だったのだけど、そこに至るまでがゴチャゴチャしていた感じがあったので、もう少しスッキリしていたらもっと読みやすかったなと思いました。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う