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「ベッドの上でドロドロに愛してあげる」
suteneko tachi no tōchika
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
さっつ先生の作品が本当に大好きです。
今までの作品とはテイストが異なりますが、さっつ先生の新境地、才能のすごさを改めて実感出来る、そんな作品でした。
あとがきの先生の書かれる文字がとても綺麗で最後までいつも楽しみに読んでいます!
もっともっと評価されてほしい作品です。
スキャンダルを起こして芸能界を追放された俳優隼人、行くあてもなく彷徨っていたところプロデューサー佐波に拾われて彼の猫として暮らすことに…
以前先生が描かれた作品のスピンオフになりますが、元の話を読んでいなくてもこれはこれで完結したお話になっています(読んでると深まるけど)
隼人はドラッグ、レイプと罪を犯しているので普通の形で幸せになるのは難しいです。
先生も言われていましたが、物語といえどそのあたりはちゃんとしていて、彼らなりのその先の幸せを見つけるまでのストーリーになっています。
ハッピーエンドではあるけれど、抱えているものはそのままに…ファンタジーになり過ぎていなくて私は好きな結末でした。
2人は幸せそうだし!
途中罪を犯しているわけだからしんどい展開もありますが、隼人は佐波さんに出会えて本当によかったなー!
先生の描くエッチなシーンもとても好きです。
出てくる猫ちゃんにも癒やされますよー!
罪を犯して芸能界を追放された隼人と、
テレビ局の敏腕プロデューサー・佐波の物語。
冤罪とか誤解ではなく、しっかり罪を犯している主人公というのはなかなか珍しく、それだけに重い始まりになっています。
どこにも行く場所がない隼人。
そんな隼人に声を掛け、自宅へと連れて行くのが佐波です。しかしその実態は『美人な野良猫を飼ってみたい』という願望で…。
次第に佐波に依存していく隼人。
ハピエンなのかな?メリバなのかな?突然佐波の手酷い裏切りがあるのでは?と、どういう結末を迎えるのかハラハラしながら読みました(^_^;)
犯した罪は消すことが出来ず、
それはどこまでもついて回る。
どこにいても誰かに知られるんじゃないか?また軽蔑の目で見られるんじゃないか…そんな気持ちを抱えながら生きていく隼人の姿が描かれています。
知らなかったんですが、本作は『オレを守ると誓ってよ』のスピンオフだそうで、隼人が罪を犯したお相手の物語が先に出ているようです。
スピン元を知らず本作を読んでも問題なく読めましたが、スピン元から読んだ方がより分かりやすいような気がします☆
最近読み始めた作家さん。まだ全ての過去作を追えていないところでの最新刊を読んだのですが、どうやらまだ読んでなかった作品のスピンオフだったようです。が、読んでなくても特に問題なし。
…ではあったんですが、作品として、うーん、何処か中途半端なのかなあ。
犯した罪を後悔していて彷徨っていたところ、旧知の人に拾われる。もちろんただ住まわせてもらうだけじゃなくてー、という流れではありますが。
どうせ行く場所なんてないんだからと主人公の彼は受け入れざるを得ない。が、別に酷くされる訳ではない、寧ろ快感に落とされて甘やかされてグズグズにされてるくらいなのでサドはサドでも毛色が違う。暗いトーンではあるんですが、酷さがないのと猫とで穏やかな雰囲気なんですよね。
主人公の彼も、クスリをやってたというのがあったけど、しなくなった(軟禁状態になり手に入らないし)中で、全然禁断症状みたいなのもないし…。
こっちが2人の距離感がどんな状態になっているのかがまだ掴めないうちに、何かあっという間に1年経ってたりするし…。
何かねー、中途半端な感じなんですよね…。
今まで読んできた分の木田先生のお話って、きちんとお話を組み立てていらっしゃった感じがするので、それらに比べて、何で今回こんな?と感じるというか…うーん。
▶︎オレを守ると誓ってよ
▶︎オレを守ると誓ってよ more!
