御曹司の恋わずらい

onzoushi no koiwazurai

御曹司の恋わずらい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×28
  • 萌9
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
127
評価数
33
平均
3.9 / 5
神率
39.4%
著者
小林典雅 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
須坂紫那 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
シリーズ
国民的スターに恋してしまいました
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403525865

あらすじ

大財閥・九石家の使用人の両親のもとに生まれた匠馬にとって、主家のお坊っちゃま・薫は幼なじみであると同時に守らなければならない存在でもあって……? 両片想いスイートロマンス♡

表題作御曹司の恋わずらい

藤原匠馬,九石家の使用人の息子,柔道教室の指導者,22歳
九石薫,大財閥の御曹司,高等遊民,22歳

その他の収録作品

  • 御曹司の新妻日記(書き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数10

御曹司ぶりに拍手。

小林典雅先生の安心安定のラブコメ♡
ふふっと笑いながら読ませて頂きました(≧▽≦)

受け様はセレブ中のセレブの御曹司、薫。
そんな薫の幼なじみ、匠馬が攻め様。

8ヶ月の赤ちゃんの時からずっと一緒に過ごし、幼稚園からは薫のミニSPとして、いつでもどこでも1番近くに居続けてきた匠馬。

どうみても両片思いなのに、匠馬の思い込みで結構なこじれ方をしてしまった2人の恋がようやく成就するまで。

庶民である匠馬視点なので、薫のセレブぶりに一緒におののいたり感嘆したり、笑うしかなかったり。
もうここまでのセレブぶりを見せられると拍手しかないですよ。

セレブな薫ですけど、いいとこのお坊ちゃんらしくおっとり品よく、な感じなのに、匠馬への"好き"な気持ちが働く時だけ、強い気持ちを見せてくれるのが可愛かったです。

恋人同士になったら、遠慮なく素直に好きな気持ちや嬉しい気持ちを見せてくれるのも可愛い。
これはきゅんきゅんですわ~(≧▽≦)

書き下ろしでは、想いが通じあった初夜の翌日からのお話で、脳内お花畑で嬉しさを噛み締めている匠馬に笑っちゃう。
"初めてにしてはつつがなく営めた"のお言葉には吹き出すかと思いました。
うんうん、健全な男の子でいいぞ(`・ω・)b

告白のやり直しも甘々きゅんきゅん。
その後のドタバタハネムーンとの落差にちょっとついていけなかったですけど。
どうせならハネムーンも垣間見たかったです(*^^*)

イラストは須坂紫那先生。
子供の時から現在までの2人の成長ぶりが素敵。

0

御曹司の受けの愛は、やはり一般人とはスケールが違う。

「友達じゃ嫌なんだ」に出てきたクラスメイトの九石薫と、その幼なじみで九石家に仕える一家の息子、匠馬とのお話。

ちなみにCPは匠馬×薫。


両片想いの、これでもかっ! というくらいのすれ違いラブではありましたが、最後には薫の御曹司パワーで匠馬へ強引に押し切って両想いに。



途中、攻めが真面目で堅物すぎるせいで、受けちゃんはだいぶ悲しい思いをしたし、攻めも攻めで叔父と受けとの関係を誤解していたエピソードは、読んでいて悲しかったです…。
が、攻めへの「好き」の想いが強すぎて、様子のおかしいストー○ー並の執愛を、告白前それ以後と、高等遊民的権力をフルで発揮させる展開はとても面白かったです。


このネタでほかの作家様が書けばだいぶ重苦しい展開になりそうですが、ビタミンBLとして定評のある典雅先生が書くからこそ、受けが変人になりすぎず、面白く読めたのだと思いました。(重苦しい変人ストーリーも大好物ですが)


このシリーズは、まだまだ興味深い経歴の登場人物が何人かいるので、3冊目、4冊目とか期待してもいいのでしょうか。
今後の動向が楽しみなシリーズです!

0

作者買い

実に小林典雅先生らしいお話でした。そして珍しい攻め視点のお話でした。いつも思うのですが登場人物の会話が脳内で早口で再生されるという、不思議な才能を持った作家さまだと思います。

内容的には拗れに拗れた両片思いのお話なんですが、当て馬という程の人物は登場しておらず淡々とお話が進むので切なさが足りないと思いました。

誤解から匠馬が薫に対して酷いことを言ってても、余韻のない文体のせいかアッサリとシーンが流れてしまうのが難点だと思いました。なんだかんだでギクシャクしていてもお互いが1番だということが分かっているので萌が足りないんです。

小林典雅先生の作品は大好きなのですが、今回の作品はハマらなかったです。スピン元の作品も読んでますが、一年経っていないのに既に印象に無いので自分のレビューを読み直したのですが何となくしか思い出せなかったので未読でも楽しめると思いました。

