ファナティクス

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ファナティクス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神27
  • 萌×24
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
12
得点
164
評価数
36
平均
4.6 / 5
神率
75%
著者
冬雅ミツキ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784863499584

あらすじ

舞台は一九六〇年代アメリカ。
新米のティモシー・ネス刑事は迷宮入り事件の捜査中に山中の教会にたどり着いた。
教会の奥から現れたミステリアスな神父に惹かれ、やがて狂おしいまでの官能の日々を
過ごすことになる…。

表題作ファナティクス

ティモシー・ネス、新米刑事、警察長官の息子
セオドア、神父

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下漫画

レビュー投稿数12

ふたりの世界を邪魔する者はいない

正直、ストーリー的にシリアス度が後半にいくにつれて下がってきてあれっ?と感じる所もありました。
でも色々な制約がある中これだけの独創性のあるお話をデビュー作品として発表された冬雅先生の才能に感服しています。

100%完璧にスッキリな結末ではない感じが海外ドラマっぽくて好みです。
出会うべくして出会ったふたり、運命ですよね!
毒親に育てられた2人が巡り会ったことで、トラウマやしがらみを捨て変わっていくのがロマンティックでした。
特にティモシーが自ら行動を起こし状況を変えていくことに感動しました。

セオドア、ティモシーが心が満たされどんどんセクシーな男性にルックスも含めて変わっていく点も素敵です。

2

百合の香りがしそうな耽美な世界

耽美な世界とアメリカの刑事ドラマが交差しているオリジナリティあふれる世界観が新鮮でした!絵も美しいのに、華奢ではなく肉体美あふれる男性の筋肉がたまりません。ストーリーはいい意味で裏切られました!途中どうなるのかハラハラしていたので。色々キャラが出てきていたのでもう少し世界が広がるかなーと思っていましたが、終わりはいたってシンプルで、かえってそれがよかったです。雄っぽいBLが好きな方にオススメですよ!

2

大人版、出ましたーーー‼やったーヾ(〃∀〃)ノ

Fanatics…「熱狂的なファン」という意味らしい
もはやそれはこの作品と先生への私…♡
とにかくずーーーっと読みたくて読みたくて…(>ω<)

基本は作家さまのSNSは頻繁に拝見しないようにしているのですが今回ばかりはちょこちょこと先生の元を訪ねてしまいました
そしてそんな日々を送った事で作品自体のレビューの前にどうしても書いておきたいなぁ~と思った事が出来ました!絶対レビューを書く時にはこの事を書こう!って決めていましたので書きます♪書かせて下さい!!

それは冬雅先生のお人柄の素晴らしさを知ってしまった!という事なんです(〃∇〃)
今回の一連の発売に際しても積極的に動いて下さったり、本来出版社がしても良さそうな電子サイトへの確認作業も労力を惜しまずファンの声に応えて下さろうとする姿勢などをSNSでのやり取りを通し拝見して触れてしまい、、、もぉ、そのお人柄に惚れてしまいました……!絶対ずっと応援する!と心に誓わずにはいられませんでした(`・ω・´)ゞ‼

そんな先生の大事にされて来たコミックス!
紆余曲折を経てやっと読めます!し・か・も・・・大人版を…♡
ありがたいありがたい‼

しかも紙本の特典ペーパーも付けて下さって、更にR18用の描き下ろしもご用意下さっています٩(๑´3`๑)۶
ファンサがエグイっす。。。‼

このテンションからどうやって本編レビューに移っていいのか自分でも今迷子なのですが、、、wこの先生の素晴らしさは是非知って欲しくって。。。
作品と作家さまは別物、という考えも持ち合わせているのですが同時にこんな先生の作品なら応援したい!というのもあって。。。今回は後者が多分に漏れ…溢れ出てしまった次第です


…そろそろ本気で作品レビューを書きたいと思います!
そうですねぇ~
少々粗削りな所は無きにしも非ずではありました
でも、この粗削りな所が余韻、余白となり読了後も2人に心を捕らわれる甘い幸せに浸らせてくれるかのようです

