オメガの隠しごとは、ホテルのなかで

omaga no kakushigoto ha, hotel no naka de

オメガの隠しごとは、ホテルのなかで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神12
  • 萌×213
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
135
評価数
35
平均
3.9 / 5
神率
34.3%
著者
紗良サアヤ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
モバイルメディアリサーチ
レーベル
caramelコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784909699879

あらすじ

「ずっと憧れていたひとと、エッチしてしまうなんて…」 発情期の症状が奇跡的に軽いことを幸いに、オメガであることを隠し、ホテル「オリオール」で働く椎奈。めざすのは、皆を笑顔にできるコンシェルジュ。そんなある日、アルファ中のアルファと噂される凄腕のチーフコンシェルジュ・東條がオリオールにやってきた。 ドキドキしながら東條の顔を見たとたん、 今まで経験したことのない激しいヒートが!! 快感と焦燥感でわけもわからないまま、東條に抱かれてしまって……!?

表題作オメガの隠しごとは、ホテルのなかで

チーフコンシェルジュ,αの中のα
ベルボーイ,Ω

その他の収録作品

  • 描き下ろし after story
  • 電子限定おまけ 狼αと赤ずきんΩ

レビュー投稿数6

ホテルが舞台の、甘く甘く蕩けるオメガバース物語

なんっっって幸せなオメガバース…!

書店に並んでいた最新2巻が気になり、まずは1巻を…と手に取ったこちら。
ホテルのコンシェルジュ×スパダリ溺愛年上攻め×健気に頑張る受け×再会…

と、大好きすぎる設定・要素てんこ盛り!こんなの、好きにならないわけがない。。

ということで、不憫すぎるもの・悲惨すぎるオメガバースが苦手な自分には
ドンピシャの、優しく暖かいオメガバースの物語でした。こういうお話、大好きです(*´˘`*)♡

幼い頃、とあるホテルに泊まっていた律(受け)。
両親にプレゼントとして渡そうと思っていた品物を転んで割ってしまい、
泣いていたところを素敵なコンシェルジュに助けられます。
(もう、この征司のしごできっぷり&新しい品物の渡し方が最高に”分かってる”感じで、
ときめきました✨)

それからずっとそのコンシェルジュ・征司への憧れを募らせ、
ついに同じホテルで働けるようになった(ベルボーイとして)…と思ったものの、
憧れのあの人はもうホテルを去っていてー

というところから始まる再会オメガバース。

夢野ためにΩであることを隠して就職し、夢のコンシェルジュを目指して
健気一途に頑張る受け・律がもう、心から応援したくなるキャラ!可愛くて大好きです。

そんな律のお相手となるα中のα、コンシェルジュの征司もまた、
絵に描いたようなスパダリだけど全く嫌味がなく、最高に紳士な男性。

ともすれば優しすぎるゆえに「ちょっと物足りない…」となりがちかと思うんですが、
律のヒートに当てられた時のえちさ、後半律への愛と独占欲ゆえに焦る様子など、
いろんな姿を見せてくれて、全然物足りなくなんてなーい!

穏やかな紳士が律のために焦り、懸命に愛を乞うー
いやもう、最高に萌えるシチュでした・:*+.

すわ当て馬か!?と思った顧客の青山さんも、一応当て馬ポジションではあるものの
律がΩだとバレた時の対応が、し、紳士〜…!!
「The・上流階級の男」という感じで、私はとても好きでした。。//
いやもちろん、律のお相手は征司さん一人だけなんですが!

当て馬キャラにも品があり、終始安心して読めるオメガバースだったなあ、と。

そんな優しさ穏やかさ溢れる内容なのに、意外とえちシーンが多いというギャップも
また、いい意味で予想を裏切られワクワク&嬉しくなる点でした。

綺麗な形で完結したな、という1巻ですが、最新の2巻では何か波乱展開が
あるのでしょうか…?気になる…!

ということで、2巻の方もじっくり読んで、攻めの優しい溺愛の海に浸りたいと思います。

痛くないオメガバース、優しい溺愛ものをお求めの方にぴったりの、
素敵なお仕事オメガバースの物語でした✨

0

オメガバース

βだと偽りベルボーイとして働いているΩの椎奈と椎奈の憧れであるコンシェルジュでαの東條のオメガバースなお話です。

椎奈がΩであることは東條にすぐにバレますが、東條は椎奈がΩだとバレないようにサポートし、発情期の相手もすると提案します。
同僚だからというだけでは説明がつかない高待遇ぶりが訝しく、何か裏があるのではと思いましたが東條はただの良い人だったので何も心配いりませんでした。

周りに椎奈がΩだとバレますが、東條の気転で解決し、二人が両想いだと分かって番になる王道のハッピーエンドで安心して読めました。

シーモアは白抜き修正でした。
とろとろになっちゃう椎奈が可愛かったです!
番になった東條が椎奈を抱き潰すところがもっと見たかったです…!