ただ出来るなら薫視点の書き下ろしであれば良かったかなと思いました。匠馬よりぶっ飛んでるので面白かったと思います。

1

親が気になる

スピンオフ作なことを知らずに読みましたが、未読でも楽しめました。
THE 小林先生らしいラブコメディといった印象の1冊です。ものすごくぶっ飛んではいません。
全編攻めの匠馬視点で語られる、やんごとなきお家柄の幼馴染・超絶お坊ちゃんの薫との今までとこれからのお話。

読みやすい文章でするすると読めて、内容的にも明るめのラブコメディなので安心して読み進められます。
…が、萌えたのかどうかは微妙なところかなあ…
というのも、何もかもが浮世離れし過ぎていてあまり入り込めなかったんですね。
裕福な家庭に仕えている攻め一家と、余るほどのお金を持った受け一家。
ただ、不思議なことに嫌な感じは全くしませんし、心に余裕のあるお金持ちです。
その辺りは良かったんですけど、でもなんというのか…うーん。
面白くはあるのですが、薫の両親がちょっとうるさく感じてしまって。
兄弟同然に育ったとはいえ、普通小さい子供にそんなにお願い事ばかりするか?なんて、やや冷めた気持ちで読んでしまったんです。
決して匠馬は嫌がっているわけではないんですけどね。
幼少期の匠馬と薫のエピソードが良かっただけに、最後の最後まで薫の親がうるさかった印象が強いまま読み切ってしまいました。

BLらしい誤解と思い込みとすれ違いがあったり、意外と薫坊ちゃんが独占欲強めの人でおっ!となったりして楽しく読める部分もありました。
しかしながら、2人の恋に夢中になれるような何かは得られないままテンポ良く終わってしまって惜しいです。
ラブコメディらしい明るさと後半の甘さは良かったのだけれど、くっついてからのテンポが早すぎた+もろもろ受け入れるのが早くてついていけなかったのが大きかったのかも。

3

来ちゃった♡

典雅先生なので購入。先生のいつも通り、するするっと読める恋話、楽しかったですが、いつまでも覚えているかと言われると?だったので萌にしました。ほんとにどれだけ持ってんだ?っていうお金持ちお坊ちゃんの恋話に興味ある方でしたらおススメです。雑誌掲載分130P弱+その続き80P弱+あとがき。タイトルは受けのセリフ。ほんまどんだけ金持ってんだ。

日本有数の資産家九石家の使用人の子として生まれた匠馬。誕生日一日違いの幼馴染の九石薫のピンチを、幼い頃救ったことから、信頼され、ずっと側にいると心に決めていましたが・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
蒼馬(攻めの叔父)、攻め受けの両親ぐらいでは。

++攻め受けについて

攻めはまっすぐ、単細胞?頭硬めで、薫♡命な方。幼い頃、誘拐されて泣きじゃくる薫を守るべく、あれこれお話したり元気づけたりするところは、本当に偉かった!絶大なる信頼を九石家から勝ち得、それを裏切ることなくまっすぐ育ったところが大変好ましいと思います。変態要素なし。

受けは多分お財布からお金だして払ったことない方。顔パスで何でも買っている気がする。スケールが違う。一番羨ましいのはやっぱり飛行機チャーター出来ることかなあ。いいなあ。行きたい時に行きたいところへシュッて行けるのは最高だと思うのですよね。チャーターして「来ちゃった♡」って言えるものなら言いたいわー。ふわふわしているようで、匠馬♡命、嫉妬ばりばり独占欲ばりばりな方です。

攻め受けのくっつきそうでくっつかない時間が長めですが、くっついた後はでろでろバカップルで、途中過程も典雅先生の書きぶりが楽しめた一冊でした。

2

すれ違いのち、ラブラブ甘々

小林典雅先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
甘々 4
すれ違い 3
切ない 2
エロ 2
な感じだと思います。

使用人の息子の匠馬くん×資産家の御曹司の薫くんのカプです。

既刊作品の「友達じゃいやなんだ」のスピンオフ作品になりますが、友達じゃいやなんだが未読でも読める内容となっています。

両親が九石家の使用人ではあったが、赤ん坊の頃から交流があった匠馬くんと薫くん。薫くんの両親からミニSPを頼まれ、学校も同じ所を通わせてもらい、ずっと親友として側に居られると思っていたが、薫くんに好きな人が居ることに気付いてしまった匠馬くんは…。

赤ん坊の時からの付き合いなので、幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生と全ての年代での出来事が書かれています。
そして今作の大まかなカテゴリーは、すれ違いと甘々ですね。

本編の約4分の1、中学生時代から匠馬くんが抱く薫くんへの想いと薫くんの好きな人のすれ違いが書かれています。
読者からすると、薫くんの好きな人がもう丸分かり。何故気付かないとモダモダしてしまうくらい分かり易いのに、綺麗にすれ違ってしまいます。やはりすれ違いにはちょっと切なさがあるのですが、何故そうなる!とツッコミを入れたくなるすれ違いで、そこまで辛くはないです。