作品の雰囲気はとても世界観が確立されていて惹き込まれます
重厚なアメドラ(LOW&ORDERやクリミナルマインド、メンタリストとかを自然と久々に思い出しました)と欧州映画のテイストを感じさせるような独特な空気感が漂っているように感じますし1960年代という時代背景の妙も相まって「ファナティクス」の世界を唯一無二に仕立て上げているのも受け入れやすさを助長している気がします

互いが互いを強く求め惹かれ合う、、、そして我が物としてだけ独占していたいしされたい、、、この2人は間違いなく共依存だけれど同時にこの関係があるからこそセオドアは終止符を打てたし、ティモシーも自分の人生を歩み始められた訳なので必要な依存なのだろうと思えるし、幸せにしか見えない…
とてもドラマティックだしロマンティックでもあると思います

ただこの辺の解釈や受け取り方は設定が設定なだけに誰もが好きか?というのは難しさがあるかな~?とも思います
というかデビュー作でこの方向で作品を仕上げていく先生の感性がめちゃくちゃ私は好き!!
お人柄関係なくても多分フィーリングですごく惹かれたと思います!!

濡れ場もこの流れなのですごく官能的な妖艶さがあります
攻めの一人称が「僕」な健気で男前なタイプのお坊ちゃま
そして受けの一人称は「私」でケツ抱き系のしっとりミステリアスな神父さま
しかも攻めも刑事として均整の取れた体をしてますが受けの神父さまの方がガタイはでかく筋肉もしっかりめという何かこの2人の微妙なアンバランスささえも背徳の薫りを醸します
何でなのか、何がそうさせるのか、はハッキリとは分からないのですが、、、もぉこれは自分のフィーリングに合っている!としか言えません←語彙力放棄ですねw

作中、時間の経過で2人の表情が大分変化します
特にティモシーの男としての成長は目を見張ります!
だけど2人共なぜかずっと敬語、、、それでも甘やかさが伝わる
この辺もとても見所で後半、めちゃ好きです!!

上手く説明出来ませんし、誰もが楽しめるか?は難しいのも多少あります…なので絶対おススメです!とは言い切れませんが「読んでみて欲しい…!」とは心から強く思える作品なのは確かです!!
もぉ上手く説明出来ないのに書きたい事が止まらないのでこの辺で…
結局シンプルですが、、、
良かったら、是非…!


修正|ありがとう大人仕様♡リアルめオチソで白短冊、anlも少なめ薄っすら修正です(そんなにオチソに比べたら強調描写ではないですが…神父さまの自らのほぐし描写は必見///)待って良かった!大満足ーーー♡(シーモア)

6

応援したい気持ちもある。。


この先の話に期待が膨らんでくるような
美しい絵。耽美な世界観
シリアルキラーの受

面白そうな設定が盛り沢山で
とっても良かったです。

ただ、ストーリーや演出面のところにいくと
早急な話の展開や時代考証したくなるような演出が気になりました。
やっぱり、メインは気持ちの揺れが
どう描かれるかなので
そこに物足りなさを感じるのは残念です。

ただ、オリジナリティは素晴らしいので
これからも応援したいなと思います。

辛口になってすみません。

0

No Title

評判が良いようなので購入してみました。
まあなんとも不思議なコミックスで星の評価がとても難しい…
絵が丁寧で綺麗だしエロティックなシーンもちゃんと描いて下さるしでこれからが期待出来る作家様です。

あとこれはワザとなのか?天然なのか?
アメリカの浴槽外で風呂桶や木製?の椅子があってお背中流しましょって…
神父が作ってくれるディナーがすんごくファミレスぽいとか、
ネスと婚約者のリングセットがすんごく◯°Cっぽいとか、
こういう実際のアメリカ60年代にはなかったであろうものについてはツッコミ待ちなのか。
重箱の隅をつつく読者ですみません。

でもたいへん愛すべき作品で次回作も楽しみにしています。

3

美しい…その一言

ヨーロッパ映画の陰鬱な美しさ…と先生がおっしゃるとおり、「美しく…甘美、そして純愛」
サスペンス要素もページをめくるたびにどんどんストーリーに引き込まれるひとつ。
久々にうわーっという言葉と共に読んでよかったと思う一冊にあいました!

