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ryouen to akujiki
今作は、こん炉先生の作品で一番読みやすくて人気が出そうなそうな作品になっています。
今までの作品の独特な(いい意味での)アクの強さもちゃんと残りつつ、クスッと笑えるラブコメになっています。
同性婚が正式に認められた世界観の中で、攻めと受けそれぞれの思惑の中で1年間のお試し婚をするお話です。
最初から読者には受けの一木だけじゃなく攻めの小田島も好意を寄せていると分かります。でも自分に自信のない卑屈な一木には、小田島は完璧な男に見え、不毛な恋だと思っています。それでも小田島の計算し尽くされた執着と腹黒さに一木はどんどんとペースに呑まれていきます。
そのふたりのすれ違い、勘違い、初心な反応、腹黒を隠すキラキラ感をこん炉先生らしく楽しく読ませます!
時々見せる一木の無自覚デレや小田島の焦った顔が相手をドキドキさせたり、「もしかして俺のこと好きなのかも」と思わせたり、効果的に描かれていました。
そのままうまくまとまるのかと思ったら… 一木の勘違いで一緒に住んでいる家を飛び出し、ふたりは離れ離れに。
もちろん小田島は追いかけて、あっという間につかまります。だって執着攻めですからね!
再会したふたりの告白もその後のドタバタもひっくるめて、めちゃくちゃよかったです。
最後に英語のタイトル「スイート・トラップ」と「ビター・ラブ」を見て、納得のエンディングでした。
ぜひ読んでください!おススメです!
受けの一木くんが日本ヲタ代表(めちゃ卑屈)でネガティブで卑屈なんだけど恋をしてあたふたして勘違いしてあたふたしてめちゃくちゃかわいい…お母さんに頼み込まれて行ったお見合いに推しが!という、んなばかなストーリーと思いきやその裏にこのイケメン攻めの策略が巡らされていて。。とにかく最後まで攻めの尉くんが考えていることがさっぱり分からずどゆこと?どゆこと?何だけどこの人まじかっこいい。。そして同棲(仮?)の生活の甘いこと、甘いこと。受けのタジタジがまたかわいい。一木くんに何度もがんばれ、がんばれ、分かる〜的な共感をしました。
最後はとてもロマンチックでなるほど〜でした。ヲタ受け好きな人は絶対好きだと思う!
小田島×奈緒也
「超執着系スパダリ攻×無自覚愛され卑屈受の偏愛シーソーゲーム」
まさしくこの話の全て!
無自覚愛され卑屈受けが、
自分をどう評価しているのか、
胸がキュンと痛むほど!
完璧スパダリ攻めの
独特な執着と愛情注入の加減が、
完全に萌えポイント!
もちろん、
こん炉先生の絵はユニークで、
めっちゃ面白いし、熱があってたまらない!
同性婚が社会の当たり前になった時代背景で、
奈緒也は失敗ばかりの婚活生活に苦しんでいて、
それに対して、
同僚の小田島は全然違って、
なんていうか・・・完璧すぎて眩しいくらいのイケメン。
それで、奈緒也が彼にずっと片想いをしている。
そしてなんとーー
見合いの相手がなんとーー小田島!
小田島が奈緒也と結婚を真剣に考えている。
違う世界に生きる2人が結婚という形で急接近!?
それから2人は一年間同居する生活が始まって、
ハラハラドキドキさせられる展開には息を呑む。
気の弱い奈緒也の驚きと、
気の強い小田島の冷静さの対比が、
小田島が動けば、奈緒也も動く。
その連鎖反応が読んでいて楽しい。
奈緒也は、
小田島のことを好きだけど、
自信がなくて、意気地なしで・・・
どれだけ自虐的!?
でも、自分のことをどれだけ低く見ていても、
その純粋さが感じられて、
それでも恋する乙女心そのもの?
そんな奈緒也が、
自分の感情のブレーキをかけても、
どんどん効かなくなるところが見どころだね。
実は愛されたいという
奥底にある欲求がひしひしと伝わってくる。
最後に正直になって、
小田島の愛を受け入れるのが最高!
小田島は、
完璧な外見とは裏腹に、
実はずっと前から一途に奈緒也のことを想っている。
奈緒也に対して風変わりな情熱がスパイス!
結婚が視野に入っているから、
キスもエッチもちゃんと試し(?)まくって、
お互いに大好きなに・・・
その事実にニヤニヤが止まらないよ〜
で、で、で、最後に、
愛の育みが報われて、
熱い超絶甘〜いエッチも…もう、絶対見逃せない!
奈緒也が小田島への恋心と、
自己否定の狭間で揺れ動く気持ち、
小田島の謎めいた妙味な愛情表現と、
一途な執着心がぶつかり合って、
まさに痛快な胸キュンシーンがいっぱい!
2人が無事に心の葛藤と誤解(悪食)を乗り越えて、
ほろ苦さが甘さに変わる瞬間の、
これ以上ないほどのラブラブ感(良縁)に
うっとりして心が温まりました!