そして、そのすれ違いが終わり、想いが通じ合った2人。もうそこからは甘々しかないですね。御曹司と一般人の価値観やスケールの違いはありますが、ほぼ甘々でお互いの両親からの障壁も無いので安心して読めます。

物語り前半のすれ違いは何だったのか、と思うくらいラブラブで甘々な匠馬くんと薫くん。お互いを想う言動にクスッと笑えて元気が貰える。すれ違いもあるけど、全体的には楽しくて可愛いので、是非とも読んでほしいです。

2

恋は盲目、思い込みですれ違い

今回は使用人の息子と資産家の御曹司のお話です。

庶民の攻様が御曹司の受様の恋人になるまでと
恋人になってからの続編後日談を収録。

攻様は日本有数の資産家のお抱えシェフと
家政婦の間に生まれた一般庶民です。

九条夫妻には攻様と一日違いで生まれた息子がおり
受様を過剰に愛する九条夫妻にとって
攻様はとても頼もしいお友達となります。

乳幼児の頃は格差や身分差という概念がなく
攻様は受様の家の子供部屋は広すぎる事や
受様の誕生日ケーキが5段もある事が不思議でも
受様のお家はそうなのだとありのままに受け入れ
受様とともに享受させてもらいます。

受様は3才になると受様母の趣味で習い事を始め
4才の時にピアノ教師の勧めで音楽教室で演奏することに
なりますが、演奏会当日に誘拐されてしまいます。

誘拐犯は速やかに捕まりますが
一緒攫われた攻様が小指を負傷した事は
見えないながら消えない受様のトラウマとなります。

攻様は受様のミニSPとしてともに幼稚園、小学校、
中学へと進み、2人の友情は変わりませんでしたが
少しづつ増えていく交友関係の中で
2人の関係はすこしづつ変化する事となります。

そして攻様は受様が攻様の叔父を好きなのでは!?
と疑った事で受様への恋心を自覚するのですが
攻様の恋が実る可能性はあるのでしょうか!?

雑誌掲載されたタイトル作に
後日談短編を書き下ろしての文庫化で
身分差のある幼馴染2人の両片思いな恋の行方を描いた
ドタバタラブコメディになります♪

あとがきによると本作は既刊「友達じゃいやなんだ」にて
行われた同窓会に出席した既刊キャラの同級生として登場し
インパクトのある御曹司キャラな反響から
彼の恋を描く本作に繋がったそうです。

既刊では国民的スターの彼が客演していて
このクラスのキャラの濃さを感じてましたが
リクエストして頂いた方に感謝です (^-^)/

攻視点で進むのですが
読者から見たら受様も攻様が好きだろう事は明白で
両片思いとはいえ、身分差のある2人がどうやって
恋を成就させるのか、ワクワク&ドキドキ♡

相手を想うが故に、
叔父を好きな受様が自分を思う可能性を考えたり
誘拐事件で怪我した攻様への負い目で自信が無かったりで

自分が彼と釣り合うはずがないととれぞれが思うところが
切なくもおかしく、受様の凡人レベルでは思いつかない
発想と行動力がとっても面白いです♪

ちょっとしたズレがズレにズレて全く逆方向へと
転がっていく展開にドンドン引き込まれていき
攻様が受様の手を取るまで楽しく読ませて頂きました。

続編での受様の逃走手段も半端なくぶっ飛んでいて
笑わせて頂きました (^-^)/

2

これなら読めるすれ違い♡

は〜、面白かったです。
いつも心のビタミンBLをありがとうございます!

まるで匠馬の一人語り劇場みたいだな、と思ってたら二人劇場というか、会話劇みたいだなあと思いました。
小劇場で舞台に二人が立って後ろにスクリーンで背景が写ってるみたいな?

すれ違いが切なくも絶対的な安心感があってハラハラ楽しく読みました。

想いが通じてからの薫のキャラに、嬉しい誤算でした(笑)こんな積極的でエロ可愛くて天真爛漫なのに策士で。

「友達じゃいやなんだ」や「密林の彼」とも繋がったり、まさかの真中旬くん!名前が出てくるだけでここにもいた!と叫びたくなります。

22年の片想い。たくさん傷付いてきた薫。薫の行動力と九石パパの財力でこの先もすごいことが起こりそう!!

ド庶民とセレブカップル楽しいですね!