9

良かったです

表紙買いしました。
絵がとても綺麗です。
細部も細かい…一コマ一コマじっくり見ながら読み進めました。

セオドアの美しさにクラクラしますね…。

救いがあるのか、ないのか…最終的に2人がどうなってしまうのか…とビクビクしながら読みました。
が!
想像以上に2人が幸せそうで良かった。

セオドアの刑は…出られるの?出られたとしてネスと一緒に暮らしたり出来るの?…等の心配はもう置いといて…死が2人を分つまで。
と言った感じでしょうか。

このような内容のお話だと1冊にまとめるのは難しそう…上下巻でセオドアの過去や2人の感情の流れ等もう少しゆったりの方が良かったなぁ…と思いました。
仕方のない事ですが…少しもったいない感じがしました。

5

デビューコミックスおめでとうございます!

刑事×とある秘密を抱えた神父様、体格差エロティックサスペンスBL。

背の高いほうが受けですよ!!!(念を押す)

絵もお話も綺麗だった。
ネタバレになってしまうのでアレコレ言えないのですが、お耽美系好きな方は絶対好きと思うし、二人が幸せであればそれで良きって展開は、ちょっとメリバに近い結末でもあるのかなあ、、、

最後、穏やかな表情になっていた神父様がとても美しかったし、ネスの心から満ち足りた表情もとてもよかったです。

周囲から見たら眉をひそめられそうな関係であっても、2人は今幸せなんだねって思うととても胸アツになるそんなステキBLに思えました。

ただ、ページ数の関係などで駆け足感が否めなかったので、そこがちょっと残念でした。
せっかく絵もお話もステキなので、もっとじっくり読みたかった…

次のお話も楽しみにしております!


3

絵柄もストーリーも最高でした!!

わたし言語力なさすぎて他の方みたいに上手くは言えないけど…まるで一本の映画のようで、本当に素晴らしい~!!と驚きながら最後まで読みました。一本の映画を見たような感覚でした。Hシーンも美しかったし、何よりこの作家先生の絵柄めちゃくちゃ綺麗で、美麗な作画に感嘆しました。先生の次期作も今から楽しみです!!

9

白百合が薫る彼

こちらが作家さんのデビューコミックスだそうです。
まずなんと言っても画力が素晴らしいです。細部に渡るまで美しいんですよ。美麗な絵柄に惹かれました。
カバーのカラーイラストよりも本編の方が耽美な印象です。

時は1960年代アメリカ。とある郡部で迷宮入りかと思われていた連続失踪事件を追うことになったのは、新米刑事のティモシー。
雪が降りしきる悪天候。現れたのは古びた教会。
捜査中に立ち寄ったその教会には美しい神父がいて…と、事件の謎を追いかけながら美貌の神父・セオドアに魅了され、惑わされていく官能ミステリーといったところでしょうか。

本来は男性に使う言葉ではありませんが、妖艶という言葉がぴったりなセオドア。
百合の香りがひろがる教会に立ち入ってしまったが最後、蠱惑的な彼の姿にすっかり夢中にされてしまうのです。しかし、どうにも危険な美しさとでも言いますか…なんだか親密になってはいけない予感がするんですよね。
出逢ってまだたった数日だというのに、物腰が穏やかで聞き上手なセオドアにどんどんのめり込んでいくティモシーにハラハラし、思わず危険信号を送りたくなってしまいます。
事件との繋がり部分が面白かった作品です。

教会にたちこめる白百合の香りですが、一説によると不安や緊張ほぐしてリラックスさせる効果や抗うつ効果もあるそうで。
心身共に安らげる香りの中で美しく優しげなセオドアと接していたら…これは安心して心を開いてしまうかもしれませんね。
白百合が咲き乱れる教会で繰り広げられる、2人だけの生活の耽美さと危うさにぜひ溺れてみてください。
次回作も読んでみたいです。

気になる点としては、魅惑の神父相手には仕方がなかったのかもしれませんが、ティモシーがセオドアに魅了されるまでの流れがやや早く感じ、展開はすごく面白いのだけれど恋愛面に関してはちょっぴり駆け足で置いてけぼりになりそうになりました。ティモシーの選択は好みだったのですが。
時代設定もとてもおいしいと思いますし、何より画力が素晴らしいので、もう少しこの辺りが生かされていたのならと惜しい。もっと60年代っぽさも見てみたかったです。
それから、風呂場で背中を流すのくだりは海外なのに?と、やや疑問がわきました。

1

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