ちょいちょい嘘くさい顔、悪そうな顔で何をたくらんでいるの〜?!っていう攻めでした。
しかもこれ、最後までそこここのシーンで何を思っていたか明かされないんです。妄想が捗るぜ‥
しかし妄想なだけでもないような気がする不思議。
何度も読み返し読み返し、そうするとだんだん攻めが何を考え、企てていたのかわかってきます。スルメのような作品!!
よほどでないとあまり読み返す習慣のない人間なので余計こちらの作品のこういうところがお気に入りになりました。
間違いなく、神評価です。
誰かに大事にされてるって思えることが幸せなんだな!と感じられる作品です!ところどころに散りばめられた笑いの要素も加減が絶妙で、とにかく読んでいて楽しいです。お顔の表情もコミカルで、これもまた見ていて引き込まれる要素でした。自分に自信がない主人公の気持ちや思考に共感できる部分も多々あって、不器用な生き方だからこそ、終盤に進むにつれて頼む!どうか幸せになってくれ!と願わずにはいられません。やっぱりハッピーエンドが最高です!
卑屈な奈緒也さん、だがそれがいい!!!!!
小田島さんの素敵な罠に引っかかってくれてありがとうございます!!!!
一喜一憂する奈緒也さん、めちゃくちゃ可愛くて最高です。心の中の声が毎度オタク全開で、あれ?私かな?って思います(笑)
わ〜、あまあまの溺愛!
読後、幸福感に包まれます・:*+.
攻めキャラの属性に執着とありますが、執着というより本当に「溺愛」ですね。溺愛攻め大好きなので感謝感激でした。
終盤の「おはようございます 好きです」「卵は目玉焼き?スクランブル?ー好き」「了解 好きですよ」って朝から顔中にキスしながら畳み掛けてくるシーンがもうたまらなかった…✨
たしかに、結婚するために策略を練る理由としては「惹かれた理由」がちょっと弱い…かもしれない。
でも、それを差し引いても攻めの溺愛っぷり・受けの拗らせ一木君の満たされっぷりが半端なく、心が満たされました◎
病的な執着攻めも好きなんですが、こんなふうに目一杯甘やかして蕩けさせてくれるスパダリ攻めも、やっぱり大好きだ〜〜
いつもお世話になっております。
あまりに尊い至高の陰キャ受けを堪能させて頂いたので
お礼を兼ねて僭越ながらレビュー書かせて頂いております。
失礼ながら、こん炉先生お初だったのですが、
美しい作画で、すっきりしたキレイな画面の中にふっと入ってくるあの
独特な自虐&ギャグ感のあるシュールなコマ、最高ですね。
おかげで陰キャでちょっと鬱陶しい卑屈な奈緒也くんを
応援し、愛すことができました…。
陰キャオタクにありがちな拗らせたぶっきらぼうさや、
思い込みが激しくて暴走しちゃう感じ、イイですね…。
適度な気持ち悪さもイイです…。神経質そうなビジュ花丸です…。
それをココロから面白がりつつ溺愛している攻めの尉くん、
顔が良…。良すぎますね。
爽やかイケメンなだけじゃないトコ、さらにイイです…。
ネタバレにはならないと思うのですが、
特典ページのおまけ漫画の2人
(ゲームしている4コマ)が異常に好きで笑
特典ページっていつもならサラっと読んで
フンフンほ~って思って終わりなのですが
こちらはなにか、ものすごーく良かったです。
何回も読んでニヨニヨしています。
ワタシはまたしても素晴らしい作品、
素晴らしい先生に出会ってしまったようです。
こん炉先生ありがとうございました。
他作品も貪り読ませて頂く所存です。
引き続きまして、何卒よろしくお願いいたします。
これ、1度目に読んだ時はすっごく懐疑的で、なんか裏ある、なんか裏ある、と疑いながら読んでました。
で、読み終わって「ナニコレ?」
で、だ〜い好きな一冊になりました!
だって。
こんなストロングなストーリー。大好きですよ!
陰キャで、婚活は全滅失敗、いじけて他人の幸せなんて祝えない、一木はそんな男。
ゲイではないけど社内のきらめき王子的な小田島にちょっとアコガレ。
ところが、なぜかその小田島から結婚を望まれて…
…と、そこから始まる疑問と恥じらいと嬉しさと、そしてやっぱり疑いと。
読者(私)も一木と一緒に「なんでここまで?」って戸惑うんだけど、小田島は甘くて甘くて、なんか本当に王子様みたい。
ところがやっぱり波乱はあるんですよ。
小田島が怪しい電話してるのを聞いてしまう一木。
やっぱり…と小田島から距離を置く一木。
私も一緒になって「やっぱり!」なんて思って読んでたけど。
なんと小田島の愛情は本物なんですよ。なんでか知らんけどとにかく本当に一途。
だから陰キャでオタクで疑い深くて臆病な一木は、そのままの自分で愛されてるんです。
良いわ〜…最高の読後感だわ…
正直、小田島が一木を好きになるきっかけは弱いと思います。でもこの際どーでもいい。このハッピーさ、これが全て。迷ったけど「神」でいっちゃおう。
同性婚が当たり前になった世界でのお話です。
受けのちょっと早口になっちゃうオタクっぷりがかわいいです。
ラストにスパダリ攻めの執着のきっかけが分かり
そこがいい意味でぞくっときます!
続編も読みたいな〜