3

密かに楽しめる遊び心も粋

作者さんらしい、高テンポのストーリー運び。
特に後半は疾走感に溢れ、ラブコメ度120パーセントです。


日本有数の資産家の御曹司と、そこで働く使用人の息子との格差BLです。
一見するとこの身分差が2人の恋愛の障壁に……ということは全然なくてですね、関係性としては非常に良好です。幼いときから一緒に育ち、御曹司の薫の両親からの覚えめでたい匠馬は、むしろ頼りにされてるくらい。
2人を阻むものは、ズバリ"誤解"。または"勘違い"です。

ちょっとした誤解が、すれ違いや行き違いを生むよくあるストーリーかなと思いますが、アップテンポな作風のパンチ効いていて、重苦しくなく読むことができました。
想い伝える大事なシーンにおいては、ここまで主語と目的語がズレまくってるのに、会話の内容が成立しているミラクルはあっぱれ!まぁ…でもこの誤解がこの作品の1番の見どころなので、これがあるからクライマックスが盛り上がるのは間違いないんですけどね^ ^

誤解の回収は、もうちょい複雑な展開になっていくかなと思ったけど、割とシンプルでアッサリめな形に落ち着いた印象でした。面白いストーリー展開ではありましたが、もうちょい時間かけて丁寧に回収して欲しかったかなぁ。


この作品の…というか作者さんらしさが発揮されるのは後半のエピソードから。2人が恋人になってからのイチャコラです。薫のウキウキと匠馬のニヤニヤが光るバカップルをお楽しみ下さいね。
長いセリフから分かる浮かれっぷり、想いが成就した弾けっぷり、我慢が解放された絡みっぷりが一面に散らばっています。この後半のストーリーは、前半でションボリした2人への作者さんからのご褒美ですね。ただただ安心して見ていられるラブラブ模様でした。

薫が結構な恋愛脳で笑っちゃったけど、考え方や雰囲気的に幼さが見えるのは彼が過保護に育てられたからなんですかね?薫は可愛いけど、資産家の御曹司としてシャキッとした感じも見えたら良かったかなと思います。


そうそう。私の密かな注目ポイントがありまして、作者さんの過去作キャラとのコラボ……コレです。今作も漏れなくでした。毎度お馴染みの真中旬が(名前だけだけど)登場したり、他の作品のキャラも登場しています。
密かに楽しみにしていて、もはや"ウォーリーを探せ"のようにアンテナ張りながら見つけてはフフフとニヤっています。こういう遊び心も併せて楽しめるのも、作者さんの心遣いですね。皆さんもぜひ探してみて下さい♪


切ない関係からのあまあま関係へのシフトが楽しい一冊でした。サクサク読めるしスピード感もあるので、元気をもらいたいときにピッタリな作品だと思います。

4

笑いと、シリアスさと、恋心と。

作家買い。
コミカルさと、ほんのり漂う切なさと、そしてエロと。非常に小林先生らしい一冊でした。攻めさん視点で進むストーリーです。




主人公は匠馬。
彼にはほぼ生まれた時から時を共に過ごしてきた幼馴染がいる。
薫だ。

ごく普通の一般家庭の匠馬とは異なり、薫は由緒正しい大財閥・九石家の嫡男。出自が全く異なる。しかも、匠馬の両親は九石家で働いている使用人。本来なら、幼馴染にはなりえない家庭環境だった。

が、薫の両親は良家ならではの鷹揚さを持ち合わせていたことと、それに加え子ども時代に二人が巻き込まれたとある事件から、九石家の嫡男である薫を守る意味もあって、そして薫自身の希望もあって、匠馬は薫とともに長い時間を一緒に過ごしてきた。

が、匠馬が薫に恋をしていると自覚したことで二人は少しずつ距離が離れていきー?

というお話。

よくあるお話、といえばよくあるお話ですが、そこに小林さんらしいエッセンスが加わることで独特な世界観を持つ作品に仕上がっています。

読んでいてですね、読者には二人が両片思いだというのは透けて見えてくるわけですよ。なのですれ違っていく二人にジレジレしてしまう。二人ともいい子だけに幸せになっておくれ、と願いつつ読み進めるわけですが。

2人がくっつく、というかお互いの想いをぶつけ合うシーンがめっちゃ良い。
薫ちゃんがですね、いい味出してるんですね。ガッツがある、というか、浮世離れしてる?っていうか。蝶よ花よと育てられた薫の破天荒ぶりが笑えるやら可愛いやら。小林先生節がさく裂してます。

匠馬は子どもの時から男前。
見た目もですが、その中身が。薫がずっと思い続けていたのも納得のナイスガイで、こういう攻めさんがお好きな方は多そうです。

シリアスになりそう…、でならないですし、所々でぶっこまれている小林先生のコミカルさにも笑いを誘われ、さっくり読める、そんな1冊。

やっぱり小林先生、好きだなー、としみじみ感じました。
ほのぼのと、恋の切なさと、笑いと。それらが上手にミックスされた良作。
今巻も大変面白く読ませていただきました。

6

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