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6 to 7
ネタバレ注意です。
突然ですが皆様。
「擬態」をご存知でしょうか。
擬態とはある生物に似せて騙す事です。いわばカモフラージュです。
身近な所ではハナカマキリやナナフシが有名ですね。
さて今回の題材は「アリヅカコオロギ」です。
アリヅカコオロギ、実は見た目はアリに似てません。
しかしアリの集団に侵入しエサを口移しで貰い何をしても追い出され無いのです。
これはアリがほぼ目が見えず、鋭い嗅覚で仲間のアリを認識することが出来る事を逆手に取った戦略です。
そっと近づきアリの匂いを自分に擦り付け、上手く味方だと思わせています。
お見事です。
さて、では私達はどの様にして同じ仲間だと認識するのでしょうか?
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚
人間は目で見て、鼻で嗅いで、耳で聞く。
すべてを兼ね揃えた擬態がいたらあなたはどうしますか。
え?記憶や思い出が有る?なるほど。
それは本当にあなたの記憶ですか?
因みにあなたの隣に居る人は誰ですか?
親、友達、恋人、幼馴染………そうですか。
しかし、自分でそう思い込んでるだけかも知れませんね。
時々、お確かめになることをお勧めします。
次に〇〇の扉を開けてじまうのはあなたかも知れません。
それでは…。キィーバタン
アンソロジー収録の1話から続編を心待ちにしていた作品です!
1話もそこらかしこに散りばめられた伏線がたくさんあり、1コマも見逃せないところと、意味がわかった時にまた最初から読み返したくなるゾワゾワ感がたまりませんでした!
2話、最初から不穏な雰囲気、、、。
愛する禄斗のために○人を犯してまで食べ物を調達する七海と、七海の事を宇宙人と信じて疑わない禄斗の底抜けの明るさの温度差にこれまたゾワゾワが走ります!!
えちシーンも、身体の描写がとてもえっちで表情もすてきです。
そして最後、、、!!!
また考察が進みますね。次回も楽しみです!
幼馴染の禄斗と七海は恋人同士です。
無愛想で甘えん坊の七海を愛している禄斗ですが、七海に時たま感じる奇妙な違和感があり、その正体を探ろうとします…
30ページの短編です。
30ページとは思えぬストーリーで読ませてくれます。エッチシーンはありますがそこは全くメインではなく不思議な物語の方がメインになります。
ホラー?というジャンルではないのかもしれませんが、ちょっと不気味で不思議で人によっては恐いな〜と感じるようなお話なのですが、それがすごく面白いです。
途中から物語があれ?という方向に転換する意外性!(ネタバレありにしていますが、短編だしそこのネタバレはしません)
結末はスッキリしたものではないのですが、どうなるのかな〜という含みも含めて面白かったです。