ではヒール役だった佐波さんと隼人の二人。
果たして、悪役二人に救いはあるのか…?と言う事で、スピンオフ作品です。
一応こちら単体でも読めますが、個人的にはスピン元も読んだ方が深掘りできてお勧めです。
「俺を守ると〜」では、非常に尖っていて〝THE・悪役〟だった隼人。
カナン(スピン元の主人公)への未練タラタラな隼人は、モーゼ(スピン元の攻)に対して「カナンの処女、俺が奪ってごめんね」なんて煽りまくり、全く反省の色無し!でしたが、その裏ではボロボロの精神状態で佐波さんの〝ペット〟として飼われていたとは……
あの強気な隼人は何処へ!?と思うほど、今作では精神的に弱りきっていて痛々しい主人公でした。
カナンに執着する余り、許し難い強行に及んだ隼人。
人気が落ち始めて不安な時に、カナンからセフレを持ちかけられたのが、隼人にとっての拠り所になっていたのかな……
そんなカナンは〝好きな人の1番になれない〟から偶々近くにいた隼人に声を掛けただけだったと言う…
隼人の犯した罪は決して許されるものではありませんが、お互いに利用し合う関係だったカナンがモーゼと出会った事で満たされていき、一人取り残されてしまった隼人の気持ちを考えると、少し同情してしまう。
そんな隼人救済のスピンオフ。
しかし、そんな簡単に救いなんてある筈もなく……
自分の犯した罪の重さ、失ったものの多さに気づき、いくら後悔しても今更どうしようもない…。
そんな中でも、少しづつ前を向き一歩踏み出した矢先、またしても全てを失ってしまう。
隼人の報われなさに胸が痛みますが、全て因果応報、自業自得なんですよね……
一方、「面白ければ何でも良い」視聴率が取れるなら、炎上大歓迎!なTVマン・佐波さん。
それ故に、芸能人のスキャンダルや事件をエンタメとして消費し、人の痛みに気づかないフリをする人物でした。
損得勘定で動く、TVマン故のエゴイスト。必要ない人間は容赦なく切ってきた佐波さんですが、彼も本心ではずっと孤独に喘いでいたんだな…と。
孤独な二人が出会い、〝飼い主と飼い猫〟の歪な関係ながらも、穏やかな日々に少しづつ癒されていく……
犯した過去は消える事はなく、これからも不安と罪を背負いながら生きていくので不穏さは漂っていますが、孤独ではなく一緒に背負ってくれる人がいる。
〝お互いの拠り所を見つけた〟と言う点では、ハッピーエンドだと感じました。
木田先生作品の中でも異色で暗いお話。
少し不穏な空気は残しつつ、それでも前に進もうと寄り添う二人に、不思議と読後感は爽やか。
攻撃から身を隠すための拠点〝トーチカ〟を見つけた二人が、これからは穏やかに過ごせる事を祈って……
個人的には、こちらのスピンオフの方が好きでした!
▶︎紙書籍/白抜き
作者様買いした今作、木田先生にしては珍しく1冊通してダークトーンなイメージの1冊。
ドラッグに手を出し性犯罪を犯してしまった元俳優がさらに堕ちていきそうなところに現れたやり手プロデューサーの佐波に拾われ彼の猫として生きていくことになり…
メリバの定義が曖昧なので微妙なのですが、個人的にはこれは一種のメリバなのではないかという印象でした。
犯罪を犯してしまった隼人と順風満帆に見えても捨て猫に分類された佐波、周りの目や喧騒から逃れ2人寄り添って掴んだ幸せは一見とても幸せそうに見えました。
でも芸能人だから必要以上に騒ぎ立てられた、だけでは片付けられないような人を巻き込んだ犯罪を犯した隼人を真綿に包むように大切にしてあげるのが果たして正解なのかと考えるとうーん、、としてしまう。よく犯罪犯したがゆえに愛する人と離れるお話を読みますが、読むたびにもう逃げちゃえよと思ってましたが本当に逃げてしまうとそれはそれでもやっとするんだなという気づきでした。(執行猶予だったし法的にはクリアしてるのかもしれませんがその辺の描写も曖昧だってので…)
これは賛否も好き嫌いも分かれる作品なのではないかなぁと幸せそうな2人に満足しつつもどこかもや、が残る読後でした。
木田さっつ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのがとても楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
しんみり 2
エロ 2
猫 2
な感じだと思います。
プロデューサーの佐波さん×元俳優の隼人さんのカプです。まず、木田先生の作品を読むのは初めてなので、読んでいる途中で「あ、これスピンオフ作品だ」と気付きました。なので、あとがきで書いていましたが、この作品だけでも読める内容にはなっています。ですが、スピンオフ前の作品を読んでいない為なのか、キャラクターへの感情移入が難しかったです。
ドラッグをやって、元々セフレだった男性アイドルをレイプした俳優の隼人さん。スピンオフ前の作品では当て馬ポジションだった隼人さんなので、罪を犯した経緯が分からず、可哀想だと同情することも出来ず、罪を犯した嫌な奴とも判断し切れなかったです。
それと今作の帯に書いていたのですが「笑顔でドSな敏腕プロデューサー」とカテゴライズされている佐波さんですが、ドS描写は無かったかなと思いました。敏腕プロデューサーとして番組を盛り上げる為に演者を切り捨てる辛辣さはありましたが、BL要素でのSっ気はあまり読み取れなかったです。
物語の展開も、気が付いたら1年経ってて、いつの間に!?と驚きましたし、根幹に「罪を犯した」ことが描かれている割にはあまりシリアスでも仄暗くもなくて、個人的にはもう少しダークでディープな雰囲気が読みたかったです。
完全に今作を先に読むべきではなかったかな…。スピンオフ前の作品を読んでいたら評価が変わっていたのかな…。これに関しては自分の落ち度ですね。
猫のシロちゃんが登場する度に可愛くて癒されて、描き下ろしの長生きの話は、ほんのり共依存で個人的に萌えましたので、読んでみては如何ですか。
楽しみにしてたのに、残念…
まずね、物語の雰囲気とテンポがぐちゃぐちゃ。
ダークな設定のわりに違和感とか恐怖を感じる場面が全くなくて、
逆にびっくりするほど平凡でした。
そんな調子であっという間に一年が経つしさぁ。
「えっ!? もう⁇」ってなる。
二人はそれでOKかもしれないけど、こっちは1ページだぞ!1ページ!