0

オメガの隠しごとは、ホテルのなかで

めちゃめちゃ甘々な作品でした。幸せしかないお話。オメガバ運命のつがいで、子供の頃からの憧れの人で、両片思い、当て馬もいますがとても人が良くて嫌な気分になる要素が全くないお話でした。読むと癒される一冊。絵もとても綺麗で、アルファのエリート感がすごく伝わってくるし、オメガも可愛くて一生懸命でキャラクターが素敵でした。続編も決まっているとの事、今の時点でアルファのお父様にも認められているし、これからの障壁になるのはなんなのかしら?これからの展開に期待です。

1

お顔が気になる

初読みの作家様
オメガバースはとりあえず買ってみるタイプです。

すみません、お顔がうるさくてお話に入れなかった。
お顔が濃い&眼力&眉に、美形なんだと初めは読めてたのですが、だんだんもたれてきて、、
お顔がうるさいだけなら好みだし、いいのですが、お顔と首から下のバランスもモヤモヤしてしまい。

お話はよくあるオメガバース。
発情期が軽めのΩが偽って就職し、運命の番に出会うシンデレラ(?)ストーリー。今作は幼い頃に助けられ、憧れ、背中追って就職した先の優秀な人がその相手。
2人きりになって、発情が促され、関係を持ってしまうところから始まります。

椎奈が東條を好きになったのは憧れと素の一面を見たからだとして、東條が惹かれた流れがよくわからなかった。
東條さんは軽く見えるし、Ωを隠すための行動としては安直ではと思うこともしばしば。皆が憧れるコンシェルジュなのにそうは見えなく残念。
Hはオメガバースらしく多めだし濃厚なので、オメガバースの急な発情とか巣作りとか見たい方にはいいのかもしれません。

オメガバースとしては、飽和状態の中でこれと言って特徴的なことはなく、絵柄とかお話、二人の関係性の好みによるのかと思います。

0

オメガバースの入門書にいいかもね

オメガバースの作品を何作品読んだかもう分からないくらい読みまくってます。新刊も既刊も読むのに追いつかない、えらいこっちゃです。

私がBLを読み始めてからオメガバースという世界があるんだと衝撃を受けましたが、今や普通に受け入れて読んでいます。独自の設定やオリジナリティ溢れるオメガバースもあり、読む度に新しい発見をここ最近では感じるようになりました。

さて、じゃあこの作品はどうなんだと言いますと…
私が今まで読んできたオメガバースの作品の中では王道路線ど真ん中です。オメガバースによく見られる、オメガ差別、発情からのセックス、スパダリアルファの溺愛…この3点がアクもクセも強くなく盛り込まれていました。(私体感です)


オメガバースってこんな世界だよ。ってオメガバースを知らない誰かに一冊、入門書的にすすめるならこの作品をすすめます。
オメガバースの嫌なところ(オメガ冷遇)がやんわりと表現されているのがそこまで不快な気持ちにならないし、そして良いところ(スパダリとハピエン)が、ドラマチックなシンデレラストーリー仕立て。流れがとてもスムーズです。

主人公の瀬奈と上司の東條の出会いは本当に偶然で、一見するとフェロモンテロを想起させる危なっかしいスタートではありますが、そこからあれよあれよと距離を詰め本能的な身体の繋がりを持つとともに、心の繋がりも強めていくオーソドックスな展開へと進んでいきます。それ加え、オメガバレのピンチに遭遇したり当て馬も登場するお約束まで登場。
至るところでオメガバースの基本のきを感じとれるベーシックな作品だな思いました。

王道には王道の良さがあるけど、反面物足りなさも感じてしまうところもあります。
ピンチはあれども、出会いからエンディングまでスムーズに事が運び過ぎて、いつの間にかエンディングを迎えていた感がありました。切ないシーンもありますが、切なさより幸福感の方が強いかな。ピンチがチャンスに変わり、全部が2人にとっていい方向に向かうウルトラハピエンストーリーでした。
そもそも嫌な人が存在しないので、そのことも読みやすさに繋がっていると思います。


もともと途中まで単話で追っかけていた作品で、残りは描き下ろしも含めて単行本で楽しみたいと発売を待っていました。
多幸感も読後感も◎。
アルファの東條がスマートでかっこよすぎて全くもって王子さま。非の打ち所がないアルファもオメガバースでは頼もしい存在ですね。


この作品はなんと続編が出るとか。どんな話になるんだろう。
2人のその後を楽しみにしています。

3

甘いホテルオメガバース

東條(α)×椎奈(Ω)


椎奈は、
Ωなのに発情期の症状が奇跡的に軽いから、
ホテルのベルボーイとしてバリバリ働いている。
頑張り屋さんでキュート!
恋愛に関してはまだ初心なんだから、
ずっと憧れていた、αの中のαの
東條の顔を見るだけで
激しいヒートが襲ってくるし、
近づくたびにドキドキがとまんないみたい。
そのあわあわした様子も可愛すぎて、
心の底から支えたいという
庇護欲がムクムク湧いちゃいます。

一方、東條は
スーパーカッコいいコンシェルジュで
優しくて完璧すぎてため息が出るくらい紳士。
椎奈の味方として絶対に頼れる存在。
読者も彼に惚れ惚れしまいそうです。
これまでいろんな人に理性的に接してきた
彼が椎奈と出会ってからは、
心の中に独占欲や執着心が芽生えてくる!?
本当にそんな微妙な変化も楽しくて萌えます。

萌え上がるような
2人のエッチはαとΩの超える超ハードな絡みが、
バキバキのエロエロの嵐に身を委ねて
ドキドキが止まりませんでした!

ホテルのお客さんで当て馬の青山、
彼もイケメンなんだけど、
ちょっと地味な存在になっているのはもったいないと思います。

椎奈のように一生懸命頑張って、
理想のα彼氏を見つけたいという
健気な純粋な想いと、
東條の完璧な男魅力、
そしてホテルの舞台設定が絶妙に絡み合って、
2人の笑顔溢れるラフラフが最高すぎで
オメガバースの甘い渦にハートも完全に巻き込まれました。

シーズン2も期待しています。

5

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