気持ちが追いつかんわ (〃>Д<)
はてなマークだらけの展開もありました。
佐波が隼人に分からせるためにアイドルくんを家に招待してたけど、
あれ、結局どうなったの?すべてオフスクリーンってこと?
"HAYA事件" のくだりも都合良すぎたし― ってか あの同級生、何者w
ここまではギリ「萌」だったんですけど、
後半で隼人が発した言葉が嫌だったので下げました。
あの「レ〇プってこんなに怖かったんだ」ってセリフ…
んん~ 伝えたいことは分かるよ。
でもなんかこう、カチンとくるよねw
絵柄は素敵でした。
ドS攻めに堕ちるところまで堕とされてしまう受けの話、なのだと思っていたのですよ。
精神的に痛いのは好きだけどな。
身体的に痛いのは苦手だな。
でも、試し読みで興味持っちゃったもんなー、ハッピーエンドでありますように…と手に取りました。
ん?
違う。
これ、思ってたのと違う。
受け(隼人)は、万死に値するレベルで悪いヤツなんです。
ひどいことやっちゃってます。
攻めのメガネ(佐波)は、その受けを上回る悪いヤツだと思ってました。
なのに鬼畜メガネ攻めかと思ったら、それは雰囲気だけで、こちらの作品には、受けを溺愛し甘やかす攻めがいました。
ほら、もう鬼畜攻めのつもりで読み始めているので。
その心積りでいますよね。
私のおクチは、もう「ソレ」待ちです。
でもね、スイーツのつもりで食べたら、お刺身だった、みたいな。
いや、いい例え出てこないな、すみません。
きっと作者さんは、私のように汚れた心の持ち主じゃないんですよ。
堕ちそうで堕ちない受けを「チッ」と舌打ちしながら読んじゃってゴメンなさい。
思いっきりネタバレですが、最後はほのぼのと「良かったねー」となるので、私のように「大丈夫かな」と不安に思っている方がいらっしゃったら、ご安心を。
スピンオフらしいですが、それと知らずに読みました。
スピン元未読でも、全く問題ありませんでした。
毎度な私事ですが 洞窟とか軍事要塞とか ああいったうす暗くて湿っぽい場所をみつけるとつい足を踏み入れたくなります
今となってはどこも観光地化されているので気軽にいけちゃう場所ではあるんですけど
尻の穴がムズムズするあの感じがすきなんですよ
って なんの話してるんだって話なんだけど
タイトルが軍事要塞を思わせるものだったので ついね
あぁ 万が一軍事要塞にいかれるときはガイドツアーに申し込むのをおすすめします
なんたって 個人では入れない弾薬庫とか兵舎なんかを案内してくれるし 実弾の痕とか細かに ってどーでもいいね これ
世間から疎まれ向けられる銃口にコンクリートで固められた城塞に身を隠す
この時点でタイトル回収してるようで 出だし数ページで終わったわ あたしw
てか この城塞がどこにあって そこに空けられた銃眼(見張りのための小さな窓)が誰を見張り何を撃ち抜くために使われるのか ってところの面白さを読ませにくるんだと思ってたんだけど ぜんッぜん違ったんだよね
とにかくいろんなものがあまいし 甘いッ!
すべてを捨てて逃げたはずの先で築いたものをすべて失った喪失感も
囲われる悲壮感も 隔離される惨めさもあまければ
奪われる自由に その仕置きでさえ甘すぎるんじゃいッ!
あらすじにある ドS男なんてどこにもいなかったしな
んんん
執着があるようでなくて 依存すらもあるようでいてないような
ただただ「飼い猫」と呼ぶ愛しいものを甘やかすだけのお話なんだよな
閉じ込められたソコに 傷つき傷つけられる がまったくない
むしろ傷つけ傷ついたものを癒し癒され
Σ トーチカじゃなくサナトリウムじゃねぇかよッ!
いやまぁ なんだかんだ流れ弾にあたって痛手を負う辺りからは読みたかった方向の話になってきて読みごたえはでてきたんだけど 如何せんエンジンかかるのは遅いし 佐波って男の独りよがりと自己満足だけが空回りしてるようで ふたりの中に築きあげた『トーチカ』の哀れさがイマイチ読みきれなかったのと
最愛のモノを手にし刹那の快楽に酔うのはいいのだけれど 救済の話にしたかったのか 逃避行の話にしたかったのか
正直 あとがきにくるまでスピンオフだとは気づかず
単体でも十分なお話ではあるんだけど 個人的に面白味がいまいちわからなかったんだな
んーん 初めましての作家さまだったし ちょっと読み方が違いすぎちゃったんだろな あたし ← ちょ 初めましてじゃないよ アレ読んでんじゃんアレ オイッ